ラベル 私のライフスタイル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 私のライフスタイル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年3月3日日曜日

★今年も楽しかった、ひな祭り

 今日は3月3日、ひな祭り


こういう年中行事は、きっちりやりたいタイプだ

特に、文化的というわけではなく

そうしないと、一年の変化が余りにも少なくなるからだ


これは私の持論なのだが

同じような日が続くと、人間だれしも退屈する

退屈して刺激が少なくなってくると

どうしても考え方が後ろ向きになり

愚痴っぽくなってくる

昔は、毎日あんなに忙しかった

みんなから頼られて、実力もあって、と

かなり自分を美化して

思いで補正のかかった、立派過ぎる自分の姿を

勝手に想像して

今の自分と比べてみたり

挙句の果てに、落ち込んでみたりする


それなら

根本的に、毎日やることを作り

あわただしく、バタバタしていればいい

もちろん、「落ち込み防止」のために作った

いわば、人工的な「やること」

「やることの養殖」のようなものだが

一年の行事、というのは

案外と、この「やることの養殖」に役に立つ


まず、ひな人形

これも、完全に自分用なので

まず、自分の趣味に一番合いそうなものは何か

それを考える所から始める

この頃は、ガラスの立方体にわずかに頭がついているような

抽象的なデザイン雛から

ちりめん細工の布雛

珍しいところでは、スペインの陶器の人形メーカー

リヤドロのひな人形まである

私は、木製の手に載るくらいの

小さなひな人形にした

これは、かなり気に入っている


ひな人形を飾るのだから、部屋の掃除は必須だ

テーブルも片づけ

床も雑巾がけの拭き掃除くらいはやっておく

これだけでも、何日間かは適度に体を使うので

夜の眠りが深くなるような気がしている


花は、ひな人形が小さいので

桃や菜の花を飾ると

かえって花に全部持って行かれそうなので

今年は省略した

と言うよりも、時間切れでいいアイデアが浮かばなかった

これは今年の反省点で

来年は、もう少し早くから

準備にかかろうと思っている


雛あられは、昔ながらのポンポンと

砂糖豆に、米を膨らませて

砂糖味にしたものが一番好きだ

デパートなどで探してみたところ

結局、スーパーの1袋160円のものが

一番ピッタリだと判明した


桜もちも、二種類ある

どら焼きの薄皮のようなもので包んである長命寺と

もち米で包んである、道明寺

どちらにしようか、少し迷った末に

名前にあやかって、長命寺にした






ここまでは前日までに仕上げて置いて

さすがに、食事だけは当日作ることにする

買い出しは、普段より早めにスタートする

ミツカンの寿司太郎を使って

見切り品になっていた大葉、三つ葉、ブリの刺身を

贅沢に使った、ちらしずし

吸い物にも、三つ葉をたっぷり浮かせて

あとは、菜の花とニンジンの胡麻和え


今年も、いいひな祭りが迎えられた

あとは、端午の節句まで

コツコツ勉強を進めて

秋口には、資格を取ったぞ、合格したぞ、と

叫んでみたいものだと思っている

2024年3月2日土曜日

★5000円の使い方

 少し前に

「3000円の使い方」という本が出版され

非常に人気になり、ドラマ化もそれていた

それに習ったわけではないが

目下、私の頭を楽しく悩ませてくれているのが

「5000円の使い方」だ


1月5000円

これが、ちょうど現在日本の「お稽古ごとの月謝の相場」の

ようだからだ

いや、ちょっと待て、趣味は公民館の講座で

安く楽しむのではなかったのか、と言われそうだが

この「1月5000円」の趣味は

公民館ではやってくれそうにない

かなり「トンガッタ趣味」で

なおかつ私の興味をひくものばかりなのだ


ちなみに、私が今、迷っているのは四種類

① 乗馬

 私は時折、土・日勤務で平日が休みになる

 そんな時は、土・日には営業していないレストランで

 おそらく、都内でも有数の美味なカツ丼を食べることに決めている

 「土・日には営業していない」でピンときた方も

 おられるかもしれないが

 実は、大学の学生食堂だ

 渋谷から電車で5分くらいのところにある

 「東京農業大学」のカツ丼は、びっくりするほど美味だ

 大学の食堂の仲では断トツ、ピカイチ、一般の名店と比べても

 全く見劣りがしない上に、ボリュームもかなりある

 で、食後の腹ごなしに、30分ほどかけて、駅まで歩くのだが

 その途中に「馬事公苑」がある

 旧東京オリンピックの馬術会場にもなったところだ

 ここで、50歳以上を対象に乗馬教室をやっている

 チケット制で、4回5000円

 乗馬には昔から興味があった

 定年後に平日に時間が出来たら、ぜひ受けたいと思う


②バレエストレッチ

 なんじゃそれは、と言われそうだが

 バレエを踊るわけではなく、バレエの曲を使って

 バレエのメソッドで、筋肉を伸ばしたり、ほぐしたり

 関節を動かし、筋肉をほぐしましょう、と言うことらしい。

 何を隠そう、バレエは大好きだ

 だが、自分があの、白鳥のようなスレンダー美女の集団の中に入り

 手をあげたり、足を上げたりするのは

 想像がつかない、と言うより、恥ずかしさが先に立っていた

 だが、若いころならいざ知らず

 60を過ぎて、カッコイイも、ステキも無いだろう、という境地にくれば

 自分の「やりたい」に身を任せてもいい気がしている

 それに、バレエの曲と言うのは、通常のクラシックよりも

 甘く、華麗で、軽やかで、美しく、何より楽しいものがおおい

 一番人気は、やはりチャイコフスキーだろうが

 実は、私は下に貼ったこの曲の方が好きだったりする

 

