2024年9月13日金曜日

一人暮らしの強い味方・見守りサービス機を設置

 私は父の介護のために同居を始め

昨年、父を見送ってから

一人暮らしになっている


一人暮らしと言っても、愛猫「のえるさん」と

同居なので

親しい家族と一緒に暮らしているのと

同じようなものなのだが

一番困るのは、私が倒れデモした時だ


そのまま、変死体になってしまうのも

あまり面白くはないが

もっとこまるのは、のえるさんの食事、水など

面倒が見られないこと

私と一緒に共倒れ、など

あまりに哀れで、

それこそ、死んでも死にきれないだろう


もし、通勤中に交通事故にでもあって

意識を失って、入院でもした時も同じことだ

私の入院中に、

食事がとれなくなつた「のえるさん」が、と

考えただけでも、ゾッとする


なので

私が家の外で倒れたとき用に

「ネコの助け合いサービス」というものに加入した

一月500円くらいだ

保護猫団体のやっている事業で

財布などの、一番最初に

「この人はだれだろう」とチェックされるものの中に

「ネコを飼っています

 私が意識を失っていたら

 この団体に電話して下さい」という

手帳や、カードをくれる

それを、毎日持ち歩いていれば、

とりあえず、私が意識不明になっても

愛猫、「のえるさん」の安全だけは

確保される、というわけだ


家で、人事防いでぶっ倒れた場合

これも心配は心配だが

あまり、高価なサービスは契約できない

なので、三千円くらいで何かないか、と探していたところ

丁度、理想的なものを見つけた


部屋の片隅に、置時計くらいの箱を置いておく

その箱からは、レーザーだか、赤外線だかが出ていて

箱の前を通ると認識して

安全保障会社に、「この人は元気ですよ」と

信号を送る

だが、一日、全くその部屋に入らず

箱の前を横切らないと

箱が「異常を感知しました」と

安全保障会社に通知し

レスキューの人が来てくれる、という仕組みだ


そして、そのレスキューの人の緊急連絡先に

さっきの、保護猫団体の電話番号を書いておくと

家で私が倒れた場合にも

私は、最悪でも24時間以内に病院に送ってもらい

愛猫、「のえるさん」は保護猫団体に

無事にレスキューしてもらえる、という仕組みだ


一人暮らしというと

倒れて、そのまま誰にも気づかれないかもしれないって

怖くないですか、と聞かれることがよくあるが

それは、「怖い」ママにして

何も手を打たないでいるからだと思う

特に今は、高齢か、若いかにかかわらず

一人暮らしの人が、とても多くなっているので

一人暮らし用の安否確認サービスも

かなり充実しており

自分のニーズに合わせて

価格も数万のものから、千円を切るものまで

いろいろとある

要は、探すか、探さないかの問題なのだと思う


ちなみに、価格が一番安かったものは

一月550円

一日の間に、冷蔵庫の開け閉めがあったかどうかで

安否を確認し

一日に、一度も冷蔵庫を開けないと

離れて暮らしている家族のスマホに連絡がいく、

というシステムだ

550円は格安だが

私の場合は、私の隅かが関東

息子は今は、大阪の外れに住んでいる

平日であれば、スマホに連絡が行ったとしても

まず、息子は来ないだろう

次の休みまで放置されるのが目に見えているが

それでは、どうしても遅い

なので、私のニーズには会わない、と判断して

これは除外した


警備会社、家電会社、弁当の宅配、それに、郵便局まで

見守りサービスはいろいろな会社がやっている

外食一回分で、おつりの出る額のところも多いので

気になる方は、ぜひ一度

ネットで「人ら暮らし 見守り」で検索し

いろいろと調べてみることをおススメする


本日、この小さな見守り機械がついただけで

なんだか、肩の荷が下りたようで

とても安心した

これも、「金で買える安心」の一つかな、と思っている





2024年9月11日水曜日

あきれた話・斎藤知事

 ちょうど私が

ファイナンシャルプランナーの試験に必死で

ほとんど新聞も、ニュースも見なかったころから

スタートした、このスキャンダルも

そろそろ終わりが見えてきたと思う


兵庫県の、斎藤知事の

超ド級のスキャンダルだ


とても簡単に、今まで起きた事件を

ダイジェストでまとめてみると


・知事の資質に大きな問題点があると発覚する

  具体的には

 ① 視察に行くと、物をねだる

   カニ、カキ、机、レザージャケット、ワインなど

   そもそも、物をくれる所にしか視察に行かない

   地域の人からは、迷惑なので来ないでほしいと

   言われるに至った


 ② パワハラがひどい

   エレベーターが来ないと激怒するので

   30分ボタンを押す係りを作らせた


   気に入らないと、わめき散らし

   机をたたき、物を投げる


   車に乗っていたときに

   車の侵入停止のところでとめて

   20メートルほど歩いてもらうだけで激怒

   帰りの時には、侵入停止を無視して

   車を玄関に横付けさせた


   予約必須の飲食店で、予約せずに食事を出させ

   閉店時間が来ても、居座る

   理由は「俺は知事だぞ」


   深夜、休日に不要不急のチャットを送りつけ

   即レスを強制する


 ③ 公金の不正支出を行う

   野球の優勝パレードの寄付金が集まらないので

   地域の信用金庫に

   支援金の名目で金銭を渡し

   優勝パレードの寄付金にキックバックさせた


 ④ 県知事選挙がらみでの不正があった

   知事のシンパである県の職員の幹部を通じて

   期日前に、投票依頼などの

   選挙活動を行った

   知事自身も、次の選挙での投票依頼を

   商工会議所にむけて積極的に行った


 ⑤ 補助金カットをちらつかせて

   商工会議所などに、大量のパーティー券を

   購入させた

   


