2024年11月28日木曜日

松本人志騒動・どうなるテレビ復帰

 ことの発端は、昨年の12月

松本人志の性加害疑惑を

週刊文春が報じたことに始まっている


女性側の証言として文春が報道した内容を

時系列順にまとめると


① 松本の後輩の芸人に飲みに誘われた

  このときは、松本が来るとは聞いていなかった

  単に、VIPとの飲み会、と言われた


② 行った後で、飲み会の場所が変更になったと知らされた

  変更先は、ホテルのスイートルームだった


③ 携帯電話を「没収」され

  来るのは、松本だと知らされた


④ ここまでは、後輩芸人など

  周りに数人がいたが

  ゲームと称して、松本と二人にさせられた

  いきなりキスされ、性加害を加えられた


その後、この女性以外にも

松本から性加害を受けたという女性が次々に現れ

合計、11名となった

中には、マッサージ店の施術士サンもいた

この施術士サンの話をまとめると


……働いていたところは、性的な色彩のない

  純粋な医療行為としてのマッサージで

  「名店」として知られているところ

  一度、松本が、何をどう勘違いしたのか

  その種の行動をしようとしたときに

  はっきりと

  当店はそういうサービスをするところではありません、と

  お断りをして

  お引き取り願ったあと

  後日、偽名を使って、もう一度予約し

  もう一度「チャレンジ」しようとした、と証言している

  いやはや、これが本当なら

  下半身大魔王の称号を差し上げたくなるような話だが……


松本側は、これを事実無根として

文春を告訴

損害賠償金として、6臆を超える額を請求した


ところが、数日前に

松本側は、告訴を取り下げた


もう一度確認しておくが

松本が訴えを提起し

判決で白黒つける前に

告訴をとりさげたのも、松本である


これは、実際、よくあるパターンだ

民事訴訟を出したはいいが

出した方が、負ける確率が高い場合

「お前の負け」と言われる前に

告訴を取り下げる

……告訴を取り下げれば

  裁判自体は行われないから

  白黒つけられることはなく

  うやむやのまま、いわば「なかったこと」にできる……


つまり

松本は勝ったわけでも何でもない

一番近い言い方は

「疑惑をたっぷり残したまま、逃げた」だろう


それが

年明けからのテレビ復帰を予定しており

吉本興業が謝罪をして

松本は、テレビ局にお詫び巡りをして

それで、幕引きにするつもりらしい


早速、反対の署名が立ち上げられた

悠仁サマの東大尊宅入学反対の署名を扱った

ネットの署名サイトである

今日現在で、約4万筆の署名を集めたそうだ


私はそもそも、昔からダウンタウンは嫌いで

一度も面白いと思ったことがないので

松本を日本のタカラ、と呼ぶ人の気持ちは

全く理解できないのだが


犯罪そのものは、時効にかかっており

逮捕などをすることはできないとはいえ

性犯罪者がやるお笑いを見て

楽しく笑えるものだろうか、とは

大いに疑問に思う


署名サイトに参加した、という私の同僚は

もしテレビに復帰でもしたら

スポンサー企業に、徹底的な

不買運動を起こしてやる、と息巻いている

ごく普通に考えて

不買運動は起きるだろうし

ジャニーズの事件もあったことではあるし

吉本も、吉本に所属する芸人さんたちも

全く無傷、というわけにはいかないだろうと思う


それに、そもそも

弱い他人を傷つけなくても、面白いものは作れる、と

世間がわかってしまった後で

あの、パワハラ芸は

楽しいギャグとして、受け入れられるのかどうか

……とある中年の、芸人ではない男性を

  笑いものにしている企画もあった

  人気シリーズだったらしいが

  私には、その人が障害者と健常者の

  グレーゾーンの人のように見えた


  私には、あれを見たとき

  最初に思い浮かんだのは

  東京オリンピックの音楽担当者が

  障碍者いじめを、武勇伝として楽し気に語っていた

  インタビュー記事だった……


いくつかのテレビ局は

あっさりと、松本人志を使う予定はありません、と

切り捨てたようだが

さあ、「拾う神」はでてくるのか

スポンサーは、反対派とどう向き合っていくのか

少し意地悪な視線ではあるが

目の離せない状況になりそうだ




