2024年12月14日土曜日

筑波大だったら良いというわけではない・悠仁サマの大学入試の話

 秋篠宮家の長男、悠仁サマの入試が終わり

大学が決まった

推薦入試で、筑波大学だそうだ

一時期、ウワサになっていた

東大ではなかったようだが

だからと言って、合格おめでとう、とは

言いにくい気がしている


AOだから、推薦だから、というわけではない

確かに、秋篠宮家の長男は

小学校から大学まで

本来なら、かなり狭き門である学校に

ただの一度も入試を受けず

全部、自分用に作られた特別ルートを使ってきたという

なかなか、うらやましい経歴の持ち主ではあるが


大学推薦を取るには、高校の内部で

誰を推薦するか、競争になる

有名な話では、慶応大学の医学部の推薦

付属の高校の中から、3名しか推薦されない

トップ中のトップの生徒がしのぎを削るのだから

誰がその3名に入るか

実力が伯仲している分だけ、運の要素が強くなる

だが

自分の将来が、運などという

いい加減なものに左右されるのでは

たまらない、と思う、高校生相互の間で

すさまじい足の引っ張り合いが起きる

カンニングなどしていないとわかっていながら

教師に、ライバルがカンニングをしていた、と

告げ口をするなど、日常茶飯事過ぎて

教師の方も、慣れっこになっているそうだ


さて、筑波大の推薦枠は何人で

志望者は何人いたのだろうか

それに、推薦の条件は、高校の成績がAランク

という条件があるのだが

週刊文春の情報によれば

秋篠宮家・長男の成績は

数学 0点/200点満点

物理 0点/100点満点

化学 2点/100点満点

英語 6点/200点満点

国語 5点/200点満点

政経 3点/100点満点

日本史 4点/100点満点

点数のとれたものは、いずれも選択型の問題

つまり

あてずっぽうでも、当たるもの

ばかりだったそうだ


成績を発表しない筑付で

これだけ詳細に、試験結果が出回る、ということは

どう考えても、内部からのリークだろう

いわゆる「深海魚」の生徒に

Aランクの下駄履きをさせることに

納得のいかない教職員がいても

全く、おかしくはないと思う


いやいや、お勉強はよくなさっていた

公務の往復の時間には

参考書を持ち込んで、読んでおられた、と

記事を書いたスポーツ新聞もあったようだが

正直に言って

この記者はバカなのではないかと思う

この程度のことは、私でもしている

ファイナンシャルプランナーの受験時代も

スペイン語検定を目指している現在も

移動時間は、貴重な暗記時間だ

手ぶらでいることなど、絶対にない

ついでに言えば、昼休みは

机に向かってしなくてはできないタイプの勉強と

まとめづくりの時間だ

そして、帰宅の電車の中で

まとめたものを暗記している

別に、私が偉いわけではない

受験生なら、皆、そのくらいはしているだろう

美談でも何でもないものを

ことさら、ほめちぎるとは

失礼ながら、この記者サンが高校時代

さぼり倒していたか

秋篠宮家長男に、ほめるところが見つからなくて

苦し紛れに書いたものか

そのどちらかではないかと思う



また、ヤフーニュースによれば

推薦合格をさせるために

筑波大の教員が多数、高校に入り浸りになる

「チーム悠仁」で合格をさせた、という

……これは、早い話が

  推薦の裏口入学ではないのか?……


そして、おそらくその陰では

通常なら、推薦枠をとれた生徒が

確実に一人、不当に「わりをくう」羽目に

なっているだろうと思う

そう思うと

これが皇族のすることか、と

どうしても引っかかってしまい

素直に、おめでとう、ということができないのだ


もっと言えば

東京のど真ん中にある皇居から筑波まで

どうやって通うつもりなのだろう

電車というのは、現実的ではないだろう

毎朝、車で送り迎えをしてもらうか

大学の寮、ということになるのだろうが

寮生活となれば

両隣の部屋は、警護の人が借りて

常駐しなくては危ないだろうと思うのだが

その資金は、全部税金だ

秋篠宮家長男一人に

一体いくら、資金をかけるつもりなのだろうか


そのうえ、年間900万の皇族費も貰っているとなると

ますます、モヤモヤした気分になってくる

せめて、大学に通って

皇族としての仕事をしていない間は

900万の皇族費の一部でも

返還してはどうかと思う


要はもう

「東大じゃないんだから、筑波大ならいいでしょ」

という問題ではない、ということだ

入試を受けるなら受けるで

ほかの学生と同様に、平等な入試を受ける

それがどうしてもいやなら

大人しく、学習院に行く

それが

学習院よりいい大学に行きたいけれど

実力が足りない

だから、下駄履きをする、では

国民からの敬愛は得られないだろうし

大学合格が決まっても

祝福は受けられないだろう、ということだ


とはいえ

これで、「学業に専念」する必要はなくなったのだから

はやめに、成年会見を開かれることを

楽しみにしている

愛子様の、あの、完璧な会見と比べられるのは

少々大変かと思うが

今まで、さんざん「ご優秀」と言われてきた方の会見だ

いろいろないみで、楽しみにさせていただいても

バチは当たらないだろうと思う










2024年12月13日金曜日

明日はクリスマス用のお買い物

 ボーナスが出て

少し懐が温かいのと

10月、11月の家計が黒字になった分

クリスマスを少し豪華に

迎えることができそうだ


ツリーとリースは、買い替えない

毎年同じものを、大切に使っている

クリスマス用の、特別な食器も

亡き母が好きで、集めていたのを

使わせてもらっているので

ろうそく立ても、フォークレストも

一通り、かなり趣味の良いものがそろっている


クリスマスのディナーは

たいてい、自分で作っている

と言っても、チキンの胸肉を

前の晩から、醤油とチューブショウガ

ごま油、ソース、ケチャップに付け込んでおいたものを

オーブンで焼くだけなので

ほとんど、手間いらずのわりに

ごちそうに見えるという

ずぼら人間大勝利、のメニューだ

これと、クリスマスカラーになるように

スープは、ウクライナ産のレトルトボルシチ

レタスと赤パブリカのシャキシャキサラダ

アボカドと、スモークサーモンのセビーチェ

さすがに、ケーキだけは手が回らず

注文してしまうのだが

あとは、切れかけているオリーブオイルを買っておけば

