2025年2月10日月曜日

税金投入は避けてほしい・大阪万博大赤字の予感

 大阪万博の前売り券が

全然売れずに、困っているらしい

目標は1000万枚なのだが

その半分も行かない、775万枚

それでも、普通に売れたわけではなく

協賛企業がまとめてチケットを引き取った

それを、取引先や社員の福利厚生にと無料で配り

配られたチケットは、早くも

ネットオークションで、2割引きくらいで

売りさばかれている始末


まあ、正直言って

わかり切っていたことだろう、と思う


そもそも、1000万枚の売り上げ目標そのものに

かなりの無理があった

人数設定が

万博期間中の入場種数が

USJより多ならなくては達成できない人数だった


なので、子供の遠足や修学旅行に、と

考えたようだが

日差しをよけるところがなく

熱中症になるのは確実

休憩所も小さいので

生徒が弁当を食べるにも困る

いくつかの学校がかち合ったら

絶対に場所が足りなくなる、となれば

大阪府の学校でも

行かないと決めた学校が出てくるのも当然


おまけに、目玉となる企画が何もない

「火星の石」というけれど

これは、火星に行ってとってきたものではなく

ただの隕石だという

空飛ぶクルマは、飛ばない

世界の食べ物が食べられますよ、というけれど

日本の出店は、スシロー、焼きビーフンのケンミン

串カツはダルマ、ニチレイの冷凍スムージーなど

正直、万博に行くより

イオンのフードコートに行った方が早いだろう


おまけに、チケットを予約するのに必要なのが

氏名や生年月日までは、まだわかるとしても

指紋、顔画像などの生体情報

ラインのアカウントやパスワード

既婚、未婚、子供の有無、趣味、し好などの個人情報

とどめが

「国や、協賛企業、外国政府に情報を

 提供する場合があります」

これで、チケットを買おうと思ったら、バカだ


赤字はまず、間違いないとして

怖いのは、今までどこも

赤字になった時の責任の話を

してこなかったことだ

赤字の分の補填を、誰がするのかを決めていない

これは、実際に赤字になった時

必ずや、すったもんだの大騒ぎになる

その結果、仕方がないので

税金を投入しよう、という話になると思う


とんでもない、冗談ではない

最初から、維新ばかりがやりたがっていたイベントで

関東圏では、維新の支持者以外は

やめた方がいい、と

かなり冷ややかに見ていたイベントだ

維新の支持者でクラウドファンドでもするというなら

まだ、理屈は通るが

関東圏に住む、維新支持者以外の人にとっては

文字通り、何のかかわりもない話で

こんなことのために税金を納めているのではない、と

文句の一つも言いたくなってくる


万博跡地をカジノにする話も

今から、失敗が見えているようなもので

やめておいた方が良いだろうとは

思っているのだが


とりあえずは、声を大にして言いたい

万博が失敗しても

税金の投入だけは、やめてほしい、と



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