私の住んでいる関東地方は
先日の、横浜の強盗殺人をはじめとして
闇バイトで人を集めて、高齢者宅を襲う
強盗がかなり増えている
以前の空き巣と一番違うところは
空き巣は、人のいない時を見計らって侵入したが
闇バイトの強盗は
あえて人のいる時を狙って襲い掛かって
殴る・蹴るだけではなく
骨をたたき折る、死ぬまで殴るという
信じがたいほどの凶悪な方法で
金やキャッシュカードのありかを聞き出すところだ
しかも、若くて体力のある男が
数人がかりで襲ってくる
今日も、この種の強盗があり
なんと、雨戸を叩き壊して家に侵入してきたそうだ
こうなると、もう
「目をつけられたら終わり」のような気もする
逆に言えば、どうすれば目を付けられずに済むのか
窓をたたき割られる前に
なんとか、逃げる方法はないものか
素人考えをしているよりも
警察かどこか、まとめを作ってくれないものか、と
考えていたところ
先週発売の、週刊文春が特集を組んでいたので
早速、仕事終わりに図書館に行って
じっくりと読んできた
記事によると
闇バイト強盗に目を付けられないように
気を付けることができるのは、わずかに2点だけ
① 知らない人には対応しない
これは、飛び込み、アポなし営業や
いわゆる「押し買い」
家のここを修理した方がいいですよ、という
点検商法も含めて
知らない人への対応は、必ずインターホン越しか
チャイムが鳴っても、知らない人なら対応しない
闇バイトが、探りを入れに来ている可能性があるから、
なのだそうだ
② SNSで自慢話をしない
特に、株やビットコインでいくら儲かった、とか
もう、いくら貯金があるから
老後は安心だ、だのという
金持ち自慢を書くと、目を付けられる可能性が
極端にアップするのだそうだ
そこから、自宅を割り出されれば、逃げようがない
ちなみに、私が自慢(?)しているのは
毎月、11万で生活できています
収入が少なくても
富裕感のある生活をしていますよ、という点だけだ
決して、「私は富裕です」と言っているわけではない
私の家に忍び込んだところで
私の財産で一番高価なものは
多分、遠近両用のメガネで
実際の生活そのものは
23000円の生バスタ製造機を
買おうか、買うまいか、10日以上悩むような生活だ
手持ちの現金や、キャッシュカードで引き出せる
銀行口座の額など、推して知るべし、というところだろう
少なくとも、私を襲ったところで
闇バイト諸氏のバイト代も出ないのは確実だ
どうか、勘違いなさらないように
記事の残りは、目をつけられた後の話だった
ざっとまとめておくと
③ 鍵は頑丈な二重鍵
窓には、防犯フィルムを張る
防犯フィルムは、いいかもしれないが
二重鍵は、どうだろうか
この頃の強盗は、窓をたたき割って入ってくるではないか
あまり、役に立たないのではないかと思っている
④ セーフルームがあれば、逃げ込む
セーフルームというのは
万一の時に、逃げ込む籠城用のお部屋だそうだが
私の家には、そんなものはない
しかも、籠城作戦の絶対的な前提は
警察に連絡すること
警察に連絡したうえで、パトカーが来るまでの
時間稼ぎにしか、ならないのだそうだ
私のスマホは旧式で、起動に時間がかかる
電話の画面が出るまでに、つかまってしまいそうだ
私の場合は、これは却下だ
⑤ あえなく、強盗につかまってしまったら
抵抗しないこと
はい、覚悟しておりました
武装した20代の男が3人いたのでは
私が4人いたところで、かなわないだろう
私と愛猫の命と体さえ無事ならば
有り金も、銀行の金も、全部差し上げましょう
というのも
私は、貯金はかなり少ない
ほとんど、個人年金に入れている
貯金は、万が一の時の入院代相当額くらいしかない
これは、実は最初は、詐欺対策として使っていた
マネー管理なのだが
……たとえ、私がオレオレ詐欺に騙されて
金銭を送ろうとしても、手持ちに金銭がなければ
送るに送れない
私の年金を担保に、金を借りるとしても
借金をするときには、必ず相手から
「何に使いますか?」と聞かれる
その時に、あまりに話が妙ならば
相手の銀行だか、生保会社だかは
警察に連絡をとり
詐欺を暴いてくれるのではないか、という
安全策のつもりだったのだが
まさか、これが強盗対策にも
役立つことになろうとは思わなかった
週刊文春の記事は、ここまでだが
もう一つ、私が考えている
むしろ、一番これが効くのではないか、という
極端にシンプルな作戦がある
ホームセキュリティーに入ることだ
これにて一件落着、と言いたいところだが
だが、費用は大体、月に二万円から二万五千円する
ううむ、遠山の金さんのように
すっきりとは、行かないのが
浮世、というところなのかもしれない
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