2024年10月18日金曜日

明日は何をしてすごそうか・川崎、生田緑地バラ園(入場無料)で園内ゴージャス、薔薇散歩

金曜日の夜は、いつもワクワクする

今週末はどう過ごそうか

来週に試験を控えているので

あまり羽目は外せないが

せっかくの休みだ

少しばかり、羽を伸ばしておきたい


特に

私の住んでいる関東地方では

明日の最高気温の予想は、なんと29度

真夏並みの暑さになるらしい

夕方くらいに、ぶらりと出かけて

ある程度、秋晴れを満喫できるところは

どこがいいだろうか


少し考えていて、はたと思いついた

川崎市、向ヶ丘遊園の跡地が

バラ園になっている

期間限定で、春と秋の、それぞれ二週間ぐらいしか

開館しないのだが

入場は、無料という

かなりの「太っ腹」のバラ園だ


今年は、ちょうど明日

19日から、開園だ

しかも、川崎市は今年が市政100年の記念イヤーらしく

花火などの、市のイベントには

気合が入りまくっていた

この「生田緑地バラ園」も

キッチンカーや、音楽イベント

バラの栽培講座など

実にはなやかな企画が、盛りだくさんだ


これなら、開園中に

何度か、通い詰めても

行くたびに楽しむことができそうだ

往復の時間はテキストの読み込みにあてれば

勉強にも、さほど差しさわりはないだろう


これぞ、「大人の遠足」

しかも、費用が掛からないのが

ますますうれしい


早く明日にならないかな







2024年10月17日木曜日

追悼・さよなら西田敏行さん

 今日、Xを見ていたら

トレンドワードに「西田敏行」が入っていて

何か、新しい役を始めたのかな、と思って

yahooニュースを見てはじめて

亡くなられたことを知った


まだ76歳、現在の男性の平均寿命は81歳

まだまだ、お若かったと思う


つい数日前まで、仕事の話をしていた

今日も、仕事が入っていたとのこと

亡くなられたのは、ご自宅で

ベッドの上で、冷たくなってた、と

記事には書かれていた

原因は何か、現段階では分かっていないそうだ


心臓がお悪い、という話は

かなり前から聞いていた

二年前の大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」では

後白河法皇の役を演じていたが

体調が悪く

すべてのシーンを座ったままでなくては

演じることができなかった、と

聞いたことがあった


心臓と脳は

本当に早く、あっけないほど

家族と同居していても

家族も気づかぬうちに、世を去ることが

多いと聞いている

西田敏行さんも、心臓に持病をお持ちだったそうだ

介護とも、認知症とも無縁で

文字通りに、生涯現役を貫かれたが

ファンの一人として

あまりに突然の旅立ちは

何か、もぎ取られていったようで

とても寂しく、ショックだ


西田敏行さんといえば

私にとっては、「釣りバカ日誌」の「浜ちゃん」役だ

映画としても

同時上映されていた、寅さんシリーズより

釣りバカシリーズの方が好きだった


西田さん演じる「浜ちゃん」は

一種、私の理想の生き方でもあった

私は、喘息の持病があり

それだけでも、会社のいわゆる出世競争からは

外される立場にあった

その中で

「浜ちゃん」的な生き方

つまり

仕事はするが、一番大事にするものは仕事ではない

家庭と、自分の好きなこと

ただ、どこまでも「いい人」で

その人のファンがおり

何か、ピンチになれば助けてくれる人が

たくさんいるような生き方

こんな風なのも、いいな、と思えた

それが、一時期、本当に救いになった時期もあった


古い大河どらま「をんな太閤記」の

秀吉役も、よかった

秀吉は、小柄でサル顔という

イメージとは違っていたが

あのドラマの秀吉には

西田敏行さんがぴったりだったと今でも思う


私の大好きな

三谷幸喜さんの映画

「ザ・マジックアワー」で演じた

町を牛耳る悪のボス・天塩役も、

コミカル・シリアスどちらも演じ分けられる

西田敏行さんの持ち味が

とてもよく出ていたが

一つあげろといわれれば

「ステキな金縛り」で演じた

落ち武者の亡霊・更科六兵衛役を選びたい

西田敏行さんの面白さが

全作品のなかでも、一番爆発しているのが

この、「素敵な金縛り」だと思う


「釣りバカ日誌 ファイナル」の中では

三途の川で、死者の衣を奪う

奪衣婆を演じ

冥途に迷い込みかけたスーさんこと、鈴木社長と

服を奪い合ううちに、三途の川に落ちて

生き返ってしまうシーンがあったのを

複雑な気持ちで、思い出している


何を演じても、どこかに温かみと

愛嬌のある、いい役者さんだったと思う


ご冥福を、お祈りします

ちなみに、貼ってあるのは

「ステキな金縛り」のポスター

まだ見ていない方には、ご供養の意味も込めて

一見をおススメする

この映画では、あの世とこの世の地続き感が

非常に強い上に

笑って、泣けて、追悼にはベストな

一本だと思う




2024年10月16日水曜日

コンビニ通いで認知症予防!?

 今月の26日に

ジェロントロジー検定を受ける予定だ

ジェロントロジーというのは、聞きなれない言葉だが

日本語に直すと、「老年学」のことだ

「老年学」でもまだ、聞きなれない言葉であることには

変わりない気もするが

用は、医学、心理学、経済学、法学など

あちこちに散らばった

「シニア世代がどう生きれば幸せになるか」の

情報を集約して

よりよい社会を目指す、という学問だ


なので

取り扱う分野の中でも

健康、特に、認知症関連は

かなりの割合を占める

出題範囲の中でも、毎回頻出のテーマだ


で、勉強していて思ったのだが

認知症の予防について

残念ながら、現在の医学では

「これをやれば完全に予防することができます」

というほど、明確な方法は

まだ、見つかっていないのだそうだ


だが、「これをやっておくと、いいんじゃないかな」という

程度のもので良ければ

かなりたくさん、見つかっているのだそうだ


具体的には

 ① 有酸素運動をすること

 ② 無酸素運動(つまり、筋トレ)もすること

 ③ タバコを止めること

 ④ 栄養のバランスをとること

 ➄ 単調な生活を送らないこと

 ⑥ 指を動かすこと

 ⑦ 歌や音楽を楽しむこと

   (同時に体を動かすトレーニングができると最高)


