2024年6月28日金曜日

数日間の断筆宣言

 パソコンが故障した

スマホから投稿できることはできるのだが

不慣れで時間がかかるうえに

画面が小さくて、良く見えない

なので

思い切って、修理ができるまでの数日間

断筆をすることにした

しばらく更新が無くなるが

そういう理由なので

どうぞ、心配しないでいただきたい


なお

本日合格発表の

ファイナンシャルプランナー1級の

一次試験


おかげさまで

合格できました

ご支援、ありがとうございました

2024年6月27日木曜日

いよいよ明日は合格発表

 5月に受験した

ファイナンシャルプランナー1級の

合格発表日が、いよいよ明日だ


仕事をしながら、空いた時間と

ゴールデンウイークを含めて、休日メインに

頑張ることは頑張ってはみたものの

結果は、さて、どうなることやら


ファイナンシャルプランナーは

どの級でも、合格点は60%なので

一見、簡単そうにも思えるのだが

必ず2割、試験回によっては4割ほど

初見の問題が出てくる

私は、頭が固いのか、根本的な理解が足りないのか

それとも、その両方なのか

この、初見問題にめっぽう弱い

過去問でも、ほとんど全問✖になっている


私の受験した五月も

初見問題は、結構出ていた

自己採点では、50パーセントは

なんとか超えているとは思うが

応用問題で大きなケアレスミスをしたこともあり

初見問題で部分点をもらえたかどうかで

合否が分かれそうだ


さすがに、明日が発表となると

まさに「まな板の上の鯉」のようなもので

あまり、そわそわもジタバタもしなくなった

合格していれば、二次試験に向けて

猛勉強を開始しなくてはいけないし

不合格なら

九月の試験に向けて

猛勉強を開始しなくてはいけない

どちらにせよ、猛勉強を始めることには変わりない


合否はネットの掲示板で発表

受験番号を打ち込むと合否がわかるようになっているらしい

合格者の番号貼りだし、というわけではないそうだ

得点の内訳も、後に郵送されてくるとのこと

結構、至れり尽くせり、という感じだ


ここで、困ったことが一つ

合否はあとから送られてくる、と聞いて

何だ、それならたいしたことはないや、と

受験票を、どこかに放り出してしまったのだ

捨ててはいないから、どこかにはあるはずだが

どこにあるのか、全くわからない

つまり

自分の受験番号がわからない


待っているだけでは、ソワソワしてしまいそうなので

今から、1時間だけ、掃除を兼ねて

受験票探しをしてみようと思っている


どうか、見つかりますように

では、スタート!!