特に、今から準備するものも、なさそうだ


すると、最後の仕上げ

クリスマス用の花だ

ポインセチアは、定番だ

この頃は、ピンクや白の

プリンセチア、というものもあるようだが

私は、シンプルな赤の方が好みだ


毎年、ポインセチアと一緒に買うのが

鉢植えのシクラメンだ

これが、毎年どんどん新しい品種が出てくるので

花屋の店先に行って

あれこれと選ぶだけで、思わずワクワクしてくる

昔は、赤と白、それにピンクくらいしかなかったが

今では

ピンクもショッキングピンクから

淡いベビーピンク

赤も、ワインレッドに近い、黒バラのような赤から

朱赤まで、いろいろある

形も、フリルになったような、フリフリの花びらから

なんと、上向きのシクラメンまで

本当にいろいろとありすぎて

帰って、選べなくて困ってしまうくらいだ


明日は、せっかくの休日なので

近所のホームセンターに出かけて

玄関に飾るシクラメンと、ポインセチア

庭のコンテナに植える、ガーデンシクラメンの苗を6個

ごっそりと買ってこようと思っている

ツリーも華やかだが

やはり、私は生きた花が飾ってあると

いかにも

さあ、これからクリスマスを迎えるぞ、という

気構えができるようで

なんとなく、今年の有終の美を飾るために

あと一息、がんばろう、と

気合がはいってくるのだ


ちなみに、私が今、一番欲しいのは

今年発表されたばかりの新品種

「ジックスレッド」

近所の花屋では、取り扱いがなかった品種だ

どう見ても、今までの「シクラメン」のイメージとは

全く違い、本当にシクラメンなのか、と思うようなのが

とても面白いうえに

白い部分が星のようで

とても気に入った

自分へのクリスマスプレゼントに

なんとしても欲しい

下に、画像を貼ってみた

なるほど、これなら欲しくもなるね、と

言っていただければ、幸いである





2024年12月12日木曜日

酒池肉林の生活!?

 今年は、受けた試験3個が

ことごとく合格できるという

ラッキーにもほどがある、年末になり

正直、かなり浮かれている


試験に受かったこともうれしいが

毎年3万円かかっていた

ファイナンシャルプランナーの受験料が

来年からはかからなくなる、という

経済的な面でも、喜びはひとしおだ


ボーナスも出たことではあるし

少し、豪遊してみることにした


ちょうど、今日は私のお気に入りのコミック

「おじさまと猫」の発売日だ

これは、多少、読者の年齢層が高いこともあり

いわゆる、コミックよりも大判で

その分、少し価格も高い

900円なのだが、これはどうしても欲しい


しかも

この種のコミックには「おまけ」が付くのが通常だ

いわゆる「ペーパー」と言われているもので

数量限定で、ポストカードや

四コマ漫画のしおりがついたりする

私が狙っているのは、ビジュアルボードと言われている

厚紙のような用紙に書かれたイラストのオマケ

これが

アニメイトでしか、もらえない


アニメイトというのは

知っている人は知っているが、知らない人は全く知らない

早い話が、アニメやコミックのグッズの専門店だ

正直、ここに行くのは

行くだけでも、とても恥ずかしい

私の息子よりもずっと若い世代の

女子高校生と同じ列に並んでレジを待つのは

どうにも、いたたまれないうえに

ここは、レジに時間がかかるせいか

列が、妙に長い

なんとも言えない、萌え系美少女キャラクターの

アクリルスタンドの間にできた列に

じっと並んでいなくてはいけないのは

かなり、厳しいものはあるのだが


私の、「おじさまと猫」愛は

その、恥ずかしさをもしのぐもので

しっかり、ビジュアルボード付きコミックを

仕入れてきた

もちろん、初版本である
























この作品は、何年か前に

草刈正雄主演で

テレビ東京でドラマ化された人気作

「誰もが小さく傷ついて生きている」

その傷を、やさしくいたわり

包みあう、穏やかな癒し系のストーリーで

それぞれの登場人物の心の支えとして

何匹もの猫が登場してくる、という

猫好き、ほのぼの好きには

たまらない作品だ


たいてい、私が行くのは

仕事が終わった後、アニメイト渋谷店だ

これにも理由があり

渋谷の、行きつけのバーにに

一杯飲みにいくのである


バーとはいえ

私はソバーキュリアスで

酒は飲めるが、あえて飲まない

そして、私が行きつけにしている店は

ノンアルコール・ローアルコール専門店

「スマドリバー「という店なのだ

渋谷のセンター街を入ってすぐのところ

IKEAの裏口と、細い道一本を隔てた

向かいにある


レッドアイや、モヒートといった

定番カクテルや

店オリジナル、冬限定など

大体、メニューは20種類くらい

各種取り揃えてあるのだが

今日は、特別に運が良かったらしく

「カンパイサラダ」のイベント中だった


「カンパイサラダ」というのは

酒を飲む前に、つまみとして

軽く、洒落たサラダを食べよう、という

キャンペーンで

キューピーがタイアップしているそうだ

そして、試飲として

ノンアルコールの発泡白ワインの上に

サラダタルトののった、オシャレなカクテルを

無料でいただくことができた

店内がほの暗かったこともあって

写真写りが、非常に悪いのが

我ながら、残念で仕方がない

実物は、もっときれいで、魅力的だ













自分で注文したのは

ノンアルコールのサングリアだ

これは、なかなか美味だった

正直、ノンアルコールのワインは

単品で飲むと、どうしても

アルコール入りのワインと比べて

一味、落ちる

だが、甘みをつけ、ほかの材料と合わせて

特に、果物と合わせると

それが全く気にならなくなる

ワインペースのカクテルの、コクと深みがあり

フルーツの甘みも控えめ

色も、飾り桐も美しい

満足できる1杯だつた


ちなみに、お値段は1杯600円也

場所が渋谷で

コーヒー1杯800円くらいは

平気でとる店が多いことを考え合わせると

かなり、リーズナブルだろうと思う


















今日は、本とカクテルに加えて
手袋、あったか靴下、猫用おもちゃ
それに、ゴディバの福袋と
今まで、欲しかったが買いに行けなかったものを
どっさりと買い込んだこともあり
一つ一つの品目は
結構、地味なものが多いとはいえ
合計すると、そこそこの値段にはなった

