2024年8月7日水曜日

月11万で家計を黒字にする方法・家計簿のつけ方編

 昨日、私の家計は月11万で

余裕に黒字になる、と書いたところ

家計簿の区分の仕方が良くわからなかった

もっと詳しく教えてほしいという質問を

結構、たくさんいただいたので

今日は、それについてちょっと書いてみようと思う


私の家計簿はかなり単純だ

項目は、3ケしかない

① 生活費

② こづかい

③ 自己投資 だけだ


生活費は、生活に必要な金額すべて

こづかいは、文字通りのこづかいだ

自分の趣味や、遊び、外食など、いわば「ムダ使い」だ

自己投資は、将来のためになる出資

例えば、私の場合はNHKのスペイン語のテキスト

FP試験の参考書、受験料

もし、スポーツジムにでも行き始めたら

ジム代は、ここから出すことになるだろう


これを、収入に応じて

大体のパーセンテージに分ける

生活費は70%

こづかいは10%

自己投資は20%が標準的な目安だ


と、ここまで読んできて

ピンときた方もいるかもしれない

この方法は、30年ほど前に大ブームになった

ファイナンシャルプランナー、横山氏の

「横山式、消・浪・投」の貯金法を

私なりに、バージョンアップさせたものだ


生活費を細かく細分化しないのは

一つには、あまり細かすぎると、続かないからだ

だが、もっと大きな理由は

月に使う金額が一定しない項目が多く

家計簿での財産管理がしにくいと思ったからだ


たとえば

服、靴などの衣料費だが

服というものは、毎月定期的に買うものではない

特に、通勤用の靴などは

一度買えば、数年は履いているが

くたびれて、買い替えるとなると

万単位で飛んでいく

これは、少なくとも私はなかなか予算が組みにくかった

医療費もそうだ

予測のつかないときに、突然なるのが病気

となると、毎月予算を組んでおくよりも

毎月、必ず黒字を出して

万が一の時用の、プール貯金を作り

そこから払っていく方が良いように思えた


そして、あとはダイエットと同じだ

一月の目標を数字で決めて

使い過ぎたら、引き締める

ゆとりがあったら、プチ贅沢をして

満足出来たら、残りの額はプール貯金に回す


いくつかアドバイスをすると

私の場合、保険は最小限に絞っている

医療保険と、葬儀代ピッタリの生命保険

なので、1月で3000円を切っている


私は家賃がないので、なんとかできているが

家賃のある場合は、11万では

かなり厳しいと思う

このケースでは

自己投資と小遣いを削るしかないだろう


外食は原則NGだ

どうしても食べたいときは

小遣いから払うようにする

生活費から払うのは

スーパーの惣菜まで

デパ地下の惣菜も、ゼイタクな嗜好品として

小遣いで支払うべきだろう


仕事には弁当を持っていく

というよりも

前の晩に夕食を多めに作って

冷蔵庫で保管して

朝、弁当箱に詰めるだけだ

ほんの数分で済むうえに

売っている弁当の倍くらい

生野菜を詰め込めるので

財布にも、体にも望ましい


冠婚葬祭費は削れないものもあるが

年賀状、お中元、お歳暮は

全部まとめて、60歳になったときに

「御挨拶じまい」をさせてもらった

特に、親戚関係のお中元とお歳暮は

高価なものをもらうと、ほぼ同額を

返さなくてはならず

現役時代も、地味に生活を圧迫した

これが無くなって、盆暮れは

完全に黒字化できている


11万には、11万の身の丈の暮らしがあり

20万には、20万の身の丈の暮らしがある

11万が、20万のまねをする必要はないし

まねできない生活はみじめ、というわけではない

そう、思っている


それで、楽しいのかと聞かれそうだが

たとえば

ハーゲンダッツのアイスクリームは確かに美味だが

私にとっては、この暑い時期には

ガリガリ君の方が、数段、美味に感じる

そういうことだ


人の好みは、値段にはよらない

この「ガリガリ君」に当たるものを

少しでも多く探そう

さあ、近所のスーパーを使って

私好みのものを見つける大冒険だ、

そう思うと、単調な日常生活も

少しワクワクしたりも

するというものだ


なので

私の小遣いの使い道は

完全に、私の好み、オーダーメイドとなっている

ちなみに

毎週金曜日のアフターファイブに

飲みに行く(コーヒーである、念のため)費用も

こづかいから出している


自己啓発費は、毎月余りがちだか

私の場合、ファイナンシャルプランナーの受験料が

バカにならないので

(二次試験だけで2万円する)

そのために、資金プールをしている

おかげで、高額な参考書なども

不自由せずに買うこともできている


私の家計管理術は

これに、スライド貯金を組み合わせたものだ

これも、おすすめの貯金法なので

いずれ、機会があれば、まとめてみたいと思っている





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