2025年1月26日日曜日

認知症予防・1年に100個の新しいことをする ② かかと用クリームを買う ③ かかと用クリームを塗ってみる

 高齢になって、一番怖いものは何かといわれたら

やはり、認知症だ

予防のために、脳内の伝達物質を増やす生活を

することにした

和田先生おすすめの方法として

……実は、私はこの先生の言うことは

  うのみにはできないな、と思っていて

  この先生の進めることも、一度自分で吟味してみて

  腹落ちレベルで納得したことだけ

  やることにしているのだが

  これは、最大限に納得ができたので

  すぐに取り入れたのだが……

1年に100個、新しいことをする、だ


そんなに大きなことでなくてもよいのだそうだ

今まで行ったことのない店で買い物をする、とか

いつもの散歩道と違った道を通る、とか

その程度でよいので、数をこなそう、ということだった


今年の目標として、100個チャレンジして

今年の年末までに、ブログでチャレンジを

公開することにした

今日は、その第2弾

かかと用のクリームを買う、ことだ


いったい何のことだ、と言われそうなので

かいつまんで話すと

ここしばらく、かかとがガサガサになり

靴下を脱ぐたびに、引っかかるようになった

昨日、入浴前にあまりに引っかかって

面倒だったので

エイッとばかりに引っ張ったら

そのまま、皮がむけてしまい

とうとう、血が出るに至り

本日は、かかとにばんそうこうを貼っているので

歩きにくくて仕方がない


何とかならないものか、と

少しばかり閉口しながら

ネットで調べたところ


なんと、「かかと用の保湿クリーム」が

あるのだそうだ

ううむ、化粧品には

乳液やら、美容液やら、ドモホルンリンクルやら

いろいろあるのは知っていたが

かかと用にまで、クリームがあるとは

知らなかった


確かに、ハンドクリームがあるのだから

かかとクリームがあっても、おかしくはあるまい

ただ、近所のドラッグストアは

あまり大きくはなく、品ぞろえもよくない

ここはひとつ、せっかくの休日なので

電車に乗って、定期券の利く隣町の

激安の殿堂、ドン・キホーテで

探してみることにした


いろいろ種類はありそうだが

あまり、乙女チックで夢々しいクリームだと

効き目が弱そうな気がする

もう少し武骨で、シニア層にもがっちりと

効果がありそうなものは

やはり、化粧品メーカーよりも

薬品メーカーではないか、と思ったので

ネットで見つけた、小林製薬の

保湿スティック

その名も「なめらかかと」に目を付けた


ネット情報によると

かかとは水分が蒸発しやすく

角質がたまりやすいので

ガサガサになるのだそうだ

なので、幕を張るように油分を塗り

水分の蒸発を防ぐだけで

少しずつ、ガサガサがなくなってくる

1日一回、おすすめは入浴後、とのこと


今回は、医薬品の棚を探すと

すぐに見つけることができた

スティック状で、使いやすい、というよりも

老若男女、特に、『老」と「男」には

とても手に取りやすい場所に置かれていたので

あっさりと買い込み

今は、机の上にある


今晩、さっそく入浴後に使ってみようと思っているのだが

入浴後は、湯冷めする前に寝てしまいたいので

少しフライング気味だが

②「買ってみた」と合わせて

③「塗ってみた」まで

チャレンジした「新しいこと」リストに

入れてしまうことにした


今年1年で、あと97個

なんだか、いけそうな気がしてきた





2025年1月25日土曜日

新潮・フジテレビ追及記事を読んできた

 中居正広の強姦事件と

フジテレビの強姦ほう助に関する記事は

文春が一番早く、詳しく報道していたので

しばらく、文春ばかりを買っていたのだが

今週は、新潮もフジテレビの追及記事を出していた

とはいえ、2冊買ってしまうと

私の「小遣い」に差しさわりが出てくる

なので、これは週末まで待って

少し遠くの、週刊誌を置いている図書館まで

遠征して読みに行ってきた


早い話が

最低以下の企業だ

やはり、コンプライアンス的にも

一度解体して、経営陣をすべて一掃しなくては

手の施しようがないと思う


まず、そもそもの社風が

パワハラとセクハラが通常仕様で

フジテレビの社内でも

「フジの常識は、世の中の非常識」と言われていたそうだ


証言をしている女子社員も

プロデューサーの自宅に、他の社員やタレントと一緒に

誕生祝いの会に行ったところ

動けなくなるまで、体中をべたべたと触られた

余りのひどさに、見ていたタレントたちが引いていた


ほかの幹部の会合に連れていかれたときには

幹部がわざと、猥談をしはじめ

この女子社員に、いちいち感想を言わせて

みんなして面白がっていた


他の社員に相談しても

あからさまに「やられちゃった?」と

相手にもされず、よりひどいセクハラがかえってくる

それが、当然だと思われていた


中居正広に強姦のおぜん立てをして

女子アナを献上したプロデューサーは

自分も、トイレにほかの女子アナを連れ込んで

キスをするやら、体をなでまわすやら、抱きつくやら

やりたい放題をやっていたそうだ


どうにも耐え切れず、ほかのプロデューサーに

人事異動の相談を持ち掛けたところ

周囲の同僚の反応は

「おまえ、食われただろう」

……ここまで読んで

  ふいに、キッコーマンが一社提供だった

  長寿番組を、終了させてほしいと

  要望したというニュースを思い出した

  その番組のタイトルが

  「食いしん坊、万歳」


  いや、我ながらお下劣で、大変申し訳ないのだが

  なんだか、ああ、そういうわけで

  番組を終了させたのか、と

  確かに、もし続けていたら

  悪乗りして、このタイトルで一本

  AVでも作りかねないな、と

  妙に納得してしまったのだ……


この女子社員は

何とか、このエロエロ地上波部署を逃れて

BS部署に異動できたものの

ここが、今度は違法に近いパワハラ部署で

契約社員の扱いにトラブルがあり、上司に相談したところ


部屋に鍵をかけられて

上司から、俺の仕事に文句を言うなと怒鳴られ

眠れなくなり

産業医に相談したところ

「ここはフジテレビです

 あなたはどんな覚悟でテレビ局に入ってきたんですか」と

傷口に塩を塗る対応


とうとう休職すると

復職時の上司には

お前の席はない、そこらにでも座ってろ

そこから動くことはないからな、と暴言を浴びせられた


ほかにも、一人だけメーリングリストから外され

何度頼んでも入れてくれなかった

タレントや、偉い人に気に入られるかどうかだけが

ポイントで

そうでない人に対しては、イジメ体質で

弱いとみると、平気で叩き潰しにかかる

そういう社風だ、と話していた


……なんだか、これはわかる気がする

  フジのバラエティー番組にも

  なんとなく、この不快なイジメ体質と

  それを、みんなして笑いものにするような

  気持ちの悪さがにじみ出ていたように思う


  女子アナに対しても

  戦力としてではなく、軽薄なタレントのような

  早い話が、男性目線で小ばかにした扱いのように見えて

  実に、気色が悪かった


  そういえば、大谷選手が結婚する前に

  女子アナとは結婚したくない、と言っていたが

  今思うと、これは、何か知っていたからなのか、と

  邪推したくもなってくる……


もう一つ付け加えるなら

私は、フジテレビには

当事者意識と危機意識も皆無だと思う

CMを提供していたスポンサーのうち

