2024年10月22日火曜日

無料試飲、全品10%オフの紅茶フェス・「ルピシア グランマルシェ」体験記

私は、普段の月の生活費は

1か月11万だ

その理由は単純で、将来の年金額が

11万だからだ


時々、ネット記事で

「こんなに年金が少ないとは思わなかった」

「どうやりくりしていったらいいか、わからない」

という記事を読むが

私に言わせれば、単なる準備不足だ

年金額がいくらになるのかは

「年金定期便」というはがきで、前もって教えてもらえる

大体、55歳くらいから、おおよその額はわかる

それなら

65歳から始まる、年金生活のために

その額の範囲内で暮らすように

55歳くらいから、シミュレーションすればよいのだ


55歳から始めれば、10年間の余裕がある

使いすぎてしまっても

なかなか、うまく配分できなくても

10年間の間なら、ミスがあっても大丈夫だ

会社の月給から補填できるので

赤字を反省して、次の月にはうまくできるように

そして、65歳になるときには

自然に、11万の生活ができるように

訓練すればよいのだ


現在、私は11万の生活ではあるが

持ち家なので、家賃がないこともあり

十分に生活できている、といとうよりも

かなり、富裕間のある

「プチ贅沢」な暮らしができている


ただ、「ブチ贅沢」にはコツがある

生活必需品ではないもの

コーヒーや、紅茶、菓子類は

スーパーなどのものではなく

名店と言われる、美味なものを買うこと

ただし、定価で買ってはいけない

値引きになるときをあらかじめ調べておいて

その時に、少し多めに

私の場合は、三か月から半年分くらい

まとめ買いをすることにしている


コーヒーは、銀座の老舗の

夏と冬の福袋で買っている

ドリップパックなら一袋二十円

近所のスーパーの、ドトールのドリップより割安だが

味も香りも、レベルはかなり高い


紅茶は、ルピシアのグランマルシェで買っている

ルピシアというのは、国産の紅茶メーカー

本社は北海道の、なんと、ニセコにあるのだそうだ

……スキー場だけの街ではないのだ……


このルピシアが

毎年、日本各地の都市を回って

「グランマルシェ」という、紅茶フェスをやっている

かなり大々的で、万単位の入場者がいるそうだ

私は、紅茶はたいてい、このイベントで買っている


私が行ったのは、フェスの最終日

日曜日の午後、横浜の会場だった

かなりの人出があるので

事前にネット予約をしないと入れないが

入場そのものは無料だ


会場はとにかく広く

デパートのイベント会場の、ざっと10倍近く

あるのではないかと思う

その会場に、90種類のお茶がずらりと並んでいる

各品ごとに、ポスターと試飲用のポットがおかれていて

好きなものを、好きなだけお試しができるようになっている

スーパーの試食などでは

飲んだら、買わなくてはいけない雰囲気だが

このフェスは、あまりに人が多くて

お盆にのせた、30こくらいの試飲の紙コップは

まさに、瞬く間に無くなる

無くなったら、セルフサービスでもらえるようになっている

つまり

いちいち、誰がどれをどのくらい飲んだかなど

見ていられないレベルなので

こちらも、気兼ねなく、あれこれと

興味のある紅茶を、次々と飲み比べることができる


ダージリンなどの、定番もあるが

この会場限定の、特別な香りのついたものもある

私が気に入ったのは

「モンブラン」の紅茶

アップルティーなどと同じく

味わいは紅茶なのだか、香りだけが違う

モンブランは、栗と、クリームの良い香りの上に

どういうブレンドなのか

ほんのりと、甘みも感じられた


スイーツの香り付き紅茶は
ほかにも、ザッハトルテ、アップルパイ
メロンパン、クッキーなど
見ているだけで楽しくなるほどだった



















しかも、ルピシアは
紅茶が一番有名だが
紅茶だけを売っているわけではなく
ルイボスティー、ウーロン茶、緑茶
それに、今年からは、コーヒーと
クラフトコーラまで
ブースが出ていた
もちろん、どれも楽しく試飲させていただいた

これだけ品数が多いと
むしろ、目移りしてしまって
かえって選びにくくなる
それに、少し歩きすぎて疲れるので
一服したくなる

イートインの、レストランコーナーもある
私が選んだのは、
ダマスクローズのアイスクリームと
アールグレイのホットティーの組み合わせだ
300円を少し超えるお値段は
ハーゲンダッツと同じくらいのレベルだが
分量は、ハーゲンダッツより少し多め
しっかりとしたコクのある
ミルクティーのアイスクリームに
ローズの香りは、言われれはあるかな、という程度だが
中に、サクランボのジャムが合わせてある
これが、甘酸っぱくて
なんともおいしい
私は、ハーゲンダッツより、こちらに軍配を上げたいところだ












そして、当日のお買い物は
全品10%オフの中でも
特に、賞味期限が近くなったり
箱が傷ついていたりして
とりわけ、値引き度の高いコーナー
「ボンマルシェ」で
スコーンという焼き菓子
10コ1000円也と、
ティーバック四箱
食品関係をいくつか買ってきた
今月と来月は、かなり
「旨いもの」尽くしになりそうだ













そしてもちろん
一番楽しみにしていたものの一つ
ショーのステージも見てきた
ルピシアの専属のバンドだそうだが
茶摘み歌のような、お茶に関する曲を
品の良い、ジャズアレンジにして聞かせてくれる
しかも、毎年全部、曲を入れ替えてくる
昨年とは、一曲もかぶらない、新鮮なステージだった
このバンドのファーストアルバムは
昨年買い込んで、「耳タコ」的に聞きこんでいる
今年は、セカンドアルバムを期待したのだが











少なくとも、グランマルシェの会場には
ファーストアルバムしか、おいていなかった
来年こそは、ぜひともお願いしたい






支出合計は
足代、会場で食べたアイスクリームと紅茶代を含めて
3860円也
今月の小遣い、1万円にはまだ余裕がある
予算内で収まり
じっくりと楽しめた
まずまず、というところだろう

