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2024年9月24日火曜日

簡単で美味・薬膳を取り入れたドリンク・「梅はちみつ」

この秋の私のお気に入りのテレビ番組に

NHK教育「趣味どきっ!」の

「体ととのう おうち薬膳」がある


もともと、自然派志向ではある

ハーブの香りを使った

アロマテラピーも大好きだ

猫がいるので、アロマキャンドルや

香り付きの室内スプレーは使えない

スパイスも、猫には厳しいので

スパイスカレーを作るときは、猫は

台所には立ち入り禁止にしているくらいだ


なので、猫のことを一切心配せずに

「自然の恵み」をいっぱいに受けられる

「薬膳」には、とても興味があった

だが、たいていの薬膳の材料は

朝鮮人参だの、クコの実だのと

漢方薬屋でしか、しかも、高い値段でしか

売っていないようなものばかりで

手が出せずにいた


それが、NHKの番組では

近くのコンビニや、スーパーですぐに手に入る素材で

しかも、簡単に作れるレシピを

紹介してくれている

さすが、国営放送だ

こういう番組は、どんどん放送してほしいものだ

昨年に放送されたものの再放送だそうだが

何も、新しければいいというものでもなかろう

良いものは、何年たってもよいし

役立つものは、何年たっても役に立つ

テキストも購入して

毎週月曜日の放送を楽しみに待っている


放送の中で、特に楽しいのは

本格的なレシピを二種類と、簡単なツボを紹介した後で

ほんの数分間

まるで、余った時間を消化ように紹介される

レシピとも言えないくらいの

お手軽レシピだ

簡単なおつまみや、ドリンクなどが多いのだが


「夏場の暑さで胃腸が弱った人向け」の

「胃腸をいたわるドリンク」が紹介されていた

あまりにも簡単だったうえに

材料は、全部、冷蔵庫の中にそろっていたので

少し涼しくなったこの機会に

ホットで作ってみることにした


その名も「梅はちみつドリンク」

材料は

 ① 梅干し1個

 ② 蜂蜜 大さじ半分

 ③ 水(私は熱湯にした)  230ml

          ……私のマグカップでは、四分の三くらいだ……


作り方は

 ① 梅干しから種を取り除き、簡単にほぐす

 ② 蜂蜜を混ぜる

 ③ 湯を注ぐ

 ④ 出来上がり


どんな味になるのだろう、と

恐る恐る飲んでみたところ

美味だ、しかも、びっくりするほどの美味だ


簡単にいうなら

昔、はやったキャンディーで

カンロの「小梅ちゃん」というのがあったのを

覚えておられるだろうか?