2024年6月26日水曜日

使い倒そう お得なシニア割① 映画編

 60を過ぎて「遊びやすくなったな」と

実感することが多い

最大の原因は、役職定年になって

時間ができたことだが

もう一つの原因が、シニア割引を使えるようになり

かなりのものが、安くなったからだ


私が一番よく使っているのは、映画だろうと思う

映画は特に、全国展開している映画館なら

シニア割引は必ずあるので

映画館にでかける前に、ホームページで

確認してみると良いと思う


具体的には、1800円の通常料金が

シニアは1300円になる

これをやっているのが

TOHOシネマズ、MOVIX、ユナイテッド・シネマ

109シネマズ、T・ジョイ


更にお得なのが、イオンシネマ

ここでは、1100円になる

年齢を証明できる、保険証などを持っていくだけで

700円も安く映画が見られるわけだ


だが、私がつかっているのは

実は、シニア割ではない

もっと割引率が高く、1000円ちょうどで見られる

裏技?がある

これは、イオンシネマだけなのだが

イオンのカードを「ミニオン」柄で作ると

映画が1000円で見られるようになる

これは、シニアかどうかにはかかわらす

カードさえ作れはokだ

なので、私が利用しているのは、もっぱらこれだ


このほかにも、もしご近所に

チケットショップなどがあれば

そこで、映画の前売り券が安く出ていることがある

だが、この方法だと

見たい映画のチケットが必ずしも出ているとは限らず

また、人気があったり、上映期間が長かったりする映画は

チケットの割引率が低く

シニア割よりも高くつくこともざらにあるので

私は、あまりおすすめできないと思っている


世の中、シニア割はかなり多く

情報をつかめば、あまり費用をかけずに

楽しめる方法がたくさんある

どうせなら

こうした割引を完全に使い倒して

遊ぶときは遊び、働くときは働く

メリハリのあるシニアライフを目指したいと

思っている


ちなみに、下の写真が

イオンシネマが1000円で見られるようになるカードである

私には、ちょっと可愛らしすぎる気もしないではないが

背に腹は代えられない、というところか





2024年6月25日火曜日

映画「90歳 何がめでたい」の感想

 映画一本で、ずいぶん引っ張る、と

言われそうだが

今日は、映画の感想を書きたいと思う


原作者の佐藤愛子センセイは

「エッセイなんて映画にならない」とのたまったそうだが

いやいや、私は相当に楽しむことができた

映画料金は、割引を使ったので千円

ポップコーンやジュースは、もともと買わずに

映画を集中して楽しむ派なので

支出はまさに、この料金だけ

同額でかき氷を1杯食べるなら

絶対に、この映画の方がおすすめだ

こちらの方が、笑って泣いて、じんわり気持ちが暖かくなり

余韻も楽しめる


ただ、もともとがエッセイなので

天地がひっくり返るような、大きな出来事は何も起きない

その人にとっては重大でも

世間的には、ささやかな出来事が

暖かい視線で、丁寧に描かれる


映画の冒頭では

佐藤愛子は、作家というよりは

他だの、愚痴っぽくてわがままで

少しばかり、世をすねたような

扱いにくい老女として登場する

やることがないから、テレビを見ていて

娘に、何かすれば、と言われる

これは少し前に見ていた、NHKのドラマ

「老害の人」を思わせるような感じだ


ところが

断筆宣言をしていた佐藤愛子のところに

編集者が訪ねてくる

この編集者が、唐沢寿明なのだが

言われなくては分からないくらい

しょぼくれた中年になっていた


この編集者は、悪い意味での昔かたぎで

部下の女子社員を仕事の後で酒に誘い

パワハラだと人事にいいつけられ

お情けのような部署にいる

家でも、上から目線で説教ばかり

家族とは会話も成り立っておらず

妻子は離婚届を残して姿を消してしまう


それが、妙な成り行きから

断筆宣言中の佐藤愛子に連載を依頼し

担当編集として、もう一度書かせようと

手土産のおやつ持参で、日参する……、と

このあたりまでは、予告編に出ている通りだ


この二人の、書く、書かないのやりあいが

大変に面白い

上手な役者さんが、真剣にやるコメディというのは

本当にほんわかとしていて、楽しく、面白い

書かない、書かないと言っていた佐藤愛子が

最後に執筆依頼を受けるシーン

ここは、何ともカッコよく、それでいて、ニヤリとさせられる

なかなかの名場面だったが

細かいところのネタバレはさけておく


この二人は、本当にいい「バディ」で

見ていて、気持ちがいい

年の離れた女性と、若い男性の「バディ」ものといえば

コミック「大家さんと僕」だろうが

あれと比べると、こちらの方がヤンチャで

パワフルで、元気である

だが

お互いがお互いを、知らないうちに支えあっているという

根本のところでは、良く似ていると思った


最初、書かないと言っていた佐藤愛子は

すっかり老け込んで

年よりの言うことなんて、誰も聞かないだろう、と言っていた

半分、鬱のような状態から見事に抜け出し

「怒りの愛子」と呼ばれていた