こういうことがあったので

役所で働いている職員サンの1人が

内部告発を行った

内部告発は正式なもので

法律で、身分を保護し、告発者を探してはいけないと

規定されているものだった


ところが

これがひどい結果になった

イジメどころの騒ぎではない

警察の捜査でもここまではやらない、というよりも

令状なしで、こんな捜査をしたら

間違いなく違法捜査となり

上層部の首がいくつか飛ぶような

重大な人権侵害の違法行為を行った


定年退職を数日後に控えており

次の仕事も決まっていた告発者の

定年を取り消し、閑職にまわし

辞めさせずに、職員としてキープしたうえで

県の幹部職員や、副知事と一緒になって

徹底的にいたぶった


探してはならないと決められているはずの

内部告発者をしらみつぶしに探し

私物のパソコンを押収し

中味を見た上に

内部告発とは全く無関係の

プライベートをばらすぞと脅したうえに

内部告発はウソ八百と濡れ衣を着せ

公務員失格と罵倒した


このお気の毒な犠牲者は

「死をもって抗議します」との遺書を残し

自ら命を絶たれた


その後、議会が百条委員会という

特別調査委員会を開いて

各方面から証言を集め

知事自身の弁明も聞いたところ

職員の半数近くが、パワハラがあったと証言

ところが

知事は、現在でも自分には非はないと言い張り

こんな状況でふがいないと悔し泣き


この知事をかばい続けててた

日本維新の会は

大阪の地方選挙で初めて

現役の市長が落選

この時、支持者の多くから

あの知事の見方をするのはおかしい、と言われたことから

方針を転換

他の政党と一緒に

辞任要求を提出したのが、今日のことだ


とても単純に言って

これはもう、立派な犯罪だろう

警察が動くべき話なのではないかと思う

特に

法で定めた、公益通報に関する規定に違反したこと

公金支出に問題があること

パーティー券を強制的に買わせたこと

よってたかって、一人をいたぶって

自殺にまで追い込んだこと

明らかに、犯罪だろう


特に、私が引っ掛かっているのは

自殺に追い込んだ部分に関してだ

私が大学生の頃だから

もう、かれこれ40年近く前の話なのだが

刑法各論の授業で

暴力を用いなくても、人を精神的に追い詰め

傷つけた場合には、傷害罪が成立する、と

習った記憶がある

その時の事例が、あまりにもユニークで

今でも忘れられない


「毎日毎日、嫌がらせの無言電話を繰り返した結果

 相手が神経を病んで、おなかをこわしたばあい

 傷害罪が成立する」


いや、ノイローゼになった、というなら

まだわかるのだが

無言電話で、おなかをこわすだろうか

架空の例題ではあるにせよ

何と、ユニークなキャラクターか、と

その時は、へらへら笑っていたのだが


この事案は、間違いなく

知事とその取り巻き五人が、

よってたかって、いじめ殺したのだ

傷害致死罪、あるいは、殺人罪くらい

成立するのではなかろうか


公金の不正支出は、背任罪の疑いもある

公職選挙法違反は確実だろう

パーティー券は、場合によっては

脅迫か、強要罪だ

で、私の結論は

警視庁は、忖度をするな

悪い奴は、きちんとぶち込め、である

東大の入試も、忖度が横行しそうな世の中だが

警察や司法くらいは

公平・平等であって欲しいと思う





   


 



2024年9月10日火曜日

戦慄の年金プラン・小泉進次郎案では生きていけなくなる

 Xのトレンドワードに

「戦慄の年金プラン」とあり

また、大げさな、と思いつつ

なかみを見て、唖然とすると同時に

心底、身震いがしてきた

これでは、なんの誇張も無く

暴動を起こしてくれと言っているようなものではないか


簡単に内容をまとめると

これは、自民党総裁選でトップを走っている

小泉進次郎の出した年金改革案

非常に早い話が

年金の給付を、現在の65歳から

何と、10年先延ばしして

75歳からにする、という案

本人は、「80歳からでもいい」と

言っているそうだ


ちなみに、「戦慄の年金プラン」と名付けたのは

日刊ゲンダイ

さすがジャーナリスト

上手いキャッチコピーをつける、と

感心している場合ではない


私はこの案は絶対に反対だ

単に、自分がもらえなくなるからではない

……もっとも、私個人としては

  これでは話が違う

  強制的に取り上げた保険料を全額、耳をそろえて返してほしい

  その額で、民間の保険会社と契約して

  もっと上手に運営するから、と

  言いたいところではあるが……

この案は、完全に片手落ちだからだ


老齢年金は、現段階ではシニアの最大の収入源だ

特に、定年延長で65歳まで働いたあと

小さな仕事を見つけ

趣味と実益を兼ねて、小遣い稼ぎ

それに、あまり多くはないが年金と

退職金を合わせて

自分の老後、施設入居や、介護費用まで

なんとかまかなっていこう、というのが

現在のシニアの資金計画の

アウトラインのようなものだ


これが大きく崩れる

65歳から75歳まで

一切収入がなくなる時期が

10年発生してくるのだ


本来、定年延長と

年金の開始時期が遅くなるのは

車の両輪で

両方がそろって初めて実施しなくては

年金受給者の生活がガタガタになる

だが、現在は75歳までの定年延長など

夢のまた夢

65歳でも、いい方だ

65歳になれば、確実に職場からは放り出される


65歳から75歳

年金をもらえるまで10年分の

生活をまかなう貯金がなかったら?

