2024年8月21日水曜日

暑気忘れ・座布団を差し上げたくなる名言集

 私は、今のお笑いは少しも

面白いとは思わないが

笑うこと自体は大好きだ

週に一度の焦点は、日曜の楽しみの一つだが

週に一度では、少しばかり足りない

そこで

電車の中や、新聞などで

「これは面白い」と思ったものを

忘れないうちに、手帳にメモして

ある程度たまったら

カードに清書して、貯めている


今回、カード化したものを

いくつかご紹介したい

たわいもない暑気払いに

二ヤリ、とでもしていただければ幸いだ


No.1  コーヒー店のブログ

好みのコーヒーがわからないときには

少し冷ましてから飲んでみて

美味しいかどうかで判断すると良い

「たいていは、アツアツではわかりません

 男女関係と一緒ですね」


No2 スーパーでの親子連れの会話

子「マヤの預言で、世界が滅ぶんだって

  日本だけじゃなくて、世界全部が」

母「大丈夫よ

  お母さんたちはね、

  ノストラダムスの予言を生き延びたのよ」


No3 ドラッグストアのコスメコーナーで

   母親に連れてこられた子供が

   早く帰りたくて、母親に

   「ママ、まだかわいくなるの?

    もう十分なのに


No4 部下から「退職したい」とラインが入った上司

  「スタンプで返した

   内容は

   『』」


No5 私の職場の新入社員と、教育係

   新入社員 「うち、社食ないんですか?」

   教育係  「俺らが会社の食い物だからな」


No7   自民党総裁選候補

   「コバホーク」こと、小林氏が

   統一教会とズブズブの関係だったことがわかって

   ネットでついた、新しいあだ名

    ツボホーク


No8  電車の中で聞いた、ウソのような実話

   A 「実は自転車、どっち買うか迷ってて

     値段、2万円違うんですけど

     重さが300グラム違うんですよ」

   B 「300グラムって、そんなに大切なの?」

   A「自転車の世界では、大切っす」

   B「じゃあ、2万円安いほうを買って

     300グラムお前がやせたら?」

   A「天才ですか、先輩」


No9  これができないなんて

  人生半分損してるね、と言ってきた相手への

  ぐうの音も出ない反論のセリフ

   でも、君に会えたよ


No10 市民プールに子供連れで来ていた

   若い父親が、奥さんに、娘を甘やかさないで、と

   ちょっと厳しい口調で叱られたときの言い訳

    仕方がないだろう

    ママによく似て

    可愛くてしょうがないんだから


ではこの辺で

おあとがよろしいようで




2024年8月20日火曜日

残暑は10月まで?

 8月も終わり近いというのに

まだまだ猛暑が続いていて

どうにも、終わる気配がない

一体、いつになったら涼しくなるのか

テレビの天気予報によると

9月はまだまだ暑さが厳しく

10月まで残暑が続くだろう、とのことだった


考えただけで、ウンザリしてくる

毎年、どんどん夏があつくなってくる

というよりも

6月には、完全に30度を超える

真夏の気温になり

それが、4カ月から5カ月

続く、ということになるらしい


これはもう、ある程度は

腹をくくった方がいいだろう

来年も、再来年も、より暑くなる

最高気温は40度を超えるようになるだろう

この、熱帯じみた気温の中で

どうやって暮らしていけばいいか

本格的に、本腰をいれて

考えなくてはいけないだろう


一番の問題は、クーラー代だ

定年までは、職場に通って

一番暑い時間を、涼しく過ごさせてもらっているが

あと数年後には

確実に、全額自己負担になってくる


となると

エアコンを省エネタイプのものに買い替える

日中に、冷水浴をする

家庭でくつろぐ服は、極力涼しいタイプのものにする

冷奴など、冷たいものを多く食べる

料理は電子レンジで、火を使わないようにする


くらいしか、思いつかない


特に、夏場のホームウエアは大切だと思う

短パン、Tシャツでは

風通しが悪い

昔、私が子供の頃には

袖なし、襟無しで、緩やかなサイズで

よく風を通す、その名も

「アッパッパー」という服があり

男性用、女性用、ともに

洋品店で売っていたものだったが

今では、「アッバッハ―」という

言葉自体が無くなってしまったように思う


できれば、どこかのブランドで

あれを作ってもらえないだろうか

もし、ダメなようなら

自分で、ミシンを買って

作ってしまおうか、とも思い詰めている


とはいえ、私は洋裁など

小学校か、中学校依頼で

しかも、5段階評価で2しか取れなかった

とても、自分の服を縫えるような実力はないのだが


これも、暑さのせいでどうかしてしまったのか、と

ぬるい気持ちで読んでいただければ

幸いだ


写真は、女性用アッパッパー


男性用は、古い朝ドラ、「カーネーション」で

登場していたが

下には、パッチをはいていた

これは、やはりどう考えても暑いので

着物風にして、風を通すデザインで

何とかできないか、とと考えている



2024年8月19日月曜日

自民党総裁選、どう思う?