ドリーブと言う作曲家の「コッペリア」

ちなみに、振り付けはこちらの方が好きだったりする

 いかにも体が動き出し、スキップでもしたくなる

 (また、実際にこの曲はスキップによく合う

  嘘だと思ったらお試しあれ。ピッタリのはずだ)

  ただ、どうせなら、スキップよりも何か

 もうちょっと、踊りとは言わずとも、体操風の何かを

 やりたい気もする


③テーブル茶道

 茶道も、とても興味のあるものの一つだ

 だが、気に入らないのは

 「何年学べば免状が撮れるのか、いくらかかるのかが

  よくわからない」という点だ

 テストでも何でも、合格基準があるのに

 茶道にはない、師匠の腹一つ、というのが

 システム的に、というよりむしろ、経済的に不安があった

 習うとなれば、盆暮れもかかる、道具もそろえなくてはいけない、となると

 興味はあっても、敷居は高かった

 おまけに、正座と言うのが気に食わない

 高齢になれば、食事や酒でも座敷に座るのはキツイ

 高齢者を交えた会食の席は

 椅子席を用意する、と言うのはビジネスの基本の一つだ

 年齢限定の趣味を、60から始めるのも、モヤモヤする

 それで、敬遠していたのだが

 表だか裏だか、中だかは忘れてしまったが

 千家の一つが、座敷を使わない

 「テーブル茶道」と言うのを始めたのだそうだ

 講師課程は2年間、月謝は5000円、と

 私の木になっていた部分を全部吹き飛ばす明朗会計だ

 やはり、気になる


④篠笛

 これは、雅楽の「横笛」のことだ

 近所のイトーヨーカドーのカルチャーセンターで

 今期から始まった講座のようだった

 これは、子供の頃にみた、平将門の大河ドラマで

 草切正雄が吹いていたのを見た頃からの憧れだ

 だが、講座そのものがどこにもみつからず

 習うに習えないでいた

 今年の大河ドラマに影響されたわけではないが

 ぜひ習いたい

 西洋音楽では、音は必ず明確でなくてはいけないようだが

 日本の楽器、ことに笛類は

 完全に明確な音、と言うよりは

 どこか、風が混じっているような、自然な音色がする

 そこも気に入っているし

 何と言っても、吹いている姿が麗しい 

 疑う方は、ひな人形を見て欲しい

 五人囃子で誰が一番カッコいいか、と言われれば

 ほぼ100%の確率で、「笛」と答えそうだ


本当なら、全部やりたい

だが、私の家計上、最大でもできるのは一つだ

仕事をして給料をもらって、その分を月謝に回せば、と

言われそうだが

それでは、せっかく受けても

練習する時間が取れなくなる


もう一つ、新聞も月に5000円なのだが

これは、やめられそうにない

それに、私の取っている新聞は、週に一度

懸賞特集を載せている

私はこれが結構よくあたるタチで

1ヵ月に1度程度は、音楽会や映画はこの懸賞で

無料で言っているので

案外と、もとはとれているのだ


どれをやるか、どれが一番楽しそうか

やはり、頭の悩ませどころだ

ただ、これも酒を飲まない

ソバ―キュリアスになったから言えることで

飲み屋なら1回分の料金だろう

ソバ―キュリアスに乾杯(コーヒーで)といった気分である

 


 

2024年3月1日金曜日

★これが私なりの幸せ・ファイナンシャルプランナー1級受験宣言

 役職定年になってから

つくづく思うのだが

私は人生で今が一番幸せだ


両親はすでに看取った

介護はあるにはあったが、介護離職するほどでもなく

職場の協力もあって、なんとか乗り切れた

それが昨年、ちょうど59歳のころだったので

勤め先の方も、役職定年が半年ばかり前倒しになった、というような

あっさりとした感覚で

介護休暇を取らせてくれたようだった


子供はすでに自立した

顔を見せるのは4年に1度くらいで

オリンピック並みの頻度だが

今年の正月、地震の被害はそちらにはないかと

安否確認の電話をくれた

この程度の「つかず離れず」が

私にはちょうど良い距離感だ


仕事を通して

世のため、人のために働く時期も終わった

親として

子供のために、身を削ってでも

育て上げる時期も終わった

あしは

残っているのは、自分だけだと思う

つまり、自分に対する義務だけが残っているわけだ


私は、他人のために生きる義務が終わったら

今度は、自分のために生きる義務を

心をこめて達成しなくてはいけないと思っている

自分のために生きる、つまり、幸せになる義務だ


自分はどうすれは幸せなのか

何が必要で、何が要らないのか

これは、それぞれの人の性格にも価値観にもよるから

人には教えられないし、自分で見つけるしかない

自分自身とがっぷり四つに組んで

自分自身を探検してみる

これが、けっこう面白い


私の場合、ちょっと自分でも意外なことに

マネー情報を調べるのが好きだった

図書館で株の雑誌を読んでみたり

NHKの「金育」のテキストを読んでみたり

池上さんの金融の解説書を立ち読みしたり

妙に興味をそそられてしまった


それに

どうやら、ちょっとばかり人よりエネルギー過多らしく

「のんびり」「気楽に」と言うことが

性に合わないようだ

打ち込めることが無いと、少しばかり

イライラしてくる


なので

一念発起である

ファイナンシャルプランナーの受験をしてみようと思う

これは特に受験資格などもなく

(1年ほどの経理担当経験は必要だそうだが

 それなら、新入社員の頃に経験済みだ)