などなど、だそうだ


そして、面白い記事を見つけた

「有酸素運動」はウォーキングでも十分

「単調な生活をおくらないこと」は

普段と、ちょっと違ったことをするだけで充分

ただ、これを積み重ねることが大事

なので

なるべく、歩いて買い物に行き

毎回一つだけ、今までに買ったことのない

珍しいものを見つけて、買うようにする

その程度でも、十分効果はあるのだそうだ


そこまで読んで、あっ、と思った


私の家から、歩いて20分くらいのところに

ファミリーマートがある

……と言っても、ド田舎に住んでいるわけではない

  通勤経路の最中に

  セブンイレブンと、ローソンはあるのだが

  ファミリーマートだけが、少し離れている、という

  だけの話だ……


ファミリーマートに行くだけでも

往復、40分歩くことになる

少し、腕を振って大股に歩けば

十分、ウォーキングになる

それに

コンビニはたいてい、三か月に一度くらいは

新商品を発表している

しかも、新商品は〇〇シリーズ、と銘打たれていて

何品目か、同時発売になっている


ということは

40分のウォーキングでファミマに行き

新製品を買うだけで

なんと

認知症予防ができる、ということになる


気が付いたとたんに、なんとなくうれしくなり

早速、ファミマにお買い物に出かけた

目指すはただ一つ

「世界No.1 パティシエ 安食雄二監修」

……あくまでも「監修」である

  安食氏が作ったわけではない、念のため……

「パンより贅沢。スイーツより満足。」を

キャッチコピーにしているシリーズ3品の中から

「焼きチョコクロワッサン クイニーアマン仕立て」だ


1コ185円也、これに消費税がかかるので

普段なら、まず、買わない品物なのだが

認知症の予防とあっては

仕方がないだろう、と

日記には書いておこう


ワクワクしながら、一つ抱えてきた「お宝」だ

夕食に食べては、糖質過多になり

「バランスの取れた食事」という

認知症予防の指標に引っかかってしまうので

明日の朝食として

大事にとっておいてある


また、これはネット情報なのだが

日記などを書くことも

認知症予防に効果がある、とのこと

「焼きチョコ」パンを食べ

食レポを書き

認知症を予防する


あまりに良いことづくめで

考えただけでも、楽しくてたまらなくなる

試験が全部終わったら

認知症予防用に、新しい食レポブログでも

作ってみようか、とも思っている


請うご期待、というところだ




2024年10月15日火曜日

防災用にいいかも・スマホ用ソーラーバッテリー

 私の住む関東地方では

つい先日も、地震があったばかりだ

震源地は、千葉だそうだが

私の働いている東京のビルも、かなり揺れた


防災用品は、南海トラフの話がでたときから

少しずつ買いためているので

愛猫も私も

10日くらいは、援助物資が来なくても

なんとか生き延びることはできそうだ


職場で話していて

結局、一番怖いのは

スマホの電池が切れることではないか、という

結論で一致した

防災用ラジオがあれば

情報は手には入るが

知り合いと連絡がつかない、というのは

ものすごく、不安だろうし

孤立感も高まることだろう、と話していたら


そんなもの、何でもないですよ、と

隣の部署の中堅組から、声をかけられた

「スマホのソーラーバッテリーを買えばいいんですよ」

え?という感じで

話をしていた人だけではなく

周囲の人たちまで、振り向いた


そんな便利なものがあるのなら、早く言ってほしかった


この、中堅社員氏は、趣味がソロキャンプ

気候が良くなると、車にテントを積んで

毎週末には

秩父あたりの山奥に出かけていくのだそうだが

その際に、絶対に必要なのが、スマホ

電池切れを起こさないために

ソーラーバッテリーを必ず積んでいくのだそうだ


この、中堅社員氏のソーラーバッテリーは

折り畳み式で、全部広げると

小型の風呂敷くらいある

それを、スタンドで立てて

太陽光線を集めて、電気に変えて

スマホにつなぐシステムなのだそうだが

これは、かなりの本格派で、お値段も本格的

その代わりに、防塵、防水機能がついているそうだが

「被災地の避難所で使うのなら

 もっと小型の、お手軽タイプでいいと思いますよ」とのことだった


売っている場所だが

キャンプ用品店で探すと

冬山登山にもっていっても大丈夫なような

高級機種しか扱っていないところが多いので

ネットで探す方がいいだろう、と

アドバイスをいただいた


防災用なら

単に、ソーラー充電だけではなく

LEDライトなどもついている方が

便利だろうと思って

少し、高級機種を探してみたのだが

どうやら、5千円が相場のようだ

これなら、手が届く

防災バッグに詰め込まなくても

普段使いもできそうだ

ゆとりができれば

2台購入して

1台は避難袋の中、1台は普段使い

万一のことがあった時も

1台は自分専用、もう1台は避難所共有にして

みんなで使ってもらうことも

できることもできるかもしれない


いい情報をありがとう、と

お礼に、普段飲んでいる、銀座の老舗のコーヒーの

ドリップパック(1つ23円也、福袋で買うとかなりお得になる)を

進呈したところ

一緒に話を聞いていた同僚たちも

僕からも、俺からも、と

次々と、プチギフトを進呈し

中堅社員氏の両手には

ドリップコーヒー、ティーバック、スティックのフルーツティー

味好みミニパック、ハイカカオチョコレート

トドメに、みすず飴(オブラートにくるまれた、小さなゼリー状の菓子)

