2024年12月21日土曜日

いよいよ佳境・兵庫県知事選のデマが刑事告発が受理

 先日、職場で他の部署の知人から

日本脱出作戦はうまくいっているか、と聞かれた

何のことかわからず、思わず聞き返したら

知人が聞いたのは

 私が、兵庫県知事選挙の滅茶苦茶ぶりに

 すっかり腹を立てて

 こんな国に住めるものかと、ブチ切れて

 スペインに帰化する準備を進めている

 来年の6月に試験を受けるらしい、

なんともはや、尾ひれのつきすぎた

もはや、原形をとどめていないような

話ではあるが


私が、この前の兵庫県知事選挙に

ブチ切れた、というのは正しくない

むしろ、あきれ果てた、という方が正しい

SNSを使って

嘘八百の動画が広まる

落ちついて考えれば、下らぬ嘘だとわかるものに

ニューメディアとオールドメディアの戦いだと

頭痛のしそうな呼び名をつける


広告会社の、メルチュが

斎藤知事は「いい人」だという物語を作ると

コロリと騙されて

メルチュでいう「収穫」を

されてしまった人も、多数いる


公職選挙法違反の二馬力でも

完全に嘘であっても

敵をぶったたければ、それで構わない

デマは広めたもの勝ち

それが、今回の兵庫県知事選挙だった


兵庫県知事選の結果が出たときに、すぐに

神奈川県の黒岩知事が

このやり方が、全国に広まるのだろうかと

はっきりとした、懸念を示した

私も、同じことを考えた


もし、これが全国に広まり

来年の参院選では、日本中のどこの地域でも

同じようなことが起きたら、と考えると

思わず、ゾッとした


で、もし

そのようなディストピアが発生したら

どうすればよいか、という話になる


これは、私の持論なのだが

戦い方というのは、いろいろある

例えば、第二次世界大戦の間

戦争反対、戦えば負ける、と思っていた人は

日本人の中にもいた

そういう人達は、どうしていたか


小林多喜二のような、強さと勇ましさのある人は

正面切って、ペンを武器に戦い

特高警察に撲殺された


のちに日本の首相になる

吉田茂は、当時外務省にいて

何とかする方法を、組織の中で

必死に探していた

……結局は、何もできなかったようだが……


これは、架空の話だが

私の一番好きな作家

三谷幸喜が、「笑いの大学」の中で

描いた、喜劇作家の戦い方は

戦意高揚のために、無理難題を押し付けてくる

検閲官に対して

その要求を満たしたうえで

もっと、面白い脚本に変えてしまうことだった


戦時下でも、ドレスを着て、きれいな化粧をして

歌を歌っていたのが、淡谷のり子だ

何度、警察に引っ張られても

これが私の戦闘服、と言い張って

そのスタイルを変えようとしなかった


そして、戦後日本の復興に尽力した

白洲次郎は

あっさりと、日の丸行列を作るような

日本の市民から逃げだして

田舎に引きこもり

百姓仕事を始めた

……まだ、日本軍が好調だったころから

  農業を始めていたので

  次第に戦況が悪化し、食糧難になるころには

  かなり、農作の腕が上がり

  白洲次郎の家族は、食に困ったことはなく

  友人、知人にはおすそ分けもしていたそうだ……


私は、痛みに実に弱い

かなりの、弱虫でもある

健康診断の採血の注射針からも目をそらすほどだ

なので

小林多喜二タイプの戦い方は、まず無理だ


組織人としては

そろそろ定年が近い

内部にいて、改革をしようとしても

多分、相手にはされないので

吉田茂タイプの戦い方も、無理だ


特別な才能には恵まれていないので

三谷幸喜タイプも、難しい

淡谷のり子は

実をいうと、高い地位についている親戚がいた

守ってくれる人がいるとわかっての

行動だった節もある

つまり、庶民の私がまねをしたら

とんでもないめに会いかねない


だが

上手に逃げることなら、私にもできそうだ

しかも

少し早めに、逃げ道を作り

四の五の言わずに、一目散に逃げだして

自分の身の安全を確保したら

そのうえで、やいやい言うことくらいは

できるだろう、と思った


たかが選挙で、大げさな、と言われそうだが

国民民主党は、尊厳死を法案化して

高齢者の医療を制限しようといっているし

妙なコメンテーター

高齢化社会の解決策として

高齢者の集団自決を主張しており

しかも、このコメンテーターが

けつこう、いろいろなワイドショーで

使われたりしている

自民党も、口には出さないが

介護報酬を引き下げたおかげで

介護施設の倒産が増え、働き手は少なく

今後、いくら金を出しても

人手不足で、介護を受けられなくなる可能性も高い

正直、今のところ

用心するに越したことはない、程度には

思っている


なので、今のところは

万一ときの、保険をかけているようなところなのだが


潮目が、変わってきた

立花孝志は、警察から任意徴収

斎藤知事も、公職選挙法違反の

刑事告発を受理

そして何より

SNSを使って、デマを拡散した

一般人に対しての

刑事告発が、受理された


このデマは、かなり悪質だった

斎藤知事の対立候補が

1000億かけて、庁舎を建て替えようとしている

外国人参政権を推進している

極左グループに入っている

これは、全部デマだ

だが、これを信じ込んで投票した人も多かったし

今でも、信じている人もいる

ついでに言えば

このデマと、効果的な広め方をご指南していたのが

「斎藤元彦 オープンチャット」という

支持者の団体のSNSだ


このデマを広め

選挙の根幹を傷つけた輩

対立候補の陣営のSNSに対し

一度の大量の虚偽の報告をして、止めさせた輩

これらに対し

4500人規模の捜査体制が敷かれたとのこと

かなりの本気だろう


罪名は、偽計業務妨害罪

もちろん、実刑判決もありうる

つまり、今の職は失い、学生なら退学

俗にいう「前科者」になる、ということだ

遊び半分の悪ふざけでやったこなら

かなり重い代償になるだろう

自首をすすめている弁護士さんもいるようだ


これなら

私が怖がっていた

ディストピアの確率は、かなり低くなりそうだ

とはいえ

万一のこともある

もし、なかったとしても

知識や能力は、金銭と同じで

あって困るものではないが

ないと不便なことが多い

語学の勉強だけは続けておこうと思っている


というような内容を

もっとザックリと説明したところ

なぁんだ、と笑われた

もし、スペインに帰化するようなら

今度、夫婦で旅行に行く予定なので

観光ガイドを頼もうと思ったのに、とのこと


ご期待に沿えなくて、と私も笑ったが

なんだか、少しくたびれた

それにしても

ウワサというのは、怖いものだ

人のうわさも75日、というが

できることなら、年末年始の休みの間に

きれいさっぱり、消えてほしいものだ






2024年12月20日金曜日

今年の全日本フィギュアスケートの見どころ・織田信成がんばれ!!