以前の様子を取り戻していく

断筆宣言をといた直後

書こうとしても、何を書いていいのかわからない、と

薦めなくなっていた佐藤愛子と

一緒に朝のウォーキングをし

書くヒントを見つけるのも、この編集者だ

逆に

家族に出ていかれ、どう生きて行っていいのかわからず

苦しむ編集者に

いい年よりなんてつまらない、

うんと面白い爺さんになればいい、と励まし

新しい生活への背中を押すのが、佐藤愛子だ


共依存にならない、自立した大人同士の

一見、そうは見えないが

優しい心の交流のおかげで

見終わった後、こちらの心まで、どこかぽかぽかしてくる


エッセイの内容は

佐藤愛子が編集者に渡した原稿、という形で

映画の中に登場する

子供の声の話

そして、犬の話

細かいネタバレは止めておくが

犬の話では、私はネコ派だというのに

恥ずかしながら、泣いた

……映画館の良いところは、何と言っても暗いことだ

  目をぬぐっていても、見られずに済む……


ラストのテロップも、また良い

実際の佐藤愛子センセイが100歳になって

今なお元気、という内容だが

テロップが出たとき、私のいた映画館では

小さくどよめきが起きた


あと、俳優陣も見事だった

ほとんど出ずっぱりの、草笛光子サン

これが、草笛光子サンの個性を持ちながら

佐藤愛子センセイにそっくりなのだ

顔立ちだけではなく、品の良さや、知性、きっぷのよさ、パワフルさなど

どこをどうとっても、佐藤愛子センセイだった


チョイ役出ていた、三谷幸喜も、上手だった

佐藤愛子を載せる、タクシーの運転手約

話に夢中になって、時々ハンドルから手を放して

後部座席を振り向いたりする

なかなかにトボケタ役なのだが

実に、映画の雰囲気に良く会っていたと思う

かなり上手だったことも、申し添えておきたい


DVDになったら

是非、ツタヤあたりに借りに行って

もう一度見たい映画だった

私の評価としては、星五個が満点で

星四個、というところだ





2024年6月24日月曜日

映画 「90歳 何がめでたい」を見に行った話

 「90歳 何がめでたい」は

数年前にベストセラーになったエッセイ集だ

著者は、佐藤愛子

私がちょうど大学に入った前後に

人気流行作家として

田辺聖子と、佐藤愛子の二人が

丁度、関東代表、関西代表のようで

実に、人気があった


高齢のため、断筆宣言をしたものの

文芸誌ではなく、一般の週刊誌に

エッセイの連載をするようになった

それをまとめたものが、「90歳 何がめでたい」で

それを

丁度、今年で90歳になる女優 草笛光子サンの

90歳記念作品として映画化した


予告編を見たところ、なかなか面白そうだったのと

佐藤愛子自身のファンであること

草笛光子の大ファンであるこ

さらに

イオンシネマなら、シニア割引があり

映画が安く見られることから

公開前から、絶対に行こうと決めていた


映画の感想を書くと、かなり長くなりそうなので

別の機会に譲るとして


職場を急いで出て、

半分駆け込み乗車で電車の飛び乗ったせいで

狙った時間帯より少し早く映画館にたどり着けた

全席指定、総入れ替え制なので

前の上映回の観客と入れ違いになった


かなりの人が入っていたようだ

あの人数だと、ほぼ8割以上、ひょっとしたら9割以上

席は埋まっていたかもしれない

平日の昼間は、さすがにシニア層が強く

友人同士や、夫婦で来ているカップルが目立った


で、私は「それ見たことか」と

内心、非常にご機嫌だった


というのも

私が以前から思っていたのは

「シニア向けの文化を、もっと充実させてほしい」

だったからだ


シニア層の時間帯は、現役世代とはかなり違う

現役世代が来られない、昼間の上映は

シニア層には、一番ありがたい時間だ

ということは

シニア向けの、上質の映画を作れば

平日の昼間の稼働率が高くなって

映画館としては、儲かるはずだ

そして

平均的な年金収入なら

シニア割引を使って、千円ちょっとで映画が見られるなら

オシャレをして、遊びがてら

映画館に来るシニアは、少なくないはずなのだ


シニア層を、一大消費者層ととらえなおし

シニア好みの、シニア層が満足して金を出そう、というものを作れば

確実に当たるはずだ

それに、もっと言えば

シニア層というのは、『イイもの』をずっと見続けた来た年齢だ

シニア層に受けるには、その作品自体が

ある程度の質を保っているのが

再提示用言だろうと思う

すると、シニアの財布のひもを緩めるには

ある程度以上の作品のレベルが必要だ、ということになり

文化そのものも成熟していくのではないか、と思う


私は、これこそが今後の社会の進むべき道なのではないかと

思ってはいるのだが

ともあれ、今日のところは

ややこしい話は置いておき

質の良いコメディ映画を見られた幸せに

ノンアルコールの、トニックウォーターで乾杯、と行きたいと思う


この映画は面白かった

映画館の外のカフェの、かき氷一杯分と、

映画のチケットは

たまたま、同じ値段だった

かき氷よりも、ぜひこちらを、と強くお勧めしたい

(映画の簡素位の詳細は別の機会に書きたい)