来年の秋にも、また、出かけたいと思っている
それには、喘息でダウンしないように
体力アップ大作戦を
始めようかな、などと
楽しい夢をみているところだ





2024年10月21日月曜日

買おうか止めようか、迷っているモノ

 ほぼ半月ほど前から

買おうか買うまいか、迷っているモノがある

かなり欲しいことは欲しいのだが

無くても済むといえば、済む

お値段も2万3千円、普段なら

「高い」の一言であきらめるところだが


……それでも、やっぱりほしい……


こんなにダダをこねている品物は何かというと

あきれ返られそうなのだが

「全自動生パスタメーカー」だ


機械に、小麦粉と、水

途中で、卵液を入れると

10分ほどで、完全な生パスタが出来上がる

あとは、ゆでてパスタソースに絡めれば

レストラン並みのパスタがいただける

パスタの太さや形を作る口金も

8種類ほどついていて

平麺タイプや、細麺タイプなど

お好みで各種作れるのだそうだ


もともと、こういう

おもちゃ風の調理器具は大好きだ

我が家には、圧力鍋、ホットプレート

スムージーメーカー、アイスクリームメーカー

ポップコーンメーカー、綿あめメーカー

かき氷機、とそろっているうえに

私の誕生日祝いには

自分へのプレゼントとして

ノンフライクッカーを買い込んだくらいだ


これだけでも、我ながら

かなりマニアックだとは思うのだが

よりマニアックなのは

この各種機械が

かなり良く使われているということだ

ノンフライクッカーは特にエース級で

買い込んでからというもの、毎日一度は

ノンフライのフライドポテトか

ノンフライの素揚げナスを作っている


なので、生パスタメーカーを買い込んでも

必ず、使い倒して

元は取りまくるだろうと思うのだが


実をいうと、もう収納する場所がない

台所も、食器棚の下の段も

もうパンパンだ

押し入れの奥の、キャットフードの

買い置きを置いているところの上の

わずかな隅に、放り込んでおくしかないのだが


それでも、あきらめきれない

この機会では、そば打ちもできるらしい

米粉に片栗粉を混ぜて作る

米粉麺も作れる、と聞いたら

ますますあきらめがつかなくなってきた


弱ったことに

このパスタメーカーは、店頭で売っているわけではない

CAMPFIREというサイトで出ている

クラウドファンド品なのだ

なので、期限がある

あと10日で、クラウドファンドの期限が終わる

つまり、もう買うチャンスがなくなる、ということだ


欲しい、使いたい

来年の夏は、自家製の冷製パスタを食べたい

あっさりと、梅・白子・大葉あたりを使って

醤油ベースのパスタにしたら

夏バテ知らずで、過ごせそうだ

誕生日には、レストランには行かずに

自家製パスタ

そのかわりに

キャビアを、あれは、パック、というのか

瓶、というのか、よくわからないが

とにかく、てのひらサイズのガラスの容器

全部を一度に開けてしまって

贅沢にひたるのも、楽しそうだ


だが、どこに収納する?

欲しいからと、いちいち買いあさっていては

お小遣いがなくなりますよ、と

ママに教えてもらったはずではないか

それに、2万3千円は

何といっても、予算オーバーだろう


……わかっている 

  わかっているが、やはり

  欲しい……


目下、一番の悩みはこれだ

あと10日、クラウドファンドが終わる日まで

この、我ながら

つくづくヒマな悩みに

苦しむとしよう


ちなみに、下の写真が

クラウドファンドのサイトに出ていた写真だ

気持ちはわかる、と思ってくださる方

一人くらい、いてくださると

なんとも救われた気分になれると思うのだが

いかがだろうか









2024年10月20日日曜日

ここが変だよ 選挙編 私のトップ3

 さすがに、この時期になってくると

どこのニュースにまわしても

必ず、選挙の話題が出てくる


ただ、見ていてどうも

「これ、何で?」と思うことがいくつかある

一人暮らしが一番困ることの一つに

こういう時、「これどう思う?」と

気軽に聞く相手がいないことだ

モロに政治の話なので

あまり、職場で話題にするわけにもいかない

とはいえ

「物言わぬは、腹ふくるるワザ」と

兼好法師も書いていることだし

ここは、吉田兼好に敬意を表して

私の考える

「ここが変だよ 選挙バージョン トップ3」を

書いてみようと思う


まず、第三位

裏金議員が当選したら

追加公認すると発表した某政党


当選しようとしまいと

裏金は裏金、脱税は脱税

選挙とは関係なく、追徴課税で罰金を取って

犯罪者として、行くところに行ってもらわないと

筋が通らないだろう

選挙で当選すれば犯罪は消えます、って

あんまりにも、刑法を無視しすぎていないだろうか?


第二位

裏金のおかげで、政党の公認がもらえなかった

俗にいう「裏金候補」サンの発言


非公認って大変なんですよ

 悪い人って印象与えてしまう」


え?

裏金作って脱税する人は、悪い人だろう?

この人、自分は悪くないとでも思っているのか?

つまり、全然反省していないのか?


第一位

裏金夫婦・奥さんの発言

「小選挙区一本です。

 どうかお助けください」(続いて号泣)


いや、選挙というのは

国民が、よりよい政治をして

自分たち、それ以上に子供や孫世代が

生きやすい世の中をつくる

政治家を選ぶ、そういう制度だろう


いわば、現在と未来の国民を助けてくれる

政治家を選ぶ制度なのに

なぜ、国民が

脱税犯を助けて、うまい汁を

吸わせ続けなければいけないのか

完全に、発想が逆だろう


おまけに、この人は当選していたときは

裏金作りだけではなく

国会でぐっすりと居眠りをして

それをNHKの中継画像に

しっかりと、撮られていた人だ

民間の企業なら、仕事中に居眠りなどしていたら

良くて左遷、悪ければクビだろう


自業自得なことをやっておいて

泣けばいいと思っているのは

少しばかり、甘いのではないだろうか


と、書いていて、ふと思い出した

数年前のことになるが

社内の俳句・川柳クラブの句会で

詠み人知らずとして、投稿され

部員全員の大爆笑と

ひそかな共感をかった、川柳である


楽だよね 新人OL 泣けばいい


この議員サンは、新人OLの2倍以上のお年のようだが

年齢相当の知性はお持ちでないのが

非常に残念な方とお見受けした

手厳しいようだが

やめた方がいいだろう

みっともないにもほどがあるから







 


