2024年12月5日木曜日

認知症になったら、使おうと思っている物

 昨日、何気なくXを見ていたら

父親が認知症で、徘徊してしまう

現在、行方不明になっている

探してください、という投稿が

お父様の写真と一緒にアップされていた

幸いなことに、お父様は

かなり遠くの公園まで行ってしまったものの

無事に見つかり、保護されたとのことだった

これで、一安心、良かったですね、と言いかけて

ふと、思った


お父様は、これまでにも何回か

徘徊して、行方不明になっているそうだ

それなら

GPSを使えばよいのではないか、と


だが、GPSは持っていくのを忘れてしまえば

場所を探すことはできない

バッグの中に仕込んでも、財布にキーホルダータイプの

GPSをつけてみても

バッグや財布を忘れれば、それまでだ


だが

ただ一つ、絶対に外さないものがある


靴である


認知症でも、はだしで外に出れば

足が痛くて歩けなくなるので

絶対に、靴を履く

その靴に、GPSを仕込んでおけば

必ず、居場所を見つけることができる


そんなものは、あるのか

机上の空論ではないのか、と言われそうだが

実際に、あるのだ

Yahooの通販サイトを調べてみると

すぐに、数種類見つけることができると思う


まず、靴そのものに仕込むタイプのもの

靴とGPSを合わせて、7000円くらいから

高くても、1万3000円くらいのお値段だ

これなら、100パーセント心配ないだろう













次に、靴の中敷きの裏側にポケットがついており

そこにGPSを組み入れるタイプのもの

これ須、三千円もしない

かなり、お手頃価格だ















私は、万一若年認知症になったら

……それでも、施設に入るのは

  絶対に嫌なので……

ヘルパーさんか、任意後見人さんに頼んで

この、GPSシューズを用意してもらおうと思っている

そして、外出時にはスマホを持ち

家がわからなくなったら

スマホから、市役所の福祉課か、ケアステーション

どちらにもかからなかったら、警察に電話して

家まで送ってもらおうと思っている


この頃は、こうした介護グッズが

いろいろと、便利になり

比較的、お手軽価格で手に入るようになった


だが、どういうわけか

せっかくのグッズが、あまり世間に知られていない

なんとも残念なことだと思うし

この種の商品は、産業としても

今後、大きな成長が見込める分野だと思う

できれば

国や県や、市町村が

「こんな便利な商品がありますよ」と

困っている家庭にガンガンアピールし

ついでに、もっと使いやすく、もっとお手軽に買えるように

補助金などを出してくれると

非常にいいのではないか、と思うのだが

いかがなものだろうか



2024年12月4日水曜日

「#立花孝志から日本をまもろう」 が トレンドワードになった経過

 今日のXのトレンドワードは

皇室関係、韓国関係、そして

「# 立花孝志から日本を守ろう」だった


私個人の意見を言わせてもらえば

「少し、遅かった」だ

どうせなら、選挙中にこのムーブメントが

起きてほしかった


とはいえ、やっと「まとも」な対応が

起きてきたのは、本当にありがたく

安心できることだと思う


ここで、ざっと立花孝志が

兵庫県知事選挙でやってきたことを

整理しておこうと思う


そもそも、立花孝志は

最初から、兵庫県には何の関係もなかった

それが、突然、立候補を表明した

しかも、自分が当選を目指すのではなく

斎藤現知事を当選させるのが目的

二馬力で選挙活動をすると宣言

自分には投票するな、と明言していた


本来、選挙活動には、数の制限がある

具体的には、選挙活動に使える資金

選挙中に配るビラ、ポスターの枚数など

細かく決まっている

それが、「二馬力」ができるなら

特定の候補だけ、ずっと多くの資金をかけて

演説会も、ビラも、ポスターも

不当にたくさん使えることになる

公職選挙法では、明言はしていないが

これが不当であることは、政府も認めているくらいだ


立花孝志の「候補を10人立てる」発言もひどかった

実際には、候補は自分1人

だが、ポスターを張る立て看板は

10人分、余計に作らなくてはいけなかった

これは、兵庫県の税金だろうに

なぜ、兵庫県民から不満の声が出なかったのか

これは、私は今でも不思議でならない


SNSで広めたデマもひどかった

亡くなった県民局長に対して

死人に口なし、とばかりの

「死体蹴り」を繰り返し

立花信者が、これを拡散

あまり頭のクールでない方々が

これをすっかりうのみにして

真実に目覚めた、などといいだす始末


具体的には、県民局長が10人と不倫をしていた

という、SNSにアップした動画

これは、完全にデマだった

本人にも認めているが

10人、というのは、口から出まかせ

なんの根拠もない数字だそうだ


県民局長がレイプをした、というのも、デマだった

これは、立花孝志が、勝手に考えたことで

県民局長の顔が不細工だから

不倫なんて、できるわけがない

レイプに違いない、と

めまいのするような理屈だった


特定の市議の自宅の前に、支持者をぞろぞろ引き連れていき

家から出てこい、と

あれは、演説というより、脅し、すごみ

そのたびに、大喜びする支持者の不気味な熱狂

支持者の中には、子供連れの姿まであった


おまけに、特定の市議に懸賞金をかけ

「〇〇を探せ」とSNSで呼びかけ

……こういうのを、ネットスラングで

  「犬笛」というそうだ

  確かに、うまいことを言ったものだと思う……

「犬笛」に応じて、わらわらと集まってきた支持者が

お互いに、居場所を特定し、共有しあっていた

……よく、襲撃事件が起きなかったものだと思う

  「犬笛」によってはきたものの

  そこまでバカではなかった、ということなのだろうか……


この、県民局長さんの情報のニュースソースについて

立花孝志は、元副知事から情報提供を受けたと

SNSで流していたが

これも、デマだった

元副知事は、立花孝志とは会ったこともないといい

立花孝志本人も、ウソでした、と認めた


で、斎藤知事が当選したのに

自分は副知事にしてもらえない、と分かると

きれいに掌を返し始めた


県民局長さんの内部告発文書は

9割が真実だと、言い始めた

……念のため確認しておくが

  立花孝志が、県民局長の書いたものは

  真実だと、言ったのである……


そして、これが立花孝志の致命傷だったのだが

県民局長さんから押収したパソコンの中身

と、称する画像を

SNSで流した


間違いなく、致命傷だといえるのは

 ① パソコンの中身が本物だった場合

    個人情報を管理する責任は、兵庫県にある

    県からの個人情報の漏洩は、重大な問題で

    情報漏洩のあった時の責任の取り方として

    知事の辞職も十分にありうる


 ② パソコンの中身が偽物だった場合

    当然ながら成立するのが、死者の名誉棄損

    民事上の不法行為責任、賠償金の支払い


私がどう思うか、と聞かれれれば

まず、偽物だろうと思う

そもそも、これだけの嘘つきが出してきた画像が

本物だと思える思考回路の方が、私には不思議だ

オオカミ少年は、信用しないのが普通なのではないだろうか


それにしても

あまりにも、やらかしすぎている、というよりも

すでに、裁判所では

立花孝志とN国党は

「反社会的カルト集団」と認定されている


これ以上、無意味なデマをまき散らし

選挙をおもちゃにするようなことがないように

兵庫県で起きたことが

全国に飛び火したり

来年の、参議院選挙に繰り替えされたりしないように

早急に、手を打たなくてはいけないと思う


以前、反社会的なカルト

オウム真理教を

ちょっとおかしな連中だが

さほどのことはできないだろうと、たからくくり

野放しにしておいて

手痛いしっぺ返しを食らってから

まだ、数十年しかたっていないではないか

あの事件から、少しは教訓を学ぶべきだと思うのだが

いかがなものだろうか






    