あれに、非常によく似ている

ただ、「小梅ちゃん」より

確実に美味だ

これは、私が漬物類が大好物で

特に、梅干しは減塩でもおいしく、すっぱすぎないものを

あれこれと試した挙句

ちょっと分不相応な値段の、それでも、飛び切り旨いものを

買っていることもあるとは思うが

それ以上に、蜂蜜の働きが大きいと思う

砂糖だと、純粋な甘みだけになってしまうところを

蜂蜜の、コクやクセが

かえって、味に深みや、奥行きを与えているように思う


これで、胃腸の働きを整えてくれるのなら

しばらくは、食後のコーヒーをやめて

「梅はちみつドリンク」にしてみようかと思っている

薬膳効果もある上に

蜂蜜の甘みのおかげで

デザートや甘いものがなくても

食事の締め、という感じになってくる

食後の満足度が、とても高い


簡単で、美味で、薬膳を取り入れ、体に良い

いいことづくめの「梅はちみつドリンク」

私のこの秋のイチオシだ

ぜひお試しあれ










2024年8月12日月曜日

夏の料理は電子レンジ・ナスと豚肉とししとうの麺つゆあえ

 暑い

誰が何と言おうと、暑い

こういう時は、冷ややっこや

そうめんも美味しいが

せっかくの夏本番、夏野菜も食べたくなる

それに

私は、冷たい肉料理が大好きだ


なので、近所のスーパーで

豚肉のスライスが100グラム85円になると

必ず作る、夏の定番料理がある


その名も、ナスと豚肉とししとうの麺つゆ和え

名前だけですべてを語っているような料理だ


ナスは1本、乱切りにして水にさらす

豚肉は薄切り肉100グラム

ナスと豚肉を油であえ

めんつゆを大匙2杯ふりかけ

電子レンジにかける

大体の目安は、600ワットで7分くらいだが

豚肉に火が通り

ナスがやら若くなっていればOKだ


ししとうは洗って、ヘタだけをとり

通常はそのまま

少し大きすぎるようなら

半分に切って

豚肉とナスに追加

さらに、めんつゆを大匙2杯分追加して

600ワットで1分から2分

電子レンジにかける


これで、出来上がりだ


鍋もフライパンも使わないので

台所が灼熱地獄にならずにすむうえ

洗い物も少なくてすむので

とにかく、便利だ

味付けも麺つゆだけ

切るのもナスだけなので

とにかく、手軽で、便利で

それでいて、想像以上に美味なうえに

野菜が、「夏」を主張している


熱いまま、冷ややっこと取り合わせても美味しく

冷蔵庫で一晩冷やして

そうめんと取り合わせても、なかなかいける

多めに作れば、弁当のおかずにもなる


我が家の夏の定番メニューでもある

是非一度、お試しあれ







ししとうは、使い残しがあると面倒なので

1パック全部使ってしまう

大体、10本くらいだろうと思う


2024年7月17日水曜日

3分でできる・キュウリのおつまみ

 このところ

暑いのと寒いのがほぼ日替わりで

とうとう、体力がダウンした

ファイナンシャルプランナーの1次試験に

無事合格できて、気が抜けたことも

あることはあるのだろうか

とにかく。食欲はない、体がだるい、やる気が起きないの

三拍子そろっている


かといって、スーパーの弁当は

あまり美味しくはない、というよりも

味付けが私の好みではなく

早い話が「口にあわない」

だが、自分で凝った料理をする気も起きない


こんな時に、良く作るのが

キュウリのおつまみ

とにかく、単純な割に

味付けを自分好みにできるのと

意外に、冷ややっこに合うので

食が進まない、とはいえ

なんだかんだと言って、

きちんとバランスの取れた食事ができたりする


さて、レシピだが

レシピというほどのものではないが

①キュウリ1本を洗い、ピーラーで

 寅目に皮をむく

  ……面倒なら向かなくてもよいが

    その分、ちょっとだけ味がしみなくなる……

②1センチくらいの輪切りにする

③中華風チキンスープのもと、ごま油、すりごま

 チューブニンニクで味付けをする

 あれば、千切り唐辛子をかける


これだけである

あとは、冷蔵庫に入れて、しばらく放っておけば

きれいに味が染みてくる

チキンスープの素だけは、

少し塩気がついているので

最初のうちはいれながら味見をした方が

いいかもしれないが

調味料などは、全部適当でいい、というより

自分好みの味付けにしていけばいいと思う

私はニンニクが好きで

油っぽいのはあまり好きではないので

ニンニクはチューブで3センチくらい

ごま油は材料の上に半円を書く程度に

サッとかけるが

これは、全くのお好み

ニンニクが嫌いな方は

チューブショウガと青じその方が

お好きかもしれない

それこそ、「お好み次第」だ


キュウリは水分が多く

体を冷やしてくれる効果もあるらしい

お互い、体を大事に

何とか、この夏を乗り切りましょう




2024年6月20日木曜日

切ってあえるだけ・3分でできる山芋のポン酢しょうゆあえ

 今日は比較的涼しくて

過ごしやすい一日だったが

こうまいにち、気温が変わられては

体がバてきってしまい

とにかく、食欲がわかない


そうめんか、和風パスタなど

あっさりしたものが食べたい、とはおもうものの

食欲以前に、鍋に熱湯を沸かして

麺をゆでる、と考えただけで

あまりの暑苦しさに、げんなりしてしまう


こういうときには、切ってあえるだけの

あっさり料理がいい

手順はあっさりしていて

火を使わなくて、パワーのつくもの、となると

何と言っても、山芋だ


山芋もすりおろして

マグロの刺身ほんだし

山かけにするのも美味しかろうとは思うのだが

山芋をすりおろす気力もないので

今日は、あっさりと、切ってあえるだけにした

レシピなどというほど、御大層なものではないが

しいて、レシピを書くなら


① 山芋を短冊切りに切る

  ……短冊切りでなくても、拍子切りでも

    とにかく、食べるときに口の周りについて

    かゆくならないような大きさに切ってあれば

    全く問題なしだと思う……


② 切った山芋に、ポン酢しょうゆをかける

  ……ポン酢しょうゆが無ければ

    かつお風味のほんだしをパラパラ

    酢を一回し

    醤油は、かつお風味のほんだしが結構、塩気が多いので

    しょっぱくなりすぎないように

    ほんの、一たらしくらいにしておくのがコツだ……


原則的には、これで出来上がりだ

山芋を着るときに、滑らないようにさえすれば

何も、手のかかるところはない


原則を超えて、少し手をかけたいなら

トッピングに、梅肉(チューブで売っている)

しその千切り、刻みのり、豪勢にイクラなどを

のせると

色どりもキレいなうえに

味にコクが出てくる

お好みで、チューブワサビや、しょうがを加えて

味変をしても楽しいと思うが

ワサビとショウガは好き嫌いがはっきり出るので

そこは、自己責任でお願いしたい


ちょっと、居酒屋で出てくるメニューのようで

私はどんどん箸が進んでしまい

気が付くと、山芋半分を一色で

ぺろりと食べてい足りする

すると、気のせいもあるのかもしれないが

翌日の朝の目覚めが良く

元気はつらつ、ブリーフケースを振り回す勢いで

仕事に出られるのだ


簡単で、すっきりとさわやかで、スタミナがつく

ローカロリーな野菜料理

酸っぱいものがお嫌いでなければ

是非、お試しあれ




2024年6月18日火曜日

朝食が好きだ

 一日の三食

コーヒーブレイクの間食を入れれば

五食になるが

一日の五回の食事の中でも一番

朝食が好きだ


朝食の、どこか陽気で

栄養素は豊富だが、軽やかなメニューも好きだが

多分、これから一日が始まる、という

期待感も味に含まれているのだろうと思う


仕事のある日の朝は

さすがに、コーヒーとパンか

シリアルとフルーツくらいにするのだが

実は、今日は有給休暇をとった

何をしても良いお休み日、というよりも

私の住んでいる関東地方は、大雨の恐れ

作に、帰宅時間くらいに

刑法級の大雨が降る、と予想されていた

露骨にいうと、「帰宅難民になってはたまらない」

それがホンネだ

万一電車が止まったとして

一晩、我が愛猫の食事と水の世話をしてくれる人がいない

ホテルはすぐに満室になるだろうし

タクシーなどは捕まると思う方がどうかしている

かといって、駅のベンチで一晩を明かすほどの

体力は、すでにない

となると

役職定年の年も過ぎている

私がやらなくてはいけない仕事も

急ぎの重大案件も、何もないのだから

ここはのんびりと

「君子危うきに近寄らず」の精神で

有給休暇としゃれこんだ


となると

やはり、朝食は少し凝りたくもなってくる


飲み物は、ミルクとヨーグルトを

スムージー作り機で混ぜて作った

手製の「ヨーグルトドリンク」

どちらも、低脂肪のものを使ったので

市販品よりヘルシーだ


イチゴは、家庭菜園で実ったものだ

サイズは小さいが、飛び切り味が濃く

なんとも甘酸っぱい


サラだは、レタスをちぎったのと

スーパーで安売りになっていた

「香味野菜パック」を使った

ドレッシングは市販品だが

キューピーのシーザーサラダドレッシング

私の一番好きなものをかけている


鶏の手羽と、焼きブロッコリーは

以前書いた、焼くだけのオーブンメニュー

昨晩、多めに作っておいた分を

朝食に回した


トドメのパンは、スーパーのタイムセールに出ていた

リンゴのデニッシュ


これを、私は早起き、というよりも

毎朝五時半くらいには

愛猫が泣き叫んで、起こしに来るので

やむなく朝方になっているだけなのだが

そのおかげで、NHKのBS4k

クラシック音楽のリサイタルの中継録画が

見られる、というか、聞けている

今週は、オペラアリアのプログラムだが

これが、私の朝食のBGM、という

マリー・アントワネットだって、これほど優雅な生活は

していなかっただろうと思うくらいの

実に華麗な一日の幕開けになっている


今日は、豪雨ということで

外出は控えることにした

朝のウォーキングをやめる代わりに

家じゅうの「中掃除」をやってみた

年末の「大掃除」丈では

あまりに負担が大きいので

六月くらいに、一日か二日がかりの

「中掃除」をしておくことにしているのだが

丁度今日は六月、半年経過した日なので

タイミング的にもベストだった


とはいえ

私の住んでいる地域では

夕方くらいから、雨が弱くなってきて

夜、帰宅時間には完全にやんでしまった

こうなると、なんだか

何のための有給休暇だったのか

少し、胸がモヤモヤはしてくるのだが

まあ、家がきれいになったのだから

終わりよければ全てよし、とすることにしよう


それに

もうすぐ、明日の朝食の時間になる

食事のメニューのことでも考えながら

ゆっくり眠ることにしよう









2024年6月13日木曜日

「カジュアルおばさん」なんて吹っ飛ばせ!!