2024年6月23日日曜日

シニア男性はモテないものと心得よ

 この頃、仕事の同僚が

月曜日になると、なんだか妙にはしゃいでいる

単に「浮かれている」というには

ちょっと、脂ぎったような

正直、どことなく不快な浮かれっぷりである


その原因は、どうやら

大河ドラマにあるらしい、ということが

先日、やっとわかった


今年の大河ドラマは、ヒロインが紫式部

ただ、「紫式部」というのは

本人の名前ではない

平安時代の女性は、名前がはっきりしていなくて

かなり有名な女流作家でも

「大将道綱の母」などとよばれており

女性個人の本名は、よくわからなかったりするのだそうだ

ドラマでは、「紫式部」はまだ「まひろ」と呼ばれている


この「まひろ」が

何と、年の差婚をするのだ

これは歴史的事実で

夫は自分の父親の友人で、遠い親戚

つまり、自分の親と同じくらいの相手が

最初の結婚相手になる

オマケに、この年の差夫に早く死なれて

紫式部は、藤原道長の娘の

女官、兼、家庭教師、のような立場で

仕事を始め、この道長の娘が天皇と結婚すると

娘についていき、宮中で働くことになるのだが


この「年の差婚」で

妙な自信を持ってしまったらしい

そもそも、女性は年上が好きだし

自分たちだって、若く作って、おしゃれをすれば

まだまだモテるはずだ、という

ちょっとズレた方向に、モチベーションがアップしているらしい


私個人としては

男がオシャレに目覚めるのは大歓迎だ

そもそも、日本では高齢者は控えめにするもの

地味目で、もっさりとした服を着て

盆栽でもいじって

孫の成長を楽しみにくらすもの、という

妙な枠組みがあるようで、実に気に入らない


これは、特にスペインやイタリアのような

ラテン系の国が多いのだが

海外、特にヨーロッパでは

「おじさん」層と「シニア」層の男性が

実にカッコいい

小粋な帽子をかぶっている人も多い

今や、人口の30パーセントを占めるシニア層が

それぞれ、着たい服を着て、いきいきと

ファッションを楽しむようになり

すれ違う人がそれぞれ、ちょっと小粋なシニアばかりになれば

それだけでも、毎日が楽しくなるだろうし

シニアファッションとして、新しい経済発展が

見込めるかもしれないと思う


だが

それと、「若い女の子にモテる」というのは

完全に別だ

それに

このドラマの、紫式部の夫役を演じているのは

佐々木蔵之介サンだ

この人は、中高年以降に出てくる

何か、ねっとりとした嫌らしさがない

実に、珍しいタイプだ

どことなく、ひょうひょうとしていて、お気楽そう

少年っぽい持ち味に加えて

第一回から登場して

丁寧に、丁寧に、主人公との関係を描いてきた

だからこそ、不意のプロポーズも

不潔な感じがしなかった

この、少年っぽさや、軽さというのは

いわば、天からの贈り物のようなもので

一般人で、持っている人には

少なくとも、私は一度もお目にかかったことがない


だが

私の職場では

妙に自信を持ち始めたシニア層が

積極的に、押しの一手、などと

勘違い発言で盛り上がるところを

ちらちらと見かけるようになった

何でどう自信を持とうと、確かに個人の御勝手だが

どうか、職場でセクハラ案件だけは

起こしてくれるなよ

必ず、老害と言われて

こちらまで、風評被害をうけかねないから、と

なんとなく、落ち着かないこの頃である


2024年6月22日土曜日

合格発表は今週の金曜日

 なんだか

朝からどうも、気分がスッキリしない

好きな料理を作ってみても

買い物に行って、好物のチーズを買ってみても

夕食に、大きくカットして

豪勢に食べてみても

どうにもソワソワして、落ち着かず

足が地面についていないような気分だ


理由は分かっている

5月に受けた、ファイナンシャルプランナー1級

この、合格発表が近いからだ

実は、次の金曜日

28日が合格発表日だ


試験は5月に終わってしまっているし

今頃は、合否は内定していて

発表時にミスの内容に

細かい事務作業の段階だろう

早い話が、合否はとうに決まっているのだから

ジタバタしても仕方がない

次の試験にむけて

テキストの世見直しでもしていればいい


それは、わかる

わかりすぎるほど、わかる

わかってはいるのだが


落ち着かない

仕事だけはまあ、さすがになんとか

平常心でこなしはしたものの

それ以外は、まるっきりだめだ


まあ、還暦をすぎてこんなにソワソワできるのも

二度目の青春のようで、新鮮と言えば、新鮮かもしれない

これも二度目の青春だ、と思って

しかも、落ちたからといって、何も困らないし

リアルでは誰にも言っていないので

落ちたとしても、笑う人もはない

そのうえ、チャンスは年に3回もあり

受験回数の制限もない

つまり、いいことづくめなのだ

大学入試と比べれば、ずっと恵まれた条件だ


このソワソワと落ち着かない状況も含めて

受験した人だけの特権、と割り切って

味わい尽くして、楽しんでしまおうと思っている


と、日記には書いておこう

2024年6月21日金曜日

これは確かに高齢者差別だ

もともとニュースが大好きで

ネットで出ているようなニュースも

あれこれと拾い読みをするのだが


ちょっと、気になるニュースがあった

もともとは、厚生労働省の作った

カスハラの資料なのだが

厚労省のホームページに

顧客が理不尽な要求をするカスハラのうち

