2024年11月2日土曜日

東京農業大学・収穫祭体験記

 今日は三連休の初日

明日は、アロマテラピー検定1級のテストなので

外出ができない都合上

今日は、ちょっとどこかに出かけたかった

私の住んでいる関東地方は

あいにくの、豪雨の予想ではあったが

雨が強くなるのは、夕方前後から、とのこと

それならいっそ、と、少し早起きして家を飛び出し

東京農業大学の収穫祭に行ってきた

午前中に行って、昼頃に大学を出るようにすれば

豪雨になる前に、家につくだろう、

という計算だ


結論からいくと、うまくいった……のだが

現在でも、私の住んでいるあたりは

さほどの強い雨は降ってはいない

この程度なら、あんなに気を使って

急いで帰ってこなくても

もっとゆっくり楽しんでも

大丈夫だったかな、と

なんとなく、面白くない思いも抱いている


だが

そもそも、朝早く行ったのは

東京農大名物、蜂蜜を絶対に

ゲットしたかったからだ

整理券の配布が終わる前に

何としても、大学に着きたかった


東京農業大学は、歩いていくなら

最寄り駅は、半蔵門線の「用賀」だが

30分ほどパスに揺られるのを我慢するなら

渋谷から直通で、校門前まで行ける

小雨も降っていたので、今日はそのルートにした










大学の正門前に到着したのが

朝の9時15分頃で、そこから列に並んだ

なんとか、整理券をもらって

さあ、今度は本醸造の味噌の列に行こう、と思ったのが

9時45分頃

残念ながら、味噌は完売、売り切れになっていた


ここは妥協線だ

一番欲しかった、蜂蜜が買えるのだから

二番目に欲しかった味噌がアウトでも

グズグズいうのは、よろしくない


あとは、模擬店と販売、発表を

楽しく見て回るだけだ


珍しくて、おいしいものがたくさんあるのが

東京農業大学の模擬店なので

朝食は、あえて抜いてきている

それに、もう一つ楽しみなのが

学生さんの呼び込みが華やかなことだ

模擬店のメインストリートを歩いているだけで

必ず声を掛けられる

しかも、朝の早い時間で

雨がぽつぽつ降っていれば

品物の出足は良くない

その辺をふらふら歩いている私などは

格好の的、というところだ

まあ、私としても、まんざらではない

というのも

見ず知らずの若者と、一言二言

気楽に話せる機会などは

この、収穫祭以外、あまり無いからだ


最初の戦利品は、焼き団子だ

二本で二百円

味は、みたらし、ヨモギあん、きなこなど6種類

バラでフレバーを選べますよ、と誘われて

団子のフレバー、という言葉が面白くて

つい、買い込んでしまった

団子は、奥の小さなコンロで網焼きしており

肌寒い中に、暖かいものが食べられるのと

焼き係が、男女混合

ジェンダーの区別なく、一緒に料理(?)に

取り組んでいるのもさわやかで

気持ちよく、二本いただけた

ついでに、雨をよけられるおすすめの場所と

トレーの捨て場所も教えてもらうという

ミニ会話も楽しめた


毎年、レタスの苗を買っていた出店は

今年は、花オンリーとのこと

狙っていた大根も、開門10分で売り切れ、とのこと

だが、その代わりに

野菜をたっぷりと買い込んできた

さすが、農業大学だけあって

珍しい野菜が、たくさん売っている

今年買った野菜は

 ・赤ネギ

 ・黒キャベツ

 ・大きすぎて市場に出せなくなったジャガイモ

 ・湘南パック

  (とれたて野菜を、サラダ用に各種

   農大性が袋詰めして作ったアソートパック

   食べられる花、エディブルフラワーも入っている)

