栄養素のバランスは
脂肪だの、タンパク質だの、炭水化物だの
だけでは、十分に取れないらしい
特に、シニア層は
「まごわやさしい」を標語に
各ジャンルの食品をとらないといけないらしい
「まごわやさしい」というのは
必要な食品の頭の一字をとったもので
「ま」……豆
「ご」……ごま
「わ」……わかめ
「や」……野菜
「さ」……魚
「し」……しいたけ
「い」……芋
なのだそうだ
正直、野菜や芋は、放っておいても
どんどん食べているのだが
「わかめ」はよっぽど意識しないと
なかなか食べられなかったりする
なので
私は、これを作り置きにして
弁当のおかずが足りない時などに
どんどん食べるようにしている
その名も「わかめ炒め」だ
例によって例のごとく
レシピなど、あるのかどうかわからない
分量も、相当いい加減なうえに
必要な材料も、多くはない
材料は
① 水に戻したわかめ
茶碗に一杯分くらい
② 油
……サラダオイルでも、ごま油でも
オリーブオイルでも、なんでも良い……
③ 鰹節1パック
④ 醤油
作り方は
① わかめを油でいためる
……わかめは火が通ると
水に戻っているときよりも
少し、白っぽくなるのですぐにわかる
だいたい、3分程度だろう
ただ、ここで注意すべきは
わかめは、急に加熱すると
破裂する、というのか、はじける、というのか
かなり派手に、はねてくることだ
夏場に半袖を着て、これを作ると
かなりの確率で、やけどすることになると思うので
それだけは、本当に要注意だ
油の種類は、なんでもいいが
私個人は、香りづけのために
ごま油を愛用している
だがこれは、人によっては
少し、しつこく感じるかもしれない……
② 火が通ったら、鰹節1パックを全部入れる
ダマになりやすいので
パラパラと散らすように入れるのがコツだ
③ しょうゆをかけて、味をととのえる
……私は、ひと回し程度に入れて
香りが立つまで、日にかけて
醤油のこげる、良い香りがし始めたら
火を止めるようにしている
味付けはシンプルの極みだが
これを、アツアツの炊き立てのご飯にのせると
ドンブリで二杯くらいは食べられそうなほど
心底、うまい……
さめてもなかなかの美味なので
いつも、作り置きにしているが
やはり、作った直後のアツアツが
一番おいしいと思う
お好みで、七味唐辛子や、ラー油でピリッとさせてもよいし
市販の梅肉を少し加えて
すっぱうまい味付けにしても
なかなか、よろしい
特に、梅味の醤油せんべいが好きな方は
はまるだろとう思う
ちなみに、私の好みのアレンジは
梅味、ラー油少しブラス、すりごま一さじを加えて
電子レンジで温めた、豆腐の上に
どさりと乗せて
豆腐と一緒に、わしわしと食べるバージョンだ
「まごわやさしい」の「わ」と「ご」を
一度に食べられる上に
米にもよし、豆腐にもよし、の万能わかめ
ぜひ一度、お試しあれ
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