2024年4月19日金曜日

だが断る・マイナンバーカード作らない宣言

 毎朝、新聞を読むのは

私の大事な趣味の一つだが

このところ、嫌なニュースが多くて

その点だけは、腹立たしい

今日の「お腹立ち」は

マイナンバー保険証だ


一時期、マイナンバー保険証など

持つものではない、というニュースが

毎日毎日駆け巡り

マイナはポイントだけもらって返納、というのが

トレンドにまでなっていたというのに

この秋に、紙の保険証は廃止して

全部、マイナ保険証に一本化すると

厚生大臣が告知したのだそうだ


マイナンバーカードを持たない人のために

あらためて、紙の資格確認証を作り

いちいち郵送するのだそうだ

手間もかかるうえに、ムダな費用がかさむ

これがすべて、我々から巻き上げた血税で

どうせまた、どこかの業者が中抜きをして

お友達だけは儲かる構造になっているのだろうと思うと

実にやりきれない


そのうえ

現状では、マイナ保険証の流通量は

わずかに5%だけ

95%は紙の保険証だというのだから

まさに、「民意に背いている」と思う


そもそも、マイナンバーカードには

そんなに、必要性を感じてはいなかった

なので、ずっと作らずに放っておいたのだが

マイナンバーカードで住民票も取れます

銀行に紐づけもできます、と言われてから

これは、絶対に作るものかと決意を固めた


このカードは、危険だ

顔写真を貼っているから、悪用はできません、というのだが

カードのICチップだけなら

顔写真に関係なく、いくらでも利用できる

つまり

もしカードを落としたり、置き忘れたりしようものなら

赤の他人が、勝手に私のカードを

コンビニに持って行って

勝手に住民票や、戸籍謄本をとることも

銀行口座を調べ、残高も照会することも

なんでもやりたい放題だ

銀行口座を調べられたら

年金額まで丸見えだし

それを悪用されても、手も足も出ない

住民票、戸籍謄本、銀行口座のコピーを

三点セットで打ち出されでもしたら

どこに住んでいる誰が、いくら預金を持っていて

年金収入はいくら、それ以外の個人年金はいくら

働いていれば、パート収入はいくらかまで

全部知られてしまう

これだけ情報がそろっていれば

個人情報を名簿屋に売られる可能性も

そこから、特殊詐欺のターゲットにされる可能性も高い


落とさなければいいではないか、と言われそうだが

正直、それは若い人の発想だと思う

これから年をとってくれば

どうしても、注意力は衰えるだろうし

うっかりミスも増えてくるだろう

なので

今から、「自分はミスをするもの」と考えて

ミスをしても、傷が浅くて済むような生活設計を

考えているというのに

このような、うっかり落としたら

取り返しのつかないことになるカードなど

恐ろしくて、とても持てない


知り合いの自衛官に聞いた話では

そもそも、情報というのは

一つにまとめてはいけない

バラバラに分けておくのが安全で

一番安全なのは、細分化しすぎて

これが一体何の情報なのか、本人以外には

わからなくすることなのだそうだ

その自衛官いわく、

なので、国の情報も

日本では、警察、公安警察、公安調査庁

自衛隊、内閣官房、内閣調査室と

大きく分けて、6か所が

バラバラに持っているのだそうだ

……だから、「別班」は存在しない

  VIVANTはファンタジーなのだそうだが

  それはさておき……


人によっては、銀行口座と紐づけさせて

将来的には、口座凍結の糸口にしようと

しているのではないか、という人もいる

まさか、そこまでは、とは思うが

この頃の政府のやり口を見ていると

そんな馬鹿な、と一笑しきれない

嫌な気分になってくるのも確かだ


なので、君子危うきに近寄らず

私は、マイナンバーカードは作らない

保険証も、紙のままにする

多少、医療費が高くなる

損をすることになるぞ、と言われているのは知っている


だが、断る

マイナンバーカードは絶対に作らない





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