2024年12月3日火曜日

そろそろ借りに行きたい、クリスマスのDVD 「すばらしき哉 人生」

 12月に入り

クリスマスが近くなり

一年の締めくくり、という時期になると

毎年、必ず恒例で見ているDVDがある


かなり古いアメリカ映画なので

テレビで放送してくれるとしても

NHKのBSの映画タイムくらいだ

なにしろ、白黒映画なのだ

だが、ちょっと言うのは恥ずかしいのだが

私は、この映画に何度

励ましてもらったか、数え切れれない


映画のタイトルは

「素晴らしき哉、人生」

ただ、注意していただきたいのは

非常にややこしいことに

同じタイトルで、3つ

完全に違う作品があることだ


一つ目は、テレビドラマ

日本のテレビドラマで、佐藤浩市と浅野温子が出ている

學校の先生の話だが

私が見たいのは、これではない


二つ目は、アメリカ映画

ウィル・スミス主演の

妻を亡くして、がっくりときて

何もできなくなった主人公のもとに

三人の不思議な人物が現れる、という

なかなか、悪くはない作品だが

私が見たいのは、これでもない


三つめは、古いアメリカ映画で

くどいようだが、白黒映画である

DVDのケースを見て、映画の写真に色がついていなかったら

まず、間違いなくそれだ

それが、私の12月の儀式になっている作品だ


この映画のあらすじを

とても簡単に紹介すると

正義感の強く、お人よしの主人公が

金の亡者のような、ライバルと戦って

街の人々を守る、という

いかにも、アメリカらしいヒーロー物語なのだが


ファーストシーンで、夜空が写る

町中の人々が、主人公のことを心配している声が

夜空に広がっていく

すると、夜空の向こう、星のかなたから

二人の話し声がする

1人は、上級天使で、もう一人は見習い天使らしい

見習い天使は、羽がないらしい、というのが

この会話から、推測できる

そして

上級天使は、見習い天使に

この主人公を救いなさい、うまくいけば、羽をあげる、と

約束する

そして、主人公がどんな人か説明する、という形で

主人公の子供のころからの生い立ちをたどっていく、という

かなり、凝った構成になっている


主人公は、子供のころ

みんなで川でスケートをしていて

氷が割れて、川に落ちた弟を救ったときに

病気になり、高熱の結果、片耳が聞こえなくなる

なので

弟は、戦争で手柄をたてて

すっかり、町の英雄になつているけれども

主人公は、町を出ることにあこがれは持っているものの

生まれ故郷で、ずっと暮らしていく羽目になる


ドラッグストアを営む叔父のもとで

ささやかなバイトをし

叔父の処方箋のミスを見つけてあげたり

幼馴染の女の子と恋に落ち

結婚するまでの、ほほえましいエピソードの後で

主人公は、町の人々に、優良住宅を安く販売するようになり

不動産で一儲けをたくらむ、ライバルと対立するようになる


悪いことに、主人公が

税金用に、振り込んでくれと渡した現金を

お使いを頼まれた叔父が、置き忘れ

それに気づいたライバルがネコババしたために

主人公は、税金を払わなければ

脱税で、牢屋に行くことになる


この絶望的な状況が

なんと、クリスマスイブに起きる

街が明るく、楽し気なほど

主人公の疎外感は深くなる


それで、事態を把握した

見習い天使が、主人公のもとに派遣されるのだが


この二人の出会い方が、また、見事だ

これは、さすがにネタバレせずに、伏せておこうと思う


主人公は、絶望のあまり

見習い天使に言う

「生まれてこなければよかった」

見習い天使は、OK

願いをかなえてあげるよ、とばかりに

主人公が「生まれてこなかった世界」を作り出す


これが、映画の終了20分前くらいのところだ

実は、この映画が一番面白くなるのは

ここから、ラストまでだ

前半あたりは、単なる壮大な前振り、と言ってもいいくらいだ


この「自分が生まれてこなかった世界」にいる

自分、というのは

どうみても、悪夢の中だ

母親は、自分を知らないという

街は、ライバルの名前の付いた土地になっていて

通りを歩く人々の服装は、ずっと粗末で

みな、いら立っているように見える

母親に、異常者扱いされた主人公は

せめて、叔父のところに行こうとすると

叔父は、処方箋のミスで、人を死なせてしまい

今は、過失致死罪のような罪名で、牢屋に入っている

素敵な女性だった奥さんは

誰も結婚相手がいないので

クリスマスの晩も、一人ボッチになっている

しかも、この時代の「オールドミス」は

現在とは比べ物にならないほど、立場が悪く

嘲笑の種にまでされている

では、せめて、町の英雄である弟に会いたい、というと

天使が連れて行くのは、墓地だ

墓碑銘を見ると、死んだ年齢は子供のころ

川に落ちて、誰からも助けてもらえずに、溺死していた


主人公は、そこで

自分が生きてきた意味に気づく

自分がやっていた、忘れているような小さなことが

ほかの人の支えになっていたこと

自分というピースがなくなれば

ジグソーパズルは完成しない、ということ


主人公は、現在の世界に戻らせてもらう

数時間後には、牢屋行きが確定していても

それでも、この世界は素晴らしいと

幸福感いっぱいで、家に戻ってくる


さて、その後だが

古いアメリカ映画である

当然、ハッピーエンドになる

牢屋にはいかずに済むし

見習い天使も、羽をもらえる

このきっかけになるのが

主人公の小さな娘の行動なのだが

これは、ネタバレせずにおこうと思う

実に、泣かせる

……文字通りの意味で、だ

  私は、この子の登場シーンから

  もう、目頭が熱くなる……


この、クリスマスの奇跡のラストシーンまで

実は、泣きっぱなしになることが、よくある

毎年、この時期には必ず見ているというのに、である


「癒し系」という言葉がはやっているようだが

この映画は、究極の癒しのようなもので

あなたも、必要な人なのですよ

あなたがいなければ、世界は確実に

小さく、不幸になつたのですよ、と

静かに、語り掛けてくる


関西の落語家の、桂南光師匠が

一番好きな映画に挙げていたが

確かに、南光師匠好みの映画でもある


そして

私の大好きな、三谷幸喜サンが

ご自身の脚本、監督した映画の中で

この「素晴らしき哉、人生」という映画について

何度か触れていた

この映画が好きなキャラクターがいる

一見、こわもてで、心が冷たそうな、このキャラクターが

実は、どんな性格であるかを

一番上手に説明するために

「素晴らしき哉 人生」が好き、という設定にしてあるのだ


まだ見たことがない、という方

ぜひとも、おすすめだ

特に、ラスト20分は、絶対に早送りなどせずに

じっくりと、楽しんでほしい


絶対に、損はない……と思う





2024年12月2日月曜日

今週の回だけは全シニア必見・大河ドラマ「光る君へ」に学ぶシルバーライフ

 もともと、今年の大河ドラマ

「光る君へ」には

頭にドが付くほどハマっており

毎週、楽しみにテレビの前に陣取っているのだが


昨日放送の、第46話は

シニア必見要素が満載

今までのストーリーは知らなくてもよいので

今からでも遅くはないので

今までのストーリーは知らなくてよいので

ぜひ、この話だけでも見てほしいと思った


あらすじをまとめておくと

主人公は、紫式部、ドラマの中では

「藤式部」とか、本名の「まひろ」とか呼ばれている