2024年11月27日水曜日

昼休みのおしゃべり会・国に一番にやってほしいこと

 私の職場は

役職定年者が多いこともあり

なんとなく、和気あいあい、春風駘蕩、という

のんびりとしたところがあり

昼休みの終わる10分ほど前には

皆、自分の座席に集合して

思い思いに、好きなお茶を飲みつつ

罪のない話題に、花を咲かせていることが多い


高校のころ、古文で「枕草紙」を読んだとき

虫尽くしだの、花尽くしだの

どの虫が好きか、どの花が良いか、

つらつらと書き綴られているものがあり

当時の私は、この文章の

一体何が面白いのだろうと、本気で首をひねっていたが

午後の仕事の前の

お茶時間を楽しむようになってから

なんとなく

清少納言の職場も、こんな感じだったのではないか、と

勝手な想像をすることが多くなった


で、私の職場の今日の「お題」は

「政治家に、最初にしてほしいこと」だった

そもそもは、立憲民主の野田サンが

一番最初にすることは、紙の保険証を続けていくこと

といったこと

初めて聞いたときは、

なんて小さなことを、と思ったが

実際、マイナ保健所への切り替えが

目前だったから

あのタイミングでなければ、

とめられなかったんだな、と

誰かが言ったことがきっかけだった


こういう話題は、一気に場が活気づく

全員のテンションがマックスに上がるので

午後の仕事の前に

きっちりと、ギアが入るのも良いところだ


やはり、物価の話が一番に出てきた

シャンプーや、歯ブラシのような日用品に始まり

今は、米の値段が上がっている

生協で買っていたという同僚は

値段がきっちり1.5倍になったと嘆いていた

節約で何とかするにしても、限度がある

政治になんとかしてもらわなくては、という

意見が真っ先にあがり

全員からの共感を呼んだ


私の世代では

もっと、シニア層を大事にしてほしい、という

声も上がった

確かに、これは私も思う

シルバー政治、と言われるが

私としては、シニア世代に手厚い政策など

一つでもあっただろうか

具体的には、何も思いつかない


だが、これを言った同僚の話は

もっと切実だった

同僚は、少し遠いところに自宅を構えていて

片道2時間近くかけて出社してくるのだが

その同僚の家に近くには

生鮮食料品を買える店がないのだそうだ

半径500メートルに、スーパーも、コンビニも、商店街も

一切、何もない

で、現在は、休日に

奥方と二人で、車を出して

大型ショッピングモールに入っているスーパーに行き

一週間分、買いだめをするのだそうだが


心配しているのは、免許の返納だ

危なくなるのも、わかっている

子供には、一拍だけブレーキのタイミングが

遅くなったと言われている

けれど

免許を返納してしまったら

食料品を買いに行かれない

免許を返納しろというなら

クルマに代わる、高齢者用の乗り物を

安く、簡単に手に入るように

行政の補助をしてほしい

……これは、どこかで聞いたことがある

  かなりうろ覚えで申し訳ないのだが

  確か、岡山あたりのどこかの市が

  ゴルフ場のカートのような、シニア向けのエコカーを

  貸し出す制度か何かを、始めたのだそうだ

  最高時速も、歩行者にぶつかっても深刻なけがをさせない程度に

  控えてあるので

  シニアの方も、安心して運転できる、という

  なかなか便利そうな、電気自動車だったのだが

  これが広まらないのは、どうしたことだろう、と

  少し不思議に思っていたところだった……


「一択。病児保育」といったのは

幼稚園児の子供を持つ、同僚だ

子供さんが熱を出すたびに

保育所から呼び出されて、お迎えに行く姿も

実に、お気の毒だと思うのだが

その分、急に仕事が増えて

残業せざるを得なくなる、同じ部署の人たちも

お気の毒だと思ってしまう

確かに、病児保育の制度さえあれば

全部は、一度にかたがつくだろう


そのほかにも

給食費無料化、塾代補助、奨学金免除

同一労働・同一賃金、手取り増加

農業振興、愛子天皇、選挙デマ防止

ワイワイガヤガヤと、いろいろ出たが


私に、話題がふられた

こうなると、何か少し面白いことを言って

座を盛り上げたくなるのが

普段からの、悪い癖たせ

それで、ちょっと変わったことを言ってみた


新しい産業を作り出すこと


私は、今の社会の状況は