   ・茎まで食べられる、ごく甘ブロッコリー

 ・葉のついたニンジン


蜂蜜は、狙っていた品種

栗と、桜の蜜は売り切れてしまったが

次に買いたかった、萩と、ヤマボウシの蜂蜜は

買うことができた

「ヤマボウシ」というのは

別名、「ヤマモモ」

下にはった写真の、白い花の咲く木で

蜂蜜はとにかく、パンチが強く、野趣のある

いかにも「山の蜂蜜」という感じなのだそうだ

萩は、それに対して

いかにも雅で、あっさりとした感じ

和菓子の和三盆の甘さを思わせるものらしい

これは、あまりにも楽しみなので

明日の朝、バタートーストに

半分ずつ塗って、食べ比べて

楽しもうと、少しの間、お預けにしている


昼食は、珍しいメニューを選ぶことにした

「馬肉の鉄板焼き」だ

これも、模擬店でている

馬肉、別名、桜肉は

居酒屋メニューで、一度食べたことはある

ローストビーフのように、薄くスライスしてあって

たれをつけて食べたのは覚えているが

鉄板焼きは、初めてだ

会津の郷土料理らしく

「今、食べそびれたら、もう食べられませんよ」との

呼び込みに誘われて、一皿買った

アツアツの、湯気を立てている肉と

一緒に炒めてあるのは、もやしだけというシンプルさ

味付けは、醤油でもなく、焼肉のたれでもなく

何だったのか、今でもよくわからない


馬肉は、豚肉のスライスのような切り方で

てのひらくらいの大きさのものが

5~6切れ入っていた

かなり、リーズナブルだと思う

味わいは、非常にあっさりとしていた

癖がなく、さわやかで、とにかく品がいい

魚で言えば、白身の川魚

特に、アユのような感じだ

肉なのに、しつこさがなく、淡白

それでいて、うまみやコクはある

ただ

一言だけ、難を言わせてもらえれば

筋が髪切りにくかった

おそらく、豚と比べて運動量が多く

毎日走りまわまっていたのだろう

肉が、アスリート風なのだ

薄切りなのに、嚙み切れず、これには苦労した

薄切り肉ではあるが、隠し包丁をいれて

筋を切ってもらった方が

シニア客は喜ぶと思うが、どうだろうか


そして、本来はデザートを食べるつもりだったのだが

いきなり、声をかけられた

「好きですか?」

いきなり、ドキンとしかけたが

「好きですか?焼き鳥?」

ああ、やはりそういうことが

「1本100円で買えるんですが」

では、いただきましょう、三本ほど


「虫ソース、食べてみませんか

 コオロギとかじゃなくて、カメムシなんです

 本格的ですよ」

いや、さすがに虫はダメだ、と

ご遠慮申し上げようとしたら

「虫じゃないソースもあるんです

 しかも、世界各国

 タイの、辛いのに甘いスイートチリ

 みんな大好き、ユーリンチー

 アルゼンチンの、さわやか系」

では、アルゼンチンのソースで、

鶏のから揚げをいただこう


本当は、ひっつみ汁も欲しかったが

さすがに、もう入らない


お土産に、農大生と会津の農家で

コラボして作った、という

馬肉非常食、1袋500円

3年間もちます、というパックを

二つ買ってきた

非常食は、普通においしいものが絶対に必要だという

今あるものは、数はあるし

種類も豊富なのだが

残念ながら、あまりおいしくはない

そろそろ期限も近くなってきたことなので

早めに食べてしまって

これと、入れ替えることにしよう


その他、研究発表も見事だった

私が特に気に入ったのは

植物から電気を作る、ライト

……これは、実用化されていたら

  私も買いたかった

  まだ、データーを取っている

  企業との共同研究の段階なのだそうだが

  もし、どこかの政党の議員さんが

  このブログを見てくれていたら

  ぜひとも、東京農業大学とコンタクトを取り

  この研究を支援して

  実用化できるようにしてほしいと思う

  植物と、微生物の力だけで

  冬の、クリスマスイルミネーション程度は

  楽に光っているのだ

  これは、うまく使えば

  家庭の電力をかなりの割合でエコ化できるのではないかと

  思っている……









庭園部も、素晴らしかった

この写真に写っているのは

普通の教室の改装だ

ううむ、もし頼んだら

私の家の庭も、このように改装して

もらえるのだろうか

本気で、考えたくなってくる








雨の心配がなければ

一日中、回っていたかった

渋谷まで、そう遠くないところに住んでおられる方

収穫祭は明日まで

当然、入場は無料だ

丸一日、楽しめる

予定のない方には、ぜひともおすすめだ

2024年11月1日金曜日

明日の予定はどうしよう・関東地方は豪雨らしい

 せっかくの三連休なので

のんびりと遊びに行こうかと思っていた

実は、日曜日にはアロマテラピー検定1級の

試験があるのだが

……我ながら、このところ

  ほぼ毎週のように検定試験で

  さすがに、少しばかりバテてき……

実は、今週の土日には

毎年、必ず通っていたイベントがあるのだ


東京農業大学の文化祭

正式名称は「収穫祭」だ

東京農大は、渋谷からほど近く

半蔵門線で10分ほどの

「用賀」駅から

徒歩でも行けるが、バスなら10分かからない程度

馬事公苑のそばにある

渋谷からバスで20分もかからない、のどかな場所だ


大学の文化祭など

60過ぎの大人が行って、楽しいのかと

真顔で聞かれたことがあるが

これが、非常に楽しい

普通の大学祭とは、全然違うのだ


一番有名なのは

生徒による模擬店の

蜂蜜と、味噌だ

蜂蜜は、純粋国産、日本ミツバチの蜂蜜で

普通に買えば、一万円札が

数枚飛んでいくレベルの品物だ

花の種類も、アカシアのような定番に始まり

ミカン、菩提樹、栗と

各種取り揃えてある

しかも、蜂蜜というのは、

どの花の蜜を吸っていたかによって

全然、色も味も香りも変わってくるのだ


なので、蜂蜜は非常な人気商品で

一時は、大学祭が始まる前から

校門に並ばなくては買えない

人によっては、前の晩から簡易テントを持ってきて

大学の門の前に並んでいた


この頃は、ご近所迷惑なこともあってか

このやり方は大改装され

現在は、開門前に並んでいたら

開門後に、並びなおすことになっている

九時の開門で、十時半までに並んだ人に整理券をわたし

一人一つしか買えないようにして

なるべく多くの人に

いきわたるようにしているようだ


味噌も、日本全国の有名な醸造所の品が

ずらりと並んでいる

味噌もかなりの人気で

11時にはすっかり売り切れてしまうほどだ

私は、味噌は毎年ここでたっぷりと買い占め

最高の味噌汁を楽しんでいたのだが

これも、蜂蜜同様

個数制限がかかるようになり

今年は、味噌も3個まで、とのこと

春までには、すっかり飲み切ってしまいそうなのが

少し寂しかったりもしている


大学祭といえば、模擬店だが

この模擬店もまた、農業大学らしく

とても凝っている


毎年、買いたいのに売り切れ閉まって

なかなか買えずにいのが、ベーコンだ

実際の塊肉から

作るものらしく、非常においしい、と

話だけは聞いている


そのほか、目の前の焼き窯で

仕上げてくれるビザや、

厚木キャンパスで育てた果物を使って

作ったお手製のジャム

目の前で焼き上げてくれる、せんべい

「のっぺい汁」や「ひっっみ汁」など

名前を聞いただけでは、どんな食品か

わからないような料理まで

ワンコインで手に入る


また、毎年必ず買うのが、野菜の苗だ

とりわけ、リーフレタスは

四株ほど買って

ベランダのプランターに植えて、大事に育て

秋・冬の間の毎朝のグリーンサラダに

活用させてもらっている

売り手も、農業大学の学生さんだけあって

肥料の与え方、適量の水やりの仕方など

ワンポイントアドバイスをもらえるのも

とても役に立っている


さあ、明日も朝から出発して

蜂蜜と味噌を仕入れてこよう

今年は、昼食には、ひっつみ汁

土産に、山盛りの柿と、農大名物の大根

これは、ショッピングカートを引いていかないと

持って帰れないだろうか、と

楽しく想像していたところ


明日の関東地方は

朝から豪雨の予報が出ていた


ううむ、どうしようか




2024年10月31日木曜日

おすすめドラマ・50代女性二人のゆるい友情「団地のふたり」

この頃、テレビが面白くなくなった
特に、ドラマは興味をひかれなくなった

まず、題材が面白くない
自分の息子よりも一まわり若い男女の
恋愛など、まったく興味も持てないし
殺人のでてくるドラマは
昔から、あまり好きではない
大河ドラマは、よほどのことがない限りは
毎年、楽しみに見ているが
朝ドラは、当たり外れがあるようで
今回は「はずれ」のようだ

だが、これだけはおすすめ、というか
かなりはまっていて
最終回後には、必ずロスになりそうなドラマが
一つだけ、ある
NHK・BSで日曜夜10時から放送している
「団地のふたり」だ

このドラマは1話完結
主人公は、キョンキョンこと小泉今日子と
小林聡美のダブル主演
この二人が、どう見ても
ごく平凡な、50代のシングル女性を演じている

二人は、同じ団地に住んでいて
保育園時代からの友達
一時期は、お互いに違った道を選んで
二人とも団地から出たものの
結婚や仕事がうまくいかなくて
元、住んでいた団地に戻ってきている

長い時を経て
お互いに、お互いの良いところも
悪いところも、一番よく知っている
決して、ベタベタはしないけれど
ほとんど毎日、一緒に夕食を食べたり
団地の太極拳サークルに一緒に出たり
「へこみかけた心を
 ブープー膨らませている」間柄だ


















この二人を取り巻く団地の住人達も
二人が子供のころからいる「おばちゃん達」や
新しく引っ越してきた
同性愛のフラワーデザイナーや
ヤンママ家族など
この、どこにでもいそうで
実際には、どこにもないような
暖かく、和やかで、つかず離れずの
団地の人間関係が描かれる
現代のおとぎ話
なのだと、思っていた

ところが
この団地が、老朽化して
建て替えの話が進み始めると
団地の「おばちゃん」たちは
一人減り、二人減り、
櫛の歯がぬけていくように、いなくなり始める

主人公の一人
小泉今日子の演じる「ノエチ」は
大学の非常勤講師だったのだが
今年以内で、仕事の打ち切りを宣告される
もう一人、売れないイラストレーターだった
小林聡美演じる「なっちゃん」は
団地を去って、親と一緒に静岡で暮らすことを決心する
それが、先週までのストーリーだ

「団地のふたり」が
団地にも住めなくなり
ふたりでもなくなっていく
のんびりとしていた、ドラマの前半が
まるで、
なくして初めてわかる、ささやかな幸せ、の
具体例のように思われてくる

どこか、穏やかで、のどかだった話が
現実に押しつぶされて、切なく変わっていく
これは、何かに似ている、と思い
しばらく考えていて、やっと思いついた
チャップリンの映画だ
特に、「キッド」と「街の灯」を見た時の
最後に残る、切ない後味が
よく似ている

残念なことに、ドラマは次回で最終回だ

この結果が、どうなることか
知りたくて知りたくて、文庫になっていた
原作を買い込み
1日で読んでしまった

だが

結論から先にいうと
「わからない」のだ
原作では、建て替えの話は登場しない
正確に言えば、二人の会話の中で
「もし、建て替えになったらどうするか」
という話題は出てくる
だが、そこまでなのだ
具体的な案は、一切ない

ということは
次の日曜日の10時になるまで
二人の運命は、わからないということだ

これは、実に楽しみだ
楽しみなような
ドラマが終わってしまうのが
寂しいような
早く見たいような、その日が来てほしくないような
なんとも矛盾した
だが、楽しい時間を過ごしている

ちなみに、原作では
文庫になっているパート1の続編も
出ているらしい
だが、この「続編」でも
建て替えの話は出ていないので
ドラマの最終回がどうなるのかは
まったくもって、予想がつかないのだそうだ