 岸田首相が退陣することになって

事実上、次の総理を選ぶ

自民党総裁選が、いよいよスタート


次の総裁候補には、すでに10人以上が

名前があげられており

推薦人に必要な20人の賛同者を

揃えられるか、それ得られないか

激しい攻防戦を繰り広げているようだが


正直、あまり期待はしていなかった

裏金議員と、壺議員以外なら

自民党は、派閥の力学で動いていくから

正直、誰がなったところで

同じだろうとは思っていたが


小林鷹之氏が、早々に20人の推薦人を集めて

総裁選に立候補を表明した

どこかで聞いた名前だな、とは思ったが

あまりピンと来なかったので

ネットでサクッと調べてみたところ


どこで名前を聞いたか、すぐに見つかった

この人は、裏金議員に

おとがめなしにしろ、と言った人だった

理由は

「阿部派の議員は、議員一人一人は優秀だから」

だそうだ

これが、マスコミを通じて、ある程度広がっていた

私も、これを聞いたようだった


この人自身は、裏金議員では無さそうだが

こういう発言をするようでは

まあ、同じ穴のムジナ、というところなのだろう


そもそも、「議員の優秀さ」というのは

何を指すのだろう、という気がする

まさか、どこの大学を出た、というような

低レベルの話ではあるまい

それだと、東大さえ出ていれば

詐欺も万引きも、なんでもやり放題になってしまう


政策立案能力がある、ということなのだろうか

だが、裏金を作るテクニックのある議員なら

どこの企業が資金を持っていて

どんな政策を作れば、その企業を喜ばせることができるか

火を見るよりも明らかだろう

そして、より多くの裏金を作るためには

国民のため、将来の国のためよりも

その企業が喜んで、もっとたくさん

裏金の資金を持ってくるような政策を

作るような気がするのだ


正直、この「コバホーク」はイヤだな、と

思っていたら


もっと大きいことがあった

この方、壺議員サンだった

統一教会のイベントに出席して

一緒に撮った写真が、出回っていた


それだけでは無い

鈴木エイト氏によれば

「コバホーク」の後援会に

統一教会の幹部が複数確認された、という

これでは、まさに「壺の中の壺」と言われても

仕方があるまい


いやはや、自民党刷新の総裁選の

いの一番に、名乗り出たのが

壺議員とは、

なんだか、体中の力が

抜けそうな思いがした


オマケに、統一教会のイベントに出席した時に

信者に向けて行ったスピーチで

統一教会の教えの方が

公明党の教えより上、という趣旨の

ことまで、言っていたらしい

「らしい」というのは

本人は、「覚えていない」と言っていることと

動画が出ているわけではないから

間違いの可能性もゼロではないからだ

だが

イベントに参加していたことだけは、間違いない


この人は、夫婦別姓にも反対と表明している

夫婦別姓は、経団連からも

女性の経済活動促進に必要だ、として

採用するようにと、公式に要請のあったものだ

ちなみに、統一教会は

夫婦別姓にも反対している

となると、いろいろと裏を邪推したくなる


この人の演説も聞いてみたが

裏金議員を今後どうするのか

統一教会に解散命令を出すのか

具体的な話は、全くしなかった

となると

これも邪推したくなるのだが

裏金も統一教会も、これで終わり、ということに

なるのではなかろうか

何しろ、この人は二階派だ

二階サンは裏金で議員をやめたようなもの

確かに、追及はできないだろう


今後を、私のヘッポコ占い

……タロットである

  カードのデザイんが

  なんとギュスタフ・クリムトの絵で 

  金色の使い方が実に本物そっくり

  画集代わりにもなるというシロモノで

  暇ができると、よく占って遊んでいるのだが

  これがまた、自分でも愉快になってくるくらい

  全然当たらない

  東京都知事選では、野党統一候補が泉サンと予測し

  見事に大ハズレ

  当選するのも、蓮舫サンと予測して

  ますます大ハズレと

  ここまでくると、我ながら痛快だ……


ともあれ、私のタロット占いでは

どうも、この「コバホーク」が

すんなりと、次の自民党総裁になりそうなのだ


この人はまだ若く、40代だという

ということは、悪くすると

日本の総理が統一教会に牛耳られる状態になり

この人が老いるまで

あと40年、壺政治が続く、ということだ


他人の若さに、初めてげんなりした

長生きというのは、してみるものだと

つくづく思う


ちなみに

下の写真が、統一教会のイベントに

参加した時の写真

2021年というから、つい数年前のことだ

これでは、何をかいわんや、だ





2024年8月18日日曜日

悠仁サマの東大騒動、どう思う?