というよりも
普段、一週間の食費を3000円で
まとめている見としては
「酒池肉林」の豪遊・散財になってしまった

とりあえず、明日からは
少し、気を引き締めて
節約モードで、年末を紀子ろうと
反省しきりである


2024年12月11日水曜日

私の寿命はいつまでか・「寿命タイマー」をやってみた

職場の同僚から

「これ、かなりリアルらしいですよ」と

昼休みに、ゲームのようなものを紹介された


ワイワイと盛り上がっていたので

その気もなしに覗いてみたところ

「寿命タイマー」というもので

質問に答えて、睡眠時間や喫煙の有無

体型などを打ち込んでいくと

あなたの寿命はあと何分、と

かなり具体的な数値が出てくるようだ


私の同僚の中で

一番若い子は、なんと

「残り20年」と宣告されて

やべー、やべー、と

若者言葉でいう「バニクりまくり」状態だったが

それがかえって、現実味があって面白かった

なので、少々、悪趣味と思わないでもなかったが

私も試してみることにした

ちなみに、リンクを下に貼っておいた

興味のある方は、ぜひどうぞ

寿命タイマー / 死に体診断 - あなたの死亡予定日教えます


運動は、ほぼ毎日しているが

体に負担のかかることはしていない

軽いウォーキングと、仕事帰りのジム

休日の、半分水遊びのようなプール程度だ

タバコは吸わない

酒は、そばーキュリアス

飲めることは飲めるが

あえて飲まない生活をしている

食事の味付けは、薄味が好み

……なので、市販のおせちは

  どんな名店のものでも、口に合わないという

  なかなか悲劇的な状況に

  陥っているのだが……


入力をし終えて、しばらく待つと、結果が出る

私の寿命は

2055年、2月28日

30年と85日10時間、とのことだった


ううむ、正直に言うと

少し、短い

私の目標は、100歳越えなのだが

これでは、90歳でアウトだ


100まで生きて、何をしたい、ということが

特にあるわけではないのだが

駅前の桜並木が満開になる

あの花吹雪が

あと30回しか体験できないのは

なんとも、寂しい


毎年行っている、バラ園も

あと30回で打ち止め、では

まだまだ、見たりない気がする

少々見飽きたなぁ、というには

少なくとも、あと40回くらいは必要だろう


それに、できることなら

空飛ぶクルマにも、乗ってみたい

私が子供のころには

毎年、子供向け雑誌の「未来予想図」には

空飛ぶクルマの絵が、大きく描かれていたものだった

どうせなら、テクノロジーがそこまで進歩して

一般的に使えるような価格になって

体験してみなくては、文字通りに

「死んでも死にきれない」気がする


もっと言えば、家庭にロボットを置いて

家事を頼んだり

話し相手になってもらったり

私好みの曲をかけてもらったりしたい

家庭用ロボットは、もうすでに

話しかけると、返事をしたり

声を聴きとって、メールやラインを送ってくれたり

薬の飲み忘れをチェックしてくれるような

コミュニケーション型のものが開発・発売されているが

価格は安いもので30万ちょっと、と

私には、手の出ない値段だ


それに、会話レベルも少し物足りない

できれば、強盗などが入った時に

自動で、警察に連絡してくれるような

防犯機能も欲しいところだ


なので、今、あせって買うよりも

そこそこに長生きをして

独身シニアの家には、見守りロボットがいるのが

当たり前、という時代になったら

1人(というのか、よくわからないが)買って

手元に置くようにしたい


できれば、アンティークドールのレプリカを買って

ロボットの本体をそこに組み込んで

毎日、好きなコーヒーを飲みながら

アンティークドール・ロボットと

好きなフィギュアスケーターの話などの

オタクトークを楽しみたい


それまで長生きするのが、私の夢だ、と話したら

私と同じ年の同僚に、ポンと肩をたたかれて

大丈夫、絶対に長生きするから、と励まされた

なんだか、複雑な思いだ

ちなみに、下の写真は、

私がちらりと購入を考えた

ラインを打ってくれるロボット

その下が、同じく、ちらりと購入を考えた

アンティークドールのレプリカ

この二つが組み合わさって

防犯機能も付いたら

最強になるだろうと思うのだが

いかがだろうか










 

