2024年11月5日火曜日

当たったぁ!!! 朝日新聞懸賞で当たった映画チケット

 今日、郵便受けを見て

珍しく、封筒で郵便が届いている

このところ、ダイレクトメールと

確定申告用の書類以外は

何も来ていないのに、珍しいな、と思い

差出人を確認して、驚いた

「朝日新聞」


もしや、と思い

ワクワクしながら、封を切ったところ

「ご当選 おめでとうございます」の

手紙と、チケットが入っていた


思わず、やったぁ、と思ったものの

マリオンの応募は、ネットからお手軽にできる

なので、パンパンと

応募できるものは、全部応募しまくっているので

何が当たったのか

よく読んでみないと、わからない状況だ


封筒、ということは

グッズ類ではなさそうだ、と思いはしたが

グッズよりも、欲しかったものが入っていた


映画の無料招待チケットだ















しかも、この映画が振るっている

METのライブビューイング

早く言うと、METというのは

アメリカにある、オペラ用の劇場で

正式名称は

「ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場」という


ここで上演されたオペラ

「ホフマン物語」のライブビューイングだ

実際の公演のチケットなら

一番安い席でも、一万円札が数枚

束になって飛んでいく額

ライブビューイングでも、4000円近くする

日本でもライブビューイングをしている

場所は、銀座の映画館、と知ってはいたが

どうにも、経済的に手が出なかった


しかも、演目が「ホフマン物語」

これは、主人公の詩人、ホフマンの

3つの恋愛(すべて失恋)を

一つの恋愛につき1幕ずつ見せるという

かなり、凝った作りの作品で

ほんの少し、怪奇なホラーテイスト

しかも、このごろは

それぞれの幕ごとに、がらりと雰囲気の変わる

面白い演出をするのがはやりになっている

おまけに、曲が素晴らしい

「ホフマンの舟歌」という

とてもきれいな曲を、聞いたことがある方も

多いと思うが

この曲も、このオペラの4幕の冒頭で

ホフマンの親友と、4幕のヒロイン

……これが、いわゆる「お水」で

  妖艶極まりない悪女なのだが

  歌は、どこまでも甘く、美しい

       それでいて、どこか不吉で

  かすかな不気味さがあるのがミソだ……

この二人の二重唱

歌付きで聞く方が、単なるオーケストラで聞くよりも

ずっと心にしみてくる


ちなみに、この曲だ

歌入りのバージョンを

聞いてみていただきたい



このオペラの作曲はオッフェンバック
運動会でよく使われる
カンカンの曲を作った作曲家だ
つまり
ベルディやワーグナーのような
確かに偉大なのはわかるのだが
少し、偉大すぎて胃もたれのしそうな
油とクリームのこってりした
古い時代のフランス料理のような作曲家ではなく
少し軽めの
いわば、海鮮ポトフか、フリカッセのような
ウイットに富んで、小洒落た作曲家を
聞きにいけるのも、とてもうれしい


ちなみに、私の高校時代は
一言でいって「ひどい目にあった」
としか言いようのない
学校生活だったのだが
私のオペラ好きという下地を作ってくれたのは
芸術選択で、音楽の授業を選べたのがきっかけだ
これだけは
今でも、非常にありがたいと思っている

というのは
高校の音楽の「歌」は完全に「声楽」で
教科書に載っていた歌だけではなく
完全に教師の趣味ではあったのだが
オペラの合唱曲や
テストの実技では
課題曲一曲と、自由曲として
オペラのアリアの中から、なんでも一つ
選んでうたわされた
曲は、キーを変えて良かったので
男性の曲、女性の曲を問わず
一番好きな曲を選べた
おかげで、オペラ独特の
初心者にはかなり耳が苦しくなる
あの、独特の響きすぎる発声や
大げさすぎるストーリーと、盛り上がりすぎる表現に
なんの抵抗もないばかりが
歌というのは、ああでなくては、と
思うようになった
少なくとも、この世にある
「美して面白いもの」に
であうきっかけを作ってくれた
音楽の授業と、恩師には
今は、心からの感謝をしている

今でも、うまい下手は別として
カルメンなら、全幕、全役
歌詞カードがあれば
なんとか、言語の
フランス語で歌えるのではないかと思う

ともあれ、今日は
大好きなホフマン物語が当たったことを
歌の神様に感謝しながら
ぐっすり眠ることにしよう



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