半分以上がACに入れ替わっているというのに

社長は続投、強姦ほう助のプロデューサーは現職のまま

日枝会長は、出てこずじまい

再説明会は、やはり、生中継禁止


自浄能力のゼロの会社に

放送という、公共性の高い内容を

ゆだねておくのは、非常に危険だと思う

国益の点からも、フジテレビには

何か、手を打つ方がいいと思うのだが

いかがなものだろうか





2025年1月24日金曜日

ふるさと納税返礼品が届きました ①イノシシ肉スライス

 今日は、大急ぎで家に帰ってきた

夜の7時から9時の時間帯で

荷物が届く予定があるからだ


内容は、ふるさと納税の返礼品

「イノシシ肉スライス・500グラム」だ


ふるさと納税というのは

とても簡単に言うと、地方税を納める地域を

自分で選ぶというシステムだ

つまり

私がもし、東京都新宿区に住んでいるとして

地方税は、何も新宿区に収める必要はない

全国どこにでも、好きなところにおさめて構わない

これが「ふるさと納税」のシステムだ

なので、例えば、沖縄の美ら海水族館が好きだから

沖縄に収めても

スキーでお世話になっているから

北海道のニセコに収めても、それは私の自由なわけだ


とはいえ

地方自治体としては、自分たちの収入になるので

少しでも多く、自分のところに納税してほしい

なので

ふるさと納税をしてくれた人に

プレゼントとして、返礼品を用意する

これが、地方色豊かで、なかなか面白いうえに

普段、自分では買わないような

高級品や珍品が手に入るので

私は、毎年必ず、ギリギリの額まで

やることにしている


今年、トップバッターとして送られてきたのは

イノシシ肉のスライスだ


イノシシ肉は、正直、処理が悪いと

妙な臭みがあって、食べにくいことがあるが

信頼できる猟師さんが、丁寧に処理をしてくれれば

実に美味でもある

私が一番最初に食べたのは

京都の鞍馬寺近くの、イノシシ鍋

……正確には、ボタン鍋、というのだが……

正直、牛、豚、鶏のどれよりも美味だと思った


イノシシ肉は、この三種の中で

どれに近いかと言われれば、豚かもしれない

豚から、甘みと油っぽさを抜いて

牛肉のコクとうまみを、もっと野生化させて

濃縮したような感じ、というのが

一番近いように思える

スライス肉でも、十分に存在感がある


さっそく届いた、冷凍のイノシシ肉を

冷蔵庫に入れて、時間をかけて解凍し

まず、今日は肉の味がよくわかるように

あまり味付けをせず

醤油と、ブランデー、チューブショウガとチューブニンニクで

さっぱりと、生姜焼きにすることにした


豚肉よりも赤みの強い肉が

焼けていくと、なんとジビエらしい

いかにも、「肉を焼いています」という

強い香りが漂ってくる

これだけで、食欲中枢をひどく刺激してくる


色が変わったらすぐに裏返し

何とか火が通った、というくらいで引き上げ

カットの生野菜の上に

肉汁ごと、どん、と乗せる

肉汁が足りなかったら

少し、市販のドレッシングをかける


あとは、わしわしといただくだけだ


肉のうまみが強いので

生野菜パックの四分の三くらいは

ぺろりと平らげてしまう

スライス肉で、野菜を包み

海苔巻きのようにして食べても

さわやかで美味だが

「孤独のグルメ」で、五郎サンがよくやるように

肉をご飯の上に、敷き詰めるように並べて

残った肉汁を上からかけて

即席の、イノシシ丼にして

かきこむのも、また、楽しい

……イノシシ丼にするときには

  上に、正月の餅のつけ焼きで余った海苔を

  手で適当に違ってかけるのも

  また、美味だし

  わさびを少しばかりきかせるのも、ますます美味だ……


年に一度、ふるさと納税の返礼品でしか食べない

イノシシ肉を、十分に楽しんだが

これでもまだ、100グラムしか食べていない

まだ、400グラムも残っている

これは、明日はイノシシ鍋にして

温まりながら、舌鼓を打つことにしよう


単純と言われそうではあるが

毎日毎日が、楽しくてたまらない

多分、一生のうちで

今が一番幸せだ




2025年1月23日木曜日

文春・フジテレビ追及の第4弾記事を読んできた

 一番最初に

フジテレビが自社の女子アナを騙して

中居正広に強姦用に差し出した

そのあとで、会社ぐるみで事件をもみ消した、と

聞いた時から

中居正広も強姦魔だったとは恐れ入るが

もっと問題があるのは、フジテレビではないかと思っていた


その後しばらくして

社長が会見をしたものの

テレビ局だというのに中継もなし

週刊誌とネットの記者は締め出し

質問はフジテレビだけ

おまけに、事件は自分の会社で調べる

その中に第三者も入れてあげよう、といったので

火に油を注ぎ


あっという間に、スポンサーが離れた

現在では、約80社がCMをACに変更

番組改編の3月期のCM枠は全然売れず

この分では、フジテレビはギャラを値切りに出るから

次は、タレントの事務所から総スカンを食うだろう、と

予測されている


これよりひどい情報はあるのかな、と思いつつ

本日発売の週刊文春を読んでみたら

まだまだ、あった


まず、強姦後、入院している被害者に

中居正広が渡した、「お見舞い」の内容だが

なんと、自社製品のスマホスタンド

しかも、後ろにはカワイイ、

デフォルメされた中居君の姿がついているというシロモノ

自分のファンクラブの特典グッズだそうだ

























そして、茶封筒に入っていた現金
20万円だったそうだ
……これでは、乳首の縫合手術代にも
  ならないだろう……

これで、許してもらえると思っていたのなら
50を過ぎて
ちょっと、あまりにもどうかしていると
言われても仕方があるまい

被害を受けた女子アナが
相談したのが
会社の上司に当たる、佐々木恭子アナ
ところが、かえってきた返事は
「仕事はしないでいい
 台場にも来なくていい
 お金はちゃんと渡すから」
だったそうだ
……そもそも、完全にプライベートだと
  思っているなら
  会社の上司に相談などしない
  仕事がらみだと思うから
  上司に相談するのだろう
 
  そして、上司も完全にプライベートだと思うなら
  出社もしない社員に
  給料は全額払う、などとは
  言わないだろう
  相手の男ときちんと話をつけてきなさい
  仕事に関しては、そのあとで話そう、というだろう
  これは、上司の佐々木恭子の方も
  仕事がらみだとわかりつつ
  握りつぶそうとしているのが、あきらかではないか……

それでも、総務省が
フジテレビに
放送免許はく奪、停波の命令を出せないのは
監督官庁である、総務省から
フジテレビに、高級官僚が天下りしているから

その四人も、記事の中には実名で名指しされている
だが
その中で、一番悪質だと思うのが
総務省で、菅内閣の時に
女性初の内閣広報官になった、山田真紀子

この人は、菅内閣で働いていながら
菅総理の息子の勤めている新聞社から
約7万5千円の高級接待を一晩で受け
盛大に批判されて、辞職した人だが
あっさりと、フジテレビに天下り
しかも、目立たないように
旧姓を使って天下りをしていたという悪質さだ
おまけに、この人の夫は
今でも現役の総務省高級官僚
これでは、フジテレビに厳しい処置など
できるはずがない
根っこのところで、ズブズブなのだから

中居正広は芸能界を引退したようだが
まあ、それは妥当な線だとして
話がここまで広がってくると
単なる、中居正広の話を超えて
国会マターになっているような気がするのだが
どうだろうか