どうせやるなら、夢は大きく

1級合格を目指したい

ファイナンシャルプランナー1級となれば

金融の資格という点では、今話題の

「ザイム真理教」の森永先生

 ー 何を隠そう、私は20年以上前から

   この先生のファンなのだ ー

と肩を並べる

……あくまで「金融」の「資格」だけの話である

  実力だとか、知識の深みだとか、そっちの話は

  全くしていないので、誤解の無きよう……


もし合格できたら

シニア向けのメルマガなども出したい

貯金はいくら必要か、医療保険は入った方がいいのか

相続税対策は何がおすすめか、などなど

ドンドン、夢が広がっていく

受かっても、落ちてもいい

入試のように、何歳までに受からなくてはいけない、という

制限があるわけでもない

楽しいから、やりたいから、面白いから

シンブルに、ただそれだけで

できる所まで、チャレンジしていきたい


さあ、どこまで進めるか




2024年2月28日水曜日

★憧れられるシニアになる② 下半身人間は卒業すべし の続き 某国会議員の騒動を見て

 以前、憧れられるシニアを目指し

自分改造計画をしていること

もう半世紀におつりが着くくらい生きているのだから

いい加減、下半身人間は卒業し

脂ぎった肉欲よりも、すっきりとスマートに

敬愛される人間を目指す

心ときめきは、ときめきのママでとっておいて

ほんのりとした苦みを味わうのが

プラチナエイジらしく、粋なのではないか、と書いた


その数日後

まさに、「油コテコテ」系の記事を見かけた

国会議員の不倫疑惑である

この女性議員は御年57歳

シニアと言うには、少しお若いかもしれないが

この際、四捨五入させていただこうと思う


週刊誌に、若い外国人男性と腕を組んで

仲良くホテルに入る写真を撮られ

ご本人も、事実だと認めている

そのうえ、翌日の国会はラブホテルからの直行

議事中はあくびを連発していたというから

聞いているだけでため息が出そうになる


この写真が、なんとも見苦しい

もともと、鼻の下を伸ばしている顔つきなどは

男女を問わず、間が抜けていて、だらしなく

あまりお利口さんには見えないのだが

この写真は、よくもまあ、と思うほどの、下卑た表情をとらえている


美人コンテストの優勝者が、不倫がバレて

日本代表にふさわしくない、醜い行動だと指摘され

優勝を辞退、表舞台から完全に姿を消さざるを得なかったのが

ほんの二週間くらい前のことだ

国会議員の先生とはいえ

同じことをしていたのだから

やはり、同じように、日本の恥扱いされて

議員辞職くらいはさせるが道理だろうと思うのだが

さあ、どうなるだろうか


だが、その点はさておき

私が一番に思ったのは

「子供が可哀そうに」だった

この議員に、実際に子供がいるかどうかは、私は知らない

だが、仮に子供がいた場合

母親が57歳であれば

子供はすでに成人しており

男女がホテルに行くという意味も

十分にわかっていることだろう

それが、自分の母親ともなると

これは、並大抵のショックでは済まないだろうと思う

それに、母親の下半身事情が

日本中に知れ渡っているというオマケつきなら

どうしても「毒親」という言葉まで頭に浮かんでくる

他人の親子関係など、大きなお世話、と言われそうな気はするが

少なくとも、私は

自分の息子にこういう思いをさせる親にはなりたくないと

それだけは心の底から思っている


私が言いたいのは、こういうことだ

これが、この不倫相手(サックス奏者だそうだ)

