2025年3月2日日曜日

私が一番嫌いなタイプ・アメリカのウクライナ対応を見ていて思うこと

 ウクライナのゼレンスキー大統領が

戦時下だというのに、わざわざアメリカを訪問し

話し合われていた

会談が決裂したのは

もう数日前のことになる


私が見ても、これはアメリカが

余りにも無茶苦茶だろうと思った

ウクライナの鉱物資源を欲しがるのは、わかる

リチウム鉱山の株は

私だって、変えるものなら買いたいと

今でも思っているくらいだ

……ただ、買い方が良くわからない

  特定の海外銀行の口座を

  作らなくてはいけないらしいのだが

  これが、どうしても挫折してしまう……


で、外交というのは、根本的に

ギブ・アンド・テイクで

これを差し出すから、これをくれ、というのが

合理的な取引だ

これに完全に反していたのは

日本の開国の時のペリーの黒船くらいのもので

少なくとも、あれから200年

砲艦外交などは、外交とは言わなくなった

そのはずなのに


アメリカがウクライナにやっていることを見ると

どうしても、私はペリーを思い出してしまう

いうことを聞かないなら

大砲を打ち込むぞ、という代わりに

スターリンクを使えなくしてやるぞ

武器を支援しないぞ、という


理由は単純

アメリカはロシア側についたから


そもそも、トランプ政権は一次の時から

ロシアゲートと言われるくらい

ロシア、特にプーチンの支持に支えられているという

疑惑があった

二次になってから、それが明らかになってきた

それだけの話だろうと思う


ただ

私が一番嫌いなタイプは

そのアメリカに、しっぽを振って

ついていく連中だ


日本の国益は、アメリカとは違う

これに関してはゼレンスキー大統領が言ったように

「アメリカとロシアの間には

 幸せな海がある」

つまり、長い距離で隔てられているが

日本とロシアの間は近い

そして

私が一番不気味だと思っているのは

ロシアで10年以上、上院議長を務めていた

「公正なロシア」の党首

セルゲイ・ミロノフが

党のホームページで

「我々は北海道に完全な権利を有する」と

書いていることだ

ついでに言えば

このセルゲイ・ミロノフは

「日本の政治家たちが第二次世界大戦と

 関東軍の運命を完全に忘れないように祈っている」

とも書いている

これは、簡単に言うと

「ロシアに逆らったら、痛い目にあうぞ」という

脅しに他ならないと思う


先日、シン・ゴジラを見ていて思ったのだが

数年前までは

ゴジラが出たときでも、在日米軍が

戦闘機をだしてくれた

少なくとも、そうなることが当然だと

日本中、全部が信じていた

だが

今後、もし日本に何かあったら

米軍は、本当に助けてくれるのだろうか

私は、それがどうにも信用できなくなっている


日本の地理的状況はアメリカとは異なる

だから

日本には、日本の国益がある

それをほったらかして、アメリカの言う通り

そのアメリカの判断が正しいのなら、まだいいが

アメリカ国内でも、意見が分かれているようなことまで

アメリカ政府の後を

しっぽを振ってついていくようでいいのか

とても、不安になってくる


私は、日本の中の

こういう連中が、一番嫌いだったりする






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