2024年9月17日火曜日

本日の出費・1万3600円の大散財

 老後のマネー計画の記事を読んでいると

どうも、これではうまくいかないだろう、と

思うものばかりが多い

年金8万で団地生活、という

本も読んではみたが

一番聞きたいと思った

「高齢期に差し掛かったら

 どうしても病院代が増えてきますが

 病院代の分の貯金は、いくらくらいしていますか

 認知症になった時の準備は

 どう考えていますか

 施設の利用料は、払えますか」という点が

全く書かれていない


どうにも、期待外れなので

これは、自分で理論を組み立てるしかないか、と思い

資産の勉強を始めたのが

たまたま、ファイナンシャルプランナーだったりして

老後の再就職と

自分用の知識と

まさに一石二鳥

これで、試験に受かっていれば

まさに、世の中はバラ色

望月は欠けたることも無し、というところだったのだが

そううまくいかないのが世の中で

9割が合格するという二次試験に

見事に落っこちて

じたばたしているところなのだが


老後の資金で、一番大事なのは医療費

これは、間違いないことだと思う

食費や、娯楽費は簡単に削減できる

被服費は、プチプラを活用すれば

こぎれいな服を安く楽しむこともできる

光熱費は最悪

日が落ちたら眠り、日が出たら目覚めるという

江戸時代方式にすれば

電気代だけは少々節約できそうだが

医療費は、どうにもならない


特に、ペットの医療費は、かなり家計を圧迫する

今日の出費は、わが愛猫、「のえるさん」の病院代だ

「のえるさん」は、基本的に家の中で飼っていて

外には出さないので

あまり、病気にはならない

かといって、健康診断と

三種混合ワクチンを、サボるわけにはいかない


今日は、3年に1回の

三種混合ワクチンと

毎年1回の

目、歯、内臓類の健康診断、

これに、耳をかゆがるので、駆虫剤が重なった

その分の代金で、1万2600円

残りの千円は、近所のスーパーで買い込んだ

野菜ジュースと冷奴、チーズ、バナナという

私の明日の食材である


一説によると

ペット、特に猫にかかる費用は

フード、猫砂、病院などを全部含めて

一頭で、200万、とのことだ

猫も、年を取れば、その分だけ病気がちになってくる

病院代を含めれば

確かに、そのくらいにはなるだろう


これは、なかなか苦しい額ではある

特に、年を取ったらペットと一緒に、と思うなら

年金暮らしになり、自由な資金がなくなる時期と

ペットに医療費がかかる時期が、重なってくる


かといって、ペットは家族同様

というよりも、私のような一人暮らしにとっては

猫ではあるが、この子が私の唯一の家族だ

金銭には、変えられない


と思うなら

ここは、貯金の出番である

子供や孫の学資や、結婚資金を積み立てる要領で

定年までに200万円を貯金して

病院代は、そこから出す、と

決めておけばいいだけの話である


ちなみに

私が「のえるさん」を迎えたのは

5年前のことではあるが

ペットに必要な資金は200万、といわれたのは

つい昨年のこと

なので、定年退職になるまでの3年間で

『ネコ貯金』200万チャレンジを始めた


単純計算すれば、1年で70万

かなり厳しい数字だが

ありがたいことに、私はまだ、ボーナスがもらえる

役職定年になり、かなり減ってはいるが

これを手付かずで、『ネコ貯金』に回す

旅行などはできないが

どちらにせよ、のえるさんを放っておいて

一人で遊びに出かけるわけにもいかない

特にほしいものも無いから

別にいいではないか

つまり

ほしいものを全部手に入れることはできない

欲しいものに優先順位をつけて

上の順位の者が手に入ったら

下の順位のものをあきらめる、という

「順番方式」で考えたところ

我が愛猫、「のえるさん」がトップに来た

なので、大金の掛かる、ほかの娯楽は

一切あきらめた、というところなのだが


それで計算をしてみたところ

ボーナスだけでなんとかなる、というよりも

多少のおつりが出る

毎月の積立は、理論上は不要、という結論になった


とはいえ、将来には

何があるかわからない

急遽、ボーナスを使わなくては

困るような事態が起きないとは限らない

そこで

毎月、11万の予算で1万くらいは黒字を出し

ちまちまと

「ネコ貯金」にためることにしている

貯金がたまっていくたびに

不安がどんどん減っていくのが

実に気持ちがよく

毎月、貯金をするたびに

さあ、来月も頑張ろう、という気に

なってくるから、我ながら、単純なものだ


ちなみに、本日の1万2600円は

三年に一回のワクチン接種代なので

三年間、毎月続けてきた

500円玉貯金から無事に払い出すことができた


やはり、マネープランは計画が大事

将来、必ず起きる出費は事前に把握して

少しずつ対策を練ることが

一番だと、実感したところだ

ちなみに、これが我が愛しの家族

注射で緊張した糸が途切れたせいか

どうにも、猫らしさのない寝姿ではある

だが、それが可愛かったりする





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