2024年10月19日土曜日

やっぱりいらないんじゃないか?・秋篠宮家

 この頃、また再炎上しているのが

秋篠宮家の騒ぎだ


今度は何かと思ったら

やっと、秋篠宮家の「赤坂ベルサイユ」に関してだった


秋篠宮の「赤坂ベルサイユ」と言われるようになったのは

そもそも、この御殿の改修費が

あまりにも巨額に上ったことからだ

当初、25億円といわれていた改修費は

ここを追加する、あそこをより強化する、と

細かくどんどん工事が追加されていった

特に、秋篠宮の妻の口出しがひどく

イタリアから大理石を取り寄せろ

金をもっとたくさん使えと

贅沢にも限度のある注文が重なり

結局、その倍の50憶がかかった


それでいて、御殿が出来上がっても

次女は一人で、別の建物を占拠

どう批判されようとも

絶対に引っ越さなかった

この、次女の占拠した御殿の改修費は10億

最初は、宮内庁の事務棟にすると言って

費用を出させた挙句のことだった


それだけでは飽き足らず

次女は別居してはいるが

毎朝、親のところにご飯を食べにくる

だが、その時に化粧前の

すっぴんの顔を、職員に見られるのが嫌だから

自分専用の道を作れと言い出し

かかった費用は、1憶とも、2憶ともいわれている

いわゆる「すっぴんロード」だ


これで毛でも、いい加減にしてくれ、と

言いたくなるのだが


この、赤坂ベルサイユの改修が発表された

50憶かけて改修をして、やっと完成した

それが、一年たったばかりで

また、改修が始まる

おまけに、今回は予算も発表されていない

一体いくらで、どこをどう改修するのか

完全に、国民には隠したままである


Xではすぐに

これは、ベルサイユを通り越して

いつまでも終らない工事

赤坂サグラダ・ファミリア、と呼ばれている


私も、もういい加減にしてほしいと思う

この一家の、税金の無駄遣いぶりは

あまりにも目に余る

そもそも、最初の改修工事の50憶も

自民党を徹底的に牛耳っていた

二階が引退のきっかけになった

裏金の額と同額だ

これだけの額を、会計監査もせずに

使い放題に使うのでは

どう見ても、金食い虫ではないか

思っていたのに


正直、一家で愛子様の

爪のあかでも煎じて飲め、と言いたくなった

言いすぎ、と言われるかもしれないが

愛子様は、物価高で苦しむ国民のことを考えたら、と

もう二年連続で

ご自身のティアラを辞退されている

ティアラ代は、例年の額からみても

高くても、2千万くらいのものだ


秋篠宮家の赤坂サグラダ・ファミリアは

すでに50憶、さらに、少なく見積もっても35憶くらいだろう

文字通り、ケタが違うのだ

しかも、二ケタ違いだ


戦後すぐ、昭和天皇が

人間宣言を出し、自分たちは神などではない

神の子孫でもない

その辺の市民と同じ、人間であると宣言した

なので

いまさら、天皇家の血筋を

尊く、ありがたいものだと思う人は

もしいるとしても、極端な少数派だろう


神武以来の万世一系、などという

戦時中のスローガンを信じている人も

ほとんどいないだろう

日本史上でも、例えば継体天皇などは

血縁関係でさえ、あったかどうか

怪しいところだと言われているし

神武天皇に至っては、完全に架空の人物

もし生きていたとしたら

時代からして、縄文人になってしまう


それに、言いたくはないが

秋篠宮自身も、本当に上皇の子なのかどうか

まず、DNA鑑定で白黒はっきりつけてから

すべては、そのあとの話だろうとは思うのだが


たとえ、上皇と血がつながっていたとしても

私個人としては

秋篠宮家には皇統を動かしてほしくはない

その理由は、秋篠宮家は

象徴としての資質に欠けると思うからだ


現在の天皇は「象徴天皇」だ

憲法に、そのように定められているのだから

これは、誰が見ても確実だ

しかも

憲法の条文では

「国民の象徴」「国民統合の象徴」と

されている


さらに、憲法では

主権は国民にある、とされている

主権、というのは

国の在り方を決める、最終の権利がある人

という意味だ


それならば

皇室のメンバーが

「日本の象徴」かどうかを判断する

一番の権利があるのは

「日本国民」ということにならないだろうか

特に、憲法は「国民統合の象徴」と定めているのだから

国民が「この人は、自分たちの象徴だ」と

認められる人でなくては

具体的には、国民の多く

少なくとも、過半数が認める人でなくては

「国民統合の象徴」である

現在の憲法の定める「天皇」としては、ふさわしくないと思う


そうなると

現在、国民の90パーセント以上は

女性天皇を認めている

つまり

秋篠宮家に皇統を映してでも

男を天皇にするくらいなら

現天皇の女の子に

天皇になってほしいと思っている国民が

圧倒的多数だ

結論は、目に見えているように思う


それに

秋篠宮家は、あまりにもスキャンダルが多い

しかも、ほとんどか金銭がらみ

不正がらみの、下品なスキャンダルだ

これでは、日本人のイメージを低下させ

国益を害することになるのではないかと、心配だ


私個人としては

この宮家が「日本の象徴」「日本人の象徴」となると

「日本人は、ばれなければ盗作くらい平気でするんだ

 権利意識を持たない、野蛮人だ」

「人から咎められなければ

 公金を私的流用しても平気なんだ

 倫理観にかけた国民だ」と

「礼儀知らずだな

 支度氏もないのに、勝手にチークキスをしようとするし

 女性のドレスの裾を踏んでも

 誤りもしない

 とんだ田舎者の国だよ」

思われそうで

今から、恥ずかしくてたまらなくなる


結論として

宮家でありながら、天皇ご一家を支えようという気が

全くない上に

華やかな場所に出たい、名声は欲しい

でも、そのための努力はしたくない、という

不勉強な宮家を

国民から強制的に取り立てた税金で

養う必要は、ないのではないかと思っている


長男の東大ごり押しも

ほぼ、決まったようだし

これを最後の手切れ金代わりに

いっそ、あれだけ皇室を嫌っていた一家なのだから

家族で功績離脱をしてくれても

良いのではないかと思っている






2024年10月18日金曜日

明日は何をしてすごそうか・川崎、生田緑地バラ園(入場無料)で園内ゴージャス、薔薇散歩