できれば、なんとかドラマのほうも
続編が作れるようなエンディングにしてもらいたいと
思っている
今後の楽しみがまた一つ増えたら
実にありがたい






2024年10月30日水曜日

闇バイト強盗(いわゆる「タタキ」)予防法・文春の特集を読んできた

 私の住んでいる関東地方は

先日の、横浜の強盗殺人をはじめとして

闇バイトで人を集めて、高齢者宅を襲う

強盗がかなり増えている

以前の空き巣と一番違うところは

空き巣は、人のいない時を見計らって侵入したが

闇バイトの強盗は

あえて人のいる時を狙って襲い掛かって

殴る・蹴るだけではなく

骨をたたき折る、死ぬまで殴るという

信じがたいほどの凶悪な方法で

金やキャッシュカードのありかを聞き出すところだ


しかも、若くて体力のある男が

数人がかりで襲ってくる

今日も、この種の強盗があり

なんと、雨戸を叩き壊して家に侵入してきたそうだ


こうなると、もう

「目をつけられたら終わり」のような気もする

逆に言えば、どうすれば目を付けられずに済むのか

窓をたたき割られる前に

なんとか、逃げる方法はないものか

素人考えをしているよりも

警察かどこか、まとめを作ってくれないものか、と

考えていたところ

先週発売の、週刊文春が特集を組んでいたので

早速、仕事終わりに図書館に行って

じっくりと読んできた


記事によると

闇バイト強盗に目を付けられないように

気を付けることができるのは、わずかに2点だけ


① 知らない人には対応しない

   これは、飛び込み、アポなし営業や

   いわゆる「押し買い」

   家のここを修理した方がいいですよ、という

   点検商法も含めて

   知らない人への対応は、必ずインターホン越しか

   チャイムが鳴っても、知らない人なら対応しない

   闇バイトが、探りを入れに来ている可能性があるから、

   なのだそうだ


② SNSで自慢話をしない

   特に、株やビットコインでいくら儲かった、とか

   もう、いくら貯金があるから

   老後は安心だ、だのという

   金持ち自慢を書くと、目を付けられる可能性が

   極端にアップするのだそうだ

   そこから、自宅を割り出されれば、逃げようがない

 

   ちなみに、私が自慢(?)しているのは

   毎月、11万で生活できています

   収入が少なくても

   富裕感のある生活をしていますよ、という点だけだ

   決して、「私は富裕です」と言っているわけではない

   私の家に忍び込んだところで

   私の財産で一番高価なものは

   多分、遠近両用のメガネで

   実際の生活そのものは

   23000円の生バスタ製造機を

   買おうか、買うまいか、10日以上悩むような生活だ

   手持ちの現金や、キャッシュカードで引き出せる

   銀行口座の額など、推して知るべし、というところだろう

   少なくとも、私を襲ったところで

   闇バイト諸氏のバイト代も出ないのは確実だ

   どうか、勘違いなさらないように


記事の残りは、目をつけられた後の話だった

ざっとまとめておくと


③ 鍵は頑丈な二重鍵

  窓には、防犯フィルムを張る

    防犯フィルムは、いいかもしれないが

    二重鍵は、どうだろうか

    この頃の強盗は、窓をたたき割って入ってくるではないか

    あまり、役に立たないのではないかと思っている


④ セーフルームがあれば、逃げ込む

   セーフルームというのは

   万一の時に、逃げ込む籠城用のお部屋だそうだが

   私の家には、そんなものはない

   しかも、籠城作戦の絶対的な前提は

   警察に連絡すること

   警察に連絡したうえで、パトカーが来るまでの

   時間稼ぎにしか、ならないのだそうだ

   私のスマホは旧式で、起動に時間がかかる

   電話の画面が出るまでに、つかまってしまいそうだ

   私の場合は、これは却下だ


⑤ あえなく、強盗につかまってしまったら

  抵抗しないこと

    はい、覚悟しておりました

    武装した20代の男が3人いたのでは

    私が4人いたところで、かなわないだろう

    私と愛猫の命と体さえ無事ならば

    有り金も、銀行の金も、全部差し上げましょう

    というのも

    私は、貯金はかなり少ない

    ほとんど、個人年金に入れている

    貯金は、万が一の時の入院代相当額くらいしかない

    これは、実は最初は、詐欺対策として使っていた

    マネー管理なのだが

    ……たとえ、私がオレオレ詐欺に騙されて

      金銭を送ろうとしても、手持ちに金銭がなければ

      送るに送れない

      私の年金を担保に、金を借りるとしても

      借金をするときには、必ず相手から

      「何に使いますか?」と聞かれる

      その時に、あまりに話が妙ならば

      相手の銀行だか、生保会社だかは

      警察に連絡をとり

      詐欺を暴いてくれるのではないか、という

      安全策のつもりだったのだが

   

     まさか、これが強盗対策にも

     役立つことになろうとは思わなかった


週刊文春の記事は、ここまでだが

もう一つ、私が考えている

むしろ、一番これが効くのではないか、という

極端にシンプルな作戦がある


ホームセキュリティーに入ることだ


これにて一件落着、と言いたいところだが

だが、費用は大体、月に二万円から二万五千円する

ううむ、遠山の金さんのように

すっきりとは、行かないのが

浮世、というところなのかもしれない





2024年10月29日火曜日

次の総理は誰?決定は11月11日・ヘッポコ=タロットの占い結果付き

 選挙が終わり

まあ、ものの見事な「全すくみ」状態になった

自民・公明を合わせての与党は

過半数を割れているので

野党の一部と共同でなくては

法案を通すことはできないが

大躍進、と言われている国民民主でも

30議席もなく

維新よりも議席数は少ない

50議席も勝った、と言われている立憲民主も

過半数まではいかない


と、なると

次の総理大臣は、誰になる?