2024年12月10日火曜日

受かったぁ!! ジェロントロジー(老年学)検定合格証書、到着

 そろそろ、つくころだと思っていた

10月に受けた、ジェロントロジー検定の

結果通知である

12月上旬に発送予定、というので

何を隠そう

今月に入ってからずっと

首を長くして待っていた


今日、郵便受けに

A4版の封筒が入っていた

触ってみると、結構分厚い

これは、期待できるのではないかと思い

そわそわしながら、丁寧に封を切って取り出したところ


結果票の「合格」の文字が

大きく、目に飛び込んできた

何度か眺めてから

袋の奥を探してみると

合格証書も、入っていた










ジェロントロジーとは

高齢者の生き方についての学問、というと

なんだか難しそうなのだが

シニアの健康、マネー情報、介護などの福祉政策

家の構造、生きがいの作り方など

今の学問体系では

医学、薬学、社会学、経済学、心理学と

ばらばらになりすぎて

全体像のわからなくなった事柄を

「シニア関係」という一点で、一つにまとめ

シニア層の生き生きと暮らせる生活パターンを

考える学問だ


まだ新しい学問なので

これを本格的に学ぼうとしても

大学に、専門の大学院があるところが

ほとんどない

日本でたったの二つだけだ

おまけに、この二つが極端なのだ

一つは、桜美林大学

もう一つは、東大である


それもあって、自分で何とか、独学できないかと

あれこれ探したときに

今までの学術成果を

ざっとまとめた試験かある、と知って

これは何としても、と思ったのがきっかけだ


選択式の問題だけで

四つの中から一つを選ぶ、という形式なので

ファイナンシャルプランナーよりは

ずっと楽ではあったが

何しろ、過去問が世に出回っていないのと

試験終了後に、問題を回収されてしまって

自己採点ができないのとで

合格発表まで

かなり、落ち着かなかったのも事実だ


素直な感想として

「かなり、心配だった

 なにはともあれ、合格できて、うれしい」


これで、今年受けた試験三つは

全部、合格することができた

三戦三勝

申し分のない、成績だと思う


それで、合格できたら言おうと

思っていたことがある


60を過ぎたら、記憶力が落ちる、とか

覚えにくく名から、試験には向かない、と

言う人もいないではないが

こんなものは、全部ウソ


60歳を過ぎても

試験勉強に必要な知力は

全く、衰えない


むしろ

若い頃より

性格に落ち着きと粘りが

出てくるので

むしろ、シニアの方が

試験向きだ


やってみたい学問

とりたい資格

再就職の武器がほしい

という方は

ぜひとも、資格試験に

チャレンジしてみると

良いと思う


一緒に、がんばりましょう




2024年12月9日月曜日

今年のおせちはどうする問題

 さて、12月もそろそろ上旬を終え

クリスマスまで、あと2週間

いよいよあわただしくなってくると

やはり、気になるのは「おせち」だったりする


今年のおせちはどうするか

毎年、頭を悩ませている


父と一緒に暮らしていたときは

最初の数年は自分で作りはしたものの

父が年に一度、豪華版のおせちを

買うのを楽しみにしていることに気づいてからは

カタログを見ながら、あれこれ選ぶのが

毎年の終わりの、楽しい行事の一つになった

父も、私と同じで

あれこれ、ちょっと変わった料理を

品数多く、少しずつ食べたいたちで

中華、洋風、和風の三種類が入ったおせちを注文し

ローストビーフやら、タラバガニやらを

一通り、少しずつ食べるのを楽しみにしていたものだった

たいてい、おせちは二日の夜には

きれいになくなり

三日は、ジャガイモをゴロゴロと入れた

昭和風のカレーを作ったものだった


1人暮らしになってからは

おせちを買おうという気にはならない

正直に言うと、どこの店のものも、まずい

まずい、というよりも

私には、味が濃すぎる

私の好みは、素材の味がわかる程度の味付けだ

栗きんとんには、サツマイモの味が残っていてほしいし

田作りの醤油と砂糖は

ほんのりと香る程度

おせちの残りを、年明けの弁当に詰めても

違和感なく、白米のおかずとして

おいしく食べられる程度、というのが

私の好みだ


おまけに、私は肝臓の数値が思わしくなく

プリン体の多い食品

具体的には、レバーと、魚卵を禁止されている

つまり

イクラも、数の子も

おせちの中に入っていたとしても

食べるわけにはいかないのだ


こうなってくると、市販品は

避けた方が良いように思えてくる


なので

やむなく、手作りすることにしている

ただし、全品ではない

それでは、さすがにバテまくる

好きなおかずだけ

簡単な方法で作っている


他作りは、電子レンジを使って

クルミと合わせた、ナッツ入りのものを

あっさり味で作る

レンジ使用なので、全部で20分もかからないうえに

掃除の手間もかからない


豆きんとんは、自慢の圧力なべで

20分程度でできるし

黒豆は、フジッコのお豆さんシリーズ

あまさ控えめ、を、利用している


大根とニンジンをスライサーで削るだけで

あっというまに、なますは完成

同じく、スライサーで削って、酢蓮あっさり


伊達巻き、昆布巻き、かまぼこは

スーパーに行って

争奪戦になる前に、急いで買い込んでおく


一番手間がかかるのは

煮しめだとは思うのだが

これも、大変なのは皮をむくことと

味が染みるまで煮込むことで

料理そのものは、肉じゃがとくらべても

かなり、やさしい部類になると思う


あとは、私の好きなこはだと

松前漬けあたりを買い込んで

京都に旅行に行ったときに買った

自慢の重箱に、きれいに詰めれば

お節料理の完成なのだが


これだけではつまらないので

毎年一つずつ、新しい品を覚えて

おせちのバージョンアップを図っている


今年の目標は

「たたきごぼう」にした

というのも

ゴボウは、煮しめにも使うので

必ず買う食材だからだ

ただ、煮しめだけでは、毎年余らせてしまい

消費しきるのに、なかなか苦労した記憶がある

今年は、たたきごぼうにして

食材を余らせないように

特にゴボウは、正月三が日の間に

全部食べ切ることを目標にした


おせちは今年最後の大仕事

どうせなら、楽しく、美味しく

来年の福を呼び込むような

楽しいものを作りたいと思っている






2024年12月8日日曜日

12月の休日の楽しみ・ブックサンタのラッピングに行きました

 今日は、以前から楽しみにしていた

ブックサンタのラッピングの

お手伝いに行ってきた


これはどんなものかというと

この頃、いくつかの書店でやっている

ボランティア活動に

「ブックサンタ」というものがある