金曜日の夜は、いつもワクワクする

今週末はどう過ごそうか

来週に試験を控えているので

あまり羽目は外せないが

せっかくの休みだ

少しばかり、羽を伸ばしておきたい


特に

私の住んでいる関東地方では

明日の最高気温の予想は、なんと29度

真夏並みの暑さになるらしい

夕方くらいに、ぶらりと出かけて

ある程度、秋晴れを満喫できるところは

どこがいいだろうか


少し考えていて、はたと思いついた

川崎市、向ヶ丘遊園の跡地が

バラ園になっている

期間限定で、春と秋の、それぞれ二週間ぐらいしか

開館しないのだが

入場は、無料という

かなりの「太っ腹」のバラ園だ


今年は、ちょうど明日

19日から、開園だ

しかも、川崎市は今年が市政100年の記念イヤーらしく

花火などの、市のイベントには

気合が入りまくっていた

この「生田緑地バラ園」も

キッチンカーや、音楽イベント

バラの栽培講座など

実にはなやかな企画が、盛りだくさんだ


これなら、開園中に

何度か、通い詰めても

行くたびに楽しむことができそうだ

往復の時間はテキストの読み込みにあてれば

勉強にも、さほど差しさわりはないだろう


これぞ、「大人の遠足」

しかも、費用が掛からないのが

ますますうれしい


早く明日にならないかな







2024年10月17日木曜日

追悼・さよなら西田敏行さん

 今日、Xを見ていたら

トレンドワードに「西田敏行」が入っていて

何か、新しい役を始めたのかな、と思って

yahooニュースを見てはじめて

亡くなられたことを知った


まだ76歳、現在の男性の平均寿命は81歳

まだまだ、お若かったと思う


つい数日前まで、仕事の話をしていた

今日も、仕事が入っていたとのこと

亡くなられたのは、ご自宅で

ベッドの上で、冷たくなってた、と

記事には書かれていた

原因は何か、現段階では分かっていないそうだ


心臓がお悪い、という話は

かなり前から聞いていた

二年前の大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」では

後白河法皇の役を演じていたが

体調が悪く

すべてのシーンを座ったままでなくては

演じることができなかった、と

聞いたことがあった


心臓と脳は

本当に早く、あっけないほど

家族と同居していても

家族も気づかぬうちに、世を去ることが

多いと聞いている

西田敏行さんも、心臓に持病をお持ちだったそうだ

介護とも、認知症とも無縁で

文字通りに、生涯現役を貫かれたが

ファンの一人として

あまりに突然の旅立ちは

何か、もぎ取られていったようで

とても寂しく、ショックだ


西田敏行さんといえば

私にとっては、「釣りバカ日誌」の「浜ちゃん」役だ

映画としても

同時上映されていた、寅さんシリーズより

釣りバカシリーズの方が好きだった


西田さん演じる「浜ちゃん」は

一種、私の理想の生き方でもあった

私は、喘息の持病があり

それだけでも、会社のいわゆる出世競争からは

外される立場にあった

その中で

「浜ちゃん」的な生き方

つまり

仕事はするが、一番大事にするものは仕事ではない

家庭と、自分の好きなこと

ただ、どこまでも「いい人」で

その人のファンがおり

何か、ピンチになれば助けてくれる人が

たくさんいるような生き方

こんな風なのも、いいな、と思えた

それが、一時期、本当に救いになった時期もあった


古い大河どらま「をんな太閤記」の

秀吉役も、よかった

秀吉は、小柄でサル顔という

イメージとは違っていたが

あのドラマの秀吉には

西田敏行さんがぴったりだったと今でも思う


私の大好きな

三谷幸喜さんの映画

「ザ・マジックアワー」で演じた

町を牛耳る悪のボス・天塩役も、

コミカル・シリアスどちらも演じ分けられる

西田敏行さんの持ち味が

とてもよく出ていたが

一つあげろといわれれば

「ステキな金縛り」で演じた

落ち武者の亡霊・更科六兵衛役を選びたい

西田敏行さんの面白さが

全作品のなかでも、一番爆発しているのが

この、「素敵な金縛り」だと思う


「釣りバカ日誌 ファイナル」の中では

三途の川で、死者の衣を奪う

奪衣婆を演じ

冥途に迷い込みかけたスーさんこと、鈴木社長と

服を奪い合ううちに、三途の川に落ちて

生き返ってしまうシーンがあったのを

複雑な気持ちで、思い出している


何を演じても、どこかに温かみと

愛嬌のある、いい役者さんだったと思う


ご冥福を、お祈りします

ちなみに、貼ってあるのは

「ステキな金縛り」のポスター

まだ見ていない方には、ご供養の意味も込めて

一見をおススメする

この映画では、あの世とこの世の地続き感が

非常に強い上に

笑って、泣けて、追悼にはベストな

一本だと思う




2024年10月16日水曜日

コンビニ通いで認知症予防!?

 今月の26日に

ジェロントロジー検定を受ける予定だ

ジェロントロジーというのは、聞きなれない言葉だが

日本語に直すと、「老年学」のことだ

「老年学」でもまだ、聞きなれない言葉であることには

変わりない気もするが

用は、医学、心理学、経済学、法学など

あちこちに散らばった

「シニア世代がどう生きれば幸せになるか」の

情報を集約して

よりよい社会を目指す、という学問だ


なので

取り扱う分野の中でも

健康、特に、認知症関連は

かなりの割合を占める

出題範囲の中でも、毎回頻出のテーマだ


で、勉強していて思ったのだが

認知症の予防について

残念ながら、現在の医学では

「これをやれば完全に予防することができます」

というほど、明確な方法は

まだ、見つかっていないのだそうだ


だが、「これをやっておくと、いいんじゃないかな」という

程度のもので良ければ

かなりたくさん、見つかっているのだそうだ


具体的には

 ① 有酸素運動をすること

 ② 無酸素運動(つまり、筋トレ)もすること

 ③ タバコを止めること

 ④ 栄養のバランスをとること

 ➄ 単調な生活を送らないこと

 ⑥ 指を動かすこと

 ⑦ 歌や音楽を楽しむこと

   (同時に体を動かすトレーニングができると最高)