新国会での、総理大臣指名は11月11日

約二週間、水面下の動きが

とても気になる上に

松本清張の小説でも読んでいるようで

なんだか、ワクワクもする


維新、国民民主、共産、れいわ

このあたりを、上手に取り込んだ党の

党首になるのだろうが

さあ、この各党はどう進むのか

おそらく、ここが思案のしどころだろう

ヘタな選択をすれば

「こんな党とは思わなかった」と

支持者が、パッと離れる可能性もなくはない


私は、次の首相は

ずばり、石破サンの続投だと思う


私個人は、今度ばかりは

立憲民主から、総理が出てほしかったのだが

どうも、そうもいかなそうだ


私が、総理が変わった方かいいと思う

一番の理由は、俗称「ブラックボックス金庫」

正式名称では「政策活動費」と

「外交機密費」だ

かなり前から、この二つは自民党が勝手に流用している、と

ウワサされ続けてきた

この二つは、領収証がいらない

なので、元は税金とは言え

好き放題に使えるわけだ


具体的には、報道されたものとしては

 ・政策活動費を、自民党の選挙資金に使った

 ・政策活動費を、マスコミの中で

  自民党に好意的な発言をしてくれる

  コメンテーターに配った

 ・外交機密費を、A宮家のM子と婚約時代の

  KKの生活支援に使った

ウワサのレベルのものとしては

元A 宮家のM子とKKのニューヨーク生活の支援や

敬語費として

外交機密費を、現在進行形で使っている

というのがある


どれ一つとっても、相当に「ヤバい」話だが

ずっと、一つの党が与党になり続け

政権交代もない、となれば

本来なら、やってはいけないことでも

「どうせ、わからないさ」と

どんどんやり始めてしまうのではないかと思う

それが

ちょっと、妙な政権運営をしようものなら

すぐさま、政権交代があり

自分たちの悪事は、すぐに暴露される、と思えば

自然に、おかしなことはしなくなるのではないか、と思う


取り合えず、ここは一度政権を交代して

このあたりのブラックボックスな金の動きも

透明化してほしいと思っているのだが


維新の立憲アレルギーはかなりひどいもので

都知事選の時にも

馬場代表が、立憲を叩き潰す、というようなことを

言っていたばかりだ

馬場代表が残ったままで

立憲と手を組む、というのは

ちょっと、考えにくい気がする

それに、維新は菅内閣のころから

自民と手を組みたがっていた

自然な流れとして、ここは自民とくっつきそうだ


国民民主は、私には自民の派閥に見える

意地悪な言い方かもしれないが

高齢者の医療費を削るために

さっさと死なせる「尊厳死」法案を通したい、と

主張している政党だ

私に限らず、シニア層全体から

意地悪な目で見られることくらいは

お覚悟願いたいものだと思う


この二つは、自民につくだろう

なので、次の総理は石破サン、というのが

私の予想だ


ちなみに、将来のことは

面白半分で、趣味のタロット占いをするのだが

石破サンの未来を占ってみたところ

出たカードは

「ソードの7」

これは、カードの意味合いとしては

策略を練り、要領よく振舞い

少しズルい真似や、小さな悪事によって

目的を達成する、という意味のカードだ

……念のため、申し上げておくが

  これは、あくまでも

  タロットカード「ソードの7」の解説であり

  決して、石破サンを理由なく

  誹謗・中傷しているものではない

  大事なことなので、もう一度言うが

  「ソードの'7」とは

  そういうカードだ、というだけのことだ……

まあ、やり方はともあれ

目的達成のカードなので

めでたいと言えば、めでたいのかもしれない


私はどちらかと言えばペシミストで

未来予想は悲観的なのだそうだ

おまけに、私のタロットは当たらないので有名で

唯一当たったのは、今回の選挙

大変革が起きる、ということくらいだ

なので、この予想もどうなることか

それに、ドラえもん曰く

「未来は変わる」のだそうだ


次の総理は、誰になるのか

そもそも、自民党内では

石破おろしを始めるのかどうか、から

このスリリングな状況を

面白く、見守っていこうと思っている





2024年10月28日月曜日

おひとりさま・買える家の探し方

 先日のブログで

「おひとり様なら、老後のことを考えて

 家は買ったほうがいい

 中古の戸建てがベストだと思う」と書いたら

ご質問がたくさん来ていた

ほとんどが

「家は買うにしても、買えるような額ではない」

「どうすれば買えるのか、教えてほしい」という

内容にまとめられるものだったので

私の考えを、ちょっとまとめてみようと思う


まず、目的をはっきりさせることが

必要だと思う


あくまでも、定年後

年金から家賃を払わずに済むように

介護が必要になった時に

自由に壁を抜いて、リフォームできるように

ということなら

「交通の便」はいらない

都心や、ターミナル駅の近くである必要はないし

もっと言えば、駅近である必要はない


私の経験では、年齢を重ねて

運転免許を返納した後で、一番困るのは

近所にスーパーなどがなく

生鮮食料品が買いにいけないことと

病院までが遠くて

通えないことだ


なので、選ぶ時の基準は

スーパーと、町のお医者さんが

徒歩500メートル以内にあること

欲を言えば

訪問介護と、訪問診療をしてくれるところが

徒歩圏内にあること

これが最重要だと思う


そして、選ぶ地域だが

完全に、地方に移住してしまうと

土地の習慣になじめない、というトラブルが

どうしても起きてくると思う

なので私は

地方なら、県庁所在地の郊外

首都圏なら

東京・神奈川は避けて

都心まで、急行で片道90分くらいのところ

都会と田舎の真ん中くらい

いわゆる「トカイナカ」が

一番良いのではないかと思っている


この「トカイナカ」のいいところを

もう一つあげるとすれば

物価が安いことだ

平均して、都心よりは2~3割安いのが

通常のようだ


私は関東に住んでいるので

関東しか、土地勘がないのだが

関東で言えば、例えば、所沢あたりだ

このあたりなら、駅からバスにはなるが

戸建てでも、1000万を切る値段で売りに出ている

ファミリータイプの大きめの家でも

1500万までで、出ている物件が

そこそこ見つかる

ただし、この値段になると

「戸建て」の家の築年数はかなり古い

具体的には、築30年以上、平均して築40年

というのが、相場だろうと思う


なので、購入費用と一緒に

リフォーム費用まで、見積もっておくほうが

安全だろうと思う


家自体は、小さめにはなるが

考えてみれば、老後の一人暮らし用の家だ

ワンルームマンションよりも広ければ

十分に妥協線ではないか、と思っている


もっとも、都心にでて

のんびりと、遊びたくなることもあるだろうが

そういう時には、格安のビジネスホテルに

泊まってしまうのも、よいのではないかと思っている

ビジネスホテル代と

都心近くのマンションの

固定資産税の額を比べれば

ビジネスホテル代の方が、安くつくのは

確実だからだ


ついの住処になる町選び、物件選びは

なかなか、一朝一夕には決められないと思う

なので

私のおすすめとしては

定年の5年くらい前になったら

買いたいエリアをほぼ決めて

月に一度は、物件探しに不動産屋通い

退職金で、物件代とリフォーム代を一括弁済


残りの生活は、のんきに年金暮らし

家の購入で、貯金が寂しくなったら

貯金額のフォローのために、短時間のバイト


そんな感じが、ベストなのではないかと

思っている


ただし、これはあくまでも

おひとりさまシニアの住宅事情で

子どもと同居の可能性があったり

ご夫婦だったりすると、

話は全然違ってくる


また、私個人の考え方なので

決して、これをそのまま、絶対的な解答とは考えず

「こういうやり方もあるのか」程度の

参考にする程度に

とどめておいていただきたいと思う






2024年10月27日日曜日

今夜は選挙速報・つまみはノンフライクッカーのフライドポテト

 今夜は、テレビづけになろうと

ずっと前から、楽しみにしていた

衆議院の、選挙速報だ


子どものころから、選挙速報を見るのが

大好きだった

「三つ子の魂百まで」というようだが

人間の好みというのは、案外と早く決まってしまい

変わらないものなのかもしれない


私に言わせれば、選挙というのは

合法的で、文化的な「果し合い」にみえる

古来から、決闘の作法とされている

「果たし状」はすでに公開されている

今回の選挙の果たし状は

「裏金、壺」


これを、裏金議員の処分は終わった、

これで幕引きだ、とするのか

いやいや、こんなことで

終わりにするなど、とんでもない、というのか

話し合って、らちが明かなければ

決闘で決める

だが、刀やピストるを使った決闘では

単に体が強いものの意見ばかりが通ることになる


だから、票という武器を使う

しかも、この決闘にはギャラリーである

我々も参加することができる

しかも、決められるのは我々に関係のあるデキゴト

となると

ワクワクせざるを得ない


私は、マイナ保険証には大反対で

紙の保険証を残してほしかった


遺族年金の打ち切りにも反対だ

そんなことをしたら、一番困るのは

高齢者ではない

50代の、働き盛り世代だ

なぜなら、高齢者、特に女性のほとんどの

介護施設の入居費用は

月々の年金から払っているからだ

遺族年金がなくなれば

当然、施設の利用費は払えなくなり

出ていかなくてはならなくなるわけだ

かといって、施設に入るくらいの体力だから

一人暮らしはできない

となると、

50代くらいの、子ども世帯が

親を引き取るしかないのだが

親が認知症でも発症していれば

子どもは、介護離職をせざるを得なくなる

シニアにかかる費用を減らすように見える政策でも

結局は、しわ寄せがくるのは、その子世代

50代の生活が崩壊する可能性が高い

この世代の生活が崩壊してしまい、国益を損なう

だから、

絶対にやめてほしいと思っていた


裏金議員は、税金を払わせ

悪質な連中は、ぶち込め、と思っているし

離婚したシングルマザーが貧困にあえいでいる反面

離婚した父親の方は、養育費も払わず

自分の子供のこともほったらかしで

現在の生活を楽しんでいるのは、ケシカラン

母親が、一人で子を作ったわけではあるまいし

父親にも、子どもに対する責任はあるだろう

父親が、子どもの学費や生活費を払わないというのなら

父親の給料を差し押さえて

子どもの教育費や、食費を

子どもにあてて送ってやれ、とも思っている

……これは、私がフェミニストだからというよりは

  50年近く前に見た、演劇

  蜷川幸雄演出、平幹次郎主演の

  「王女メディア」の影響だと思う

  演劇自体は、古代ギリシャの作家

  エウリピデス(この人は、世界史の教科書に載っているくらい

         古い古い時代の人なのだが

         脚本には、全く古さがない

         天才というのは、すごいものである)

