2024年11月9日土曜日

ファイナンシャルプランナー1級・試験結果通知書が到着

9月に受けたファイナンシャルプランナー1級の試験

合格発表自体は、今月の6日だったのだが

私は、受験票をなくした、というよりも

自己採点の結果、確実に落ちていることが分かったので

絶望のあまり、試験問題の冊子を

引き裂いてゴミ箱に叩き込み

その時に、気づかずに

受験票まで、一緒に捨ててしまったらしく

どうしても、受験票が見つからなかった


事務局に泣きついたものの

受験番号は調べられないけれど

結果は、合否と得点通知が

郵送で送られてきますから

届くまで、しばらく待っていてください

とのことだった


事務局の人は、到着は来週、と言っていたが

今日の夕方、夕刊を取りがてら

郵便受けをのぞいてみたら

この、親展・重要、の印のついた

FP協会からの封筒が届いていた

これが結果票にちがいない、と思った

まったく、ハガキか何がで良いものを

不合格通知が、こんなに仰々しいと

それだけで、なんとなく不快になる


普段は、私はもう少しお行儀が良いのだが

今回ばかりは、八つ当たり気味に

封筒を引き裂いて、中身を出した
















さて、いったい何点でおちたのか、と

点数票の横に、なにやら、書いてある

「合格」と書かれているようだが、と

最初は、思いっきり、?という感じだった

?、?、?、と

おそらく、30秒ほど

わけがわからず、固まっていて

突然、意味を理解した


合格点は、60点と決まっている

私の得点欄を、震える手で指差し確認したところ

62点、と書かれていた

首の皮一枚の、ぎりぎり合格ではあるが

ともあれ、合格

受験生生活も、今日で卒業することができた

……文字通り、本当に指が震えていた

  試験の時でさえ、一度も震えたことなどないのだが

  震えながらも

  いやはや、長生きはするものだ、と

  どこか、ズレたことを考えていた……


下の方にも、

合否判定・合格

きちんと印字されている


それでも、信じられなかったので

合否通知書に記載されていた受験番号を打ち込んで

ファイナンシャルプランナー協会のサイトで確認した


間違いなく、合格していた









絶対に、不合格だと思っていた

特に、100点満点中

1問20点配点で出題される記述が

全く分からなかった

出題は、消費者保護法の改正点を答えよ、だったのだが

私は、改正に関しては全く勉強をしておらず

全然、わからなかった

仕方がないので、旧法の内容を

できる限り正確にまとめて書いた

内容的には、ゼロ点のはずなのだが

おそらく、私と同じく

全く勉強していない人が多く

それでは合格率があまりに

低くなりすぎたので

少しばかり、採点基準を甘くすることにしたのだろう

それでなければ

私が合格しているはずはないのだ


運がよかった

実のところ、この試験に落ちていたら

どうしよう、とかなり困り果てていた


というのも、ファイナンシャルプランナーの1級だけは

二次試験がかなりの変化球だ

まず、口頭試験か、筆記試験か、好きな方を選べる

とはいえ、口頭試験なら年に3回かるが

筆記試験は年に1回しかない


私は、口頭試験は絶対に無理だ

口下手なうえに、ひどいアガリ症なのだ

たいてい、最後の方では、自分が何を言っているのか

よくわからなくなってくる

英検などでも、これで何度も涙を飲んだ

ファイナンシャルプランナーの受験者は

ほとんどが、銀行、証券、保険のどれか

支店で一人か二人という、エリートタイプの

見るからに、頭のよさそうな

おまけに、私よりは30歳くらい若そうな人ばかりだ

このような人たちと一緒に

待合室で座っているだけでも

極度に緊張してきそうな気がしていた


おまけに、口頭試験は二回までしか

失敗ができない

二度落ちてしまったら

一次試験の合格も取り消されて

また、一からやり直しなのだ


合格発表は、口頭試験の方が先だった

お笑い芸人の、サバンナの八木サンが

合格した、とニュースになったのもこちらのほうだ

今だから言える話だが

うらやましくて、仕方がなかった


今のところは

合格した、という喜びよりも

これで、再就職の道ができた、という

安心感の方が大きい

65歳になって、定年退職した後も

何か、軽めの仕事をして

必ずやってくる、電化製品買い替えの予算と

年に数回の日帰り旅行の代金を

稼ぎたいと思っていたところだった


ファイナンシャルプランナーも1級まで持っていれば

noteで有料記事を書いて配信もできるし

何より、資格試験予備校に職がある

私はアガリ症で、口下手なので

講師の仕事は無理だとしても

資格試験予備校で、テキストを作ったり

授業のたびに行う、小テストや

本番前の、模擬試験の問題を作る仕事なら

年齢を問わず、簡単に見つけることができる


定年後は、年金だけで

月に11万の生活、と思っていたが

この種のバイトを見つければ

体力的にも、時間的にもあまり負担にならずに

月15万の生活くらいはできそうだ


ともあれ、今日は早く寝ることにする

うれしいことにはうれしいが

なんだか、とても疲れた





2024年11月8日金曜日

フィギュアスケート・今年のNHK杯も楽しみすぎる

 私の冬の楽しみといえば

まず、こたつ

こたつに入って、ダラダラ、ヌクヌクしながら

ミカンを食べる、というよりも

ミカンをむくのが好きだ

ミカンの裏側に爪を立てたときに

シュッ、と柑橘系の甘酸っぱい香りが立つ

……我が愛猫、のえるさんは

  目をショボショボさせて

  一目散に逃げていくほど

  嫌いなようではあるが……

実際に口に運ぶよりも

あの、さわやかな香気の立つ瞬間の方が

好きだったりする


それから、こたつで食べるアイスクリーム

これは、自家製

アイスクリームメーカーで作った

少し濃厚すぎる

カスタードクリームを固めたような

ぶきっちょなアイスクリームを

スプーンで、あちこち崩しながら食べるのが好きだ

夏に食べるよりも

冬に、こたつで食べるアイスクリームの方が

おいしい気がする


そして、なんといっても

フィギュアスケートの試合

こちらは、こたつにはいって、ダラダラ、ヌクヌクしながら

選手の美しすぎる激闘を見るのが、大好きだ


その、フィギュアスケートの世界大会の一つ

NHK杯が、今日から始まった

今日は、女子のショートプログラム

放送も、NHKのBSで、30分だけだった

アイスダンスの中継は残念ながら行われず

地上波で、真夜中の12時45分から

抜粋を放送してくれるらしい


BSの放送は、7時からだったので

残念ながら、帰宅が間に合わず

生でみることはできなかった

録画にとって、今、見終わったところだ


日本勢の女子三人の調子が、とても良い

ショートプログラムを終えての順位は

坂本が一位、千葉が二位、青木が三位と

上位を独占している


坂本選手は一時、不調が伝えられていたが

私の見た印象では

いつも通りの、確実性と安定感

それに、なんといっても、揺るぎないパワフルさ

失敗とか、不調とかいう言葉が

この人ほど似合わない選手も

珍しいのではないかと思うほどだった

真っ赤な衣装に、同色の肘まである長い手袋も

坂本選手の、パワフルで情熱的な演技に

ピッタリ合っていて

実に見事な仕上がりだった


今日は、男子の放送はなかったが

男子シングルでは、鍵山が登場する

宇野が引退して以来、名実ともに日本のトップになった

鍵山選手の、新プログラム

今から、ワクワクが止まらない

ほかにも、男子では、昨年の全日本で

10位以内に入った

三浦、坪井の両選手が出場する

かなりハイレベルな争いになりそうで

土日は間違いなく、テレビづけになりそうだ


とどめに、ペアには

世界のトップになった、「りくりゅう」ペアが登場する

まさに、眼福ものだ


週末には、楽しくフィギュアスケートが見られるように

二月の試験にむけて

ファイナンシャルプランナー1級の実技の勉強を

しっかり済ませておこうと思っている

選手に負けずに、がんばるぞ!!