いわば「貧すれば鈍する」を

地で言っているのではないかと思っている

自分の、先行きの見えない不安を

高齢者にぶつけてみたり

ネットリンチにかけてみたり

社会全体に、ゆとりや潤いが

無くなっている気がするのだ

と、なると

一打逆転、何か新しい産業を

政府の肝いりで作り出し

クルマなら日本、トランジスタラジオなら日本、と

言われたように

トップブランド国に返り咲いてはどうだろう、といった


では、どこの分野で、と言われそうだが

私は、シニア産業ではないかと思っている

これは、世界のどこでも

本腰を入れてやっている国はないが

高齢化は、世界的な問題で

世界にいる、高齢の富裕層中には

雑音を拾わない、高性能で軽い補聴器があれば

金などいくら出しても構わない、という人は

少なくはないだろう


日本の介護用品は

世界的にも評価が高い

むしろ、知らぬは日本ばかりなり、というところだ

これを、大々的に広告しない手はないではないか


歯の弱くなった高齢者のソフト食や

飲み込む力の少なくなった人にも

食べる楽しみを、という試みは

小規模ではあるか、いくつかの企業が

すでにチャレンジしており

しかも、かなり高品質だ

アルコールの飲めなくなった高齢者にも

ノンアルコールピールで作ったゼリーを出して

「ちょっと一杯気分」を楽しんでもらえるサービスもある


こうしたテクニックや、ノウハウを、売る

手本は、ハヅキルーペの事業展開でどうだろうか

いわば

日本のシニアが、シニア文化を作り

それを、海外に輸出するわけである


ほかにも

例えば、自宅の薬箱にセットすれば

薬の飲み忘れがあるときには

しゃべって知らせてくれる機械や

血圧、脈拍などをはかって

問題のある時には

病院に行くことを促してくれる

お助けロボットなど

AIを使って、開発してほしいもの

開発してくれたら、私なら必ず買うものなどは

たくさんある


ぜひとも、この方面で国力アップを、と

言いかけたところで、始業のベルが鳴った


さて、とパソコンに向かいかけたところで

立件民主党の政治塾に入っているという

同僚から、ぼそっと

「夏の参院選、立候補するんですか?」と聞かれた

いや、しませんって

しても、落ちますって


だが、シニア文化国富論は

少し、本気で考えている

少なくとも、薬飲み忘れチェックおしゃべり機は

どなたか、作っていただけないだろうか

最低限、私の分の一台だけは

売り上げを保証させていただくが、どうだろうか







2024年11月26日火曜日

簡単ミネストローネが美味な季節

 今年は、季節が夏と冬しかないようで

もう、すっかり寒くなってきた

鍋もすでに何回か食べている

そして、いよいよ

簡単ミネストローネがおいしい季節になってきた


私の料理は、いつもかなり適当で

絶対に必要な材料というのも

あまり、なかったりするのだが

この「簡単ミネストローネ」は

その中でも、特に適当に作って

すぐに食べられる上に

なかなか美味、と

私の自慢のレパートリーでもある


作り方は、非常に簡単

材料は、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ

その他、冷蔵庫の中を見て

食べ損ねていた野菜があれば

何をいれてもおいしくできる


野菜は、全部

みじん切り機に入れて、同じ大きさにカット

ナスやセロリなども

あれば、ガンガン入れてくれてOKだが

キャベツだけは、少し大きめの

ざく切りの方が美味だと思う


肉は、ベーコンがあればベストだが

ウインナーでも、シャウエッセンのような

コクのあるソーセージでも

それはそれで、なかなかおいしくなる

もちろん、ひき肉、トンコマ、鶏肉

オールオーケーだ

分量も、冷蔵庫に残っているものを

どさりと入れれば、それでOkだ


これを軽く炒めたら、水を加えて

ブイヨンキューブと、コショウ

あれば、ローリエの葉と、ハーブ類を適当にいれて

沸騰してから5分ほど煮る


最後に、トマトのダイスカットの缶詰を投入

味が薄ければ、トマトケチャップで整えて

完成である


食べ損ねて、少し硬くなった

バゲットなどのある時には

耐熱さらにミネストローネを注ぎ

バゲットを薄めに切り、上に乗せ

その上に、スライスチーズをのせて

オーブンで焼いている