 「威張りちらす行為」をする人の傾向

 「社会的地位の高い人、高かった人、定年退職したシニア層」

と書いていた

オマケに、その資料は

専門家の研修用動画でも使っていた


これに、高齢者差別ではないか、と

クレームがつき

厚労省は、記述を削除したそうだ


まず、騒ぎ立てる前に

これが本当に事実なのかどうか

どんな資料に基づいた記載なのかを

調べてみた

すると

「サービス業へのアンケート」だそうだ

これで、もう終わりだろう

信ぴょう性は、ゼロだ


アンケートというのは、かなり私情が入る

例えば

同じように上から目線でものを言われても

若いイケメンだと「俺様系」で済ませられることでも

シニア層になると、そうはいかない


ただ、シニア男性には確かに、異様なまでに

態度の悪い人はいる

実は、私の知人にも数人いるが

この人達は全員、前職が警察の、確か、2科と言っていたと思う

つまり、暴力団対策のエキスパートだ

これを40年もやっていたら

平均よりガラは悪くなるだろう

できることなら、一掬の涙を注いであげてほしい、という気分が

私個人としてはするのだが、どうだろうか


余談だが

警察官の再就職先は

自動車の教習所の教官が非常に多い

あの教官方も、嫌な野郎なのではない

一種の、長い期間の職業病のようなものだ

怒らないであげてほしい、と切に願う


話を元に戻すが

アンケートといぅだげでも

まともなエビデンスではないのだが

それに輪をかけて

「サービス業」という雑なくくりでは

全く、お話にならないと思う


サービス業といったって

ジャンルはかなり広いからだ

コンビニなのか、スーパーなのか

飲食店の店員サンなのか、タクシーの運転手か

職種によって、かなり違いがあるはずだ


私に言わせれば

飲食店で、店員さんに不快な態度をとるのは

圧倒的に若者層

特に、二十代から三十代が多いように思う


私だけの偏見か、と思っていたら

数日前に読んだ、、益田ミリさんのコミックにも

若い女性が、自分の恋人が店員さんに

とても横柄な態度をとるのを見て

この男と結婚しても大丈夫なのだろうかと

思い悩むシーンがでてきた

となると、やはり、客観的に見ても

そうなのだろう、と思えてくる


とどめに、アンケートをとった相手が

サービス業の店員サンだというのなら

カスハラをしてきた相手が

「社会的地位が高い」とか、「高かった」とか

一体どうしてわかるというのだ

単なる推測ではないのか

「定年退職した」かどうかも、はたからは分からないだろう

シニアでも、自営業の方は多い

佐藤愛子センセイなどは、100歳になっても

現役の作家だ

年齢が高くて、平日の昼間に買い物に来たからと言って

「退職しているシニア」とは限らない


つまり、この記事は

土台になるべき情報収集の部分が実にいい加減で

まとめの部分はほとんどが「あてずっぽう」

心理学、社会学などの統計を用いる学問なら

大学の2年生がレポートで提出したとしても

間違いなく、着くのはD評価

書き直しを命じられるレベルだ


私は何も、シニア層の悪口を言うな、と

言っているわけではない

「老害」と言わざるを得ないものは

確かにあると思う

だが

そうではないものまで、高齢者に押し付けられて

迷惑者呼ばわりされるのは

どうにも腹が立つのだ


少なくとも、この記事は

確かに高齢者差別だと思う

いい加減な根拠で、他人を非難することを

誹謗中傷という

税金で暮らしている公務員が

税金を払っているシニア層を誹謗中傷してどうするのだ


深い反省をお願いしたい




 

2024年6月20日木曜日

切ってあえるだけ・3分でできる山芋のポン酢しょうゆあえ

 今日は比較的涼しくて

過ごしやすい一日だったが

こうまいにち、気温が変わられては

体がバてきってしまい

とにかく、食欲がわかない


そうめんか、和風パスタなど

あっさりしたものが食べたい、とはおもうものの

食欲以前に、鍋に熱湯を沸かして

麺をゆでる、と考えただけで

あまりの暑苦しさに、げんなりしてしまう


こういうときには、切ってあえるだけの

あっさり料理がいい

手順はあっさりしていて

火を使わなくて、パワーのつくもの、となると

何と言っても、山芋だ


山芋もすりおろして

マグロの刺身ほんだし

山かけにするのも美味しかろうとは思うのだが

山芋をすりおろす気力もないので

今日は、あっさりと、切ってあえるだけにした

レシピなどというほど、御大層なものではないが

しいて、レシピを書くなら


① 山芋を短冊切りに切る

  ……短冊切りでなくても、拍子切りでも

    とにかく、食べるときに口の周りについて

    かゆくならないような大きさに切ってあれば

    全く問題なしだと思う……


② 切った山芋に、ポン酢しょうゆをかける

  ……ポン酢しょうゆが無ければ

    かつお風味のほんだしをパラパラ

    酢を一回し

    醤油は、かつお風味のほんだしが結構、塩気が多いので

    しょっぱくなりすぎないように

    ほんの、一たらしくらいにしておくのがコツだ……


原則的には、これで出来上がりだ

山芋を着るときに、滑らないようにさえすれば

何も、手のかかるところはない


原則を超えて、少し手をかけたいなら

トッピングに、梅肉(チューブで売っている)