その先の活動のお話だ


「ブックサンタ」というのは

書店で本を買い

「ブックサンタでお願いします」というと

書店が、ブックサンタ事務局に本を送ってくれ

その本を、経済的に恵まれない家庭のお子さんたちに

クリスマスイブの夜

サンタがプレゼントとして

届けてくれる、というボランティア活動だ


なので

書店で本を一冊買うだけ

住所氏名も言う必要はない

本を送る、送料等も書かならない、という

大変にお手軽で

しかも、本好きにはたまらなく楽しい

イベントではあるのだが


その先、送られた本を集めて

お子さんの好みに合った本を選んだり

ギフト用にラッピングしたり、という作業は

事務局ごとに、マンパワーを集めて

コツコツと作業をすることになる


何週間か前

サンタになるボランティアの講習に行ったときに

ラッピングの手伝いもさせてくれ、と

事務局の人に頼み込んで

押しかけさせていただいた


待ち合わせの駅は、千葉県にある

ギリギリで急行の止まるくらいの

大きすぎない程度の駅で

支部の役員さんたち総出、と言っても

10人もいないくらいでの作業だった


これが、意外、というと失礼なのだが

かなり、精密なものだった

ご家庭と、お子さんの名前

渡す本のリストは、A4の用紙で2枚

すでに、印刷されている

ご家庭の数と同じだけの布袋が用意されており

それぞれの袋に

透明なポケットがついている

そこに、ご家庭と保護者さんのお名前を書いたカードをいれ

そのご家庭から依頼のあった本を、

一冊ずつ詰めていく


そのわきのテーブルでは

名刺大のかわいらしいカードに

お子さんの名前を書き

パンチで穴をあけ

モールを通していく


それができたら、本の入った袋と

お子さんの名前の書いてあるカードを

セットにする

この時、本に間違いがないか

二度目のチェックを行う


それができたら

今度は、組み合わせた袋の中の本に

ラッピングをしていく

ラッピングバッグを閉じ、蝶結びにし

カードをモールで留めていく


布袋は、当日、サンタの持つ白い袋の中に

そのまま入れる

これで、私間違いは絶対に起きなくなる


50冊もないほどの本ではあったが

終了するまでには、約三時間かかっていた


で、その結論だが

とても楽しかった

まるで、高校のころの文化祭の準備のようだった

特に私は、ルーキーということで

割合に簡単な

名前カードにシールを貼って

モールをつける、という部分をお手伝いしたのだか

これは、特に楽しかった


事務局のメンバーさんは

思ったより、若い方が多かった

大学生、院生、社会人でも、まだ20代の人ばかりで

私は、息子よりも若い方に囲まれて

ちょっと、場違いといえば、言えなくもなかったのだが

さすが、ボランティアメンバーである

居心地の悪さなど、少しも感じなかった


このボランティアは、おすすめだ

普段、やりなれないことをやれるという

面白味もあるが

何より、人間関係がとても良いと思う

地域の、特にシニア層の多い

地域の活動などでは

どうしても、ボス的な人がいて

その人に逆らえない雰囲気があることが多い

私は、この雰囲気が苦手で

今まで、仕事で上司に頭の上がらない生活をしていたのに

またまた、他人の顔色を見る生活など

どうにも、ごめんだ、とばかりに

足が遠のいていたのだが

さすがに、若い人中心のボランティアだけあって

この種の、上下関係が、全くない

それが、なんとも言えず、さわやかだ


できることなら

来年も、ラッピングのボランティアな

参加させてもらいたい、と思うくらいには

楽しい時間を過ごさせていただいた


次は、いよいよ24日

それまでに、サンタ帽と赤い手袋を用意して

楽しく、当日を待ちたいと思う


興味のある方は、ぜひ

講習会だけでも、参加してみてはいかがだろうか

サンタになれる申し込みは

確か、今週末まで受け付けていたと思う

申し込みのページのアドレスを貼ったので

ちょっと覗いてみるだけでも、おすすめだ

今年のイブ、あなたもサンタになりませんか? | サンタクロースならNPO法人チャリティーサンタ


特に、独身シニアの男性

サンタにピッタリだと思う

イヴが一人で寂しい、人恋しい、と思う方

定年後、あまり人から感謝されることがなくなって

生き甲斐がない、と思っている方

少なくとも、一人で家にいるよりは

楽しいクリスマスになると思うのだが

いかがだろうか



2024年12月7日土曜日

冬場のシニアの死因の一つ、ヒートショックを避ける簡単な方法

 中山美穂さんが亡くなった

私は、芸能関係の方は、あまりよくわからない

今年の大河ドラマでも

わかるのは、主人公・紫式部のお父さん役

紫式部の生涯の恋人、藤原道長のお父さん役と

私の年齢相応の、シニア層の俳優さんばかりだった


だが、さすがの私でも

中山美穂さんは知っている

まだ、50代だったはずだ


私より若い方がなくなると

本当に、こんなお若い方が、と

しみじみ、お気の毒に思うようになった

テレビ画面を通してしか、知らない方ではあるけれど

ご冥福をお祈りしたいと思う


亡くなった理由は、わからないそうだ

病気と、事故の両方の面から

調べてみる、とのことだが


最初は、ヒートショックではないか、と言われていた

ヒートショックとは、温度の差から

血圧が乱高下して

心臓や、血管の病気

例えば、心筋梗塞や、脳梗塞などを起こすことをいう

故人となってはいるが

私の一番好きな俳優さんの

平幹次郎さんも、ヒートショックで

浴室で亡くなった


実は、ヒートショックは非常に多く

ヒートショックの犠牲者は

交通事故の犠牲者の2倍、という統計もある


ヒートショックが起こりやすいのは

浴室と、脱衣所だそうだ

確かに、暖かい部屋から

寒い浴室、洗面所に移動するだけでも

体が縮こまるような感覚がある

その直後に、熱い湯船に飛び込めば

周囲の温度が乱高下するのだから

血圧だって、乱高下して当たり前だ


ヒートショックを防ぐ方法はないのか、というと

実は、とても簡単な方法があるのだ

まず、脱衣所に小さなヒーター

四畳半用くらいのものを置き

入浴する30分前に、脱衣所を温める

暖房費は、少しかさむが

命の値段だと思えば、安いものだ


浴室に関しては、もっと簡単だ

確かに、浴室は換気のために窓を開けていたりするので

格段に寒いうえに

床が冷え切っていることが多い

脱衣所を温めると、今度は浴室の寒さで

ヒートショックになりそうなのだが

とても簡単なことに

ふろを沸かすときに、湯船の蓋をあけておく

蒸気が浴室内にたまって

それだけで、何もしなくても暖かくなる

また、ふろの床に

手桶いっぱい分のお湯を