まるで

ちょっと早めの、ハローウィンのようになっていた


ちなみに、下の写真は「みすず飴」だ

シニアの好みのおやつは、どういうわけか

みすず飴と

黒飴なのだそうだ

確かに、私も両方とも大好きだ

とはいえ

私の場合は、六花停のレーズンサンドも

きくやのラムボールも

浪花屋の柿の種も大好きなので

あてにならない話かもしれないが





2024年10月14日月曜日

年寄りは尊厳死させろと主張する政治家がいる恐怖

 せっかくのブログなので

いつも、気持ちの温かくなるようなことを

書くようにしたい

あとから読んで

「生きているのは、楽しいな」と思えるような

文章を残したい、と思っているのだが


今日という今日は、完全にブチ切れた

国民民主党の玉木代表の

「社会保険料を下げるために

 高齢者の尊厳死を法制化する」

発言だ

あんまりにもトンデモなので

デマだと思われるのもいやなので

ソースを貼っておく

党首討論の、1:41:49秒あたりからの

玉木代表の発言だ

これは、どう見ても単なる言い間違いだの

クチが滑った、だのというレベルを

超えているように見える

間違いなく、確信犯だろう

https://www.youtube.com/live/6Nzad4UvEuI?si=IOjIUL17AQfFi-47


そもそも、安楽死や尊厳死、という言葉を

完全に間違って使っている

安楽死とはどんなものかすら

わかっていないだろうと思う


安楽死を一番、正確に描写したのは

手塚治虫の「ブラック・ジャック」で登場する

安楽死専門医、ドクター・キリコだろうと思う

このドクター・キリコは作品中で何度も

安楽死と自殺とは違う、と主張する

ブラックジャックは良く、自殺志願者を

ドクター・キリコのところに連れて行くのだが

……これは、完全に安楽死を理解したうえでの

  ブラックジャックの、ドクター・キリコに対する

  単なるいやがらせである、念のため……

そのたびに、ドクター・キリコは

俺がやっているのは安楽死だ

自殺の手伝いなんかできるか、と

激怒している


ドクター・キリコが主張するのは

病気やけがの苦痛が耐えがたく

死期が切迫していると明白な場合に限り

苦しみから逃れるために

完全に自分の意志で死を選ぶ場合

手法も、資格のある医師の手で

苦痛を与えないように行う

この条件がそろって初めて、安楽死と認められる

ドクター・キリコも、ここではじめて

「仕事」を請け負う


ドクター・キリコが安楽死を扱うようになった

設定も非常に優れている

ドクター・キリコはベトナム戦争に軍医として送られ

戦場で、決して助からない

それでいて、なかなか死ぬことができず

重症のけがの痛みに苦しまなければいけない

そうした兵士たちから

楽にしてほしい、と頼まれ続けた

これが、きっかけ、という設定だ


さすが、医師でもあった手塚治虫の代表作だ

安楽死とはどういうもので

どういう必要性があると考えられているのか

単なる自殺とはどう違うのか

正確に、わかりやすく、まとめているうえに

ストーリー性も、非常に巧みだ


それが、不勉強な政治家にかかると

「死期の切迫」という大事な条件を

完全に見ないふりをして

死ぬときに苦痛がないのが安楽死、と

単純すぎる判断をしているようだ


「尊厳死」となると

これに、さらに条件が付け加わる

治療不可能な病気にかかっている、という

条件までは同じだが

患者が意識を回復する見込みがなくなった場合

延命治療を中止する

つまり

積極的に、薬などを投与して

死を招くわけではない

ただ単に、自分の意思を表示できない患者に対して

生命維持装置を止める、という話だ


もちろん、尊厳死も患者の意思が必要だ

そのために

「自分の意識がなくなり

 機械につながなくては、心臓も動かず

 呼吸もできない状況になったら

 機械を止めて、自然に任せてほしい」という

リビング・ウィル

別の言い方をすれば、エンディングノートに

一言書いておいた方が、絶対に良い、ということになる


だが、書いていないときでも

今の病院は、非常に緻密で

高齢者が命に係わる病気で入院するときには

入院前のアンケートとして

どのような終末医療を望んでいるか

本人が意識がない場合は

付き添ってきた家族が記入するように

制度が整っているので

望まない延命措置をされる可能性は

かなり低い

なので

尊厳死自体も、以前と比べて

あまり問題にならなくなってきてはいる


ここで、話をもとに戻すが

玉木代表の発言

終末医療を施さない、というのは

尊厳死とは、全くもって、別の話だ

しかも、目的は、社会保険料を下げるため

つまり、金のためだ

一番大事な、患者自身の意思、という点を

まるまる、無視している

治療をすると、金がかかる

金を使いたくないから

治療をせずに、早く死んでもらおう、とは

何という歪んだ発想だろうと思う

自分の親にも、そう言えるものかどうか

まず、玉木代表が自分で経験してから

いってもらいたいものだと

私個人としては、思っている


それに、終末医療は

何も、高齢者にだけするような措置ではない

例えば、小児がんの患者や

年齢を問わず、事故によるけが人もいる

心臓発作などは、50代くらいから起きている

こうした患者すべてに対して

「金がかかって、社会保険料が高くなるから」と

ほったらかして、死ぬのを待とう、とは

ディストピア小説のあらすじではないのかと

本気で疑いたくなってくる


おまけに、この党の候補者がXで

「子供に迷惑をかけないために

 尊厳死を選ぼうとおもわないのか」と

ますます、ディストピアな擁護をしていた


いや、だから

尊厳死とは、そういうものではない

この候補者の主張は

私には、「子供に迷惑をかける」と脅して

自殺強要をしているようにしか見えないのだ


もっと言えば

日本は、同調圧力の国だ

建前は、志願者だけだったはずの特攻隊も

全員が、七生報告の

熱烈志願者だけではなかったことは

よく知られている通りだ

もし、「尊厳死法制」などが通ったら

「あの人、病気が治らないのにまだ生きてる」

「この人は、もっと早く尊厳死を使ったのに」などと

考えたくもない同調圧力が加わるのは

誰の目にも明らかだろうと思うが、いかがだろうか


そもそも、高齢者は国民健康保険料も

介護保険料も、きっちりと収めている

保険料を踏み倒しているのならともかく

政府から言われた額をきっちりと払っていて

その対価であるサービスを受けようとすると

子どもに迷惑だ、とイチャモンをつけるのなら

そもそも、保険料を取るべきではないだろう


例えば、これが民間だとして

レストランに入り、メニューを見て、納得し

料理を注文したら

「これ、金がかかるんだよね」と

横柄に対応されて