などなど、だそうだ


そして、面白い記事を見つけた

「有酸素運動」はウォーキングでも十分

「単調な生活をおくらないこと」は

普段と、ちょっと違ったことをするだけで充分

ただ、これを積み重ねることが大事

なので

なるべく、歩いて買い物に行き

毎回一つだけ、今までに買ったことのない

珍しいものを見つけて、買うようにする

その程度でも、十分効果はあるのだそうだ


そこまで読んで、あっ、と思った


私の家から、歩いて20分くらいのところに

ファミリーマートがある

……と言っても、ド田舎に住んでいるわけではない

  通勤経路の最中に

  セブンイレブンと、ローソンはあるのだが

  ファミリーマートだけが、少し離れている、という

  だけの話だ……


ファミリーマートに行くだけでも

往復、40分歩くことになる

少し、腕を振って大股に歩けば

十分、ウォーキングになる

それに

コンビニはたいてい、三か月に一度くらいは

新商品を発表している

しかも、新商品は〇〇シリーズ、と銘打たれていて

何品目か、同時発売になっている


ということは

40分のウォーキングでファミマに行き

新製品を買うだけで

なんと

認知症予防ができる、ということになる


気が付いたとたんに、なんとなくうれしくなり

早速、ファミマにお買い物に出かけた

目指すはただ一つ

「世界No.1 パティシエ 安食雄二監修」

……あくまでも「監修」である

  安食氏が作ったわけではない、念のため……

「パンより贅沢。スイーツより満足。」を

キャッチコピーにしているシリーズ3品の中から

「焼きチョコクロワッサン クイニーアマン仕立て」だ


1コ185円也、これに消費税がかかるので

普段なら、まず、買わない品物なのだが

認知症の予防とあっては

仕方がないだろう、と

日記には書いておこう


ワクワクしながら、一つ抱えてきた「お宝」だ

夕食に食べては、糖質過多になり

「バランスの取れた食事」という

認知症予防の指標に引っかかってしまうので

明日の朝食として

大事にとっておいてある


また、これはネット情報なのだが

日記などを書くことも

認知症予防に効果がある、とのこと

「焼きチョコ」パンを食べ

食レポを書き

認知症を予防する


あまりに良いことづくめで

考えただけでも、楽しくてたまらなくなる

試験が全部終わったら

認知症予防用に、新しい食レポブログでも

作ってみようか、とも思っている


請うご期待、というところだ




2024年10月15日火曜日

防災用にいいかも・スマホ用ソーラーバッテリー

 私の住む関東地方では

つい先日も、地震があったばかりだ

震源地は、千葉だそうだが

私の働いている東京のビルも、かなり揺れた


防災用品は、南海トラフの話がでたときから

少しずつ買いためているので

愛猫も私も

10日くらいは、援助物資が来なくても

なんとか生き延びることはできそうだ


職場で話していて

結局、一番怖いのは

スマホの電池が切れることではないか、という

結論で一致した

防災用ラジオがあれば

情報は手には入るが

知り合いと連絡がつかない、というのは

ものすごく、不安だろうし

孤立感も高まることだろう、と話していたら


そんなもの、何でもないですよ、と

隣の部署の中堅組から、声をかけられた

「スマホのソーラーバッテリーを買えばいいんですよ」

え?という感じで

話をしていた人だけではなく

周囲の人たちまで、振り向いた


そんな便利なものがあるのなら、早く言ってほしかった


この、中堅社員氏は、趣味がソロキャンプ

気候が良くなると、車にテントを積んで

毎週末には

秩父あたりの山奥に出かけていくのだそうだが

その際に、絶対に必要なのが、スマホ

電池切れを起こさないために

ソーラーバッテリーを必ず積んでいくのだそうだ


この、中堅社員氏のソーラーバッテリーは

折り畳み式で、全部広げると

小型の風呂敷くらいある

それを、スタンドで立てて

太陽光線を集めて、電気に変えて

スマホにつなぐシステムなのだそうだが

これは、かなりの本格派で、お値段も本格的

その代わりに、防塵、防水機能がついているそうだが

「被災地の避難所で使うのなら

 もっと小型の、お手軽タイプでいいと思いますよ」とのことだった


売っている場所だが

キャンプ用品店で探すと

冬山登山にもっていっても大丈夫なような

高級機種しか扱っていないところが多いので

ネットで探す方がいいだろう、と

アドバイスをいただいた


防災用なら

単に、ソーラー充電だけではなく

LEDライトなどもついている方が

便利だろうと思って

少し、高級機種を探してみたのだが

どうやら、5千円が相場のようだ

これなら、手が届く

防災バッグに詰め込まなくても

普段使いもできそうだ

ゆとりができれば

2台購入して

1台は避難袋の中、1台は普段使い

万一のことがあった時も

1台は自分専用、もう1台は避難所共有にして

みんなで使ってもらうことも

できることもできるかもしれない


いい情報をありがとう、と

お礼に、普段飲んでいる、銀座の老舗のコーヒーの

ドリップパック(1つ23円也、福袋で買うとかなりお得になる)を

進呈したところ

一緒に話を聞いていた同僚たちも

僕からも、俺からも、と

次々と、プチギフトを進呈し

中堅社員氏の両手には

ドリップコーヒー、ティーバック、スティックのフルーツティー

味好みミニパック、ハイカカオチョコレート

トドメに、みすず飴(オブラートにくるまれた、小さなゼリー状の菓子)

