せっかくの三連休なので
のんびりと遊びに行こうかと思っていた
実は、日曜日にはアロマテラピー検定1級の
試験があるのだが
……我ながら、このところ
ほぼ毎週のように検定試験で
さすがに、少しばかりバテてき……
実は、今週の土日には
毎年、必ず通っていたイベントがあるのだ
東京農業大学の文化祭
正式名称は「収穫祭」だ
東京農大は、渋谷からほど近く
半蔵門線で10分ほどの
「用賀」駅から
徒歩でも行けるが、バスなら10分かからない程度
馬事公苑のそばにある
渋谷からバスで20分もかからない、のどかな場所だ
大学の文化祭など
60過ぎの大人が行って、楽しいのかと
真顔で聞かれたことがあるが
これが、非常に楽しい
普通の大学祭とは、全然違うのだ
一番有名なのは
生徒による模擬店の
蜂蜜と、味噌だ
蜂蜜は、純粋国産、日本ミツバチの蜂蜜で
普通に買えば、一万円札が
数枚飛んでいくレベルの品物だ
花の種類も、アカシアのような定番に始まり
ミカン、菩提樹、栗と
各種取り揃えてある
しかも、蜂蜜というのは、
どの花の蜜を吸っていたかによって
全然、色も味も香りも変わってくるのだ
なので、蜂蜜は非常な人気商品で
一時は、大学祭が始まる前から
校門に並ばなくては買えない
人によっては、前の晩から簡易テントを持ってきて
大学の門の前に並んでいた
この頃は、ご近所迷惑なこともあってか
このやり方は大改装され
現在は、開門前に並んでいたら
開門後に、並びなおすことになっている
九時の開門で、十時半までに並んだ人に整理券をわたし
一人一つしか買えないようにして
なるべく多くの人に
いきわたるようにしているようだ
味噌も、日本全国の有名な醸造所の品が
ずらりと並んでいる
味噌もかなりの人気で
11時にはすっかり売り切れてしまうほどだ
私は、味噌は毎年ここでたっぷりと買い占め
最高の味噌汁を楽しんでいたのだが
これも、蜂蜜同様
個数制限がかかるようになり
今年は、味噌も3個まで、とのこと
春までには、すっかり飲み切ってしまいそうなのが
少し寂しかったりもしている
大学祭といえば、模擬店だが
この模擬店もまた、農業大学らしく
とても凝っている
毎年、買いたいのに売り切れ閉まって
なかなか買えずにいのが、ベーコンだ
実際の塊肉から
作るものらしく、非常においしい、と
話だけは聞いている
そのほか、目の前の焼き窯で
仕上げてくれるビザや、
厚木キャンパスで育てた果物を使って
作ったお手製のジャム
目の前で焼き上げてくれる、せんべい
「のっぺい汁」や「ひっっみ汁」など
名前を聞いただけでは、どんな食品か
わからないような料理まで
ワンコインで手に入る
また、毎年必ず買うのが、野菜の苗だ
とりわけ、リーフレタスは
四株ほど買って
ベランダのプランターに植えて、大事に育て
秋・冬の間の毎朝のグリーンサラダに
活用させてもらっている
売り手も、農業大学の学生さんだけあって
肥料の与え方、適量の水やりの仕方など
ワンポイントアドバイスをもらえるのも
とても役に立っている
さあ、明日も朝から出発して
蜂蜜と味噌を仕入れてこよう
今年は、昼食には、ひっつみ汁
土産に、山盛りの柿と、農大名物の大根
これは、ショッピングカートを引いていかないと
持って帰れないだろうか、と
楽しく想像していたところ
明日の関東地方は
朝から豪雨の予報が出ていた
ううむ、どうしようか
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