チーズは、とろけるチーズなどがあればベストだが

普通のチーズでも、それなりにはとろけてくれるので

ミネストローネを吸ったバゲットは

オニオングラタンスープのようになり

なかなか、いける


冷蔵庫の掃除にもなり

野菜を大量に食べることができ

簡単で、美味で、少しごちそう風

寒い時期に、一度

お試し死いただきたい、ずぼらメニューだ





2024年11月25日月曜日

悠仁サマの進学は海外?秋篠宮の発言の波紋

 今日、秋篠宮夫婦の会見があり

来月のトルコ訪問を、大きな喜び、と

語ったそうだ


正直、この夫婦の人格には

かなりの問題があるように思う

血筋はやや遠いとはいえ

親戚がなくなったばかり、というよりも

前日がお通夜

翌日が葬式、というその合間の一日に

死者とゆかりの国への訪問はする

記者会見はする

しかも

死者への悼みの言葉一つもなく

「満面の笑み」としか言いようのない

ウキウキ笑顔で

全く関係のない、自分たちの息子の話

しかも、大学入試を飛び越えて、留学の話を

しゃべくりまくる


ちょっと、理解を超えた態度ではあったが

考えてみれば、この二人は

昭和天皇の喪中に

喪服で結婚会見をやった連中だ

自分の父親が死んで、間がないときに

どこ吹く風と、楽しい結婚の話を

平気でできる子供なのだから

親戚がなくなっても、この調子なのは

むしろ

「平常運転」なのかもしれない

しかし、本当に、黒い喪服を着て

夫婦そろって、この笑顔はいかがだろうか

ないだろう、と思うのだが

いかがだろうか














会見の内容では

悠仁サマには、今後の針路として

秋篠宮から、海外留学を勧めたそうだが


ということは、東大はあきらめたのだろうか

まあ、その方が利口だろう

これで、東大に裏口推薦入学でもしようものなら

国民からの敬愛どころか

怒りと軽蔑しか、招かないだろう

文春では、どうやって入手したのか

學校では、公式には発表していない

悠仁サマの成績を報道していたが

数学は、200点満点でゼロ点だった


これでは、高校でも成績は最下位あたりだろう

となると

高校内部で、推薦をもらう競争がある

悠仁サマの成績では

まず、選ばれるはずがない

もし選ばれたら、かなりのソンタクの結果だ

そして

ほかの高校ならいざ知らず

筑付の生徒と、その保護者が

東大推薦に不正をされて

黙ったままでいるはずがないのだ


もし、東大入学をごり押ししたら

間違いなく

秋篠宮家の終わりの始まりになっただろうと

この点は、確信が持てる


海外留学、というのは

うまくやったな、と思う

姉二人を見ていると

留学は表向き、ただひたすら

四年間、遊んでいるだけでいい

その間も、約1000万の皇族費はもらえるから

贅沢三昧、好き勝手ができる

なので、これは週刊誌情報ではあるが

長女は、卒業前に4000万を使って

豪華旅行を楽しんだ

おまけに、秋篠宮公認で、その旅行にはKKが

宮内庁役人のふりをして、同行していた

つまり、父親公認の

豪華婚前旅行を楽しんできたわけだ


この時期に、記者会見で発表したということは

悠仁サマの学校も、すでに内定しているのだろう

たしかに

日本国内の大学となれば、かん口令はしけないだろう

情報は、自然と漏れてくる

海外の大学なら、好都合だろう


とはいえ

悠仁サマも、もう成人を過ぎた

立派な大人で、青年皇族として

1年に1000万近い高額の資金を受け取っているのだから

自分の大学のことくらい

親に頼らず

自分で話せばいいのに、とは思う


ただ

留学となれば、この1000万の皇族費に加えて

特別な費用も掛かる

秋篠宮家には、これ以上の無駄遣いをさせないように

会計監査を入れた方が良いと思う

それに

たかが学生に、一年1000万は

どう考えても、多すぎると思う

全部、国民の税金なのだ

年齢と関係なく、学生の身分の間は

もっと減額した方が良いのではないかと思うのだが

いかがだろうか


ただ、それにつけても思い出されるのが

愛子様は、大学を卒業した時に

国民が物価高で生活に苦しんでいるときに

費用をかけるべきではないからと

留学ではなく、就職の道を選ばれたことだ

露骨に言って

筑付は偏差値は高いとはいえ

高校は、高校だ

高校の授業にもついていけない悠仁サマと