その「まひろ」は

源氏物語を書き終えると

結ばれることのなかった恋人

藤原道長のもとを去り、旅にでて

九州の太宰府までやってきている


そこで、20年前に

お互いに好きになりかけていたが

破綻してしまった、宋の国の医者と再会


太宰府には、かつて道長と勢力争いをして敗れた

道長の甥、隆家がいる

この隆家は、かつては上皇に矢をいかけけて

家の没落を招いた

「困ったちゃん」だったのが

太宰府では、土地の豪族たちからも

すっかり慕われる、見事な領主になっている


そして、今回の放送では

「刀伊の入寇」つまり

壱岐、対馬が高麗軍と海賊に襲われ

この兵が、博多あたりに攻め寄せてきたのを

隆家達、太宰府の兵と合戦になり

まひろ達一行は、それに巻き込まれる、という

内容なのだが


シニア必見、だと思ったのは

まひろが、都から太宰府まで

わざわざ旅に来た理由だ


自分は、書くことがすべて

それが、源氏物語を書き終えてしまった

今はもう、ほかの物語を書く気力も無い

源氏物語の終わりと一緒に、自分も終わってしまった

なのに、自分が終わったことを、認められない


これは、役職定年や、実際の定年になって

今までの机の中身をかたづけ

場所をあけわたしてくい、あの時の気持ちと

かなり、重なるのではなかろうか


これに対し、20年前に恋仲になりかけて、破綻した

宋の医師の答えが、振るっていた

俺のことを書かないか、と誘うのだ

そして

筆と墨さえあれば、どこででも書ける、と

寄り添い、励ましてくれる


見ていて、これは退職後のシニアにかける言葉だ、と

思った

同じジャンルで

今度は、世間でいう「成功」などを求めずに

ただ、自分が面白いと思ったことをすればいい

最低限の材料さえあれば

自分一人で、ごくごく小さな起業をすればいい

私には、そう聞こえた


もう一つ

太宰府の帥になっている、隆家だ


この隆家は、都にいたころは

「軽挙妄動」が多い、というのか

なんとも、行動力はあるが、頭がついていかない

残念な人にしか、見えなかったのだが


太宰府の水があった、というのか

本人も、ここに来て、都で官位をあらそっいたのが

場がバカ市区なった、といい

仲間さえいれば、富などいらん、と言い放ち

地元の豪族たちと一緒に踊り

兵士に酒を差し入れ

実に、幸せそうに、頼もしくなっていた


刀伊の入寇の後の指示も

出陣のタイミング、兵の集め方

戦になった時の矢のうまさ、まど

これ、「光る君へ」ですよね、

「鎌倉殿の13人」ではないですよね、と

言いたくなるくらい、適格だった

ちなみに、これが隆家の「ビフォーアフター」

都で、「困ったちゃん」時代と

現在の、太宰府時代である
























これは、見事な「退職後の生活」の

モデルケースではないだろうか


今の仕事が、本当に心の底から好きだ、という人は

同じジャンルで、つとめるにせよ、起業するにせよ

やっていけばいい


だが、前の職場が、本当に自分に合っていたのか

ひょっとしたら、自分の気質を曲げたり

人に見られないように、押し隠したりして

いなかっただろうか


もし、そうなら

定年退職はむしろ

自分を見つめなおし、自分に一番あった

生き方を探せる

いわば、貴重なリセットのチャンス

これかな、と思う方面に飛び込んでみて

うまくいけばよし、なんだかなぁ、と思うなら

ほかのところに、別のことを探しに行けば好


そして、うまくはまれば

収入は減るかもしれないが

それ以上に、やりがいや、幸福感や

周囲からの尊敬を得られるかもしれない


今回の「光る君へ」は

それこそ、作者サンには

全くその気はなかったのかもしれないが

「シニアライフの成功のコツ」の

まとめ回のような気がしているのだが

いかがだろか


2024年12月1日日曜日

今年のクリスマスケーキ・やはりここで選びたい

 今日から12月

さあ、これから忙しくなるぞ、と

今年もワクワク気分で

12月を迎えることができたことに

ただ、感謝したい


谷川俊太郎さんは

遺作となった詩「感謝」の中で


『 いったい誰に?


  神に?

  世界に?宇宙に?

  分からないが

  感謝の念だけはのこる』


と書かれていて

読んだときには、ううむ、とうなった

私の、なんとなく感じてはいたが

うまく言葉にならなかったことを

こんなにも簡単に、わかりやすく、クリアーに

言葉に翻訳してもらったような

気がしてしまったからた

……おこがましい、と言わないでほしい

  自分でも、それは十二分にわかっている……


なので、今月は少しくらいはいいこともやりたいが

でもやはり

せっかくのワクワクシーズンだ

部屋はリースやツリーで飾りたいし

ローストチキンくらいは食べたいし

何より、クリスマスケーキは必需品だ


今年のイブは

サンタクロースになり、経済的に困難な家庭の

子供たちに本を贈りに行く

ボランティアに参加

そのあとは、サンタのボランティア大集合で

宴会になる予定なので

私のクリスマス祝いは、25日になる予定だ


なので

25日にケーキを引き取りに行ける

ところでないと、少々困る


おひとりさまなので、あまり大きすぎるサイズも

持て余してしまいそうだ

ご予算も、ちょっと奮発して3500円まで

定番すぎるイチゴショートは避けたいが

普通のケーキとは違う

クリスマスっぽいものがいい

できれば、期間限定商品で

ケーキを買うことで、誰かを支えられるような

そんな商品はないか、と

あれこれ探してみたところ


そんなケーキ、あるわけがないだろう、という

声が聞こえてきそうだが

……そして、私自身、少しばかり

  あきらめモードではあったのだが……


なんと、条件ぴったりのものを見つけた

お値段は3500円ピッタリ

引き取りは、一番遅くて25日の夕方まで

予約段階で、引き取り日時も決めておく

種類は5種類

引き取り場所は、渋谷


そして、最後の条件

ケーキを買うことで、学生さんを

励ますことができる


と、これだけではよくわからないと思うので

種明かしをすると

私がみつけたケーキは

製菓専門学校の学生さんが

先生方の指導を受けながら作る

大学生で言えば、レポートに当たる製品なのだ


おそらく、探せばいろいろな学校で

販売をしているとは思うが

私は、必ず時間内にとりに行けるように

アクセス重視で、決めた


だが、困ったことがある

この学校のケーキは

それぞれ、講師の先生が1種類ずつ担当している

この先生が、どなたもそれぞれ魅力的で

しかも、ご自分の魅力を十分に理解したうえで

その魅力を一番引き立たせるケーキを

いかがですか、と提供してくれているわけだ

魅力的過ぎて、迷ってしまい

かえって、一つに選べない

だが、ここの学校のケーキには

固定ファンがついていて

生徒さんが作るので、数が限られていることもあり

1週間くらいで、予約が全部、埋まってしまうのだそうだ

迷っているのに

迷っている時間がない、ときている


栗か、木苺か、マンゴームースか

アントナム協会か、ホテルのスーシェフか、シェ松尾か

あと二日くらいは

この、楽しくもくだらない

ゴージャスすぎる悩みに

じっくり向き合っていこうと思う


それにしても、迷う

どれがいいと思います?