路頭に迷うしかない

もし、10年間を生き延びたとしても

この時期に貯金を使い果たして

80歳くらいで老後破産したらどうなるか

これも、単なる時間の問題で

結局は、同じ結論

施設の費用が払えなければ

施設も追い出され、行き場をなくして

路頭に迷うしかない


たとえ、幸運にも再就職の口が見つかったとしても

最低賃金ギリギリだろう

それに、70歳を過ぎれば

体のあちこちに不調が出たり

疲れやすくなったりで

毎日8時間、肉体労働はできないだろう

月額賃金は、生活保護より低い額になりそうだ


しかも、これは実にラッキーな

ごく一部のシニアだけの話だ

というのも

都会の真ん中に住んでいて

銀の匙を加えて生まれてきた

二世政治家には、思いもつかないことだろうが

日本には、「地方都市」というものがたくさんあるのだ

しかも

地方都市では、東京都内と比べて

バスや電車という公共交通機関が

あまり発達していないところが多い

つまり

自家用車が無いと、通勤が難しいところが多いのだ


75歳なら

免許返納した方がいい、と言われる年齢に

完全に引っ掛かるのに

免許がなくては、仕事に行かれなかったら

どうやって、収入を得ろというのだ


職種の問題もある

タクシードライバーや宅配ドライバーに限らず

不動産の営業など、車を使う仕事はたくさんある

こうした仕事についている人は

免許を返納したら、仕事ができない

現役時代、こうした仕事をしていた人は

完全に失業、無職、収入ゼロの憂き目をみるが

かといって、70からの転職は

相当厳しいだろう

こうした人達への保障が、全くない


もっとひどいのは

認知症のことを、全く考えていないことだ

認知症の発症率は20%だ

つまり、20%の人が、働きたくても働けない

10年分の収入がゼロになるのに

介護費用だけは払わざるを得ない

つまり、一方的に

金銭が出ていくばかりになるのだ


これでは、本人も苦しいし

もっと苦しいのは、親の介費用を

払わざるを得ない、子供たちの世代だと思う


親が70歳で認知症を発症し

親自身の生活と介護のために、親の貯金を使い果たしたら

今度は、子供世代が

その額を支払わざるを得ない


70代の子供、と言えば、50代くらいだろう

多くは、まだ住宅ローンが残っている世代だ

子供の教育資金も、まだ必要という家庭も

かなりあることだろう

この世代は、自分たちの老後資金も

用意しなくてはいけないというのに

さらに、親の介護費用まで払わなくてはいけなくなる

これでは、50代の子供世代の経済状況が

ガタガタになってしまう


更に

年金支給が75歳になるというなら

せめて、自己防衛に、貯金に励まざるを得ない

夏がこれだけ暑くなると

クーラー代だけは、払わざるを得ないので

それ以外の、衣服、娯楽、旅行、新聞、雑誌、本

まだある、シニアが良く行く、映画、芝居、カラオケ、趣味の教室

家庭を彩る、インテリア、花、外食、交際費

こうした、「生活に必要ないもの」は

切り詰めるだけ、切り詰めないと生きていけなくなる

今でさえ業績が冷え込んでいる

新聞社や、町の書店は

一体いくつ、つぶれることだろう


現段階でも、

「60代以降の貯蓄率が高すぎる

 この世代が消費に回さないから

 経済の活性化が進まない」

と言われているのに

これをますます増進してしまえば

景気はますます悪化するだろう


小泉のお坊ちゃまは、ここまで考えて

年金改革案を出しているのだろうか

私は、ファイナンシャルプランナーの試験に

落ちたばかりのおバカなのだが

このおバカにも考え付くような

ごく単純な理屈も考え付かないなら

確かに、どこかの記者が言う通り

「知的レベルが低い」

要は、「おバカの上をいく、スーパーおバカ」と

言われても仕方がないように思う


このプランを

本当に実行しようものなら

文字通りに、各地で暴動が起きると思う

というのも

生きていても、どうせ病院にもかかれず

資金不足で野垂れ死にするくらいなら、と

考えるタイプの人は少なくないだろう


それに、ここだけの話

刑務所に入れば、三食つく上に冷暖房は完備

病院が併設されていて、糖尿病や高血圧の

治療をきっちりしてもらえる

刑務作業はあるが、作業をすればわずかながらに

給料も貰えるし

美容師の資格を取ることもできる

つまり

シャバで文字通りの文無し生活をするのと

自由はないが、生活保障あり、冷暖房完備

病院がついている刑務所生活比べれば

刑務所の方が楽、と思うシニアが出てきても

少しもおかしくはないのだ


実をいうと、この種の、貧困を逃れるために

あえて刑務所生活を選ぶタイプの人は

20年前から一定数いた

自分で生活場所として刑務所を選んでいるので

矯正は不可能、というより、

最初からその気はないグループだ

「高齢頻回受刑者」という、言葉まである

刑事政策上の問題点ともなってはいたが

今までは、まだ限られた人だけだった

収入がゼロ、となってくると

少しずつ、増えてくるのではないかと予想している


それにしても、自民党には

ファイナンシャルプランナーは

ただの1人もいないのだろうか

ほんの数人で良いので

ブレーンに雇ってはどうかと

他人事ながら、深く心配してしまう

あと、新次郎坊ちゃま、もう少しだけ

お勉強をなさった方が、いいと思いますよ






落ち込んだときの立ち直り方・私用の特効薬

 ファイナンシャルプランナー1級の実技試験

不合格がはっきりしたのが、昨日の朝

思ったよりも、ダメージがひどかったらしくて

昨夜は、少しウトウトとはしたものの

あまり良くは眠れず

今日は朝から、あまり食欲がなく

それでも、当日欠勤は許されないので

仕事にだけは行ってきた


そのうえ

喉の中央、ちょうど喉仏のあたりを

強く押されているような感覚がある

これはまた、実にお久しぶりの感覚だ

中高以来だから、ほぼ50年ぶりだろうか

これは、極度のストレスにさらされたときの

体に出てくる反応の一つだ


たかが試験一つに落ちただけで

我ながら、情けないものだとは思うが

そもそも、ダレに言われたわけでも無く

自分が好きで受けている試験だ

老い先短い時間だというのに

落ち込んで過ごす一日など

あまりにもムダで、シャクに触る


なので

こうなったら、私が今まで集めてきた

「自分用トリセツ」から

「落ち込み回復アイテム」をガンガン蔵出しして

本日中に立ち直ることに決めた


やったことを時系列順に並べると


① とにかく、終業時刻まで

  心をこめて仕事をする

  ……「時間薬」という言葉がある

    ある程度は、時間がたたないと

    本当に苦しい気持ちはなくすことができない

    なので、何はともあれ、時間を過ごすには

    仕事を熱心に、今の状況を忘れられるくらい熱心に

    心を込めて働く、というのは

    案外、妙手ではある

    少なくとも、これで9時間は経過できる……


② 好物をやけ食いする

   物を食べたり、満腹したりすると

   脳内に、幸福物質が分泌されるのだそうだ

   これを狙う

   ただし、菓子類や揚げ物類をドカ食いすると

   あとから、血糖値やら、中性脂肪やらの点で

   大反省と、自己嫌悪に陥ることは確実でもある

   なので、私が選ぶのは

   「絹ごし豆腐 3丁」

   全部、冷ややっこにして一度に食べてしまう

   ……と書くと、簡単そうではあるが

     一丁平らげるだけでも、案外と満腹してしまう

     三丁は、よっぽどのことでもない限り

     相当にキツイ

     だが、絹ごし豆腐の冷奴など

     カロリーも塩分もかなり控えめ

     のど越しが良いので、胃の調子が悪くても

     するすると食べられるうえに

     植物性たんぱく質爆弾のようなもので

     体にも、財布にもうれしい

     実に、人畜無害のやけ食いである……


③ 愛猫をモフモフする

    我が愛猫の「のえるさん」は元保護猫で

    子猫時代に、人間に撫でられたり抱っこされたり

    したことがないので

    モフモフ、どころか、なでなで、どころか

    ちょっと、アゴの下を触っただけでも

    ぷいっ、とどこかに行ってしまうのだが

    動物の毛皮に触れることで

    脳内に、幸福物質と言われるセロトニンが分泌されるのだそうだ

    帰宅時に、チュールを買い込んで

    掌に絞りだして、手から食べていただく

    「のえるさん」のあごの毛皮が、私の掌に触れる

     チュールが無くなってくると、手のひらも舐めてもらえるという