 毎年、クリスマス直前の週末には

全日本フィギュアスケートの試合がある

毎年これを楽しみにしていた

浅田真央選手が、まだジュニアのころから

夕食を早めに済ませて

テレビの前に陣取って

三時間から四時間かかる試合を

のんびりとみていたものだった


真央ちゃんがトップスケーターだったころは

母も存命だった

真央ちゃんは、演技がうまくいくと

滑り終えた後に、ニコッと笑う

その笑顔が、本当に晴れやかで

見ているこちらまで、幸せになるような思いがした


当時の男子シングルは

高橋大輔と、織田信成がしのぎを削っていた

その後発として

まだ若いが、勢いのある羽生弓弦が

目覚ましい追い上げを見せていた


あれから、私の環境も随分と変わった

京都に住んで、塾の講師をしていたのが

今では転職をし、関東で暮らしている

両親のどちらも、喪主として見送り

息子も一人立ちし、結婚し、子供もいる


真央ちゃんは引退し

高橋は一度引退した後で

今度は、アイスダンスで競技復帰

その後、ひざが悪化して、再度引退

若手のエースだった羽生も、今はプロ入り

その次の世代を率いるといわれていた

宇野もすでに引退した


なので、まさか

この人を、全日本の現役選手として

画面で見られるとは思わなかった


織田信成

真央ちゃんと同時期にピークを迎えたスケーター

現在は、37歳

ちなみに

フィギュアスケーターの、選手としての寿命は

非常に短い

男子は、たいてい24歳くらいでピークに達し

26歳前後で、引退している


引退後の、ほぼ10年間

試合に出るような、ハードな練習はしていなかっただろう

体系も、筋肉量も、基礎体力も

すべて、ガタガタだったはずだ

それが、もう一度全部、鍛えなおして

試合に戻ってこようとは

どれだけの努力をしたのか、想像もつかない


プログラムもよかった

曲は、なんと「マツケンサンバ」歌入りだ

最初は、違った曲調の

重々しいサンバなのが、途中で曲が変わり

ついでに、衣装も変わる


今日の試合では、衣装トラブルがあり

少し、戸惑っていたようだった

この、小さなミスを連発するのも

織田信成サンらしてく、ほほえましかった


フィギュアスケートの曲は

優雅で、少し物悲しくて

いかにも「芸術性を高めました」と言いたげな曲が多い中で

「マツケンサンバ」の、底抜けの明るさと

これがぴったりな、織田信成サンの

スケートは、いかにもぴったりで

会場からは、自然な手拍子

演技終了後には、大喜びした観客の

拍手がなかなか鳴りやまなかった


演技そのものも、かなりハイレベルだった

ジャンプは四回転が、三回転とのコンビネーションで

組み込まれていたし

トリプルアクセルは、加点のつく出来栄えだった

くどいようだが、いったん引退した選手である

どれほど努力を重ねたことか


順位は5位のようだが

それ以上に、胸を打つ演技だった

ほぼノーミスで滑り終えた後

織田信成サン自身も

キスアンドクライで、ひたすら泣きじゃくっていた

テレビカメラのある前で

成人した男性が、泣きじゃくれるほど

無謀といってもいいほどのチャレンジだったのだろう

少し気恥ずかしいが

思わず、目頭が熱くなった


なんともいえぬ、勇気をもらった気がする

会ったこともない、織田信成サンだが

心底、カッコいい、と思った


私もあと少しだけ

織田信成サンにあやかって

スペイン語の練習をすることにしよう

DELE A2の試験に合格して

私も、泣きじゃくるほどの感激と

自分に対する祝福感を、味わってみたくなった


正式な順位は、明日のフリー演技を待って

今日の持ち点と合計して決められる

織田信成サン、応援している

明日もがんばれ!!