 多分、皇室にいくらかの興味のある人なら

全員知っているだろうと思うのが

悠仁サマの「東大推薦入学騒動」


最初は、まだ未成年だったこともあり

母親の毒母ぶりがお気の毒、と

思ってはいたのだが

そろそろ、悠仁サマも18歳の成人年齢が近い

もうちょっと、自分の意志を持った方がいいのに、と

思ってはいたのだが


この頃の報道記事を見ていると

高校の文化祭を見に行ったとか

園遊会にも出る、とか

早い話が、高校三年生の夏とは思えない

優雅なお暮らしぶりで

真面目に、受験勉強をしている気配が見えない

これは、いよいよ東大推薦入試での合格が

内定したのかな、と思っていたら


ネットでの署名活動が始まっていた

ネットの署名サイトに行けば

誰でもすぐに、名前を登録して

署名ができるようになっている

そのサイトで、長いタイトルではあるが

悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、

 将来の天皇として『特別扱い』で

 入学されることは

 象徴天皇制を根底から

 揺るがすこととなるため反対します。」

というのがそれだ


私も早速、参加してきた

すでに、約1万2千筆の署名が集まっている


悠仁サマは、現在は筑付に在学中だが

そもそも、小学校のお茶の水付属から

特例入学

筑付に入学するときも

悠仁サマ用につくられた疑惑のある

提携校精度で特例入学

それでも、わざわざ一般入試の日に投稿し

同じ試験を受けるだけは受けさせて

それをマスコミに取材させる、という

ため息の出そうになる、小細工をしていた


週刊文春の記事によると

成績は、「前代未聞の成績」

つまり、文系・理系にかかわらず

ほぼ全科目が最下位で、授業には

到底ついていけない成績だそうだ


まあ、そうだろうな、と思う

私は一時期、学習塾の講師のバイトを

していたことがあるが

慶応以上の偏差値の高校を受けたいという

中学生の努力は、すさまじいものだった


学校の部活を終え、疲れて眠い時間に

週に五回か六回塾に来て

授業を聞き、宿題をし、暗記物をやっつけ

夏期講習には、六時間以上の授業と

塾の宿題

学校の宿題

それを全部こなしたうえで

さらに、直前期には過去問対策

メンタルの勝負に打ち勝って

さらに、運に恵まれた生徒だけが入学できる

筑付は、その種の学校のうちの、トップ校だ


筑付の生徒なら、高校1年生でも

共通テストの英語に必要な単語は

ほとんど全部マスターしている

なんなら、高校入学時に

すぐに共通テストを受けても

中堅の大学なら、なんとか合格できる程度の

学力を備えている


学校の授業は、クラスの中間層に合わせて

組み立てられる

中学で、ロクに受験勉強をしていない生徒には

ついていけるはずのない内容になる

おそらくは、3年の間

一日6時間、何を言っているのか

全くわからない授業を受けさせられて

相当に、苦しかっただろうと思う


私の耳にも

悠仁サマが授業中にキレて

わめき散らした、という噂くらいは

入ってきた

同様の話を、5人以上から聞いたので

ある程度は信用できるだろうと思う

学力にふさわしくない学校を選ぶと

どうなるか

さすがに、こりたかと思ったのだが


またまた、さらに4年間

何もわからない授業を受け続けるつもりなのだろうか

もつと、自分の学力にあった大学を選ばないと

たとえ、ズル入学ができたとしても

学年末には、試験があるのだ

試験に合格しなければ、単位は取れない

単位が取れなければ、卒業できないだろう

特に、英語をどうするつもりなのか

他人事ながら、心配になるくらいだ


トンボに関する論文を書いた

この業績で推薦入学を勝ち得た、という

筋書きにしたいようだが

そもそも、この論文が、かなり穴だらけだ

研究開始時期が、15年前となっている

悠仁サマは、この時まだ幼稚園だ

幼稚園児の「発見」を学術論文にしてよいのか?

幼児の「僕、見たよ」は

信用のおける証言といえるのか?


また、論文で使っている写真のうち何枚かは

脚が欠けていたり、何かの線で吊っていたりと

生きていないのが明らかなのだそうだ


それを認めるとしたら

正直、東大も東大だな、という気もする


私個人としては

東大を狙って、学歴をつけようとする前に

個人として、最低限の倫理を身に着けてほしい

そちらが先だろう、と思っている

コンテストの際には、ルールを守る

悪いことをしたら、謝る

不正をしてもらった賞は、返却する

たとえ親が教えなくても

その程度のことは、わかってもいいはずだと思う


それに、どうしても東大に行きたいなら

一般入試で、通常の受験生と同じ試験を受けて

合格を勝ち取るべきだと思う


「ドラゴン桜」のセリフではないが

入試というのは、格差社会になった日本に

唯一残された、完全に平等なシステムだった

ここまで、崩して欲しくはない

その結果、二浪しようと、三浪しようと

構わないと、私は思う

最終的に志望校を変え

「東大に行きたかったけれど

 どうしても手が届きませんでした」ということになっても

私は、支持する

むしろ、好ましいとも思う

だが

インチキで、推薦制度を悪用して

とにかく、入ってしまえば何とかなる、の精神で

入学するのだけは、避けてほしいと思っている


ネットの署名サイトを貼っておく

ご興味のある方は、ぜひどうぞ

オンライン署名 · 悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します。 - 日本 · Change.org




