今日は3月3日、ひな祭り
こういう年中行事は、きっちりやりたいタイプだ
特に、文化的というわけではなく
そうしないと、一年の変化が余りにも少なくなるからだ
これは私の持論なのだが
同じような日が続くと、人間だれしも退屈する
退屈して刺激が少なくなってくると
どうしても考え方が後ろ向きになり
愚痴っぽくなってくる
昔は、毎日あんなに忙しかった
みんなから頼られて、実力もあって、と
かなり自分を美化して
思いで補正のかかった、立派過ぎる自分の姿を
勝手に想像して
今の自分と比べてみたり
挙句の果てに、落ち込んでみたりする
それなら
根本的に、毎日やることを作り
あわただしく、バタバタしていればいい
もちろん、「落ち込み防止」のために作った
いわば、人工的な「やること」
「やることの養殖」のようなものだが
一年の行事、というのは
案外と、この「やることの養殖」に役に立つ
まず、ひな人形
これも、完全に自分用なので
まず、自分の趣味に一番合いそうなものは何か
それを考える所から始める
この頃は、ガラスの立方体にわずかに頭がついているような
抽象的なデザイン雛から
ちりめん細工の布雛
珍しいところでは、スペインの陶器の人形メーカー
リヤドロのひな人形まである
私は、木製の手に載るくらいの
小さなひな人形にした
これは、かなり気に入っている
ひな人形を飾るのだから、部屋の掃除は必須だ
テーブルも片づけ
床も雑巾がけの拭き掃除くらいはやっておく
これだけでも、何日間かは適度に体を使うので
夜の眠りが深くなるような気がしている
花は、ひな人形が小さいので
桃や菜の花を飾ると
かえって花に全部持って行かれそうなので
今年は省略した
と言うよりも、時間切れでいいアイデアが浮かばなかった
これは今年の反省点で
来年は、もう少し早くから
準備にかかろうと思っている
雛あられは、昔ながらのポンポンと
砂糖豆に、米を膨らませて
砂糖味にしたものが一番好きだ
デパートなどで探してみたところ
結局、スーパーの1袋160円のものが
一番ピッタリだと判明した
桜もちも、二種類ある
どら焼きの薄皮のようなもので包んである長命寺と
もち米で包んである、道明寺
どちらにしようか、少し迷った末に
名前にあやかって、長命寺にした
ここまでは前日までに仕上げて置いて
さすがに、食事だけは当日作ることにする
買い出しは、普段より早めにスタートする
ミツカンの寿司太郎を使って
見切り品になっていた大葉、三つ葉、ブリの刺身を
贅沢に使った、ちらしずし
吸い物にも、三つ葉をたっぷり浮かせて
あとは、菜の花とニンジンの胡麻和え
今年も、いいひな祭りが迎えられた
あとは、端午の節句まで
コツコツ勉強を進めて
秋口には、資格を取ったぞ、合格したぞ、と
叫んでみたいものだと思っている
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