料理は出してもらえなかった

それでいて、料金だけは銀行から

強引に引き落とされた


こんなことが起きたら、間違いなく炎上騒ぎ

責任者は、謝罪会見で平謝りだろう

健康保険だから、国がやっているから

そんなことで、責任逃れのできるような

レベルの話ではあるまい


それに、「この保険料で、このサービス」と決めたのは

政治家たちではないか

健康保険が赤字だというのなら

赤字にならない手法を考え出せ、と

官僚組織に命じるのが、行政府の長である

政府の仕事のはずだ

つまり、すべては議員と政党が無能だったせい

政治のミスではないか

それを、高齢者に

しかも、命で払え、などと

完全に筋が違うだろう


しかも

役に立たない高齢者は、終末医療を受けずに

早く死んでくれ、と言い出したら

次に来るのは

高齢者以上に役に立たない、重度の障碍者も

医療措置の必要はない、と言いかねない

その次は、

重い病気などで、労働能力をなくした

生活保護受給者の

医療措置をとめるのだろうか

それでも足りなければ

生産性がないと、杉田議員に絡まれた

LGBTや、不妊症の女性、無精子症の男性

結婚していない一人暮らしの男女に

死ねというのだろうか


死ね死ね団ではあるまいし


子どものために死になさい、が

まだ、通るのは

楢山節考の、人が普通に飢え死にするくらいの

極端な貧困の村の場合だけだろう

しかも

この村でも、姥捨てに対する

同調圧力があった


今の日本は、飢饉で餓死者が出るわけではない

むしろ

最高の税収を記録しているではないか

この税収を使って

きちんと配分を行うのが

一番最初にすべきことだろう

少なくとも、姥捨て山の真似事をする以前に

超富裕層への税率アップを考えてはどうかと

思うのだが、いかがだろうか





2024年10月13日日曜日

エンディングノートのアップデート

 一時は、喘息の発作・入院コースの

一歩手前まで行っていた体調が

このところ、だんだん戻ってきた

体力も回復してきたので

明日は、両親の墓参りに行かれそうだ


それで思いついたわけではないが

せっかく、家でのんびりできたので

エンディングノートを少しアップデートしてみた


エンディングノートというと

最初、週刊誌が取り上げていたときは

自分の葬式をどうしてほしい、だの

生命保険はどこに入っているか

貯金はどの銀行に、いくらあるか、などなど

死後の処理をわかりやすくして

遺族が困らないようにする覚書だったのだが


少しずつ、内容が進化してきた

しばらくすると

終末医療、たとえば、胃ろうをつけるか、つけないか

意識がなくなった時の延命措置をどうするか、など

受けたい医療措置、やめてほしい医療措置を

書いておくようになった


今では、単に自分の意識がなくなった時の

伝達事項だけではなくて

まだ、健康で活力のある時に

「どんなふうに生きるか」

「やりたいこと、行きたいところ」

などを書き出して

よりよい、質の良いシルバーライフを送る

いわば、自分用の羅針盤づくりも

含めるようになってきた


今日、私の修正した条項は

主に、「今後、やりたいこと」リストと

愛猫、のえるさんの行先だ

のえるさんは、保護猫団体にお願いする

その分の費用は、すでに払ってあるので

連絡だけすればよいこと

それ以外にも、お礼と持参金を兼ねて

私の貯金のなかから、いくばくか

保護猫団体に寄付をするように、遺言しておいた


やりたいことのリストは

短期と、長期に分かれている

短気は、今年中にやりたいこと

長期は、年をこえるもの、だが


短期の目標リストに追加したものは

 ・ドライフルーツを作る

 ・抹茶味の砂糖豆のレシピを極める

 ・ハロウィン用のかぼちゃパイ、濃厚なものを作る

 ・東京の三鷹にある、ウクライナ料理店に行く

 ・国立バレエ団の、学生たちの公演を見に行く

 ・箱根のラリック美術館に行って、スイーツを食べる

 ・イギリスロイヤルバレエ・シネマで

  「不思議の国のアリス」を見る

 ・千葉の京成バラ園に秋バラを見に行く

 ・神奈川の生田緑地に秋バラを見に行く

 ・スカイツリーのプラネタリウムに行く

 ・アロマテラピー1級に受かる

 ・ジェロントロジー検定に受かる

 ・横浜で開催の、ルピシアグランマルシェに行く


大好きな紅茶を飲みながら

楽しい夢を思い浮かべて書いているうちに

どんどん増えてきてしまった

これは、きちんと計画を立てて

一つ一つこなしていかなくては、と

思うにつけても

ワクワクが止まらない


長期の方は

 ・コレステロールを正常値に戻す

 ・スペイン語検定,A2レベルに合格する

 ・ファイナンシャルプランナー1級の実技に合格する

 ・部屋のリフォームプランを作り始める

 ・再就職の準備をする

 ・温泉に1泊旅行に行く

 ・体験乗馬に行く

 ・東京芸大の公開試験に通い詰める

 ・簡単料理のレシピ集をまとめる


やりたいことがたくさんありすぎて

役職定年だけでは、時間と体力がまま割り切らない

これに、元から書いてあったこと

例えば、「上野+新しい箇所1か所で花見をする」

だの

「toeic900点を取る」

だの

「フラワーアレンジメントを習う」だの


全部合わせると、200項目くらいになっている

明日は、墓参りを済ませたら

残りは、家でのんびりと

この、エンディングノートを整理して

やりたいこと、手軽にできること、費用の掛からないこと、

の三つの基準で

ABCのランク付けをして

どこから手をつけていくか

楽しい空想にふける予定だ


予定というのは、きちんと準備すれば

確実に実現化するが

もし、実現しなくても

何をしようか、と考えているだけでも楽しく

ワクワクが止まらなくなってくる


体は動かせなかったが

おかげで、今日も楽しい一日が過ごせた

能天気ながら、私の人生は

やっぱり、バラ色のような気がする





2024年10月12日土曜日

低予算で楽しめる三連休の行き先

 かなり悪化して

一時はどうなるか、と心配していた喘息も

昨日、今日とかなり落ち着いてきて

この分なら、明日あたりは

両親の墓参りにでも行けるかな、という

感じになってきたのだが


もし、体が悪くならなければ

この三連休に、遊びに行きたかったところがあった

「東京都・公園散歩」だ


私の住んでいる関東地方には、立派な公園がたくさんある

「公園」といっても

小学校のそばにあるような

ブランコとすべり台、お砂場完備の公園ではない

数百円くらいの入場料を取るが

全部回るだけで、30分はかかるという

旧大名庭園などを残して、公園にしたところだ


例えば、東京ドームのすぐそばにある「後楽園」

新宿の高島屋のすぐ隣の「新宿御苑」

新橋近くには「浜離宮恩賜庭園」があり