2024年8月17日土曜日

どうして施設はイヤなんですか、という質問への返事

 昨日、ブログで

施設に入るよりも一人暮らしの方が好きだ、と書いたら

どうして施設がイヤなんですか、という

質問のメールをいただいた


私の場合

施設がいや、というよりも

集団生活が嫌いなのだと思う


理由は、はっきりとしている


子供のころから、学校が好きではなかった

中学校の頃、担任の責任もあったと思うが

クラスでは一年の間に

大きなイジメ事件が三件起き

それ以来、学校を含めて

ありとあらゆる集団生活が

大嫌いになった


「みんな」の言葉の下に

「私」という一人の思いを押しつぶす

人から嫌われないように

「私はみんなと同じです」という仮面をかぶり

目立たないように過ごさなくては

もしどおり、あぶなかった

人生の中で、一番苦しかった

50年も前の中学校時代が

きっちりとトラウマになり

今でも、集団生活アレルギーになっている


大学に入り、一人で居たいときには

一人で居られるようになり

やっと、息がつけたようなものだ


なので、この年になって

しかも、人生のゴールを

また集団生活を繰り返す、など

考えただけで、ふるふるイヤなのだ


集団生活のどこが嫌いというと

決定的に合わない人がいても

その人と、毎日毎日、顔を合わせなくてはいけない

その人の方が力があるときには

決してにらまれないように

最低限、相手のご機嫌うかがいをする

これが、気に入らない


相手に合わせる

ある程度、顔色を見ることも

人付き合いには必要だろうが

大事にする相手は、自分にとって

大切な相手だけで十分だろうと思う

人生のゴール近くになって

なけなしの気力と労力で

好きでもない相手に気を遣うのは

いかにも、もったいないと思う

どうせなら、その気力と労力で

本当に、自分が好きなことをして

最後には、ああ、面白い人生だった

そう、言いたいのだ


自分が笑いたいときに笑い

言いたいことを言いたい

それには、ケンカのできない相手のいる

集団生活は、少々不都合だ


それに、集団生活だと

確率的に、50人もいれば

少し、妙なタイプも1人くらいはいるだろう

ここでいう「妙なタイプ」というのは

いわゆる、「老害」扱いされているタイプ

ちょっとしたことで怒鳴りだしたり

自分の方があなたより上だ、

無意味にマウントをとってきた理

昔の肩書の自慢話をしたり、という

あの手のタイプだ


施設なら、どんなホテル並みのサービス付き住宅でも

食事は、広い食堂で

共同で、同じ時間にすることになるだろう

その中で

たった一人でも、くだらないことから

怒鳴り始める人でもいたら

雰囲気はぶち壊し

食事ものどを通るまい

こういう目には、絶対に会いたくない、となれば

集団生活は、避ける方が無難だと思うのだ


それに

私の老後のモットーは

「うんと面白い年寄りになる」ことだ


これは、映画「90歳 何がめでたい」から

草笛光子サン扮する

佐藤愛子センセイのセリフである


私は、こちらの生き方の方が向いている

好みが強すぎて、スタンダードではない

ありがたいことに

この頃は、ネットが発達して

好みや癖が強くても

動画や、ブログで配信して

同じように感じる仲間を探すことができる

私の「知己」は、現実より

むしろこちらで探す方が

見つかる確率も高くなりそうだ


それに、趣味と発信力を磨いて

例えば、好きな映画に関して

20世紀の映画ばかり集めて

趣味ブログを作って

同じ趣味の仲間を見つけて

オタク話に花を咲かせたい

となると、一人暮らしで十分なのだ


もっと言えば

自分が食べたいものを食べるには

自分で作るか

自分で総菜を買いに行ける生活の方がベターだ


施設によっては、ペット禁止のところもある

愛猫と離れるくらいなら

私は喜んで在宅ひとり死を選ぶ

訪問介護が充実していれば

認知症になっても

一人暮らしは十分に可能

最後を迎える場所も

自宅を選ぶことも十分に可能だ

……現に、私の父は最後は自宅で、と望み

  病院から一時帰宅し

  そのまま、自宅で息を引き取った

  介護をしたのは私自身だから

  「十分に可能だ」と断言もできる……


思いでの詰まった

しかも、自分が暮らしやすいように

家具や食器、本だなやベッドの位置を

自由にカスタマイズした自宅が

少なくとも、私にとっては

一番暮らしやすい、一番好きな場所だ


もちろん、これはあくまでも

私の趣味、私の意見で

ひとさまに、特に、性格やタイプの違う方に

押し付けるようなものではない

単なる、気楽な独り言のようなものなのだが


これで、お返事になってるだろうか







2024年8月16日金曜日

子供が帰省しない家は不幸?