     ささやかなオマケつきだ

     それに、愛猫の愛らしいしぐさも

     気まぐれで、わがままな猫らしいしぐさも

     すべてが、癒しだ


④ 市民プールに泳ぎに行く

   実は、これが一番メインかもしれない

   私の住んでいるところは、市民プールが夜の九時まで

   営業しているので

   一通りの夕食を済ませた後で

   電車とバスを乗り継いで、プールに行くことができる

   プールの入場は二時間までなので

   七時少し前につけば

   閉館まで、のんびりと泳ぐことができる上に

   この時間は、子供がいないので

   かなりすいている

   俗にいう「穴場タイム」だ

   私はあまり運動は得意ではないので

   泳ぐ、というより、「大人の水遊び」だ

   だが、みっちり二時間

   プールのレーンに沿って、歩いてみたり

   アクアビクスの教室に、当日一日券を買って

   飛び入り参加をして

   「水中お遊戯」のようなダンスをしてみたり

   平泳ぎとバックで、100メートルずつ泳いだりしてみると

   帰りのバスに乗るころには

   なんだか、エネルギーが汲みだされてしまったような

   気力やら、意志力やらが、すっかり消えており

   「もーいーや、家に帰ろー」と思う頃には

   試験に落ちた悔しさや、悲しさも

   なんとなく、消えていたりする









⑤ 帰宅後即入浴

   このあたりからは、仕上げに入る

   このまま、体を疲れさせて

   夜になったら、否応なしにぐっすり眠れるように

   さらに、市民プールでは

   プール後のシャワーでは、泡の立つものはすべて禁止

   シャンプー、石鹸、ボディソープなど

   見つかったら、出禁をくらう

   なので、塩素の匂いのする肌と、水着を

   大急ぎで洗ってしまう分には

   即刻の入浴が、一番なのだ


⑥ 中島みゆきの歌を聴く

   もう、➄まででほとんど回復はしているのだが

   最期のトドメ、のようなものだ

   私は、これで完全回復できる

   もともと、中島みゆきは大好きなのだが

   苦しい時、つらい時にきくと

   本当に、心にしみてくる

   特に、この曲は今の心境にピッタリで

   どんな人に、どんな慰めの言葉をかけてもらうより

   ずっと暖かく、心にしみてくる

   中島みゆきの歌としてはあまり有名ではないが

   この曲をイチオシにしている

   コアなファンがいることで、良く知られている曲

   「倒木の敗者復活戦」だ


   はたから見れば

   誰がどう見ても、「完膚なきまでの負け」であり

   勝った人達が「光へはばたく羽音」を

   「地べたで聞く」ような思いをしていても

   何度「叩き折られても」「打ちのめされても」

   「世界はそこどまり」にはならない

   「傷から芽を出せ」

   なぜなら

   「泣き慣れた者は強い」から

   

   これほど、見事なエールは

   少なくとも、私は他には知らない


ひょっとしたら、このブログをお読みの方の中にも

中島みゆきのエールが必要な方が

おられるかもしれないので

歌の動画のアドレスを貼っておく

一緒に、傷から芽を出しましょう





2024年9月8日日曜日

自己採点・不合格・ファイナンシャルプランナー1級実技試験

 とにかく、落ち込んでいる

落ち込みに加えて、あまりのショックと

将来への悲観で

ちょっと、立ち直れそうにない


昨日受けてきた、ファイナンシャルプランナー1級

二次試験の模範解答が、今朝、発表になった

大急ぎで、確認しに行って


確認したことを、心底、後悔した

余りの落ち込みに、仕事がロクに手につかない


ファイナンシャルプランナーの二次試験は

二種類ある

二日間にわたる口述試験か

一日で終わる記述試験

どちらか一方を受けて合格すれば

晴れて、最終合格となる

私は、記述試験の方を選んで

見事、撃沈してきたところだ

合格点は6割だが

私の自己採点は、5割にも達しなかった

どこをどう頑張っても、不合格だ


ショックなのは、この先だ


ファイナンシャルプランナーの2次試験は

1月、5月、9月と、年に3回あるが

筆記試験の実施は年に一回、9月だけ

残りの1月と5月は、口述試験しか行われない


私は、かなりの口下手で、極度のあがり症だ

本番に弱い上に、この年になって恥ずかしいのだが

少し、対人恐怖も入っているらしい

就職の面接すら、良く通ったと思っているくらいだ


次の1月に、苦手、というよりも

圧倒的に不合格に近いことを覚悟で

口述試験を受けに行くか

来年の9月の筆記試験まで

ひたすら一人で勉強を続けながら

筆記試験を待つか

どちらにせよ、ロクても無い選択肢しかない


口述試験の受験料は2万5千円

ダメもと、というには、負担が大きすぎる


しかも、来年まで勉強して力がつくなら

1年、実技の勉強だけを続けることも

やぶさかではないのだか

また来年になって、記述式の

新傾向問題が出てきたら

それだけで、受ける前から不合格が決まるようなものだ


しかも、せつないことに

この記述式試験の合格率は非常に高く

例年、9割を超えている

なので、不合格の場合の勉強法のアドバイスも

参考書も、ほとんど無いうえに

人に「落ちた」と言おうものなら

「落ちたの?」「ちゃんと準備しないからだろ」と

なんとも言えない、軽蔑の視線まで飛んでくるタイプのものなので

「不合格」のブログもほとんどなく

情報収集がほとんどできない


何を隠そう、私自身も

今回の試験で、受かるつもりでいたので

実は、9月度にほかの試験を受けるように

申し込みも済ませてしまっている

……ちなみに、アロマテラピー検定1級だ

  9月以降は、のんびり趣味を楽しむつもりで

  準備していた自分が、情けなくてたまらない……


最後に一言だけ、グチらせてほしい

去年受けていれば

おととしでも、一昨々年でもいい

過去10年間のどの年に受けていても

余裕で合格できていた

それが、今年になって

今年だけ、問題の傾向を大幅に変える、って

そんなの、ありか

アリなのかー!!

今年は運の悪い星回りだとは言われていたが

ここまでひどいとは、思わなかったぞ





ファイナンシャルプランナー試験・終了!!

 本日、9月8日は

ファイナンシャルプランナー1級の

二次試験の当日

13:30~15:30までの二時間

受けて参りました













我ながら、本当に良く勉強したと思う

一次試験の合格発表から

今日の午前中まで

二次試験対策で、ほぼ150時間くらいは

勉強していると思う

定番と言われる「精選問題集」は7周

過去問は11年分

2020年代の過去問は特に徹底的にやり込み

間違う問題は一問もない

というところまで

準備を仕切って迎えた、今日の本番


手ごたえは、というと


落ちたと思う


まだ、模範解答は発表されていないので

「手ごたえ」だけの段階だが

とにかく、初見の問題が多すぎた

私は、「こんな問題、初めて見る」というパターンに

極端に弱い

応用力がないのだと思う

子供の頃から、ずっとこうだったので

その分、今まで出題されたものは

徹底的に身に着けて

確実な合格点を狙う作戦をとるのが

私の「勝ちパターン」なのだが


今回、初見の問題が4割近かった

合格点は6割

1問でもケアレスミスをしていれば

確実に致命傷、というレベルなのだが


一問、電卓の打ち間違いで

計算ミスをしていたのが判明した


帰ってきてから

この夏を捧げて勉強した分だけ

ショックが大きく

何もやる気にならず

無意味に、愛猫をブラッシングしたり

洗面台を磨いたりしているのだが

どうにも気が晴れない


というのも

この傾向が続いて

新作の初見問題が出まくるようなら

次も、その次も、延々と落ち続ける未来しか

見えてこないからだ


とはいえ

不合格発表は11月に入ってからだ

この先どうするか、は

11月に考えることにして

とりあえず、今日のところは

好物のトニックウォーターをあおって

早めに寝てしまうことにする


それにしても

今回の問題はひどかった

特に、この

老人ホームの種別に関する問題

こんな内容は、テキストにも書いていない

つまり、勉強のしようがない

こんな問題ばかり出していると

受験生そのものが減って

ファイナンシャルプランナー業界そのものが

衰退しても知らんぞ、と

悪態の一つくらいは

ついてみたくもなる

ちなみに、この問題

正解のわかる方、いらっしゃいますか?

