2024年3月5日火曜日

★今日はレバーパテ制作日和

 私の住んでいる関東は

昨日の夜から天気が悪く

Xでは、「めちゃ雪」がトレンドワードに

入るくらいになっている


こういう日の夕食は、鍋物と決まっている

今日は好きなテレビも無く

かといって、これだけ寒いと

じっと座ってビデオを見ていても、足元が冷えて仕方がないが

3月になったのだし、あまり暖房も使いたくない


こういうときは、私はちょっと手間のかかる

「煮詰める」系の料理を作ることにしている

くつくつと煮込んでいるうちに

部屋の中も温まるし

少しずつ体を動かすので

あまり寒くもなくなるし

暖かくなったころには、手製の「うまいもの」が

冷蔵庫で出番を待っている、という

いいことづくめだ


今日は、ちょうと数日前に押し入れの奥からレスキューした

スープ作り機に着いていた

ミキサー機能を活用して

レバーパテを作る予定だ


私の近所のスーパーでは

鶏のレバーは100グラム50円

ただ、250グラムの、一人暮らしには多すぎる分量なのが

難点といえば、難点だ


作り方は、至って簡単で

レバーの腺や、血の塊などを取り除いて

適当な大きさに切って、水につけておく

水は時々取り換える

水がやや透明になり、底が見えるようになるまで、が

一応の目安だ

つける時間は

本来は30分でも大丈夫なのだが

私はこの間に、ほかの材料の準備や

夕食後の皿洗いなどもやってしまうので

結局、1時間から2時間、つけていることが多い


冷蔵庫の中の香味野菜、ニンジン、セロリ、玉ねぎを薄切りにする

セロリとニンジンは半分、玉ねぎは4分の1が目安だが

私は、冷蔵庫の残り野菜の掃除、の勢いで

とにかく、薄切りにしてしまう

切れたら、チューブニンニクを5㎝くらい絞って

野菜全部を鍋に入れ、オリーブオイルで炒める

ここは、神経質にならなくていい

あとで、全部煮込んでしまうからだ


野菜に火が通ったら、水を切ったレバーを入れる

赤ワインを半カップ、ブイヨンキューブ1個

あとは、レバーの匂いを消すために

ローリエの葉二枚くらいと、好みのハーブを入れる

私は、庭で育てているローズマリーを

枝ぶりを整えるための剪定がてら、収穫することが多いので

乾燥ローズマリーを大匙3敗くらい投入している

ワインは、プラスチックのビンに入っているような

1本300円くらいのもの

これを、汁気が亡くなるまで、弱火で煮詰める

大体30分強、というところだ

肉も野菜も、頃よく煮詰まってくると

部屋はポカポカ、しかも、家じゅう

なんとも言えない、良い香りが漂ってくる


この先は、ミキサーの出番だ

まず、鍋の中身を熱いままミキサーにかける

汁気が無いので、最初はなかなか

ミキサーが回転せず

きれいに細かくならないと思うが

気にしなくて構わない


ミキサーにかけているうちに

だんだん冷めてきて

人肌より少し低いかな、という程度になったら

最後の仕上げに、バターひとかけらと

生クリーム50CCを加えて

ミキサーにかける

たいていの生クリームが200CC入りなので

四分の一を目分量でいれれで良いと思う

これは、植物性のホイップクリームで構わない

(ちなみに、私はスジャータ低脂肪を愛用している)


生クリームが入ると

突然、という感じで

少しパサパサ感のあった肉+野菜が

とろりと一つにまとまってくる

私は、ここで少し丁寧に時間をかけて

自分好みの細かさになるまで調節している

ちなみに、私はブイヨンキューブの塩分で十分なので

塩は入れてはいないが

味の調節をしたい方は

この段階で投入、30秒くらいミキサー、がおすすめだ


ミキサーが出てきてからは、10分かからない

難しいところも何もない

デメリットをあげるとすれば

難しくはないが、煮込むのに時間がかかる

生のレバーを触るのは、気持ちが悪いかもしれない

その程度だ


臭みは全くない

私個人としては、デパ地下レベルのできだと思っている

そのうえ、材料費はレバーと生クリームくらいなので

お値段的には、10分の1もしない

出来上がりの分量は相当に大量で

保存パック一個分、蓋が閉まらない程度になるので

数日間は朝食が、レバーパテ+ベビーリーフ のサンドイッチに

ならざるを得ないのだが

それでも、少なくとも私には一度も飽きがこない


それに、これだけたっぷりあると

休日のブランチに

「レバーパテのパスタ」が食べられる

レストランで購入したものでは

コスト的に、こうはいくまい、と

そこはかとない優越感(誰に対して?)を味わえる


今日は急いで帰って

鍋を食べて、パテを作ろう

そう思うと、それだけで楽しくてならない





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