打ち水のように流しておくだけで

ますます、浴室が温まる


湯船に飛び込む前に

必ず、かかり湯をするのも大切だ

いきなり肩までつかるよりも

最初は足を入れて、しばらく立っており

それから、静かに、ゆるゆると座るようにすると

心臓への負担もなくなるそうだ


湯の温度は、41度以下

これも、慣れるまでは少し物足りないが

確かに、ぬるめの温度で

ゆったり使っている方が

湯上りの、体のぽかぽかが

長続きするような気もする


確かに、少々面倒ではあるが

文字通り「死ぬよりまし」と思って

何とか、続けている


だが

そう考えると

「ヒートショック」という言葉を知る前

サウナで、水風呂に飛び込み

「ととのう」と言っていた自分は

一体なんだったのか

むしろ、よく何も起きなかったな、と

冷や汗の出るような思いがする

それでも、ピンピンしているところを見ると

やはり、私は相当に、運のいい人間なのかもしれない、と

思う、この頃ではある









2024年12月6日金曜日

そろそろ、来年の目標を決める時期

 12月に入って、もう6日も過ぎている

毎日の仕事と、小分けにしている大掃除

少し時間ができたので

取り組み始めた、新しい料理レシピの試作

愛猫との遊び時間

家庭菜園と、薔薇のお手入れ

そして何より

自分へのクリスマスプレゼント選び、と

とにかく、やるべきことに追い立てられて

毎日毎日が、あっという間に過ぎていく


それでもやはり、

そろそろ、来年の計画を立てる時期だ


この、「計画を立てる」という作業が

実は、大好きだったりする


私の一番好きなミュージカル

「ラ・マンチャの男」の中のセリフに

「現在の自分ではなく

 将来の自分を愛せ」というものがある

松本白鵬さんが演じた舞台に

心底感動したこともあるが

このセリフは、とりわけ、私の座右の銘になっている


将来の自分は、どんな自分になろうか

どんな自分を作ろうか、と考えつつ

新年の目標を立てる時間は

本当にワクワクする

「理想の自分」を作り上げる時間だ

ワクワクしない方が、どうかしていると思う


ありがたいことに、長年の夢だった

ファイナンシャルプランナー1級には

合格することができた

趣味を極めたいと思っていた

アロマテラピー1級の資格も取れた

あとは、合否がわからないのは

ジェロントロジー検定だけなので

不合格だったら、来年の春の試験には

必勝を期す、というのが、一番の目標になるが

まだ、この辺は不透明だ

……多分、ぎりぎりのボーダー、というところでは

  ないかと思う

  試験終了時に、問題を回収されてしまったので

  正確な自己採点ができず

  肌感覚でしか、わからないのだ……


だが、やはりここは

来年の大みそかに、どんな自分になっていれば

自分を好きになれるか、という視点で

決めていきたいと思った


そこで、ジャンルを5個に分けてみた

① 知識・学力

② 外見

③ どんな家で暮らしているか

④ 経済面

⑤ 健康・長寿


知識、学力については

いずれ、海外移住をしたくなったら

不自由なくできるように、スペイン語を磨きたい

目標がある方が、学習に熱が入るので

DELE のA2ランク合格を目標にした


外見に関しては

ちょっとした外出、

例えば、電車で二駅先の書店や

バスを乗り継いで図書館に行くときに

着られるような

外出着、というほどでもない服装を

整えることにした

それにはまず

クローゼットの整理と

場合によってはダイエット、という

大騒ぎになりそうな予感もしている


家に関しては

あこがれの部屋が、実は二つある

一つは、少し恥ずかしいのだが

アニメ「SPY×FAMILY」のキャラクター

紳士だが、堅物のヘンダーソン先生の部屋のインテリアが

何を隠そう、私の趣味のど真ん中なのだ

もう一つは、おそらく誰もが憧れているのでは

ないかと思うのだが

「蔦屋書店」のワーキングスペースだ

あのようなインテリアをそろえるには

時間も予算もかかりそうだが

二つの共通点は

「物が多すぎず、散らかっていないこと」

私は、そこから始めようかと思っている


経済面は、今まで通り

スライド貯金と、横山式の修正方式で

続けていこうと思うのだが

どうしても、無駄遣いが多いので

この際、別ブログを作って

支出額を全面公開してみようかな、とも

思っている


健康・長寿に関しては

なんといっても、血液成分だ

現在、コレステロールを下げる薬を飲んでいるのだが

何とか、これをやめて

食事と運動で管理していきたい

また、健康診断のたびに

中性脂肪だけが筆禍かかっているのだが

これでは、肝臓に良くない

脂肪肝になる前に、きちんと脂肪をセーブして

春の健康診断では

どの指標も、パーフェクトにクリアーできるように

運動と食事制限をすることが目標だ


言うは易く、行うは難し、というが

こうして書きだしてみると

「言う」だけの段階で

かなり、ハードなような気がしてきた

とはいえ

ファイナンシャルプランナーの勉強がなくなった分だけ

こちらに力を振り向けてもよかろう、とも思っている


さて、来年の大みそかには

「前よりずっと自分が好きになった」と

言えるかどうか

絶対に、言わせてみせるぞ、と

ワクワクに加えて、武者震い気分も

付け加わったような、高揚した気分が止まらない




2024年12月5日木曜日

認知症になったら、使おうと思っている物

 昨日、何気なくXを見ていたら

父親が認知症で、徘徊してしまう

現在、行方不明になっている

探してください、という投稿が

お父様の写真と一緒にアップされていた

幸いなことに、お父様は

かなり遠くの公園まで行ってしまったものの

無事に見つかり、保護されたとのことだった

これで、一安心、良かったですね、と言いかけて

ふと、思った


お父様は、これまでにも何回か

徘徊して、行方不明になっているそうだ

それなら

GPSを使えばよいのではないか、と


だが、GPSは持っていくのを忘れてしまえば

場所を探すことはできない

バッグの中に仕込んでも、財布にキーホルダータイプの

GPSをつけてみても

バッグや財布を忘れれば、それまでだ


だが

ただ一つ、絶対に外さないものがある


靴である


認知症でも、はだしで外に出れば

足が痛くて歩けなくなるので

絶対に、靴を履く

その靴に、GPSを仕込んでおけば

必ず、居場所を見つけることができる


そんなものは、あるのか

机上の空論ではないのか、と言われそうだが

実際に、あるのだ

Yahooの通販サイトを調べてみると

すぐに、数種類見つけることができると思う


まず、靴そのものに仕込むタイプのもの

