ファイナンシャルプランナーの
1級に合格してから
ちょくちょく聞かれる内容に
「何か、おすすめの貯金法はありませんか」
というのがある
たいてい、話を聞いてみると
家計簿は買ったけれども、続かない、という
人がほとんどだ
理由はいろいろある
項目わけが、よくわからない、とか
医療費や、衣料費など
使わない月は、まったく使わないけれど
使う月は、大量に使うので
計画が立てられなくて、だんだんやめてしまった、とか
単純に、面倒くさくなって、というのもある
ただ、私に言わせれば
難しく考えすぎているだけだと思う
私が使っている貯金法は
テレビを見ながら
コマーシャルの時間に、さっと全部
終わらせられるようなものだ
やり方は、とても単純だ
ひと月分の金額で、36日間暮らす
それだけだ
36日、ということは
ひと月分の給料で
6日分だけ長く暮らすことになる
そして、次の月の給料を銀行からおろしてくるのも
36日後にする
つまり
毎月1日が給料日だとする
1月1日に給料日、次の給料日は2月1日になるが
1月分の給料で
2月6日まで生活し
銀行からの引き落としは、2月7日にする
この要領で
3月1日に給料は出るけれども
銀行から引き落とすのは
2月7日の36日後、3月14日にする
4月は、さらにその6日後なので
4月20日
5月は、5月27日、と
ドンドンずらしていくと
なんと、6×5=30なので
6月1日には、本来の給料とは別に
6日ずつずらしていった分
給料と同額の金額が、手に入ることになる
いわゆる、「スライド貯金」と言われている方法だ
必要なものは、支出を計算する電卓と
締め日を記録できるノートだけ
ノートは、ダイアリー式の手帳がおすすめだ
テレビを見ながら、ダイアリーに
本日、使った金額の総額を書き込んでいく
余白があれば
ひと月に使える金額の総額から
今まで使った金額を引いていって
「今月は、あといくら使える」という予算額を
書いていくのがおすすめだ
この方法だと
内訳は書く必要はない
使った総額だけでよいので
お手軽な分だけ、長続きする
それに、年に2回、月収と同額という
かなり大きな金額が手に入るので
ボーナスがなくなった、定年後にも
自分でボーナスを作るようなもので
精神衛生上、非常によいうえに
エアコンや、冷蔵庫のような
値段が張るが、どうしても必要というものを
買い替えるときには、大きな効果を発揮する
労少なくして、功多し、というよりも
かなりタイパとコスパの良い方法なので
ぜひとも、お試しあれ
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