2024年11月7日木曜日

このドラマも楽しみ・NHKのBS日曜夜10時から「一橋桐子の犯罪日記」

 大好きなドラマ

「団地のふたり」が終了してしまい

少々、ロスになってはいるのだが

やはり、「次は何をやるのだろう」というのが

どうしても気になってくる

そこで、ちょっと検索をしたところ

思わず、「よっしゃぁ!!」と声を上げた

というのも

次の放送が「一橋桐子の犯罪日記」だったからだ


タイトルだけをみると

三流の犯罪サスペンスのようだが

犯罪系のドラマならば、同じNHKで

時代劇なら「雲切仁左衛門6」を

現代劇なら「3000万」を放送中だ

どちらも、極上のドラマだと思う

この「一橋桐子の犯罪日記」は

これらとは全く違う

このドラマのテーマは「老い」だ


かなり前に、BSではなく

確か、総合テレビの方で放送していたように思うが

うろ覚えなので、間違っているかもしれない

ともあれ、再放送なのは間違いない

だが、それを割り引いても

日曜日が、本当に楽しみだ

終活を扱ったドラマで、これほど明るく、楽しいものも

ちょっと珍しかった

ストーリーそのものは、少しできすぎの

「おとぎ話」めいたところはあるのだが

それを差し引いても、少なくとも私は

大好きな作品だ


この主人公、一橋桐子は76歳という設定だ

年金も、もらってはいるが

かなり頼りない額で

パートをしながら、なんとか暮らしている

だが、心の支えになる親友がいたので

毎日の生活には、小さな幸せがあった

だが、その親友が、死んでしまった

このままでは、自分は孤独死することになるだろう

人に迷惑をかけずに、生きていきたいのに

どうすれはよいだろうか


思案の結果、一橋桐子が思いついたのは

「刑務所に入る」ことだった

刑務所なら、人に迷惑もかけずに死ぬこともできる

それで、刑務所に入るための活動

名付けて「ムショカツ」を始めるわけである


このあたり、実に身につまされる

実際、高齢者の犯罪

特に、社会に行き場がなくて

何度も何度も犯罪を繰り返し

刑務所が生活の場のようになってしまっている高齢者の問題は

現在でも、深刻な社会問題の一つだ

「頻回受刑者」という言葉まである


ドラマ自体は、かなりコミカルに作られていて

思わず、笑ってしまうところの方が多い

桐子の目標は

「なるべく迷惑をかけずに刑務所に入る」ことなので

なんと、パートの同僚で

少年院に入っていた、と、毛嫌いされている青年に

どんな犯罪が良いか、尋ねる

返事は「偽札づくりなんて、いいんじゃない」

桐子は、さっそく偽札を作ろうと

コンビニに、お札のコピーに行くのだが

これまた、シニアあるあるで

裏表の、両面コピーの仕方がわからない

裏表両面の図案がズレずに

ぴったりと収まるように印刷ができず

店員さんに、コピーのやり方を尋ねる

お札のカラーコピーをしようとしているのを見て

店員さんは、桐子がボケているのだと思い

優しく

「おばあちゃん、コピーしても

 お金は増えないよ」と教えてくれて

偽札づくりは、失敗に終わる


「団地のふたり」の後番組に

「一橋桐子の犯罪日記」となると

どうしても、「団地のふたり」で描かれた

幼馴なじみの、55歳の女子二人

親と兄弟をみとったあと

支えあってきた二人の、片方が世をさったあと、と

まるで、「団地のふたり」の

後日談のように見えそうだ

この並びを考えた、NHKの職員さんに

ブラボーの拍手を送りたいくらいだ


さすがNHKだけあって

俳優陣も、豪華だ

主役の、一橋桐子には、松坂慶子

もちろん、今でも美人女優サンなのだが

このドラマでは、いかにも、うらぶれて

本当にそのへんにいそうなおばあさんに見える

共演も、由紀さおり、片桐はいり

それに、一橋桐子のあこがれの君に

草刈正雄、と

このまま映画化してもいいのではないか、と

思えるような、豪華さだ


放送開始は、今週の日曜日から

一度、見たことのあるドラマだが

もう一度、アンコールでぜひ見たい

今年いっぱい、日曜日の夜は

テレビにかじりついて、ワクワク楽しく過ごせそうだ




2024年11月6日水曜日

短気は損気

 今日は、ファイナンシャルプランナー1級

実技試験の合格発表日だった

自己採点では、確実に落ちている

だが

この試験では、選択問題に加えて

一問20点の、記述式の問題がある

この記述式の採点基準次第では

首の皮一枚で、つながる可能性も

無きにしも非ず、というところなのだが


実は、自分の受験番号がわからない

試験を受けに行って

自己採点をした直後に

確実に落ちた、と思い

口惜しさとショックのあまり

持ち帰った試験問題の冊子を

二つに引き裂いて、ごみ箱に叩き込んだ

どうやら、その時に

受験票も一緒に、捨ててしまったらしい


まさに、短気は損気

自分の合否が、わからなくなってしまった


ただ、受験票をなくしてしまっても

大概のところが、事務局に電話をすれば

受験時に登録した住所・氏名で検索して

受験番号を教えてくれる

なので、今回も大丈夫だろうと思っていたら


午前中に電話をかけてみたところ

受験番号は探せません、と言われた

電話の宛先を間違ったのかと思い

どこにかければ、教えてもらえるか、と

聞いてみたところ

電話番号はあっている、扱いは事務局だが

事務局では、そうした検索は一切できません、とのこと

合否は、来週中には通知のハガキが届くので

それまで待っていてほしい、と言われた


試験問題を破って捨てたのも自分だし

一緒に受験票を捨てたのも、自分だ

間違いなく、自業自得ではあるのだが

これでは、蛇の生殺し

しかも、来週までとは、長すぎる、と

自分で自分に、イライラと腹を立てかけて

思い出した


私は、アロマテラピー1級の有資格者ではないか

アロマテラピーというのは

植物の芳香成分(精油という)を用いて

精神の安定を図ったり

心地よい眠りに導いたり、という

自然療法のことだ

ちょうど、試験に使った「香りテスト」対策用の