(私は全くわかりません)








2024年9月3日火曜日

やっぱり必要では?防災庁

 私の住んでいる関東地方では

先週の台風10号以来

断続的に雨が降り続いて

地盤が緩んで土砂災害に注意、と

言われ続けている

神奈川県に住む同僚は

金曜日の昼休みに間に

自分の住んでいる町に

避難勧告が出されてしまい

大慌てで、早退届を出して

家に舞い戻っていった


地球温暖化のおかげで

台風が多くなっているのだそうだ

となると

来年は、もっと暑くなるだろうから

台風はもっと増えるだろう

再来年も、もっと、

そのたびに、テレビでは土砂災害の警報が出て

避難所では、パーテーションが足りなくなり

女性の授乳室や、着替え室が作れない、と

問題になるのだろうか


私はどうも、災害に関して

後手後手に回っているような気がしてならない

避難所のパーテーションや

女性の保護、性犯罪の予防等は

普段の時から、ちょっと注意しておけばできるのに

どうも、手が回っていない上に

最後には、市民の自己責任に丸投げされているように思うのだ


私は、自民党の総裁候補には

誰にも心を惹かれないのだが

石破サンの公約

「防災庁を作ります」だけは

いいことを言う、と思った


台風は、毎年必ず来る

南海トラフも、可能性は高い

首都直下型地震だって、幻想ではない

個人の備蓄や備えは

確かに、必要だが

それだけでは、どうにもならないものもある


先ほどの、パーテーションだけではない

例えば、道路沿いのビルの耐震構造である

道路沿いのビルが倒れれば、道をふさぐ

道がふさがれれば、消防車も

自衛位の車両も、通ることが出来なくなる

インフラの整備のためにも

地震の起きる前に、古いビル耐震構造のチェックと

補強作業が必要だと思うのだが

どうも、進んでいるようにも見えない


それに、いつも思うのだが

個人の備蓄として、ポータブルトイレが必要、と

言われており

確かに、私も10日分くらいの買い置きはあるのだが

そもそも、市町村や国が

トイレトレーラーを準備し

日本のどこかで天災があれば

他の地域から、トイレトレーラーが

各避難所に2台くらい派遣できるようになれば

その方が衛生的に決まっている

以前、お笑いコンビの「サンドイッチマン」が

トイレトレーラーを寄付したことが

美談となっていたが

本来は、これは国や地方公共団体の仕事で

それが、手が回り切らないところを

民間が補助する、というのが

ベストなのではないかと思っている


食糧に関しても、疑問が残っている

主に、ヤマザキパンをはじめとする製バン会社が

大量に寄付をしてくれているようだが

こういう時こそ

政府が備蓄米を放出して

おにぎりをはじめとする、非常食を

ドンドン配っていくようにすべきではないのか

どうにも、政府が怠慢のように見えるのだ


実際の災害だけに限らない

今回の、南海トラフ騒動のように

安全上、海水浴施設は閉鎖しなくてはいけないが

施設側の損害も大きい、というケースは

今後も、たくさん出てくるだろうと思う

そういう時に、迅速に補償金を配れるよう

システム化した方が良いと思うのだ


それには、やはり、防災関連を専門として

働く部署があった方が良いと思う

情報も、指揮権も、

今までのように、自衛隊は防衛庁

地震情報は気象庁、と

バラバラにしておくよりは

全部まとめて、集約化し

政府の指示がなくとも、ある程度は

例えば、マグニチュード7の地震があれば

自衛隊は自動的に出動、などというように

規定を定めて

現場での裁量を広く認める、

特別の省庁がある方が良いと思う


財源だが

あの、ロクな仕事をしない「子供家庭庁」をつぶして

ついでに、居眠り議員をはじめとする

国会議員の数を減らして

その予算で、何とかならないものだろうか


ともあれ

防災は、個人だけではどうにもならない

台風は、起きるとわかっているのに

防災設備が手薄なのはどうかと思う

私の目の黒いうちに

何とか、もう少し生きやすい社会に

なって欲しいものだと思う



2024年9月1日日曜日

来年の運勢の本がもう売り出しに

 関東地方は大雨、と

言われていたので、少し覚悟はしていたが

私の住んでいるあたりは

ほんの少し、雷はなったものの

午前中からすっかり雨も上がり

湿度は高いけれど、快適な一日だった


ある程度、ひんやりと涼しくなったので

夕食を済ませてから

買い物がてら、ぶらぶらと散歩に出た

行きつけの、何もない道で

いつものなじみの本屋に、ぶらりとよつて見たところ


一番目立つところの平積みが

占いコーナーになっており

もう、来年

2025年の占いがずらりと並んでいた

大体が、九星占い

あとは、細木数子の占いを

娘さんがついだもの

それから、ゲッターズの占い

てのひらサイズの小さな本になっている


九星占いは、少なくとも私は全く当たらず

あまり信じてはいないのだが

毎年、縁起物のような気分で

一冊買ってはいる

ただし、ダイソーの100円にしている


まだまだ暑いし

特に私は、試験も近いので

毎日毎日、代わり映えのしないことばかり

食事も、試験直前の手抜きバージョンで

スーパーで買う、野菜パックと

冷奴、漬物

あとは、簡単な肉か魚、と

台風以外の季節等

全く感じる余地もないのだが


季節は、少しずつ動いている

今年が、少しずつ終わって

来年が、少しずつ近づいてくる

その分、少しずつ私も老いているのだろう


時間を大切にしなくては、と

つくづく、実感する

特に、有意義な何かをしなくても

少なくとも、毎日が

ああ、楽しかったな、と思えるような

そんな時間の積み重ねをして

来年の元旦には

去年一年、いろいろあったけれど

まあ、楽しい、いい一年だった

今年も、いい年だった、と言えるようにすごそう、と

思えるような、年の取り方をしたいものだと思っている

2024年8月31日土曜日

背中と腰と膝が痛い

 現在、体調が絶不調だ

背中と、腰と、膝が痛む


理由は分かっている

据わりすぎだ

同じ姿勢で、ほぼ一日中過ごしていたため

筋肉が固まってきているのだろう


これは、早急にウォーキングでもスイミングでも

それ相応の体操をしなくては

いけないのはよくわかっているのだが

できない理由がある


ファイナンシャルプランナー試験の

一週間前なのだ!!

何が何でも、勉強を

しなくてはいけないに決まっているだろうが!!