      芝居の内容は、今でいう『サレ妻』の復讐劇

  若い、金持ちコネ持ち女の略奪婚に引っかかり

  妻と子供二人を捨てようとする夫に対する

  愛憎半ばする、妻メディアの物語だ

  このメディアという役の持つエネルギーは

  相当にすさまじいので

  演じていた平幹二朗すら

  舞台が終わると

  役を体から抜いて、元にもどるために

  毎回、冷水のシャワーを浴びていた、という

  エピソードまで残っているほどだ


  その中で、平幹二朗扮する、メディアのセリフ


  「私の栄えある家妻の地位をないがしろにし

   さんざ、世間の物笑いにしておきながら

   ご自分お一人が、面白おかしくお暮しになろうとは

   とんと、うますぎる話しであった


   あなたがご執心のお美しい姫君も

   また、その父親のご領主殿も

   私から夫を奪ったその上に

   無事息災でいられるものか」


   感受性の強すぎる、10代の終わりに見た舞台だったためか

   60を過ぎた今でさえ

   「サレ妻」「子供を捨てる夫」と聞くたびに

   この、流麗で美しい言葉

   それでいて、激しい呪詛と怒りと嘆きに満ちたセリフが

   まるで、何かのスイッチが入ったように

   平幹二朗の、オペラ歌手並みの朗々とした声で

   頭の中に鳴り響いてしまうのだ

   多分、もう死ぬまで止むこともあるまい


   で、思うのだが

   これも、一種のPTSDではなかろうか……


だが、私がどんなに

裏金議員に怒り狂おうと

相手は、痛くもかゆくも無かろう

これを、正面切って

「お前のやったことは、汚い」と

決闘を申し込んでくれる人がいるなら

まるで、私の決闘代理人だ


拍手の一つもして、ちょっとばかり支援もしたい

そして、その程度でも関わり合いになると

その人の運命も、気になってくるというものだ


今のところ

自民・公明は合わせても過半数には届かない

つまり、政権交代の可能性もありそうだ、という


裏金議員の中には、ぽつぽつと当選した人もいるようだが

落選が確実になった人の方が多い

……ちなみに、選挙速報で

  「当選確実」は必ず見るが

  今回、初めて見た表示が

  「落選確実」

  ううむ、長生きはするものである……


私が、落ちてほしいと思った人は

かなり落選してくれている

注目の選挙区では、まだまだ接戦を演じているので

今夜は、ある程度の情勢がわかるまで

夜更かしをしてしまおうかな、と思っている

それでも、明日の朝は

気持ちよく目覚められそうだ


本来なら、このような楽しい「娯楽」のお供は

ビールと柿の種、あたりなのかもしれないが

私はソバー・キュリアス

つまり、酒は飲めるけれど、あえて飲まないという

ライフスタイルでもあり

……それに、この時間に飲むと

  入浴ができなくなるのも、面白くない……

テレビのお供は、ノンフライクッカーで作った

油を使わない、健康的なフライドポテトだ

もうすでに、ジャガイモ4個分くらい

平らげてしまっている


とりあえず

立憲民主党サン

マイナ保険証の廃と、能登の緊急支援

よろしくお願いいたします





2024年10月26日土曜日

40分待たされた話・期日前投票

 本日、ジェロントロジー検定が終了

試験の手ごたえと

試験後の、ソロ打ち上げの話は

また、機会をあらためて書くとして


そのまま家に帰っても

なかなか落ち着かないだろうし

どうせ今日は、勉強もできずに

遊んでしまうだろうから、ということで

選挙の期日前投票に行くことにした

投票ハガキというのか

あれは、家を出るときからカバンに忍ばせて

試験後、最寄駅からバスに乗って

歩いていくには遠すぎる

期日前投票所まで、出向いたのだが


着いてみて、びっくりした

まさに、目を疑った

今までの期日前投票は

行けばすぐに投票ができた

私の職場で、期日前投票をした同僚も

ガラガラ、少しも待たなかった、と

言っていたのに


投票会場は二階にある

だが、延々と長蛇の列で

会場どころか、二階に行く階段、一階の廊下

ロビーをぐるりと一周して

もう少しで、建物の外に出るほどの

人の列になっていた


帰ろうか、とも思ったのだが

せっかく、バスにまで乗ってここまで来たのと

試験後のソロ打ち上げで買った

ゆず甘酒がカバンに入っていたので

……どこに行って、何をして打ち上げにしたのかは

  また、別の機会にじっくり説明することにして……

のんびりと、甘酒を飲みながら

スマホでも見ながら、待つことにした


だが、待っても待っても、なかなか準備んが来ない

階段まではたどり着いたが、その先が長かった

そろそろ、貧血が起きるかもしれない

小学校の朝礼以来だな、などと

バカなことを考えているうちに

やっと、受付までたどり着いた

少し、座って休ませてもらってから

ヘロヘロで投票をしたものの


時間をみると

並んでいる時間だけで、40分かかった


家に帰ってから、ニュースで投票率を見てみたところ

数日前までは、期日前投票の出足が悪い

前回の期日前投票と比べて

確か、30パーセントくらい低いと言っていたのが

……このあたり、少しうろ覚えだ

  間違っていたら、ごめんなさい

  という感じなのだが……

本日の結果は

前回と比べて、低いことは低いが

その差は、なんと1パーセントだそうだ


ううむ、この「きっかけ」となると

やはり、あのニュースだろう

自民党が、非公認とした裏金議員に

陰で、公認候補と同額の

2000万円を渡していた

これは、政党助成金から

つまり、われわれの血税から払われている、という

腰を抜かしそうなスクープだ

間違いなく、あれが原因だろう


盗人に追い銭、というコトワザはあるが

これでは文字通りの

「裏金に裏金」

自民党のスローガンは

「ルールを守る」だったはずだが

……それにしても、これもかなり

  トホホなスローガンだと思う

  ルールを守るなど、ごく当然

  やって、当たり前のことではないか

  私が子供のころには

  笹川良一という、

  ボートレースの親玉で、右翼の活動家が

  テレビのコマーシャルに出て

  「交通ルールを守ろう」と言っていたが

  こういう、あまり褒められたものではない人でも