2024年12月19日木曜日

100均で見つけたエンディングノートの決定版・これは便利「もしもノート」

 いよいよ年末が近くなると

あれこれと、買い物が増えてくる

おせちと、雑煮の材料などの食料品

特に、田作り用の煮干しや

栗きんとん用の、栗の甘露煮

真空パックの鏡餅や

とにかく重くてたまらない切り餅などは

今から買っておいた方が、慌てなくていい


大掃除用の、掃除用具一式も

洗剤や、窓磨き用のクリーナーまで

買うとなると、とにかく重くて

一度にはとても、買いきれない


だが

私が毎年、この時期に

必ず買い込んでいる、一番大切なグッズは

「もしもノート」である


これは、早い話がエンディングノートのひな型だ

B5の大きさの、薄い、赤いノートだ

これは、普通の文房具店にはおいていない

取り扱っているのは、なんと

百円均一の、ダイソーだ


ノート売り場の隅の方の

あまり目立たないところに置いてあることが多い

だが、その中身はかなりの優れものだ


ノートには、あらかじめ質問が印刷されており

そこに、書き込んでいくようになっている

表紙をめくるとすぐに

自分の名前、家族の名前、メアド、電話番号

そして、一番「やるな」と思ったのが

「本籍地」を書く欄があることだ

本籍地がなぜ必要なのか、と聞かれそうだが

これは、エンディングノートなのだ

つまり、私に万一のことがあった時に

私の相続人が、このノートを見れば

不自由なく、相続手続きができるようになっているわけだ

本籍地は、相続の時に必要になってくる

相続税の納付の添付書類として

本籍地で、戸籍謄本を出してもらわなくてはいけないが

よほど、親と仲の良い子供でなくては

住所は知っていても、本籍地までは知らないのが普通だ

すぐわかるように、書いておいてあげれば

相続の時に、バタバタしないで済むだろう


お気に入りのレストランや

好きな音楽などを書く、のんきなページも

ないわけではないが

重要なのは、ライフラインと

銀行口座、クレジットカード、電子マネーや

健康保険証、年金番号などを書きこむページだ


親の相続の際に、口座がいくつあるのか

保険は何に入っているのかが全く分からず

右往左往した、という話はよく聞く

かといって、元気なときから

自分の持ち金の話をするのも

なんとなく、生臭い気がする

本音を言えば

自分の介護用の資金に、と思って

ためておいた貯金でも

息子にしてみれば、

「かかるかどうかわからない認知症の

 介護資金をためておくよりは

 今、現実に必要な

 孫の教育費を援助してくれればいいのに」と

不快に思うだろう、というくらいの

想像力は、持ち合わせているつもりだ


私の介護資金が必要なくなり

貯金が余ったら、息子一家が使えるように

それには、ノートにまとめて

私の死後、息子の手元にわたるようにするのが

一番良い方法だと思う


とはいえ

私個人が、あれが必要だろう

この情報も必要だろう、と

いくら考えたとしても

やはり、素人のすることだ

どこかに、漏れや、抜けが出てくるだろう

だが

このように、

ある程度、プロの手が入っていると思われる

ひな型があれば、この点もかなり安心だ


ノートの最後の方には

葬儀のやり方の希望や、墓について書くページもある

治療方針や、回復が望めないときの

延命措置をどうするかを、書くページもある

お互いに言いにくいこと、聞きにくいことが

文字になって、すっきりと書かれていれば

これに越したことはない


私は、毎年年末には

ダイソーにこのノートを探しに行き

正月、元旦の、少し暇な一日の

こと初めの行事として

このノートを書くことにしている

毎年、少しずつ内容が変わってくるので

新しい年の、アップデートのつもりでもある

そして、毎年、最初のごみの日に

去年のノートを捨てることにしている

個人情報が、たっぷりと書いてあるので

はさみで丁寧に切り

「去年一年、無事に生きられました

 ありがとうございます

 今年も、お守りください」と

祈りと願いを込める


私は、一人暮らしなので

外出している際に、事故に巻き込まれることも

ないとは言えない

そんな時のことも考えて

このノートは、クリアファイルに入れて

人目に付きやすい

リビングのコーヒーテーブルの上に

常時、置いてある

……さすがに、来客のある時には

  事前に引っ込めておくが……


エンディングノートは、シニアのたしなみ

特に、一人暮らしシニアには

必須の心得だと思う

この「もしもノート」は

かなりのおすすめだ

やる、やらないは別にして

お近くに、ダイソーのお店のある方は

ノートの中身だけでも

ちょっと覗いてみる価値はある、と思う






2024年12月18日水曜日

手っ取り早く自信をつける方法・最高レベルの手帳を使う

 先月くらいから

毎週水曜日の、夜8時半から

NHKのBSで、ドラマ「正直不動産」が

再放送されるようになった

一度2話ずつなので

見ごたえはあるものの

時間が無くなってしまうのが

少しばかり、困り者ではある


ストーリーそのものは、かなり面白い

業界の内幕もののような話なので

「老後資金でアパートを建てましょう」という

誘いの裏にある罠、の話題だったり

70歳を超えるシニアは

マンションを借りようと思っても

なかなか、貸してくれるところが見つからなかったり

という

リアル情報が満載で

「浪花金融道」から、えげつなさを抜いた感じ

原作のコミックも、なかなかの人気作だが

ドラマ化も、それに劣らず面白い、という

おすすめ作品ではあるのだが


私は、その中で一番印象的だった言葉がある

主人公が、まだ駆け出しで

なかなか、不動産営業の効果が出ないときに

ナンバーワンだった先輩に

「どうすれば売れるようになりますか」と聞く

……数年前に見た回なので

  細かいところは、うろ覚えだ……


すると、聞かれた先輩は

まず、スーツの店に連れていき

しゃきっとした、高級スーツを買わせる

でも、滅茶苦茶に高いっすよ、と文句を言う主人公に

一言

「拡張自我、って言葉、知ってるか」と答える


いや、実をいうと、私もその言葉は知らなかった

なので、すぐにネットで調べたところ

すぐに見つかった

とても簡単に説明すると

本来、「自我」というのは、人の心の中の存在だが

その「自我」の中に

自分の外側のものも取り入れる

つまり、「自我」を外側に拡張するから

「拡張自我」なのだそうだ


とても簡単に言いかえると

着ている服や、アクセサリー、職業

家、車、家族、ペット、資格や学歴、友人まで

自分の一部のように考えること

よく、子供が

「うちのお兄ちゃんは、野球部のエースなのよ」と言ったり

もう少し大きくなると、ブランド物を持ちたがったり

それによって

自分も優秀であるように思えてくる

一種の、自己暗示のようなものらしい


これはいいな、と思った

自分を優秀だ、と自己暗示をかけて

本当に優秀になれるなら

それに越したことはないではないか


で、考えた

私は、どうなりたいのだろうか

どう、自己暗示をかけようか

役職定年になっており、もうこの先

仕事の内容も決まったようなものなので

「デキる社員」の自己暗示は、かけてもむだだ


「料理上手」の自己暗示は

食べた時点で、崩れる

やめた方がいいだろう


では

難関試験を次々と突破する

シャープな頭脳の持ち主、というのはどうだろう

そこまで考えて、これだ、と思った

プロの使うような、高級文房具、と思って

万年筆の値段を調べた

どうせなら、気を大きく持って

「モンブラン」で検索したところ

8万6千900円から、と出ていた

「から」なのだ、大切なことなので二度書くが、「から」なのだ


文房具は、あっさりあきらめた

ノートは、というと

私は、ルーズリーフ派なのだ

しかも、100均で買ったファイルが

一番のお気に入りだった李する


では、視点を少し変えて

勉強のスケジュールを書き込む

手帳はどうだろう、と考えた


これが、大当たりだった