まるで

ちょっと早めの、ハローウィンのようになっていた


ちなみに、下の写真は「みすず飴」だ

シニアの好みのおやつは、どういうわけか

みすず飴と

黒飴なのだそうだ

確かに、私も両方とも大好きだ

とはいえ

私の場合は、六花停のレーズンサンドも

きくやのラムボールも

浪花屋の柿の種も大好きなので

あてにならない話かもしれないが





2024年10月14日月曜日

年寄りは尊厳死させろと主張する政治家がいる恐怖

 せっかくのブログなので

いつも、気持ちの温かくなるようなことを

書くようにしたい

あとから読んで

「生きているのは、楽しいな」と思えるような

文章を残したい、と思っているのだが


今日という今日は、完全にブチ切れた

国民民主党の玉木代表の

「社会保険料を下げるために

 高齢者の尊厳死を法制化する」

発言だ

あんまりにもトンデモなので

デマだと思われるのもいやなので

ソースを貼っておく

党首討論の、1:41:49秒あたりからの

玉木代表の発言だ

これは、どう見ても単なる言い間違いだの

クチが滑った、だのというレベルを

超えているように見える

間違いなく、確信犯だろう

https://www.youtube.com/live/6Nzad4UvEuI?si=IOjIUL17AQfFi-47


そもそも、安楽死や尊厳死、という言葉を

完全に間違って使っている

安楽死とはどんなものかすら

わかっていないだろうと思う


安楽死を一番、正確に描写したのは

手塚治虫の「ブラック・ジャック」で登場する

安楽死専門医、ドクター・キリコだろうと思う

このドクター・キリコは作品中で何度も

安楽死と自殺とは違う、と主張する

ブラックジャックは良く、自殺志願者を

ドクター・キリコのところに連れて行くのだが

……これは、完全に安楽死を理解したうえでの

  ブラックジャックの、ドクター・キリコに対する

  単なるいやがらせである、念のため……

そのたびに、ドクター・キリコは

俺がやっているのは安楽死だ

自殺の手伝いなんかできるか、と

激怒している


ドクター・キリコが主張するのは

病気やけがの苦痛が耐えがたく

死期が切迫していると明白な場合に限り

苦しみから逃れるために

完全に自分の意志で死を選ぶ場合

手法も、資格のある医師の手で

苦痛を与えないように行う

この条件がそろって初めて、安楽死と認められる

ドクター・キリコも、ここではじめて

「仕事」を請け負う


ドクター・キリコが安楽死を扱うようになった

設定も非常に優れている

ドクター・キリコはベトナム戦争に軍医として送られ

戦場で、決して助からない

それでいて、なかなか死ぬことができず

重症のけがの痛みに苦しまなければいけない

そうした兵士たちから

楽にしてほしい、と頼まれ続けた

これが、きっかけ、という設定だ


さすが、医師でもあった手塚治虫の代表作だ

安楽死とはどういうもので

どういう必要性があると考えられているのか

単なる自殺とはどう違うのか

正確に、わかりやすく、まとめているうえに

ストーリー性も、非常に巧みだ


それが、不勉強な政治家にかかると

「死期の切迫」という大事な条件を

完全に見ないふりをして

死ぬときに苦痛がないのが安楽死、と

単純すぎる判断をしているようだ


「尊厳死」となると

これに、さらに条件が付け加わる

治療不可能な病気にかかっている、という

条件までは同じだが

患者が意識を回復する見込みがなくなった場合

延命治療を中止する

つまり

積極的に、薬などを投与して

死を招くわけではない

ただ単に、自分の意思を表示できない患者に対して

生命維持装置を止める、という話だ


もちろん、尊厳死も患者の意思が必要だ

そのために

「自分の意識がなくなり

 機械につながなくては、心臓も動かず

 呼吸もできない状況になったら

 機械を止めて、自然に任せてほしい」という

リビング・ウィル

別の言い方をすれば、エンディングノートに

一言書いておいた方が、絶対に良い、ということになる


だが、書いていないときでも

今の病院は、非常に緻密で

高齢者が命に係わる病気で入院するときには

入院前のアンケートとして

どのような終末医療を望んでいるか

本人が意識がない場合は

付き添ってきた家族が記入するように

制度が整っているので

望まない延命措置をされる可能性は

かなり低い

なので

尊厳死自体も、以前と比べて

あまり問題にならなくなってきてはいる


ここで、話をもとに戻すが

玉木代表の発言

終末医療を施さない、というのは

尊厳死とは、全くもって、別の話だ

しかも、目的は、社会保険料を下げるため

つまり、金のためだ

一番大事な、患者自身の意思、という点を

まるまる、無視している

治療をすると、金がかかる

金を使いたくないから

治療をせずに、早く死んでもらおう、とは

何という歪んだ発想だろうと思う

自分の親にも、そう言えるものかどうか

まず、玉木代表が自分で経験してから

いってもらいたいものだと

私個人としては、思っている


それに、終末医療は

何も、高齢者にだけするような措置ではない

例えば、小児がんの患者や

年齢を問わず、事故によるけが人もいる

心臓発作などは、50代くらいから起きている

こうした患者すべてに対して

「金がかかって、社会保険料が高くなるから」と

ほったらかして、死ぬのを待とう、とは

ディストピア小説のあらすじではないのかと

本気で疑いたくなってくる


おまけに、この党の候補者がXで

「子供に迷惑をかけないために

 尊厳死を選ぼうとおもわないのか」と

ますます、ディストピアな擁護をしていた


いや、だから

尊厳死とは、そういうものではない

この候補者の主張は

私には、「子供に迷惑をかける」と脅して

自殺強要をしているようにしか見えないのだ


もっと言えば

日本は、同調圧力の国だ

建前は、志願者だけだったはずの特攻隊も

全員が、七生報告の

熱烈志願者だけではなかったことは

よく知られている通りだ

もし、「尊厳死法制」などが通ったら

「あの人、病気が治らないのにまだ生きてる」

「この人は、もっと早く尊厳死を使ったのに」などと

考えたくもない同調圧力が加わるのは

誰の目にも明らかだろうと思うが、いかがだろうか


そもそも、高齢者は国民健康保険料も

介護保険料も、きっちりと収めている

保険料を踏み倒しているのならともかく

政府から言われた額をきっちりと払っていて

その対価であるサービスを受けようとすると

子どもに迷惑だ、とイチャモンをつけるのなら

そもそも、保険料を取るべきではないだろう


例えば、これが民間だとして

レストランに入り、メニューを見て、納得し

料理を注文したら

「これ、金がかかるんだよね」と

横柄に対応されて

料理は出してもらえなかった

それでいて、料金だけは銀行から

強引に引き落とされた


こんなことが起きたら、間違いなく炎上騒ぎ

責任者は、謝罪会見で平謝りだろう

健康保険だから、国がやっているから

そんなことで、責任逃れのできるような

レベルの話ではあるまい


それに、「この保険料で、このサービス」と決めたのは

政治家たちではないか

健康保険が赤字だというのなら

赤字にならない手法を考え出せ、と

官僚組織に命じるのが、行政府の長である

政府の仕事のはずだ

つまり、すべては議員と政党が無能だったせい

政治のミスではないか

それを、高齢者に

しかも、命で払え、などと

完全に筋が違うだろう


しかも

役に立たない高齢者は、終末医療を受けずに

早く死んでくれ、と言い出したら

次に来るのは

高齢者以上に役に立たない、重度の障碍者も