精油17種類が、全部手元に残っている

まさに、アロマテラピーで

怒りと、イライラを発散すべき時だ


こんなことで、自己嫌悪に陥ったところで

びた一文も、得をするわけではない

まさに、短気は損気

これで、イライラのあまり精油のビンを

ひっくり返したりして

もっと悲惨なことにならないように

短気は損気、短気は損気、と

何度か、口の中で繰り返しながら

精油の準備に取り掛かった


アロマセラピストとしての

記念すべき初仕事だ


早速、気分を落ち着かせる、「鎮静作用」のある

ラベンダーとゼラニウムを1滴ずつ

ムエットと呼ばれている、

香りを試すときに使う、試香紙に落とし

ゆったりとした気持ちで、深呼吸

深く吸い込んで、息を吐いて、を何度か繰り返すと

……これは、アロマテラピーが効いたのか

  好きな精油をいじっている間に、気がまぎれたのか

  単純に深呼吸の効果か

  この辺は、自分でもよくわからないのだが……


かなり気分が落ち着いてきたのは、確かだ


で、思ったのだが

自己採点で、確実に落ちたと思ったのだから

合否発表など見なくてもわかる

確実に落ちているだろう

それが、あわよくば、などと

色気を出すからいけない

潔く、不合格を受け止めよう


で、落ちたらどうするか

せっかく、合格率10パーセント前後の

一次試験を突破したのだ

これを無にしてしまうには、あまりにも惜しい

当然、最終合格を勝ち取るまで

実技試験を受け続ける


それだけわかっているのなら

今日から、実技試験対策を始めればいい

なにも、精油のお世話に

なる必要も、なかったではないか

バカバカしい

という、実にまっとうな結論となった


次の試験は、年が明けて、二月になる

それまで、根を詰めすぎては

気力が持ちそうにないので

少しずつ、休み休み、サボリサボリ

でも、確実に

準備を進めていこうと思っている






2024年11月5日火曜日

当たったぁ!!! 朝日新聞懸賞で当たった映画チケット

 今日、郵便受けを見て

珍しく、封筒で郵便が届いている

このところ、ダイレクトメールと

確定申告用の書類以外は

何も来ていないのに、珍しいな、と思い

差出人を確認して、驚いた

「朝日新聞」


もしや、と思い

ワクワクしながら、封を切ったところ

「ご当選 おめでとうございます」の

手紙と、チケットが入っていた


思わず、やったぁ、と思ったものの

マリオンの応募は、ネットからお手軽にできる

なので、パンパンと

応募できるものは、全部応募しまくっているので

何が当たったのか

よく読んでみないと、わからない状況だ


封筒、ということは

グッズ類ではなさそうだ、と思いはしたが

グッズよりも、欲しかったものが入っていた


映画の無料招待チケットだ















しかも、この映画が振るっている

METのライブビューイング

早く言うと、METというのは

アメリカにある、オペラ用の劇場で

正式名称は

「ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場」という


ここで上演されたオペラ

「ホフマン物語」のライブビューイングだ

実際の公演のチケットなら

一番安い席でも、一万円札が数枚

束になって飛んでいく額

ライブビューイングでも、4000円近くする

日本でもライブビューイングをしている

場所は、銀座の映画館、と知ってはいたが

どうにも、経済的に手が出なかった


しかも、演目が「ホフマン物語」

これは、主人公の詩人、ホフマンの

3つの恋愛(すべて失恋)を

一つの恋愛につき1幕ずつ見せるという

かなり、凝った作りの作品で

ほんの少し、怪奇なホラーテイスト

しかも、このごろは

それぞれの幕ごとに、がらりと雰囲気の変わる

面白い演出をするのがはやりになっている

おまけに、曲が素晴らしい

「ホフマンの舟歌」という

とてもきれいな曲を、聞いたことがある方も

多いと思うが

この曲も、このオペラの4幕の冒頭で

ホフマンの親友と、4幕のヒロイン

……これが、いわゆる「お水」で

  妖艶極まりない悪女なのだが

  歌は、どこまでも甘く、美しい

       それでいて、どこか不吉で

  かすかな不気味さがあるのがミソだ……

この二人の二重唱

歌付きで聞く方が、単なるオーケストラで聞くよりも

ずっと心にしみてくる


ちなみに、この曲だ

歌入りのバージョンを

聞いてみていただきたい



このオペラの作曲はオッフェンバック
運動会でよく使われる
カンカンの曲を作った作曲家だ
つまり
ベルディやワーグナーのような
確かに偉大なのはわかるのだが
少し、偉大すぎて胃もたれのしそうな
油とクリームのこってりした
古い時代のフランス料理のような作曲家ではなく
少し軽めの
いわば、海鮮ポトフか、フリカッセのような
ウイットに富んで、小洒落た作曲家を
聞きにいけるのも、とてもうれしい


ちなみに、私の高校時代は
一言でいって「ひどい目にあった」
としか言いようのない
学校生活だったのだが
私のオペラ好きという下地を作ってくれたのは
芸術選択で、音楽の授業を選べたのがきっかけだ
これだけは
今でも、非常にありがたいと思っている

というのは
高校の音楽の「歌」は完全に「声楽」で
教科書に載っていた歌だけではなく
完全に教師の趣味ではあったのだが
オペラの合唱曲や
テストの実技では
課題曲一曲と、自由曲として
オペラのアリアの中から、なんでも一つ
選んでうたわされた
曲は、キーを変えて良かったので
男性の曲、女性の曲を問わず
一番好きな曲を選べた
おかげで、オペラ独特の
初心者にはかなり耳が苦しくなる
あの、独特の響きすぎる発声や
大げさすぎるストーリーと、盛り上がりすぎる表現に
なんの抵抗もないばかりが
歌というのは、ああでなくては、と
思うようになった
少なくとも、この世にある
「美して面白いもの」に
であうきっかけを作ってくれた
音楽の授業と、恩師には
今は、心からの感謝をしている