手帳類は、どんなに高くても3000円もしない

しかも、カレンダータイプ

カレンダーに、日記も付いているタイプ

イラストの月のタイプ、など

目移りしてしまって、選べないほどに

多種多様なものが出ている

自分の「拡張自我」になれそうな

そこそこに、高級で、お気に入り物を選ぶのが

毎年の、この時期の楽しい習慣になった


今年も、さっそく買ってきて

来年の、一番の目標

スペイン語の検定試験

「DELE A2」の試験日を書き込んだ

それだけで

なんだか、ゴルゴ13にでもなったような

「狙った獲物は、確実に仕留めるぞ」という

気分になってきたのだから

私が単細胞なのか

拡張自我が強力なのか


ともあれ、来年も

やる気満々で、希望をもって迎えられるのだから

良いとしよう







2024年12月17日火曜日

シニアの就職チャンス拡大か?神戸の公立中学が部活終了

 昨日のニュースの記事を読んで

思わず、そう来なくちゃ、と

飲みかけのコーヒーで祝杯を挙げた


神戸市が、公立中学校の部活の

終了を決定した

と言っても、教師が顧問となって

学校の活動としての部活をすることをやめるだけで

學校には、一般の団体から

講師の先生が来て

「部活動」のような活動ができる点は

変わりがないのだそうだ

……ちなみに、この活動のことは

  「部活」ではなく、神戸の活動、ということで

  「コベカツ」というそうだ

  正直、ネーミングセンスは最悪だと思う

  お役所の中に、「コピーライト部」でも

  作る方がいいかもしれない、などと

  ちょっと、イジワルを言いたくなるレベルだと

  思うのだが、いかがだろうか……


これが、どうして祝杯なのかというと

私が以前、何度か書いてきた

「シニアの就職口の拡大」につながる

一番大きな予想が、的中したからだ


これだけでは、よくわからないと思うので

少し、くどくどと書いていきたい


そもそも、現在、学校の先生のなり手が減っている

なったとしても、やめてしまう先生が多い

すでに、学校運営に支障が出ているレベルで

地域によっては

學校管理の仕事をしなくてはいけない

教頭先生あたりまでが

クラス担任を受け持つ、というレベルになっている


その大きな理由の一つが、部活指導だ

授業だけでも6時間あり

それに加えて、授業の準備、テストの作成

保護者面談や、不登校の生徒がいれば、そのケアなど

労働時間は、ただでさえ長いというのに

放課後と、朝練、夏と冬の休み、土日の練習

試合の引率、と

休日が、どんどんつぶれていってしまう

それでいて、学校に勤めると

部活の顧問は強制的で

「やらない」という選択肢がないのだという


これでは

教員免許を持っていても

學校に就職するよりは

ホワイトな一般企業に就職して

自分の時間を持ちたい、という人が

増えるのも、当然だろうと思う


なので

例えば、東京都や、横浜市では

部活の指導は一般に任せることにして

教育委員会で、部活指導員の求人を出していた

ただ、ほとんどが運動系、文科系は音楽系で

少々、分野に偏りが、あるにはあったが


私は、この仕事はシニアにぴったりだ、と思っていた

そもそも、一日の労働時間が短い

例えば、野球部を例にとってみても

冬場は、日没が早い

特殊なナイター設備でもない限り

放課後の練習時間は、長くても五時前後には

終了するだろう

朝練も、どう長くても1時間程度だろう

つまり、一日の労働時間は

3から4時間

それでいて、社会保険完備だ

健康保険の半額を払ってもらえるうえに

退職したら、雇用保険も入ってくる


しかも、この「部活指導員」の仕事だけでは

食べていくのは難しいが

下支えとして、年金をもらい

その不足分を補ったり

貯金額が心元ない場合には

少し、積み足すには、ちょうどよい額だ


こうなったら

何か、趣味を持っているシニアは

役職定年で時間ができたら

その時間を活用して

指導員の資格を取って

定年後の再就職に利用すれば

まさに趣味と実益を兼ねた、楽しいバイトになる


しかも、部活は種類が多い

スポーツ系以外にも

茶道、華道、書道は定番だが

フラワーアレンジメント、園芸、囲碁、将棋、俳句

美術、百人一首、落語、料理、手芸、ボランティア

写真、鉄道、英会話、漫画、アロマテラピー、釣り、と

幅広いジャンルがある

どの趣味も、生活の糧になる可能性がある、と思うと

かなり、ワクワクしてくる


しかも、神戸のケースは

東京、横浜の一歩先を行っていた

部活は終了するが

その代わりに

「部活のような地域活動」をする、というのだ

つまり

一般の団体から、先生が来ることになるだけで

練習場所も學校で

従来の部活よりも、種類が豊富になる


我々シニアとしては

各学校に講師を送り込む団体への

就職を目指して、派遣社員のような

働き方をするのも良いが

いっそ、趣味の仲間を誘って

新しく、団体を立ち上げてしまうのも良いと思う

というのも

學校に講師を送ることのできる団体は

政治・宗教・営利色のない、NPO法人でよいからだ

そして、NPO法人というのは

メンバーが4人いれば、立ち上げられる

株式会社などと違って

資本金に関する規定もない

……それでいて、税金の優遇は受けられるのだから

  かなり「おいしい」団体ではある……


日本全国に

部活を外部発注する動きが広がってくれれば

シニアの就職口も、増えてくることだろう

その日に向けて

私も、せっかくとった、アロマテラピーの資格を

少しブラッシュアップして

いつでも、「アロマ部の講師」になれるように

準備だけは、整えておこうかと思っている


なんだか、定年後の未来が

どんどん、バラ色に思えてきた




2024年12月16日月曜日

ごちそう風・ずぼら人間大勝利のレシピ・セビーチェの作り方

 先日、クリスマスのごちそうメニューに

アボカドとスモークサーモンのセビーチェ、と

書いたところ

「セビーチェとは何ですか」

「簡単に作れますか」

「レシピを紹介してください」という

メールを複数いただいた


なので、今日は

セビーチェの話をしようと思う


セビーチェというのは、もともとメキシコ料理で

私が何年か聞いている

NHKのラジオ「まいにちスペイン語」の

テキストの最初の

カラーページで、写真入りで紹介されていた

私が作るものなので

そのレシピより、ずっと、あっさりと

手間いらずにアレンジしているので

本場メキシコの方からすれば

これはセビーチェとは呼んでほしくない、と

思われるかもしれない

ただ、その分だけ

適当で、簡単なのは間違いないと思う


そもそも、セビーチェとは

みじん切りにした玉ねぎを

レモン果汁にしばらく漬け込む

マリネ、というか、酢漬けというか

そういった感じの料理だ

なので、あっさり、さわやか系の好きな方には

気に入るとは思うが

酸っぱいものが好きではない方には

あまりお勧めしない


私のレシピは、簡単、というか

冷蔵庫の中身と相談、というようなもので

正直、毎回少しずつ変わる

だが、無理矢理にでも

一番スタンダードなものを書くとすれば


材料は

アボカド  半分

玉ねぎ   半分

ミニトマト  3玉

モッツァレラチーズの小さなもの(あれば)

                   適量

スモークサーモン 3切れ

ポッカレモン 大匙 1

オリーブオイル 大匙1

塩コショウ 少々


作り方は

① 玉ねぎを粗みじんに切る

  面倒くさい時は、スライサーで

  薄くスライスする

② 玉ねぎをボールに入れ

  ポッカレモンとオリーブオイルをかける

③ アボカド半分を8個くらいにスライスする

④ スモークサーモンを一口大に切る

⑤ ミニトマトを半分に切る

⑥ モッツァレラチーズを半分に切る

  (一口大の、ミニトマトと同じくらいの大きさのものが

   市販されているので

   私はこれを主に愛用しているが

   もしなければ、ミニトマトと同じ大きさを

   目安にするといいと思う)