しその千切り、刻みのり、豪勢にイクラなどを

のせると

色どりもキレいなうえに

味にコクが出てくる

お好みで、チューブワサビや、しょうがを加えて

味変をしても楽しいと思うが

ワサビとショウガは好き嫌いがはっきり出るので

そこは、自己責任でお願いしたい


ちょっと、居酒屋で出てくるメニューのようで

私はどんどん箸が進んでしまい

気が付くと、山芋半分を一色で

ぺろりと食べてい足りする

すると、気のせいもあるのかもしれないが

翌日の朝の目覚めが良く

元気はつらつ、ブリーフケースを振り回す勢いで

仕事に出られるのだ


簡単で、すっきりとさわやかで、スタミナがつく

ローカロリーな野菜料理

酸っぱいものがお嫌いでなければ

是非、お試しあれ




2024年6月19日水曜日

言うまいと思えど今日の厚さかな

 タイトル通り、以上、と

言いたくなるくらいの厚さだった

昨日が、たまたま大雨で

肌寒いくらいの気温だったおかげで

ますます暑くてたまらない


それに

私は、ゼンソクの持病がある

一日おきに、気温が10度以上変わると

もう、どうしようもない

まるで絵にかいたように、発作の始まりだ

吸入で何とかなるとはいえ

これで仕事に行くのは、かなりきつい


ひと昔前、私が子供のころまでは

確かに暑い寒いはあったものの

ここまで、気象の変化が狂暴では

無かったような気がする


とにかく、あまりに暑いのと

薬で止めているとはいえ

ゼンソクのつらさで、食欲がない


こういう時は

冷ややっこ、枝豆、スイカ

山芋の拍子きりに、酢醤油を回しかけ

仕上げは、梅しそまきの海苔巻き

食後はトニックウォーターをがぶ飲みする


食後は、テレビなど見ずに

36度くらいの、半分水風呂のような入浴を

手早く済ませて

眠ってしまうに限る


まだ、体が暑さになれていないせいか

妙につらいので

こんな時は、無理せず

夏本番に向けて

体を休めるのが一番だと思う

体力が戻ってきたら

楽しいプールなどにも出かけたいが

お楽しみは、もう少しとっておこう


今夜は、夏休みの過ごし方などを考えながら

眠ることにしたい

我が家の愛猫も、この頃はすっかり暑くなったせいか

おなかを丸出しにして

のびられるだけ伸びて寝ている

この姿を見ていると

猫として一本かけているのではないか、と

説教の一つもしたくなってくるのだか

それにしても、猫というのは長いものだと

妙な感心もしたくなる

では、皆さまも良い夢を



2024年6月18日火曜日

朝食が好きだ

 一日の三食

コーヒーブレイクの間食を入れれば

五食になるが

一日の五回の食事の中でも一番

朝食が好きだ


朝食の、どこか陽気で

栄養素は豊富だが、軽やかなメニューも好きだが

多分、これから一日が始まる、という

期待感も味に含まれているのだろうと思う


仕事のある日の朝は

さすがに、コーヒーとパンか

シリアルとフルーツくらいにするのだが

実は、今日は有給休暇をとった

何をしても良いお休み日、というよりも

私の住んでいる関東地方は、大雨の恐れ

作に、帰宅時間くらいに

刑法級の大雨が降る、と予想されていた

露骨にいうと、「帰宅難民になってはたまらない」

それがホンネだ

万一電車が止まったとして

一晩、我が愛猫の食事と水の世話をしてくれる人がいない

ホテルはすぐに満室になるだろうし

タクシーなどは捕まると思う方がどうかしている

かといって、駅のベンチで一晩を明かすほどの

体力は、すでにない

となると

役職定年の年も過ぎている

私がやらなくてはいけない仕事も

急ぎの重大案件も、何もないのだから

ここはのんびりと

「君子危うきに近寄らず」の精神で

有給休暇としゃれこんだ


となると

やはり、朝食は少し凝りたくもなってくる


飲み物は、ミルクとヨーグルトを

スムージー作り機で混ぜて作った

手製の「ヨーグルトドリンク」

どちらも、低脂肪のものを使ったので

市販品よりヘルシーだ


イチゴは、家庭菜園で実ったものだ

サイズは小さいが、飛び切り味が濃く

なんとも甘酸っぱい


サラだは、レタスをちぎったのと

スーパーで安売りになっていた

「香味野菜パック」を使った

ドレッシングは市販品だが

キューピーのシーザーサラダドレッシング

私の一番好きなものをかけている


鶏の手羽と、焼きブロッコリーは

以前書いた、焼くだけのオーブンメニュー

昨晩、多めに作っておいた分を

朝食に回した


トドメのパンは、スーパーのタイムセールに出ていた

リンゴのデニッシュ


これを、私は早起き、というよりも

毎朝五時半くらいには

愛猫が泣き叫んで、起こしに来るので

やむなく朝方になっているだけなのだが

そのおかげで、NHKのBS4k