ちなみに
私は、フジテレビの病根はあまりに深く
自浄作用は期待できないので
大臣判断で停波にして
一度、完全に解体した方がいいだろうと思う

というのも
この頃、フジテレビの女子アナを見るたびに
「この子も上納ずみだろうな」と
ホステスさんを見るような目でしか
見られなくなった、とボヤく同僚が多いのだが

これは、少し視線を変えてみると
フジテレビのエロエロ状況を報道している
外国のマスコミや、それを見ている外国の視聴者から見れば
「日本人を見るたびに
 職場で女の子にエロいことをさせる
 下半身人間に見えてしまって」という人を
増やしているような気がするのだ
そして、私は
この国と、この国の男性がそうみられていると思うと
とにかく、身の置き所がないほど
恥ずかしいと思うのだが
いかがだろうか

2025年1月22日水曜日

認知症予防・1年に100の新しいことをする・①限定ドーナッツを買う

 今後のことを考えると

やはり、一番怖いのは地震と認知症だ

地震については、薬や食料、水などを

備蓄しておくくらいしか、考えつかないが

認知症の方は、ある程度は予防できるのだそうだ


情報源は

先日、ブックオフで買い込んできた

和田秀樹先生の「70歳の正解」という本の

「脳を元気にするコツ」という章だ


ここで、著者の和田先生自身が

実践している方法として

「週に2個、年に100個の新しいことをする」

というものがあげられていた

新しいことといっても

今まで育てたことのない草花を育てる、とか

いつもの店ではない店で買い物をする、という

ささやかなものでよいのだそうだ

それでも

脳の中の、伝達物質が増加するので

伝達物質不足によって発症するタイプの認知症には

十分予防効果があるのだそうだ


1月も随分すぎてしまったので

週に2個では、少し足りないかもしれないので

今年の目標として

「3日に一つ、何か新しいことをする」

と決めた

新しいことができたら

ブログでも、ちょこちょこと

紹介していこうかと思っている


で、今日、記念すべき第一個をやってみた

帰宅途中の、乗換駅の駅ビルに

ミスタードーナッツが入っている

ミスタードーナッツは、だいたい

三カ月に一度くらいの割合で

ちょっと凝った、コラボ商品を発売する

今は、期間限定で

ピエール・マルコリーニという

有名チョコレートショップとコラボして

少しお高めの、チョコレートドーナッツコレクションを

売り出し中だ


ピエール・マルコリーニでチョコレートを

買うとなると

一粒で500円以上は軽くかかる

なので、1個300円前後の

ドーナッツは、まあ、リーズナブルといえば

リーズナブルかもしれない


しかも、ドーナッツを食べて

認知症予防ができるのなら

まあ、御の字、というところだろう


コラボ商品は、全部で5種類あるのだが

ここは、財布と相談して

私の好みの、パイ生地のサクサクした

ショコラダマンドと、

同じく、私の好みのフランボワーズを使った

ショコラ・フランボワーズ・ファッションにした


食べてみた感想だが

ショコラダマンドは、中のクリームは

チョコレートアーモンド味

それだけでも、ちょっと珍しいので

一度、食べてみる価値はあると思う

パイのサクサク度は、少し不満が残るが

上にかかっているアーモンドが

カリッと香ばしくなっているので

十分にリカバリーはできていると思う

中に、ドライクランベリーが入っており

甘酸っぱく、フルーティーなのも

私の好みに合っていて、ポイントが高かった






ショコラ・フランボワーズ・ファッションは

早く言うと

チョコレート味のオールドファッションに

フランボワーズのクリームを絞り

上から、チョコレートのコーティングをしたもの

なので

食感はオールドファッションとほほ同じ

オールドファッションが好きな方には、気に入ると思う

チョコレート自体は、甘さがかなり控えめになっているので

どちらかといえば、大人むき

ビター系が好きな人ならピッタリだと思う

ちなみに、私は非常においしくいただけた










結論としては

値段は張るが

チョコレートが好きな方は

楽しくいただけると思う

ただ、これは当然のことながら

ドーナッツの要素の方が強く

ピエール・マルコリーニらしさ、という点では

どうしても、見劣りがする


ドーナッツ二つなら、600円前後だが

売り出し中の五種類を全部買えば、1500円を超える

そして、1500円なら

ピエール・マルコリーニの作った

ボンボンショコラ3粒の、バレンタインセットと

同じ値段になる

マルコリーニらしさは損なわれるが

ドーナッツ5個をしっかり食べるか

マルコリーニが自分の名を冠して販売する

堂々たるボンボンショコラ3粒を選ぶか

これは、買う人のお好みしだい、というところだろう


ただ、どちらを選んでも

かなり満足できるだろう、という点だけは

保障したいと思う


2025年1月21日火曜日

大河ドラマ「べらぼう」に学ぶ 魅力的なシニアとは

 第2話までで完璧にはまり

今年の楽しみの一つに昇格したのが

大河ドラマ「べらぼう」

第3話は、吉原の遊女を花に見立てた

今でいう、クラウドファンドによる会場限定本を作り

見事、吉原に客を呼び戻すことができた、というところまで

主人公・重三郎は

生まれて初めて、本を作るという

「生きがい」を感じることができ

自分の人生を歩み始める、というのが

大まかなあらすじだが


このドラマは、綿密な伏線の貼り方

江戸中期の着物の粋など

見どころは実にたくさんあるが

それぞれのキャラクター、特に、シニア男性の

魅力が大爆発している

しかも、まるでゲストのように

各回ごとに、一番見事な人が変わっていくという

豪華ぶりだ


そこで、一つ

今回はは、それぞれのキャラクターに学ぶ

魅力的なシニア、について書いてみたくなった


まず、一番基本的なスタンス

これは、主人公、蔦屋重三郎の人物評

幼馴染の花魁、花の井のセリフからいただいた

「どの子も可愛や 

 誰にも惚れぬ」

……いわば、若い世代という

  アイドルグループの

  マネージャーのような役回り

  誰のことも大事にするけれども

  妙な下心は感じさせない、さわやかさ

  これは、第一条件だろう……


次に、第一話の田沼意次から学ぶポイント

主人公、重三郎は

老中、田沼意次に、吉原以外の宿場や岡場所で

色を打っているのはけしからん

吉原はきちんと税金を納めているのだから

それ以外の場所は取り締まってくれ、と頼む

田沼意次は、経済活性化という国益の点から

重三の頼みをすっぱりと断るのだが

逆に重三に、吉原に人を呼ぶための工夫は

何かしているのか、と問いかける

これで、パッと目が覚めた重三は

ありがた山の寒ガラス、とばかりに礼をいい

吉原のガイドブックづくりを始める


この田沼意次から学ぶポイントは

 ・若手の話は最後まで聞く

 ・イエスノーは、はっきりという

 ・人格否定は、絶対にしない

 ・逃げ場のないところまで論破しない

 ・ノーのときには

  若手がエネルギーを向ける方向を示す

……これは、モデルが田沼意次だけに

  魅力的なシニア、というよりも

  魅力的な上司の条件

  という感じもする……


第二話は、平賀源内の登場である

吉原のガイドブックの序文を書いてもらうために

源内に頼み込む重三だが

源内は有名な男色家で

ほかの色街にはない、吉原だけの魅力が

わからないと、いい文章は書けない、という

困り果てる重三だったが

幼馴染の花魁、花の井の機転で

役者姿に男装した花の井花魁が

自分の舞姿を通して

源内が今は亡き、恋人を思い出し、懐かしむ

今でいう「胸キュン」な幻想を見せることで

吉原文化の底力を見せ

見事、源内に序を書いてもらう、という筋立てだった


源内から学ぶポイントは

・自分の責任ではないことで

 コンプレックスを持たない

・人を愛するときには、一途に、誠実に

・愛情表現に、テレない

……平賀源内が、重三に

  「俺、男一筋よ」という

  今でいう、カミングアウトの軽さが、実によかった

  持つ必要のないコンプレックスは、持たない

  それが、軽やかな生き方や

  自己肯定感につながっているのが、よく伝わってきた

  