⑦ 切ったもの全部を、玉ねぎと同じボールに入れ

  形が崩れない程度にかき混ぜ

  20分ほどおいて、味をなじませる

  ……というか

    私はこの間に肉やスープ、サラダやパンなど

    ほかの料理の準備をしておく

    大体、準備が終わって

    食べごろになったころに

    セビーチェの味もなじんでいる……


これで、出来上がり

あとは、美味しくいただくだけだ


アボカドは、緑がクリスマスカラーで

見栄えがすることと

スモークサーモンは、私の大好物だという理由で

使っているのだが

サーモンの代わりに

ゆでた小エビを使っても

マグロの刺身を薄く切って

カルパッチョのようにしても

美味だろうと思う


私の知人に、これを教えたところ

魚なら、なんでも合いそうだと言い出し

今では

仕事終わりにスーパーにより

安くなっている刺身類があれば

1パック買ってきて

家に着いたら、すぐに仕込んで

その晩のメインディッシュにしているそうだ

白身魚なら、どれでも美味だが

意外にイケるのが

タコとホタテだそうだ


もともと、メキシコ料理は

各国や、各地の多様な食文化が

まじりあってできたものなので

幅が広く、自由なのだそうだ


もしよろしければ

今年のクリスマスは

セビーチェで、思いっきり自由に

好きなものをアレンジして

楽しんでみてはいかがだろうか

もし口に合わなければ

市販のドレッシングをかけて、ごまかすという

必殺技もあることも

そっと、申し添えておく







2024年12月15日日曜日

自分へのクリスマスプレゼント

 いよいよクリスマスも近くなり

家の中も、すっかり

クリスマスムードになってきた

勉強のBGMも

ネットで無料で聞けるクリスマスキャロル

特に、私の好きなフランク・シナトラやら

ビング・クロスビーやら

ナット・キング・コールやらの歌を

思いっきり聞けるのは

ありがたい限りなのだが


少々物足りないのは、プレゼントだ

父が存命で、二人で暮らしていたころは

父のための、暖かグッズ

ひざ掛け毛布やら、室内履きやらを

買いに行くのが、楽しみだったのだが


1人暮らしになってみると

「プレゼントを贈る相手のいる幸せ」というのが

あるのだな、と

つくづく、実感するようになってくる


愛猫のためのプレゼントは

毎度代わり映えのしない

チャオチュールなので

どうも、私としては面白くない

……愛猫としては、毎年

  申し分なくうれしそうではあるのだが……


そこで、思いついたのが

「自分あてのプレゼント」だ

今年一年、健康に気を付けて

仕事と資格試験の勉強を両立させ

そこそこの家事もこなし

満足のいく一年を送ってきた、私に対して

感謝と、敬意をこめて

クリスマスのプレゼントを贈ることにしよう、と

決定した


さて、品物は何にしようか

大好きな私に送る品物なので

少し、凝りたいところではあるが


着るものは、暖かいのが一番で

ユニクロのバーゲンの時に

ヒートテックの肌着類、ズボン類は

一通り買いそろえてある

コートやセーターは、今あるものがまだ新しいので

別に、買い替える必要もない


靴は、行きつけの靴屋が二月にバーゲンをする

その時まで、待つ方がいい


文具類も、足りないものはない

むしろ、まだ使い切っていないものが

のこっているくらいだ

万年筆は欲しいことは欲しいが

予算がオーバーだ


調理家電は、欲しいものはたくさんあるのだが

おいておくスペースがない


では、何を、と考えて

思いついた

本がいい

しかも、図書館で借りられないような

書き込み式の、ノート風の本ならベストだ


実は、心当たりがある

まだ、夏の暑くなる前

六月のはじめくらいに、書店で見かけた本だ


何か月か前に亡くなった

詩人、谷川俊太郎の書いた、というか、

作った、というか、微妙なところなのだが

「好き好きノート」という

面白そうだとは思ったが

当時は、まだファイナンシャルプランナーの

二次試験の勉強で忙しかったので

買わずに、棚に戻したという

因縁のある本だ


これは、右からと、左から

両方から読み進めることができる

右から読むと、「すきノート」

子供向きで、書き込み式になっている

本には、詩の形で質問が書いてある

たとえば

「いちばんすきな おかしはなんだろ

 うちでつくれば ただだけど

 おみせでかうと いくらかな」


「いちばんすきな ところおしえて

 うちのなかでも そとでもいいよ

 いったことない とおくでも」


質問には、谷川俊太郎サン自身の

答えも書かれている

本を左から読むと

「好きノート」

こちらは、大人向けで

谷川俊太郎サン自身の好きなものについての

エッセイが書かれている


例えば、好きな食べ物は

芋と、豆なのだそうだ

お父様が食通だったから、その反動かもしれない、とのこと


読んでいると、まるで

谷川俊太郎サンと話しているような気分になってくる

そして

谷川俊太郎サン自身も、呼びかけてくれている

「あの、よんでいるだけでは、

 ふつうの本と同じになっちゃう」


これは、楽しそうだ

書き込みながら、自分と対話して

今まで知らなかった自分を、見つけることもできる

新年の、少し退屈で

持てあまし気味の時間に、書いていくのも

とても楽しそうだ


また、イラストが私の好みのど真ん中だった

全体は、薄いクリーム色

イラストは、リアルだが、リアル過ぎず

どこか、温かみのある

安野光雅サン


思い立ったが吉日で、置いてあった本屋に

急いで、行ってみたところ

すでに、売り切れで在庫はない、とのことだった

魅力的な本だったうえに

谷川俊太郎サンの訃報もあった

まあ、しかたがないか、と

取り寄せを頼んだところ

倉庫にも在庫がない、

出版元からの取り寄せになるので

時間がかかる、と言われた


どのくらい、と聞いてみたところ

なんと、約10日、という

今日から、10日

まさに、クリスマスにぴったりではないか

これは、自分へのクリスマスプレゼントは

この本にせよ、という天の声、と解釈して

ホクホクしながら

本を予約して帰ってきた


「すき好きのーと」

1430円也

予算的にもピッタリで

今年は、ますます良い

クリスマスになりそうだ












2024年12月14日土曜日

筑波大だったら良いというわけではない・悠仁サマの大学入試の話

 秋篠宮家の長男、悠仁サマの入試が終わり

大学が決まった

推薦入試で、筑波大学だそうだ

一時期、ウワサになっていた

東大ではなかったようだが

だからと言って、合格おめでとう、とは

言いにくい気がしている


AOだから、推薦だから、というわけではない

確かに、秋篠宮家の長男は

小学校から大学まで

本来なら、かなり狭き門である学校に

ただの一度も入試を受けず

全部、自分用に作られた特別ルートを使ってきたという

なかなか、うらやましい経歴の持ち主ではあるが


大学推薦を取るには、高校の内部で

誰を推薦するか、競争になる

有名な話では、慶応大学の医学部の推薦

付属の高校の中から、3名しか推薦されない

トップ中のトップの生徒がしのぎを削るのだから

誰がその3名に入るか

実力が伯仲している分だけ、運の要素が強くなる

だが

自分の将来が、運などという