2024年11月30日土曜日

鬼滅の刃と秋篠宮

 秋篠宮の59歳の誕生日会見の

内容が発表された


いや、もともと、かなり残念な方だとは思っていたが

まさか、ここまでだとは思わなかった、というのが

正直なところだ


まず、皇族なら必ず一言あるはずの

天皇皇后両陛下への感謝も

お支えしてまいります、という一言も

ほんの形式的な言葉一つなかった


天皇ご一家では、必ず国民に対する

思いやりの言葉が述べられる

それが、まるで忘れたかのように

きれいさっぱり、一言もなかった

ついでに言えば

国民の幸せを願う言葉も

ただの一言もなかった


それどころか、秋篠宮家は国民から

「バッシング」を通り越して

「いじめ的情報」を受けている、と言い出した

秋篠宮家は、長女の結婚会見の時も

自分たちを応援した人だけには感謝はするが

それ以外の国民は敵だと言いたげに

最大限の憎悪をこめたかのように

にらみつけて、日本から出て行ったが

どうやら、この親にしてこの子あり

全く持って、似た者親子だったようだ


私が内心、ひどく驚いたのは

この人は、59歳にもなって

自分と自分の一家がどうして嫌われているのか

全く理解できていないことだ


言いたいことはいろいろあるが

長くなりそうなので

一番簡単で、わかりやすく

誰の目にも公平な、「金」のことに絞って

書きたいと思う


そもそも、いじめっ子から

問答無用に金を取り立て

その金で、自分だけではなく

家族までゼイタクざんまいをするような

いじめられっ子、なんて

存在するのだろうか、というのが

一番、根本的かつ、素朴すぎる疑問ではあるが

50億円で家を改修し

改修工事が終わったら、途端に再改修工事をはじめ

自宅一つに、いったいいくら

かけるかわからない


長女に対しては、警備費の送金疑惑もある

少なくとも、週刊誌情報ではあるが

ニューヨークにある日本領事館には

長女夫妻担当の係員が一人いて

KKが司法試験に受からなかった時には

そちらから手をまわして、ビザを確保したと

言われている

海外で働く公務員には、基本給に加えて

特別手当も付く

この、長女係の給料、ボーナスなど

数年分が、全部国民の税金から出されている


次女も、「一人暮らしをしたいから」と称して

10音円の豪邸を不法占拠中

これも、本来なら国有財産で

単なる一宮家が勝手に使っていい筋のものでは

全くないだろう

しかも

朝食を食べに親のところに行きたいが

化粧を済ませていない顔を

職員に見られるのは嫌だから、道を作れと

2億円をつかって

親の住む家と、自分の占拠している建物を

つなぐ道路を造らせた

その名も「すっぴんロード」


長男の入試に関しても

国民が数年かけて、必死で勉強して

入学する試験を

大学への多額の寄付と権力で奪い取るような真似をする

秋篠宮は

親ならだれでも、子供の望む教育を

受けさせてやりたいと思うものだ、といったそうだが

いやいや

通常の親ならば

子供の入学のために、札束を積もうだの

特別制度を作らせて、裏口入学スレスレのことを

やってやろうとは、思わない


これだけやらかしておいて

自分たちが悪いとは、ほんのわずかも思わず

「いじめ」を受けた

誰が何を書き込んでいるか、ネットを調べられるように、と

言い出しているのだから

正直、次の天皇が悠仁サマだというのなら

私は、天皇制そのものを終わらせても

いいのではないかと思っている


そして、秋篠宮の「国民がいじめる」発言を読んで

とっさに私の頭をよぎったのは

数年前、社会現象になるまでの

大ヒット作になった、コミック

「鬼滅の刃」の1シーンだった


このコミックの大まかなあらすじを言うと

人間をとって食う、「鬼」と呼ばれるモンスターと

鬼滅隊という、人間側の戦い

主人公は、妹を鬼にされかけた兄、炭次郎

妹を守りつつ、仲間と協力して鬼と戦う

ストーリーなのだが


この悪役の「鬼」が、なかなか面白かった

その中に

目が不自由なふりをして

悪事を重ねていたのが

死んだ後で鬼に転生した、というキャラがいた


このキャラ自体は、大きさは野ネズミくらい

小さくて、ちょろちょろと逃げ回るので

なかなか見つけられず、滅ぼすこともできないのだが

決め台詞は

「弱くて小さな私を

 かわいそうだと思わないのか」

いやいや、このキャラは鬼の中でも

トップクラスに強く、

このセリフに少しでもひるんだら

すきをついて殺しにかかるタイプ


そして、主人公の頭を握りつぶそうと

掴みかかりながら言うセリフが

(かわいそうな私に対して)

「弱いものいじめをするなぁ」

という

なかなか、強烈なキャラで


読みながら、私は

うんうん、こういう奴っているよな

いつも、上手に被害者面をして

同情を買いながら、一番悪辣なことをする奴、と

実をいうと、鬼滅の刃を読んでいて

一番印象に残ったのは、このシーンだっだのだが


まさか、同じものを

皇族にみせられるとは思わなかった

なんだか、この先

秋篠宮家ご一行さまが

皆、鬼滅の刃の「鬼」のように見えてきそうな

嫌な予感もしている


もう一つ言えば

ほかの「鬼」ではあるのだが

主人公の親友の一人に

「もはや、善悪の区別もつかなくなったんだな」と

言われたのに対し

「善悪の区別はついてるぜ

 俺を正しく評価し、認めるものは「善」

 低く評価し、認めないものが「悪」だ」と

答える、鬼のセリフとも

完全に、印象が重なった


何度も言うが

これが、我々の税金で生活している皇族の姿だと思うと

もう、男だというだけで

秋篠宮家に皇統を映すのは

かなり無理があるように思うのだが

いかがだろうか





 