 ツイッター(今ではXというらしい)の

トレンドワードに

「カジュアルおばさん」というのがあがっていた

何だろうと思って開いてみたら

いい年をして、若づくりだ、と

特定のファッションを

小ばかにした言い方であることが分かった

どうやら、ファッション雑誌か、ブログか

そのあたりに載っていた記事らしく

「カジュアルおばさん」の実例写真と

「カジュアルおばさんにならないためのおすすめ」

写真が隣り合わせに載っていた


最初に見たとき

これを書いた人は、ファッションが

好きではないな、と思った

「カジュアルおばさん」の特徴は

ロゴTシャツ、デニムパンツ、スニーカーという

年に似合わない若作り、だそうだが

そもそも、私の周りの20代で

このような服を着ている人は、一人も見ていない

若作り、どころか

20代前半のファッションではないはずだ


それに

実を言うと、私の息子の奥さんが

このパターンだ

だが、これは決して「若作り」ではない

幼い子供がいるからだ

幼児というのは、決して大人のミニチュアではない

大人からは考えられない行動をする

例えば、公園に遊びに連れて行っても

少し目を離すと

公園でも、突然どこか、あらぬ方向に向けて

全力ダッシュをかますのが、幼児だ

それを、パッと立ち上がって、すぐにフルスロットルで追いかけ

危険が無いように、守るのが保護者の務めだ

スニーカーは、すぐに走るためのもの

Tシャツとデニムパンツは

子供がによごされても、ショックも受けないですみ

すぐに洗えるような服装

私に言わせれば一種の「子育て戦闘服」だと思っている


仮に、「若作り」が高齢世代を指しているとしても

シニアになってから、デニムパンツが履けるなら

むしろ、ブラボーだ

スタイルを維持するのには

かなりの努力をしていたことだろう


それに、「カジュアルおばさん」と

言われている人の写真を見ても

私は、そう悪くは思えなかった

むしろ、この手のタイプの人は

保護者会や、自治会に必ず一人はいて

周りから、かなり頼りにされていたように思う

そして、その人の持っている、

いわば「陽」のエネルギーが

ファッションと相まって

実に、その人らしい個性になっていたように思う


私の住んでいる町内会で

バーベキュー大会をやったときに

数十件の参加家族の間を見て回り

火のつけ方、焼き加減、炭の組み方などをアドバイスし

初対面の家族とも明るく話し

場をも盛り上げ支えてくれた役員さん、数人が

全員、このタイプの「カジュアル女子」

私に言わせれば「元気印」女子だった


そもそも、ファッションなど

好きなものを着ればよいのであって

他人がやいやいいうことでは無いと思う

私に言わせれば、白を着る方が

天然のラフ版のようになって

肌がきれいに見える、のだが

着る人が、白は汚れやすいからイヤ

こっちの色の方が好きだから、こっちを着たい、というなら

それが一番だろうと思う

服、化粧、アクセサリー、すべてを

自分を「アゲる」ためのアイテムに使って

ファッションで幸せになればいいと思う

何しろ、好きなことを楽しんでいる人の持つ

『陽』のエネルギーはたいしたもので

見ているだけの周りの人にも

いい意味で、伝染してくる

このエネルギーたるや

白はラフ版だ、などと言っている次元を

軽く超えてくるのだ


Xのコメントもほとんどが

好きなファッシょンを楽しめばいい

大きなお世話、というものだったので

私としては、ますます溜飲を下げた、というところだ


そして、これはささやかな願いではあるが

今の60代は、まだまだ若く

男女ともに美しい

とはいえ、全盛期と比べれば

体型のゆるみや、肌の衰えは隠せない

なので

ゆるんだ体型をうまくカバーできるデザイン

年をとって、黄色が強くなってきた肌に

移りのいいカラーリング

服を着ることが楽しくなるような

遊び心のあるデザインの

シニア向けブランドを、作ってもらえないものだろうか

夏木マリがウーバーイーツの広告で着ているような

パンク風ファッションなども

何のしがらみもなくなった、シニアだからこそ

人目を気にせず着られる、着てみたい

という人もいるのではないかと思うのだが

どんなものだろうか


ちなみに

これがもともとの

「カジュアルおばさん」のファッションと

「カジュアルおばさん脱却・おすすめコーデ」だそうだ

私は、ファッションやデザインには全くの素人だが

おススメの方を見て、一言だけ言わせてほしい


この暑いのに、ジレやらジャケットやら

ドラクエの主人公のようなズルズルなんて

着てられると本気で思ってるのか?