いい加減なものに左右されるのでは

たまらない、と思う、高校生相互の間で

すさまじい足の引っ張り合いが起きる

カンニングなどしていないとわかっていながら

教師に、ライバルがカンニングをしていた、と

告げ口をするなど、日常茶飯事過ぎて

教師の方も、慣れっこになっているそうだ


さて、筑波大の推薦枠は何人で

志望者は何人いたのだろうか

それに、推薦の条件は、高校の成績がAランク

という条件があるのだが

週刊文春の情報によれば

秋篠宮家・長男の成績は

数学 0点/200点満点

物理 0点/100点満点

化学 2点/100点満点

英語 6点/200点満点

国語 5点/200点満点

政経 3点/100点満点

日本史 4点/100点満点

点数のとれたものは、いずれも選択型の問題

つまり

あてずっぽうでも、当たるもの

ばかりだったそうだ


成績を発表しない筑付で

これだけ詳細に、試験結果が出回る、ということは

どう考えても、内部からのリークだろう

いわゆる「深海魚」の生徒に

Aランクの下駄履きをさせることに

納得のいかない教職員がいても

全く、おかしくはないと思う


いやいや、お勉強はよくなさっていた

公務の往復の時間には

参考書を持ち込んで、読んでおられた、と

記事を書いたスポーツ新聞もあったようだが

正直に言って

この記者はバカなのではないかと思う

この程度のことは、私でもしている

ファイナンシャルプランナーの受験時代も

スペイン語検定を目指している現在も

移動時間は、貴重な暗記時間だ

手ぶらでいることなど、絶対にない

ついでに言えば、昼休みは

机に向かってしなくてはできないタイプの勉強と

まとめづくりの時間だ

そして、帰宅の電車の中で

まとめたものを暗記している

別に、私が偉いわけではない

受験生なら、皆、そのくらいはしているだろう

美談でも何でもないものを

ことさら、ほめちぎるとは

失礼ながら、この記者サンが高校時代

さぼり倒していたか

秋篠宮家長男に、ほめるところが見つからなくて

苦し紛れに書いたものか

そのどちらかではないかと思う



また、ヤフーニュースによれば

推薦合格をさせるために

筑波大の教員が多数、高校に入り浸りになる

「チーム悠仁」で合格をさせた、という

……これは、早い話が

  推薦の裏口入学ではないのか?……


そして、おそらくその陰では

通常なら、推薦枠をとれた生徒が

確実に一人、不当に「わりをくう」羽目に

なっているだろうと思う

そう思うと

これが皇族のすることか、と

どうしても引っかかってしまい

素直に、おめでとう、ということができないのだ


もっと言えば

東京のど真ん中にある皇居から筑波まで

どうやって通うつもりなのだろう

電車というのは、現実的ではないだろう

毎朝、車で送り迎えをしてもらうか

大学の寮、ということになるのだろうが

寮生活となれば

両隣の部屋は、警護の人が借りて

常駐しなくては危ないだろうと思うのだが

その資金は、全部税金だ

秋篠宮家長男一人に

一体いくら、資金をかけるつもりなのだろうか


そのうえ、年間900万の皇族費も貰っているとなると

ますます、モヤモヤした気分になってくる

せめて、大学に通って

皇族としての仕事をしていない間は

900万の皇族費の一部でも

返還してはどうかと思う


要はもう

「東大じゃないんだから、筑波大ならいいでしょ」

という問題ではない、ということだ

入試を受けるなら受けるで

ほかの学生と同様に、平等な入試を受ける

それがどうしてもいやなら

大人しく、学習院に行く

それが

学習院よりいい大学に行きたいけれど

実力が足りない

だから、下駄履きをする、では

国民からの敬愛は得られないだろうし

大学合格が決まっても

祝福は受けられないだろう、ということだ


とはいえ

これで、「学業に専念」する必要はなくなったのだから

はやめに、成年会見を開かれることを

楽しみにしている

愛子様の、あの、完璧な会見と比べられるのは

少々大変かと思うが

今まで、さんざん「ご優秀」と言われてきた方の会見だ

いろいろないみで、楽しみにさせていただいても

バチは当たらないだろうと思う










2024年12月13日金曜日

明日はクリスマス用のお買い物

 ボーナスが出て

少し懐が温かいのと

10月、11月の家計が黒字になった分

クリスマスを少し豪華に

迎えることができそうだ


ツリーとリースは、買い替えない

毎年同じものを、大切に使っている

クリスマス用の、特別な食器も

亡き母が好きで、集めていたのを

使わせてもらっているので

ろうそく立ても、フォークレストも

一通り、かなり趣味の良いものがそろっている


クリスマスのディナーは

たいてい、自分で作っている

と言っても、チキンの胸肉を

前の晩から、醤油とチューブショウガ

ごま油、ソース、ケチャップに付け込んでおいたものを

オーブンで焼くだけなので

ほとんど、手間いらずのわりに

ごちそうに見えるという

ずぼら人間大勝利、のメニューだ

これと、クリスマスカラーになるように

スープは、ウクライナ産のレトルトボルシチ

レタスと赤パブリカのシャキシャキサラダ

アボカドと、スモークサーモンのセビーチェ

さすがに、ケーキだけは手が回らず

注文してしまうのだが

あとは、切れかけているオリーブオイルを買っておけば

特に、今から準備するものも、なさそうだ


すると、最後の仕上げ

クリスマス用の花だ

ポインセチアは、定番だ

この頃は、ピンクや白の

プリンセチア、というものもあるようだが

私は、シンプルな赤の方が好みだ


毎年、ポインセチアと一緒に買うのが

鉢植えのシクラメンだ

これが、毎年どんどん新しい品種が出てくるので

花屋の店先に行って

あれこれと選ぶだけで、思わずワクワクしてくる

昔は、赤と白、それにピンクくらいしかなかったが

今では

ピンクもショッキングピンクから

淡いベビーピンク

赤も、ワインレッドに近い、黒バラのような赤から

朱赤まで、いろいろある

形も、フリルになったような、フリフリの花びらから

なんと、上向きのシクラメンまで

本当にいろいろとありすぎて

帰って、選べなくて困ってしまうくらいだ


明日は、せっかくの休日なので

近所のホームセンターに出かけて

玄関に飾るシクラメンと、ポインセチア

庭のコンテナに植える、ガーデンシクラメンの苗を6個

ごっそりと買ってこようと思っている

ツリーも華やかだが

やはり、私は生きた花が飾ってあると

いかにも

さあ、これからクリスマスを迎えるぞ、という

気構えができるようで

なんとなく、今年の有終の美を飾るために

あと一息、がんばろう、と

気合がはいってくるのだ


ちなみに、私が今、一番欲しいのは

今年発表されたばかりの新品種

「ジックスレッド」

近所の花屋では、取り扱いがなかった品種だ

どう見ても、今までの「シクラメン」のイメージとは

全く違い、本当にシクラメンなのか、と思うようなのが

とても面白いうえに

白い部分が星のようで

とても気に入った

自分へのクリスマスプレゼントに

なんとしても欲しい

下に、画像を貼ってみた

なるほど、これなら欲しくもなるね、と

言っていただければ、幸いである





2024年12月12日木曜日

酒池肉林の生活!?