 私の住んでいる関東地方では

台風が来る、というので

15日はその準備にドタバタで

私もスーパーに買い出しに行ってきた


一人暮らしなので、買い物の分量も少ない

ひき肉、豆腐、ヨーグルト、シリアル

生野菜はまだ、冷蔵庫にあるから

このくらいで良いだろう

ただ、季節がらスイカと

ガリガリ君は食べたい、と思い

果物の売り場に行くと

ばったりと、知人に出会った


友人というほど、仲が良くない

というよりも、友人になるほど

気が合わない、という方が正確だろう

フィーリングがズレるので

いつも、愛想よく挨拶をかわし

天気の話題を二言、三言

それで愛想よく、お別れするのだが


今日は、知人は数人の幼児を引き連れていた

一目でわかる、典型的な

「孫の帰省」だった

孫たちに取り巻かれ、一番大きなスイカを選んでいた


いつものように挨拶をして

お孫さんとご一緒ですか、楽しいですね、と

一言付け加えたのが、運のツキだった


息子さんは、御一緒ではないんですか、と聞かれた

……見ればわかるだろう、一人だ、と

  言いたいことは言いたかったのだが

  近所に住んでいる人だ

  くだらないトラブルは、避ける方が良いに決まっている……

適当に、うちは息子なので、というと

うちは息子も娘も帰省していますよ、と

びっくりしたように返事をされた


悪い人ではないのだ

本当に、息子が帰省しないのを

驚くべきことだと思って

純粋に、びっくりしている

マウントをとろう、だの

自分は子供に大切にされている、と

自慢をしようと思っているわけでも無いのは

非常に良くわかる

だが、あまりにも感覚が違いすぎて

話をしていて、疲れるときがある

今が、まさにそうだ


お気の毒ですねぇ、台風も来るのに

心細いでしょう、と言われた


ううむ、正直

心細いようだったら、一人暮らしなどせずに

施設か、シェアハウスを探している

私は、好きな時に好きなことをできるゼイタクを

ココロから愛しており

その自由の代償として

「人に頼れない」という不自由があるのなら

喜んで不自由を引き受けたい、と思うタイプだ


それに、息子はもう結婚し、子供もいる

一番に気を使うべきは

奥方と、子供だろう

早い話が、「私のもの」ではないのだ

地震が来ようと、台風が来ようと

息子が一番に守らなくてはいけないのは

息子の家族であり

決して、私ではない

息子がいようといまいと、自分の身は自分で守るしかない

なので、帰省しようとしまいと、何の変りもないと

思うのだが


どうも、世間はそうは見ないらしい、というのが

少しずつ、わかってきた

とはいえ

せっかく役職定年になり

職場でも人の目を気にしなくて済むようになり

思いっきり、羽根を伸ばしているところだ

家庭に帰ってきてからも

他人の目を気にする必要も無かろう


私個人としては、この夏の過ごし方は

非常に気に入っている

9月の試験に向けて

とりあえずは、全力で問題集を周回

同時並行で過去問をつぶす

勉強場所は図書館、たまにドトール

まだ合格圏までは少し距離があるが

周回するごとに、×だった問題が〇担っていく

この手ごたえが、非常に楽しい

あまり話も弾まない息子と

顔を突き合わせているより、ずっと充実していると

思ってはいるのだが


だが、私の思いとは裏腹に

「哀れな独居老人」と思われているのなら

せめて、その認識だけでも改めてもらわねばなるまい

それには

やはり、外見からはいるのが

一番、手っ取り早いのではないだろうか


姿勢を正しく、歩き方は軽やかに

身だしなみは、ブランド物である必要はないが

いつも、小ざっぱりとして

清潔なもの

コンビニや役所で窓口の人に

怒鳴ったり、絡んだりするような

あさましい真似はせず

いつも、上機嫌そうな微笑をたたえて

買い物や、バスを降りるときには

ありがとうの一言は欠かさない

髪はきっちりと整え

二ヵ月に一度はカットに行く

制汗剤は欠かさず

清潔さを保つ


こんな感じで、見るからに優雅に

暮らしてみるのはどうだろうか


割れながら、なかなかハードルは高いが

「お気の毒な方」と思われるのも

片腹痛いというものだ

シニアモデルにでもなったつもりで

いざ、スタートだ








2024年8月14日水曜日

卓球女子・早田ひな選手にブラボー

 スポーツにはあまり興味がないせいで

五輪も協議はあまり見なかった

それでも、卓球の早田ひな選手が

メダルをとったことくらいは知っていた

団体と個人、中国には及ばないものの

善戦して、銀・銅をそれぞれ1個ずつ、だったはずだ


それはそれで、見事だと思うのだが

私が、ブラボーだと思ったのは、そこではない

正直、あまりにも多くの元五輪選手が

問題を起こしているのを見過ぎてしまって

五輪のメダル、だけでは

観劇できない体質になってしまったのだと思う

……早い話が

  元五輪選手で、政治家になった方々

  橋本聖子サンを筆頭に

  それぞれが

  どうにも、感心できないお働きぶりで

  「正体見たり」という感じがするのだ……


私が、早田選手にブラボーと思ったのは

帰国会見の内容だ

今やりたいことは、という質問に

早田選手は

「鹿児島の特攻資料館に行きたい」と答えた

その理由は

「生きていること

 当たり前に卓球ができることが

 当たり前でないことを感じたい」

とのことだった


まさに、平和な世の中に生まれた

戦争のない国に生まれた

それだけで、「国ガチャ」に大きく当たった

大ラッキー、だと私は思っているのだが

確かに、生まれたときから平和で

平和が当然、誰も自分を殺しに来ないのが

当たり前だ、という世代の人には

それが肌で実感できないだろう

それを実感するために、特攻隊の資料館に行く

見事なこころざしだと思う

まさにブラボーだ


ただ、少しだけ

意地悪を言わせていただけるなら

特攻資料館をあえて選んだのなら

「当たり前が当たり前ではないことの実感」

という「自分の気持ち」だけではなく

だけではなく

生きようとしても、生きることを

許されなかった方々のために

どうぞ、安らかに、という

慰霊、鎮魂の思いを捧げてきたい、という

「他人への思い」が一言あると

なお素晴らしかったと思う


私は、特攻隊の施設には

行ったことはない

代わりに、というと語弊はあるのだが

靖国神社の博物館なら、行ったことがある

毎年、桜を見に行くついでに

時間ができたので、ふと立ち寄ってみたのだが

……正面のホールに

  ゼロ戦が展示してあり

  兵器関連の博物館かな、と

  一種の知的好奇心が刺激された、という

 かなりイージーな理由だったのだが……


正直、もっと「忠君愛国」を振りかざす

威勢の良い品物を集めた博物館を想像していた

実際の博物館は

幕末から始まり

ヨーロッパ列強の脅威にさらされることが

どれほど危険であったのか

歴史に沿って、事実を淡々と積み重ね

資料を並べていく

知的で、穏やかな印象の博物館だった


