中山美穂さんが亡くなった
私は、芸能関係の方は、あまりよくわからない
今年の大河ドラマでも
わかるのは、主人公・紫式部のお父さん役
紫式部の生涯の恋人、藤原道長のお父さん役と
私の年齢相応の、シニア層の俳優さんばかりだった
だが、さすがの私でも
中山美穂さんは知っている
まだ、50代だったはずだ
私より若い方がなくなると
本当に、こんなお若い方が、と
しみじみ、お気の毒に思うようになった
テレビ画面を通してしか、知らない方ではあるけれど
ご冥福をお祈りしたいと思う
亡くなった理由は、わからないそうだ
病気と、事故の両方の面から
調べてみる、とのことだが
最初は、ヒートショックではないか、と言われていた
ヒートショックとは、温度の差から
血圧が乱高下して
心臓や、血管の病気
例えば、心筋梗塞や、脳梗塞などを起こすことをいう
故人となってはいるが
私の一番好きな俳優さんの
平幹次郎さんも、ヒートショックで
浴室で亡くなった
実は、ヒートショックは非常に多く
ヒートショックの犠牲者は
交通事故の犠牲者の2倍、という統計もある
ヒートショックが起こりやすいのは
浴室と、脱衣所だそうだ
確かに、暖かい部屋から
寒い浴室、洗面所に移動するだけでも
体が縮こまるような感覚がある
その直後に、熱い湯船に飛び込めば
周囲の温度が乱高下するのだから
血圧だって、乱高下して当たり前だ
ヒートショックを防ぐ方法はないのか、というと
実は、とても簡単な方法があるのだ
まず、脱衣所に小さなヒーター
四畳半用くらいのものを置き
入浴する30分前に、脱衣所を温める
暖房費は、少しかさむが
命の値段だと思えば、安いものだ
浴室に関しては、もっと簡単だ
確かに、浴室は換気のために窓を開けていたりするので
格段に寒いうえに
床が冷え切っていることが多い
脱衣所を温めると、今度は浴室の寒さで
ヒートショックになりそうなのだが
とても簡単なことに
ふろを沸かすときに、湯船の蓋をあけておく
蒸気が浴室内にたまって
それだけで、何もしなくても暖かくなる
また、ふろの床に
手桶いっぱい分のお湯を
打ち水のように流しておくだけで
ますます、浴室が温まる
湯船に飛び込む前に
必ず、かかり湯をするのも大切だ
いきなり肩までつかるよりも
最初は足を入れて、しばらく立っており
それから、静かに、ゆるゆると座るようにすると
心臓への負担もなくなるそうだ
湯の温度は、41度以下
これも、慣れるまでは少し物足りないが
確かに、ぬるめの温度で
ゆったり使っている方が
湯上りの、体のぽかぽかが
長続きするような気もする
確かに、少々面倒ではあるが
文字通り「死ぬよりまし」と思って
何とか、続けている
だが
そう考えると
「ヒートショック」という言葉を知る前
サウナで、水風呂に飛び込み
「ととのう」と言っていた自分は
一体なんだったのか
むしろ、よく何も起きなかったな、と
冷や汗の出るような思いがする
それでも、ピンピンしているところを見ると
やはり、私は相当に、運のいい人間なのかもしれない、と
思う、この頃ではある
0 件のコメント:
コメントを投稿