今日は2月22日
ニャ、ニャ、ニャ、で、猫の日なのだそうだ
こういうイベントは大好きだ
節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、お盆、などなど
一年の行事は、必ずやっている
別に、しきたりだから、というわけではない
毎日の生活に、潤いが出るからだ
現在60歳、65歳の定年までの
いわば、ソフトランディングのための準備期間だ
この5年の間に
仕事に行かなくなっても
毎日、同僚と会わなくなっても
幸せに、自分らしく生きられる
おおよその青写真を描かなくてはいけない
私の場合、その一つが
「年中行事をしっかり行う」だった
行事の用意で
小さいながら、人形を飾ったり
スーパーではあるが
しょうぶ湯用の菖蒲を買いに行ったりするだけでも
なんとなく、華やかな
心ときめきがする
それだけではない
行事には、それぞれ特徴のある料理がある
ひな祭りのちらしずし、端午の節句の柏餅
それぞれ、その季節の特徴を生かした味わいになっている
行事をきちんとすることで
カレンダーだけではない、季節感を感じることができる
一年ここまで、無事にすごせたなぁ、と
しみじみ、何かに感謝したくなったりもする
さらに
季節の飾り物を出すので
丁寧に家の掃除をするようになる
読み終わった新聞を出しっぱなしにしたりすることも
無くなってくる
今日のネコの日も
確かに、ついこの間できました、というような
かなり、いい加減なものではありそうだが
私は大のネコ好きなこともあり
毎年、乗ってしまうことにしている
ネコの日イベントは
毎年、数日分だけ前倒しで
千代田区主催で行っている
「千代田ねこ祭り」に行くのが通例
今年もしっかり出かけてきて
猫タロットで占ってもらってきた
愛猫のお土産に、猫の保護団体で売っていた
マタタビ入りのけりぐるみを買ってきたのだが
これは、喜んだのは一晩だけ
翌朝には見向きもされなくなっていた
今日は、勤め帰りに寄り道をして
和菓子屋まで遠征してきた
毎年、「ネコねりきり」を買っているが
特に今年は、絶対に行かなくては、と
ちょっとした使命感に燃えてもいた
この店は、「加賀藩御用達」が
東京に進出してきた店なのだ
「加賀藩」と言えば、「加賀前田家・百万石」
県で言えば、石川県だ
本店は、金沢にあるらしい
同じ買うなら、今は、石川県関連の店にしたい
ささやかすぎる支援ではあるが
店内は、すっかり春だった
一番目立つところには、やはり、ひなあられ
ただ、琥珀糖や羊羹を置いてある棚には
「この黄な粉は能登の大豆を使いました」
「この小豆は能登産です」
「能登の和栗でつくりました」と
小さな立て看板が出ていたりした
お目当てのネコねりきり
(正しくは「ぶち」という菓名である
猫、猫と気安く呼んではいけないかもしれない)
数は少ないが、今年もなんとか手に入れられた
もう一つ、お目当てのサクラのつぼみの練りきりは売り切れていたが
今年は、葛切りを買っていくことにした
このきな粉は、能登産だそうだ
捨て猫や、野良猫、保健所で殺処分される猫が
この世からいなくなりますように
そして、能登が一日も早く復興しますように
神様など信じていないくせに
手を合わせたくなってくる
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