おあとがよろしいようで






2024年6月11日火曜日

簡単すぎるのに美味しい!!超ズボラなブロッコリーのオーブン焼き

 私が一番よく見るテレビは

間違いなくNHKで

しかも、教育テレビ、というのか

つまり、第3チャンネル、というと

妙に真面目そうに見えるのだが

真面目、というよりも

これが、実に貯めになって面白い


目下、頭にドがつくほどはまっているのが

火曜日の夜十時からやっている「シェフの休日」

30分の番組で、それぞれのジャンルの有名シェフが登場し

……と言っても、私は

  全然、存じ上げない形ばかりだ

  私が知っているシェフと言えば、道場六三郎と

  不倫で名高い鳥羽某だけなので

  これは、間違いなく私のせいなのだが……


30分の番組で

休日、シェフが自宅でどんなふうに

過ごしているかを見せてくれる

台所も、食卓も、食器も、全部、自分の家のものだ

これが、なんともくつろいだ

伸びでもしたくなるような、絵にかいたような

穏やかな休日で

食事は、面倒にならないように

美味しいものを3品ほど

瞬く間に作ってみせる

番組のために作るというより

本当に、自分たちが食べるから

食べる分をササッと作る、という感じだ


料理のメニューは簡単で、垢ぬけている

先週の放送を見て、私が覚えたのは

「ブロッコリーのオーブン焼き」


ブロッコリーは、茎が美味しい野菜なので

房の部分だけではなく、茎を食べられるように

というか、とにかく焼いてしまうので

多少は硬くても

少し噛めば、きちんと食べられるし

また、固い部分が美味しかったりする


レシピは、簡単すぎるほど簡単だ

ブロッコリーを房ごと、4等分する

つまり、買ってきた茎をそのまま

縦に2つにわり

それをもう一度半分に切る

これを、そのままオーブンに入れる

200度のオーブンで、15~20分焼けば、出来上がり

食べるときに、カレー粉とオリーブオイルを

軽く振りかけると、より美味だ


オーブン料理のありがたいところは

焼けるまでに、ほかの仕事ができることだ

私は、グリーンサラダと、簡単なスープを作っている

丁度焼きあがるころに

一食分の支度が出来上がる


番組では、焼きブロッコリーの上に

ゆでた豚しゃぶと、薄切りで水にさらした玉ねぎを

載せていたが

私は、もっとシンプルに

カマンベールチーズを一緒に焼いて

焼けたブロッコリーに、とろけたチーズをつけて

即席チーズフォンデュにして食べている


私の近所のスーパーでは

賞味期限が近くなったブロッコリーは

2茎150円で売っている

まさに、我が家のためにあるようなメニューだ

もっと言えば

この焼きブロッコリーは

小さく切れば、翌日の弁当にも持っていける

この時には、さすがにドレッシングをかけるが

大きく切ったベーコンと、焼きブロッコリー

シーザーサラダのドレッシングに

燻製チーズと、家庭菜園で撮れたミニトマトの

ヘルシー弁当は

私の大好物の一つだ


焼気ブロッコリーは本当に美味しいので

是非お試しあれ

ゆでるよりも甘みが凝縮されるのと

捨てることろがない、SDGなレシピ

少なくとも、私は大のお気に入りだ



2024年6月3日月曜日

本当に3分でできる夕食・焼き肉モドキ

 この頃は

暑い寒いの差がありすぎて

風邪をひく、というほどではないが

どうにも体調がすぐれない


こういう時は、あまり凝った料理は作りたくない

かといって、スーパーの総菜も

特に食べたいと思う者もないし

外食するよりは、早く家に帰って

雷が怖くて震えている愛猫を

少しでも慰めてあげたいと思う

……私は自他ともに許す猫バカである

  正直、息子か愛猫か

  どちらか一人を選べと言われたら

  迷うことなく、愛猫を選ぶ程度には猫バカだ……


こういう時の料理は、肉と野菜をがっつり、に限る

肉と野菜をがっつりイケて

3分で済む料理

一つだけある

焼き肉モドキ

つまり、家庭用鉄板焼きモドキだ

先日、ニトリで一人用鉄板焼き器を買ったので

鉄板焼きにしようと思えばできるのだが

今日は、あまりにくたびれた

鉄板焼きを出す気力すらない

なので

鉄板焼きに使う材料を全部

フライパンで焼いてしまう

「鉄板焼きモドキ」にすることにした


豚肉のスライスと

野菜炒め用の野菜パックを二つ

あればキノコ

その辺を買ってきて

テフロン加工のフライパンに

土さっ、と全部開けてしまう

準備はこれだけだ


中火でそのまま放っておいて

その間に、着替えた服をハンガーにかけたり

丁寧にうがいをしたり

愛猫を、大丈夫、怖くない、と

膝にのせて、なでたりしているうちに

いい香りがし始めたら

キッチンに戻って、肉と野菜を軽くいためて

全体的に、火が通るようにする


根菜類、特に玉ねぎに火が通ったら

火を止めて、仕上げの味付けに

焼き肉のたれをぶっかける


丼に白飯をもりつけ

そのうえに、焼き肉のたれをまぶした

野菜と肉を、ドサッと載せて

「焼き肉丼」の完成である

レトルトの、シジミのスープと

家庭菜園でとれたイチゴを用意して

意外や意外、豪華な夕食の出来上がりである


コツは、火の通りが早くなるように

スライス肉を使うこと

牛肉でも悪くはないが

肉の味が上品すぎて

野菜炒め用の野菜2パックと一緒にすると

味が野菜に負けるような気がする

少なくとも、私は豚肉の方が好きだ


早い上に、やることはほとんどない

皿洗いは、丼とフライパンだけという

頭に超のつく、お手軽コースである

それでいて、焼き肉のたれのおかげで

かなりおいしく出来上がる

焼きすぎても、一切問題はないどころか

焼気が足りないより、ずっとおいしくなるので

料理として、気を遣うところも何もない


まさに、ズボラ人間大勝利、の

レシピである

疲れ果てたとき、食事を作りたくないとき

是非お試しあれ

ズボラ万歳!!




2024年5月7日火曜日

本当に3分でできる・美味しすぎる三つ葉の混ぜご飯

 いよいよ春たけなわ

ゴールデンウイークも終わり

今日から出勤で、少しバテ気味

さわやかで、さっぱりと

あまり手はかけずに

それでいて、自分好みのものを

食べたいときに作るのが

このメニュー

「3分でできるのに美味しすぎる

 三つ葉の混ぜご飯」


作り方、というほどのものでもないほど

簡単なのだが

① 炊飯器でご飯を炊く

② 三つ葉を五センチくらいにざく切りする

③ 炊飯器の中に直接

  顆粒だしのもとと、三つ葉

  あれば、すりごま、かつお節1パックを加え、

  混ぜる

出来上がり


ちなみに、三つ葉は少々大きめでも

ご飯の熱に当たって、しんなりするので

問題なし、というよりも

私は、少し大きめに切って

「三つ葉」にたっぷり自己主張を

してもらう方が好みだ


三つ葉はスーパーで売っている物

値引きになった小さな束を

まるまる一つ使ってもいいが

私は、自家製の家庭菜園から

10本ほどつんできて作っている

まさに、晴耕雨読という感じで

古代中国の竹林の七賢か、

NHKの人気番組、大和尼寺精進日記のようで

その点も、気に入っている


味付けだが

私は、かつお風味のほんだしで

十分なのだが

人によっては、塩気が足りない感じが

するかもしれない

その場合には、しょうゆを加えるのが

おススメだ

ただ、せっかくの白米と三つ葉の

春らしい色のコントラストが

なんとなく、茶色っぽい

アースカラーになってしまうのが

残念といえば残念だが

香りは、ほんだしだけよりも良いかもしれない


バリエーションとしては

ほぐした鮭の瓶詰があれば

一緒に入れても、カラフルになるし

切り昆布の佃煮なども

なかなか味がしまってくる

つまり

冷蔵庫に残っている物を

お好みで足してくれれば

よほど妙なものでない限り

なんでもあうと思う


炊飯器の内釜に直接入れて

その場でまぜてしまえるので

あとの洗い物が少ないのも

ポイントが高い


合わせる料理としては

何と言っても、冷ややっこ

あっさりとした焼き魚

枝豆なども、ピッタリだ


楽しみにしていたゴールデンウイークは

終わってしまったが

勤めの後の、少し疲れて食べる好みの夕食も

それはそれで、また、楽しい

ささやかながら、毎日が本当に幸せだ




2024年4月5日金曜日

★花金の夜のお買い物

 今日は金曜日

今週も一週間

暑い日も寒い日もあった中

体調も崩さず、良く頑張りました

勉強も、そこそこ進めて、お見事です


と、自分で自分をほめて

……一人暮らしだと、誰からも褒めてもらえないので

  自分で褒めるしかない

  懸命に働いて、自分で自分を養う暮らしは  

  ある種、とても正しいものだとは思うのだが

  この、「自分で自分に話しかけている姿」だけは

  ちょっとアブナイ人に見えそうで

  人前には出したくないものの一つだったりする……


ということは

明日は、一つだけ好きなことをして

遊んでいい日にしよう、と決めた

一つだけなのは、勉強のノルマが終わっていないから

そして

日曜日には、楽しみにしていた映画が

公開になるので

見に行きたいと思っているから

日曜の分も、土曜に勉強しておかなくては

いけないな、と思っているからなのだが


日曜のことを考えると

あまり、時間は取れない

家にいてできる、ずっとやりたかった

面白そうなことといえば、と少し考えて

思いついた


スパイスカレーを作ること


昔らか、興味はあった

ネットでは、比較的簡単だと書いてあった

だが、なんとなくタイミングが合わなくて

……一人暮らしだと、こういうことはよくある

  作りすぎてしまったレバーパテを

  そろそろ食べきらないといけないとき

  なべに煮込んであるおでんが

  どう見ても、三日分はあるとき

  冷蔵庫のナスがしなびかけているとき……

  