「演奏が大好き、ファンなんです」でとどめておけば

日本公演の時にCDを買い、知り合いに配り

その演奏の美点をほめる所までにしておけば

演奏者の友人としても、文化に理解のある政治家としても

続けて行けたものを

あっさりと不倫などするものだから

元も子もなく、両方失う羽目になる


平安時代には「色好み」という言葉があったそうだ

現代では、「スケベ」と一緒にされそうだが

「色好み」の意味は下半身とは全く無関係で

他人に対する、ふんわりとした憧れ、いいな、ステキだな、という

情緒を理解し

その淡い甘酸っぱさを良しとして、楽しむことのできる

粋な人のことをいい

文化人の理想像でもあったそうだ


プラチナエイジよ、色好みになろう、というと

盛大に誤解されそうだが

プラチナエイジよ、恋をするなとは言わない

推し活に反対だとも言わない

ただ

下半身人間だけは卒業しよう、と

これだけは声を大にして言いたいところだ





2024年2月27日火曜日

★定年後こそ、自分らしい人生を

 シニアの年金は一定額

ボーナスや報奨金とは、縁のない生活になる

だが

毎月毎月、同じ額で同じような暮らしをしていたのでは

正直、飽きてしまう

人間、飽きるとろくなことはない、と言うのが

私の持論だ

たいていが、「自分は何のために生きているのだろう」とか

「自分の一番いい時期は終わってしまった」と

グズグズ考えはじめる


私に言わせれば

そもそも時間を持て余したりするからだ、と思う

65歳で定年になり、平均寿命前後まで生きると

20年になる

今は成人年齢は18歳だが

私の世代の感覚でいえば

生まれたばかりの赤ん坊が、成人するのと同じだけの時間

好きなことをしていていいよ、と

言ってもらえているわけだ


しかも、60歳から役職定年になれば

退職するまでの5年間に

「この先、20年間、何をしたら自分は

 『ああ、楽しいな』と思えるか」

お試し期間、高校の頃の部活で言えば、仮入部まで

させてもらっているという、ありがたさだ


子供も自立させて、家のローンも終わっていれば

あとは、人生の放課後、課外時間

楽しくスポーツに汗を流すのもいいし

音楽やアートにふけるのもいい

子供の頃に憧れたスナフキンのように

1人旅、ソロキャンプ、ソロ料理、と

ソロ活をきわめるのも、楽しそうだ


しかも

私の自宅のそばには、ありがたいことに

市民センターがあり、歩いていける

何がありがたいかというと

市民センターでは格安で

スポーツの講習や、茶道、俳句、手芸、家庭菜園など

カルチャーセンターのような講座が受けられる

足代なし、講師への盆暮れの心配なしで

週に一度は家庭菜園で野菜の勉強

他の曜日には、プールでアクアビクス

その他の曜日には、レンジを使った簡単料理

日曜日には俳句の会

余った時間は、趣味と家事と猫のお相手と俳句作り

それでいて、少ないかもしれないが

国から年金という小遣いをもらえる

できれば、週に四回、三時間ほど勤めて

月に9万円くらいの収入があれば、この世の極楽だが

あまりゼイタクは言うまい


定年後こそ、交響曲で言う第四楽章

華やかで、キャッチ―で、個性的な

大型の花火を打ち上げるつもりだ、と話すと

なぜか、相手にはみんな

ぽかんとしたような、困ったような顔をされてしまう


どういうわけなのか、いまだに良くわからずにいる






2024年2月26日月曜日

★春宵一刻値千金

 花粉症持ちだ

この頃は、国民病と言われるようになり

かなり理解が広まってきたのは

ありがたい限りではあるが

私は物心つくころからの花粉症

毎年、ひどいくしゃみと、時折は咳にもなるので

決まってこの時期に医者に行っていたものの

当時の医療技術では

「風邪です」と、あっさりと診断され

親には、皆が風邪をひかなくなる

この時期に限って、毎年風邪をひく、と

あきれ返られていたのを

両親ともに見送った今では

なんとなく、懐かしく思い出す


目のかゆいのだけは閉口なので

花粉よけのだて眼鏡に

コロナも防げる優れもののマスク

点鼻薬とポケットティッシュの重装備で

趣味の散歩に出かける


この頃はマスク姿でも

不審者扱いされなくなったので

それだけでも本当にありがたい

10年くらい前までは

マスクでコンビニに入るだけで

レジからも、周りからも

コンビニ強盗予備軍を見るような目つきで

見ないふりして眺められていたものだ

さすがに、これは懐かしいとは言えないが


花粉症とはいえ

この時期の散歩は楽しい

私の住んでいる関東地方では

梅はさすがに終わっているが

花桃にはまだ少し早く

つぼみが膨らみ始めたくらいだ

和菓子屋は雛あられや、桜もち、花のねりきりで

実に鮮やかになっているし

いちご大福もキャンペーン真っ盛り

ソバ―キュリアスで酒を飲まない甘党にとっては

実に、心弾みのする季節だ


近所の空き地をちらりと見たところ

まだ、土筆は出ていないらしいが

この暖かさなら、そろそろだろう

今週末か、来週末あたりには

ビニール袋と弁当、ピクニックシートを持参で

多摩川の河川敷にでも

土筆をつみに行きたいものだと思う

山菜取りは、昔から憧れだったが

山のどこに何が生えているか、などは

ぶらりと行った観光客にはわからないだろう

毎年なじみの、河川敷で

吸い物と佃煮用に、20本もあれば十分すぎるほどだ


料理の鉄人で、道場六三郎が

「春の味は苦み」と言っていたのを

印象的に覚えている

手製の土筆の吸い物などをつくり

山菜(多分、土筆も山菜だろう、少なくとも野菜ではないとおもう)の

苦みをゆっくりと味わいながら

気に入りの器に盛りつけた

銀色も鮮やかな

イワシの刺身などをつついていると

しみじみと

今年も春を迎えられて、幸せだ、と

柄にもない感慨に浸りたくなってくる


これまた、気にっている

今年の大河ドラマ風に言うと

春宵一刻値千金

なのである



 

2024年2月22日木曜日

★憧れられるシニアになる~自分改造計画~(② 下半身人間は卒業すべし)

 昼休みにネットニュースを見ていたら

よその大学の女子大生とホテルに入ったとかで

マスコミで名高い大学教授が

勤務先の大学から、戒告処分を受けた、と

わりに大きめに報じられていた

この人も、64歳、シニア層のお仲間のようだ


確かに私は以前、シニア層がアツい

モテを目指してみませんか、と書いた

だが

こんなことを勧めたわけでは、断じてない

私に言わせれば、こんなのは『モテ』と言うより「エロ」

私はいい年をして、下半身人間ですよ、と

世間に丸出ししているようなもので

特に、奥さん、子供、孫までいるような立場なら

みっともない、とか、見苦しい、という言葉が

先に立ってしまう

(もっと言えば、特に奥さんがいるなら

 今後、万一のことがあったときに

 奥さんに一緒に生きてもらえるのかどうか

 その時に、

 「貴方が好きにしたんだから、私も好きにします」

 「若い女の子に頼んだら」とでも

 言われる危険性も、考えておく方がいいと思う)


私の考える「シニアのモテ」は、これとは全く違う

男女に限らず、魅力というのは

年代によって変わっていくものだと思う

そして、私の考えるシニアの魅力は

何と言っても「成熟」


私が、ちょっと目指したいな、と思っている

理想の「イケてるシニア」は

実をいうと、オペラ(正確には「楽劇」)の登場人物だ

「ニュルンベルグのマイスタージンガー」という

長いタイトルの作品に登場する、靴屋の親方

ハンス・ザックスというキャラクターだ


まともに聞けば、五時間近くかかる作品だが

そのあらすじを極端に短く、かいつまんでまとめると


街のアイドルのようなヒロインがいて

若い騎士と相思相愛になる

ヒロインの父は、街の歌合戦で

優勝した人と娘を結婚させるというが

当時のしきたりで

歌にはいろいろと細かい規則があり

歌を学ぶには、庶民が子供のころから

歌を良く知っている街の職人の親方の弟子になり

修行をしながら、少しずつ身につけるもの

身分の高すぎる騎士は弟子修行などしたことがないので

歌の規則が全く分からない上に

ヒロインに夢中で優勝を狙うゲス男までいる

(ここまでは、ちょっと吉本新喜劇によくある

 筋立てに似ていなくはない)


