昨日までの間に
お節料理の材料の買い出しを終え
今日は、朝から料理作りに取り掛かった
とはいえ、私の作るのは
かなり、手抜きの簡単バージョンだ
例えば
サツマイモは、皮だけをむいて
輪切りにして、圧力なべで20分ゆでる
ゆであがったら
箸で持つだけでも、崩れるくらいになるので
すりこ木棒でつぶし
栗の甘露煮のシロップを加え
適当に硬さに調節し
最後に、栗を混ぜれば、完成だ
手間のかかる裏ごしは省略、というよりも
食物繊維は、貴重だ
舌触り程度の理由で
なくしてしまう方が、問題だろう
田作りは、もっぱら電子レンジだ
「食べる煮干し」を
レンジで乾燥させて
ポキンと折れる程度になったら
醤油、みりん、砂糖、酒をレンジにかけ
アツアツで、とろとろになったところに
クルミと煮干しを加えれば
あとは、勝手に田作りになってくれる
たたきごぼうは、手間がかかるのは
ゴボウをゆでるところだけ
それでいて、だしと醤油、酢にゴマの風味、と
まさに、私好みで
今まで、どうしてこれを作らなかったのか
以前の数年が、惜しくてたまらないほどだ
なます、酢蓮に至っては
一番、たいへんだったのは
野菜の皮をむくこと、という簡単さ
赤いものは、パブリカ
緑色のものは、アボカド
私の作るおせちは、どうしても色取りが悪くなるので
食べられる飾りとして、入れてみた
実は、どちらもクリスマスの余りだったりする
漬け魚と、昆布巻き、伊達巻、だし巻きだけは
生協で買ったものの
あとは、私の手作り
つまり
私が一番、美味い、と思う味付けに
調理されている
これから三日間、私の好きな味ばかりに囲まれて
楽しく過ごせるわけだ
今から、ワクワクが止まらない
それに
50を過ぎてからだろうか
お節料理を作るのが、好きになった
おせちは、一年に一度しか作らない
ということは
おせちを作れるのは、あと何回だろう、と
考えたとたんに
おせちを作れる機会、大みそかの朝が
とたんに、愛しくてたまらないものになった
去年一年、無事に生かしてくださって
ありがとうございました
来年の大みそかも
こうして、芋をつぶせますように
煮しめのこんにゃくを手綱に結べますように、と
感謝と祈りを捧げたくなる
だが、私は無神論者だ
誰に、と自分でも考える
誰にかは、わからないが
感謝の思いだけは、残っている
では
お互い、今年一年を
生き延びた仲間の皆様
どうぞ、よいお年を
皆様の上に、たくさんの幸せが
注がれますように
0 件のコメント:
コメントを投稿