2024年11月29日金曜日

この番組は楽しみ・金曜ロードショー

 今日は珍しく残業が入ったのだが

週末に出勤するのも嫌だったので

せっせと働いて、なんとか終了させ

今日の帰宅目標、20時半ギリギリに家に着いた


レンコン餅に、厚揚げ、納豆

小松菜の煮つけ、シジミ汁という

あっさりした夕食を済ませたあと

皿洗いもそこそこに

テレビの前に陣取った


今日は、楽しみにしていた番組がある

夜の九時から、「金曜ロードショー」だ


私が子供のころ、まだビデオというものが

発明されていなかった頃は

映画は、映画館か

テレビの「ロードショー」と

名付けられた番組でしか見られなかった

子供のころ、夜更かしはさせたくないのだけれど、と

母親に渋い顔をされながらも

テレビにかじりついていたころのことを

懐かしく、思い出すせいか

映画のテレビ放映は、よく見る方だ


特に、この「金曜ロードショー」は

映画のラインアップがいい

家族みんなで見られる

話題になった作品を取り上げていることが多く

特に、ディズニーとジブリはよく放送される

私は

「トイ・ストーリー」シリーズの1,2,3全部

「塔の上のラプンツェル」

実写版の、「美女と野獣」「ライオンキング」

「モアナと伝説の海」 という

近頃のディズニーのクリーンヒット作は

全部、金曜ロードショーで見ている


途中でCMの入る

少しぬるめの雰囲気が、なんともレトロで

ほのぼのする上に

その間に、ポップコーンとコーヒーを

準備できるのも、楽しいところだ


今日と来週は

「アナと雪の女王」の1,2

再来週は

「美女と野獣」と「アナと雪の女王」の短編集

その次は、クリスマスの定番

「ホームアローン」と

自家製のアイスクリームとポップコーン

それに、お気に入りのコーヒーを準備して

テレビの前に陣取りたくなる作品が

続くのも、うれしい


実をいうと、「アナと雪の女王」は

あまりに話題になりすぎたのと

近所の、幼稚園に通っている女の子が

手放しで、大好き、と言っていたので

なんとも気恥ずかしくて、見に行けず

何を隠そう、今日が初見なのだ


アナの声は、神田沙也加サン

映画の画面いっぱいに

生き生きと活躍するアナが

行動力と生命力に満ち溢れ

元気いっぱいな分だけ

どうしても、痛々しい思いがぬぐえなかった


見事な作品で

特に、クライマックスの

凍り付いた海と、崩れ落ちる船の描写は

迫力も満点、映画に引きずりこまれて

すっかり、コーヒーが冷めてしまったくらいだが

それとは別に、神田さんに合掌をささげたいと思った

月並みな言い方だが

本当に、惜しい方をなくしたと思う


だが、それにしても

イケメン王子とのひとめぼれ結婚を

愚かなことと、一蹴し

真実の愛を、陰でそっと支えてくれた

異性とではなく

姉妹の家族愛、とまとめた脚本は

実に現代的で、お見事としか言いようのないもの

だったと思う

なので、この年になって学んだ教訓が一つ


「世間がこぞって『いい』というものは

 確かに『いい』」


おあとがよろしいようで




2024年11月28日木曜日

松本人志騒動・どうなるテレビ復帰

 ことの発端は、昨年の12月

松本人志の性加害疑惑を

週刊文春が報じたことに始まっている


女性側の証言として文春が報道した内容を

時系列順にまとめると


① 松本の後輩の芸人に飲みに誘われた

  このときは、松本が来るとは聞いていなかった

  単に、VIPとの飲み会、と言われた


② 行った後で、飲み会の場所が変更になったと知らされた

  変更先は、ホテルのスイートルームだった


③ 携帯電話を「没収」され

  来るのは、松本だと知らされた


④ ここまでは、後輩芸人など

  周りに数人がいたが

  ゲームと称して、松本と二人にさせられた

  いきなりキスされ、性加害を加えられた


その後、この女性以外にも

松本から性加害を受けたという女性が次々に現れ

合計、11名となった

中には、マッサージ店の施術士サンもいた

この施術士サンの話をまとめると


……働いていたところは、性的な色彩のない

  純粋な医療行為としてのマッサージで

  「名店」として知られているところ

  一度、松本が、何をどう勘違いしたのか

  その種の行動をしようとしたときに

  はっきりと

  当店はそういうサービスをするところではありません、と

  お断りをして

  お引き取り願ったあと

  後日、偽名を使って、もう一度予約し

  もう一度「チャレンジ」しようとした、と証言している

  いやはや、これが本当なら

  下半身大魔王の称号を差し上げたくなるような話だが……


松本側は、これを事実無根として

文春を告訴

損害賠償金として、6臆を超える額を請求した


ところが、数日前に

松本側は、告訴を取り下げた


もう一度確認しておくが

松本が訴えを提起し

判決で白黒つける前に

告訴をとりさげたのも、松本である


これは、実際、よくあるパターンだ

民事訴訟を出したはいいが

出した方が、負ける確率が高い場合

「お前の負け」と言われる前に

告訴を取り下げる

……告訴を取り下げれば

  裁判自体は行われないから

  白黒つけられることはなく

  うやむやのまま、いわば「なかったこと」にできる……


つまり

松本は勝ったわけでも何でもない

一番近い言い方は

「疑惑をたっぷり残したまま、逃げた」だろう


それが

年明けからのテレビ復帰を予定しており

吉本興業が謝罪をして

松本は、テレビ局にお詫び巡りをして

それで、幕引きにするつもりらしい


早速、反対の署名が立ち上げられた

悠仁サマの東大尊宅入学反対の署名を扱った

ネットの署名サイトである

今日現在で、約4万筆の署名を集めたそうだ


私はそもそも、昔からダウンタウンは嫌いで

一度も面白いと思ったことがないので

松本を日本のタカラ、と呼ぶ人の気持ちは

全く理解できないのだが


犯罪そのものは、時効にかかっており

逮捕などをすることはできないとはいえ

性犯罪者がやるお笑いを見て

楽しく笑えるものだろうか、とは

大いに疑問に思う


署名サイトに参加した、という私の同僚は

もしテレビに復帰でもしたら

スポンサー企業に、徹底的な

不買運動を起こしてやる、と息巻いている

ごく普通に考えて

不買運動は起きるだろうし

ジャニーズの事件もあったことではあるし

吉本も、吉本に所属する芸人さんたちも

全く無傷、というわけにはいかないだろうと思う


それに、そもそも

弱い他人を傷つけなくても、面白いものは作れる、と

世間がわかってしまった後で

あの、パワハラ芸は

楽しいギャグとして、受け入れられるのかどうか

……とある中年の、芸人ではない男性を

  笑いものにしている企画もあった

  人気シリーズだったらしいが

  私には、その人が障害者と健常者の

  グレーゾーンの人のように見えた


  私には、あれを見たとき

  最初に思い浮かんだのは

  東京オリンピックの音楽担当者が

  障碍者いじめを、武勇伝として楽し気に語っていた

  インタビュー記事だった……


いくつかのテレビ局は

あっさりと、松本人志を使う予定はありません、と

切り捨てたようだが

さあ、「拾う神」はでてくるのか

スポンサーは、反対派とどう向き合っていくのか

少し意地悪な視線ではあるが

目の離せない状況になりそうだ




2024年11月27日水曜日

昼休みのおしゃべり会・国に一番にやってほしいこと

 私の職場は

役職定年者が多いこともあり

なんとなく、和気あいあい、春風駘蕩、という

のんびりとしたところがあり

昼休みの終わる10分ほど前には

皆、自分の座席に集合して

思い思いに、好きなお茶を飲みつつ

罪のない話題に、花を咲かせていることが多い


高校のころ、古文で「枕草紙」を読んだとき

虫尽くしだの、花尽くしだの

どの虫が好きか、どの花が良いか、

つらつらと書き綴られているものがあり

当時の私は、この文章の

一体何が面白いのだろうと、本気で首をひねっていたが

午後の仕事の前の

お茶時間を楽しむようになってから

なんとなく

清少納言の職場も、こんな感じだったのではないか、と

勝手な想像をすることが多くなった