今でも、うまい下手は別として
カルメンなら、全幕、全役
歌詞カードがあれば
なんとか、言語の
フランス語で歌えるのではないかと思う

ともあれ、今日は
大好きなホフマン物語が当たったことを
歌の神様に感謝しながら
ぐっすり眠ることにしよう



2024年11月4日月曜日

老人ホームでの殺人事件・被害者女性92歳、加害者男性81歳

昨夜、テレビでこのニュースをやっていた

神奈川県、川崎市の老人ホームで

92歳の入居者の女性が

同じ入居者の、81歳の男性に

刃物で複数回刺されて死亡したそうだ

驚いて、あちこちのチャンネルを回したが

ニュースの内容は、ほぼ同じ

ただ、TBSだけが

「加害者は認知症」と報道していた


その後、一日たったが

続報などは、まだ出ていないようだ


まず、被害者のご冥福をお祈りしたい

私は、痛みにはひどく弱い方で

健康診断の採血のときでも

注射針を見ないように、目をそらしているような

「チキン」なので

刃物で刺される、と聞いただけで

被害者の痛みや、苦しみが

本当に恐ろしく、痛ましく感じられてならない

せめて、今の眠りが安らかでありますように


TBSの報道を信じるなら

加害者は認知症、とのこと

そして、刺殺の動機が

「力の弱い女性を殺せば、ここを出られると思った」

おそらく、通常の刑務所には行かないだろう

医療刑務所で、介護を受けつつ、世を去ることになるのだろう


私が、施設に入りたくない、という理由の一つに

実は、これがある

一口に「老人ホーム」といっても

種類はいろいろある

「特別養護老人ホーム」(俗称・特老)なら

入居は、介護が必要な人に限られているが

それ以外の、例えば今回のような

単に「老人ホーム」というだけの施設では

認知症はをはじめとする、要介護者と

独力で活動できる人とが

ゴチャゴチャになって入居している状態にある


そのうえ、「介護士・看護師がいます」と書かれていても

介護や、看護は、そのホーむではなく

他の、介護・看護の専門施設と外部契約して

来てもらっているだけで

施設の職員は、実際のところ、女性が一人、多くて二人

という、お粗末なところが

全部とは言わないが、かなりの確率を占めている


しかも、食事時間、入浴時間は決まっていて

外出も制限される

食事は、給食スタイルで、メニューが決まっているので

好きなものは食べられない

入浴時間も決まっている

だいたいが、午前中だ

午後からは施設の昼間利用者が来るので、忙しくなり

手が足りなくなるから、という

施設側の「大人の事情」だ


それなのに、施設に入るための費用として

家を処分などしてしまっては

入居後に、しまった、と思っても

帰るところがない

文字通り、死ぬまで施設に居続けなくてはいけない


これは、私には無理だと思った

もっと言えば、老人ホームで

個室のある施設は、そう多くはない

特に、入居費の安いところは、大部屋だ

見ず知らずの、認知症の人と同じ部屋で

死ぬまで一緒に暮らす

これは私には、無理だと思った


認知症の一番困るところは

実は、認知症そのものではなく

「周辺症状」と言われる症状だ

例えば、物を片付けて、その場所を忘れてしまうと

誰かに盗まれたと思い

その人を、泥棒呼ばわりして大騒ぎしたり

突然、家に帰ると言い出して

徘徊してしまったり、という症状だ

もちろん、それには理由もあり

「こう対処すればベストです」という方法もあるが

私も人生の終わり近くなって

ほかの人の、そういうお世話は

できることなら、遠慮したい


多少寂しくても、不安があっても

自宅の方がずっといい、と思う

自宅をリフォームし

自費で、訪問看護の人に来てもらう費用の

貯金はなかなか苦しいが

正直、施設で過ごす苦痛よりは

ましなのではないかと思っている


それにしても

加害者は逮捕されたときに

多数の刃物を用意していた、と報道されている

認知症の患者に、どうしてそんなに

たくさんの刃物を持たせたのか

これは、施設の責任だろう

今後、事情が明らかになってくるにつれて

大騒ぎになりそうな気がしている






2024年11月3日日曜日

おかげさまで合格しました・アロマテラピー検定1級

 しばらく続いた試験のヤマも

本日で一区切り

あとは、合格発表まで

しばらくの間、のんびりするのを楽しみに

ラストスパートをかけまくってきた


先週の、ジェロントロジー検定に続き

今日、受験するのは

「アロマテラピー検定 1級」だ


アロマテラピーというのは

とても早く言うと

「植物の香りを使った、自然療法」だ

植物からとった、香水の原料のような

「精油」を使って

いい香りのする、アロマバスやら

手作りの化粧品や、ハンドクリーム

アロマキャンドルなどに活用するときの資格だ


これは、かなり私の趣味が入っている

もともと、高校は園芸部だった

私の高校のころ、初めて日本にハーブやポプリが

本格的に紹介されて以来

ずっと興味はあった

だが、早い話が「アロマでは、食えない」

楽しい趣味は、最低限

自分の生活の糧を稼げるようになってから、と思い

ずっと先延ばしになってきていたのだが


定年後の仕事の最有力候補

ファイナンシャルプランナー1級の二次試験が

多分、合格するだろう、という

甘すぎる予測のもとに

「そろそろ、趣味に走ってもいいか」と思い

受験を申し込んだ試験だ

なので

勉強、というよりも、好きな中島美幸のCDを聞きながら

楽しく試験準備ができた


この試験は、民間試験なので

試験の状況そのものも、かなり「緩い」

試験も、自宅のパソコンから

四つの選択肢が一つを選ぶ、選択型で

記述も、一つもない

時間になったら、サイトに行き

答えを選択して、「提出する」のボタンを押せば

それで完了だ


受験料は、6000円と

それなりのお値段はするので

なんとか、というよりも、絶対に合格したかった

合格率は80パーセントとはいえ

逆に言えば、5人に1人は落ちている

しかも、私は2級を飛び越えて

いきなり1級を受験しているので

この1週間は、かなり集中して勉強した


植物の性質

例えば、ペパーミントはシソ科かどうか

〇か×かで答えよ、というような問題は

簡単にとけるのだが

アロマテラピーの歴史

特に、古代ローマでネロの軍医が書いた

アロマテラピー関連書物の名を答えよ、

などという問題には

かなり、てこずった

……それでも、この手の問題は

  毎年、確実に何問か出題されるのだ……


初めてのパソコン受験だったうえに

精油の香りをかいで、植物をあてるタイプの問題が

そこそこ難問だったこともあり

35分の時間をぎりぎりまで使って

少なくとも、これで自己ベスト、と思われる答案を作り

制限時間のほんの30秒くらい前に

「提出する」のボタンを押して、びっくりした


画面いっぱいに

「合格」の表示が出るではないか

いや、確かにパソコンを使ってのテストなので

合否の結果は、早めにわかるだろうとは

思っていたのだが

送ったとたんに、この画面とは

なんとも、ゆるゆるすぎて

うれしい、というよりも、まずびっくりし

次に、何だか,ヘナヘナと脱力してしまった











とはいえ、

合格は、合格だ

こういう時には、合格祝いの、祝い膳だ

普段、健康のために控えめにしている卵も

食べてしまおう、ということで

今晩のメニューは、ベーコンと、特別にチーズもいれた

ベーコンチーズオムレツに

少し甘めの、カボチャサラダ

少し酸味を利かせたドレッシングのグリーンサラダ

定番の、ノンフライクッカーで作った

あげないフライドポテト

特性のボルシチスープ

それに、しばらく不運いしていた

アイスクリームメーカーで

極上の、バニラアイスクリーム


さすがに食べ過ぎて

少々、胃もたれがしているが

それ以前に

アイスクリームの卵黄と、オムレツの卵

合計、今日、1日だけで

卵を3個も食べたことになることに

いまさらながら、気が付いた


これは、大反省だ

明日は、納豆とこんにゃくで

もう少し、体をいたわるメニューにしようと思う


だがともあれ

私よ、アロマテラピー1級、一発合格おめでとう!!