靴とGPSを合わせて、7000円くらいから

高くても、1万3000円くらいのお値段だ

これなら、100パーセント心配ないだろう













次に、靴の中敷きの裏側にポケットがついており

そこにGPSを組み入れるタイプのもの

これ須、三千円もしない

かなり、お手頃価格だ















私は、万一若年認知症になったら

……それでも、施設に入るのは

  絶対に嫌なので……

ヘルパーさんか、任意後見人さんに頼んで

この、GPSシューズを用意してもらおうと思っている

そして、外出時にはスマホを持ち

家がわからなくなったら

スマホから、市役所の福祉課か、ケアステーション

どちらにもかからなかったら、警察に電話して

家まで送ってもらおうと思っている


この頃は、こうした介護グッズが

いろいろと、便利になり

比較的、お手軽価格で手に入るようになった


だが、どういうわけか

せっかくのグッズが、あまり世間に知られていない

なんとも残念なことだと思うし

この種の商品は、産業としても

今後、大きな成長が見込める分野だと思う

できれば

国や県や、市町村が

「こんな便利な商品がありますよ」と

困っている家庭にガンガンアピールし

ついでに、もっと使いやすく、もっとお手軽に買えるように

補助金などを出してくれると

非常にいいのではないか、と思うのだが

いかがなものだろうか



2024年12月4日水曜日

「#立花孝志から日本をまもろう」 が トレンドワードになった経過

 今日のXのトレンドワードは

皇室関係、韓国関係、そして

「# 立花孝志から日本を守ろう」だった


私個人の意見を言わせてもらえば

「少し、遅かった」だ

どうせなら、選挙中にこのムーブメントが

起きてほしかった


とはいえ、やっと「まとも」な対応が

起きてきたのは、本当にありがたく

安心できることだと思う


ここで、ざっと立花孝志が

兵庫県知事選挙でやってきたことを

整理しておこうと思う


そもそも、立花孝志は

最初から、兵庫県には何の関係もなかった

それが、突然、立候補を表明した

しかも、自分が当選を目指すのではなく

斎藤現知事を当選させるのが目的

二馬力で選挙活動をすると宣言

自分には投票するな、と明言していた


本来、選挙活動には、数の制限がある

具体的には、選挙活動に使える資金

選挙中に配るビラ、ポスターの枚数など

細かく決まっている

それが、「二馬力」ができるなら

特定の候補だけ、ずっと多くの資金をかけて

演説会も、ビラも、ポスターも

不当にたくさん使えることになる

公職選挙法では、明言はしていないが

これが不当であることは、政府も認めているくらいだ


立花孝志の「候補を10人立てる」発言もひどかった

実際には、候補は自分1人

だが、ポスターを張る立て看板は

10人分、余計に作らなくてはいけなかった

これは、兵庫県の税金だろうに

なぜ、兵庫県民から不満の声が出なかったのか

これは、私は今でも不思議でならない


SNSで広めたデマもひどかった

亡くなった県民局長に対して

死人に口なし、とばかりの

「死体蹴り」を繰り返し

立花信者が、これを拡散

あまり頭のクールでない方々が

これをすっかりうのみにして

真実に目覚めた、などといいだす始末


具体的には、県民局長が10人と不倫をしていた

という、SNSにアップした動画

これは、完全にデマだった

本人にも認めているが

10人、というのは、口から出まかせ

なんの根拠もない数字だそうだ


県民局長がレイプをした、というのも、デマだった

これは、立花孝志が、勝手に考えたことで

県民局長の顔が不細工だから

不倫なんて、できるわけがない

レイプに違いない、と

めまいのするような理屈だった


特定の市議の自宅の前に、支持者をぞろぞろ引き連れていき

家から出てこい、と

あれは、演説というより、脅し、すごみ

そのたびに、大喜びする支持者の不気味な熱狂

支持者の中には、子供連れの姿まであった


おまけに、特定の市議に懸賞金をかけ

「〇〇を探せ」とSNSで呼びかけ

……こういうのを、ネットスラングで

  「犬笛」というそうだ

  確かに、うまいことを言ったものだと思う……

「犬笛」に応じて、わらわらと集まってきた支持者が

お互いに、居場所を特定し、共有しあっていた

……よく、襲撃事件が起きなかったものだと思う

  「犬笛」によってはきたものの

  そこまでバカではなかった、ということなのだろうか……


この、県民局長さんの情報のニュースソースについて

立花孝志は、元副知事から情報提供を受けたと

SNSで流していたが

これも、デマだった

元副知事は、立花孝志とは会ったこともないといい

立花孝志本人も、ウソでした、と認めた


で、斎藤知事が当選したのに

自分は副知事にしてもらえない、と分かると

きれいに掌を返し始めた


県民局長さんの内部告発文書は

9割が真実だと、言い始めた

……念のため確認しておくが

  立花孝志が、県民局長の書いたものは

  真実だと、言ったのである……


そして、これが立花孝志の致命傷だったのだが

県民局長さんから押収したパソコンの中身

と、称する画像を

SNSで流した


間違いなく、致命傷だといえるのは

 ① パソコンの中身が本物だった場合

    個人情報を管理する責任は、兵庫県にある

    県からの個人情報の漏洩は、重大な問題で

    情報漏洩のあった時の責任の取り方として

    知事の辞職も十分にありうる


 ② パソコンの中身が偽物だった場合

    当然ながら成立するのが、死者の名誉棄損

    民事上の不法行為責任、賠償金の支払い


私がどう思うか、と聞かれれれば

まず、偽物だろうと思う

そもそも、これだけの嘘つきが出してきた画像が

本物だと思える思考回路の方が、私には不思議だ

オオカミ少年は、信用しないのが普通なのではないだろうか


それにしても

あまりにも、やらかしすぎている、というよりも

すでに、裁判所では

立花孝志とN国党は

「反社会的カルト集団」と認定されている


これ以上、無意味なデマをまき散らし

選挙をおもちゃにするようなことがないように

兵庫県で起きたことが

全国に飛び火したり

来年の、参議院選挙に繰り替えされたりしないように

早急に、手を打たなくてはいけないと思う


以前、反社会的なカルト

オウム真理教を

ちょっとおかしな連中だが

さほどのことはできないだろうと、たからくくり

野放しにしておいて

手痛いしっぺ返しを食らってから

まだ、数十年しかたっていないではないか

あの事件から、少しは教訓を学ぶべきだと思うのだが

いかがなものだろうか






    