私がどうにも苦しくてならなかったのは

最後の数部屋

壁一面に飾られているのは

太平洋戦争の犠牲者の遺影だった

何部屋にもわたり、白黒の遺影が

四方の壁一面に、ずらりと飾られている


写真そのものは、あまり大きくはない

ドリップコーヒーのパックを

二回りくらい小さくしたくらいの

片手の手のひらと、同じくらいの大きさだ

その遺影が、司法のかべの天井近くから

目線の及ぶところまで、びっしりと飾られている


それぞれには、その方の亡くなったときの状況が

ごく短く、書き添えられている

全員が、亡くなった方だ


どうしても見ていられず

逃げるように、次の部屋に入った

そこも、慰霊の部屋だった

同じように、写真が連なっている

その次の部屋も、同じだった


逃げてはいけない、と言われているような気がした

知ることが、後の世代の義務だ、と

突きつけられている思いがした


遺影は、戦死者だけではなく

戦病死者、犠牲になった医療従事者

まだ若い、女性の遺影も複数あった

近寄って、キャプションを読んでみると

終戦直後、樺太で最後までソビエト軍の

侵攻状況を伝え続け、他の人々の避難を守ったあと

ソビエト兵からの暴行を受ける前にと

集団自決を遂げた

電話交換手の女性たちの遺影だった

……彼女たちの思いが、決して杞憂ではなかったことは

  満州の引揚者たちの証言や

  近年では、ウクライナ、特にブチャで起きた出来事が

  無言のうちに照明していると思う……


花嫁人形も飾られていた

キャプションによると

結婚することも無く、亡くなった方のために

ご遺族が、せめて、極楽では

この人形のように美しい花嫁と一緒に、と

神社に人形を奉納することが多かったのだそうだ


もう、たまらなかった

遺影の写真の目に、私は心底おびえた

あまりにも多くの不条理な死

しかも、私の三分の一くらいしか生きていない

人々の死が

四方の壁から押し寄せてくるようだった


ごめんなさい、でも、ありがとう、でもない

悲しみと、怒りと、いたたまれなさと

こんな非道いことがあっていいものか、という

自分でもなんと言えばいいのかわからない

どんな言葉でも表現できないような思いが

腹の底からこみあげてきた

遺影には、名前の後ろに「命」とつけられている

これは何だろう、としばらく考えていて

「みこと」ではないか、と思い当たった

日本神話の、神につく敬称のようなものだ


私は無神論者で、宗教は信じていない

靖国神社の合祀に関しても

大学時代、判例研究で扱った

これは、あまりすすめられたものではないとは

今でも思っているが

それでも、それとは全く別の次元で

この人達は神だ、神になったんだ、と

叫びだしたい気持ちだけは、わかるような気がした

そうでも叫ばなくては

余りにも救いがなさ過ぎるだろう


あの博物館のことを思い出すと

今でも、感情がぐしゃぐしゃになり、

上手くまとめられない

ただ、日本にほんの数十年前

こんな時代があったのだ

これが、現実なのだと、知ってほしい

ただ単純に、知ってほしいと思う

無かったことにして、忘れ去ってしまっては

あの、壁の大量の死者たちが

あまりにも、やりきれいだろうと思うのだ


早田選手がきっかけになり

この時代を知ろうとする、若い世代が

少しでも増えてくれるといいと思う

早田選手、本当にブラボーだ







2024年8月13日火曜日

百円で買える安全・スポーツホイッスル

南海トラフ地震要注意の

情報が出てから

すでに準備してあった防災用品を

再チェックしたり

あれこれと買い足したりしていたのだが


今日は新たに一品、買い足してきた

スポーツホイッスル

つまり、体育の時間に先生が吹いていた

小さな笛である


これは、防災というよりも

建物などが倒壊し、その下敷きになり

動きが取れなくなった時のためのものだ

ここにいます、と大声で叫び続けるのは

事実上、不可能だろう

周囲に水が無ければ、のども乾くだろうし

大声を出し続けるには、体力も必要だ

そもそも、近くに誰もいないことも

十分にありうる


そこで登場するのがホイッスルだ

肉声よりも、ホイッスルの音の方がよく響く

それに、体力が衰えても

笛を吹くことなら、できそうだ


なので、ホイッスルは肌身離さず

いつも持っていなくてはいけない

休日は、首から下げているが

職場では、そうもいかないので

ズボンのポケットに入れておくことにした


今はまだ、なんとなく違和感があるが

じきに、慣れてくるだろうと思う


私は一人暮らしだ

息子と孫はいることはいるが

私が住んでいるのは関東で、

息子一家は大阪だ

万一のことがあったとしても

私の安否を気遣ってくれる人は

周りには誰もいない、と割り切る方が良いだろう


自分の生活は自分で守る

もちろん、限度はあるだろうが

できる限りの最大限の手を尽くして

自分を守る努力と準備をする

それが、一人暮らしシニアの

いわば、「マナー」だろうと思っている


ちなみに、このスポーツホイッスルは

百均屋で買える

割合にメジャーな品なので

どこの百均屋でも置いてあると思う


百円で買える安全と安心

スポーツホイッスルは

かなりのお勧めだ








2024年8月12日月曜日

夏の料理は電子レンジ・ナスと豚肉とししとうの麺つゆあえ

 暑い

誰が何と言おうと、暑い

こういう時は、冷ややっこや

そうめんも美味しいが

せっかくの夏本番、夏野菜も食べたくなる

それに

私は、冷たい肉料理が大好きだ


なので、近所のスーパーで

豚肉のスライスが100グラム85円になると

必ず作る、夏の定番料理がある


その名も、ナスと豚肉とししとうの麺つゆ和え

名前だけですべてを語っているような料理だ


ナスは1本、乱切りにして水にさらす

豚肉は薄切り肉100グラム

ナスと豚肉を油であえ

めんつゆを大匙2杯ふりかけ

電子レンジにかける

大体の目安は、600ワットで7分くらいだが

豚肉に火が通り

ナスがやら若くなっていればOKだ


ししとうは洗って、ヘタだけをとり

通常はそのまま

少し大きすぎるようなら

半分に切って

豚肉とナスに追加

さらに、めんつゆを大匙2杯分追加して

600ワットで1分から2分

電子レンジにかける


これで、出来上がりだ


鍋もフライパンも使わないので

台所が灼熱地獄にならずにすむうえ

洗い物も少なくてすむので

とにかく、便利だ

味付けも麺つゆだけ

切るのもナスだけなので

とにかく、手軽で、便利で

それでいて、想像以上に美味なうえに

野菜が、「夏」を主張している


熱いまま、冷ややっこと取り合わせても美味しく

冷蔵庫で一晩冷やして

そうめんと取り合わせても、なかなかいける

多めに作れば、弁当のおかずにもなる


我が家の夏の定番メニューでもある

是非一度、お試しあれ







ししとうは、使い残しがあると面倒なので

1パック全部使ってしまう

大体、10本くらいだろうと思う


2024年8月11日日曜日

フワちゃん騒動・どう思う?