すでに数か国語をマスターされている愛子様とでは

留学の効果は、どちらが上がるだろうか

コスパなどと言って、考えるまでもないことだろう

国家予算が、それだけあまっているのなら

まず、愛子様の留学から先に、というのが

私の思いだったりもしている




2024年11月24日日曜日

今日はサンタの講習会

 今年のクリスマスは

最高に楽しくなりそうだ

というのも

サンタになって、子供にプレゼントを配りに行く

ボランティアに登録しているからだ


このボランティアは

当然ながら、宗教とも政治団体とも無関係

最初は大学生のボランティアから始まり

「ブックサンタ」の活動もしている


ちなみに、「ブックサンタ」というのは

提携の書店に行き、本を買い

レジで「ブックサンタにしてください」

というと

書店が、ボランティア団体の事務所に本を送り

団体事務所が、プレゼント用にラッピングをした後で

24日、クリスマスイブの晩に

実際に、サンタになって

子供たちに、プレゼントを届けてくれる、という活動で

参加書店も年々増えてきて

今では、ジュンク堂のような

有名な書店チェーンも加入してくれている


私は、今までは家族もおり

年明けには

ファイナンシャルプランナー1級の試験もあり、で

サンタになったことは一度もなかったのだが

今年は、一念発起

サンタデビュー、ついでに、プレゼンを配り終えた後で

サンタ大集合での、打ち上げ会にも出席する予定でいる


今日は、そのサンタの講習会だ

昼過ぎに、電車を乗り継いで

講習会場まで向かった











サンタというと、シニアの男性のイメージだが

参加者、ほぼ60人くらいの

ほとんどが、学生さんのようだった

あと、女性が多かった

7割くらいは、女性だったように思う

とはいえ

ご家庭によっては

「女性のサンタを」と希望されるところもあるようで

ニーズはきっちりとあるようだった


最初は、サンタになるときの諸注意

例えば、サンタ衣装はとても暑いので

コートはいらない

人によっては

サンタ衣装の下に着るのは

Tシャツ一枚、という人もいるほどだ、とか


服装は、靴はブーツっぽいもの

だが、買うまでの必要はなく

サンタが履いていて、違和感のないもの

革靴などでもよいが

例えば、スニーカーはダメ、だそうだ


サンタさんは二人体制

サンタ衣装は重く、視界も狭まるため

もう一人の、サポート役が道案内と

ご家庭へのメール連絡

雨が降った時の傘の預かり係

プレゼントを渡した後の写真撮影、なども

することになっている


最初は座学

後半は、グループに分かれての

サンタとしての訪問のロールプレイ練習だった

これが、楽しい

ロールプレイの練習、シミュレーションと

わかってはいるのに、実に緊張した

特に

子供が驚いて、固まってしまったときや

泣き出してしまったときに、どうするか

このシミュレーションは、なかなかハードルが高かった


また、子供たちから、難しい質問をされたとき

例えば

「トナカイは?空飛ぶソリはどこにあるの?」

「なんで、ノンタンが好きってわかったの?」

「サンタさんは、どこにすんでるの?」

「サンタさん、クリスマスじゃない時は、何してるの?」

この種の質問は

確かに、事前に練習していなければ、答えられない


中には、サンタ帽を取られた、という

アクシデントもあったそうだ

帽子を取った子供は

髪が黒い、サンタじゃない、といったそうだが

これをどう切り抜けるか

これも、模範解答を教えてもらえた

これは、ありがたい

事前練習をしておかなくては

特に、私の場合は

固まってしまって、何も言えなくなる

パターンだと思う


大変そうではあるが

実に、楽しそうだ

経済的に困難な家庭の子供にも

「愛された」記憶、「愛された」経験をしてほしい、という

活動の趣旨にも、深く共感した


研修は、今日と

直前の、サンタ衣装の試着会だけだそうだ


ということは、あとは自己管理だ

歩き疲れて、ダウンしないよう

日ごろから、ウォーキングの歩数を増やすこと

早寝早起きを励行して

体調管理に気を付けること

風邪などひかないこと、コロナとインフルは論外なので

うがい、手洗いを必ずすること


なんだか、随分と

健康管理と体力増強の目標が増え

これでは、筋肉サンタになりそうだが

人生100年時代