医療措置の必要はない、と言いかねない

その次は、

重い病気などで、労働能力をなくした

生活保護受給者の

医療措置をとめるのだろうか

それでも足りなければ

生産性がないと、杉田議員に絡まれた

LGBTや、不妊症の女性、無精子症の男性

結婚していない一人暮らしの男女に

死ねというのだろうか


死ね死ね団ではあるまいし


子どものために死になさい、が

まだ、通るのは

楢山節考の、人が普通に飢え死にするくらいの

極端な貧困の村の場合だけだろう

しかも

この村でも、姥捨てに対する

同調圧力があった


今の日本は、飢饉で餓死者が出るわけではない

むしろ

最高の税収を記録しているではないか

この税収を使って

きちんと配分を行うのが

一番最初にすべきことだろう

少なくとも、姥捨て山の真似事をする以前に

超富裕層への税率アップを考えてはどうかと

思うのだが、いかがだろうか





2024年10月13日日曜日

エンディングノートのアップデート

 一時は、喘息の発作・入院コースの

一歩手前まで行っていた体調が

このところ、だんだん戻ってきた

体力も回復してきたので

明日は、両親の墓参りに行かれそうだ


それで思いついたわけではないが

せっかく、家でのんびりできたので

エンディングノートを少しアップデートしてみた


エンディングノートというと

最初、週刊誌が取り上げていたときは

自分の葬式をどうしてほしい、だの

生命保険はどこに入っているか

貯金はどの銀行に、いくらあるか、などなど

死後の処理をわかりやすくして

遺族が困らないようにする覚書だったのだが


少しずつ、内容が進化してきた

しばらくすると

終末医療、たとえば、胃ろうをつけるか、つけないか

意識がなくなった時の延命措置をどうするか、など

受けたい医療措置、やめてほしい医療措置を

書いておくようになった


今では、単に自分の意識がなくなった時の

伝達事項だけではなくて

まだ、健康で活力のある時に

「どんなふうに生きるか」

「やりたいこと、行きたいところ」

などを書き出して

よりよい、質の良いシルバーライフを送る

いわば、自分用の羅針盤づくりも

含めるようになってきた


今日、私の修正した条項は

主に、「今後、やりたいこと」リストと

愛猫、のえるさんの行先だ

のえるさんは、保護猫団体にお願いする

その分の費用は、すでに払ってあるので

連絡だけすればよいこと

それ以外にも、お礼と持参金を兼ねて

私の貯金のなかから、いくばくか

保護猫団体に寄付をするように、遺言しておいた


やりたいことのリストは

短期と、長期に分かれている

短気は、今年中にやりたいこと

長期は、年をこえるもの、だが


短期の目標リストに追加したものは

 ・ドライフルーツを作る

 ・抹茶味の砂糖豆のレシピを極める

 ・ハロウィン用のかぼちゃパイ、濃厚なものを作る

 ・東京の三鷹にある、ウクライナ料理店に行く

 ・国立バレエ団の、学生たちの公演を見に行く

 ・箱根のラリック美術館に行って、スイーツを食べる

 ・イギリスロイヤルバレエ・シネマで

  「不思議の国のアリス」を見る

 ・千葉の京成バラ園に秋バラを見に行く

 ・神奈川の生田緑地に秋バラを見に行く

 ・スカイツリーのプラネタリウムに行く

 ・アロマテラピー1級に受かる

 ・ジェロントロジー検定に受かる

 ・横浜で開催の、ルピシアグランマルシェに行く


大好きな紅茶を飲みながら

楽しい夢を思い浮かべて書いているうちに

どんどん増えてきてしまった

これは、きちんと計画を立てて

一つ一つこなしていかなくては、と

思うにつけても

ワクワクが止まらない


長期の方は

 ・コレステロールを正常値に戻す

 ・スペイン語検定,A2レベルに合格する

 ・ファイナンシャルプランナー1級の実技に合格する

 ・部屋のリフォームプランを作り始める

 ・再就職の準備をする

 ・温泉に1泊旅行に行く

 ・体験乗馬に行く

 ・東京芸大の公開試験に通い詰める

 ・簡単料理のレシピ集をまとめる


やりたいことがたくさんありすぎて

役職定年だけでは、時間と体力がまま割り切らない

これに、元から書いてあったこと

例えば、「上野+新しい箇所1か所で花見をする」

だの

「toeic900点を取る」

だの

「フラワーアレンジメントを習う」だの


全部合わせると、200項目くらいになっている

明日は、墓参りを済ませたら

残りは、家でのんびりと

この、エンディングノートを整理して

やりたいこと、手軽にできること、費用の掛からないこと、

の三つの基準で

ABCのランク付けをして

どこから手をつけていくか

楽しい空想にふける予定だ


予定というのは、きちんと準備すれば

確実に実現化するが

もし、実現しなくても

何をしようか、と考えているだけでも楽しく

ワクワクが止まらなくなってくる


体は動かせなかったが

おかげで、今日も楽しい一日が過ごせた

能天気ながら、私の人生は

やっぱり、バラ色のような気がする





2024年10月12日土曜日

低予算で楽しめる三連休の行き先

 かなり悪化して

一時はどうなるか、と心配していた喘息も

昨日、今日とかなり落ち着いてきて

この分なら、明日あたりは

両親の墓参りにでも行けるかな、という

感じになってきたのだが


もし、体が悪くならなければ

この三連休に、遊びに行きたかったところがあった

「東京都・公園散歩」だ


私の住んでいる関東地方には、立派な公園がたくさんある

「公園」といっても

小学校のそばにあるような

ブランコとすべり台、お砂場完備の公園ではない

数百円くらいの入場料を取るが

全部回るだけで、30分はかかるという

旧大名庭園などを残して、公園にしたところだ


例えば、東京ドームのすぐそばにある「後楽園」

新宿の高島屋のすぐ隣の「新宿御苑」

新橋近くには「浜離宮恩賜庭園」があり

特に、この「浜離宮恩賜庭園」では

来週あたりから、特別ライトアップをして

夜間の「お月見散歩」イベントが始まる

時間は夜の9時までなので

仕事の後に、のんびりと出かけられるのだが

これは、開催期間はほぼ一週間

喘息の発作が出ていないときは

ぶらりと遊びに行くのだが

今年は大丈夫かどうか、少しあやしいところだ












暑くもなく、寒くもない

こんな時期には、アウトドアが最高だ

しかも、この時期は菊の花の時期とも重なる

新宿御苑をはじめとして

菊のイベントを開いている公園が多いので

おひとり様でぶらりと行くのもおすすめだが

趣味友達を誘って、写真を撮ったり

ヘタの横好きのスケッチをしたりするのも

また、楽しい


そもそも、こうした「大人の公園」は

登山まではいかないが

ピクニック、アウトドアが好き、という人には

こたえられないほど、魅力的だ

都会の真ん中にあるというのに

反対側が見えないくらいに広く

中にはたいてい、茶室などがあるから

風流に、和菓子と抹茶の、和風ティータイムを過ごすこともできる

樹齢数百年の大きな木に囲まれ

森林浴を楽しむこともできる

それでいて、入場料は300円程度

シニア割のきくところまである


私は、秋のお出かけスポットは

たいていが、都内の公園巡りだ

おまけに、この時期にはスタンプラリーを開催していて

都内の公園9か所をめぐると

来年のカレンダーなどの豪華賞品の当たる懸賞もついている

自然を味わい、季節を楽しみ、費用は控えめ

三連休のお出かけに、ぜひともおすすめだ


今回は、東京都のことばかり書いたが

神奈川県では、例えば

港の見える丘公園、三渓園、山下公園と

観光地にまでなっている公園も多い

千葉なら、なんといっても千葉公園だが