 もともと、あまりテレビは見ないうえに

バラエティ番組が嫌いだ

嫌い、というより、少しも面白くない

特に、芸人がひな壇で騒いでいるタイプのもの

どこがおもしろいのか、わからない

「ここで笑いなさい」とばかりに

大きくテロップを出すのも嫌いだし

しかも、そのセリフがほかの芸人を

傷つけるタイプのものだったら

全くもって、不快にしかならない


お笑いが嫌いなわけではない

笑点などは、楽しみに見ているし

時間のある時は、吉本新喜劇の

舞台中継も見ることがあるし

三谷幸喜は演劇、エッセイ問わず

無条件で、大好きだ

映画も全部見に行った

ちなみに

一番のお気に入りは「笑いの大学」だ


ただ、この頃のお笑いには

ついていけないところがあるし

数年前、キングオブコントだったか

大きなお笑いの大賞で

優勝したのが

「大きなイチモツを下さい」と

歌い倒すコンビだった時に

もう、若い者のセンスについていこうと

思うこと自体をやめた


なので

今回、騒動になっている

フワちゃんやら、やす子やら

どんな芸人さんなのか、CMでは見たことはあるが

芸そのものを見たことはない


だが、どうやら話をまとめてみると

やす子が

オリンピック関連のツイートで

『生きてるだけで偉い

 みんな優勝』という趣旨のことを書いたら

フワちゃんが

『お前は偉くないので死んでくださーい

 予選敗退でーす」と投稿

やす子が「とても悲しい」と答えたところから始まり

ブログが炎上

フワちゃんを非難する声が止まず


フワちゃんは

当人に謝罪します、とツイートしたものの

その直後に、友人と遊んでいるところを投稿

全然反省なんかしていない、と

ますます炎上


フワちゃんをCMに起用していた

グーグルピクセルが

かなり早い段階で

「他人を尊重できない人」は

社風に合わないから、とCMを降板

ラジオ番組も放送中止

すでに収録済みの番組も

フワちゃんの写っているところは削除しよう

という動きになって


やす子が火消しをしようとしたが、もう止まらず

現段階では、フワちャんが一定期間ではあるが

芸能活動休止を発表した


このフワちゃんは、かなり素行が悪かったららしく

礼儀知らずの遅刻魔としても有名で

どうやら、今までたまってきた

そういうイライラに

この発言で、一度に火がついた、という

状況のようではあるが


私は、一罰百戒的な意味で

とてもよいことだと思っている


理由は、とてもシンプルだ

他人に死ねと言ってはいけないからだ

私が唯一、これなら仕方がないだろうと思ったのは

自分が仕事に行っている間に

暴行目的で、妻と1歳の子供を殺され

残された夫が、裁判の時に

犯行当時未成年で、減刑の可能性のあった犯人に

極刑を希望します、といった

あの、血を吐く一言だけだ

……そもそも、あの「少年法」というヤツも

  私はどうにも納得できない

  子供なら罪を軽くするというが

  女性を暴行できる男は

  そもそも、子供なんかではあるまい……


いや、現在ではもっと軽い意味で

簡単に死ねよ、と言っている

実際に死を願っているわけではない、と

反論も聞こえてきそうだが


「死」という言葉を

そんなに軽く使うこと自体が、間違いだ

それが若者の流行だというなら

その流行の方が、間違っている

誰が始めたのかは知らないが

このあたりで、すっぱりと

世の中にはいくら冗談でも

言っていいことと悪いことがある

悪いことを言えば

社会的制裁を受ける、ということを

きちんと示した方がいいように思うのだ


それに、Yahooのコメント欄に多かったのが

「いじめっ子の口調そっくり」という意見だった

それだけ多くの人が

「死ね」という言葉を

たまたま学校やクラスが同じだっただけの

友達でも何でもない

赤の他人からぶつけられている

ぶつける方は、軽い冗談だというのだろうが

ぶつけられた方は、たまったものではあるまい


フワちゃんの処罰は、一見は厳しく見えるかもしれない

だが、この人はユーチューバーだ

芸能活動を休止したからと言って

多少の収入ダウンはあるかもしれないが

その日から生活に困る、というわけではない

たまたま、テレビやラジオに進出してきただけだ

元のユーチューバーに戻って

その、閉じられた世界の中で

ファンとよろしくやっていけば

十分に、生活費は稼げるだろう


まあ、これは私の年齢もあるだろう

死が、現実問題として身近になってきて

エンディングノートをそろそろ、という年代だ

私が言われたわけではないくても

「死んでくださーい」には

どうしても、反応は過剰気味になるというものだ


私の判断が厳しいのは

フワちゃんという、他人相手だかなかな、と

少し迷ったので

もし、孫から「死んでくださーい」と言われたら

どうするだろう、と想像してみた

全く、同じだった

とっ掴まえて、お尻を叩き

親(つまり、私の息子だが)を呼びつけ

葬式の日まで、孫は出禁だと

宣言するだろうな、と思った


親しき中にも礼儀あり、という

親しくない人の間では

ますます礼儀は守るべきもの

世代や、人によって

どこまでが限界、と感じるか

そのラインは、バラツキがあるだろう

しかし、ライン自体は確実にあり

それを踏み越えたら

相応のことがある、と

社会全体が、肝に銘じるべきだろうと思う









2024年8月10日土曜日

これはおすすめ・ヘルシー、プチプラ、美味の三拍子そろったフルーツロール

 何の気なしに見ていたXで

嬉しい記事を見つけた


「近所のドンキでスネイルボブを見つけた」


思わず、飛び上がった


と、これだけでは、何のことやら

さっぱりわからないと思うので

少し、解説をしようと思う


「ドンキ」というのは

「激安の殿堂」と銘打った

筋金入りのディスカウントショップ

わりに、日本中どこにもありそうで

私の家の近所にも

日が落ちた後のウォーキングにちょうどいい距離に

1件、2階建てのメガドンキという

巨大店舗がある


そこで、「スネイルボブ」という菓子を

売り出した、ということなのだが


この「スネイルボブ」が

私の「推し」なのだ

そもそも、「スネイルボブ」とは

菓子というよりは、ドライフルーツに近い

ドライフルーツを、ペースト状にして少し乾かし

柔らかいグミのようになったら

これを、消防車のホースのように

くるくるとまいたものだ

砂糖などの甘味料を一切使わない

ナチュラルで、ヘルシーなのに加え

噛まずに食べられるので

最晩年、食べることも難しくなった父が

これだけは、美味しく、楽しく、口にすることができていた


これは、実は、ウクライナの菓子だ

昨年まで、ゼレンスキー大統領の肝いりで

ウクライナの物産展のようなショッピングモールが

ネットで開かれており

ウクライナの名のあるメーカーは

菓子、ジャム、はちみつ、のような食品から始まり

服、靴、テーブルクロス、化粧品、レザー製品まで

各社がとりどりに出品していた


言語は日本語に訳されており、代金も日本円で

カードで購入することができた

我が家では、送料のことも考えて、少し多めに

20個入りのケースを4箱くらい注文していた


フレバーは10種類近くあったと思う

父は甘い果物が好きだったので、マンゴー味がお気に入り

私は少し酸味と癖のある、ラズベリー&アップルが

一番好きだった

毎朝、寒い時期に、ブラックコーヒーとスネイルボブ

それに、チーズトーストと少しのサラダ

少し早起きしても、朝食はきっちりとすませ

寒さを防ぐためにも、小走りで駅を目指す

父が生きていたころの朝が、大好きだった


父が世を去った年の暮れ

その、ショッピングモールも解散となった

今では、ネットに跡地はのこっているものの

店の案内が、全部ウクライナ語になっていて

翻訳が難しいのと

海外送金の手続きが、どうしても上手く行かないので