2024年11月2日土曜日

東京農業大学・収穫祭体験記

 今日は三連休の初日

明日は、アロマテラピー検定1級のテストなので

外出ができない都合上

今日は、ちょっとどこかに出かけたかった

私の住んでいる関東地方は

あいにくの、豪雨の予想ではあったが

雨が強くなるのは、夕方前後から、とのこと

それならいっそ、と、少し早起きして家を飛び出し

東京農業大学の収穫祭に行ってきた

午前中に行って、昼頃に大学を出るようにすれば

豪雨になる前に、家につくだろう、

という計算だ


結論からいくと、うまくいった……のだが

現在でも、私の住んでいるあたりは

さほどの強い雨は降ってはいない

この程度なら、あんなに気を使って

急いで帰ってこなくても

もっとゆっくり楽しんでも

大丈夫だったかな、と

なんとなく、面白くない思いも抱いている


だが

そもそも、朝早く行ったのは

東京農大名物、蜂蜜を絶対に

ゲットしたかったからだ

整理券の配布が終わる前に

何としても、大学に着きたかった


東京農業大学は、歩いていくなら

最寄り駅は、半蔵門線の「用賀」だが

30分ほどパスに揺られるのを我慢するなら

渋谷から直通で、校門前まで行ける

小雨も降っていたので、今日はそのルートにした










大学の正門前に到着したのが

朝の9時15分頃で、そこから列に並んだ

なんとか、整理券をもらって

さあ、今度は本醸造の味噌の列に行こう、と思ったのが

9時45分頃

残念ながら、味噌は完売、売り切れになっていた


ここは妥協線だ

一番欲しかった、蜂蜜が買えるのだから

二番目に欲しかった味噌がアウトでも

グズグズいうのは、よろしくない


あとは、模擬店と販売、発表を

楽しく見て回るだけだ


珍しくて、おいしいものがたくさんあるのが

東京農業大学の模擬店なので

朝食は、あえて抜いてきている

それに、もう一つ楽しみなのが

学生さんの呼び込みが華やかなことだ

模擬店のメインストリートを歩いているだけで

必ず声を掛けられる

しかも、朝の早い時間で

雨がぽつぽつ降っていれば

品物の出足は良くない

その辺をふらふら歩いている私などは

格好の的、というところだ

まあ、私としても、まんざらではない

というのも

見ず知らずの若者と、一言二言

気楽に話せる機会などは

この、収穫祭以外、あまり無いからだ


最初の戦利品は、焼き団子だ

二本で二百円

味は、みたらし、ヨモギあん、きなこなど6種類

バラでフレバーを選べますよ、と誘われて

団子のフレバー、という言葉が面白くて

つい、買い込んでしまった

団子は、奥の小さなコンロで網焼きしており

肌寒い中に、暖かいものが食べられるのと

焼き係が、男女混合

ジェンダーの区別なく、一緒に料理(?)に

取り組んでいるのもさわやかで

気持ちよく、二本いただけた

ついでに、雨をよけられるおすすめの場所と

トレーの捨て場所も教えてもらうという

ミニ会話も楽しめた


毎年、レタスの苗を買っていた出店は

今年は、花オンリーとのこと

狙っていた大根も、開門10分で売り切れ、とのこと

だが、その代わりに

野菜をたっぷりと買い込んできた

さすが、農業大学だけあって

珍しい野菜が、たくさん売っている

今年買った野菜は

 ・赤ネギ

 ・黒キャベツ

 ・大きすぎて市場に出せなくなったジャガイモ

 ・湘南パック

  (とれたて野菜を、サラダ用に各種

   農大性が袋詰めして作ったアソートパック

   食べられる花、エディブルフラワーも入っている)

