職場で、自民党の総裁選の話になった
一回目の投票で、ほぼ高市サンに決まりかと思ったら
見事などんでん返しで、石破サンに決まった
高市サンはハラワタが煮えくり返っているらしく
石破サンから提供されたポストを
幹事長以外、やってやらない
こんなチンケなポストはいらん、と
なかなかの態度でお断りあそばしたそうだ
最後のところで
高市サンには
人がついていかなかったねぇ、などと
昼休みの、食後のコーヒーを飲みながら
のんびりとしゃべっていた
そういえば、最後の最後で三原じゅん子サンが
脱、高市の離れ業
裏切りだか、寝返りだかを、かましたらしい
総裁選の直後から
「私、石破サンに投票しました」と
アピールのしまくり
三原じゅん子サンも、エッフェル姉さんの1人だろうに
論功行賞かどうかは知らないが
大臣ポストまで手に入れたのは
いただけないなぁ、と
それなりに、のんきな話題ではあったのだが
職場の中で一人
京都弁でいう「いらんこと言い」の紳士がいる
本当に、一言多いのだ
その「一言氏」が
三原じゅん子が、高市早苗を後ろから斬ったわけだ
おかげで、日本初の女性総理は
誕生し損ねた
やっぱり、女の敵は女だね、と
したり顔で言い始めた
職場には、女性がおり
その女性たちも聞いている、というのに、だ
特に、私の隣の部署では
一つのポストを二人が争い
両方とも女性だった、という件が
つい数か月前に、あったばかりだ
あまりにも生々しい
それに、私にはその「一言氏」が
「女は見苦しく相手をねたんで
足の引っ張り合いをする
それに対して、男は気高くて、さっぱりしているから
嫉妬もしなければ
足の引っ張り合いもしないのだ」と
言っているように聞こえた
同じように感じたのか
まだ若い女性管理職の一人が
「私も高市サンはイヤでした
石破サンも好きではないですが
高市サンよりはずっとましだと思っています」と
言い返したところ
一言氏は
「女なのに、女の政治家は支持しないの?」と
まさに、「いらんこと言い」が大炸裂
これは、まずいと思った
思う前に、私のクチが動いた
まさに、言おうと思わないのに
言葉が飛び出した、
文字通りに、「勝手にクチが動いた」という
感じだったのだが
北の将軍様を、どう思う
まさか、支持してはいないだろう
私は彼にそう尋ねた
聞き終わる前に、何を言う、当たり前だろう、と
言い返してきたので
こう答えた
「だって、将軍様は男だろう」
最初に言い返した女性管理職は
女だから、女を支持するというわけじゃないです
男だから、男の政治家なら
誰でも支持する、とは
いかないのと同じです
性別より、人格です
私は、推薦人に裏金議員がいるのと
高市サンが、裏金議員を
裏金議員だとは知らなかった、と
しらばっくれたのが、いやだったんです、と
至極、まっとうなことを言った
私も、高市サンは最悪だと思っていた、と答えた
理由は、「応援団」が悪すぎるから
実は、統一教会よりも、ナニがナニだと言われている
カルト宗教がある
統一教会を作った、文教祖の
七男が新しく作った、文字通りの新興宗教
統一教会をより過激化した教団
サンクチュアリ教会という
アメリカのペンシルバニアが本拠地らしく
そこで、合同結婚式を行ったそうだ
この七男は、
母は、父の死後、統一教会を仕切っているが
母親は、実をいうと
サタンに取り込まれてしまったのだ
だから、自分は母とは縁を切って
正しい宗教を作ったのだ、と言っている
このご教祖が、高市サン支持で
高市サンが総理になれなかったことに
ひどく気落ちして
落ち込みに近い状態なのだそうだ
もう一度言うが、外国に住んでいる、外国人である
本来、日本とは何のかかわりもないはずの
カルトとはいえ、宗教関係者が
なぜ、日本の政治家の動向に
強い興味を持ち、特定の候補を推しているのか
大体、想像はつく
どう考えても
あまり日本の国益を見込める理由ではあるまい
私は、日本国には
どこのカルトとも癒着してほしくはない
そのためには
カルトというカルト一切
どこのどんなカルトであれ
カルトとご縁のある政治家には
高い地位については欲しくないと思っている
ちなみに、これがその、サンクチュアリ教会の
ご教祖のご近影だ
この教会は銃を崇拝し
射撃訓練も行っている
頭に巻いているのは、銃弾
「銃弾の冠」と言われている
この宗教の一種の「正装」である
日本にも、支部があり
SNSにも進出しているようだ
石破サンは決してベストではないし
グッドな政治家でもないと思うが
今回の総裁選の決選投票では
ベターだったと思う
せめて、名もなき国民の一人として
今後の善政を祈りたいという
神頼みの心境になっている