特に、この「浜離宮恩賜庭園」では

来週あたりから、特別ライトアップをして

夜間の「お月見散歩」イベントが始まる

時間は夜の9時までなので

仕事の後に、のんびりと出かけられるのだが

これは、開催期間はほぼ一週間

喘息の発作が出ていないときは

ぶらりと遊びに行くのだが

今年は大丈夫かどうか、少しあやしいところだ












暑くもなく、寒くもない

こんな時期には、アウトドアが最高だ

しかも、この時期は菊の花の時期とも重なる

新宿御苑をはじめとして

菊のイベントを開いている公園が多いので

おひとり様でぶらりと行くのもおすすめだが

趣味友達を誘って、写真を撮ったり

ヘタの横好きのスケッチをしたりするのも

また、楽しい


そもそも、こうした「大人の公園」は

登山まではいかないが

ピクニック、アウトドアが好き、という人には

こたえられないほど、魅力的だ

都会の真ん中にあるというのに

反対側が見えないくらいに広く

中にはたいてい、茶室などがあるから

風流に、和菓子と抹茶の、和風ティータイムを過ごすこともできる

樹齢数百年の大きな木に囲まれ

森林浴を楽しむこともできる

それでいて、入場料は300円程度

シニア割のきくところまである


私は、秋のお出かけスポットは

たいていが、都内の公園巡りだ

おまけに、この時期にはスタンプラリーを開催していて

都内の公園9か所をめぐると

来年のカレンダーなどの豪華賞品の当たる懸賞もついている

自然を味わい、季節を楽しみ、費用は控えめ

三連休のお出かけに、ぜひともおすすめだ


今回は、東京都のことばかり書いたが

神奈川県では、例えば

港の見える丘公園、三渓園、山下公園と

観光地にまでなっている公園も多い

千葉なら、なんといっても千葉公園だが

私個人の好みとしては、海浜公園が最高だ

昔、京都に住んでいたころは

宇治の塔の島公園、桜の丸山公園、鉄道を見に梅小路公園

怪談もある宝ヶ池公園、と

ほぼ毎週末、公園巡りをしていたものだった


おそらく、身近なところで探してみれば

案外と、簡単に見つかるのではないかと思う

こうした公園が

子どもの遠足くらいにしか使われていないのは

実にもったいないことだと思う

大人こそ、公園を、と

思わず、力いっぱい訴えたくなってしまう


ちなみに下の写真は

浜離宮庭園の、期間限定クルーズ船

確か、500円だったと思う

とてもロマンチックで、楽しいイベントではあるのだが

夕方の四時半くらいで終了なので

要注意だ






2024年10月11日金曜日

これは傑作・QBBのチーズデザート6P  フランボワーズ&ライチ~ローズの香り~

 このところ、気温が極端に変わったせいで

喘息の発作までは出なかったものの

その一歩手前

のどが、ヒューヒュー、ゼイゼイいう

「喘鳴」という状況にある

半分、首を絞められたようなもので

ほとんど呼吸らしい呼吸ができないので

買い物などにも行けず

まあ、それでも冷蔵庫&冷凍庫にあるもので

なんとかしのぐ、というよりも

満足のいくものが食べられている


体調が悪い、というよりも、極悪なので

台所に立って、料理というわけにはいかず

すでに出来上がっていて

それをそのまま食べればよいもの

ヨーグルトや、チーズ、レトルトおかゆや、缶詰が

ほとんどなのだが


その中で、特に

「これは大ヒット」と思うものがある

QBBの6Pチーズの一種

「チーズデザート」という

チーズケーキのようなシリーズのうち

季節限定の新製品

フランボワーズ&ライチ ~ローズの香り~ だ


たまたま、パッケージが美麗だったのと

ライチは私の大好物なので

なんの気なしに買いこみ

買い置き状態になっていたのだが

私個人としては、「大ヒット」のうちだ


6pチーズなので、そうそう大きくはない

かじれば、三口くらいのサイズだ

厚みも、そうあるわけではない

なので、物足りないと言えば物足りないのだが

それを補って、あまりある美味だ


まず、香りがいい

アルミ箔の包みを開けたところから

ライチの香りが強く漂ってくる

商品名は「ローズの香り」だが

ローズ自体は、言われてみれば

確かにあるかな、という程度で

さほど目立ちはしない

何といっても、ライチの香り

それに、ごく控えめに、ほんのりと

ローズの香りが寄り添っているのが

最後にわかる程度

という程度のイメージだ


控えめと言えば、控えめではあるが

私は、ジャスミンティーモ

香水を飲んでいるような気分になって

あまり好きではないほうなので

この程度で抑えてくれている方が、好きだ


口に入れると、最初に感じるのは

チーズケーキの味わい

それに、ライチがしっかりと自己主張をしている

ライチ味のチーズケーキかな、と思ったころに

一拍おいて、ラズベリーの甘さがきいてくる

ラズベリーも、癖のある味で

好きな人は好きだが、苦手な人は苦手、と

はっきりしているのが普通だが

このチーズのラズベリーは

さほど、強く主張をしない

イチゴよりは、野生的ではあるが

何か、優しい果物の甘み、という印象だ


これは、紅茶が欲しいと思った

アッサムあたりの、どつしり、しっかりした

コクのある紅茶と合わせて

食後のデザートにしても良いし

お茶請けにしてもよさそうだ

市販の製菓用タルトカップを買ってきて

その中に、このチーズを細かく切って詰めれば

それだけで、即席チーズケーキとして使えそうだ

少なくとも、コンビニデザートよりは

数段、美味のように、私には思えた


買い物に出られないせつなさもあって

余計に、おいしく感じられているのかもしれないが

ともあれ、これは私にとっては大ヒットだ

しかも、私の近所のスーパーでは

6Pチーズがよく特売になり

180円で出ることがある

6コ入りなので、一つ30円

お財布にも優しいところが、ますます好きだったりする








2024年10月10日木曜日

10月26日に受験します・ジェロントロジー(老年学)検定

 喘息の発作、とまではいかないが

気道が細くなって、ゼイゼイ、ヒューヒューと

不気味な呼吸音がしている

体が大事なので

仕事の方は、有休をいただいた

あまりにも、申し訳ないので

連休明けには、お詫びにお菓子でも

差し入れようかとは思っているのだが


体調がこうなると、ただひたすら

休んでいることしかできない

ただ、少し呼吸が楽になってくると

さすがに、退屈してくる

かといって、テレビなどをみていると

妙に疲れてしまう

ぱらぱら、と眺められて

疲れたらすぐにポンと放り出して

目を閉じてしまえるものがいい


なので

体調が戻るまで

ジェロントロジーのテキストを読んで

過ごすことにした

何を隠そう

今月末、26日には

ジェロントロジー(老年学)の検定試験があるのだ


そもそも、ジェロントロジーとは何かというと

