私は喘息の持病があり
季節の変わり目は、発作の可能性が高い上に
気温が極端に変わると
ますます、その可能性が高くなる、と
昨日のブログに書いた
昨夜は、なんとか発作が出ずに済んだ
だが、今日の日中はますます大変だった
私の住んでいる関東では
気温が全く上がらず
ほとんど、冬の初めくらいの温度
長袖だけでは足りず、上着が必要だった
こうなると、もうどうしようもない
唯一できることは、とりあえず病院に行くこと
帰ってきたら、温度調節をした部屋で
何はともあれ、休むことだけだ
役職定年になっているので
仕事は、あまり責任の大きなものは無い上に
私の喘息の持病は
人事課も知ってるくらい、有名なものなので
この時期に、急ぎの仕事が割り振られることは
現役時代にも、ほとんどなかった
なので
当日ではあるが、何の心配もなく有給休暇をいただき
今日、明日、明後日と
ひたすら、療養に励むことにした
天気予報によると
寒いのは、今晩までで
明日からは、また気温が回復するとのこと
ということは、また明日も
発作を心配しながら
びくびく過ごすことになりそうだが
正直、そんなことばかりやっていると
あまりに、陰陰滅滅としてきて
別の病気にでもなりそうな気がしてきたので
何か、楽しいことを考えることにした
そういえば、まだ10月の
「自分の機嫌を取る」プレゼントを
考えていなかった
何にしようか、とあれこれ迷った末に
今月は、物ではなく、体験をすることにした
10月に、ルピシアという紅茶メーカーが
「グランマルシェ」という、紅茶フェスをやる
場所は、横浜
入場には予約は必要だが
入場料は無料だ
入場無料、これはいい
これに行こう、と決めた
横浜といえば、中華街だ
その日は、朝から家を出発して
港の見える丘公園を散歩、バラ園を見学
坂を下って、中華街まで歩き
あまりこまない、穴場の店で
麻婆豆腐を食べよう
焼売をいくつか買ったら
午後のティータイ―代わりに、紅茶フェスティパル
ちょうど良いルートになるだろう
この、「ルピシアグランマルシェ」は
昨年も行ってみたところ
非常に楽しかった
一種の展示即売会ではあるが
ルピシアで販売している、ほぼ全種類の紅茶が
10パーセント引きで販売しているうえに
そのほぼ全部の種類が、試飲できる
かなり、おトク感のあるフェスティバルだ
フェス限定の紅茶も出ている
闘茶コーナーもあり、茶を飲んで、その種類をあてる
「美味しんぼ」の山岡が大喜びしそうな
ゲームもあった
ルピシアは、食品やスイーツも販売しており
レストランコーナーもあった
それに、何より気に入ったのは
ルピシアの専属バンドの音楽ショーだ
ルピシアは、北海道のメーカーで
北海道には、直営のレストランも経営している
そこのステージに出ている、ジャズバンドだ
とにかく、アレンジがしゃれている
「ずいずいずっころばし」や「茶摘み」のような
どう聞いても、小学校唱歌にしか、ならないような曲を
見事に、あかぬけたジャズに編曲して
軽やかに歌っている
あまりに気に入ったので、去年はCDまで買い込んだくらいだ
ルピシアでは、クリスマスごとに
新しい種類の
クリスマスイメージの紅茶を発表している
今月は、クリスマス紅茶を一つと
北海道のジビエメニューを一つ
あとは、フルーツティーと、お茶請けのスイーツを何か
そう考えているうちに
陰々滅〃は、いつの間にか消えてくれた
まだ、喘鳴は残っているが
……喘鳴というのは
俗にいう、喘息患者ののどが
ヒューヒュー、ぜーぜーと音を立てる、あれのことだ
気道が狭くなつているので
笛が音を立てるのと同じ原理で
のどが鳴ってしまうのだ……
あと数時間
今日の寒さと
明日の、急激な温かさを乗り切れば
この喘鳴も終わるだろう
そうしたら、ルピシアだ
紅茶とフェスがあるのだ
楽しいことなど
ちょっと探せば、ゴロゴロ転がっている
元気になって、楽しみを
拾いに行かなくては、もったいないではないか
まだまだ、頑張れるぞ!!
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