ええい、試験が終わったら

テキストも、電卓も

全部ダンボールに放り込んで

すぐにプールに行ってやるから、

覚悟しておけよ、と


割れながら

一体だれに、何を覚悟させたいのか

良くわかないままに

妙な毒づき方をしている

この頃である

2024年8月30日金曜日

この年になってファイナンシャルプランナーを受験する理由

 いよいよ、来週の日曜日は

ファイナンシャルプランナー1級の

二次試験の当日だ

受験票も届いた

会場は、市ヶ谷とのことだ

ぶらぶらと坂を上がっていけば

靖国神社に出る

ちょっと遠いが、そのまま直進して行けば

神田の古本屋街に出られる

私の大好きな町だ

試験が終わったら、散歩がてら神田に出て

お気に入りの、豆本専門店で

何か1冊、買ってこようか、と

楽しいプランを立てているところだ


今日も、立件民主党の政治塾に入っていた同僚から

「試験勉強、どうですか?」と

声をかけられた

頑張ってくださいね、本当に

悔いの残らないように、残り10日間

駆け抜けてくださいねぇ

それで、絶対に合格して

退職したら、僕のブレーンになってくださいね、と

重すぎるエールをいただいたのだが


次のセリフが、ふるっていた

「で、前から気になってたんですけど

 そもそも、どうして試験勉強なんて

 しようと思ったんですか?

 だって、もう役職定年だし

 昇進も、昇給も止まっちゃってるでしょ?

 資格を取っても、取り損じゃないんですか?」


まあ確かに、今の勤め先だけのことを考えれば

ファイナンシャルプランナーだろうと

英検だろうと、とったところで

昇給も、昇格も、配置転換も

一切合切、なにも怒らない


だが、ムダか?と言われると

そうではないのだ


私がファイナンシャルプランナーの資格を取ろうと思った

一番大きな理由は

65歳以降の就職を見つけるためだ

つまり、これはちょっと風変わりな

「就活」なのだ


65歳を過ぎても、まだまだ元気だろうし

私はおひとり様なので

ヘタをすると、一日、話す相手が

愛猫だけ、という羽目になりかねない

趣味のサークルに入るとしても

サークル活動は、さすがに毎日はやっていないだろう


それに、年金は11万だ

なんとか、生活はできるだろうが

月に11万では、遊ぶ資金がない

年に1度は温泉旅行、バス旅行にも行きたい、と思うなら

それなりの小遣い銭を稼がなくてはいけない


だが、私はあまり体の丈夫な方ではないので

炎天下の中で、立って働くしごと

警備員や、建築作業員は

体力的に、どうしても無理だ

涼しい部屋の中で、座ってできる仕事

できることなら、週に3回くらいで

大丈夫、という仕事はないか、と探したところ

特殊技能さえあれば、何とか仕事のクチは

あることが判明した


たとえば

英語が得意なら、英会話スクールの非常勤

スポーツ指導の経験があれば

小中学校の、部活指導員

塾の講師も、募集している


そして、私が目をつけているのが

大人向きの塾、というか

資格試験の予備校のスタッフだ

理想を言えば、昔、学習塾の講師をしていたので

今後も、講師として働ければベストだが

それが無理でも、予備校の教材作成の仕事がある

私のねらい目は、これだ


他にも、銀行や証券会社が無料で開いている

「投資セミナー」のようなところの講師も

案外、募集が多い

この頃は、高校生で金融教育をしているので

学校向けの講師の仕事もある


さらに言えば、金融庁の職員として

期間限定ではあるが

消費者の金融相談担当官の求人もある


オマケに、同僚のブレーンの仕事までありそうだ


このうちのどれかの仕事にありつければ

遊び資金と話し相手、老後の生き甲斐まで

まるまる、ゲットできるのだ

勉強は多少はキツくても

やり抜こう、という気になるではないか


ちなみに、私個人としては

役職定年になった、60代のシニア全員が

手に入れられた、自分の時間を使って

自分の個性を生かし

自分のやりたいことを磨いて

特殊技能を身に着けるようにし

定年後には、趣味と実益を兼ねた仕事で

第二の人生を送れるような社会になったら

どんなにいいだろうか、と思っている

若い連中にはまねのできない

シニアならではの能力が

社会の一部を動かしており

これが欠けると、社会の運営ができなくなる

そのくらいまで、このウエーブが大きく鳴れば

社会のためだ、シニアは自決しろ、などと

トンデモナイことをいう

えせ学者もいなくなる、というものだろうと

思っているのだが、いかがだろうか





2024年8月29日木曜日

米の入手方法・ここは探してみましたか?

 スーパーの棚から白米がなくなったと

ニュースになっている

だが、私個人としては

本当に、米不足なのか

少しばかり、疑っている


品薄なのは、間違いないとしても

飲食店に入れば、米は普通に出てくる

回転ずしも、カレー屋も普通に営業している

スーパーでも

確かに白米は並んでいないにしても

総菜売り場では、炊き込みご飯も、赤飯も

おにぎりも、寿司類も

普通に売っている

冷凍食品売り場では、ピラフもチャーハンも

ぎっしりと並んでいる


すると

品薄ではあるが、ないわけではない米が

何らかの理由で、流通のどこかで

引っ掛かっているだけの

話なのではないか、という

気もしてくる


ついでに言えば

確かに、品薄だったかもしれないが

スーパーの棚から米が消えたのは

台風騒ぎと、南海トラフ騒ぎがあった後

つまり、多くのご家庭が

万一の時のためにと、買い置きに

走ったからではないか、と

私は邪推しているのだが

いかがだろうか?