で、私の職場の今日の「お題」は

「政治家に、最初にしてほしいこと」だった

そもそもは、立憲民主の野田サンが

一番最初にすることは、紙の保険証を続けていくこと

といったこと

初めて聞いたときは、

なんて小さなことを、と思ったが

実際、マイナ保健所への切り替えが

目前だったから

あのタイミングでなければ、

とめられなかったんだな、と

誰かが言ったことがきっかけだった


こういう話題は、一気に場が活気づく

全員のテンションがマックスに上がるので

午後の仕事の前に

きっちりと、ギアが入るのも良いところだ


やはり、物価の話が一番に出てきた

シャンプーや、歯ブラシのような日用品に始まり

今は、米の値段が上がっている

生協で買っていたという同僚は

値段がきっちり1.5倍になったと嘆いていた

節約で何とかするにしても、限度がある

政治になんとかしてもらわなくては、という

意見が真っ先にあがり

全員からの共感を呼んだ


私の世代では

もっと、シニア層を大事にしてほしい、という

声も上がった

確かに、これは私も思う

シルバー政治、と言われるが

私としては、シニア世代に手厚い政策など

一つでもあっただろうか

具体的には、何も思いつかない


だが、これを言った同僚の話は

もっと切実だった

同僚は、少し遠いところに自宅を構えていて

片道2時間近くかけて出社してくるのだが

その同僚の家に近くには

生鮮食料品を買える店がないのだそうだ

半径500メートルに、スーパーも、コンビニも、商店街も

一切、何もない

で、現在は、休日に

奥方と二人で、車を出して

大型ショッピングモールに入っているスーパーに行き

一週間分、買いだめをするのだそうだが


心配しているのは、免許の返納だ

危なくなるのも、わかっている

子供には、一拍だけブレーキのタイミングが

遅くなったと言われている

けれど

免許を返納してしまったら

食料品を買いに行かれない

免許を返納しろというなら

クルマに代わる、高齢者用の乗り物を

安く、簡単に手に入るように

行政の補助をしてほしい

……これは、どこかで聞いたことがある

  かなりうろ覚えで申し訳ないのだが

  確か、岡山あたりのどこかの市が

  ゴルフ場のカートのような、シニア向けのエコカーを

  貸し出す制度か何かを、始めたのだそうだ

  最高時速も、歩行者にぶつかっても深刻なけがをさせない程度に

  控えてあるので

  シニアの方も、安心して運転できる、という

  なかなか便利そうな、電気自動車だったのだが

  これが広まらないのは、どうしたことだろう、と

  少し不思議に思っていたところだった……


「一択。病児保育」といったのは

幼稚園児の子供を持つ、同僚だ

子供さんが熱を出すたびに

保育所から呼び出されて、お迎えに行く姿も

実に、お気の毒だと思うのだが

その分、急に仕事が増えて

残業せざるを得なくなる、同じ部署の人たちも

お気の毒だと思ってしまう

確かに、病児保育の制度さえあれば

全部は、一度にかたがつくだろう


そのほかにも

給食費無料化、塾代補助、奨学金免除

同一労働・同一賃金、手取り増加

農業振興、愛子天皇、選挙デマ防止

ワイワイガヤガヤと、いろいろ出たが


私に、話題がふられた

こうなると、何か少し面白いことを言って

座を盛り上げたくなるのが

普段からの、悪い癖たせ

それで、ちょっと変わったことを言ってみた


新しい産業を作り出すこと


私は、今の社会の状況は

いわば「貧すれば鈍する」を

地で言っているのではないかと思っている

自分の、先行きの見えない不安を

高齢者にぶつけてみたり

ネットリンチにかけてみたり

社会全体に、ゆとりや潤いが

無くなっている気がするのだ

と、なると

一打逆転、何か新しい産業を

政府の肝いりで作り出し

クルマなら日本、トランジスタラジオなら日本、と

言われたように

トップブランド国に返り咲いてはどうだろう、といった


では、どこの分野で、と言われそうだが

私は、シニア産業ではないかと思っている

これは、世界のどこでも

本腰を入れてやっている国はないが

高齢化は、世界的な問題で

世界にいる、高齢の富裕層中には

雑音を拾わない、高性能で軽い補聴器があれば

金などいくら出しても構わない、という人は

少なくはないだろう


日本の介護用品は

世界的にも評価が高い

むしろ、知らぬは日本ばかりなり、というところだ

これを、大々的に広告しない手はないではないか


歯の弱くなった高齢者のソフト食や

飲み込む力の少なくなった人にも

食べる楽しみを、という試みは

小規模ではあるか、いくつかの企業が

すでにチャレンジしており

しかも、かなり高品質だ

アルコールの飲めなくなった高齢者にも

ノンアルコールピールで作ったゼリーを出して

「ちょっと一杯気分」を楽しんでもらえるサービスもある


こうしたテクニックや、ノウハウを、売る

手本は、ハヅキルーペの事業展開でどうだろうか

いわば

日本のシニアが、シニア文化を作り

それを、海外に輸出するわけである


ほかにも

例えば、自宅の薬箱にセットすれば

薬の飲み忘れがあるときには

しゃべって知らせてくれる機械や

血圧、脈拍などをはかって

問題のある時には

病院に行くことを促してくれる

お助けロボットなど

AIを使って、開発してほしいもの

開発してくれたら、私なら必ず買うものなどは

たくさんある


ぜひとも、この方面で国力アップを、と

言いかけたところで、始業のベルが鳴った


さて、とパソコンに向かいかけたところで

立件民主党の政治塾に入っているという

同僚から、ぼそっと

「夏の参院選、立候補するんですか?」と聞かれた

いや、しませんって

しても、落ちますって


だが、シニア文化国富論は

少し、本気で考えている

少なくとも、薬飲み忘れチェックおしゃべり機は

どなたか、作っていただけないだろうか

最低限、私の分の一台だけは

売り上げを保証させていただくが、どうだろうか







2024年11月26日火曜日

簡単ミネストローネが美味な季節

 今年は、季節が夏と冬しかないようで

もう、すっかり寒くなってきた

鍋もすでに何回か食べている

そして、いよいよ

簡単ミネストローネがおいしい季節になってきた


私の料理は、いつもかなり適当で

絶対に必要な材料というのも

あまり、なかったりするのだが

この「簡単ミネストローネ」は

その中でも、特に適当に作って

すぐに食べられる上に

なかなか美味、と

私の自慢のレパートリーでもある


作り方は、非常に簡単

材料は、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ

その他、冷蔵庫の中を見て

食べ損ねていた野菜があれば

何をいれてもおいしくできる


野菜は、全部

みじん切り機に入れて、同じ大きさにカット

ナスやセロリなども

あれば、ガンガン入れてくれてOKだが

キャベツだけは、少し大きめの

ざく切りの方が美味だと思う


肉は、ベーコンがあればベストだが

ウインナーでも、シャウエッセンのような

コクのあるソーセージでも

それはそれで、なかなかおいしくなる

もちろん、ひき肉、トンコマ、鶏肉

オールオーケーだ

分量も、冷蔵庫に残っているものを

どさりと入れれば、それでOkだ


これを軽く炒めたら、水を加えて

ブイヨンキューブと、コショウ

あれば、ローリエの葉と、ハーブ類を適当にいれて

沸騰してから5分ほど煮る


最後に、トマトのダイスカットの缶詰を投入

味が薄ければ、トマトケチャップで整えて

完成である


食べ損ねて、少し硬くなった

バゲットなどのある時には

耐熱さらにミネストローネを注ぎ

バゲットを薄めに切り、上に乗せ

その上に、スライスチーズをのせて

オーブンで焼いている

チーズは、とろけるチーズなどがあればベストだが

普通のチーズでも、それなりにはとろけてくれるので

ミネストローネを吸ったバゲットは

オニオングラタンスープのようになり

なかなか、いける


冷蔵庫の掃除にもなり

野菜を大量に食べることができ

簡単で、美味で、少しごちそう風

寒い時期に、一度

お試し死いただきたい、ずぼらメニューだ





2024年11月25日月曜日