  そして何より、第二話で最も魅力的だったのは

  花の井花魁の踊る姿に重ねて映し出される

  今は亡き恋人が

  源内の家で、踊りの稽古をしており

  源内が、嬉しそうにそれを眺めているシーン

  暖かく、切なく、今まで見たラブシーンの中でも

  特に美しい、極上の仕上がりだと思った


  恋心を持つなら

  一途に、まっすぐに

  そして、言葉にしなくても、相手にきちんと伝えること

  これのできるシニアは、はたから見ても

  魅力的だろうと思う


第三話で、今でいう、遊女の写真帳のような本を

ただし、遊女を花に見立てた

粋な作りで出版にこぎつけた重三だったが

孤児だった重三を拾い、育て、働かせてくれている

育ての親、駿河屋の主人はなぜか激怒し

殴られた挙句、家を追い出されてしまう

それを仲介してくれたのが

同じ、女郎屋仲間の扇屋


女郎屋は

「人として大切な八つの徳を忘れた

 外道、人でなし」

という意味で

自嘲的に、自分たちを「忘八」と呼んでいる


実は、自分の女郎屋を重三に継がせたくて

その愛情から、本づくりに熱中する

重三を厳しく叱っていたことに気づくと

扇屋は、その愛情はゆがんでいる、と

実に、見事な説得をする

べらぼう・扇屋の説得シーン


この、やや上目遣いの目線も見事だ

悪くて、粋で、なんとも色っぽい

第三回は、かなりドラマチックな回だったが

ネットでは、MVPとして

この扇屋を推す声が多かったのも

なるほど、と思わせる


扇屋に学ぶポイントは

・シニアに必要なのは

 覚悟と信念、そして、自信

……人間、半世紀以上生きていれば

  完全にクリーンであることは難しい

  だが、それを

  なんとなく流されてやったのか

  自分なりの、信念があったのか

  「クリーンではない」という状況を

  引き受ける覚悟を持っていたのかでは

  自分に対する、自信のほどが全然違ってくる

  そして

  その信念と、覚悟と、自信からにじみ出てくる

  なんとも言えない、影のようなものが

  独特の色っぽさ、カッコよさに

  つながっているのではないかと、思うのだ……


すでに、これ誰魅力的なキャラクターが

登場している「べらぼう」だが

まだ、大物というべき

写楽や、滝沢馬琴が登場していない

この二人に関しては、配役の発表も

まだされていないようだ


ますます目が離せなくなりそうな「べらぼう」を

毎週、ワクワクしながら待とうと思っている



  





2025年1月20日月曜日

簡単にタンパク質が取れる・お手軽ピザトースト

 先日の健康診断で

少しばかり、ショックなことがあった

去年の数値と比べて

骨格筋量が、5パーセントも落ちていたのだ


健康診断の後で、無料で生活指導が受けられる

その時に、思い切って、質問してみた

筋肉が落ちると、体温も低下する

体温は一度落ちるだけで、免疫が

がタンと弱くなる

つまり

風邪もひきやすくなる

インフルエンザにもかかりやすくなる

おまけに、筋肉が減ると、転びやすくなる

そろそろ、転んではいけない年になってきているというのに


さらにショックだったのは

自分では、毎日ウォーキングをして

運動を心がけているつもりだったのに、ということだ


というような内容を話したら

一言「タンパク質の摂取が少ないのでしょう」

とのことだった

とても簡単にまとめると

運動などで、筋肉を使うと

筋肉には、細かい傷がつく

その傷を治すことで、筋肉は

少しずつ、強くなっていくのだが

タンパク質を食べる量が少ないと

筋肉を治すところまで、タンパク質が回り切らず

傷ついたところは、そのまま

なくなってしまうのだそうだ

なので

筋トレをしようと、ウォーキングをしようと

タンパク質を食べなければ、むしろ逆効果

体はドンドン弱くなるのだそうだ


タンパク質をたくさん食べる、ということはわかったが

これが、案外と取りにくい

牛乳、納豆、湯豆腐、サラダチキン、豚の生姜焼き、と

かなり盛りだくさんに取っているつもりでも

これでは、一日の必要量の3分の2程度

筋肉量が増えるところまではいかないのだそうだ


あと、少しだけでも

タンパク質を増やすには、どうすればよいか

一日の食事を見直してみたところ

朝食には、牛乳程度しか

とっていなかったことが判明した

タンパク質を増やすには、朝食だ


だが、どうやって

朝は、あまり時間もないし、食欲もない

コーヒーと、トーストがメインだ

これで、タンパク質をとるには、と考えて

ふと、いいことを思いついた


トーストを、ジャムトーストではなく

ピザトーストにすればいい


ピザトーストの作り方は、

とても簡単にアレンジした

必要なものは

 食パン(8枚切り)1枚

 市販のピザソース 適当

 とろけるスライスチーズ 2枚

 肉類(サラミ、ベーコン、ハム、ソーセージなど、なんでも)