  ルールは守って当然だ、という程度の

  倫理観は持っていたのだ

  それが、今では国を預かる、天下の与党の政治家が

  ルールを守る、をスローガンにするとは

  まさに、世も末だと思っていたのだが……


自民党は、その「ルール」も守れないのか

自分たちの作ったスローガンを

自分たちで守ることもできないのか、と

あきれ果ててはいたのだが


おそらく、私とほぼ同じ感想を持った人が

期日前投票所に押し掛けたのではないだろうか

これだけの、人の列が

全員、反自民だとすると


今回の選挙は、ひょっとしたら

ものすごい勢いで、ひょっとするのではないか


前回の、政権交代時を知っている者としては

今回の選挙には

あの時のような、熱狂や

怒りの渦のようなものが見られず

どうなることやら、と思っていたが

かえって

あの時よりも、怒りは深く潜航しているのかもしれない

その分、深いということもありそうだ


ちなみに、私のヘッポコなタロット占いで

出たカードは「運命の輪」

すべてが大きく変わる、という

変化のカードだが

なにせ、私のタロットは当たらないので有名で

都知事選の野党候補は、泉サン

次の東京都知事は、蓮舫サン

次の自民党の総裁は、壺ホーク、と

かする気配すらない、外し方をしている

どう頑張っても、ヘッポコな占いなので

さあ、どうなるか


明日は、大河ドラマと、「団地のふたり」以外は

テレビの選挙速報にかじりつくことにしよう

選挙速報のお供は

ノンフライクッカーで作る、

「あげないフライドポテト」

原材料のジャガイモも、一袋購入済みだ


占いは当たるか、外れるか

さあ、明日が楽しみだ






2024年10月25日金曜日

明日は試験の当日・ジェロントロジー検定

 明日は、ジェロントロジー検定の当日だ


ファイナンシャルプランナー1級も

二次試験が不合格(自己採点)だというのに

どうして新しい試験に

手なんぞ出したのか、と聞かれそうだが


実をいうと、ファイナンシャルプランナーの実技試験は

合格率がかなり高く、9割を超える

たいてい、過去問からしか出題がなく

一冊を丁寧にやり切れば、大丈夫と言われていたので

その通りに勉強し

ポイントとなる1冊は、どこをどう聞かれても

100点、というところまでやり切って

受けに行ったところが

今年に限り、完全に傾向が変わり

新作問題ばかりのオンパレードで

あえなく、不合格(自己採点)となったわけだが


ジェロントロジー検定の申し込みは

ファイナンシャルプランナーの2次試験より

前だったので

まあ、早い話が

「きっと受かるだろう」と確信していた

なので、合格発表までの間

遊び半分で勉強しようと思ったわけだが


まったく、世の中というのはうまくいかないもので

それが、面白いと言えば

面白いところかもしれない、と思っている


さて、この「ジェロントロジー検定」だが

かなりききなれない「新しい学問」ではある

日本語で言えば、「老年学」

日本語になっても、やはり聞きなれない


これは、早い話が

シニア世代がどうすれば

幸せに過ごせるのか、について

研究する学問で

本来なら、心理学、金融学、社会学、政治学、医学、と

多くの分野に細分化されている内容を

「高齢者」という枠でくくり直し

総合的な視野で見ようとする

いわば、「まとめ」の学問だ


テキストは、大判で薄めの、

ちょっと見たところでは

映画のパンフレットのような大きさと、厚さ

なかなか、とっつきやすい


それに、内容も面白く、私にはとてもためになった

例えば

現代社会で、人種差別、女性差別に次ぐ

「第三の差別」と言われているものは何か?


答えは、「エイジズム」

つまり、老年差別、だ


そう言われて、完全に腑に落ちた

「高齢者は集団自決させた方がいい」といった

社会学者やら

「社会保険料を安くするために

 高齢者の尊厳死を法制度化しよう」と言った政治家

この人たちは、全部まとめて

「年齢差別」という差別主義者、ということだ


単なる差別なので、理屈も何もあったものではない

ただ単に、悪意をぶつけてくるだけだ

単なる感情論なのだから

説得もできないだろう

これはまるで、ジャズの名曲

「strange  fruit」の生まれたころの

アメリカ南部の人種差別と同じようなものだと思う

このころ、アメリカ、特にミシシッピ―では

黒人へのリンチが多発していた

今の日本でも、同じように

暴力を用いないリンチが、多発しているように

私には見えている


これに、うっかりと、のってしまわないように

「自分たちはダメなんだ」と

思いこまされていた黒人層に

「ブラック・イズ・ビューティフル」と

スローガンを掲げ

自分たちの価値に気づかせたように

マルコムXや、キング牧師が

「それはおかしい」と声を上げたように

私たちの年代からも

高齢者イコール

弱いもの、劣ったもの、保護すべきもの、と

考えるのは間違いで

高齢期特有の「円熟」があること

社会貢献も、労働も、

それらを通して、社会を支えることも

十分にできる世代なのだ、ということを

はっきりと、示していく方が

社会的にも、ためになるのではないかと思った


ちなみに、日本の個人消費の

50パーセントは、60歳以上のシニア層が

になっている

シニア層は、現在でもすでに

日本経済の担い手になっている、ということも

ジェロントロジー検定で学んだことの一つだ


とにかく、この検定は

予想以上に面白く、ためになった

合否はともかく

ジェロントロジーそのものを

もう少し学びたい、

できれば、大学院あたりで研究もしたい、と思って

少し、調べてみた


ジェロントロジーを学べる大学院は、あることはある

だが、極端なのだ

日本にある、ジェロントロジーの学べる大学院は

まず、一番歴史があるのが、桜美林大学

……私立の大学なので

  早い話が、とても授業料が高い

  できれば、もう一つの方、と言いたいところなのだが……

もう一つは

……東京大学……

さすがに、東大の大学院を受験して

合格しようと思うほど、うぬぼれてはいない


なんとかならんのか、とモンモンとしつつ

とりあえずは、明日のテストに向けて

もうひと勉強しようと思う

ファイトだ、私!!