20世紀になってから、初めてできた

新しい分野の学問で

「老年学」と訳されている

とても早い話が、高齢者が幸せに生きるには

どうしたらよいか

今まで、医学、心理学、金融、社会学、などなど

細分化されていた情報を一つに集めて

高齢者の生き方、と

大きくまとめた学問をいう


これが、非常に面白い

例えば、現在、一人暮らしの高齢者は5人に1人

これから、どんどん増加する傾向にある、とか

日本の個人消費の5割以上は

65歳以上のシニアによる消費だ、とか

それ出ていて、半径500メートル以内に

食料品店がなくて

生鮮食品を買うことができず、困っている高齢者は

200万人以上いる、とか

覚えるのは大変だが

非常に興味を惹かれる内容だ


高齢者の心理や、地域デビューの方法

認知症になったときの、公的な保護の制度まで

幅広い内容なので

勉強しておいて損はない、と思った


最初は、興味本位で

公式テキストを読んでみたのがきっかけだった

読んでいるうちに、見事にはまった

私が特に惹かれたのは

栄養に関する部分で

高齢者でも、必要な栄養素とその分量は

青年期と、ほぼ変わりはない

特に、タンパク質は若者と同量が必要で

俗にいう「粗食は長生き」というのは

単なる迷信、しかも、有害な迷信として

「フード・ファディズム」と名前までついている、と

学んだ時には

思わず、うめいたものだった


どうせなら、形にしておこうか、と思い

検定試験も受けることにした

というのも

この試験を申し込んだのは

ファイナンシャルプランナーの実技試験の前で

実技試験は必ず受かるだろう、と

自信があったからだ

ファイナンシャルプランナーの試験を終えて

手のすいたときに勉強するのに

ちょうど良いだろう、などと

甘すぎる考えを抱いていた


ともあれ

検定料は払い込んでしまったし

ほかに特にやることもないし

テキストは薄く、ちょっとしたパンフレットと

同じくらいの大きさと厚さなので

何といってもお手軽だし、と

三拍子そろっているので

何はともあれ

無理をしない範囲で勉強して

今月の試験に臨もうと思っている


正直、喘息がなんとか収まってくれて

集中して勉強できれば受かるだろうが

発作が悪化したら、それで終わりだ

合否の結果は、喘息しだい

なので、あまり思いつめず

とりあえず、気楽にやろうか、と

のんきに考えている


ちなみに、下の写真は公式テキスト

一読するだけでも、かなりためになるし

何よりおもしろいので

週刊誌の「シニアの生き方」記事をよむくらいなら

こちらを読んでみることをおススメする




2024年10月9日水曜日

今夜と明日がヤマ

 私は喘息の持病があり

季節の変わり目は、発作の可能性が高い上に

気温が極端に変わると

ますます、その可能性が高くなる、と

昨日のブログに書いた


昨夜は、なんとか発作が出ずに済んだ

だが、今日の日中はますます大変だった

私の住んでいる関東では

気温が全く上がらず

ほとんど、冬の初めくらいの温度

長袖だけでは足りず、上着が必要だった


こうなると、もうどうしようもない

唯一できることは、とりあえず病院に行くこと

帰ってきたら、温度調節をした部屋で

何はともあれ、休むことだけだ


役職定年になっているので

仕事は、あまり責任の大きなものは無い上に

私の喘息の持病は

人事課も知ってるくらい、有名なものなので

この時期に、急ぎの仕事が割り振られることは

現役時代にも、ほとんどなかった

なので

当日ではあるが、何の心配もなく有給休暇をいただき

今日、明日、明後日と

ひたすら、療養に励むことにした


天気予報によると

寒いのは、今晩までで

明日からは、また気温が回復するとのこと


ということは、また明日も

発作を心配しながら

びくびく過ごすことになりそうだが

正直、そんなことばかりやっていると

あまりに、陰陰滅滅としてきて

別の病気にでもなりそうな気がしてきたので

何か、楽しいことを考えることにした


そういえば、まだ10月の

「自分の機嫌を取る」プレゼントを

考えていなかった

何にしようか、とあれこれ迷った末に

今月は、物ではなく、体験をすることにした

10月に、ルピシアという紅茶メーカーが

「グランマルシェ」という、紅茶フェスをやる

場所は、横浜

入場には予約は必要だが

入場料は無料だ


入場無料、これはいい

これに行こう、と決めた


横浜といえば、中華街だ

その日は、朝から家を出発して

港の見える丘公園を散歩、バラ園を見学

坂を下って、中華街まで歩き

あまりこまない、穴場の店で

麻婆豆腐を食べよう

焼売をいくつか買ったら

午後のティータイ―代わりに、紅茶フェスティパル

ちょうど良いルートになるだろう


この、「ルピシアグランマルシェ」は

昨年も行ってみたところ

非常に楽しかった

一種の展示即売会ではあるが

ルピシアで販売している、ほぼ全種類の紅茶が

10パーセント引きで販売しているうえに

そのほぼ全部の種類が、試飲できる

かなり、おトク感のあるフェスティバルだ

フェス限定の紅茶も出ている

闘茶コーナーもあり、茶を飲んで、その種類をあてる

「美味しんぼ」の山岡が大喜びしそうな

ゲームもあった

ルピシアは、食品やスイーツも販売しており

レストランコーナーもあった


それに、何より気に入ったのは

ルピシアの専属バンドの音楽ショーだ

ルピシアは、北海道のメーカーで

北海道には、直営のレストランも経営している

そこのステージに出ている、ジャズバンドだ

とにかく、アレンジがしゃれている

「ずいずいずっころばし」や「茶摘み」のような

どう聞いても、小学校唱歌にしか、ならないような曲を

見事に、あかぬけたジャズに編曲して

軽やかに歌っている

あまりに気に入ったので、去年はCDまで買い込んだくらいだ


ルピシアでは、クリスマスごとに

新しい種類の

クリスマスイメージの紅茶を発表している

今月は、クリスマス紅茶を一つと

北海道のジビエメニューを一つ

あとは、フルーツティーと、お茶請けのスイーツを何か


そう考えているうちに

陰々滅〃は、いつの間にか消えてくれた


まだ、喘鳴は残っているが

……喘鳴というのは

  俗にいう、喘息患者ののどが

  ヒューヒュー、ぜーぜーと音を立てる、あれのことだ

  気道が狭くなつているので

  笛が音を立てるのと同じ原理で

  のどが鳴ってしまうのだ……


あと数時間

今日の寒さと

明日の、急激な温かさを乗り切れば

この喘鳴も終わるだろう

そうしたら、ルピシアだ


紅茶とフェスがあるのだ

楽しいことなど

ちょっと探せば、ゴロゴロ転がっている

元気になって、楽しみを

拾いに行かなくては、もったいないではないか


まだまだ、頑張れるぞ!!