                                        適当


パンの上に、ピザソースで✖を書き

その上に、スライスチーズと

肉を適当に乗せて

オーブントースターで6分ほど焼けば

ピザトーストの出来上がりだ

弁当の凝りに、ピーマンなどがあれば

輪切りにして、上にのせると

より、見た目も味もレベルアップする

コーンの缶詰の残りや

家庭菜園のパセリなど

弁当用の食材に、半端な残りがあれば

全部乗せてしまっていいと思う

私の経験では

たいていの食材が、美味なピザになってくれた


肉類を切らしているときは

ツナ缶をあけてもなかなか美味だ

ツナ缶半分を、チーズの上にざっとちらして

あとは、同じくオーブントースターで焼くだけだ

ほんのりと焦げた、熱いツナが

チーズと相まって、かなりいける


パンは八枚切りにしている

これは、私がクリスピータイプの

ちょっと、パリパリのピザが好きだからだ

8枚切りの、食パンを長く焼いていると

あのパリパリに、ちょっと近くなってくる

……といっても、「駅から歩いて30分」

  れべるのの近さではあるが……


ピザソースは、メーカーによって

そこそこ味が違うので

いくつか買って、食べ比べるのをお勧めする

ちなみに、私の好みは雪印

トマトの酸味がかなり強めなので

酸っぱいものが好き、という

私の好みには一番あっていた


これから本格的に寒くなってくる

手軽で、暖かく、自分好みの朝食で

体の中から温めて

美味で、暖かく、タンパク質も確保するという

一石三鳥を確保して

まだ、明けきらない朝の通勤に

エイッ、と飛び出していけるようにしたいものだ








2025年1月19日日曜日

おトク情報・毎月小雑誌と季節のティーバック2つが無料で送られてくる件について

 日曜日だというのに

郵便受けに、何か入っていた

ひょっとしてこれは、と思い

ワクワクしながら郵便受けを開き

やっぱり、来た来た、と

しばらくニンマリしていた


実は、私はちょっとしたおトク情報が大好きで

ちょっと、面白そうなものは

ほとんど、かたっぱしから

チャレンジしているのだが

これは、その中でもかなり

お気に入りの部類に属している


日本の紅茶ブランド「ルピシア」

無料の会員登録をし

3千円以上のお買い物をすると

半年間、ずっと無料で

小雑誌と、季節のティーバック2つを

毎月、届けてくれる


紅茶だけで3000円は

確かに、なかなかハードルが高いかもしれないが

私は、ルピシアに関しては

半年に一度ある

「ルピシアフェス」に出かけている

これは、入場無料のフェスで

ルピシアが販売している商品

もちろん、紅茶に限らず、緑茶や、菓子、総菜類

ミルクティー用のティーポットや

おひとり様ようの、ガラスのティーポットなどの

雑貨まで、いろいろと

しかも、通常、店で買うよりも10パーセントオフで

販売しているので

たいてい、3千円以上は

軽く、買い込んでしまう

その時に、このティーバックと雑誌のセットも

申し込んでくることにしているので

余り、負担を感じたことはない


この小雑誌は、確かにほとんどが

ルピシア商品広告の

カタログのようなページではあるのだが

巻頭の、20ページ前後の特集記事が

写真はきれい

トピックは、ちょっと珍しくて

職場の昼食時の話題になりそうな

目新しくて、しゃれている、という優れもので

届くのを、毎月楽しみにしている


今月号は「抹茶アート」

ラテアートなど

コーヒーの上に、絵を描くのは

さほど珍しくはないかもしれないが

抹茶をたてて、その上に絵を描くというのは

今回、初めて見た

楽しく読ませていただいている


二月のティーバックも

特別デザインで

内容は、アールグレイと、ベルエポックという

どちらも、紅茶

……月によっては、緑茶や

  ウーロン茶、ルイボスティーの

  ティーバックのこともある……

これは、どちらも香りを楽しむタイプの紅茶なので

あまり癖の強くないもの

菓子類よりも、ドライフルーツや

ナッツと合わせて

ナチュラルなティータイムを

楽しむのがよさそうだ


今月、2回分の

サプライズティータイムを開こう

お供は、図書館で借りてきた

古い時代の、優雅なシャンソンのCD

紅茶の名前にちなんで

「ベル・エポック」の雰囲気を楽しんでみようか、などと

楽しい空想を広げている


この楽しみが半年続くのは、とてもありがたい

お茶の好きな方には

このサービスは、ぜひともおすすめだ











2025年1月18日土曜日

フジテレビ社長会見大失敗・スポンサー撤退・株は敵対的買収か

 フジテレビの社長会見が

昨日、行われた

これが、歴史的な大失敗だった


そもそも、「場所が狭いから」と

記者クラブに入っていないところはシャットアウト


ということは

ネット記者、フリー記者に加えて

中居正広の強姦と、フジテレビ社員の

強姦ほう助疑惑を、大きく報じた

肝心の、週刊文春の記者をはじめとして

週刊誌の記者は全員締め出し


おまけに

撮影は冒頭の五分のみ

中継、配信もすべて不可

質問はフジテレビのみ、ほかの社は

一切質問できない、という

果たして、これは「会見」と言えるのかどうか

というしろものだった


それに、私に言わせれば

下の写真が、会場の様子なのだが

スペースはかなりありそうに見える

特に、会議ではないのだから

真ん中の空きスペースなど、いらないだろう

ここに、報道用カメラをセットすれば

生中継も十分に可能だっただろうと

思うのだが、いかがだろうか









内容も、輪をかけてひどかった

中居の女子アナ強姦事件は

おととしの6月から知っていた

知っていたが

何もせず放置していた


理由は、女性の保護

……笑わせるな

  一年半も、何もせずに

   ほったらかしにしておいて……


アメリカの株主から言われた

第三者委員会については

自分たちで作る

その中に、第三者を入れる


……それは、「第三者委員会」とは言わない

  それにそもそも、容疑者が真相究明をするための

  委員会を作るなど

  聞いたことがないのだが……


女子アナを、性上納するシステムは

あったのかどうか、というと

「女子アナ上納飲み会は

 ないと信じています」


……だから社長さんよ

  あなたの意見は誰も聞いていない

  聞きたいのは、事実は調査したのか

  その結果はどうだったのか

  誰が、どんな調査をしたのか、という

  単純な、事実だけだ

  それを何も言わないということは

  なんの調査もしていないと思われても

  言い逃れができない段階まで来ていることに

  気づいておられないのか?……


これを、報道機関であるテレビ局が

やっていいものか、悪いものかの

判断力も失ったのか

当然ながら

火に油を注いだ、というよりも

火のま上から、ガソリンを1ガロンもぶっかけたように

騒ぎはどんどん拡大した


当然、スポンサーの撤退が始まった

大々的に公表したわけではないが

今日の、フジテレビ「めざまし土曜日」では

先週までゼロだった、ACの広告が12本


それよりも

今日の午後の時点で、日本生命が

フジテレビの番組からのCM撤退を発表した

これに続いて

トヨタ自動車

明治安田生命が、CM撤退を公表

22時現在では

正式公表はまだ行われてはいないが

アフラックも

NTT東日本も、撤退を決定している


ちなみに、HONDAは最初から

フジテレビにはCMを打っていない

……先見の明が、素晴らしい

  まさに、お見事だ……


ちなみに、AC広告機構のCMが

放送されていても

その枠の代金は、以前のスポンサーだった企業が

払っていることは変わりはない

一見、フジテレビには同じ額が入っているようだが

これは、簡単に言えば

「金は返さなくていい

 返さなくてもいいから、うちの会社とは

 縁を切ってくれ、少なくとも

 外には、うちの会社の名前は

 絶対に出さないでくれ」と言っているもので

かなり、ギリギリの話になっている


世の中にはキトクな方がいるようで

フジテレビのスポンサーを一覧表にまとめたものが

Xに出回っている

私が使っている会社は

花王と、花王ニベア

……ニベアのハンドクリームは

  数日前に、たまたま切らしてしまい

  激安の大王、ドン・キホーテで買い込んだ