今日のように、ちょうどよく、サラダの食材だけが

手元に残っている、などというタイミングは 

なかなか訪れない

今日こそ、ネットで言うところの

「奇跡の週末」のプロローグ

いざ、材料を買い出しに行こう、と決めた


通勤電車を途中下車して

100均でスパイス四種類

ターメリック、ガラムマサラ、クミン、チリペッパー

ダイスカットトマト

スーパーで

クミンシード、コリアンダー

家にあるので、買わなくていいのが

鶏肉と、玉ねぎ、ヨーグルト


材料はこれだけなので

新しく買った材料費は800円くらいだった


ネットによれば

ポテトを使わないので、煮込む時間も少ないうえに

意外に簡単にできて、お味は本格派

むしろ、ルーを使うタイプのものより

美味しかった、という人もいるくらいだ


何事も、まずは挑戦だ

上手に作れたら、私のクックブックの

殿堂入りレシピにしようと思っている


勉強の前に、片付けがてら

今日の戦利品をずらりと並べてみた

なんとなく

早く明日にならないかなぁ、などと

遠足の前のような気分になってきた


美味しくできたら、写真と作り方をアップする予定だ

もし、報告が無かったら

そういうことだと思って

どうか、つっこまずに流してほしい





2024年4月2日火曜日

★今夜のメニューは「あげない天ぷら」

 役職定年になってから

自然に残業もなくなり

そうなると、自然に勤め先を出る時間が早くなり

この頃は、日のあるうちに

自宅のある駅までたどり着けることも

多くなってきた


帰宅途中に、ぶらりと足を延ばして

駅前の桜並木が終わるところまで

花見がてら、ぶらぶら歩き

ついでに、桜並木の終点近くにある

ちょっと大きなスーパーに寄ってみた


スーパーというのも、通ってみるとなかなか面白いもので

私が普段行くのは

とにかく、単価が安いけれど

総菜類はあまり美味しくはなく

品ぞろえも、ちょっと知名度の低いメーカーだったり

トップメーカーでも

少し凝りすぎて、あまり売れ行きの良く無さそうな

味付けのものだったりしている

私が今日行った、桜は見られるけれど

かなり遠回りのスーパーは

普段行くところよりも、約2割高いけれど

少し高級感のある食材や

目新しい品を並べている


ハーブティーの種類も、3倍くらいはある

名店のショップも入っていて

デパ地下気分、というと、少し言い過ぎではあるが

ショッピングを楽しむ気分になってくる


春野菜も、タラの芽やフキノトウ、タケノコ、ウドと

あく抜きに手はかかるけれど

この時期には、一度は食べたいものがいろいろ

どう食べようか、と思い悩みつつ

店内を歩いていると、目玉商品のコーナーに

面白いものを見つけた

「あげない天ぷら粉」


へえ、と思って手に取って

解説を読んでみると

この粉を水でとき、てんぷらの衣のようにまぶしつけ

フライパンで、多めの油で焼けば

精進揚げの出来上がり、なのだそうだ


てんぷらは大好きだが

健康診断で、食事に注意と言われたばかりだ

それに、油がはねたり

揚げ油を捨てにくかったりと

料理以外のところで、妙に手がかかるので

自分では作らず、もっぱら外食か

総菜を買うことにしていた


だが、これなら作れるかもしれない

しかも、今日はこれが特売だ

冷蔵庫の中には、ニンジン、玉ねぎ、桜エビがあるので

かき揚げもつくれる

それに、春野菜の天ぷらは

考えるだけでも魅力的だ

これは、料理のレパートリーを増やせという

天の声に違いない、と解釈し

「あげない天ぷら」粉をかごに入れた


なので

今晩のメニューは

・とろろ汁

・焼きあつあげ

・鶏モモ肉とナスのレンチンホットサラダ

・桜エビのかき揚げ、ハス、ジャガイモ、大葉、バナナの天ぷら

に決まった


大葉は、数日前に半値になっていたのを

ホクホクと買い込んできたは良いが

使いきれずに、どうしようかと困っていたところなので

精進揚げには、丁度良かった


春野菜はどうしたのか、と言われそうだが

初めて作る料理は

どうしても失敗になりやすい

せっかく買ったタラの芽や、フキノトウを

ぐしゃぐしゃにしてしまったのでは

残念の極みになりそうなので

迷った末に、今日は止めておくことにした


その代わりに、作ることにしたのが

ポテトとバナナの天ぷらだ

サツマイモの天ぷらが美味なのだから

ジャガイモも美味だろうと思う

おそらくは、フライドポテトのような感じに

なるのではないかと

これは今から、かなり期待している


バナナだが

これも、たまたま安売りになっていた

バナナは、加熱した方が味が濃く

とろみもついて、美味になるのは

ジャムを作ったときに学習した

それなら、てんぷらにしても悪くはあるまい

もし、口にあうようなら

私の大事な秘伝のレシピに加えるし

もしダメなら、二度と作らなければいいだけの話だ


今日の夕食は

ちょっとした冒険気分で

いざ、スタート

(結果は後日ご報告したい)