ちなみに、下の画像はテキスト

千円くらいのお手軽価格なので

興味のある方は、試験とは関係なく

読んでみても、面白いかもしれない




2024年10月24日木曜日

買う?買わない?おひとりさまの住宅事情

 昨日、私の家計管理法を

ごく簡単に公開したところ

家に関する質問をかなりたくさんいただいた


ほとんどが

「家は買うのと、賃貸とどちらがいいか」

という内容にまとめられるものだったので

今日は、ごく手短だが

私の意見を書いてみたいと思う

だが

あくまでも、「私の個人的意見」だ

少々、ファイナンシャルプランニングを

かじってはいるものの

まだ、1級に合格しているわけではないので

そのあたりは、割り引いて聞いてほしい


私個人としての意見は

「絶対に買え」だ

特に、おひとり様なら、選択の余地はない

戸建ての持ち家、一択だ


理由は単純だ

限られた年金の中で、家賃負担はとても重い

場合によっては

二年に一度の、権利金もある

これは、平均して家賃の二か月分だ

しかも、生きている限り

施設にでも入らなければ、一生ついて回る

この負担を避けるには、自宅を買って

65歳までに住宅ローンを終わらせるしかない


また、これは将来的には

だんだん、無くなっていくかもしれないが

高齢者の一人暮らしに、家を貸してくれるような

親切な大家さんは、いないとは言わないが

かなりの少数派で

なかなか、いい物件には巡り合えない、という点だ

今まで住んでいたところに継続して住むなら

さほど変わりはないかもしれないが

例えば、通勤のために駅近に住んでいたが

家賃が割高なので、少し郊外を探そう、と思っても

なかなか、うんと言ってくれる大家さんが見つからない

場合によっては

契約の更新を拒否されることもある


また、賃貸では大規模なリフォームができない

これが、どうして具合が悪いかというと

高齢になって、車いすを使ったり

立ったり座ったりするのが困難になった時

ベンチをつけたり

車いすでトイレに入れるように

壁の位置を作り直したりすることが

不可能になるからだ

せいぜい、手すりを付ける程度だが

これでは、あまりにトイレが不便で

自宅を終の棲家にすることはできない

入浴もそうだ

高齢になり、足があまり上がらなくなったり

ふろでおぼれたりする可能性が出てくれば

浴槽を入れ替えなくてはいけないが

賃貸では、なかなか難しくなる


なので、私は持ち家の方がいいと考えている

それに、持ち家であれば

最後の最後、まったく資金がなくなっても

リバースモーゲージを利用できる

……「リバース・モーゲージ」とは

  自宅を抵当に入れることである

  だが、普通の抵当権とは違って

  資金の弁済の日付が、正確に定まっているわけではない

  命のある限り、ずっと自宅に住み続けることができる

  借金の返済は、自分が死んでから

  銀行が自宅を競売に欠けることで、行われる

  残額があれば、相続人に返還される、という制度だ……


家は、少々駅から離れていても

病院と、スーパーに近ければ問題ない

途中に坂道のある物件は避ける方がいい

これは、年を取ると

一番、重要なのが、かかりつけ医と

密に連絡を取ることだからだ

また、スーパーが遠いと

食料品を買いに行くことができず

低栄養による病気、例えば脳溢血などを

起こしやすいからだ


持ち家は、マンションより戸建てが良いというのは

一つには、前にも書いた

リフォームができるかどうか、という点

もう一つは、年々高額になってくる

管理費の問題だ

今では、私の住んでいる関東周辺のマンションでは

管理費が一月二万円、というのが

ほぼ、相場になっているようだ

毎月二万円の出費は

年金生活には、かなり厳しい

それに、可能性はひくいながらも

建て替えの問題もある

80歳を過ぎたときに

建て替えるから、引っ越してくれ

建て替え資金に、一人三十万負担してくれ、と言われても

かなり難しいことになるだろう

それなら、いっそ戸建てにして

建て替えも、維持・管理も

自分の財布と相談して、自分で決めるのが

一番良いだろうと思う


いろいろと書いてきたが

あくまでも、「おひとり様」に関して

私個人の意見に過ぎない

決してうのみにせず、ご参考程度に

とどめていただけると、幸いだ










2024年10月23日水曜日

11万円でプチ贅沢のできる家計管理をする方法

 昨日、私は毎月11万でやりくりしているが、

結構、プチ贅沢もできている、と書いたら

どうやっているんですか、と

質問のメールを何件かいただいた

なのて、今日は

そのお答えをしようと思う


まず、家計は割合で管理する

細かい項目、例えば、服飾費、医療費、などには

わけない


項目は3個だけ

 ① 消費(生活に必要な額)………………70パーセント

  ② 投資(自己投資である、念のため)…10パーセント

  ③ 小遣い(文字通り)……………………10パーセント

 ④ 貯金……………………………………10パーセント


収入は11万なので

消費だけが7万千円で、あとはすべて1万1千円になる


消費の内訳としては

まず、光熱費と電話、NHK、上下水道代

見守りサービス代

愛猫と私の保険代を

まとめて、ごっそりと引いてしまう

約3万円、これは手つかずで

そのまま、引き落とし銀行に預けておく


残額4万5千円のうち

医療費、服飾費、食費、ペット費用が掛かる

このうち、簡単に節約できるのは食費だ

毎日、三食自炊にするだけで

一月の食費は、私の場合は2万円から2万5千円になる

自炊は、安く済まそうと思えば

もっと安く済ませることもできると思う

というのも

トリの胸肉ならば

私の近所のスーパーなら、100グラム39円だ

野菜は、カット野菜の見切り品を買って

その日、せいぜい翌日までに食べきれば

100円で、かなり健康的な食事が3回は整えられる

スープメーカーがあれば

見切り野菜のニンジンと玉ねぎで

立派なポタージュスープも飲める

デザートには、綿あめ作り機で

キャンディから作った綿あめをたっぷり食べられる


私の場合、持病があるので

病院代だけは、予測がつかない

多い時は2万円くらいになる

なので

その時に慌てないように

一月のうち、25日分くらいは

鶏肉、豆腐、見切り野菜のお世話になり

今月は病院にかからずに済んだ、という月は

月末の数日間で

肌着やら、傘やら、枕やら、愛猫の健康診断やら

残った額に合わせて

必要ではあるが

後回しにしていたものに、費用をかけるようにしている

今のところは、順調に回っている


自己投資は、文字通り

自分を成長させるための出費だ

現在は、通勤経路から少し離れたところにある

市民体育館のプールとジムの利用料(1回500円也)