  ヤギミルクのチョコレートの香りのものを使っている

  今後も、このヤギミルクに乗り換えることにしよう

  洗剤とシャンプーは、クラシエに変えようかと

  思っている……


ちょっと意外だったのは

こういうことに厳しい、外国資本が

そのまま、スポンサーととして残っていることだ

具体的には

ディズニーと、マクドナルド

とはいえ、この二つが知らん顔をしているとも思えないので

アフラックが撤退すれば

右に倣え、というところではないかと思っている


とどめに

堀江貴文が、フジテレビの株に

買収をかけると

Xで宣言した


まあ、誰かはやるだろうと思っていた

株価はたしか、1600円くらい

資産が億単位である人なら

単位株以上をちょつと買って

株主総会に出席して

質問をしてみたい、と思う人は出るだろう

というよりも

資金に余裕があれば、私がやっていた


堀江貴文は、もともと数十年前に

フジテレビを買収しようととして失敗した過去もある

まあ、順当というところだろうか

ただ

公共性の高いテレビ局が

この男に買われるくらいなら

放送許可取り消し、停波にした方が

国益にかなうのではないか、という気はしている


新年早々、どこまでの激震が広がるか

ネットでは

秋篠宮家の配偶と、フジテレビの倒産と

とっちが早いか、という

不謹慎(?)な賭けまで始まっているそうだが

いかにも、さもあり何、という気もする


……ちなみに、私は秋篠宮家が先派だ……





  • 2025年1月17日金曜日

    春になるまで、この番組が楽しみ・金曜ロードショー

     テレビは嫌いではないが

    なかなか、「はまりました」と思うほど

    気に入る番組はなかったりする

    NHKの日曜夜のドラマも

    「団地の二人」

    「桐生花子の犯罪日記」の後は

    あまりピンと来なかったりする


    それが、実にありがたいことに

    今から、春になるまで

    実に、気に入った番組を見つけた

    日テレ・地上波・金曜夜九時から

    ……実は、今ちょうど見ているところなのだが……

    「金曜ロードショー」である


    日テれはそもそも、ジブリの後援スポンサーなので

    金曜ロードショーでは、よく

    ジブリの映画をノーカットで放送する

    この年になってくると

    有名どころ、「となりのトトロ」や

    「魔女の宅急便」は何度も見ていて

    ちょっと、食傷気味になっているところはあるが

    あまり、大ヒットにはならなかったが

    なかなかの名作といえるもの

    例えば「猫の恩返し」や「ハウルの動く城」

    など

    そういえば、これはまだ見ていなかった、と

    思うような作品を取り上げてくれるのも、嬉しい


    ジブリをよく放送する枠だけあって

    取り上げる作品は、ファミリー向けの

    一週間働いてきた自分への

    ご褒美になるような

    熱めにいれたレモネードと、アーモンドなどを

    つまみながら

    気持ちよく見られるような

    ころ良い作品のラインアップが多い

    ディズニーの、実写版「アラジン」や

    同じく実写版「ライオンキング」なども

    ちょくちょく放送される


    私が楽しみにしているのは、来週と再来週

    二週間にわたって

    ハリーポッターの完結編

    前編と、後編が放送になることだ

    ハリー・ポッターは、ハリーが子供のころの話は

    よく見ていたのだが

    シリーズが長くなってくるうちに

    なんとなく、ストーリーと、新キャラが

    誰が誰だか、よくわからなくなってきたり

    一話分、見そびれている回があって

    話がよくわからなくなったりして

    いつの間にか、フェードアウトしてしまい

    ラストがどうなったのか、わからないままでいた











    この有名シリーズを

    新鮮な気持ちで見られる、というのは

    なかなか、ありがたい経験かもしれないと思っている



    そのうえ

    ハリー・ポッターの後は

    昔、大好きだった懐かしいシリーズ

    「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作

    三週連続で、一挙放送になる

    これまた、ポップコーンを手作りして

    テレビの前に、陣取らなくてはなるまい















    考えてみると、ハリー・ポッターと

    バック・トゥ・ザ・フューチャーで、合計5週間

    つまり、ほぼ二月末まで

    つまり、春になるまでは

    無料で映画祭りのようなものだ

    映画好きとしては、なんともワクワクする


    秋に負けず劣らず

    長くて寒い冬の夜、週末ごとに

    ポップコーンとコーラフロートを準備して

    開始時間の夜九時までに

    ビジネススーツとコートの片付けと

    夕食と、皿洗いと、猫の食事とトイレの世話と

    スペイン語の勉強をやり終える、となると

    なかなか、時間がなくて忙しい

    いきなり、生活のハリと、リズムまで

    つけてもらったようなものだ


    ささやかながら

    しみじみ、生きているのって、楽しい、と

    実感してしまったりする





    2025年1月16日木曜日

    中居正広性加害事件第3弾・いよいよ追い詰められたフジテレビ

     週刊文春が、一番最初に

    中居正広の性加害事件を記事にした時から

    これは、中居正広一人の問題ではない

    一番「ヤバい」のはフジテレビだと書いていたが

    いよいよ、追い詰められてきたようだ


    もう、かなり有名になった話だが

    フジテレビの幹部プロデューサー

    中嶋優一が、中居正広の来る飲み会がある

    ほかにも何人か来るから、と

    自社の女子アナに声をかけ

    呼び出したことに始まる

    女子アナは、仕事がらみで断れないとおもったため

    言われた場所に行ったところ

    なんと、中嶋優一をはじめとして、全員がドタキャン

    女子アナは中居正広と二人きりにされ

    そのあげく、中居正広に命の危険を感じるほど

    暴力的に強姦された

    ちなみに、下の写真が

    中居正広の強姦のおぜん立てをした女衒プロデューサー

    中嶋優一である









    その後、フジテレビの上司に

    何があったのかを話し、相談したところ

    当時、アナウンス室長だった、佐々木恭子と

    あと二人、三人がグルになって

    揉み消しを図った

    そのうち一人は、被害者が、中居正広と

    付き合っていた、という噂を広め

    会社とは関係ないと印象つけようとした


    ところが

    本日発売の週刊文春によると


    フジテレビの性接待の「文化」は

    もっと前からあった

    具体的には、現社長、港浩一時代からで

    現在の、中嶋優一は、いわばその

    「DNA」を引き継いだようなもの

    かばって当然なのだそうだ


    そして、中嶋優一の女子アナ上納の被害者は

    ほかにもおり

    今日発売の週刊文春では

    現役のフジテレビ女子アナが

    ほぼ同じ手口で、中嶋優一に「上納」された経緯を

    生々しく証言していた


    男性タレント二人を含めて飲み会をするから来い、と

    中嶋優一からメールが入り

    場所は、ぎりぎりまで教えられずにいたところ

    ホテルのスイートルーム

    出かけてみると、フジの社員が

    シャンパンやピザなどの準備をせっせとしており

    その後しばらくして、男性タレント二人が到着

    証言者と、もう一人の女子アナが

    このタレントのすぐそばに座らされ

    フジの社員は、仕事があるからと

    一人、また一人と、帰りはじめ

    最後に残った、中嶋優一が帰ると

    タレント二人と、この証言者と、もう一人の女子社員の

    二組にされてしまった

    この証言者は、危険を感じて