この絶対絶命の時に、ヒロインが頼ってくるのが

ハンス・ザックス

このキャラは現在の平均年齢で考えると

現役バリバリのようだが

作曲された19世紀で言えばシニア層に属する

この頼りになるイケてるシニアのハンス・ザックスも

実は、ヒロインに惚れているのだが

自分の分を心得て、恋心を諦め

ヒロインの幸せを願って、恋を応援

騎士のコーチのような役にまわり、ゲス男もブロック

ついに、歌合戦に優勝させる


優勝した騎士に

街の庶民がお祝いがてら「親方」の称号を贈ろうとすると

騎士はいらないと拒否

(若者らしく、自分の成功を自分の力だと過信して

 ちょっといい気になっている)

その思い違いをきちんと正し

心根を入れ替えさせるのも、ハンス・ザックス


最後は、街と街の文化、そしてなにより

ハンス・ザックスをたたえる

ワーグナーらしい、壮大な大合唱で幕となる


ハンス・ザックスの恋は実らない

どんなにたたえられても、失恋したことは間違いない

ここまでだと、ちょっと

映画「カサブランカ」で

ハンフリー・ボガードのやった役に似ているが


だが、一番の違いは

人間の厚み、ともいうべきところだ

「カサブランカ」では、自分の恋に手いっぱいなのに対し

ハンス・ザックスには

若い者が恋愛の相談を持ち込めるような

(その相手が、自分がほんのりとと思っていた女性だというのは

 いささか酷とはいえ)

フトコロのふかさと、暖かさがある

それを何とかできるような、人生経験もある

何より、自分の失恋のほろ苦さを

まるで、ブラックコーヒーの、のど越しを確かめるように

どこか、楽しんで味わっているところがある

一言で言えば、洒脱なのだ


シニアの『モテ方』はこうでありたいと思う

それに、たいていの下半身人間は

たとえ水面下ではあっても

どこからか、必ず眉を顰められているものだ

(時々、男性シニアの在宅介護の女性ヘルパーさんへの 

 セクハラまであると聞く

 ここまでくると、無残、というか、老醜、というか)

四捨五入すれば一世紀になるほど

生きてきたら、そんなみっともない生き方からは

そろそろ卒業しても良いのではないか、と思う


成熟を武器に、大切な人を思い切り大事にし

それ以上の尊敬と友情を受け取る

これが、シニアの理想の『モテ』のように思うのだが

いかがだろうか


貼り付けてあるのは

ニュルンベルグのマイスタージンガー全曲

(ハンス・ザックスをたたえる

 幕切れの合唱は最後の2分くらい)

ワーグナー :ニュルンベルグのマイスタージンガー - YouTube




2024年2月20日火曜日

★年金生活だからこそ作りたい・年に2度の自分ボーナス

 定年後に、会社員時代を振り返って

何が一番、恋しくなるだろうと考えたことがある


上司、これは絶対に無い

通勤ラッシュも、思い出話にはなるだろうが

二度と体験したいとは思わないだろう

社食、はあるかもしれないが

私はそもそも昼食には弁当を持参している

さほどの思い入れは無いだろう

同僚、これも数年たてば名前も忘れてしまうくらいの

ごくあっさりとした付き合いだ

結局、あれがあればなぁ、とため息交じりに思い出すのは

一つは定期券

もう一つ、最大のものは、ボーナスだろう

という結論になった


確かに、年金暮らしになればボーナスはない

そこで

自分でボーナスを作る仕組みを考えた

名付けて「自分ボーナス」


仕組みは単純だ

1月分の収入で、1月+5日間、生活する

つまり、決算を5日ずつ、後ろ倒しにするわけだ

そうすると、半年後には

5×6=30

何と、決算日と次の年金受給日が

ピタリと重なる

1月分、手付かずの自由な資金が

手に入るようなものだ


この1月分は、やりくりを頑張った

自分をたたえる「自分ボーナス」として

好きに使えばいい

6カ月に一度手に入るので

年に2回、ちょうど、勤めていた時と同じ回数

ボーナスが作れることになる


私の場合、年金は月に11万になる予定なので

自分ボーナスは半年ごとに11万

これは、かなり使いでがありそうだ

贅沢なレストランでのグルメが趣味なら

その資金は

普段の収入からではなく、ここから出す

そうすれば、資金ショートに悩むことなく

心行くまで、趣味のグルメが楽しめる


ただ、資金には限度があるので

コスパはじっくりとこだわる方が良いと思う

たとえば、レストランに行くなら

ランチを狙う

ランチなら、たとえ帝国ホテルでも1万円ですむ

つまり、毎月、帝国ホテルのレストラン通いという

セレブ極まりない生活をしたとしても

年金を月に12万もらっている人なら

自分ボーナスの半分で済む計算だ


旅行なら、2万円代で

国内1泊温泉旅行に行ける

関東から京都あたりでも

新幹線とホテルのパック旅行なら2万円代

バスツアーなら1泊しても1万円代のものもある


毎日の生活を少し切り詰めても

こちらの生活をする方が、ずっと楽しいと思う


いきなり、1月と5日では

家計管理が難しい、という方には

3分割法もおすすめだ

1月の生活費を3分割して

その額で10日+2日間生活する

この方が、細かく期限が来るので

始めるにはお手軽かもしれない

1月につき、6日分ズレていくので

最後の期は、楽々生活できる、という

楽しいオマケつきだ


思い立ったが吉日、というが

これは、給料日や、年金支給日からスタートするほうが

後々の、計算が楽になる

昨日が給料日だった方

25日が給料日の方

ちょうどいいチャンスかもしれない

今月から、始めてみてはいかがだろうか








2024年2月17日土曜日

憧れられるシニアになる~自分改造計画~ (①・プロローグのようなもの)