 今年は、受けた試験3個が

ことごとく合格できるという

ラッキーにもほどがある、年末になり

正直、かなり浮かれている


試験に受かったこともうれしいが

毎年3万円かかっていた

ファイナンシャルプランナーの受験料が

来年からはかからなくなる、という

経済的な面でも、喜びはひとしおだ


ボーナスも出たことではあるし

少し、豪遊してみることにした


ちょうど、今日は私のお気に入りのコミック

「おじさまと猫」の発売日だ

これは、多少、読者の年齢層が高いこともあり

いわゆる、コミックよりも大判で

その分、少し価格も高い

900円なのだが、これはどうしても欲しい


しかも

この種のコミックには「おまけ」が付くのが通常だ

いわゆる「ペーパー」と言われているもので

数量限定で、ポストカードや

四コマ漫画のしおりがついたりする

私が狙っているのは、ビジュアルボードと言われている

厚紙のような用紙に書かれたイラストのオマケ

これが

アニメイトでしか、もらえない


アニメイトというのは

知っている人は知っているが、知らない人は全く知らない

早い話が、アニメやコミックのグッズの専門店だ

正直、ここに行くのは

行くだけでも、とても恥ずかしい

私の息子よりもずっと若い世代の

女子高校生と同じ列に並んでレジを待つのは

どうにも、いたたまれないうえに

ここは、レジに時間がかかるせいか

列が、妙に長い

なんとも言えない、萌え系美少女キャラクターの

アクリルスタンドの間にできた列に

じっと並んでいなくてはいけないのは

かなり、厳しいものはあるのだが


私の、「おじさまと猫」愛は

その、恥ずかしさをもしのぐもので

しっかり、ビジュアルボード付きコミックを

仕入れてきた

もちろん、初版本である
























この作品は、何年か前に

草刈正雄主演で

テレビ東京でドラマ化された人気作

「誰もが小さく傷ついて生きている」

その傷を、やさしくいたわり

包みあう、穏やかな癒し系のストーリーで

それぞれの登場人物の心の支えとして

何匹もの猫が登場してくる、という

猫好き、ほのぼの好きには

たまらない作品だ


たいてい、私が行くのは

仕事が終わった後、アニメイト渋谷店だ

これにも理由があり

渋谷の、行きつけのバーにに

一杯飲みにいくのである


バーとはいえ

私はソバーキュリアスで

酒は飲めるが、あえて飲まない

そして、私が行きつけにしている店は

ノンアルコール・ローアルコール専門店

「スマドリバー「という店なのだ

渋谷のセンター街を入ってすぐのところ

IKEAの裏口と、細い道一本を隔てた

向かいにある


レッドアイや、モヒートといった

定番カクテルや

店オリジナル、冬限定など

大体、メニューは20種類くらい

各種取り揃えてあるのだが

今日は、特別に運が良かったらしく

「カンパイサラダ」のイベント中だった


「カンパイサラダ」というのは

酒を飲む前に、つまみとして

軽く、洒落たサラダを食べよう、という

キャンペーンで

キューピーがタイアップしているそうだ

そして、試飲として

ノンアルコールの発泡白ワインの上に

サラダタルトののった、オシャレなカクテルを

無料でいただくことができた

店内がほの暗かったこともあって

写真写りが、非常に悪いのが

我ながら、残念で仕方がない

実物は、もっときれいで、魅力的だ













自分で注文したのは

ノンアルコールのサングリアだ

これは、なかなか美味だった

正直、ノンアルコールのワインは

単品で飲むと、どうしても

アルコール入りのワインと比べて

一味、落ちる

だが、甘みをつけ、ほかの材料と合わせて

特に、果物と合わせると

それが全く気にならなくなる

ワインペースのカクテルの、コクと深みがあり

フルーツの甘みも控えめ

色も、飾り桐も美しい

満足できる1杯だつた


ちなみに、お値段は1杯600円也

場所が渋谷で

コーヒー1杯800円くらいは

平気でとる店が多いことを考え合わせると

かなり、リーズナブルだろうと思う


















今日は、本とカクテルに加えて
手袋、あったか靴下、猫用おもちゃ
それに、ゴディバの福袋と
今まで、欲しかったが買いに行けなかったものを
どっさりと買い込んだこともあり
一つ一つの品目は
結構、地味なものが多いとはいえ
合計すると、そこそこの値段にはなった

というよりも
普段、一週間の食費を3000円で
まとめている見としては
「酒池肉林」の豪遊・散財になってしまった

とりあえず、明日からは
少し、気を引き締めて
節約モードで、年末を紀子ろうと
反省しきりである


2024年12月11日水曜日

私の寿命はいつまでか・「寿命タイマー」をやってみた

職場の同僚から

「これ、かなりリアルらしいですよ」と

昼休みに、ゲームのようなものを紹介された


ワイワイと盛り上がっていたので

その気もなしに覗いてみたところ

「寿命タイマー」というもので

質問に答えて、睡眠時間や喫煙の有無

体型などを打ち込んでいくと

あなたの寿命はあと何分、と

かなり具体的な数値が出てくるようだ


私の同僚の中で

一番若い子は、なんと

「残り20年」と宣告されて

やべー、やべー、と

若者言葉でいう「バニクりまくり」状態だったが

それがかえって、現実味があって面白かった

なので、少々、悪趣味と思わないでもなかったが

私も試してみることにした

ちなみに、リンクを下に貼っておいた

興味のある方は、ぜひどうぞ

寿命タイマー / 死に体診断 - あなたの死亡予定日教えます


運動は、ほぼ毎日しているが

体に負担のかかることはしていない

軽いウォーキングと、仕事帰りのジム

休日の、半分水遊びのようなプール程度だ

タバコは吸わない

酒は、そばーキュリアス

飲めることは飲めるが

あえて飲まない生活をしている

食事の味付けは、薄味が好み

……なので、市販のおせちは

  どんな名店のものでも、口に合わないという

  なかなか悲劇的な状況に

  陥っているのだが……


入力をし終えて、しばらく待つと、結果が出る

私の寿命は

2055年、2月28日

30年と85日10時間、とのことだった


ううむ、正直に言うと

少し、短い

私の目標は、100歳越えなのだが

これでは、90歳でアウトだ


100まで生きて、何をしたい、ということが

特にあるわけではないのだが

駅前の桜並木が満開になる

あの花吹雪が

あと30回しか体験できないのは

なんとも、寂しい


毎年行っている、バラ園も

あと30回で打ち止め、では

まだまだ、見たりない気がする

少々見飽きたなぁ、というには

少なくとも、あと40回くらいは必要だろう


それに、できることなら

空飛ぶクルマにも、乗ってみたい

私が子供のころには

毎年、子供向け雑誌の「未来予想図」には

空飛ぶクルマの絵が、大きく描かれていたものだった

どうせなら、テクノロジーがそこまで進歩して

一般的に使えるような価格になって

体験してみなくては、文字通りに

「死んでも死にきれない」気がする


もっと言えば、家庭にロボットを置いて

家事を頼んだり

話し相手になってもらったり

私好みの曲をかけてもらったりしたい

家庭用ロボットは、もうすでに

話しかけると、返事をしたり

声を聴きとって、メールやラインを送ってくれたり

薬の飲み忘れをチェックしてくれるような

コミュニケーション型のものが開発・発売されているが

価格は安いもので30万ちょっと、と

私には、手の出ない値段だ


それに、会話レベルも少し物足りない

できれば、強盗などが入った時に

自動で、警察に連絡してくれるような

防犯機能も欲しいところだ


なので、今、あせって買うよりも

そこそこに長生きをして

独身シニアの家には、見守りロボットがいるのが

当たり前、という時代になったら

1人(というのか、よくわからないが)買って

手元に置くようにしたい


できれば、アンティークドールのレプリカを買って

ロボットの本体をそこに組み込んで

毎日、好きなコーヒーを飲みながら

アンティークドール・ロボットと

好きなフィギュアスケーターの話などの

オタクトークを楽しみたい


それまで長生きするのが、私の夢だ、と話したら

私と同じ年の同僚に、ポンと肩をたたかれて

大丈夫、絶対に長生きするから、と励まされた

なんだか、複雑な思いだ

ちなみに、下の写真は、

私がちらりと購入を考えた

ラインを打ってくれるロボット

その下が、同じく、ちらりと購入を考えた

アンティークドールのレプリカ

この二つが組み合わさって

防犯機能も付いたら

最強になるだろうと思うのだが

いかがだろうか










 