NHKのスペイン語のテキスト代

各種検定の受験料、テキスト代に

あてている

特に、ファイナンシャルプランナーの受験料は

2万8千円と、かなり高額なので

少しずつ、黒字を出して

受験料貯金にまわしているのが現状だ


小遣いは、文字通りの小遣いだ

「自分のご機嫌を取る」費用は

ここから出している

10%、となると

一月に、1万円以上

好き勝手に使えることになるので

これは、かなり遊べる


特に私は、ハイキング系の散歩が好きなので

秋には、薔薇園や

新宿御苑などの、大きな公園を回って

一日過ごすことが多い

この趣味だと、費用は足代と入場料しかかからない

昼食も、弁当持参なら

アウトドアのピクニック気分の上に

かなり、財布に優しい休日になる

文庫本や、ケーキを買っても

映画を見に行っても

黒字になり、貯金に回せることの方が多い


もちろん、「自分の機嫌をとる」のをお休みにして

ドカンと全額

「ブチ贅沢費用」にして使っても構わない

1万円ぜんぶをつぎ込んで

ディナーを食べに行くのも良いし

江戸切子の器を買っても良い


たとえ、1万円で、ホテルでディナーを食べたとしても

一月だけ、ガマンすればいい

また、来月には1万円

好きにできる費用が手に入る、と思うと

やりくりは11万のくせに

なんとも言えない、富裕感がわいてくる

それに、ガマンの1月はつらくても

1万円の高級江戸切子のグラスが

食器戸棚に、鎮座ましましているのだ

ずっとほしかった、あこがれの品が手元にある

見るたびに、どこか幸せな

満足感に浸れる、というものだ


貯金は、文字通りだ

本来は、しなくていいのかもしれないが

定年後、持ち家とはいえ

故障や、メンテナンスは必要だ

例えば、ふろの給湯器が壊れれば

あっさり、30万近い額が飛んでいく

年末には、固定資産税もかかる

そのための費用は、やはり、毎月少しずつでも

貯めておく方が精神衛生上も、いいだろう


月に11万という

年金受給額ジャストで計算してはいるが

もし、65歳以上になっても

少し働いて

収入が入るとすれば

今度は、その額に応じて

12万の70パーセントと10%

13万の70パーセントと10%、というように

具体的な額を変動させていけばいい


つまり、どこまで行っても

「身の丈」で暮らせるわけだ


計算の方法は簡単で

とっさの変化にも弾力的に対応できる

なかなか、いいやり方だと思うのだが

さて、いかがだろうか







2024年10月22日火曜日

無料試飲、全品10%オフの紅茶フェス・「ルピシア グランマルシェ」体験記

私は、普段の月の生活費は

1か月11万だ

その理由は単純で、将来の年金額が

11万だからだ


時々、ネット記事で

「こんなに年金が少ないとは思わなかった」

「どうやりくりしていったらいいか、わからない」

という記事を読むが

私に言わせれば、単なる準備不足だ

年金額がいくらになるのかは

「年金定期便」というはがきで、前もって教えてもらえる

大体、55歳くらいから、おおよその額はわかる

それなら

65歳から始まる、年金生活のために

その額の範囲内で暮らすように

55歳くらいから、シミュレーションすればよいのだ


55歳から始めれば、10年間の余裕がある

使いすぎてしまっても

なかなか、うまく配分できなくても

10年間の間なら、ミスがあっても大丈夫だ

会社の月給から補填できるので

赤字を反省して、次の月にはうまくできるように

そして、65歳になるときには

自然に、11万の生活ができるように

訓練すればよいのだ


現在、私は11万の生活ではあるが

持ち家なので、家賃がないこともあり

十分に生活できている、といとうよりも

かなり、富裕間のある

「プチ贅沢」な暮らしができている


ただ、「ブチ贅沢」にはコツがある

生活必需品ではないもの

コーヒーや、紅茶、菓子類は

スーパーなどのものではなく

名店と言われる、美味なものを買うこと

ただし、定価で買ってはいけない

値引きになるときをあらかじめ調べておいて

その時に、少し多めに

私の場合は、三か月から半年分くらい

まとめ買いをすることにしている


コーヒーは、銀座の老舗の

夏と冬の福袋で買っている

ドリップパックなら一袋二十円

近所のスーパーの、ドトールのドリップより割安だが

味も香りも、レベルはかなり高い


紅茶は、ルピシアのグランマルシェで買っている

ルピシアというのは、国産の紅茶メーカー

本社は北海道の、なんと、ニセコにあるのだそうだ

……スキー場だけの街ではないのだ……


このルピシアが

毎年、日本各地の都市を回って

「グランマルシェ」という、紅茶フェスをやっている

かなり大々的で、万単位の入場者がいるそうだ

私は、紅茶はたいてい、このイベントで買っている


私が行ったのは、フェスの最終日

日曜日の午後、横浜の会場だった

かなりの人出があるので

事前にネット予約をしないと入れないが

入場そのものは無料だ


会場はとにかく広く

デパートのイベント会場の、ざっと10倍近く

あるのではないかと思う

その会場に、90種類のお茶がずらりと並んでいる

各品ごとに、ポスターと試飲用のポットがおかれていて

好きなものを、好きなだけお試しができるようになっている

スーパーの試食などでは

飲んだら、買わなくてはいけない雰囲気だが

このフェスは、あまりに人が多くて

お盆にのせた、30こくらいの試飲の紙コップは

まさに、瞬く間に無くなる

無くなったら、セルフサービスでもらえるようになっている

つまり

いちいち、誰がどれをどのくらい飲んだかなど

見ていられないレベルなので

こちらも、気兼ねなく、あれこれと

興味のある紅茶を、次々と飲み比べることができる


ダージリンなどの、定番もあるが

この会場限定の、特別な香りのついたものもある

私が気に入ったのは

「モンブラン」の紅茶

アップルティーなどと同じく

味わいは紅茶なのだか、香りだけが違う

モンブランは、栗と、クリームの良い香りの上に

どういうブレンドなのか

ほんのりと、甘みも感じられた


スイーツの香り付き紅茶は
ほかにも、ザッハトルテ、アップルパイ
メロンパン、クッキーなど
見ているだけで楽しくなるほどだった



















しかも、ルピシアは
紅茶が一番有名だが
紅茶だけを売っているわけではなく
ルイボスティー、ウーロン茶、緑茶
それに、今年からは、コーヒーと
クラフトコーラまで
ブースが出ていた
もちろん、どれも楽しく試飲させていただいた

これだけ品数が多いと
むしろ、目移りしてしまって
かえって選びにくくなる
それに、少し歩きすぎて疲れるので
一服したくなる

イートインの、レストランコーナーもある
私が選んだのは、
ダマスクローズのアイスクリームと
アールグレイのホットティーの組み合わせだ
300円を少し超えるお値段は
ハーゲンダッツと同じくらいのレベルだが
分量は、ハーゲンダッツより少し多め
しっかりとしたコクのある
ミルクティーのアイスクリームに
ローズの香りは、言われれはあるかな、という程度だが
中に、サクランボのジャムが合わせてある
これが、甘酸っぱくて
なんともおいしい
私は、ハーゲンダッツより、こちらに軍配を上げたいところだ












そして、当日のお買い物は
全品10%オフの中でも
特に、賞味期限が近くなったり
箱が傷ついていたりして
とりわけ、値引き度の高いコーナー
「ボンマルシェ」で
スコーンという焼き菓子
10コ1000円也と、
ティーバック四箱
食品関係をいくつか買ってきた
今月と来月は、かなり
「旨いもの」尽くしになりそうだ













そしてもちろん
一番楽しみにしていたものの一つ
ショーのステージも見てきた
ルピシアの専属のバンドだそうだが
茶摘み歌のような、お茶に関する曲を
品の良い、ジャズアレンジにして聞かせてくれる
しかも、毎年全部、曲を入れ替えてくる
昨年とは、一曲もかぶらない、新鮮なステージだった
このバンドのファーストアルバムは
昨年買い込んで、「耳タコ」的に聞きこんでいる
今年は、セカンドアルバムを期待したのだが











少なくとも、グランマルシェの会場には
ファーストアルバムしか、おいていなかった
来年こそは、ぜひともお願いしたい






支出合計は
足代、会場で食べたアイスクリームと紅茶代を含めて
3860円也
今月の小遣い、1万円にはまだ余裕がある
予算内で収まり
じっくりと楽しめた
まずまず、というところだろう

来年の秋にも、また、出かけたいと思っている
それには、喘息でダウンしないように
体力アップ大作戦を
始めようかな、などと
楽しい夢をみているところだ





2024年10月21日月曜日

買おうか止めようか、迷っているモノ

 ほぼ半月ほど前から

買おうか買うまいか、迷っているモノがある

かなり欲しいことは欲しいのだが

無くても済むといえば、済む

お値段も2万3千円、普段なら

「高い」の一言であきらめるところだが


……それでも、やっぱりほしい……


こんなにダダをこねている品物は何かというと

あきれ返られそうなのだが

「全自動生パスタメーカー」だ


機械に、小麦粉と、水

途中で、卵液を入れると

10分ほどで、完全な生パスタが出来上がる

あとは、ゆでてパスタソースに絡めれば

レストラン並みのパスタがいただける

パスタの太さや形を作る口金も

8種類ほどついていて

平麺タイプや、細麺タイプなど

お好みで各種作れるのだそうだ


もともと、こういう

おもちゃ風の調理器具は大好きだ

我が家には、圧力鍋、ホットプレート

スムージーメーカー、アイスクリームメーカー

ポップコーンメーカー、綿あめメーカー

かき氷機、とそろっているうえに

私の誕生日祝いには

自分へのプレゼントとして

ノンフライクッカーを買い込んだくらいだ


これだけでも、我ながら

かなりマニアックだとは思うのだが

よりマニアックなのは

この各種機械が

かなり良く使われているということだ

ノンフライクッカーは特にエース級で

買い込んでからというもの、毎日一度は

ノンフライのフライドポテトか

ノンフライの素揚げナスを作っている


なので、生パスタメーカーを買い込んでも

必ず、使い倒して

元は取りまくるだろうと思うのだが


実をいうと、もう収納する場所がない

台所も、食器棚の下の段も

もうパンパンだ

押し入れの奥の、キャットフードの

買い置きを置いているところの上の

わずかな隅に、放り込んでおくしかないのだが


それでも、あきらめきれない

この機会では、そば打ちもできるらしい

米粉に片栗粉を混ぜて作る

米粉麺も作れる、と聞いたら

ますますあきらめがつかなくなってきた


弱ったことに

このパスタメーカーは、店頭で売っているわけではない

CAMPFIREというサイトで出ている

クラウドファンド品なのだ

なので、期限がある

あと10日で、クラウドファンドの期限が終わる

つまり、もう買うチャンスがなくなる、ということだ


欲しい、使いたい

来年の夏は、自家製の冷製パスタを食べたい

あっさりと、梅・白子・大葉あたりを使って

醤油ベースのパスタにしたら

夏バテ知らずで、過ごせそうだ

誕生日には、レストランには行かずに

自家製パスタ

そのかわりに

キャビアを、あれは、パック、というのか

瓶、というのか、よくわからないが

とにかく、てのひらサイズのガラスの容器

全部を一度に開けてしまって

贅沢にひたるのも、楽しそうだ


だが、どこに収納する?

欲しいからと、いちいち買いあさっていては

お小遣いがなくなりますよ、と

ママに教えてもらったはずではないか

それに、2万3千円は

何といっても、予算オーバーだろう


……わかっている 

  わかっているが、やはり

  欲しい……


目下、一番の悩みはこれだ

あと10日、クラウドファンドが終わる日まで

この、我ながら

つくづくヒマな悩みに

苦しむとしよう


ちなみに、下の写真が

クラウドファンドのサイトに出ていた写真だ

気持ちはわかる、と思ってくださる方

一人くらい、いてくださると

なんとも救われた気分になれると思うのだが

いかがだろうか