 この頃、シニア層がアツい


本当に、いろいな分野でアツいと思うのだが

今回は、一番わかりやすく、納得していただけそうな

俳優や芸能人の話に絞って書こうと思う


いきなり「どこが」「誰が」と言われそうだが

例えば、ミュージカル「ラ・マンチャの男」は

御年80を楽に超えている、松本白鵬の魅力で

発売後数時間でチケットが全日程、全席完売

草刈正雄は還暦を過ぎてから人生初の写真集を発売

この出版不況の中で、かなりの売れ行き

年をとってからの再ブレイクで、今はCMでもドラマでも

ちょこちょこと見かけるようになっている

「相棒」の水谷豊は安定の人気

世界のワタナベはいうまでもなく

役所広司は世界の賞取りレースで注目され

郷ひろみは毎回紅白に選ばれている

笑点をはじめとして、噺家の師匠方もご高齢だ


女性陣も負けてはいない

ほんの数日前には

「徹子の部屋」のゲストに呼ばれた山本リンダが

素晴らしい美ボディを披露して喝さいを浴びていたし

草笛光子のライフスタイルのムック本は

近所の書店では入口付近の一

番目立つところに平積みになっている上に

本業の女優さんとしても

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じた

「北条を許してはいけませんぞ」のセリフが

一時、ちょっとした流行語になるほどの名演だった

同じドラマに出ていた大竹しのぶの存在感は強烈だったし

少し古い年度の大河ドラマで言えば、浅岡ルリ子もいる

バレリーナの森下洋子も、まだ現役で全幕を踊っている


全員に共通しているのが

若い子と張り合おうとしない

自分のやり方を持っている

ことだと思う


例えば

年齢は顔よりも首元に出る

浅岡ルリ子はある時期から

首元の隠れるハイネックやタートルネック

あでやかなスカーフを使うようになり

今では、スカーフ使いの名手になっている


松本白鵬は、ドン・キホーテという

少しトボけたところはあるが、それ以外の点では

人格的に完成された、老騎士の役を

自分の老いを表面に押し出すように演じ

セリフを語っているのが松本白鵬なのか

ドン・キホーテ本人なのかわからないほどの名演

開始後10分ほどから

劇場では感涙にむせぶ人がかなりの率で出始めた

(これは余計な話なのだが

 この次に「ラ・マンチャの男」を演じる人は大変だろうと思う

 あるいは、今後20年くらい

 松本白鵬の舞台を見た観客がいなくなるまで

 このミュージカルは上演されなくなるかもしれない)


