定年後に、会社員時代を振り返って
何が一番、恋しくなるだろうと考えたことがある
上司、これは絶対に無い
通勤ラッシュも、思い出話にはなるだろうが
二度と体験したいとは思わないだろう
社食、はあるかもしれないが
私はそもそも昼食には弁当を持参している
さほどの思い入れは無いだろう
同僚、これも数年たてば名前も忘れてしまうくらいの
ごくあっさりとした付き合いだ
結局、あれがあればなぁ、とため息交じりに思い出すのは
一つは定期券
もう一つ、最大のものは、ボーナスだろう
という結論になった
確かに、年金暮らしになればボーナスはない
そこで
自分でボーナスを作る仕組みを考えた
名付けて「自分ボーナス」だ
仕組みは単純だ
1月分の収入で、1月+5日間、生活する
つまり、決算を5日ずつ、後ろ倒しにするわけだ
そうすると、半年後には
5×6=30
何と、決算日と次の年金受給日が
ピタリと重なる
1月分、手付かずの自由な資金が
手に入るようなものだ
この1月分は、やりくりを頑張った
自分をたたえる「自分ボーナス」として
好きに使えばいい
6カ月に一度手に入るので
年に2回、ちょうど、勤めていた時と同じ回数
ボーナスが作れることになる
私の場合、年金は月に11万になる予定なので
自分ボーナスは半年ごとに11万
これは、かなり使いでがありそうだ
贅沢なレストランでのグルメが趣味なら
その資金は
普段の収入からではなく、ここから出す
そうすれば、資金ショートに悩むことなく
心行くまで、趣味のグルメが楽しめる
ただ、資金には限度があるので
コスパはじっくりとこだわる方が良いと思う
たとえば、レストランに行くなら
ランチを狙う
ランチなら、たとえ帝国ホテルでも1万円ですむ
つまり、毎月、帝国ホテルのレストラン通いという
セレブ極まりない生活をしたとしても
年金を月に12万もらっている人なら
自分ボーナスの半分で済む計算だ
旅行なら、2万円代で
国内1泊温泉旅行に行ける
関東から京都あたりでも
新幹線とホテルのパック旅行なら2万円代
バスツアーなら1泊しても1万円代のものもある
毎日の生活を少し切り詰めても
こちらの生活をする方が、ずっと楽しいと思う
いきなり、1月と5日では
家計管理が難しい、という方には
3分割法もおすすめだ
1月の生活費を3分割して
その額で10日+2日間生活する
この方が、細かく期限が来るので
始めるにはお手軽かもしれない
1月につき、6日分ズレていくので
最後の期は、楽々生活できる、という
楽しいオマケつきだ
思い立ったが吉日、というが
これは、給料日や、年金支給日からスタートするほうが
後々の、計算が楽になる
昨日が給料日だった方
25日が給料日の方
ちょうどいいチャンスかもしれない
今月から、始めてみてはいかがだろうか
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