   ・茎まで食べられる、ごく甘ブロッコリー

 ・葉のついたニンジン


蜂蜜は、狙っていた品種

栗と、桜の蜜は売り切れてしまったが

次に買いたかった、萩と、ヤマボウシの蜂蜜は

買うことができた

「ヤマボウシ」というのは

別名、「ヤマモモ」

下にはった写真の、白い花の咲く木で

蜂蜜はとにかく、パンチが強く、野趣のある

いかにも「山の蜂蜜」という感じなのだそうだ

萩は、それに対して

いかにも雅で、あっさりとした感じ

和菓子の和三盆の甘さを思わせるものらしい

これは、あまりにも楽しみなので

明日の朝、バタートーストに

半分ずつ塗って、食べ比べて

楽しもうと、少しの間、お預けにしている


昼食は、珍しいメニューを選ぶことにした

「馬肉の鉄板焼き」だ

これも、模擬店でている

馬肉、別名、桜肉は

居酒屋メニューで、一度食べたことはある

ローストビーフのように、薄くスライスしてあって

たれをつけて食べたのは覚えているが

鉄板焼きは、初めてだ

会津の郷土料理らしく

「今、食べそびれたら、もう食べられませんよ」との

呼び込みに誘われて、一皿買った

アツアツの、湯気を立てている肉と

一緒に炒めてあるのは、もやしだけというシンプルさ

味付けは、醤油でもなく、焼肉のたれでもなく

何だったのか、今でもよくわからない


馬肉は、豚肉のスライスのような切り方で

てのひらくらいの大きさのものが

5~6切れ入っていた

かなり、リーズナブルだと思う

味わいは、非常にあっさりとしていた

癖がなく、さわやかで、とにかく品がいい

魚で言えば、白身の川魚

特に、アユのような感じだ

肉なのに、しつこさがなく、淡白

それでいて、うまみやコクはある

ただ

一言だけ、難を言わせてもらえれば

筋が髪切りにくかった

おそらく、豚と比べて運動量が多く

毎日走りまわまっていたのだろう

肉が、アスリート風なのだ

薄切りなのに、嚙み切れず、これには苦労した

薄切り肉ではあるが、隠し包丁をいれて

筋を切ってもらった方が

シニア客は喜ぶと思うが、どうだろうか


そして、本来はデザートを食べるつもりだったのだが

いきなり、声をかけられた

「好きですか?」

いきなり、ドキンとしかけたが

「好きですか?焼き鳥?」

ああ、やはりそういうことが

「1本100円で買えるんですが」

では、いただきましょう、三本ほど


「虫ソース、食べてみませんか

 コオロギとかじゃなくて、カメムシなんです

 本格的ですよ」

いや、さすがに虫はダメだ、と

ご遠慮申し上げようとしたら

「虫じゃないソースもあるんです

 しかも、世界各国

 タイの、辛いのに甘いスイートチリ

 みんな大好き、ユーリンチー

 アルゼンチンの、さわやか系」

では、アルゼンチンのソースで、

鶏のから揚げをいただこう


本当は、ひっつみ汁も欲しかったが

さすがに、もう入らない


お土産に、農大生と会津の農家で

コラボして作った、という

馬肉非常食、1袋500円

3年間もちます、というパックを

二つ買ってきた

非常食は、普通においしいものが絶対に必要だという

今あるものは、数はあるし

種類も豊富なのだが

残念ながら、あまりおいしくはない

そろそろ期限も近くなってきたことなので

早めに食べてしまって

これと、入れ替えることにしよう


その他、研究発表も見事だった

私が特に気に入ったのは

植物から電気を作る、ライト

……これは、実用化されていたら

  私も買いたかった

  まだ、データーを取っている

  企業との共同研究の段階なのだそうだが

  もし、どこかの政党の議員さんが

  このブログを見てくれていたら

  ぜひとも、東京農業大学とコンタクトを取り

  この研究を支援して

  実用化できるようにしてほしいと思う

  植物と、微生物の力だけで

  冬の、クリスマスイルミネーション程度は

  楽に光っているのだ

  これは、うまく使えば

  家庭の電力をかなりの割合でエコ化できるのではないかと

  思っている……









庭園部も、素晴らしかった

この写真に写っているのは

普通の教室の改装だ

ううむ、もし頼んだら

私の家の庭も、このように改装して

もらえるのだろうか

本気で、考えたくなってくる








雨の心配がなければ

一日中、回っていたかった

渋谷まで、そう遠くないところに住んでおられる方

収穫祭は明日まで

当然、入場は無料だ

丸一日、楽しめる

予定のない方には、ぜひともおすすめだ

2024年11月1日金曜日

明日の予定はどうしよう・関東地方は豪雨らしい

 せっかくの三連休なので

のんびりと遊びに行こうかと思っていた

実は、日曜日にはアロマテラピー検定1級の

試験があるのだが

……我ながら、このところ

  ほぼ毎週のように検定試験で

  さすがに、少しばかりバテてき……

実は、今週の土日には

毎年、必ず通っていたイベントがあるのだ


東京農業大学の文化祭

正式名称は「収穫祭」だ

東京農大は、渋谷からほど近く

半蔵門線で10分ほどの

「用賀」駅から

徒歩でも行けるが、バスなら10分かからない程度

馬事公苑のそばにある

渋谷からバスで20分もかからない、のどかな場所だ


大学の文化祭など

60過ぎの大人が行って、楽しいのかと

真顔で聞かれたことがあるが

これが、非常に楽しい

普通の大学祭とは、全然違うのだ


一番有名なのは

生徒による模擬店の

蜂蜜と、味噌だ

蜂蜜は、純粋国産、日本ミツバチの蜂蜜で

普通に買えば、一万円札が

数枚飛んでいくレベルの品物だ

花の種類も、アカシアのような定番に始まり

ミカン、菩提樹、栗と

各種取り揃えてある

しかも、蜂蜜というのは、

どの花の蜜を吸っていたかによって

全然、色も味も香りも変わってくるのだ


なので、蜂蜜は非常な人気商品で

一時は、大学祭が始まる前から

校門に並ばなくては買えない

人によっては、前の晩から簡易テントを持ってきて

大学の門の前に並んでいた


この頃は、ご近所迷惑なこともあってか

このやり方は大改装され

現在は、開門前に並んでいたら

開門後に、並びなおすことになっている

九時の開門で、十時半までに並んだ人に整理券をわたし

一人一つしか買えないようにして

なるべく多くの人に

いきわたるようにしているようだ


味噌も、日本全国の有名な醸造所の品が

ずらりと並んでいる

味噌もかなりの人気で

11時にはすっかり売り切れてしまうほどだ

私は、味噌は毎年ここでたっぷりと買い占め

最高の味噌汁を楽しんでいたのだが

これも、蜂蜜同様

個数制限がかかるようになり

今年は、味噌も3個まで、とのこと

春までには、すっかり飲み切ってしまいそうなのが

少し寂しかったりもしている


大学祭といえば、模擬店だが

この模擬店もまた、農業大学らしく

とても凝っている


毎年、買いたいのに売り切れ閉まって

なかなか買えずにいのが、ベーコンだ

実際の塊肉から

作るものらしく、非常においしい、と

話だけは聞いている


そのほか、目の前の焼き窯で

仕上げてくれるビザや、

厚木キャンパスで育てた果物を使って

作ったお手製のジャム

目の前で焼き上げてくれる、せんべい

「のっぺい汁」や「ひっっみ汁」など

名前を聞いただけでは、どんな食品か

わからないような料理まで

ワンコインで手に入る


また、毎年必ず買うのが、野菜の苗だ

とりわけ、リーフレタスは

四株ほど買って

ベランダのプランターに植えて、大事に育て

秋・冬の間の毎朝のグリーンサラダに

活用させてもらっている

売り手も、農業大学の学生さんだけあって

肥料の与え方、適量の水やりの仕方など

ワンポイントアドバイスをもらえるのも

とても役に立っている


さあ、明日も朝から出発して

蜂蜜と味噌を仕入れてこよう

今年は、昼食には、ひっつみ汁

土産に、山盛りの柿と、農大名物の大根

これは、ショッピングカートを引いていかないと

持って帰れないだろうか、と

楽しく想像していたところ


明日の関東地方は

朝から豪雨の予報が出ていた


ううむ、どうしようか




2024年10月31日木曜日

おすすめドラマ・50代女性二人のゆるい友情「団地のふたり」

この頃、テレビが面白くなくなった
特に、ドラマは興味をひかれなくなった

まず、題材が面白くない
自分の息子よりも一まわり若い男女の
恋愛など、まったく興味も持てないし
殺人のでてくるドラマは
昔から、あまり好きではない
大河ドラマは、よほどのことがない限りは
毎年、楽しみに見ているが
朝ドラは、当たり外れがあるようで
今回は「はずれ」のようだ

だが、これだけはおすすめ、というか
かなりはまっていて
最終回後には、必ずロスになりそうなドラマが
一つだけ、ある
NHK・BSで日曜夜10時から放送している
「団地のふたり」だ

このドラマは1話完結
主人公は、キョンキョンこと小泉今日子と
小林聡美のダブル主演
この二人が、どう見ても
ごく平凡な、50代のシングル女性を演じている

二人は、同じ団地に住んでいて
保育園時代からの友達
一時期は、お互いに違った道を選んで
二人とも団地から出たものの
結婚や仕事がうまくいかなくて
元、住んでいた団地に戻ってきている

長い時を経て
お互いに、お互いの良いところも
悪いところも、一番よく知っている
決して、ベタベタはしないけれど
ほとんど毎日、一緒に夕食を食べたり
団地の太極拳サークルに一緒に出たり
「へこみかけた心を
 ブープー膨らませている」間柄だ


















この二人を取り巻く団地の住人達も
二人が子供のころからいる「おばちゃん達」や
新しく引っ越してきた
同性愛のフラワーデザイナーや
ヤンママ家族など
この、どこにでもいそうで
実際には、どこにもないような
暖かく、和やかで、つかず離れずの
団地の人間関係が描かれる
現代のおとぎ話
なのだと、思っていた

ところが
この団地が、老朽化して
建て替えの話が進み始めると
団地の「おばちゃん」たちは
一人減り、二人減り、
櫛の歯がぬけていくように、いなくなり始める

主人公の一人
小泉今日子の演じる「ノエチ」は
大学の非常勤講師だったのだが
今年以内で、仕事の打ち切りを宣告される
もう一人、売れないイラストレーターだった
小林聡美演じる「なっちゃん」は
団地を去って、親と一緒に静岡で暮らすことを決心する
それが、先週までのストーリーだ

「団地のふたり」が
団地にも住めなくなり
ふたりでもなくなっていく
のんびりとしていた、ドラマの前半が
まるで、
なくして初めてわかる、ささやかな幸せ、の
具体例のように思われてくる

どこか、穏やかで、のどかだった話が
現実に押しつぶされて、切なく変わっていく
これは、何かに似ている、と思い
しばらく考えていて、やっと思いついた
チャップリンの映画だ
特に、「キッド」と「街の灯」を見た時の
最後に残る、切ない後味が
よく似ている