せっかく、半世紀以上も生きてきたのだ

半世紀を超えて、いつも自分と一緒にいてくれたのは

ただ一人、自分だけだ

この方々をお手本に

仕事や子供から少し解放されて、時間が出来たら

じっくりと自分の「セールスポイント」を見つめなおし

ここかな、という点が見つかったら

徹底的に磨き上げることに、すべての時間を使う

平均寿命に達する前に

その「セールスポイント」が

「余人では代えがたい魅力」にまで成長すれば

リタイア後の人生は大成功だと思っている


そして

そうした魅力は、必ず人を引き付ける

聞き上手な小料理屋のおかみにファンがついたり

渋いマスターの淹れるコーヒーが

妙に美味しく感じられたりするような

そんな「小さなモテ」るシニアになるのが

私のささやかな目標だったりする






2024年2月16日金曜日

★東京のネコ好き集合!! 「千代田 ねこまつり」本日と明日開催

 猫が大好きだ

我が家にも、一匹、と言うのも失礼だ

私の家族猫が「一人」いる


もともとは野良猫だったのを

動物ボランティアの団体が保護し

里親募集をしていたのに応募して

晴れて、家族となった猫だ

我が家に来たのが12月20日

丁度クリスマスの直前だったので

フランス語で「クリスマス」という意味の

「のえる」という名をつけた


とにかく、ガードが固くて

ゴロゴロいうまでにほぼ3年

膝に乗るまでには、ほぼ5年を要したが

今では、すっかり二人暮らしを楽しんでおり

私が試験勉強をしているときには、隣の椅子に座って応援

……時々、そのまま眠っているが

  まあ、猫なので仕方あるまい……

ともあれ、隣に寄り添ってくれてはいる

夜は、普段は私の掛け布団の上で丸くなって一緒に寝ているが

寒い日には、布団に入ってきて

ぴったりとつっっいて

ゴロゴロ言いながら、眠っている


私には、もう30ヅラを下げた息子がいるが

息子と愛猫「のえる」どちらが

いとしいとおもうか、と言われれば

申し訳ないが、愛猫『のえる』である


とはいえ

ネコ飼いの、ほとんどがそうだと思うが

自分の家の子が一番カワイイとは思うが

他の猫がかわいくないわけではない

猫一般が、全部好きだ

猫モチーフのバッグや、紅茶缶、小皿など

どうしても目がいく

自分の家に猫がいるというのに

「保護猫譲渡会」と書いてあるポスターには

頭に「大」が着くほど注目する


もし、「わかるなぁ」と思ってくださる方

そして、東京近郊にお住いの方に、お知らせだ

本日、2月17日(土)と、2月18日(日)に

「ちよだ猫まつり」が開催される


場所は、千代田区役所の1階ホール、というと

どこか、しょぼくれた印象があるが

東京23区の財力を甘く見てはいけない


そもそも、場所がいい

下車駅は九段下

「九段」の名のとおり、坂を上ればすぐに靖国神社

靖国の左手に控えているのは、武道館だ

武道館を左手に、

坂を少し降りていくと

千代田区役所(10階だて)の巨大なビルが見えてくる


建物も、ちょっとしたビジネスホテルよりは

ずっと美麗なつくりになっている

ホールは総ガラス張り

吹き抜けの中を大エレベーターがキラキラと輝いている

その奥が、全部、猫祭りの会場となっている

広さも、通常の小学校の体育館の半分程度ある

そこを、両方の壁際を埋め尽くすように

ぎっしりとブースが並んでいる

そして、中央にも

アイランドキッチンのように、ブースが2列


品物は、猫グッズが好きな人なら

「極楽」としか言えないだろう

猫用品ならフード、おもちゃ、爪とぎ、首輪

なんでもあるうえに、オリジナル製品も多く

愛猫に似合うのはどれか、目移りしてしまう


猫タロットの占い店もある

ワンコインで占えるうえに

今年は、売り上げは全額、能登に寄付だそうだ


猫モチーフのバッグ、シャツ、小物、文具

獣医師さんたちによる、猫飼育相談

ミニステージでは、落語やハープの演奏もある

もちろん、演目は猫がらみのものだ


保護猫の譲渡会もある

猫を買いたい方は、ペットショップに行く前に

千代田猫祭りに来て欲しい


この猫祭りは、毎年恒例で

バレンタインデーと並ぶ、2月の楽しみだったのだが

コロナでしばらく中止になっていた

この頃は、インフルエンザが流行っているので

その分、注意は必要だが

二重マスクにして、出かけていく予定だ


ちなみに、私が毎年必ず「お買い上げ」するのは

猫祭りの協賛でもある猫書店の草分けの出店している

「ネコ本」ブースだ

今まで買った本の例としては

コミック「おじさまと猫」、「できる猫は今日もゆううつ」

絵本「僕は石ころ」

猫菓子の作り方、災害時猫連れ避難マニュアル

猫の病気を予防するためのガイドブック、などなど

私の部屋の本棚の一角を、大きく占領している

愛読書ばかりだ


ただ、場所が場所だけに

終わり時間が早い

16時半には閉まってしまうので

興味のある方は、少し早めの出発がおすすめだ



ちなみに、この「どすこいミケちゃん」は

今年の「ちよだ猫祭り」のシンボルロゴ(?)担っている

では、御縁があれば、会場で





2024年2月5日月曜日

★ソバ―(酒を飲まないこと)で何をするかというと……

 私はソバ―キュリアス

つまり、酒を飲まず、その分浮いた費用と時間で

好きなことをする、という

ライフスタイルをとっている

時代の波とやらで、どういうわけか

Z世代の先端、今、一番クールな生き方、とのことだが

私は年齢的には一気飲みの世代

酒に強い=男らしい、モテる、という時代だ

この世代のソバ―キュリアスは

私のほかには、井之頭五郎くらいのものかもしれない

(「孤独のグルメ」のファンだけ

 ニヤリと笑って欲しいが

 そうでない方は、読み飛ばしてくださって一向にかまわない

 さほど高尚なことが書いてあるわけではない)


今日は大雪なので

前日からのんびりと有給休暇を取り

すべって転びでもしたら困るので

ますますのんびり自宅で過ごしている

大掃除後、しばらくたって

丁度、汚れてきたところなので

タイミングよく中掃除

それから、私の休日の目玉

趣味と実益を兼ねた、ゴールデンアワーになる


丁寧にコーヒーを淹れて

愛猫を膝に載せたら

スペイン語の勉強に取り掛かる


これが、とても楽しい

費用は、極力、削る方向だ

とはいえ、文法事項に関しては

NHKのラジオ講座がベスト中のベスト

毎月、ほぼ500円と安い上に

リスナーを飽きさせないように、という心遣いか

テキストの会話内容が実に面白い

今回は、人の言葉をしゃべる「おしゃべりネコ」と

スペインにギター留学に来た、飼い主のサトシが主人公

ネコの縄張り争いに巻き込まれたり

ギターのミニコンサートをしたりと

テキスト発売日を待ちかねるくらいだ


テレびのスペイン語も、魅力的だ

何と言っても、生徒役は前園だ

そう、サッカーの元日本代表、前園が

「一番大きな魚はどれですか?」などと

片言のスペイン語を披露してくれる

もちろん、サッカーをプレーするコーナーもある

(月に一度だが)


