2025年1月11日土曜日

三連休初日は、風邪でダウン

 いよいよ三連休

今日は何をして過ごそうか、と

楽しみに思っていたら


朝起きたら、妙にのどが痛い

軽く咳も出るうえに、咳をすると

頭に響く

これは間違いない、いつものパターン

のど風邪をひいたようだ


昨日、少しばかり無理をして

出勤したせいで、収まりかけた風邪が

完全にぶり返したようだ


一人暮らしで一番困るのが、病気になった時だ

薬箱には、常備薬のルルがおいてあるものの

看病をしてもらえないどころか

食事を用意してくれる人もいない

それどころか


私は、愛猫と一緒に暮らしている

この猫は、猫だけに私が病気だろうと

骨折していようと

まったくお構いなしに

朝の六時になったら、私のことを起こしにかかる

ご飯が欲しいわけではない

具合の悪い時や、朝寝をしたいときには

夜のうちに、少し多めに

猫カリカリと言われる

キャットフードを入れておくのだが

それがお皿に残っていても

必ず、六時に私を起こしに来る


一度、あまりに不思議なので

保護猫活動をしている同僚に、どういうことなのだろうと

聞いてみたことがある

その答えが、ふるっていた


「単純ですよ

 退屈なんでしょう

 寝てたらつまんない、って、起こしに来るんです」


目が点々になる、という言葉が

若者の間でよく使われているそうだが

この答えを聞いた時の私の目も

間違いなく、点々になっていたに違いない


よくよく話を聞いてみると

猫は、本来的には狩猟動物なので

とても早く言うと

「ハンターの血が騒ぐ」時間があるのだそうだ

しかも、

猫の獲物となる、ネズミやら、田リスやらの小動物は

朝、夜明けくらいに活動を始める習性があるので

猫の狩猟本能も、早朝に掻き立てられる

ところが

飼い主は寝ている

家の中には、ピクリとも動くものはない

外に出ることもできない

これでは、狩猟本能を持て余してしまう


そこで

「こいつをたたき起こして

 相手をさせよう」という発想になるのだそうだ


余りの理不尽さに

私はこんなに愛猫、「のえるさん」に尽くしているのに

飼い主への敬意みたいなものはないのか、と

ぼやいたところ

なんだか、とても申し訳なさそうに

「飼い主っていうか

 猫はそもそも

 飼い主のことを人間だと思ってません


思わず、ぎょっとして絶句していると

「猫は、たいてい人間のことを

 大きな猫だと思ってます

 猫にしては、狩りをしている様子もない

 動きも鈍い、トロ猫だと

 ちょっと軽蔑している子もいると思います」


ううむ、私など、モロに軽蔑の対象、と

いうところなのだろうか


そして聞かれた

「寝ている間に、猫のおもちゃやら、虫の死体やら

 猫の贈り物が並べられていたことはありませんか」


ある、というか、ほぼ毎晩

猫じゃらしと、カミカミおもちゃは

私の枕元に散らばっている


「これは、猫からの食糧支援みたいなものなんです

 狩りもできないで、飢え死にしかねない

 トロ猫に、何か獲物でも分けてやろうか、っていう」


なんだか、知らなければよかったことを

大量に知ってしまった気がするが


仕方がない

毎朝六時、仕事があってもなくても

定時の早起きは、健康的だ

……私は、目下、風邪で熱もあり

  健康的な生活どころではないのだが

  愛猫のためだ、細かいことは

  気にしないことにしよう……


明日の朝も

ぐずぐずせずに、六時に起床できるように

……布団の中でぐずぐずしていると

  わが愛猫、のえるさんは

  泣き叫んだ末に、私の枕で爪とぎを始めるのだ……

早めに入浴し

ホットミルクでも飲んで

ぐっすりと休めことにしよう


では、おやすみなさい

皆様も、健康的な一夜を







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