私個人の好みとしては、海浜公園が最高だ

昔、京都に住んでいたころは

宇治の塔の島公園、桜の丸山公園、鉄道を見に梅小路公園

怪談もある宝ヶ池公園、と

ほぼ毎週末、公園巡りをしていたものだった


おそらく、身近なところで探してみれば

案外と、簡単に見つかるのではないかと思う

こうした公園が

子どもの遠足くらいにしか使われていないのは

実にもったいないことだと思う

大人こそ、公園を、と

思わず、力いっぱい訴えたくなってしまう


ちなみに下の写真は

浜離宮庭園の、期間限定クルーズ船

確か、500円だったと思う

とてもロマンチックで、楽しいイベントではあるのだが

夕方の四時半くらいで終了なので

要注意だ






2024年10月11日金曜日

これは傑作・QBBのチーズデザート6P  フランボワーズ&ライチ~ローズの香り~

 このところ、気温が極端に変わったせいで

喘息の発作までは出なかったものの

その一歩手前

のどが、ヒューヒュー、ゼイゼイいう

「喘鳴」という状況にある

半分、首を絞められたようなもので

ほとんど呼吸らしい呼吸ができないので

買い物などにも行けず

まあ、それでも冷蔵庫&冷凍庫にあるもので

なんとかしのぐ、というよりも

満足のいくものが食べられている


体調が悪い、というよりも、極悪なので

台所に立って、料理というわけにはいかず

すでに出来上がっていて

それをそのまま食べればよいもの

ヨーグルトや、チーズ、レトルトおかゆや、缶詰が

ほとんどなのだが


その中で、特に

「これは大ヒット」と思うものがある

QBBの6Pチーズの一種

「チーズデザート」という

チーズケーキのようなシリーズのうち

季節限定の新製品

フランボワーズ&ライチ ~ローズの香り~ だ


たまたま、パッケージが美麗だったのと

ライチは私の大好物なので

なんの気なしに買いこみ

買い置き状態になっていたのだが

私個人としては、「大ヒット」のうちだ


6pチーズなので、そうそう大きくはない

かじれば、三口くらいのサイズだ

厚みも、そうあるわけではない

なので、物足りないと言えば物足りないのだが

それを補って、あまりある美味だ


まず、香りがいい

アルミ箔の包みを開けたところから

ライチの香りが強く漂ってくる

商品名は「ローズの香り」だが

ローズ自体は、言われてみれば

確かにあるかな、という程度で

さほど目立ちはしない

何といっても、ライチの香り

それに、ごく控えめに、ほんのりと

ローズの香りが寄り添っているのが

最後にわかる程度

という程度のイメージだ


控えめと言えば、控えめではあるが

私は、ジャスミンティーモ

香水を飲んでいるような気分になって

あまり好きではないほうなので

この程度で抑えてくれている方が、好きだ


口に入れると、最初に感じるのは

チーズケーキの味わい

それに、ライチがしっかりと自己主張をしている

ライチ味のチーズケーキかな、と思ったころに

一拍おいて、ラズベリーの甘さがきいてくる

ラズベリーも、癖のある味で

好きな人は好きだが、苦手な人は苦手、と

はっきりしているのが普通だが

このチーズのラズベリーは

さほど、強く主張をしない

イチゴよりは、野生的ではあるが

何か、優しい果物の甘み、という印象だ


これは、紅茶が欲しいと思った

アッサムあたりの、どつしり、しっかりした

コクのある紅茶と合わせて

食後のデザートにしても良いし

お茶請けにしてもよさそうだ

市販の製菓用タルトカップを買ってきて

その中に、このチーズを細かく切って詰めれば

それだけで、即席チーズケーキとして使えそうだ

少なくとも、コンビニデザートよりは

数段、美味のように、私には思えた


買い物に出られないせつなさもあって

余計に、おいしく感じられているのかもしれないが

ともあれ、これは私にとっては大ヒットだ

しかも、私の近所のスーパーでは

6Pチーズがよく特売になり

180円で出ることがある

6コ入りなので、一つ30円

お財布にも優しいところが、ますます好きだったりする








2024年10月10日木曜日

10月26日に受験します・ジェロントロジー(老年学)検定

 喘息の発作、とまではいかないが

気道が細くなって、ゼイゼイ、ヒューヒューと

不気味な呼吸音がしている

体が大事なので

仕事の方は、有休をいただいた

あまりにも、申し訳ないので

連休明けには、お詫びにお菓子でも

差し入れようかとは思っているのだが


体調がこうなると、ただひたすら

休んでいることしかできない

ただ、少し呼吸が楽になってくると

さすがに、退屈してくる

かといって、テレビなどをみていると

妙に疲れてしまう

ぱらぱら、と眺められて

疲れたらすぐにポンと放り出して

目を閉じてしまえるものがいい


なので

体調が戻るまで

ジェロントロジーのテキストを読んで

過ごすことにした

何を隠そう

今月末、26日には

ジェロントロジー(老年学)の検定試験があるのだ


そもそも、ジェロントロジーとは何かというと

20世紀になってから、初めてできた

新しい分野の学問で

「老年学」と訳されている

とても早い話が、高齢者が幸せに生きるには

どうしたらよいか

今まで、医学、心理学、金融、社会学、などなど

細分化されていた情報を一つに集めて

高齢者の生き方、と

大きくまとめた学問をいう


これが、非常に面白い

例えば、現在、一人暮らしの高齢者は5人に1人

これから、どんどん増加する傾向にある、とか

日本の個人消費の5割以上は

65歳以上のシニアによる消費だ、とか

それ出ていて、半径500メートル以内に

食料品店がなくて

生鮮食品を買うことができず、困っている高齢者は

200万人以上いる、とか

覚えるのは大変だが

非常に興味を惹かれる内容だ


高齢者の心理や、地域デビューの方法

認知症になったときの、公的な保護の制度まで

幅広い内容なので

勉強しておいて損はない、と思った


最初は、興味本位で

公式テキストを読んでみたのがきっかけだった

読んでいるうちに、見事にはまった

私が特に惹かれたのは

栄養に関する部分で

高齢者でも、必要な栄養素とその分量は

青年期と、ほぼ変わりはない

特に、タンパク質は若者と同量が必要で

俗にいう「粗食は長生き」というのは

単なる迷信、しかも、有害な迷信として

「フード・ファディズム」と名前までついている、と

学んだ時には

思わず、うめいたものだった


どうせなら、形にしておこうか、と思い

検定試験も受けることにした

というのも

この試験を申し込んだのは

ファイナンシャルプランナーの実技試験の前で

実技試験は必ず受かるだろう、と

自信があったからだ

ファイナンシャルプランナーの試験を終えて

手のすいたときに勉強するのに

ちょうど良いだろう、などと

甘すぎる考えを抱いていた


ともあれ

検定料は払い込んでしまったし

ほかに特にやることもないし

テキストは薄く、ちょっとしたパンフレットと

同じくらいの大きさと厚さなので

何といってもお手軽だし、と

三拍子そろっているので

何はともあれ

無理をしない範囲で勉強して

今月の試験に臨もうと思っている


正直、喘息がなんとか収まってくれて

集中して勉強できれば受かるだろうが

発作が悪化したら、それで終わりだ

合否の結果は、喘息しだい

なので、あまり思いつめず

とりあえず、気楽にやろうか、と

のんきに考えている


ちなみに、下の写真は公式テキスト

一読するだけでも、かなりためになるし

何よりおもしろいので

週刊誌の「シニアの生き方」記事をよむくらいなら

こちらを読んでみることをおススメする