2025年1月25日土曜日

新潮・フジテレビ追及記事を読んできた

 中居正広の強姦事件と

フジテレビの強姦ほう助に関する記事は

文春が一番早く、詳しく報道していたので

しばらく、文春ばかりを買っていたのだが

今週は、新潮もフジテレビの追及記事を出していた

とはいえ、2冊買ってしまうと

私の「小遣い」に差しさわりが出てくる

なので、これは週末まで待って

少し遠くの、週刊誌を置いている図書館まで

遠征して読みに行ってきた


早い話が

最低以下の企業だ

やはり、コンプライアンス的にも

一度解体して、経営陣をすべて一掃しなくては

手の施しようがないと思う


まず、そもそもの社風が

パワハラとセクハラが通常仕様で

フジテレビの社内でも

「フジの常識は、世の中の非常識」と言われていたそうだ


証言をしている女子社員も

プロデューサーの自宅に、他の社員やタレントと一緒に

誕生祝いの会に行ったところ

動けなくなるまで、体中をべたべたと触られた

余りのひどさに、見ていたタレントたちが引いていた


ほかの幹部の会合に連れていかれたときには

幹部がわざと、猥談をしはじめ

この女子社員に、いちいち感想を言わせて

みんなして面白がっていた


他の社員に相談しても

あからさまに「やられちゃった?」と

相手にもされず、よりひどいセクハラがかえってくる

それが、当然だと思われていた


中居正広に強姦のおぜん立てをして

女子アナを献上したプロデューサーは

自分も、トイレにほかの女子アナを連れ込んで

キスをするやら、体をなでまわすやら、抱きつくやら

やりたい放題をやっていたそうだ


どうにも耐え切れず、ほかのプロデューサーに

人事異動の相談を持ち掛けたところ

周囲の同僚の反応は

「おまえ、食われただろう」

……ここまで読んで

  ふいに、キッコーマンが一社提供だった

  長寿番組を、終了させてほしいと

  要望したというニュースを思い出した

  その番組のタイトルが

  「食いしん坊、万歳」


  いや、我ながらお下劣で、大変申し訳ないのだが

  なんだか、ああ、そういうわけで

  番組を終了させたのか、と

  確かに、もし続けていたら

  悪乗りして、このタイトルで一本

  AVでも作りかねないな、と

  妙に納得してしまったのだ……


この女子社員は

何とか、このエロエロ地上波部署を逃れて

BS部署に異動できたものの

ここが、今度は違法に近いパワハラ部署で

契約社員の扱いにトラブルがあり、上司に相談したところ


部屋に鍵をかけられて

上司から、俺の仕事に文句を言うなと怒鳴られ

眠れなくなり

産業医に相談したところ

「ここはフジテレビです

 あなたはどんな覚悟でテレビ局に入ってきたんですか」と

傷口に塩を塗る対応


とうとう休職すると

復職時の上司には

お前の席はない、そこらにでも座ってろ

そこから動くことはないからな、と暴言を浴びせられた


ほかにも、一人だけメーリングリストから外され

何度頼んでも入れてくれなかった

タレントや、偉い人に気に入られるかどうかだけが

ポイントで

そうでない人に対しては、イジメ体質で

弱いとみると、平気で叩き潰しにかかる

そういう社風だ、と話していた


……なんだか、これはわかる気がする

  フジのバラエティー番組にも

  なんとなく、この不快なイジメ体質と

  それを、みんなして笑いものにするような

  気持ちの悪さがにじみ出ていたように思う


  女子アナに対しても

  戦力としてではなく、軽薄なタレントのような

  早い話が、男性目線で小ばかにした扱いのように見えて

  実に、気色が悪かった


  そういえば、大谷選手が結婚する前に

  女子アナとは結婚したくない、と言っていたが

  今思うと、これは、何か知っていたからなのか、と

  邪推したくもなってくる……


もう一つ付け加えるなら

私は、フジテレビには

当事者意識と危機意識も皆無だと思う

CMを提供していたスポンサーのうち

半分以上がACに入れ替わっているというのに

社長は続投、強姦ほう助のプロデューサーは現職のまま

日枝会長は、出てこずじまい

再説明会は、やはり、生中継禁止


自浄能力のゼロの会社に

放送という、公共性の高い内容を

ゆだねておくのは、非常に危険だと思う

国益の点からも、フジテレビには

何か、手を打つ方がいいと思うのだが

いかがなものだろうか





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