2024年12月10日火曜日

受かったぁ!! ジェロントロジー(老年学)検定合格証書、到着

 そろそろ、つくころだと思っていた

10月に受けた、ジェロントロジー検定の

結果通知である

12月上旬に発送予定、というので

何を隠そう

今月に入ってからずっと

首を長くして待っていた


今日、郵便受けに

A4版の封筒が入っていた

触ってみると、結構分厚い

これは、期待できるのではないかと思い

そわそわしながら、丁寧に封を切って取り出したところ


結果票の「合格」の文字が

大きく、目に飛び込んできた

何度か眺めてから

袋の奥を探してみると

合格証書も、入っていた










ジェロントロジーとは

高齢者の生き方についての学問、というと

なんだか難しそうなのだが

シニアの健康、マネー情報、介護などの福祉政策

家の構造、生きがいの作り方など

今の学問体系では

医学、薬学、社会学、経済学、心理学と

ばらばらになりすぎて

全体像のわからなくなった事柄を

「シニア関係」という一点で、一つにまとめ

シニア層の生き生きと暮らせる生活パターンを

考える学問だ


まだ新しい学問なので

これを本格的に学ぼうとしても

大学に、専門の大学院があるところが

ほとんどない

日本でたったの二つだけだ

おまけに、この二つが極端なのだ

一つは、桜美林大学

もう一つは、東大である


それもあって、自分で何とか、独学できないかと

あれこれ探したときに

今までの学術成果を

ざっとまとめた試験かある、と知って

これは何としても、と思ったのがきっかけだ


選択式の問題だけで

四つの中から一つを選ぶ、という形式なので

ファイナンシャルプランナーよりは

ずっと楽ではあったが

何しろ、過去問が世に出回っていないのと

試験終了後に、問題を回収されてしまって

自己採点ができないのとで

合格発表まで

かなり、落ち着かなかったのも事実だ


素直な感想として

「かなり、心配だった

 なにはともあれ、合格できて、うれしい」


これで、今年受けた試験三つは

全部、合格することができた

三戦三勝

申し分のない、成績だと思う


それで、合格できたら言おうと

思っていたことがある


60を過ぎたら、記憶力が落ちる、とか

覚えにくく名から、試験には向かない、と

言う人もいないではないが

こんなものは、全部ウソ


60歳を過ぎても

試験勉強に必要な知力は

全く、衰えない


むしろ

若い頃より

性格に落ち着きと粘りが

出てくるので

むしろ、シニアの方が

試験向きだ


やってみたい学問

とりたい資格

再就職の武器がほしい

という方は

ぜひとも、資格試験に

チャレンジしてみると

良いと思う


一緒に、がんばりましょう




2024年12月9日月曜日

今年のおせちはどうする問題

 さて、12月もそろそろ上旬を終え

クリスマスまで、あと2週間

いよいよあわただしくなってくると

やはり、気になるのは「おせち」だったりする


今年のおせちはどうするか

毎年、頭を悩ませている


父と一緒に暮らしていたときは

最初の数年は自分で作りはしたものの

父が年に一度、豪華版のおせちを

買うのを楽しみにしていることに気づいてからは

カタログを見ながら、あれこれ選ぶのが

毎年の終わりの、楽しい行事の一つになった

父も、私と同じで

あれこれ、ちょっと変わった料理を

品数多く、少しずつ食べたいたちで

中華、洋風、和風の三種類が入ったおせちを注文し

ローストビーフやら、タラバガニやらを

一通り、少しずつ食べるのを楽しみにしていたものだった

たいてい、おせちは二日の夜には

きれいになくなり

三日は、ジャガイモをゴロゴロと入れた

昭和風のカレーを作ったものだった


1人暮らしになってからは

おせちを買おうという気にはならない

正直に言うと、どこの店のものも、まずい

まずい、というよりも

私には、味が濃すぎる

私の好みは、素材の味がわかる程度の味付けだ

栗きんとんには、サツマイモの味が残っていてほしいし

田作りの醤油と砂糖は

ほんのりと香る程度

おせちの残りを、年明けの弁当に詰めても

違和感なく、白米のおかずとして

おいしく食べられる程度、というのが

私の好みだ


おまけに、私は肝臓の数値が思わしくなく

プリン体の多い食品

具体的には、レバーと、魚卵を禁止されている

つまり

イクラも、数の子も

おせちの中に入っていたとしても

食べるわけにはいかないのだ


こうなってくると、市販品は

避けた方が良いように思えてくる


なので

やむなく、手作りすることにしている

ただし、全品ではない

それでは、さすがにバテまくる

好きなおかずだけ

簡単な方法で作っている


他作りは、電子レンジを使って

クルミと合わせた、ナッツ入りのものを

あっさり味で作る

レンジ使用なので、全部で20分もかからないうえに

掃除の手間もかからない


豆きんとんは、自慢の圧力なべで

20分程度でできるし

黒豆は、フジッコのお豆さんシリーズ

あまさ控えめ、を、利用している


大根とニンジンをスライサーで削るだけで

あっというまに、なますは完成

同じく、スライサーで削って、酢蓮あっさり


伊達巻き、昆布巻き、かまぼこは

スーパーに行って

争奪戦になる前に、急いで買い込んでおく


一番手間がかかるのは

煮しめだとは思うのだが

これも、大変なのは皮をむくことと

味が染みるまで煮込むことで

料理そのものは、肉じゃがとくらべても

かなり、やさしい部類になると思う


あとは、私の好きなこはだと

松前漬けあたりを買い込んで

京都に旅行に行ったときに買った

自慢の重箱に、きれいに詰めれば

お節料理の完成なのだが


これだけではつまらないので

毎年一つずつ、新しい品を覚えて

おせちのバージョンアップを図っている


今年の目標は

「たたきごぼう」にした

というのも

ゴボウは、煮しめにも使うので

必ず買う食材だからだ

ただ、煮しめだけでは、毎年余らせてしまい

消費しきるのに、なかなか苦労した記憶がある

今年は、たたきごぼうにして

食材を余らせないように

特にゴボウは、正月三が日の間に

全部食べ切ることを目標にした


おせちは今年最後の大仕事

どうせなら、楽しく、美味しく

来年の福を呼び込むような

楽しいものを作りたいと思っている