残念なことに、ドラマは次回で最終回だ

この結果が、どうなることか
知りたくて知りたくて、文庫になっていた
原作を買い込み
1日で読んでしまった

だが

結論から先にいうと
「わからない」のだ
原作では、建て替えの話は登場しない
正確に言えば、二人の会話の中で
「もし、建て替えになったらどうするか」
という話題は出てくる
だが、そこまでなのだ
具体的な案は、一切ない

ということは
次の日曜日の10時になるまで
二人の運命は、わからないということだ

これは、実に楽しみだ
楽しみなような
ドラマが終わってしまうのが
寂しいような
早く見たいような、その日が来てほしくないような
なんとも矛盾した
だが、楽しい時間を過ごしている

ちなみに、原作では
文庫になっているパート1の続編も
出ているらしい
だが、この「続編」でも
建て替えの話は出ていないので
ドラマの最終回がどうなるのかは
まったくもって、予想がつかないのだそうだ


できれば、なんとかドラマのほうも
続編が作れるようなエンディングにしてもらいたいと
思っている
今後の楽しみがまた一つ増えたら
実にありがたい






2024年10月30日水曜日

闇バイト強盗(いわゆる「タタキ」)予防法・文春の特集を読んできた

 私の住んでいる関東地方は

先日の、横浜の強盗殺人をはじめとして

闇バイトで人を集めて、高齢者宅を襲う

強盗がかなり増えている

以前の空き巣と一番違うところは

空き巣は、人のいない時を見計らって侵入したが

闇バイトの強盗は

あえて人のいる時を狙って襲い掛かって

殴る・蹴るだけではなく

骨をたたき折る、死ぬまで殴るという

信じがたいほどの凶悪な方法で

金やキャッシュカードのありかを聞き出すところだ


しかも、若くて体力のある男が

数人がかりで襲ってくる

今日も、この種の強盗があり

なんと、雨戸を叩き壊して家に侵入してきたそうだ


こうなると、もう

「目をつけられたら終わり」のような気もする

逆に言えば、どうすれば目を付けられずに済むのか

窓をたたき割られる前に

なんとか、逃げる方法はないものか

素人考えをしているよりも

警察かどこか、まとめを作ってくれないものか、と

考えていたところ

先週発売の、週刊文春が特集を組んでいたので

早速、仕事終わりに図書館に行って

じっくりと読んできた


記事によると

闇バイト強盗に目を付けられないように

気を付けることができるのは、わずかに2点だけ


① 知らない人には対応しない

   これは、飛び込み、アポなし営業や

   いわゆる「押し買い」

   家のここを修理した方がいいですよ、という

   点検商法も含めて

   知らない人への対応は、必ずインターホン越しか

   チャイムが鳴っても、知らない人なら対応しない

   闇バイトが、探りを入れに来ている可能性があるから、

   なのだそうだ


② SNSで自慢話をしない

   特に、株やビットコインでいくら儲かった、とか

   もう、いくら貯金があるから

   老後は安心だ、だのという

   金持ち自慢を書くと、目を付けられる可能性が

   極端にアップするのだそうだ

   そこから、自宅を割り出されれば、逃げようがない

 

   ちなみに、私が自慢(?)しているのは

   毎月、11万で生活できています

   収入が少なくても

   富裕感のある生活をしていますよ、という点だけだ

   決して、「私は富裕です」と言っているわけではない

   私の家に忍び込んだところで

   私の財産で一番高価なものは

   多分、遠近両用のメガネで

   実際の生活そのものは

   23000円の生バスタ製造機を

   買おうか、買うまいか、10日以上悩むような生活だ

   手持ちの現金や、キャッシュカードで引き出せる

   銀行口座の額など、推して知るべし、というところだろう

   少なくとも、私を襲ったところで

   闇バイト諸氏のバイト代も出ないのは確実だ

   どうか、勘違いなさらないように


記事の残りは、目をつけられた後の話だった

ざっとまとめておくと


③ 鍵は頑丈な二重鍵

  窓には、防犯フィルムを張る

    防犯フィルムは、いいかもしれないが

    二重鍵は、どうだろうか

    この頃の強盗は、窓をたたき割って入ってくるではないか

    あまり、役に立たないのではないかと思っている


④ セーフルームがあれば、逃げ込む

   セーフルームというのは

   万一の時に、逃げ込む籠城用のお部屋だそうだが

   私の家には、そんなものはない

   しかも、籠城作戦の絶対的な前提は

   警察に連絡すること

   警察に連絡したうえで、パトカーが来るまでの

   時間稼ぎにしか、ならないのだそうだ

   私のスマホは旧式で、起動に時間がかかる

   電話の画面が出るまでに、つかまってしまいそうだ

   私の場合は、これは却下だ


⑤ あえなく、強盗につかまってしまったら

  抵抗しないこと

    はい、覚悟しておりました

    武装した20代の男が3人いたのでは

    私が4人いたところで、かなわないだろう

    私と愛猫の命と体さえ無事ならば

    有り金も、銀行の金も、全部差し上げましょう

    というのも

    私は、貯金はかなり少ない

    ほとんど、個人年金に入れている

    貯金は、万が一の時の入院代相当額くらいしかない

    これは、実は最初は、詐欺対策として使っていた

    マネー管理なのだが

    ……たとえ、私がオレオレ詐欺に騙されて

      金銭を送ろうとしても、手持ちに金銭がなければ

      送るに送れない

      私の年金を担保に、金を借りるとしても

      借金をするときには、必ず相手から

      「何に使いますか?」と聞かれる

      その時に、あまりに話が妙ならば

      相手の銀行だか、生保会社だかは

      警察に連絡をとり

      詐欺を暴いてくれるのではないか、という

      安全策のつもりだったのだが

   

     まさか、これが強盗対策にも

     役立つことになろうとは思わなかった


週刊文春の記事は、ここまでだが

もう一つ、私が考えている

むしろ、一番これが効くのではないか、という

極端にシンプルな作戦がある


ホームセキュリティーに入ることだ


これにて一件落着、と言いたいところだが

だが、費用は大体、月に二万円から二万五千円する

ううむ、遠山の金さんのように

すっきりとは、行かないのが

浮世、というところなのかもしれない





2024年10月29日火曜日

次の総理は誰?決定は11月11日・ヘッポコ=タロットの占い結果付き

 選挙が終わり

まあ、ものの見事な「全すくみ」状態になった

自民・公明を合わせての与党は

過半数を割れているので

野党の一部と共同でなくては

法案を通すことはできないが

大躍進、と言われている国民民主でも

30議席もなく

維新よりも議席数は少ない

50議席も勝った、と言われている立憲民主も

過半数まではいかない


と、なると

次の総理大臣は、誰になる?