100回迎えるクリスマスのうち

1回くらいは

体力増強クリスマスになるのも

また、面白そうだと思っている


日本中の前歯部で

サンタボランティアは、まだまだ募集中だそうだ

興味のある方は

ぜひ、連絡してみてはいかがだろうか







2024年11月23日土曜日

美輪明宏と兵庫知事選挙

 今日は、全体的に敬称略にしたい


実は、何を隠そう

美輪明宏の、大ファンだ

いつからか、というと

私がまだ、小学生の頃だったと思う

NHKのテレビで、「芸術劇場」という番組があり

舞台の中継録画を放送してくれていた

私の親が、この番組が好きで、よく見ており

ついでに私も、一緒になってみていたのだが


わかるものもあり、わからないものもあった

だが、理解できるかどうかとは全く別に

強く印象に残って、頭から離れないものも

かなりたくさんあった

例えば、玉三郎がマクベス夫人を演じた

「マクベス」

……今から思うと、マクベスは

  芥川龍之介の息子、芥川博だったように思うのだが

  この辺は、不正確だ……

マヤ・プリセツカヤの踊った

「白鳥の湖」

そして何より

美輪明宏が演じた、「椿姫」


鮮烈なまでに、美しかった

美人女優さんは、国外国内を問わず

たくさんいるけれど

あの時に見た、美輪明宏の椿姫より

美しい人間を、私は見たことがないと

断言することができる

当時の椿姫の画像は見つからなかったが

椿姫でない時の画像なら見つかった

いかがだろうか














その時以来なので

ファン歴ほぼ50年

半世紀かけてファンであり続けた

かなりの年季と、筋金入りだ


ただ、一つだけ引っかかることがあるとすれば

この人の言う、「あの世の話」は

どうにも腑に落ちないことだ

だが、その反面

この人のいう「この世の話」は

なるほどなぁ、とうなづくことばかりだ


で、美輪明宏が答える、人生相談の本かなにかを

読んだことがあるのだが

その中で、印象的だった質問がある


友人が、自殺してしまった

いじめを苦にしてのことだった

その後、その友人の父親も

あとを追うように、自殺で亡くなった

自分は、いじめグループと戦って

友人を救えなかった自分を

自分自身でも許せないと思い

強く責めているが

いじめグループの連中は、のほほんと幸せに生きている

こんなことがあっていいのかと、腹立たしく、悔しく

気持ちの持っていきようがない、というような

相談だった


これは、実によくわかる

私の中学・高校時代も

ほぼ同じようなことがあった

私は今でも、その時の担任と

いじめグループの名前を

言えと言われれば、全員いうことができるのだが


共感と興味を持って

回答を読んでみた


いじめグループが、幸せにいきているというが

人の心はわからない

一緒に暮らしているわけでもなし

外見では何もなさそうに見えていても

例えば、毎晩、悪夢にうなされているかもしれない

「幸せにいきている」という

前提そのものが間違っているだろう

……なるほど、確かにそうだ……


そして、自殺にまで追い込まれた人の

無念や、口惜しさ、恨み、苦しみは

到底、想像もできないようなレベルなのに

しかも、それが二人分

何もないわけがない

……この辺になってくると

  いくらファンとはいえ

  美輪さん、眉唾ものでしょう、と言いたくなってくるのだが

  それでも、気持ちはわかる

  やった行為の、報いはあってほしいと、私も願う……


現在が良い状況だからと言って

うまくいっている、とは限らない

あとから、より深い絶望を味合わせるために

ほんの一時だけ、あげておくこともありますから

……ますます、「美輪節」が大炸裂、という感じだが

  こういう、オカルトめいたことが

  実際にあるかどうかは別として

  そうだったらいいなぁ、と

  思ったことは確かだ……


で、今回の兵庫県知事選挙だが

斎藤知事が、いよいよ絶対絶命になってきた


立花孝志を使って

対立候補に対するデマを広め

対立候補のアカウントを、二度も停止に追い込み

選挙活動を妨害し

名誉棄損も、脅迫もあり

暴力行為で20名近い逮捕者を出し

「ひとりぼっち」どころか

統一教会のバックアップを受け

それでも、勝てば官軍

当選は、当選、と思ったのが

つい、一週間前