クラシック音楽のリサイタルの中継録画が

見られる、というか、聞けている

今週は、オペラアリアのプログラムだが

これが、私の朝食のBGM、という

マリー・アントワネットだって、これほど優雅な生活は

していなかっただろうと思うくらいの

実に華麗な一日の幕開けになっている


今日は、豪雨ということで

外出は控えることにした

朝のウォーキングをやめる代わりに

家じゅうの「中掃除」をやってみた

年末の「大掃除」丈では

あまりに負担が大きいので

六月くらいに、一日か二日がかりの

「中掃除」をしておくことにしているのだが

丁度今日は六月、半年経過した日なので

タイミング的にもベストだった


とはいえ

私の住んでいる地域では

夕方くらいから、雨が弱くなってきて

夜、帰宅時間には完全にやんでしまった

こうなると、なんだか

何のための有給休暇だったのか

少し、胸がモヤモヤはしてくるのだが

まあ、家がきれいになったのだから

終わりよければ全てよし、とすることにしよう


それに

もうすぐ、明日の朝食の時間になる

食事のメニューのことでも考えながら

ゆっくり眠ることにしよう









2024年6月17日月曜日

同僚の政治家再就職大作戦・その後

 私の職場は60歳で役職定年

勤めようと思えば、65歳まで勤められるが

給料は30%カットになる

ひとくちで、30%というが

月額30万の給料の人なら

月額、9万円がカットになる

なので、よりよい勤め口をみつけて

再就職する人も、少なくはない


一番、注目を集め

誰からもウやラマしがられたのは

日本でも有数の劇場の常勤職員の職に就いた同僚だが

もう一人

これは、まだ周囲には内緒にしている、とのことだが

政治家への転職を目指して

政党の公募している「政治塾」に応募した、という

後輩がいる


政治塾の応募には

200字で「政治のここを変えたい」というタイトルの

課題作文があったそうで

作文審査も行われるとのこと

結果はメールで、先週の水曜日に発表、ときいていた

後輩の様子を横目で見ていたのだが

どうも、顔に出ないタイプなので

合否のほどがわからない

なので、今日、人目を避けてそっと聞いてみた

すると、同じく人目を避けるように

それでも力強く、親指をグッとたててきた


合格のようだ

本当におめでとう


その後、たまたま外回りが一緒になったので

……こんなことなら、人目を忍んで

  やり取りなどしなくてもよかったのに、と

  二人でしばらく笑いあっていたのだが……

細かい話を聞いてみた

毎週、オンラインで講義があり、レポート提出

全五回で、無料だそうだ


後輩は、私も応募すると思っていました、と言っていたが

あいにく、私は特定の支持政党はない

政策ごとに、是々非々、という感じだ

とはいえ

少なくとも今は、裏金政党と、坪議員には投票したくはない


そういうと、

では、一番実現してほしい政策ってなんですか、と聞かれた

裏金問題以外で、というので

私は、一番解決してほしいのは

介護離職をゼロ政策だ、と答えた


私個人のことを言うとしても

息子はまだ子供も幼く、学資がこれからかかるというのに

私の介護で職をやめる、などということになったら

申し訳ない、というよりほかにコトバがない


日本全体のことを考えるとしても

少子化を止めて、働き手を増やすにしても

少なくとも、10年単位の時間がかかる

それよりも、今の働き手を大事にして

誰もがきちんと給料を手に入れることができるようにする方が

先決なのではないかと思う

介護離職者をドンドン生み出している一方で

働き手がいない、人手不足だと言っても

それは、穴の空いたバケツに水を入れ

水がたまらない、と嘆いているのと同じように思えるのだ


それに、介護職がもつと給料が高くなれば

自然と人も集まるだろう

介護で体を起こしたり、車いすに載せたり、という

力を使う作業については

どんどんロボット化してくれれば

それこそ、60代の人材が

介護業界に入ってくれる可能性も生まれてくる


国は、こうしたロボットの開発に援助金を出す

そして、世界的にトップレベルの製品を作れるようになったら

自動車産業や、トランジスタラジオを「推し」たように

今度は「シニア向け製品」を国が推して

シニア向け製品は、日本が一番、という

評判を得られるようにすれば

新しい産業として、伸びていくのではないか

世界には、高齢者は少なくないのだから、というような話をした


後輩は、しばらく聞いてくれていたが

最後に

やっぱり組みましょう

レポート頑張って、いずれは議員を目指しますから

その時には、ブレーンに入ってください

ただ、その前にファイナンシャルプランナーは