もう、スネイルボブは諦めていたのだが


Xの記事によると、そのスネイルボブが

ドンキホーテに、大量にあるらしい

一つ100円しない程度のお値段

店によっては、50円のところもあるそうだ


くどいようだが

スネイルボブは砂糖を使っていない

純粋に果物の甘みだけなので、ヘルシーだ

それでいて、しっかりと果物の味がする

通常のジャムより、果物らしい

妙な着色料も使っていないので

見た目は悪いが、安心できる


ウクライナでは、子供用のおやつの定番なのだそうだ

若い母親たちが、

これなら安心して自分の子供に与えられる、と

思うような菓子、なのだから

これは、血糖値が気になるシニアや

ダイエット中の中高年には

まさにびったり

日本に輸入すれば、かなり成功するだろうと

思っていた

もし、手元にそれができるだけの資金があれば

私自身が起業したかったくらいだ


あれがまた、食べられるのかと思うと

嬉しさと懐かしさで

日が落ちるのを待ちきれずに、

近所のドンキホーテに出かけて行った


場所は、食品売り場、特に菓子売り場を探した

ドンキホーテは、通路が狭く、品数が多い

探しても探しても見つからずに、

とうとう、品出し中の店員さんに聞いてみた

すると

その店では、ずっと前から扱っていた

……知らなかった!!悔しい!!……

で、売り場は少し外れた方に移動させた

……どうやら、売れなかったらしい

  これは、無理もない

  パッケージが、悪すぎるのだ

  あの箱だけを見て、どんな商品か知らなければ

  私だって、絶対に買ってはいない……


で、もし、その棚にあれば、あるけれども

もしなかったら、在庫切れ

次の入荷は未定、とのことだった

どうかありますように、と祈りながら

その棚を見に行ったところ

……アイスクリームの冷凍ボックスの隣

  本当に、目立たない、移動式の小さな棚で

  これなら、目立たないあまり

  まだ残っているのではないか、と思ったのだが……


ダメだった

一つも無かった

売り切れだった


どこかに、私以外にもファンがいたのか

ウクライナ支持者がいたのか

残っていた分は、全部買い占められていたらしい


私は残念だはあったが

ウクライナの産業のためには良かった

これで、少しでもウクライナの経済がまわり

破壊された病院を建て直したり

子供達のための医薬品を買いそろえることが

できたりすれば

何よりではないか

細かい我欲は捨てよう

もう還暦だ、そのくらいの成熟は

見せてもバチは当たるまい

……と、日記には書いておこう……


やはり、どうしてもスネイルボブが

諦めきれないので

宮崎の地震から1週間を超えて

南海トラフの危険が、少し低くなったら

電車賃と時間はかかるが

渋谷のメガドンキに遠征して

スネイルボブを探しに行こうと思っている


ちなみに、これがスネイルボブのパッケージと

中身の画像だ

思わず、引きそうになった方のために

繰り返して言うが

美味しい

そして、ヘルシーだ

さらに、プチプラだ

パッケージを見つけたら、だまされた、と思って

一つ、ぜひ食べてみてほしい

そして

もし渋谷のメガドンキでこのパッケージを見つけても

どうか、私のため

買い占めだけは、しないでいただけると

一つ弐つでも、残しておいていただけると

非常にありがたい

















これが、パッケージの写真
カタツムリ君が、なかなかのレベルで
食欲を破壊している気がする

















これが、中身の写真
くるくるとまいてあるので
カタツムリのイメージであるらしい











2024年8月9日金曜日

夏休みの予定・試験勉強と自宅夏祭り

 明日からは暦の上では三連休

私は、土曜日だけは出勤で

その代わりに、火曜日が振替休日

有給休暇を水・木・金ともらって

なんと、八連休になる


なので

日帰りで、遊びに行くつもりだった

目的地は、箱根

寄木細工を買って、ロープウェイに乗って

日帰り温泉につかり

昼食、夕食までたっぷり食べてから

帰りの電車で、暗記物を勉強したり

うつらうつらと眠ったりして

「夏の思い出」を作る予定だったのだが


今日、神奈川県で地震があった

震度5で、箱根登山鉄道は止まってしまった


恐ろしいことに、これと南海トラフは

全く関係がないのだそうだ

ヘタをすると、南海トラフと同時に

首都直下型地震がありうる、という

ということなのだろうか

オマケに、当初、遊びに行く予定だった箱根は

南海トラフの要注意地域にも

あがっている


つまり、地震を考えたら

絶対に避けなくてはいけない地域

ということになりそうだ


少しばかり、がっかりはしたが

これも、もっとしっかり勉強しなさいという

天の声のような気がしてきた

九月に試験があるというのに

八月に浮かれていては、仕方がない

八月の夏休みは、集中して勉強して

ここで一気に、ボーダーライン超えを目指す


その方がいいと、頭ではわかっていたのに

せっかくの夏休みだから、と

安易な方に流れようとしたのがいけなかった

……と、日記には書いておこう……


ともあれ

ここしばらくは、家を離れて

帰宅難民になるのもイヤなので

図書館も避けて、なるべく自宅学習

夏は試験の天王山、と

高校時代を思い出して、ギアをあげていく

疲れたら、「自宅夏祭り」をすることにした


子供っぽくて、少々恥ずかしいのだが

私は、たわいもない調理家電が大好きで

見かけると、つい買ってしまう

これを全部、押し入れから出して並べれば

夏祭りの屋台程度の物は

全部作れてしまう


自宅用かき氷機で

かき氷の作り放題、食べ放題

スムージーの飲み放題

ポップコーク作り機で、ポップコーンも食べ放題

一人用ホットプレートで

お好み焼き、ソース焼きそば、フランクフルト

全部作れてしまう

トドメに、キャンディーから綿あめを作れる

「綿あめ製造機」で

レモンとパイナップルの

トロピカルフレバーコットンキャンディーも食べられる


これに、スーパーで買ってきた

線香花火でもすれば

最高の夏の思い出の出来上がりだ


余った予算は、九月の私の誕生日を

盛大に祝うための軍資金に回せばよいだろう


そう考えていたらむしろ

箱根の温泉よりも、自宅夏祭りの方が

面白そうな気がしてきた

だが、とりあえずは

夏祭りを楽しむためにも

受験勉強を頑張るとしよう


ファイト、私!!




2024年8月8日木曜日

賢く怖れる南海トラフ②・デマに注意

 SNSが発達して

一番困ったことが、誹謗中傷とデマだと思う

特に、デマは人が不安になったときに

不確実な情報を拡散させる


デマを信じて、良かれと思って

知人や友人に転送して

善意のまま、デマをドンドン広げてしまう

困ったちゃんも発生する


まず、信じる相手を選んだ方かいいと思う

原則として、Xの情報はデマだと

思った方がいい

正しい情報なら、発信者は

自分の顔と名前をさらして

信頼を得て

そのうえで、情報発信をするはずだからだ


そして

情報は、官公庁発のもの以外は

信じない方が良いと思う

役人というのは、平常時は頭が固くて

ルール以外のことはしないことも多いが

特に、国家公務員はそれぞれが

非常に能力の高いエキスパートではある

こういう時に

一番正確に情報を読み取り

国民に向けて、正しい情報を

少しでも早く発信することのできる

基礎知識と、能力と

精密で、優秀な機械や装置を扱えるのが

官僚たちであることは

良くも悪くも、厳正な事実ではある


出所不明の

胡散臭いデマに振り回されることなく

冷静に、情報を取捨選択する


地震は恐ろしいが

賢く怖れる

年齢を重ねた分だけ

若い者たちの手本になれるような

行動をするかどうかで

今後のシニア層の評価も変わる余地がある


今が、踏ん張りどころだ