なんと、派手な選挙違反が明るみに出つつある

ネットで目下、炎上中の折下楓

この人が、自分は広報会社の社長で

社をあげて、斎藤知事のSNS戦略を担当した、と

ブログ、note+、動画、などの多くのSNSで

無邪気にぶち上げたのだ


この人は、西宮在住

つまり、兵庫県民で、有権者だ

SNSは、完全に無料で

自発的なものでなくてはいけない

SNSの活動に関して

有権者には一切金銭を渡してはいけない

というのが、公職選挙法の決まりだ

SNSの仕事を依頼して、金銭を渡せば

買収として

公職選挙法違反に当たる


かといって

全部がボランティアとしての仕事、というなら

これは、特定寄付違反として

やはり、政治資金規正法違反に当たる


つまり、どちらにしても

法律違反からは逃れられず

せっかくの当選は、無効になり

公民権停止の可能性がかなり高い

これだけでも大ピンチだというのに

知事の事務所は、すでに

折下楓の会社への金銭の支払いを認めている


折下楓と、その会社が

「斎藤知事との打ち合わせ」として

アップしている写真も

日程を見てみると

選挙活動期間外になっており

この点でも

公職選挙法違反の可能性が高い

こうなってくると

初期に、知事の応援者として撮影・報道された

市民代表のような人々

この人たちも、ヤラセで雇われた

劇団の、エキストラではなかったのかと

少しばかり、疑いたくなってくる

実際に、選挙の初期に斎藤知事を激励に行った

高齢女性に関しては

ネットで、バイトの賃金受け渡し書類の

画像まで上げられている

……とはいえ、私はネットの情報そのものに

  あまり、信頼はおいていない

  この点は、斎藤擁護派であろうと

  反斎藤派であろうと、同じことだ


  正直、どこの誰が言ったかわからないことと

  本物か、偽造か、判断できない書類の写真だけでは

  確実、とは思えないからだ

  もし、この書類がフェイクなら

  この高齢女性に、とんでもない濡れ衣を着せたことになる

  なので

  「こういう事実がありますよ」という

  私的だけにとどめていることを、ご理解願いたい……


しかも、この折下楓

選挙カーに乗って、撮影までしているのに

選挙運動員の腕章もしていない

これも、公職選挙法に間違いなく引っかかる

おまけに、この人は

2021年から、兵庫県地方創生戦略委員

2022年から、兵庫県eスポーツ検討会委員

2023年から、兵庫県空飛ぶクルマ会議検討委員

       西宮市産業振興審議会委員

1人で4個も

兵庫県の委員を独占していて

正直、私にはこの人こそが

「既得権益」に見えるのだが、同名だろうか


これは、折下楓が、自分から勝手に

SNSで公表し始めたことで

まず間違いなく、この人物は

自分のやっていることが、公職選挙法違反であることに

気づいていなかったのだろうと思う

そして、なぜこのような

派手な自爆をしたのか、に関しては

おそらく、立花孝志に対抗したのではないか、と

言われているようだ

斎藤知事が当選したのが

立花孝志の力、のように言われているので

いや、SNSを使って

「ひとりぼっちの選挙戦」

「旧勢力にはめられた」というストーリーを作り

ハッシュタグも、考えてあげ

社会に広めたのは、自分だ、と

言いたかったためではないか、と言われている


承認欲求が強い、と

SNSでは評されているようだが

つまりは、同陣営での内ゲバだろう


私の世代では

内ゲバといえば、連合赤軍をはじめとする

極左のやることだったが

どうも、そうでもなくなったらしい

長生きはするものだと

どこか、ズレたことを考えている


それにしても

この話、妙に美輪明宏の

人生相談と一致するような気がする

とりあえず

残った人生は、情けは人のためならず、を

モットーにして

人を傷つけず

善人とは言えなくても

少なくとも、ごく、普通の人レベルの倫理観と価値観で

生きていきたいと思った








2024年11月22日金曜日

当然のこと・兵庫県知事選挙の第二ラウンド

 兵庫県知事選挙は、ひどいものだった

私は関東在住で、兵庫県民ではないので

この選挙に関しては、選挙権がない

なので、どの候補が当選した、落選した、

という点については

県民の判断なので、何も言わないように

