2024年3月13日水曜日

★シニアの再就職テク ② 小さな仕事の掛け持ちを探す

 私の今の仕事の

最終的な定年は65歳だが

大変困ることが、一つだけある


私の職場は、雇用保険に入っていない

つまり、65歳になって、ごくろうさま、と

花束の一つでももらって退職してしまうと

その翌日からは、年金以外の資金源が

全く無くなってしまう


これのどこが困るか、というと

税金である

税金は、前年の所得をもとに計算される

つまり

定年退職後の最初の1年間は

収入は年金しかないのに

税金は、過去1年分、フルタイムで働いていた時と

同じ額を取られるわけだ


失業保険があれば、保険金を税金に

当てることもできるのだが

これがない私の場合は、非常にキツイことになる

なので、私の場合は

定年後は何としても働いて

年金以外の収入を得なくてはならない

貯金はあるにはあるのだが

これは、体が動かなくなった時の

介護費用に充てようと思っているので

まだまだ、使うわけにはいかない

67歳までは、働こうと思っているのだが


そうそう、上手く仕事が見つかるわけはない

とはいえ

私の心づもりとしては

生活費は年金、税金代だけは仕事、と思っているので

別に、フルタイムで月に20万、などという

大口を探そうとは思っていない


65歳以上でも、勤められて

一日四時間から五時間

土・日・早朝勤務はできるが

できれは、夜は早く帰って

早く眠れるところ

更に言えば、立ち仕事でないところ、と

あれこれ探していて、気が付いた


確かに、週に4日、5日働ける求人は

ガクンと少なくなっている

だが

週に1日、2日の求人なら

選ばなければ、結構ある

マンションの管理人、スーパーのレジ・警備・ベーカリーなど

介護施設の、配膳や洗濯など、体を使わない仕事

袋詰め、シール貼りなどの、工場での手作業系もある

かなり人手の足りないものも多いようで

履歴書不要、面接試験無し、というものまである


これを、一つでは確かに、心もとない

だが、二つ掛け持ちすれば

収入としては、十分だ

税金を払い、軽い毛布と羽根布団を買い

週に一度、興味のあった笛のレッスンに行く月謝分くらいの

資金のゆとりもできそうだ


先ほど挙げた仕事のラインアップでは

あまり面白そうな仕事がない、と思う方は

五か年計画くらいで

60歳から、何か資格を身に着けてみてはどうだろうか

今は、本当にいろいろな資格がある

例えば、「野菜ソムリエ」「ネコ検定」「収納アドバイザー」

「薬膳マイスター」「賞状書士」などなど

それを生かした仕事があればベストだが

もし、無かった場合には、必殺技が一つある


公民館や、老人福祉センターで、いろいろな文化講座をやっている

あの講師は、実は全員が立候補だ

丁度今くらいの頃に、市や区の広報誌に

「講師募集のお知らせ」が載る

これに沿って、自分の技能をプレゼンして

講師として、採用してもらうわけだ

上手く行けば、週に一度の「先生」生活が送れるうえに

シール貼り以上の収入と、やりがいが手に入る


ちなみに、たとえ何か所で働いていても

全部を合計して

週の労働時間が20時間以上

月収が8万8千円以上で

二年以上勤めると、やめたときには

失業保険がもらえる

私が何としても2年間、67歳まで働きたいのは

実は、これが目当てだったりする


いろいろ世知辛い世の中だが

その分、あれこれと情報を集めて

上手に、泳ぎ渡っていきたいと思っている




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