NHKのワールドニュースのスペイン語版のページを見れば

新聞レベルのスペイン語で

毎日のニュースが読めるし、アナウンサーの朗読も聞ける

これだけ楽しめて、完全に無料だ


だが、私の一番のお気に入りは

スペイン語で見るアニメだ

スペインは実は、かなりのアニメ大国で

宮崎駿が、まだジブリを立ち上げる前に作ったアニメ

「母を訪ねて三千里」が放送されていた時には

マドリードで放送局に対して

「マルコとお母さんを早く会わせてあげろ」という

デモまで起きたのだそうだ

「アルプスの少女ハイジ」や「ドラえもん」「ドラゴンボール」の

スペイン語吹き替え版は

ネットでも見られるが

今のところ、私の一番のお気に入りは

「SPY × FAMILY」


このアニメのスペイン語は通常の会話に近く

ナチュラルスピードで単語も多く

難しいことは難しいのだが

以前、日本語で見たことがあるので内容がわかるうえに

声優さんの話し方が模範的スペイン語で

聞き取りやすいのもポイントが高い

主役のスパイ、「黄昏」の名はtwilight

「ロイド・フォージャー」は「フォルゲール」に近い

母親の名は、日本語では「ヨル」だが

スペイン語では「ジョル」に近くなつている

ちなみに、日本語の原作では

養女のアーニャは主人公を「父」と呼んでいるが

このアニメでは「パピ」と呼んでいる

スペイン人が聞くと、子供っぽくて愛らしいのかもしれないが

残念ながら、私はそこまでのニュアンスはわからない

よろしかったらどうぞ

話のタネくらいはなるかもしれない

https://fb.watch/q1x7vn8lNL/


で、スペイン語を覚えてどうするか、というと

再就職の武器に使いたいと思っている


スペイン語の就職は

探してくると、結構ある

ただ、どれも短期間で

多分、大学を卒業した若い方々は二の足を踏みそうなものがおおい

だが、65を過ぎてからの

楽しいお仕事としては、実に興味深いものが多い


たとえば

子供向けサッカークラブ(プロのチームのユース)に

スペイン人のコーチが来ているので

半年契約で通訳をして欲しい、とか

法定通訳、とか

あと、これは私はかなり本気で狙っているので

あまり大きな声では言えないのだが

伊勢にあるスペイン村の、スペイン人ダンサー達の通訳兼

フロートの運転手、とか


あと五年

ソバ―の力を集めて

どこまで行けるか、楽しくやってみようかな、と思っている






★大雪につき、有休休暇をもらった話

私は関東に住んでいる 

 今日は午後から大雪になる
 通勤時間帯を直撃するから、要注意 
数日前から、ずっとニュースでも天気予報でも 
言われつづけてきた
私の勤務地、東京でも
午後の二時くらいには
この数年、お目にかかったことのないような量の
(とはいえ、雪国の方から見れば
 お遊び程度だろうとは思うのだが)
見事な雪が降り始めて

今は、私の家の近くでは
ひっきりなしに雷が鳴り響き
我が愛猫は、クローゼットの奥の
非常用の水と簡易トイレの段ボールの隙間に隠れて
出てくる気配もない

ただ
私は結構、のんびりさせてもらった
事前に
本日の四時間と、明日、明後日の分の有給休暇ををもらい
雪が降り始める少し前に職場を出て
暖房の効いた電車で、うつらうつらしながら
ゆったりと座って帰り
道すがら、スーパーで鍋料理とシチュー
中華粥の材料を買い込んできた
雪が解け始めるまでは
のんきな冬眠が出来そうだ

これだけ優雅な暮らしができるのも
60歳になり、役職定年にしてもらったからだと思う

今の職場には、65歳まではいることはできる
役職定年になり、身分はヒラだ
役職手当はゼロのうえ、ヒラとしての給料も
3割カットになっている

だが
これをどう考えるかは、人によるだろうと思う
屈辱、ととらえる人もいるだろう
だが、私は
生前葬 と考えた

会社が、企業人としての立派な葬式を出してくれた
だから
もう、仕事第一でなくていい
重い責任もおわなくていい
難しい決断もしなくていい
「働かないアリ」になるのは論外だが
給料相応の仕事をすれば十分、そう考えた

パソコンを使った一般事務のやり方がわからなければ
若い社員が親切に教えてくれる
その代わりに
「親切にしてもらった時は、どうお礼を言うか」
「物を習う時には、どうメモをとるか」
「新しい技術を習った時は、どうやって自分の血肉にするか」
といった、ビジネスのノウハウを
自分が、自分の態度で次の世代で伝えよう
そう考えた

パソコンなどのスキルは、無いよりあった方が
ずっといいに決まっている
65を過ぎて、もし起業するとしたら、絶対に必要になるだろうし
パソコンスクールに通えば
場合によっては学費は10万を超える
それを、ただで教えてもらって
実地の訓練までさせてもらえるのだから
まさに、職場様々ではないか

そして
すでに、役職定年という
生前葬を出してもらっている身だ
無理をする必要はない
君子危うきに近寄らず
天災の予報の出ている日は時間休をもらって
安全第一、帰宅を優先させてもらう
雪などの、足元が滑りやすい日に出勤して
転びでもしたら、その後のライフプランに支障が出る
数日ズレても構わない仕事は
数日寝かせておいて
自分の安全を優先する

心置きなく、わがままができる
仕事より自分の安全を優先できる
そう考えると
役職定年、賃金カットの身も
案外、気楽でいいかもしれない

今日は、ノンアルコール・カクテルで雪見酒を楽しんだら
毛布をもう一枚出して
早めに、ゆっくり入浴して
ぐっすり眠ろう

なんだか、日々これ好日、という気がしてきた




2024年2月1日木曜日

★ソバ―・キュリアスブログ 開始宣言

 ソバ―、キュリアスって何だ?

そう、聞かれそうな気がする。

ソバ―、とは、英語でsober 「酒を飲まない」という意味だ。

キュリアスの方は、もう少し有名かもしれない curious 「好奇心が強い」という意味だ。

まとめて言うと、「シラフでいることを選ぶ」ライフスタイル

これが、今、一番クールなライフスタイルになっているのだそうだ


断酒とは違う

体質的にアルコールを受け付けない、下戸とも違う

飲もうと思えば飲めるのだけれど、飲んでしまうと、あとはほろ酔い気分で

テレビを見るか、うたたねするか、しかできなくなる

もっとやりたいことがある

ついでに言えば、酒で健康を害するのも嫌だ

ますますついでを言えば、酒に金を使うのも気が進まない

使うのなら、もっと自分の納得したことに使いたい

だから、気分によって、たしなむ程度には飲むかもしれないけれど

原則的に酒は避ける(ダジャレではない)

そういうライフスタイルなのだそうだ


Z世代の最先端、という話を聞いて、なんだか苦笑が浮かんだ。

何だ、私のスタイルではないか、と思ったからだ

私は間もなく60歳になる

Z世代からの注目が欲しいわけではないし

媚びているわけでは、ますますない


ただ、たまたま時代とあってしまった

ソバ―キャリアスの1人として

身辺雑記と備忘録を兼ねて

日記のようなものを書いてみたくなった


まさに「curious 」から覗いてみていただければ

うれしい限りだ