それに

私の周りでは、確かにスーパーの棚からは

米は消えてはいるものの

少し探せば、簡単に手に入ったりする

では、どこをどう探せばいいか

少し、紹介してみる


① ドラッグストア

  スーパーにはなくとも、ドラッグストアなら

  置いてある場合が、結構ある

  ちなみに、私の近所では

  ドラッグストアに、古米と新米が

  大袋で、ドサリと積み上げられている


② コンビニ

  さすがに、10キロは置いていない

  値段も割高かもしれないが、

  2キロと5キロの袋なら

    店頭に、それぞれ五個づつくらい置いてある

  店内の在庫品を探せば

  もっとあるかもしれない


③ JA

      私の近所には、JAの直売スーパーのような店舗が

  二件あるのだが

  古米と新米が、それぞれドサリと置いてある

  10キロ袋がいくつか、実に無造作に置かれている


④ ネット

  転売ヤーがムチャな値段で出している以外にも

  ネット通販で、出ていることがある

  楽天や、アスクルなど

  かなりの大手が、普通に販売している

  白米はすぐに売り切れるようだが

  玄米なら、簡単に手に入ると思う

  玄米の方が、栄養価も高い上に

  慣れてくると、コクがあって

  白米よりも美味に感じてくる

  これを機に、玄米派になってみるのも

  私のおすすめだ

  ちなみに、ほとんどの炊飯器に玄米炊きの

  ボタンがあると思うが

  玄米を買う時には

  念のため、自宅の炊飯器のメニューを確認してからの

  方がいいと思う


⑤ 生協

  多少割高かもしれないが

  家まで届けてくれる、あの生協である

  カタログで注文するのだが

  ごく平然と、新米の注文を受けてくれている

  米が無いと困る、という方は

  一時的でも良いので、生協に加入して

  注文をするのがおすすめだ


⑥ 米屋

  ちなみに、私はこれで米を手に入れている

  店頭に並べていないだけで

  常連客に売る分の米は

  きちんと確保してあるのだそうだ

  店頭に並べないのは

  「一言さん」が車で乗り付けてきて

  一度に、ありったけ全部買い占めるような

  無茶をやるから、だそうだ

  なので 

  もし、自分は米屋の常連客ではないが

  親しい友人に、常連客がいる、という人は

  代わりに、一袋買ってもらえないかと

  頼んでみてはいかがだろうか


⑦ ドン・キホーテ

  言わずと知れた「激安の殿堂」だ。

  私の近所のドンキホーテの

  食料品売り場には

  もう、新米がどっさり入荷している

  一人一つの制限はあり

  5キロ袋ではあるものの

  二種類の異なるブランド米を

  40個くらい、ガンガン積み上げてある


これを活用していただければ

あんがい、あっさりと米も手に入ると思う

だが

どちらにせよ、もう数週間で

新米が出てくるのだから

それまで、サトウのごはんのような

パックごはんでもたせるか

冷凍チャーハンと、麺類で頑張るか

玄米や麦で、ヘルシー生活を送るか

「白米でなくてはならぬ」と

ガチガチに考えず

柔軟に対処しているうちに

白米パニックも終わるのではないか、と

思っているのだが、いかがだろうか

  