悠仁サマの進学は海外?秋篠宮の発言の波紋

 今日、秋篠宮夫婦の会見があり

来月のトルコ訪問を、大きな喜び、と

語ったそうだ


正直、この夫婦の人格には

かなりの問題があるように思う

血筋はやや遠いとはいえ

親戚がなくなったばかり、というよりも

前日がお通夜

翌日が葬式、というその合間の一日に

死者とゆかりの国への訪問はする

記者会見はする

しかも

死者への悼みの言葉一つもなく

「満面の笑み」としか言いようのない

ウキウキ笑顔で

全く関係のない、自分たちの息子の話

しかも、大学入試を飛び越えて、留学の話を

しゃべくりまくる


ちょっと、理解を超えた態度ではあったが

考えてみれば、この二人は

昭和天皇の喪中に

喪服で結婚会見をやった連中だ

自分の父親が死んで、間がないときに

どこ吹く風と、楽しい結婚の話を

平気でできる子供なのだから

親戚がなくなっても、この調子なのは

むしろ

「平常運転」なのかもしれない

しかし、本当に、黒い喪服を着て

夫婦そろって、この笑顔はいかがだろうか

ないだろう、と思うのだが

いかがだろうか














会見の内容では

悠仁サマには、今後の針路として

秋篠宮から、海外留学を勧めたそうだが


ということは、東大はあきらめたのだろうか

まあ、その方が利口だろう

これで、東大に裏口推薦入学でもしようものなら

国民からの敬愛どころか

怒りと軽蔑しか、招かないだろう

文春では、どうやって入手したのか

學校では、公式には発表していない

悠仁サマの成績を報道していたが

数学は、200点満点でゼロ点だった


これでは、高校でも成績は最下位あたりだろう

となると

高校内部で、推薦をもらう競争がある

悠仁サマの成績では

まず、選ばれるはずがない

もし選ばれたら、かなりのソンタクの結果だ

そして

ほかの高校ならいざ知らず

筑付の生徒と、その保護者が

東大推薦に不正をされて

黙ったままでいるはずがないのだ


もし、東大入学をごり押ししたら

間違いなく

秋篠宮家の終わりの始まりになっただろうと

この点は、確信が持てる


海外留学、というのは

うまくやったな、と思う

姉二人を見ていると

留学は表向き、ただひたすら

四年間、遊んでいるだけでいい

その間も、約1000万の皇族費はもらえるから

贅沢三昧、好き勝手ができる

なので、これは週刊誌情報ではあるが

長女は、卒業前に4000万を使って

豪華旅行を楽しんだ

おまけに、秋篠宮公認で、その旅行にはKKが

宮内庁役人のふりをして、同行していた

つまり、父親公認の

豪華婚前旅行を楽しんできたわけだ


この時期に、記者会見で発表したということは

悠仁サマの学校も、すでに内定しているのだろう

たしかに

日本国内の大学となれば、かん口令はしけないだろう

情報は、自然と漏れてくる

海外の大学なら、好都合だろう


とはいえ

悠仁サマも、もう成人を過ぎた

立派な大人で、青年皇族として

1年に1000万近い高額の資金を受け取っているのだから

自分の大学のことくらい

親に頼らず

自分で話せばいいのに、とは思う


ただ

留学となれば、この1000万の皇族費に加えて

特別な費用も掛かる

秋篠宮家には、これ以上の無駄遣いをさせないように

会計監査を入れた方が良いと思う

それに

たかが学生に、一年1000万は

どう考えても、多すぎると思う

全部、国民の税金なのだ

年齢と関係なく、学生の身分の間は

もっと減額した方が良いのではないかと思うのだが

いかがだろうか


ただ、それにつけても思い出されるのが

愛子様は、大学を卒業した時に

国民が物価高で生活に苦しんでいるときに

費用をかけるべきではないからと

留学ではなく、就職の道を選ばれたことだ

露骨に言って

筑付は偏差値は高いとはいえ

高校は、高校だ

高校の授業にもついていけない悠仁サマと

すでに数か国語をマスターされている愛子様とでは

留学の効果は、どちらが上がるだろうか

コスパなどと言って、考えるまでもないことだろう

国家予算が、それだけあまっているのなら

まず、愛子様の留学から先に、というのが

私の思いだったりもしている




2024年11月24日日曜日

今日はサンタの講習会

 今年のクリスマスは

最高に楽しくなりそうだ

というのも

サンタになって、子供にプレゼントを配りに行く

ボランティアに登録しているからだ


このボランティアは

当然ながら、宗教とも政治団体とも無関係

最初は大学生のボランティアから始まり

「ブックサンタ」の活動もしている


ちなみに、「ブックサンタ」というのは

提携の書店に行き、本を買い

レジで「ブックサンタにしてください」

というと

書店が、ボランティア団体の事務所に本を送り

団体事務所が、プレゼント用にラッピングをした後で

24日、クリスマスイブの晩に

実際に、サンタになって

子供たちに、プレゼントを届けてくれる、という活動で

参加書店も年々増えてきて

今では、ジュンク堂のような

有名な書店チェーンも加入してくれている


私は、今までは家族もおり

年明けには

ファイナンシャルプランナー1級の試験もあり、で

サンタになったことは一度もなかったのだが

今年は、一念発起

サンタデビュー、ついでに、プレゼンを配り終えた後で

サンタ大集合での、打ち上げ会にも出席する予定でいる


今日は、そのサンタの講習会だ

昼過ぎに、電車を乗り継いで

講習会場まで向かった











サンタというと、シニアの男性のイメージだが

参加者、ほぼ60人くらいの

ほとんどが、学生さんのようだった

あと、女性が多かった

7割くらいは、女性だったように思う

とはいえ

ご家庭によっては

「女性のサンタを」と希望されるところもあるようで

ニーズはきっちりとあるようだった


最初は、サンタになるときの諸注意

例えば、サンタ衣装はとても暑いので

コートはいらない

人によっては

サンタ衣装の下に着るのは

Tシャツ一枚、という人もいるほどだ、とか


服装は、靴はブーツっぽいもの

だが、買うまでの必要はなく

サンタが履いていて、違和感のないもの

革靴などでもよいが

例えば、スニーカーはダメ、だそうだ


サンタさんは二人体制

サンタ衣装は重く、視界も狭まるため

もう一人の、サポート役が道案内と

ご家庭へのメール連絡

雨が降った時の傘の預かり係

プレゼントを渡した後の写真撮影、なども

することになっている


最初は座学

後半は、グループに分かれての

サンタとしての訪問のロールプレイ練習だった

これが、楽しい

ロールプレイの練習、シミュレーションと

わかってはいるのに、実に緊張した

特に

子供が驚いて、固まってしまったときや

泣き出してしまったときに、どうするか

このシミュレーションは、なかなかハードルが高かった


また、子供たちから、難しい質問をされたとき

例えば

「トナカイは?空飛ぶソリはどこにあるの?」

「なんで、ノンタンが好きってわかったの?」

「サンタさんは、どこにすんでるの?」

「サンタさん、クリスマスじゃない時は、何してるの?」

この種の質問は

確かに、事前に練習していなければ、答えられない


中には、サンタ帽を取られた、という

アクシデントもあったそうだ

帽子を取った子供は

髪が黒い、サンタじゃない、といったそうだが

これをどう切り抜けるか

これも、模範解答を教えてもらえた

これは、ありがたい

事前練習をしておかなくては

特に、私の場合は

固まってしまって、何も言えなくなる

パターンだと思う


大変そうではあるが

実に、楽しそうだ

経済的に困難な家庭の子供にも

「愛された」記憶、「愛された」経験をしてほしい、という

活動の趣旨にも、深く共感した


研修は、今日と

直前の、サンタ衣装の試着会だけだそうだ


ということは、あとは自己管理だ

歩き疲れて、ダウンしないよう

日ごろから、ウォーキングの歩数を増やすこと

早寝早起きを励行して

体調管理に気を付けること

風邪などひかないこと、コロナとインフルは論外なので

うがい、手洗いを必ずすること


なんだか、随分と

健康管理と体力増強の目標が増え

これでは、筋肉サンタになりそうだが

人生100年時代

100回迎えるクリスマスのうち