2024年3月5日火曜日

★今日はレバーパテ制作日和

 私の住んでいる関東は

昨日の夜から天気が悪く

Xでは、「めちゃ雪」がトレンドワードに

入るくらいになっている


こういう日の夕食は、鍋物と決まっている

今日は好きなテレビも無く

かといって、これだけ寒いと

じっと座ってビデオを見ていても、足元が冷えて仕方がないが

3月になったのだし、あまり暖房も使いたくない


こういうときは、私はちょっと手間のかかる

「煮詰める」系の料理を作ることにしている

くつくつと煮込んでいるうちに

部屋の中も温まるし

少しずつ体を動かすので

あまり寒くもなくなるし

暖かくなったころには、手製の「うまいもの」が

冷蔵庫で出番を待っている、という

いいことづくめだ


今日は、ちょうと数日前に押し入れの奥からレスキューした

スープ作り機に着いていた

ミキサー機能を活用して

レバーパテを作る予定だ


私の近所のスーパーでは

鶏のレバーは100グラム50円

ただ、250グラムの、一人暮らしには多すぎる分量なのが

難点といえば、難点だ


作り方は、至って簡単で

レバーの腺や、血の塊などを取り除いて

適当な大きさに切って、水につけておく

水は時々取り換える

水がやや透明になり、底が見えるようになるまで、が

一応の目安だ

つける時間は

本来は30分でも大丈夫なのだが

私はこの間に、ほかの材料の準備や

夕食後の皿洗いなどもやってしまうので

結局、1時間から2時間、つけていることが多い


冷蔵庫の中の香味野菜、ニンジン、セロリ、玉ねぎを薄切りにする

セロリとニンジンは半分、玉ねぎは4分の1が目安だが

私は、冷蔵庫の残り野菜の掃除、の勢いで

とにかく、薄切りにしてしまう

切れたら、チューブニンニクを5㎝くらい絞って

野菜全部を鍋に入れ、オリーブオイルで炒める

ここは、神経質にならなくていい

あとで、全部煮込んでしまうからだ


野菜に火が通ったら、水を切ったレバーを入れる

赤ワインを半カップ、ブイヨンキューブ1個

あとは、レバーの匂いを消すために

ローリエの葉二枚くらいと、好みのハーブを入れる

私は、庭で育てているローズマリーを

枝ぶりを整えるための剪定がてら、収穫することが多いので

乾燥ローズマリーを大匙3敗くらい投入している

ワインは、プラスチックのビンに入っているような

1本300円くらいのもの

これを、汁気が亡くなるまで、弱火で煮詰める

大体30分強、というところだ

肉も野菜も、頃よく煮詰まってくると

部屋はポカポカ、しかも、家じゅう

なんとも言えない、良い香りが漂ってくる


この先は、ミキサーの出番だ

まず、鍋の中身を熱いままミキサーにかける

汁気が無いので、最初はなかなか

ミキサーが回転せず

きれいに細かくならないと思うが

気にしなくて構わない


ミキサーにかけているうちに

だんだん冷めてきて

人肌より少し低いかな、という程度になったら

最後の仕上げに、バターひとかけらと

生クリーム50CCを加えて

ミキサーにかける

たいていの生クリームが200CC入りなので

四分の一を目分量でいれれで良いと思う

これは、植物性のホイップクリームで構わない

(ちなみに、私はスジャータ低脂肪を愛用している)


生クリームが入ると

突然、という感じで

少しパサパサ感のあった肉+野菜が

とろりと一つにまとまってくる

私は、ここで少し丁寧に時間をかけて

自分好みの細かさになるまで調節している

ちなみに、私はブイヨンキューブの塩分で十分なので

塩は入れてはいないが

味の調節をしたい方は

この段階で投入、30秒くらいミキサー、がおすすめだ


ミキサーが出てきてからは、10分かからない

難しいところも何もない

デメリットをあげるとすれば

難しくはないが、煮込むのに時間がかかる

生のレバーを触るのは、気持ちが悪いかもしれない

その程度だ


臭みは全くない

私個人としては、デパ地下レベルのできだと思っている

そのうえ、材料費はレバーと生クリームくらいなので

お値段的には、10分の1もしない

出来上がりの分量は相当に大量で

保存パック一個分、蓋が閉まらない程度になるので

数日間は朝食が、レバーパテ+ベビーリーフ のサンドイッチに

ならざるを得ないのだが

それでも、少なくとも私には一度も飽きがこない


それに、これだけたっぷりあると

休日のブランチに

「レバーパテのパスタ」が食べられる

レストランで購入したものでは

コスト的に、こうはいくまい、と

そこはかとない優越感(誰に対して?)を味わえる


今日は急いで帰って

鍋を食べて、パテを作ろう

そう思うと、それだけで楽しくてならない





2024年2月24日土曜日

★三連休だと何をしていいのかわからないあなたに送る・おやつ作りの楽しみ

 二月に入って二度目の

「奇跡の三連休」

私は人ごみが嫌いなのと

役職定年になって、ある程度自由に

午後三時間程度の有給休暇が取れるようになったので

街場にはでかけず

ほとんど家と、近所の散歩で過ごしている


明日ももう一日、好きなことができると思うと

心底ワクワクするのだが

スマホを見ると、友人から意外にも

「やることがない」

「退屈だ」

「集まらないか」

等のメールが届いていた


「まだ二日目、どうする定年後」と返信したら

「何かおすすめないか?」と戻ってきた


万人向けに、おすすめできるものとして

簡単な、おやつ作りはどうだろう

本格的にケーキやパイを焼くとなると

それなりの道具も必要だし

材料費もかかる

だが

遊び半分で、楽しく、ちょっとした暇つぶしに作る

罪のないおやつ類なら

費用もかさまず、台所もよごれず

後片付けに苦労する必要もない

面白いと思えば、本格的にやってみればいいと思うが

ほんの入門編として


① 焼き芋

  電子レンジのクックメニューに

  「焼き芋」は無いだろうか

  もしあれば、最高だ

  スーパーに行って、サツマイモを買ってくる

  野菜用タワシで、泥が残らないように

  ごしごし洗って

  あとは、四分の一程度に切って

  レンジに入れ、「焼き芋」のボタンを押すだけ

  放っておいても、20~30分後には

  石焼きイモの屋台なみの焼き芋が出来上がっている


② ゼリー

  スーパーに行き

  ゼラチンと、好きなジュースを買ってくる

  ゼラチンの箱の後ろに

  ジュースとゼラチンの割合などが書いてあるので

  その通りに

  ゼラチンを水でふやかし、10秒ほどレンジにかけて

  完全に溶かし(解けなかったら、もう10秒)

     箱の裏に書かれているレシピの

  割合通りのジュースに混ぜ

  容器に入れて、冷蔵庫に入れるだけだ

  冷やすと甘みを感じにくくなるので砂糖を加えるのがコツだが

  面倒くさい人は、分量の水に少し濃いめになるように

  インスタントコーヒーを入れて

  コーヒーゼリーにするのがおすすめだ

  コーヒーゼリーじたいは

  甘みの無いブラックコーヒーのゼリーになるので

  ミルク系の甘み

  スーパーカップあたりの安いアイスか

    (ケチなのではない、その方がコーヒーの味を殺さず

   美味しく食べられるのだ)

  ホイップ済みの生クリームを買ってきて

  上にかざるようにのせて、提供するのがおすすめだ


③ 砂糖豆

 うちの近所のスーパーでは

 節分の豆の残りが安く売っている

 それをごっそりと買ってきて

 (400グラムくらい)

 豆の半分の重さの砂糖を、大匙4杯の水で溶かす

  (豆100グラムに対し、砂糖50グラム、水大匙1杯の

 割合になる)

 とけたら、大豆を入れる

 砂糖が白っぽくなったら、火からおろし、冷ます

 ちなみに、私は抹茶を入れて

 ほろ苦くしたものが好みだ

 密閉ビンに入れて、小腹のすいた時にポリポリやっている

 昔の、雛あられに入っていた砂糖豆が好きだった方には

 ぜひともおすすめだ


単純だが、出来上がりはけっこう美味しい上に

予算は500円くらいで済む

何より、家族に好評で

特に砂糖豆は良くリクエストされた

退屈しのぎに、ぜひおすすめだ



2024年2月20日火曜日

★切って7分チンするだけ・簡単でボリューミーな「ナスとチキンのレンチンディッシュ」

 今日は疲れた

急に暑くなったせいか

体がだるくてシャッキリせず

帰りの電車では、ほぼ一時間

本も読まずに爆睡したというのに

まだ眠い

おなかはすいているが、手のかかるものは作る気力がない

スーパーにお惣菜を買いに行く気力もないが

こういう時だからこそ

インスタントは食べたくない


こういう時の夕食は何にするか

私の必殺技の一つ

「ナスと鶏肉のレンチン」だ

基本の作り方は

①鶏肉を切る

 あまり大きいと、後のレンチンに時間がかかるので

 親指1~1.5本くらいの太さと長さに切る

 鶏肉は、ムネでもモモでもささみでも

 骨がついていなければなんでもいい


②気力があれば

 鶏肉を軽く塩もみしておく

 これは、鶏肉は味がしみこみにくいのと

 少し、水気を出しておくためだ

 ひと手間で味は良くなるが

 面倒なら、やらなくても構わない

 