2024年10月8日火曜日

体調絶不調・どうか発作がでませんように

 私の住んでいる関東地方では

昨日と今日で、すっかり気温が変わった

昨日は、とにかく暑く

日当たりのよい私のオフィスでは

クーラーのお世話になったものの

それでもまだまだ

仕事帰りには、冷たい麦茶を

何杯かあおったものだった


今日は、打って変わって

半袖など着ていたら

間違いなく風邪をひくだろう、という寒さだ

タンスの奥から、トレーナーを引っ張り出し

押し入れの奥底から、毛布も出し

とにかく、温かく、体をいたわろうと思う


というのも

私には、喘息の持病があるからだ


もともと喘息は

季節の変わり目に、発作が出やすいが

それだけではない

気温の変化に、とても弱い

一日に十度以上の寒暖差があると

まず、何かではかったように

デジタル式に、発作が起きてくる


強い薬で止めようと思えば止められるのだが

強ければ強いほど、副作用も強い

特に、私の場合はジンマシンが出る

しかも、内臓にだ


こういう時は、一人暮らしというのは

何とも、心細い

父と同居していたときには

いざとなれば、父の部屋に行き

ぶっ倒れていれば

父が救急車を呼んでくれるだろう、という

安心感はあったのだが

父を見送って以来、完全に一人だ

救急車は、自分で呼ばなくてはいけない


だが、喘息の発作というのは

気道が極端に狭くなっている

つまり、ずっと首を絞められているようなもので

わずかに息ができるだけ

おかげで窒息せずにいられる、という状態なのだ

とうてい、会話などできた状態ではない

119番に電話をしたとしても

住所を伝えることができない


だが、不安に思えば思うほど

発作がひどくなる傾向もある

なので

ここは、すっぱりと割り切るしかあるまい


夜中に発作が出て

呼吸困難になったら

ジンマシンが出てもいいので

強い薬で発作を止める

止まっている間に、タクシーを呼んで

救急病院に送ってもらう

ジンマシンの処置は、病院についてから

丁寧にやってもらえばいい

ジンマシンで死ぬことはないのだから


肝をすえたら、少し気持ちも落ち着いた

今夜さえ乗り切れれば、まあ、なんとかなりそうだ

こんなことなら

いつ、暖房をつけてもいいように

エアコンの掃除は早めにやっておくのだった


もし、今夜をなんとか持ち越せたら

明日は、必ずエアコンの掃除をすることにしよう


どうか、うまくいきますように

どうか、発作がでませんように





2024年10月7日月曜日

「ご自愛」しかない生活・一人暮らしシニアの極楽生活

 NHKの朝の番組

朝ドラが終わってすぐの時間帯に

「アサイチ」という情報バラエティーがある

この特集が、案外と面白いものが多く

ちょくちょく、ビデオにとっているのだが


今日の特集は「ご自愛」

つまり、自分で自分をいたわって

幸せに過ごす方法

「あなた流を教えてください」

というようなものだった


一通り、ビデオを見終わった感想としては

「一人暮らしシニアは、極楽だ」


というのも

一人暮らしなので、誰かのために

時間や労力を取られることがない

とりわけ、介護がない


番組の中では

認知症のある、親の介護をしている人の

VTRが映ったが

これは、相当に苦しそうだった

番組が紹介した人は

それでも、「ご自愛」を実践していた


その人は、近所のスーパーで

300円以内、と決めて、タコを買い

丁寧に下処理をして

自宅でたこ焼きを作ること

認知症で、噛むことのできない親のためには

具を入れないたこ焼きを作り

フードプロセッサーですりつぶして

食べられるようにしている、と紹介されていたが

私には、とてもではないが、真似できないと思った

ひたすら、頭の下がる思いで見ていた


一人暮らしシニアには、この苦労が無い

……ちなみに、私は両親を見送っている

  父は、いわゆる「ピンピンコロリ」で

  頭脳は、最期の時まで、私よりもクリアーだった

  自分の最期は自宅で迎えたいという希望だったので

  退院し、自宅で療養し

  そのまま、自室のベッドで眠りについた

  なので、私はほんの1週間ほど

  介護、というよりも「ナンチャッテ介護」を

  したようなもので

  まるで、父が、父の死後に「私は何もしなかった」と

  自分を責めることのないように

  少しだけ、介護の真似事をさせておくか、と

  考えていたような感じがした……


家族の食事を用意する必要もなければ

朝、何度起こしても起きてこない家族に

イライラすることもない

夕食も

作りたければ、自分で作るが

面倒なら、帰宅途中に外食するのも自由だ


仕事がなければ

寝る時間、起きる時間も好き放題

見たいテレビを見るのも

少しくらいは勉強をしてみても

ジムに通ってみても

月の予算の範囲内ならば

なんの問題も無い


しばられるのは、月々の予算と

出勤、退勤の時刻だけ

あとは、完全に自由だ

「ご自愛」のある生活、どころではない

生活全体が、自分好みにアレンジできる

「ご自愛」しかない毎日だ


おまけに

私は、月に2千円から3千円の範囲で

「自分のご機嫌を取る」

費用を使っている

すると、毎月一つずつ

自分の好きなものが増えていくわけだ


例えば

ジェットストリームのCD・二枚組