受かっておいてくださいね

一緒にボクのチラシを配りましょう、と言われた


ううむ、ブレークの仕事がチラシ配り、というのも

私の話とは無関係に

ファイナンシャルプランナーの話が出てきたのにも

引っ掛かる点はなくはないが

2人の年齢を合わせれば、100歳をゆうに超える

ロマンスグレーの新人ペアが

ビラ配り、チラシまき、駅立ちで

町会議員から日本を変える、と、

ワチャワチャするのも

ちょっと、「釣りバカ日誌」の

政治家版のようで

楽しいかもしれない、

……私の世代の方はご存じかもしれない

  西田敏行と、三国廉太郎のペアが大活躍する

  人気のコメディ映画シリーズだ

  映画では、二人は釣りに興じていたのだが

  時代も変わった、小池都知事も70を過ぎて

  立候補しているのだ

  まだ60代の我々が

  趣味だけを楽しんでいるのでは

  少し枯れるのが早すぎるだろう

  小池都知事も、70を超えていることだし……

という気になってきた


定年後には、本当に夢が広がるが

とりあえず、現実を優先して

ファイナンシャルプランナーの

勉強に戻ろうかと思っている








2024年6月16日日曜日

知らないうちに作っていた「脳内幸せ物質」

人体というのは、ある程度デジタル式にできていて

例えば、カルシウムが足りないとイライラしたり

寝不足だと、注意力が散漫になったり

精神状態が悪化している時には

気圧が下がると、自殺願望が起きることもあるのだそうだ


「人間は精神の動物だ」といわれているものの

その「精神」は案外と、脳内物質やら

血中のミネラルやらで決まっている、と聞いて以来

体には気を付けるようにしている


特に、今注目しているのは

「セロトニン」という物質である

この「セロトニン」が脳内に増えると

脳が勝手に、物質への反応として

幸福感や、満足感を感じるのだという

つまり

幸福なことが何もなくても

脳内にセロトニンが一杯になれば

勝手に幸せになれるし

逆に、たとえ宝くじに当たったとしても

セロトニンの濃度が全く変わらなければ

全然、幸せを感じない、ということになる


それなら

セロトニンを増やすにはどうすれば良いか、を

調べたくなるのは、人情というものだろう

普段とあまり変わりのない生活の中でも

脳内物質のセロトニンを増やしまくれば

毎日がばら色に感じられる

そんな都合の良い、天然の精神安定剤か

それとも、麻薬化、というような物質を作れるなら

多少の努力はいとわない、と

力こぶを作って検索してみたところ


拍子抜けするほど簡単に、情報が見つかった

ざっと整理すると

① 日光を浴びる

   朝の日差しが、特に良いそうだ

   必ず朝食をとって、日差しを浴びるだけで

   セロトニンが増えるそうだ

② 軽い運動をする

   ウォーキング、ストレッチなど

   あまり過激な運動ではなく

   一定のリズムに沿った運動

   ウォーキング20分程度が

   おすすめだそうだ

③ たんぱく質をとる

   肉、魚、豆腐、特に良いのが

   牛乳と、豆類だそうだ

④ 毛皮のあるペットを飼う

   犬、猫、フェレットなど

   ペットの毛皮を撫でていると

   それだけでセロトニンが分泌されるそうだ


検索をしていて、あっ、と思った

私は、全部満たしている


私の家は、駅から遠い、と言っても

徒歩でちょうど    20分くらいだ

ということは、私は毎朝、通勤のために

20分のウォーキングを、朝日を浴びながら

行っているわけだ


職場には、定刻の15分前に着く

なので、仕事前の一杯を飲む時間に充てている

飲むのはミルク、というよりも

ミルクで割って飲むようにできている

「コーヒーベース」のようなもの、

冬場は、ホットミルクにココアパウダーを入れ

ミルク多めの即席ココアにしている


朝食は、毎朝意地でも食べる、というよりも

朝は五時半起きなので

朝食をとらなくては、昼まで腹時計がもたない


動物の毛皮、という点でも

オマケに、家族は甘えん方の愛猫だ

満足するまで、耳の後ろのなでなでと

みけんかいかいをしてあげないと

パソコンの上に陣取って動かなかったり

通りすがりに、私の脚をあまがみして

遊びに誘ってくるので

毎日30分は撫でている


なるほど、これなら私が

他の同僚に呆れられるほど、いつも上機嫌で

能天気一歩手前の、楽天家で居られるわけだ、と

心底納得がいった

それにしても、知らないうちにセロトニン増大生活ができていたとは

駅から遠いこの家の

遠さがメリットになっているとは思わなかった

遠い遠いと、悪口を言っていたことを言えに詫びつつ

今日からは、我がやを

「セロトニンハウス」と呼ぶことにしようと思う