    一時トイレに避難すると

    その間に、タレントは全裸になっており

    トイレから出てきたところを、手招きされた


    これを断れば、この二人のとの仕事は

    なくなるのだろうとは分かったが

    絶対に嫌だ、帰るというと

    すでに帰って行ったはずの、中嶋優一と

    数人の社員が現れ

    タレントも服を着なおしてやってきて

    何とか、家に帰れた


    だが、その後、案の定

    この二人のとの仕事は一度もない、と言っている

    そして、もう一人のタレントと

    そのターゲットにされた女子社員が

    どうなったかは知らないそうである


    中嶋優一は、松本人志と中居正広に気に入られ

    かわいがられて

    この二人の「鶴の一声」で出世を重ね

    今日、文春が報じた内容によると

    性接待仲間の間では

    「次の次の社長」と呼ばれていたそうである


    フジテレビは、年末に中居正広の強姦記事が出たときに

    事実無根であり、フジテレビとは無関係

    文春が報じたような飲み会そのものが

    存在しなかった、とコメントを発表

    フジテレビ社内には

    「悪い週刊誌」から「皆さんを守る」と

    内部メールを出しているが

    今日になって、中嶋優一を自宅待機にさせている


    揉み消し工作は失敗、というところだろう


    今後、事態はもっと拡大してくだろう

    フジテレビの株主であるアメリカの投資会社は

    「我々は激怒している」という文書とともに

    第三者委員会の設置を要求

    フジテレビの対応がまずければ

    株主総会も要求し、資本の引き上げも考えるだろう


    女子アナの上納がシステム化されていれば

    国からの監督も入るだろう

    総務省のトップが、違法ギリギリの方法で

    フジテレビに天下りしていることも

    そのために、フジテレビの「悪さ」に

    ある程度目をつぶる、という、癒着ぶりも

    問題になってくるだろう


    星占いでは、時代は「土の時代」から「風の時代」に

    移り変わった

    権威や権力、物質の時代が終わり

    知性や新年、形なきものが意味を持つ時代が

    本格的に始まった、と言っている

    私は、原則的には星占いは信じていないのだが

    ……星占いの世界観は

      いまだに天動説なのだ

      楽しい遊びとしてはいいかもしれないが

      ちょっと、本格的に信じるには

      二の足を踏む、というものではないか……

    とはいえ、去年からのスキャンダル

    ジャニーズの性加害、自民党の裏金・ツボ癒着・宝塚のイジメ

    松本人志、フワちゃん、中居正広、フジテレビ


    なんだか、この「風の時代」だけは

    ちょっぴり信じようかな、という気に

    なってくる






    2025年1月15日水曜日

    第2話で脱帽!!・大河ドラマ「べらぼう」は見落とすと大損!!

     今年の大河ドラマは

    江戸中期、主人公は写楽や歌麿を見出し

    浮世絵を作り出した江戸のメディア王

    と、ここまではいいけれど

    生まれも育ちも吉原で

    遊女たちの生活向上のため

    女郎屋の主人たちに歯向かって

    巨大な桶を伏せた中に

    閉じ込められるリンチを受ける、というのが

    大まかな第1回のあらすじ


    となると

    今年は、果たして

    当たりか、外れか

    見続けるか、止めるか

    とりあえず、2月いっぱいくらいまで見ないと

    判断はつかないだろう、と思っていたが


    第2話を見て、あっけなく陥落した

    これは間違いなく、大傑作だ

    見落とすと、大損をすることになると思う


    この「べらぼう」に関しては

    かなり、突き上げが強いと聞いた

    遊郭を美化している、だの

    そもそも、吉原をドラマ化するなど、恥知らずだ、だの

    女性差別だから、放送を打ち切れ、だの

    ちょっと、ヒステリックなものまであるようだ


    私は、別に吉原遊郭だろうと

    品川宿だろうと

    どこを舞台にしようと、構わないだろうと思う

    ポイントは、そこを舞台として、何を見せるか、という

    ドラマや物語の内容だろう


    もし遊郭を舞台にしたドラマが

    不謹慎だから許せない、となると

    現代の落語でいえば、品川心中や、お見立て

    お直し、紺谷高尾、明け烏

    人によっては、ちはやぶる、もアウトだと言うだろう

    歌舞伎では、ぶっちぎりで有名な、市川家の宝

    「助六」が上演禁止

    もっと悲惨なのが、「曽根崎心中」「冥途の飛脚」を

    はじめとして

    近松門左衛門がすべて上演禁止になってしまう

    こうなると、完全にヒステリックな

    日本文化の破壊だ


    それに、ドラマの中では

    吉原遊郭の遊女は、かなりの格差社会であり

    下の方の遊女は、ほとんど餓死に近い状態

    死ねば、投げ込み寺に放り込まれ

    埋葬前に、ご遺体から衣服をはぎ取り

    売るのが通例、という

    かなり悲惨なところまで描かれていた

    決して、美化はしていないと思う


    それに、私は何より

    「べらぼう」という作品の

    脚本家とNHKのスタッフに

    かなりの信頼を置いている


    脚本家の森下サンは、男女逆転版の「大奥」

    それに、二十年ほど前の作品になるだろうか

    「JIN-仁ー」の脚本を書いている

    この「JIN-仁ー」というドラマは

    簡単に言うと、現代の医師が江戸時代に

    タイムスリップして

    多くのケガや病気と闘うヒューマンな物語で

    その中の、大きなエピソードに

    遊郭の女郎達が、知らずに感染し

    最後には、脳にまで回って死んでいく

    梅毒を根絶するため

    カビからペニシリンを作る、というものがある

    非常に感動的なストーリーになっており

    その脚本を書いた、つまり

    一般人の我々よりは、ずっと深いレベルで

    遊女たちの悲惨な境遇を知っている脚本家に

    吉原を美化するな、などと

    まさに、「釈迦に説法」の典型例だろう

    さて、それでも

    第一回では、やはり、引っ掛かりが残った

    主人公、蔦屋重三郎は

    寂れかけた吉原をなんとか盛り返そうと

    そこ抜けのバイタリティーを発揮して

    あちこちを飛び回るのだが

    見ている方としては、吉原という場所が場所だけに

    どうしても

    そこまでして盛り上げなくてはいけない場所か?と

    どこか、話に乗り切れないところがあった


    だが、第二話になってくると

    話がもっと、ピンポイントになってくる

    主人公、蔦屋重三郎は

    吉原のガイドブックを作るために

    当代随一のコピーライター、平賀源内を探し

    ガイドブックの序文を書いてもらうことを思いつく

    そのための、ドタバタ話、に

    ぎゅっと、焦点が合わされてくる


    なので

    見ているこちらも、ピンポイントで

    早く平賀源内を探せ、とか

    源内の出してくる難問を

    どうクリアーするか、という

    話の方に、意識が向いていく


    しかも

    この「難問」がよかった

    平賀源内は、有名な男色家で、男一筋

    ……江戸中にカミングアウト済みである

      ちなみに、これは史実だったりする……

    その源内に、女色の吉原のガイドブックの序文を

    書いてもらうには

    源内すら、夢幻に誘う魅力が

    吉原あれば、いまくいくのだが

    もしなければ、そこでおしまい、というのが

    第二話の中心となってくる

    「夢・幻」に誘うにはどうするか

    天女のような、人間離れした美女?

    それとも、源内好みの男が花魁のコスプレをする?