③ナスを切る

 ヘタを取って、半分に切り

 あとは、鶏肉と同じくらいの太さに切るだけだ

 長さは気にしなくていい

 後でレンチンにかけるので、しんなりするからだ


④耐熱皿に並べて

 500ワットなら7分、600ワットなら6分チンする

 つまり、一番大事なところはレンジまかせ

 ぐったりと座っていれば、ほぼ出来上がる


⑤最後の仕上げをする

 かなり水が出ていると思うので

 水は捨て、調味料であえる

 これは完全にお好みだが

 私のレシピは、オイスターソースをふた回し

 しょうゆを、隠し味程度

 味の素を一振り

 チューブショウガはどっさり

 それから、私はチキン南蛮が好きなので

 酢を一回し半、砂糖小さじ半分くらい入れるが

 チキン南蛮に執着の無い人なら

 酢と砂糖は無くても構わないと思う

 

これで、出来上がりだ

暑いうちに、ガシガシ食べるのがよろしい


これに、もうちょっと手を加えたいときは

厚揚げと、野菜を加える

私は、厚揚げも大好きで

冷蔵庫にはいつも予備がある

レンジでチンする間に、トースターで厚揚げを焼く

焼けたら、一口大の、さいの目に切って

ナスとチキンに合わせる


葉物野菜は、なんでもいいと思う

ネギなどがあれば、おあつらえ向き

ナスと一緒にチンするが

ニンジンを細く切ってもいいし

三つ葉をどっさりと混ぜ込んでもいいし

私が良くやるのは、サラダ用にカットされている野菜

洗わなくていいものを半袋くらい

どさりと混ぜて、一緒にあえてしまう

大根などが入っていると

特にしんなりとして、美味しさもアップするように思う


ナスと鶏肉の分量だが

こだわらなくていい

私は、特に肉を半端に残すと

そのまま、使うのを忘れて

冷蔵庫の中でいたませてしまうことが多いので

一パック、全部使ってしまう

ナスも大きいものも小さいものもある

特に、私はいつも「訳あり不ぞろい野菜」を愛用しているので

普通の大きさだと、何個分になるのかが

もう一つ、ピンとこない

だが

肉が多ければ、「肉の多いおかず」になり

なすが多ければ「ヘルシーなおかず」になり

どちらも美味しいのだから

こだわる必要は皆無だと思う


この発想は、実は、「今日の料理」の

土井先生に教わった

味噌汁の作り方の時、味噌を大匙何杯、と

はかろうとしたアシスタントに

土井先生は、あの特徴ある、愛敬あふれる大阪弁で

「何杯なんて、僕、嫌いですわ

 濃くても美味しい、薄くても美味しい

 それが、お味噌汁なんやから」

と、のたもうたのだ


肉だらけでも美味しい、ナスだらけでもおいしい

厚揚げがあっても無くても美味しい

サラダが入っても入らなくてもおいしい

一度、お試しあれ



2024年2月14日水曜日

★5品45分・バレンタインのファンシーディナー

 今日はいよいよバレンタインデー本番

と言うことで、いそいそと帰宅し

玄関まで出迎えに来た愛猫が

おなかを見せて寝転がるのを

ほにょほにょと撫でまわして

ただいま、お帰り、のあいさつを交わし

コーヒーで一服してから、さっそくディナーの用意に取りかかった


メインは、ボークステーキ

ロース肉が通勤経路のスーパーで100グラム98円と

格安になっていたので、これに決めた

醤油とチューブニンニク、安ブランデーに30分ほどつけておく


その間に、ベビーリーフ

これも、賞味期限が近く、一袋100円になっていたものを

三分の一ほど洗い

せっかくのバレンタインなので

秘蔵していたスモークサーモンと黒オリーブを混ぜる

上には、スライスチーズを細かく切って散らす


残ったベビーリーフを敷いて

上に、これは買い置きだが

クリスマス用だったのか、これまた近所のスーパーで

安売りになっていた、チーズ&ベーコンのパテを切って載せる

これは消費期限が今日までなので、結構、豪勢になっている


トマトのマリネは

昨日、駅前の、あれは行商なのだろうか

毎週同じ時間に出ている野菜の臨時販売で

1個98円のトマトを買い込んで

輪切りにして、マリネ液につけておいたもの

一晩立って、丁度食べごろになっている

上に散らしたのは

家庭菜園で育てている京水菜だ

育てやすく、すぐに大きくなるうえに

シャキシャキと歯触りがよく

オマケに、市販品とは比べ物にならないほど味が濃い

これだけの分量でも、はっきりと

「京水菜ここにあり」と自己主張するほどの味の濃さだ

家庭菜園を始めようかと考えている方がおられたら

京水菜を強く勧めたいところだが


話をもとに戻して

スープは以前ご紹介した、「あと一品欲しい時」のスープ


ここまでで、かかった時間は20分だった


あとは、いよいよ肉を焼く

最初は強火で、焦げ目をつけて

うまみを逃がさないように閉じ込める

両面十分に焼けたくらいで、スープが仕上がる

豚肉なので、蓋をして少し火を弱めて

中まで火が通るように、ジックリ焼く

その間に、スープをもりつける


焼きあがり、皿に移すと

フライパンには肉汁が残っている

このうまみを捨ててはもったいない

サッとソースに仕上げて、ベビーリーフとサーモンのサラダにかける


ここまでで、約40分

全五品、白米をいれれば六品

多少、ゴタついたとしても45分あれば

ちょっとしたごちそうになる

原価は安く、手早く、自分好みの味付けなので、美味しく感じる

まさに、「最愛の自分のためのディナー」になった


急いで食べなくては、と慌てて撮ったので

ひどい写真になっているが

実際は、もっと食欲をそそる外観だった、と

ひとまず、言い訳をしておく


これから

豆腐のガトーショコラと、とっておきの紅茶

それに、イギリスのロイヤルバレエの

「ロミオとジュリエット」が待っている


今晩はゆっくり過ごしたかったので

明日の午前中3時間は有給休暇をとってきた

こんな勝手気ままができるのも

役職定年のおかげ

活用しないともったいない、と思う


今年も最高のバレンタインが送れそうだ

2024年2月11日日曜日

★「あと一品」がほしいとき・5分かからない簡単スープ

 これだけ寒くなってくると

食事の時に、暖かいスープが欲しくなる

レトルトのカップスープも悪くはないが

休日、昼と夜に同じスープを飲むのも

なんとなく飽きるし

それに、塩分も気になるお年頃ではある


そこで

私がいつも作っている

簡単スープのご紹介なのだが

レシピ、と言うほど複雑なものはない

材料も

 ① レタスの葉(お好きなだけ)

   ② ベーコン(お好きなだけ)

  ③ コンソメキューブ(原則として1個)