2024年8月28日水曜日

やめた方がいいのでは?悠仁サマの東大推薦大作戦

 以前、悠仁サマが

東大推薦制度を悪用して

ズル合格するのに反対、という

オンライン署名をご紹介した

私も、署名してきたのだが

その署名が、なかなかトンデモないことになっていた


署名を始めた人が

公開した情報によると

署名の運営から、一部の表現を直すように

直さないなら、署名を打ち切ります、と

連絡が入ったのだそうだ

ところが、修正しようとすると

システムエラーが出て、修正できない

……正確には、修正版を

  アップロードできないように

  システムがブロックしてきたのだそうだ……


それで、表向きには

「不適切な言葉を直そうとしなかったから」

実際は、

「修正したものをアップロードできないように邪魔して」

署名は、一週間くらいで打ち切りにされてしまった


それでも、署名そのものは1万2千も集まったので

まあまあ、ではないかと思っていたら

なんと、集まった署名が

よくわからない理由で

ドンドン消えていったのだそうだ

……これは、なんとなくわかる

  秋篠宮家に不都合なことを描いたXの投稿も

  「イイね」の数も

  不思議な減り方をするのが通常運転になっている

  例えば、朝方に1万5千あった投稿が

  昼休みには、6千くらいになつていたりするのだ……


だが、まだ悠仁サマの

「汚名挽回」のチャンスは残されていた

昆虫学会で、論文の内容を

ポスター発表する、というのだ

国際学会で、世界の専門家に

自分の研究を発表する

もちろん、言葉は公用語である英語を使う

これができれば

まあ、ある程度は納得できる、と思っていた


ところが

出席したのは、開会式だけで

式が終わると、自分の研究の

ポスター発表まで待たずに

さっさと、赤坂の自宅に帰ってしまった

ポスター発表は、丸投げされた

国立科学博物館勤務の、専門の学者が行った

しかも、出席したのは

事務局から個別に招待され

私的に参加した

つまり、研究者として発表をしに行ったのではなく

単なる観客として、見に行っただけ、というわけだ


これを、本気で、研究発表をした、とごまかして

東大にねじ込むのだったら

ねじ込む方も、ねじ込んでもらう方も

ねじ込まれて、文句を言わない東大の方も

なかなかのものだろうと思う


それにしても

親は二人とも、大学出だろうに

大学というのは、入っただけで終わりではない

ということを、考えもしないのだろうか


大学に入ったら、単位を取らなくてはいけない

単位数が欠ければ、留年だ

留年が何度も続くと、退学をさせる大学もあるが

そこまでいかなくとも

少なくとも、大学内では

かなりの軽蔑の視線を浴びることになり

相当にいづらくなると思うのだが


というのも

悠仁サマがたった一言、英語で言った挨拶

これが、トンデモナイ赤っ恥ものだったからだ

素人の、高校生、しかも未成年者が

国際的な学者に、初対面で出会ったら

何と挨拶すべきが

私はあまり英語は得意ではないが

この程度なら、わかる

It's an honour to meet you.だ。

もしくは

It's a pleasure to meet you.でもいい

それが、

Nice to meet you.とは、あきれ返った

転校生を紹介する、ラジオ基礎英語の

スキットでもあるまいし


正直、私はとても恥ずかしかった

日本を代表して、日本の皇族として

外国人と話すのなら

少なくとも、英会話くらいは

きちんと勉強して欲しい

少なくとも、想定問答集を作って

丸暗記する程度の努力は、最低限必要だと思う

日本人が、あいさつもまともにできない

バカばかりだと思われるのは

どうにも耐え難いのだ


ちなみに、筑付の偏差値は78ある


この英語力で、東大の授業は、まず無理だろう

ごり押しで入学しても、単位は取れまい

ズル入学と見られては、国民からの敬愛は受けられまい

しかも、単位を落とした、卒業できない、となれば

軽蔑まで買いかねない


東大を受けたいなら、受けたいでいいが

それ相応の学力をつけて

一般生と同じように、受験をして

それで、入学すればいいと思う

もし、合格点に届かなければ

浪人してもいいし、他の大学に志望校を変えてもいい

チャレンジの結果がダメだったとしても

私は責める気はないし

かえって、好感が持てる


だが、身の丈に合わない大学などに入っても

辛い思いをするだけだ

もうそろそろ、小細工はやめて

素直に、自分の実力で勝負した方が

今後のことを考えても

幸せになれる確率が、ずっと上がるのにな、と思う





2024年8月27日火曜日

ウクライナのバレエ団来日・チケット発売は明日から

 今から、明日が楽しみでたまらない

というのも

ウクライナのバレエ団の来日が決定

チケット発売が、明日からだからだ


こんな戦争中なのに、バレエ団が

わざわざ日本まで来られるのか、と

聞かれそうではあるが

ウクライナ国立バレエ団は

侵攻を受けて間もないころから

合計で、四回ほど来日公演を行っている


今回の公演は、年明けの1月なのだが

今までにはなかった

スペシャルメンバーの参加がある

私が買いたいのは、このチケットなのだが

おそらく、発売直後にものすごい争奪戦になるだろう


というのも

演目が「ジゼル」

タイトルロールのジゼル役は、アリーナ・コジョカル

相手役のアルブレヒト役は、アレクサンドル・トル―シュという

世界トップと言っていいほどのコンビだからだ

この二人が踊るのは

1月5日の一公演のみ

争奪戦は、確実だ


バレエマニアでない方には

何がなんだか、さっぱりわからないと思うので

少しウンチクを垂れ流すと


ウクライナ国立バレエ団は

元は「キエフバレエ」という名で

ソビエト三大バレエ団の一つ

その中でも、最もアカデミックで、優雅

繊細な表現を得意としているバレエ団だ

今回の戦争をきっかけに

「ウクライナ国立バレエ団」と名前を改めた


バレエ団の芸術監督は日本人

京都出身の方だ

この方が、バラバラになりかけたバレエ団をまとめ

「踊ること、文化の火を絶やさないことが

 我々の戦いだ」と

日本のバレエ界からの強い後押しも受けて

二年前の夏、戦争が始まってから5カ月後に

日本公演を行い、大成功を収めた


ただ、このバレエ団では

ロシアのプロバガンダに使われている

チャイコフスキーのバレエは、上演しない

いわゆる「三大バレエ」は封印しているが

バレエ作品には、ほかにもフランス系のものに

かなりの名作が多い

その、フランス系の名作中の名作が、「ジゼル」だ


ざっと、あらすじを紹介すると

「ジゼル」というのは、素朴な村娘の名前だ

この、ジゼルは村で一番の踊りの名手だが

生まれつき心臓が弱く

はかなげで、透明感のある少女である

恋人はいることはいるが

これが、平民に変装している

土地の領主で、貴族の婚約者がいるという状況

ジゼルは婚約者とはちあわせしてしまい

恋人に裏切られていることを知ると

ショックのあまり、心臓がもたず

錯乱の果てに死んでしまう

ここまでが、一幕だ


若くして死んだ女性は

死後、ウイリーという化け物に転生し

日が沈んだ後に、墓地にいる若い男にとりつき

化け物の群れで取り囲み

死ぬまで躍らせ、踊り殺す

ジゼルもウイリーに転生するのだが

自分を弔いに来たアルブレヒトを

殺すにしのびず

仲間のウイリーたちから守り抜き

夜明けの鐘の音とともに

アルブレヒトと最後の別れを交わして、消えていく


という、正直に言って

面白いのか、面白くないのか

よくわからないストーリーなのだが


この作品は、役の解釈の幅が大きい

まず、ジゼルをダマすアルブレヒトだが

ダンサーによって

深く物事を考えず、ただ単に

カワイイ女の子と楽しく遊んでいる

プレイボーイタイプ

どうせ平民じゃないか、と

明らかに小ばかにした態度で

イヤな野郎なのだが、どうにも抗いがたく魅力的

オマケに、自分でそれを知っているから

始末が悪いと、という

歌舞伎でいえば「色悪」タイプ

身分違いを分かっていながら

どうしてもあきらめられない

純愛タイプ、と

簡単に分けても三種類ある

その日踊るダンサーが、どのタイプか

幕が上がるまでの、お楽しみだ

そして

同じ曲、同じ振り付けなのに

ダンサーがどの解釈をとるかで

作品の印象が全く異なってくるのが

バレエの面白いところでもある


主役のジゼルに至っては、バレリーナ一人ずつ

全然違うタイプになっている

私が一番好きなタイプは

透明感があって、どこまでも可憐で

小動物のような愛らしさがあって

暖かく、静謐で、思慮深いタイプ

大人になったら

ピエタの聖母マリアのようになりそうなタイプ

そんなタイプのダンサーがいるのか、と

言われそうだが

それが、いるのだ

それが、アリーナ・コジョカル

来年の1月5日に「ジゼル」を

踊ることになっているバレリーナである

コジョカルのジゼルは、私の理想のジゼルで

こと「ジゼル」に関しては

20世紀最高のバレリーナと呼ばれた

シルヴィ・ギエムより、コジョカルの方が上だと思っている


コジョカルは、160㎝も無いのだが

その、身長の低さが

かえって、守ってあげたくなるような

可憐さを醸し出している

それでいて、テクニックは完璧に近く

風でも起こしそうなスピードて

正確で鮮やかな足さばき、明快なステップ

残像に残るような美しいラインを

次々と繰り出して、バレエを見る喜び、というものを

体感させてくれる


正直、コジョカルがウクライナバレエ団に

客演してくれるとは思わなかった

というのも、コジョカルは

昔、このバレエ団のプリマだったからだ

ところが、「伝統というと聞こえはいいけれど

同じことの繰り返しばかり」と

タンカをきって退団

イギリスのバレエ団の試験を受けて

何と、コールドで入団

……コールド、というのは

  早く言うと、その他大勢で踊る

  ダンサーのことだ

  例えば、「白鳥の湖」なら

  オデット姫のバックで踊っている

  白鳥ズのようなダンサーを言う……

こうした、因縁があるからだ

にもかかわらず、今回の公演で

客演を務めてくれるのは

この公演の「ジゼル」が新演出であることに加えて

ウクライナバレエ団への

強い支援の気持ちなのだろうと思う


ちなみに、アルブレヒト役の

アレクサンドル・トルーシュは

日本では、あまり知られていないが

私のイチオシの男性バレエダンサーだ

この人が知られていないのは

単純に、日本での公演が少ないことと

諸族が、ハンブルグ・バレエ団という

素人受けのしないバレエ団だからだろう

この、バレエ団は

ノイマイヤーという、天才振付家がおり

「人の情念」を踊らせると

これを超えるバレエ団は、世界中に存在しないと思う

なので

死を超えて続く愛をテーマにする

「ジゼル」には

ハンブルグ・バレエ団の

アレクサンドル・トルーシュは

まさにはまり役だろうと思う


ちなみに

この、「ジゼル」は新演出で

細かい部分は無数に

そして、一番大きな点では

ラストが大改革されている

従来のジゼルは、夜明けの鐘が鳴って

生き残ったアルブレヒトと

化け物のジゼルは永遠の別れ、なのだが

この、新作ではどうなっている

これは、あえてネタバレせずにおこうと思う

だが

初演を見たとき

「なぜ、このラストが思いつかなかったのだろう」と

疑問に思うほど

何もかもが、腑に落ちるラストだった

そして

今現在も、ロシアの空襲を受け

戦闘で命を失うウクライナで

「生死を超える愛」をテーマにする「ジゼル」を

上演するには

このラストしかないだろう、と

深く納得した


1月5日のチケット

何としても、手に入れたい

どうぞ、幸運を祈っていただきたい

そして、もし

ちょっとでも興味を引かれた方がおられたら

劇場に足を運んでいただければ幸いだが

チケットは、私の狙っている一番安い席でも

7000円する

それはちょっと、と思う方がおられたら

下に、ウクライナ国立バレエが

昨年、世界初演を行った時の

動画を貼っておく

私の「推し」のダンサーではないので

少し物足りないところもあり

また、世界初演ということで

まだ熟しきっていない、硬さはあるが

十分に、見ごたえがある

しかも全幕分だ

ご覧になったら、もしできることなら

見学料(?)代わりに

バレエ団の日本人の芸術監督

寺田氏の主催する

バレエ団の練習用のトウシューズを買うための

「トウシューズ基金」

一口1000円に、ご協力いただけると

望外の喜びでもある

アドレスは、下に貼ってある通りだ

ウクライナ国立バレエ「トウシューズ基金」(1口¥1,000) | Koransha Offic... (stores.jp)


下にあるのが、動画だ

期間限定なので、お早めにどうぞ