2024年12月3日火曜日

そろそろ借りに行きたい、クリスマスのDVD 「すばらしき哉 人生」

 12月に入り

クリスマスが近くなり

一年の締めくくり、という時期になると

毎年、必ず恒例で見ているDVDがある


かなり古いアメリカ映画なので

テレビで放送してくれるとしても

NHKのBSの映画タイムくらいだ

なにしろ、白黒映画なのだ

だが、ちょっと言うのは恥ずかしいのだが

私は、この映画に何度

励ましてもらったか、数え切れれない


映画のタイトルは

「素晴らしき哉、人生」

ただ、注意していただきたいのは

非常にややこしいことに

同じタイトルで、3つ

完全に違う作品があることだ


一つ目は、テレビドラマ

日本のテレビドラマで、佐藤浩市と浅野温子が出ている

學校の先生の話だが

私が見たいのは、これではない


二つ目は、アメリカ映画

ウィル・スミス主演の

妻を亡くして、がっくりときて

何もできなくなった主人公のもとに

三人の不思議な人物が現れる、という

なかなか、悪くはない作品だが

私が見たいのは、これでもない


三つめは、古いアメリカ映画で

くどいようだが、白黒映画である

DVDのケースを見て、映画の写真に色がついていなかったら

まず、間違いなくそれだ

それが、私の12月の儀式になっている作品だ


この映画のあらすじを

とても簡単に紹介すると

正義感の強く、お人よしの主人公が

金の亡者のような、ライバルと戦って

街の人々を守る、という

いかにも、アメリカらしいヒーロー物語なのだが


ファーストシーンで、夜空が写る

町中の人々が、主人公のことを心配している声が

夜空に広がっていく

すると、夜空の向こう、星のかなたから

二人の話し声がする

1人は、上級天使で、もう一人は見習い天使らしい

見習い天使は、羽がないらしい、というのが

この会話から、推測できる

そして

上級天使は、見習い天使に

この主人公を救いなさい、うまくいけば、羽をあげる、と

約束する

そして、主人公がどんな人か説明する、という形で

主人公の子供のころからの生い立ちをたどっていく、という

かなり、凝った構成になっている


主人公は、子供のころ

みんなで川でスケートをしていて

氷が割れて、川に落ちた弟を救ったときに

病気になり、高熱の結果、片耳が聞こえなくなる

なので

弟は、戦争で手柄をたてて

すっかり、町の英雄になつているけれども

主人公は、町を出ることにあこがれは持っているものの

生まれ故郷で、ずっと暮らしていく羽目になる


ドラッグストアを営む叔父のもとで

ささやかなバイトをし

叔父の処方箋のミスを見つけてあげたり

幼馴染の女の子と恋に落ち

結婚するまでの、ほほえましいエピソードの後で

主人公は、町の人々に、優良住宅を安く販売するようになり

不動産で一儲けをたくらむ、ライバルと対立するようになる


悪いことに、主人公が

税金用に、振り込んでくれと渡した現金を

お使いを頼まれた叔父が、置き忘れ

それに気づいたライバルがネコババしたために

主人公は、税金を払わなければ

脱税で、牢屋に行くことになる


この絶望的な状況が

なんと、クリスマスイブに起きる

街が明るく、楽し気なほど

主人公の疎外感は深くなる


それで、事態を把握した

見習い天使が、主人公のもとに派遣されるのだが


この二人の出会い方が、また、見事だ

これは、さすがにネタバレせずに、伏せておこうと思う


主人公は、絶望のあまり

見習い天使に言う

「生まれてこなければよかった」

見習い天使は、OK

願いをかなえてあげるよ、とばかりに

主人公が「生まれてこなかった世界」を作り出す


これが、映画の終了20分前くらいのところだ

実は、この映画が一番面白くなるのは

ここから、ラストまでだ

前半あたりは、単なる壮大な前振り、と言ってもいいくらいだ


この「自分が生まれてこなかった世界」にいる

自分、というのは

どうみても、悪夢の中だ

母親は、自分を知らないという

街は、ライバルの名前の付いた土地になっていて

通りを歩く人々の服装は、ずっと粗末で

みな、いら立っているように見える

母親に、異常者扱いされた主人公は

せめて、叔父のところに行こうとすると

叔父は、処方箋のミスで、人を死なせてしまい

今は、過失致死罪のような罪名で、牢屋に入っている

素敵な女性だった奥さんは

誰も結婚相手がいないので

クリスマスの晩も、一人ボッチになっている

しかも、この時代の「オールドミス」は

現在とは比べ物にならないほど、立場が悪く

嘲笑の種にまでされている

では、せめて、町の英雄である弟に会いたい、というと

天使が連れて行くのは、墓地だ

墓碑銘を見ると、死んだ年齢は子供のころ

川に落ちて、誰からも助けてもらえずに、溺死していた


主人公は、そこで

自分が生きてきた意味に気づく

自分がやっていた、忘れているような小さなことが

ほかの人の支えになっていたこと

自分というピースがなくなれば

ジグソーパズルは完成しない、ということ


主人公は、現在の世界に戻らせてもらう

数時間後には、牢屋行きが確定していても

それでも、この世界は素晴らしいと

幸福感いっぱいで、家に戻ってくる


さて、その後だが

古いアメリカ映画である

当然、ハッピーエンドになる

牢屋にはいかずに済むし

見習い天使も、羽をもらえる

このきっかけになるのが

主人公の小さな娘の行動なのだが

これは、ネタバレせずにおこうと思う

実に、泣かせる

……文字通りの意味で、だ

  私は、この子の登場シーンから

  もう、目頭が熱くなる……


この、クリスマスの奇跡のラストシーンまで

実は、泣きっぱなしになることが、よくある

毎年、この時期には必ず見ているというのに、である


「癒し系」という言葉がはやっているようだが

この映画は、究極の癒しのようなもので

あなたも、必要な人なのですよ

あなたがいなければ、世界は確実に

小さく、不幸になつたのですよ、と

静かに、語り掛けてくる


関西の落語家の、桂南光師匠が

一番好きな映画に挙げていたが

確かに、南光師匠好みの映画でもある


そして

私の大好きな、三谷幸喜サンが

ご自身の脚本、監督した映画の中で

この「素晴らしき哉、人生」という映画について

何度か触れていた

この映画が好きなキャラクターがいる

一見、こわもてで、心が冷たそうな、このキャラクターが

実は、どんな性格であるかを

一番上手に説明するために

「素晴らしき哉 人生」が好き、という設定にしてあるのだ


まだ見たことがない、という方

ぜひとも、おすすめだ

特に、ラスト20分は、絶対に早送りなどせずに

じっくりと、楽しんでほしい


絶対に、損はない……と思う





2024年12月2日月曜日

今週の回だけは全シニア必見・大河ドラマ「光る君へ」に学ぶシルバーライフ

 もともと、今年の大河ドラマ

「光る君へ」には

頭にドが付くほどハマっており

毎週、楽しみにテレビの前に陣取っているのだが


昨日放送の、第46話は

シニア必見要素が満載

今までのストーリーは知らなくてもよいので

今からでも遅くはないので

今までのストーリーは知らなくてよいので

ぜひ、この話だけでも見てほしいと思った


あらすじをまとめておくと

主人公は、紫式部、ドラマの中では

「藤式部」とか、本名の「まひろ」とか呼ばれている

その「まひろ」は

源氏物語を書き終えると

結ばれることのなかった恋人

藤原道長のもとを去り、旅にでて

九州の太宰府までやってきている


そこで、20年前に

お互いに好きになりかけていたが

破綻してしまった、宋の国の医者と再会


太宰府には、かつて道長と勢力争いをして敗れた

道長の甥、隆家がいる

この隆家は、かつては上皇に矢をいかけけて

家の没落を招いた

「困ったちゃん」だったのが

太宰府では、土地の豪族たちからも

すっかり慕われる、見事な領主になっている


そして、今回の放送では

「刀伊の入寇」つまり

壱岐、対馬が高麗軍と海賊に襲われ

この兵が、博多あたりに攻め寄せてきたのを

隆家達、太宰府の兵と合戦になり

まひろ達一行は、それに巻き込まれる、という

内容なのだが


シニア必見、だと思ったのは

まひろが、都から太宰府まで

わざわざ旅に来た理由だ


自分は、書くことがすべて

それが、源氏物語を書き終えてしまった

今はもう、ほかの物語を書く気力も無い

源氏物語の終わりと一緒に、自分も終わってしまった

なのに、自分が終わったことを、認められない


これは、役職定年や、実際の定年になって

今までの机の中身をかたづけ

場所をあけわたしてくい、あの時の気持ちと

かなり、重なるのではなかろうか


これに対し、20年前に恋仲になりかけて、破綻した

宋の医師の答えが、振るっていた

俺のことを書かないか、と誘うのだ

そして

筆と墨さえあれば、どこででも書ける、と

寄り添い、励ましてくれる


見ていて、これは退職後のシニアにかける言葉だ、と

思った

同じジャンルで

今度は、世間でいう「成功」などを求めずに

ただ、自分が面白いと思ったことをすればいい

最低限の材料さえあれば

自分一人で、ごくごく小さな起業をすればいい

私には、そう聞こえた


もう一つ

太宰府の帥になっている、隆家だ


この隆家は、都にいたころは

「軽挙妄動」が多い、というのか

なんとも、行動力はあるが、頭がついていかない

残念な人にしか、見えなかったのだが


太宰府の水があった、というのか

本人も、ここに来て、都で官位をあらそっいたのが

場がバカ市区なった、といい

仲間さえいれば、富などいらん、と言い放ち

地元の豪族たちと一緒に踊り

兵士に酒を差し入れ

実に、幸せそうに、頼もしくなっていた


刀伊の入寇の後の指示も

出陣のタイミング、兵の集め方

戦になった時の矢のうまさ、まど

これ、「光る君へ」ですよね、

「鎌倉殿の13人」ではないですよね、と

言いたくなるくらい、適格だった

ちなみに、これが隆家の「ビフォーアフター」

都で、「困ったちゃん」時代と

現在の、太宰府時代である
























これは、見事な「退職後の生活」の

モデルケースではないだろうか


今の仕事が、本当に心の底から好きだ、という人は

同じジャンルで、つとめるにせよ、起業するにせよ

やっていけばいい


だが、前の職場が、本当に自分に合っていたのか

ひょっとしたら、自分の気質を曲げたり

人に見られないように、押し隠したりして

いなかっただろうか


もし、そうなら

定年退職はむしろ

自分を見つめなおし、自分に一番あった

生き方を探せる

いわば、貴重なリセットのチャンス

これかな、と思う方面に飛び込んでみて

うまくいけばよし、なんだかなぁ、と思うなら

ほかのところに、別のことを探しに行けば好


そして、うまくはまれば

収入は減るかもしれないが

それ以上に、やりがいや、幸福感や

周囲からの尊敬を得られるかもしれない


今回の「光る君へ」は

それこそ、作者サンには

全くその気はなかったのかもしれないが

「シニアライフの成功のコツ」の

まとめ回のような気がしているのだが

いかがだろか