もともとは、職場の同僚と
定年後の生活をどう送ろうかと
話していた時
同僚が、自分は無趣味なので、時間を持て余しそうだが
奥さんについて回っていたのでは
絶対に嫌がられるだろう
何か、いいものがあったらすすめてほしい、と
言われたのがきっかけだ
だが、いくつか条件がある
資金がかからず
面白味があり、突き詰めていくと深みにはまるくらい
夢中になれそうなもの
できれば、趣味友達のできるもの
少しばかり、わがままな、とは思わなくもなかったが
確かに、どれも定年後の趣味の必要条件のようでもある
それに何より、こういう分野こそ
ソバ―キュリアンの出番だ
酒を飲まない時期が長いぶんだけ
シラフの状態であちこちに首を突っ込んでいるから
良くも悪くも、ちょっとトンガリ気味の情報を
豊富に持つている
この同僚は、歴史好きで大河ドラマも良く見ている
この頃は、禅にも凝っていて
禅のお坊さんの人生相談ユーチューブを見ながら
通勤してくると言っていた
となると
私のお勧めは
御朱印集め だ
御朱印と言うのは、本来は
寺に写経を収めると、寺とのつながりの証として
くれたのだそうだが
現在では、半分スタンプラリーのようになっている
ただ
ほとんどの寺社が、郵送には対応していない
直接、神社仏閣に行って
人気のある御朱印なら、列を作って並ばなくてはいけない
寺や神社には、それぞれ古くからの歴史がある
たいていが、御祭神の解説と一緒に
境内に立て札があり、説明してくれている
歴史がわかれば、実に面白い
御朱印のデザインも、いろいろとある
ほとんどが、黒字に赤の印だ
神田明神や、明治神宮あたりはこれ一筋だが
この頃は、かなり華やかで愛らしいものもある
例えば、神田の古本屋街のなかにある稲荷神社では
節分の時には、節分草という
大きな黄色の花が描かれている
(くどいようだが、「節分草」である
「月見草」では断じてないのでお間違い無きよう)
毎年、ネコの日近くに行われる
「千代田猫祭り」の時には
限定御朱印として、ネコ御朱印も出る
私の同僚は、ネットも好きだ
なので、合わせ技として
「東京23区内・御朱印地図」
「限定御朱印の画像もアップ」
「神社仏閣の歴史や由来」
「駅からのアクセス方法も、自分の脚で歩いてポイントを書く」
「御利益ごとに分けてページを作る」
「自分の感想コーナーも」
「これを、ホームページにしてネットにアップする」
「帰りにちょっと寄れる喫茶店情報などもあるとありがたい」
と、こんな具合のアドバイスをしてみた
ネットやホームページはともかく
歴史に興味のある方、御朱印集めはおすすめだ
御朱印はたいていが500円、高くても700円
寺社仏閣はたいてい駅からは少し歩くので
体にもいい上に、散歩より目的があって楽しいかもしれない
それに、御朱印ファンは少なくないので
SNSで「趣味友」を作るのは難しくない
興味を持たれた方は是非どうぞ
ちなみに、下の写真は「いまどき御朱印」と呼ばれる
変わり種
何と、刺繍の御朱印である
これも、東京都内の神社で手に入ったりする
0 件のコメント:
コメントを投稿