  ④ 水(スープカップ1杯より少し多め)


作り方も、至ってシンプル

鍋に湯を沸かす

沸かしている間に

ベーコンはざく切り

切れ次第、どんどん鍋に投入する

レタスは適当に手でちぎる

ブイヨンキューブを鍋に投入し

とけたころにレタスを加え

しんなりしてきたら出来上がりだ

お好みで塩コショウ、粉チーズなどで

味を調える


私は、レタスが余り始めたら

このスープを作ることにしている

シニアの1人暮らしのうえに

ついつい、割引価格になっている野菜を買ってしまうので

急いで食べないと、すぐに野菜がしんなりし始める

葉は、外側の大きいところなら1枚半

真ん中くらいなら二枚

最後の小さいところなら、全部入れてしまう


ベーコンは、普段買うのは

「朝のベーコン」のような真空パックのもの

たいてい、ミニサイズで5枚くらい入っている

このうち、2枚程度が適量だと思うが

増やす分にはどんどん増やして構わないと思う


ベーコンはよくダシの出る

いわば「西洋のかつお節」なので

まだ鍋の湯が沸く前から

少しでも長く入れておいた方が、美味だと思う


鍋の湯が沸くまでに出来上がるので

ベーコンを冷蔵庫から出すところから数えても

5分はかからない

それに、何よりシンプルなので

冷蔵庫の中身を見ながら、どんどんアレンジができる

ピーマンを加えても美味しくなるし

もしあれば、ダイスカットのトマト

玉ねぎとニンジンのスライス

あと5分煮込めば、簡単ミネストローネにもなる


料理は毎日するものなので

早くて、簡単で、アレンジがきくものがベストだと思っている

このスープは、そのベストの中の一品

よろしければ、お試しあれ



2024年2月9日金曜日

★疲れて帰ってきた夜に、サッとつくれる最高の夕食

 一人暮らしで働いていると

疲れてすきっ腹を抱えてかえって来ても

何も準備していない、ということがよくある

たいていは、作り置きがあるのだが

その頼みの作り置きも、弁当箱に詰めて

昼食に食べてしまっていたりすることがある


丁度、今日がそうだった

冷蔵庫に野菜はある

肉も、生姜焼き用に買った豚肉がある

とはいえ

あまりにも疲れた

生姜焼きのたれを作るのも面倒で

それより、ひどく空腹だ

食べに行くのすら面倒くさい


こんな時の救世主メニューがある

鍋料理である


一人用の小鍋に、水を入れ、コンロにかける

次に、だしの素を入れる

私は、あれは何というのだろうか

コーヒーフレッシュの親玉のような、プラスチックの容器の端を

ぱちんと割るタイプのだしのものを使っている

味の濃いものが好きなので、キムチ鍋か、白湯スープが多い


あとは、冷蔵庫の野菜室の野菜

これはなんでもいい、どんどん切って放り込む

キノコ類は、しめじ、シイタケ、マイタケ、エノキ

なんでも美味しくなるから、気にせず投入がおすすめだ


緑の葉物野菜なら

レタスやベビーリーフ等

手でちぎって食べられるものだけは避けた方がいい

それ以外なら、キャベツ、白菜、ホウレン草、ネギ、小松菜

これまた、なんでもござれだ


根菜類

これは火が通りにくいから、スライサーにかける

スープによっては合わないものも

あるかもしれないが

私の使う、キムチ鍋と白湯スープなら

玉ねぎ、にんじん、大根、どれも美味しく仕上がる


これは、豚でも鶏でも何でもいい

だしを変えれば、ベーコンでも美味しく作れる

私はたいてい、冷蔵庫をあさって

一番古い肉を投入することにしている

失敗したことは一度もない


そして、私の鍋には絶対に欠かせないのが

大好物の豆腐と

同じく、大好物のマロニーちゃんだ


一人用のコンロなどを出してくるのも面倒臭いので

このまま、全部を投入して

しばらく、ぐつぐつ煮込んで、仕上げてしまう

あとは、テーブルに載せて食べるだけだ


油を使わないので、ヘルシー

台所も汚れず、食器洗いが簡単

好きなものばかりが食べられて、満足

冷蔵庫がきれいになって、快適

体が温まり、快感


まだ小鍋を買っていないシングルの方がおられたら

少しでも早い購入をおススメする

ちなみに、私の鍋は

「土鍋風」だが、多分ステンレス製

ニトリで1800円也で、秋の終わりに購入したもの

役にも立つが、何と言っても、軽い

鍋は、料理をし、具材と水を入れた状態で台所から食卓に運ぶので

その分、重くなる

最初から重い土鍋に、さらに1キロか2キロの重さがかかる

オマケに、アツアツの土鍋を、耳だけを持って運ばなくてはいけない

事故の危険を考えたら

鍋はなるべく軽いものがいいと思う


おなかもくちくなったし

愛猫が遊びに誘っている

これからが、今日の至福タイムだ

本日はこれまでにいたしとうございまする




2024年2月3日土曜日

★節分の夕食・私好みの1人の食卓

今日は節分だ 
 節分と言えば、恵方巻 
始まりがわからないだの、商業主義だのと 
あれこれと批判されているのは知ってはいるが 
こうしたお祭り騒ぎは
実は、嫌いではなかったりする
クリスマスに、ケーキを食べるようなものだ 
それに、こんな機会でもないと
 太巻きも年に一度、食べるかどうか 

 なので、近所のすし屋に足をのばしてみた
 太巻きを一本、巻いてください、と頼む 
毎月、とまでは行かないが ち
ょくちょく通っている、顔なじみの店だ 
巻いてもらっている間 
店のカウンターで、お茶を一杯ごちそうになる 

予約客があるらしく
刺身を切ったり 茶碗蒸しを作ったりしている間に
 実に鮮やかに、手際よく
サッと仕上げてくれた太巻きを抱えて
 楽しく帰宅する

 これから、恵方をむいてまるかぶりだ 
さすがに寿司だけでは栄養のバランスが偏るので
 冷蔵庫に残っていたほうれん草を電子レンジにかけ
ザクザクと切って
 砂糖、すりごま、かつお風味のほんだしをまぶす 
ほうれん草の胡麻和えの出来上がりだ 

 少し、しなびてきたナスも 
同じく電子レンジ、これは500ワットで6分 
6分後には、トロトロの焼きナスになっている 
ヘタを取り、しょうゆとチューブショウガで味を調える 

仕上げは私の大好物 揚げだし豆腐だ 
スーパーで半値になっていたので 
数日前に、迷わず購入
3本セットの最後の1本をあたためる 

 インスタントながら、味噌汁をそえて
 一汁四菜の、豪華で私好みの夕食の膳が整った 
 ちなみに 本日の支出は

太巻き700円也
これだけだ
 
残りは、全部冷蔵庫のあり合わせ 
調理時間は15分 

 これだけ、自分好みの夕食が出来て
 しかも、家計は大幅黒字、となると 
ちょっとばかり、誰かに自慢したくなってしまってしまった
どうも、失礼。