新国会での、総理大臣指名は11月11日

約二週間、水面下の動きが

とても気になる上に

松本清張の小説でも読んでいるようで

なんだか、ワクワクもする


維新、国民民主、共産、れいわ

このあたりを、上手に取り込んだ党の

党首になるのだろうが

さあ、この各党はどう進むのか

おそらく、ここが思案のしどころだろう

ヘタな選択をすれば

「こんな党とは思わなかった」と

支持者が、パッと離れる可能性もなくはない


私は、次の首相は

ずばり、石破サンの続投だと思う


私個人は、今度ばかりは

立憲民主から、総理が出てほしかったのだが

どうも、そうもいかなそうだ


私が、総理が変わった方かいいと思う

一番の理由は、俗称「ブラックボックス金庫」

正式名称では「政策活動費」と

「外交機密費」だ

かなり前から、この二つは自民党が勝手に流用している、と

ウワサされ続けてきた

この二つは、領収証がいらない

なので、元は税金とは言え

好き放題に使えるわけだ


具体的には、報道されたものとしては

 ・政策活動費を、自民党の選挙資金に使った

 ・政策活動費を、マスコミの中で

  自民党に好意的な発言をしてくれる

  コメンテーターに配った

 ・外交機密費を、A宮家のM子と婚約時代の

  KKの生活支援に使った

ウワサのレベルのものとしては

元A 宮家のM子とKKのニューヨーク生活の支援や

敬語費として

外交機密費を、現在進行形で使っている

というのがある


どれ一つとっても、相当に「ヤバい」話だが

ずっと、一つの党が与党になり続け

政権交代もない、となれば

本来なら、やってはいけないことでも

「どうせ、わからないさ」と

どんどんやり始めてしまうのではないかと思う

それが

ちょっと、妙な政権運営をしようものなら

すぐさま、政権交代があり

自分たちの悪事は、すぐに暴露される、と思えば

自然に、おかしなことはしなくなるのではないか、と思う


取り合えず、ここは一度政権を交代して

このあたりのブラックボックスな金の動きも

透明化してほしいと思っているのだが


維新の立憲アレルギーはかなりひどいもので

都知事選の時にも

馬場代表が、立憲を叩き潰す、というようなことを

言っていたばかりだ

馬場代表が残ったままで

立憲と手を組む、というのは

ちょっと、考えにくい気がする

それに、維新は菅内閣のころから

自民と手を組みたがっていた

自然な流れとして、ここは自民とくっつきそうだ


国民民主は、私には自民の派閥に見える

意地悪な言い方かもしれないが

高齢者の医療費を削るために

さっさと死なせる「尊厳死」法案を通したい、と

主張している政党だ

私に限らず、シニア層全体から

意地悪な目で見られることくらいは

お覚悟願いたいものだと思う


この二つは、自民につくだろう

なので、次の総理は石破サン、というのが

私の予想だ


ちなみに、将来のことは

面白半分で、趣味のタロット占いをするのだが

石破サンの未来を占ってみたところ

出たカードは

「ソードの7」

これは、カードの意味合いとしては

策略を練り、要領よく振舞い

少しズルい真似や、小さな悪事によって

目的を達成する、という意味のカードだ

……念のため、申し上げておくが

  これは、あくまでも

  タロットカード「ソードの7」の解説であり

  決して、石破サンを理由なく

  誹謗・中傷しているものではない

  大事なことなので、もう一度言うが

  「ソードの'7」とは

  そういうカードだ、というだけのことだ……

まあ、やり方はともあれ

目的達成のカードなので

めでたいと言えば、めでたいのかもしれない


私はどちらかと言えばペシミストで

未来予想は悲観的なのだそうだ

おまけに、私のタロットは当たらないので有名で

唯一当たったのは、今回の選挙

大変革が起きる、ということくらいだ

なので、この予想もどうなることか

それに、ドラえもん曰く

「未来は変わる」のだそうだ


次の総理は、誰になるのか

そもそも、自民党内では

石破おろしを始めるのかどうか、から

このスリリングな状況を

面白く、見守っていこうと思っている





2024年10月28日月曜日

おひとりさま・買える家の探し方

 先日のブログで

「おひとり様なら、老後のことを考えて

 家は買ったほうがいい

 中古の戸建てがベストだと思う」と書いたら

ご質問がたくさん来ていた

ほとんどが

「家は買うにしても、買えるような額ではない」

「どうすれば買えるのか、教えてほしい」という

内容にまとめられるものだったので

私の考えを、ちょっとまとめてみようと思う


まず、目的をはっきりさせることが

必要だと思う


あくまでも、定年後

年金から家賃を払わずに済むように

介護が必要になった時に

自由に壁を抜いて、リフォームできるように

ということなら

「交通の便」はいらない

都心や、ターミナル駅の近くである必要はないし

もっと言えば、駅近である必要はない


私の経験では、年齢を重ねて

運転免許を返納した後で、一番困るのは

近所にスーパーなどがなく

生鮮食料品が買いにいけないことと

病院までが遠くて

通えないことだ


なので、選ぶ時の基準は

スーパーと、町のお医者さんが

徒歩500メートル以内にあること

欲を言えば

訪問介護と、訪問診療をしてくれるところが

徒歩圏内にあること

これが最重要だと思う


そして、選ぶ地域だが

完全に、地方に移住してしまうと

土地の習慣になじめない、というトラブルが

どうしても起きてくると思う

なので私は

地方なら、県庁所在地の郊外

首都圏なら

東京・神奈川は避けて

都心まで、急行で片道90分くらいのところ

都会と田舎の真ん中くらい

いわゆる「トカイナカ」が

一番良いのではないかと思っている


この「トカイナカ」のいいところを

もう一つあげるとすれば

物価が安いことだ

平均して、都心よりは2~3割安いのが

通常のようだ


私は関東に住んでいるので

関東しか、土地勘がないのだが

関東で言えば、例えば、所沢あたりだ

このあたりなら、駅からバスにはなるが

戸建てでも、1000万を切る値段で売りに出ている

ファミリータイプの大きめの家でも

1500万までで、出ている物件が

そこそこ見つかる

ただし、この値段になると

「戸建て」の家の築年数はかなり古い

具体的には、築30年以上、平均して築40年

というのが、相場だろうと思う


なので、購入費用と一緒に

リフォーム費用まで、見積もっておくほうが

安全だろうと思う


家自体は、小さめにはなるが

考えてみれば、老後の一人暮らし用の家だ

ワンルームマンションよりも広ければ

十分に妥協線ではないか、と思っている


もっとも、都心にでて

のんびりと、遊びたくなることもあるだろうが

そういう時には、格安のビジネスホテルに

泊まってしまうのも、よいのではないかと思っている

ビジネスホテル代と

都心近くのマンションの

固定資産税の額を比べれば

ビジネスホテル代の方が、安くつくのは

確実だからだ


ついの住処になる町選び、物件選びは

なかなか、一朝一夕には決められないと思う

なので

私のおすすめとしては

定年の5年くらい前になったら

買いたいエリアをほぼ決めて

月に一度は、物件探しに不動産屋通い

退職金で、物件代とリフォーム代を一括弁済


残りの生活は、のんきに年金暮らし

家の購入で、貯金が寂しくなったら

貯金額のフォローのために、短時間のバイト


そんな感じが、ベストなのではないかと

思っている


ただし、これはあくまでも

おひとりさまシニアの住宅事情で

子どもと同居の可能性があったり

ご夫婦だったりすると、

話は全然違ってくる


また、私個人の考え方なので

決して、これをそのまま、絶対的な解答とは考えず

「こういうやり方もあるのか」程度の

参考にする程度に

とどめておいていただきたいと思う