1回くらいは

体力増強クリスマスになるのも

また、面白そうだと思っている


日本中の前歯部で

サンタボランティアは、まだまだ募集中だそうだ

興味のある方は

ぜひ、連絡してみてはいかがだろうか







2024年11月23日土曜日

美輪明宏と兵庫知事選挙

 今日は、全体的に敬称略にしたい


実は、何を隠そう

美輪明宏の、大ファンだ

いつからか、というと

私がまだ、小学生の頃だったと思う

NHKのテレビで、「芸術劇場」という番組があり

舞台の中継録画を放送してくれていた

私の親が、この番組が好きで、よく見ており

ついでに私も、一緒になってみていたのだが


わかるものもあり、わからないものもあった

だが、理解できるかどうかとは全く別に

強く印象に残って、頭から離れないものも

かなりたくさんあった

例えば、玉三郎がマクベス夫人を演じた

「マクベス」

……今から思うと、マクベスは

  芥川龍之介の息子、芥川博だったように思うのだが

  この辺は、不正確だ……

マヤ・プリセツカヤの踊った

「白鳥の湖」

そして何より

美輪明宏が演じた、「椿姫」


鮮烈なまでに、美しかった

美人女優さんは、国外国内を問わず

たくさんいるけれど

あの時に見た、美輪明宏の椿姫より

美しい人間を、私は見たことがないと

断言することができる

当時の椿姫の画像は見つからなかったが

椿姫でない時の画像なら見つかった

いかがだろうか














その時以来なので

ファン歴ほぼ50年

半世紀かけてファンであり続けた

かなりの年季と、筋金入りだ


ただ、一つだけ引っかかることがあるとすれば

この人の言う、「あの世の話」は

どうにも腑に落ちないことだ

だが、その反面

この人のいう「この世の話」は

なるほどなぁ、とうなづくことばかりだ


で、美輪明宏が答える、人生相談の本かなにかを

読んだことがあるのだが

その中で、印象的だった質問がある


友人が、自殺してしまった

いじめを苦にしてのことだった

その後、その友人の父親も

あとを追うように、自殺で亡くなった

自分は、いじめグループと戦って

友人を救えなかった自分を

自分自身でも許せないと思い

強く責めているが

いじめグループの連中は、のほほんと幸せに生きている

こんなことがあっていいのかと、腹立たしく、悔しく

気持ちの持っていきようがない、というような

相談だった


これは、実によくわかる

私の中学・高校時代も

ほぼ同じようなことがあった

私は今でも、その時の担任と

いじめグループの名前を

言えと言われれば、全員いうことができるのだが


共感と興味を持って

回答を読んでみた


いじめグループが、幸せにいきているというが

人の心はわからない

一緒に暮らしているわけでもなし

外見では何もなさそうに見えていても

例えば、毎晩、悪夢にうなされているかもしれない

「幸せにいきている」という

前提そのものが間違っているだろう

……なるほど、確かにそうだ……


そして、自殺にまで追い込まれた人の

無念や、口惜しさ、恨み、苦しみは

到底、想像もできないようなレベルなのに

しかも、それが二人分

何もないわけがない

……この辺になってくると

  いくらファンとはいえ

  美輪さん、眉唾ものでしょう、と言いたくなってくるのだが

  それでも、気持ちはわかる

  やった行為の、報いはあってほしいと、私も願う……


現在が良い状況だからと言って

うまくいっている、とは限らない

あとから、より深い絶望を味合わせるために

ほんの一時だけ、あげておくこともありますから

……ますます、「美輪節」が大炸裂、という感じだが

  こういう、オカルトめいたことが

  実際にあるかどうかは別として

  そうだったらいいなぁ、と

  思ったことは確かだ……


で、今回の兵庫県知事選挙だが

斎藤知事が、いよいよ絶対絶命になってきた


立花孝志を使って

対立候補に対するデマを広め

対立候補のアカウントを、二度も停止に追い込み

選挙活動を妨害し

名誉棄損も、脅迫もあり

暴力行為で20名近い逮捕者を出し

「ひとりぼっち」どころか

統一教会のバックアップを受け

それでも、勝てば官軍

当選は、当選、と思ったのが

つい、一週間前


なんと、派手な選挙違反が明るみに出つつある

ネットで目下、炎上中の折下楓

この人が、自分は広報会社の社長で

社をあげて、斎藤知事のSNS戦略を担当した、と

ブログ、note+、動画、などの多くのSNSで

無邪気にぶち上げたのだ


この人は、西宮在住

つまり、兵庫県民で、有権者だ

SNSは、完全に無料で

自発的なものでなくてはいけない

SNSの活動に関して

有権者には一切金銭を渡してはいけない

というのが、公職選挙法の決まりだ

SNSの仕事を依頼して、金銭を渡せば

買収として

公職選挙法違反に当たる


かといって

全部がボランティアとしての仕事、というなら

これは、特定寄付違反として

やはり、政治資金規正法違反に当たる


つまり、どちらにしても

法律違反からは逃れられず

せっかくの当選は、無効になり

公民権停止の可能性がかなり高い

これだけでも大ピンチだというのに

知事の事務所は、すでに

折下楓の会社への金銭の支払いを認めている


折下楓と、その会社が

「斎藤知事との打ち合わせ」として

アップしている写真も

日程を見てみると

選挙活動期間外になっており

この点でも

公職選挙法違反の可能性が高い

こうなってくると

初期に、知事の応援者として撮影・報道された

市民代表のような人々

この人たちも、ヤラセで雇われた

劇団の、エキストラではなかったのかと

少しばかり、疑いたくなってくる

実際に、選挙の初期に斎藤知事を激励に行った

高齢女性に関しては

ネットで、バイトの賃金受け渡し書類の

画像まで上げられている

……とはいえ、私はネットの情報そのものに

  あまり、信頼はおいていない

  この点は、斎藤擁護派であろうと

  反斎藤派であろうと、同じことだ


  正直、どこの誰が言ったかわからないことと

  本物か、偽造か、判断できない書類の写真だけでは

  確実、とは思えないからだ

  もし、この書類がフェイクなら

  この高齢女性に、とんでもない濡れ衣を着せたことになる

  なので

  「こういう事実がありますよ」という

  私的だけにとどめていることを、ご理解願いたい……


しかも、この折下楓

選挙カーに乗って、撮影までしているのに

選挙運動員の腕章もしていない

これも、公職選挙法に間違いなく引っかかる

おまけに、この人は

2021年から、兵庫県地方創生戦略委員

2022年から、兵庫県eスポーツ検討会委員

2023年から、兵庫県空飛ぶクルマ会議検討委員

       西宮市産業振興審議会委員

1人で4個も

兵庫県の委員を独占していて

正直、私にはこの人こそが

「既得権益」に見えるのだが、同名だろうか


これは、折下楓が、自分から勝手に

SNSで公表し始めたことで

まず間違いなく、この人物は

自分のやっていることが、公職選挙法違反であることに

気づいていなかったのだろうと思う

そして、なぜこのような

派手な自爆をしたのか、に関しては

おそらく、立花孝志に対抗したのではないか、と

言われているようだ

斎藤知事が当選したのが

立花孝志の力、のように言われているので

いや、SNSを使って

「ひとりぼっちの選挙戦」

「旧勢力にはめられた」というストーリーを作り

ハッシュタグも、考えてあげ

社会に広めたのは、自分だ、と

言いたかったためではないか、と言われている


承認欲求が強い、と

SNSでは評されているようだが

つまりは、同陣営での内ゲバだろう


私の世代では

内ゲバといえば、連合赤軍をはじめとする

極左のやることだったが

どうも、そうでもなくなったらしい

長生きはするものだと

どこか、ズレたことを考えている


それにしても

この話、妙に美輪明宏の

人生相談と一致するような気がする

とりあえず

残った人生は、情けは人のためならず、を

モットーにして

人を傷つけず

善人とは言えなくても

少なくとも、ごく、普通の人レベルの倫理観と価値観で

生きていきたいと思った