    この解決編が、また、見事だった

    主人公、重三郎の、幼馴染の花魁、花の井は

    源内が会いたがっているのは

    どんな美女でもなく

    亡き恋人、歌舞伎役者の「瀬川」であることに気づき

    役者姿に男装して現れる

    そして、自分は男でもなく、女でもなく

    幻の「瀬川」と名乗る

    源内は、その「花魁・瀬川」に

    昔の恋人であった

    「役者・瀬川」の舞の稽古を見るのが好きだった

    と語り、舞を所望する

    源内は

    踊る「花の井・瀬川」と二重写しになるように

    「恋人・瀬川」の姿を思い浮かべる


    これが、吉原が

    源内に見せた「夢・幻」

    このような、厚みと懐の深さが、

    さすが、吉原と言われる魅力

    これに納得した源内は

    序文を書いてくれる

    その序文は、私が説明するより

    NHKの動画を貼っておく

    夢を楽しんだうえで、夢は夢でしかないことを

    十分に理解して

    吉原を立ち去る

    源内の、笑顔の奥にわずかに苦みや憂いを帯びた

    表情が、実にいい

    https://x.com/i/status/1878406074715496962


    というストーリーなのだが

    源内を演じた、安田顕サンの演技が

    とても良かった

    「瀬川」の踊りを見ながら、微笑む、その微笑のまま

    目の中に、少しずつ涙がたまっていく

    ひょうひょうとして洒脱な、粋人でありながら

    愛情深い繊細さを感じられた








    平賀源内一人で、ここまでの脚本になるのなら

    今後出てくる、写楽や、歌麿

    ラスボスともいうべき、松平定信の

    寛政の改革との対立は、どうなるのだろうか

    今から、ワクワクが止まらなくなってきた


    改めて、断言したい

    この「べらぼう」は

    間違いなく、大傑作になる



    2025年1月14日火曜日

    亀田製菓不買運動の、とばっちりを受けた話

     私の家は、元をただせば

    将軍直参の旗本で、石高も1000石を

    超えていたらしい

    大げさすぎて、気恥ずかしいのだが

    菩提寺は、芝の増上寺

    歴代の徳川将軍と同じ寺なのだ

    三代続いてお江戸に住めば

    押しも押されもせぬ、江戸っ子、だそうだが

    それで言えば、私なぞは

    江戸の竹林あたりに住む、古狸か何か

    というところなのだろう


    何が言いたいか、というと

    こういうわけなので

    江戸っ子の特徴、と言われる

    気の短さ、切れ味の良いタンカ、やせ我慢

    カッコつけ、という特徴は

    私もきっちり、あてはまる、ということで


    実は、今日もすっかりこれで

    大失敗をやらかしてきたところなのだ


    もとをただせば、総務の新人女子と

    指導係と思しき、ベテランさんが

    もめていた、というよりも

    新人女子が、一方的に叱られていたのを

    耳にしてしまったことから始まる


    私の職場では、月に500円の福利厚生費の徴収があり

    簡単な茶菓子と、マリームのようなコーヒーミルク

    スティックシュガーなどは、その費用から

    共有のものを買うことになっている

    お買い物係は、一番若手の総務課員、と

    決まっているのだが


    これが、どうやらミスをしたらしい、というのが

    わかったのが

    給湯室に、私がコーヒーを入れに行った時だった

    私のコーヒーは、ペーパードリップ式で

    蒸らすのにも、抽出するのにも時間がかかる

    間が悪いことに、考え事をしていたために

    給湯コーナーで、新人さんが叱られていたところに

    気づかず、ずかずかと入って行ってしまった


    といっても、入りかけて

    途中で気が付き、あっ、と思い

    引き返そうとはした

    が、もう遅かった

    ベテランさんから、いきなり声をかけられた

    「すみません、亀田製菓の不買運動って、ご存じです?」


    そりゃあ、知っている

    というか、何度もXでトレンドワード入りしているし

    株価も下がり続けているようだし

    スーパーでもよく、安売りをしているのに

    あまり売れ行きはよくなさそうだし

    知らない人の方が、少ないのではないか、と

    言い終わる前に

    「ほら、ごらんなさい」と

    ベテランさんの叱責が飛んだ


    よくよく話を聞いてみると

    この新人さんは、お正月だし、というので

    茶菓子に、せんべい、あられを買ってきたのだそうだ

    スーパーで安くなっていた品物を

    これならたっぷり買い込める、と

    おトクにホクホク買ってきたのが

    全部、「亀田製菓」のものだった


    で、ベテランさんに、不見識だ、

    と叱られていたわけである

    これだけ、不買運動が広がっていれば

    このフロアーの中に、一人や二人

    かかわっている人もいるかもしれない

    それを、わざわざ、亀田製菓

    しかもこんなに大量に

    買い込んで来るのは、気働きが足りない、と

    叱られたところ

    新人さんが

    でも、そんなに広まってはいないと思います

    現に、私は初耳です、と反論し

    そこに、たまたま、のこのとやってきた

    いかにも、Xには縁遠そうなシニア

    ……私のことである、念のため……

    この人に聞いてみましょう

    ということになったらしい


    ベテランさんのいうのは

    確かに、少し細かい気はする

    だが

    この人の、こういう気づかい

    心配りの繊細さのおかげで

    業務の運営が

    いつも滞りなく進んでいることも

    確かなのである

    そして

    総務歴の長いこの方は

    「周りの方に気持ちよく働いていただくのが

     総務の仕事」というのが口癖で

    私は、この口癖が、とても好きだったりもするのだ


    かといって

    私は、生来、気が弱いせいもあり

    人の争うのを見るのが、あまり好きではない

    叱られるのを見るのも、叱られた後で

    しょんぼりしている人を見るのも、好きではない


    最初の話につながるわけだ

    よせばいいのに、勝手に口が動いた

    両方の顔を立てて、落としどころを作ればいい

    多少は、やせ我慢をはって

    ちょっとばかり、格好よく決める、となると

    ベストの方法は、これではないか、と

    こんな時に限って、働く頭脳が

    自分でも腹立たしかったりするが


    そのせんべい、全部譲ってくれないか

    領収書の金額は、私が払う

    みんなの茶菓子にする分は

    お手数だが、また今日の帰りにでも

    買いに行ってもらえないだろうか、と


    二人には、すっかり恐縮され

    いやいや、今は耳痛いかもしれないが

    こういう考え方ができるのと

    できないのでは

    将来が大きく変わってきたりするから

    ライフルの角度が一度変わるだけでも

    200メートル先の標的に当たる位置が

    相当変わってくるのと同じように、などと

    ハードボイルドな、説教を決めてみたり


    だが、帰りの荷物は、鞄に入りきれず

    季節外れのサンタのような大袋を

    持ち歩くことになつたうえに

    財布は、悲しく軽くなり

    手袋の新調は、あっさりあきらめた

    まったく、どうしてこう

    後先考えずに、口が動くのだろうと

    帰りの道すがら、ずっと反省していたのだが


    そもそも

    私は、亀田製菓の不買運動は

    起きるべくして起きたもので

    なかなか根深く

    会社の方針が改まり、CEOを交代するまで

    収まらないのではないかと思っている


    というのは、その理由が

    亀田製菓は、新潟で

    米菓子を作っている会社なのに

    使っている米は、国産米ではなく中国米

    作っている工場も、中国のチンタオ

    日本の新潟にある会社は

    単なる輸入業者になっている、という事実

    ……といっても、全部の製品ではない

      日本の工場で作っている製品も

      アメリカ米と国産米をミックスで使っている製品も

      あることはあるのだが……

    これが非常に、ショックだった

    米どころ新潟で作っているせんべいだから

    国産米を使ってると思っていたのに、という

    反発から起きた運動だからだ


    おそらく、メインは主婦層なのではないかと思う

    この層が反発すると、怖い

    中国の工場での

    毒餃子事件を忘れていない世代が

    こぞって、代替メーカーを利用し始めたら

    ちょっとやそっとでは、戻ってくるまい


    亀田製菓のCEOが、

    日本はもっと移民を受け入れるべきだ、と

    ちょっと真意がわからない

    政治発言をしたのも、まずかったと思う

    なぜ、菓子と全く関係のない

    移民の話など始めたのか

    おまけに、移民は川口市の問題など

    治安の点で、まだ未解決の案件が多く

    私を含む、多くの庶民が

    不安を抱えている政策だ

    これは、消費者がカチンと来ても、仕方があるまい


    それにしても、この大量の

    亀田製菓製品

    一人で全部食べたら、

    間違いなく糖質過多になりそうだ

    半分くらいは、来週末の、町内会の新年会に差し入れ

    半分くらいは、自分で食べようと思っている


    それにしても

    やっぱり

    中国米、中国工場のせんべいは、あんまりだろう

    思うのだが、いかがだろうか