ジムで着るTシャツ・アディダスブランド

ロイヤルコペンハーゲンの小物入れ・古物屋で購入

江戸切子のグラス・B級品

ダロワイヨのマカロン・B級品

神戸のラスク・半額フェア


好きなものが、どんどん増えていく

好きなものを使う、幸せな時間も

どんどん増えていく


そのうえ

一人暮らしをしていると

嫌な人と、付き合わずに済む


例えば、嫌な親戚だ

この先、私の葬式に来てもらうくらいしか

付き合いたくはない、と思うような親戚なら

付き合いも、フェードアウトしたとしても

誰も、咎める人はいない


職場もそうだ

これは、どうしても顔を突き合わせないと

いけないかもしれないのだが

この人間関係も、かなり薄まってくる


役職定年になっているので

いわゆる「出世競争」など、過去も過去

決して戻らない世界だ

こうなると、社内には誰一人「ライバル」がいなくなる

同期もそうだ

年金額などには差が出るかもしれないが

再就職も、天下りができるような立場ではない

実力で、職を探して、見つけていく

ライバル、というより、戦友

情報交換仲間、という色彩の方が

ずっと濃くなってくる


どうしても離れられないのは

職場の「教育係」だけだろう

と言っても、シニア層が教育するわけではない

完全に、逆だ

新人や、平社員がやっているような事務は

確かに、入社直後にやってはいたものの

現在では、すっかり電子化されているので

根本から、やり方が変わっている

若い同僚に先生になってもらい、やり方を教えてもらう

それが、役職定年後のシニアの立場になる


こうした同僚たちは、ほとんどが、かなり年下だ

ありがたいことに、年齢差のおかげで

そこそこの距離を保っていられる

昔の人は良く言ったもので

「君子の交わりは淡くして水のごとし」

この典型例になってくるのだ


距離感が近すぎると、どうしても

くだらない感情的な藩閥も出てくるだろうが

たがいに、敬語をつかい、「サン」で呼び合う

昼食は別、酒の席は無しだが

昼休み終了前のコーヒーくらいは

自席で一緒に飲み

数分の世間話くらいはする

朝晩、笑顔で挨拶のできるという

職場での人間関係の距離感が

私にとっては、非常に心地よい


まさに、一人暮らしシニアこそ

ストレスフリーの理想の人生

自分が倒れた時に、見つけてもらえるように

病院に運んでもらえるように、という

部分だけをきちんとしておけば

最高のライフスタイルだと

私は思っているのだが、いかがだろうか




2024年10月6日日曜日

これは超便利・ノンフライクッカー

 私が、今年の自分の誕生日に

自分に贈ったプレゼントは

1人用の、小型ノンフライクッカー

5000円也だった


ノンフライクッカーというのは

文字通り

油を使わずに揚げ物を作れる調理家電だ

揚げ物、というのは正確ではない

ポット式の機械の内部ポケットに

食材を入れておくと

熱風が起きて、食材を油で揚げたような

食感にしてくれる、ということだ


外はカリッと、中はふんわりと

コツはいろいろありそうだが


現在、作ったものは、たいてい大成功をしている

一番簡単なのは、フライドポテトだ

単にジャガイモの皮をむき

スティック状に切り

天ぷら油でも、サラダオイルでも、オリーブオイルでも

とにかく、油を絡めておく

余熱したクッカーに入れて

200度で10分、中身のジャガイモを裏返して2分

これで、ジャガイモ1個分のフライドポテト・油無しが

簡単に出来上がりだ

電気代を入れても、80円くらいの実費だろう


感激ものだったのが、ナスの揚げびたし

まず、ナス1個を一口大の乱切りにして

切ったナスに油を絡めておく

ナスは油と相性が良いので

ただ切っただけの、生のナスでも

十分、油を吸ってくれる

これを、クッカーの中に入れ

180度で8分、ナスを裏返して2分

これで、ナスの素揚げの出来上がりだ

これを、めんつゆにつけておくだけだ

私は、市販品よりもずっとおいしいと思った


揚げ出し豆腐もできる

豆腐は、水切りをした後で

1丁を、16分の1くらいに切る

分厚いので、厚みも半分にした方がいいと思う

これに、片栗粉をまぶしつけ

あれば、オイルスプレー機で油を霧吹き

無ければ、スプーンで上と横に油を塗る

200度で10分、裏返して6分

これで、豆腐にはちょうど良く、衣もつくので

このまま、めんつゆに浸しておくだけだ


買うときには、すぐに飽きてしまわないか

買っても結局、押し入れの肥やしにならないか

その点を一番心配したのだか

それどころか

非常に便利な調理家電として

毎日、酷使されている


今後、大活躍しそうなのは

朝の弁当作りの時だ

クッカーにかけて10分くらい

放っておけるのが、ありがたい

サクサクの揚げ物風で、油がないので

弁当に入れても、油が染み出すという

あの、恐怖体験をしなくてすむ

さすがに、めんつゆは使えないが

揚げ物同様に、塩で食べればよさそうだ


明日あたりは、唐揚げか、メンチカツなど

弁当のメインのおかずになりそうなものに

チャレンジしてみようかと思っている

うまくいけば、儲けものだ

弁当のQOLが爆上がり間違いなし


誕生日のプレゼントが

これほど、大当たりなのも珍しい

どうやら、今年は「何か持っている」年らしい、と

一人でニンマリとしている