しようと思っている

だが

ひどいのは、選挙で行われた

民主主義の破壊行為としか

言えないような活動だ


まず、立花孝志(敬称略)かひどかった

そもそも、自分の当選は目的としない

他人に投票させるための

いわば「応援演説」としての立候補

これは、現在の公職選挙法が

選挙活動に関して、数量制限をしていることを

完全に無効にする

いわば、法の抜け穴で

かなり悪質なのに加えて


特定の人の自宅の前で

演説、というよりも

支持者を引き連れて、脅迫まがいの言動

本人も

「自殺されると困るから

 この程度にしておく」といったくらいなので

脅迫行為の自覚は、確実にある

これをやられた人は

本人よりも、家族が生命、身体に

害を加えられるのではないかと怯え

一時転居していたとのこと


立花本人は

「家族が一番弱いから

 家族を狙うのは当たり前のこと」と言っているが


これと同じことを言っていたドラマを

ふと、思い出した

イギリスのドラマで、NHKのBSでやっていた

「刑事モース」

主人公、モースの上司が

犯罪組織、日本で言えば暴力団のような団体の

摘発に動いていた時のセリフで

「あいつらは、本当にタチが悪い

 家族を狙う」

というものがあった

……数年前のことなので、少しうろ覚えだ

  正確な言い回しでは、ないかもしれない……

つまり、立花は

犯罪組織のごろつきどもと、同じ発想をしている

ということになる


おまけに、これは間違いなく

刑法の脅迫罪に触れるだろう

名誉棄損だけではなく

脅迫もある

しかも、立花は現在、脅迫で有罪判決を受け

執行猶予中の身だ


デマもまき散らした

立花の言っている話は、ほとんどがでたらめで

本人も、途中で嘘を認めている


自覚したうえで嘘をついて

対立候補を貶め、不利な状況を作る

間違いなく、公職選挙法違反だろう


落選した稲村陣営への妨害もひどかった

特に悪質だったのが、SNSで

選挙期間中に、突然SNSのアカウントが

閉鎖されている

しかも、二度も


これは、なんの違法行為もなかったのに

一時期に、大量に通報が入ったためで

完全に、選挙の妨害目的でしかない

これは、犯罪が成立する

公職選挙法違反の上に

偽計業務妨害罪


私は、これに手を貸した人は全員きっちりと

犯罪者として摘発し、有罪判決を下した方が

いいと思う

有罪判決が下れば

少なくとも、数年は公民権は停止される

それに

「こういうことをしてはいけないのだ」という

社会のルールを知らせ

そのルールに反した時には

どんな結果が待っているか、を

目に見える形にすることで

このような、無法選挙が

ほかの選挙に広がるのを防ぐことができると思うからだ


そのほかにも

特定の陣営で、暴力行為の逮捕者が

16名出ている

この16人の処遇も

決して、うやむやにせずに

きちんと起訴し、法廷に引き出し

その動機も、支持者も、明るみに

出してほしいと思っている


選挙というのは

誰が勝つにせよ

今後の国や、県や、市の在り方を決めていく

大事な手続きだ

それを、ノリだか、群集心理だかはしらないが

ふざけ半分で、おもちゃにするなど

とんでもない話だと思う


斎藤知事の選挙違反疑惑に関しても

かなり、「おもしろそう」な事態になっては来ているが

あまりにも、長くなりそうなので

また、機会を改めて

書こうと思つている





2024年11月21日木曜日

無間地獄?いや、無限極楽です

 以前、職場の昼休みに

やっとなんとか、というよりも

完全に、運が良かったおかげで

ファイナンシャルプランナー1級に合格できた

これで、定年後の再就職は一安心、と話していたときに

若い同僚に、これからどうします?と聞かれた


私はもちろん、スペイン語の検定を受けたい

できれは、定年で完全に退職する前に

ビジネスレベルくらいまで

仕上げられるといいとは思っているが

時間的に、少し無理かな、と話したところ


試験の後に、また試験ですか

すごくキツくありませんか

なんだか、無間地獄みたいで、と言われた


確かに、試験に受かったら、また次の試験、と言われれば

無間地獄めいてはいるのだが


私に言わせれば、やっている内容が違う

ファイナンシャルプランナーの時は

金融の知識や、相続税の計算をしていた

毎日、電卓をたたいて、

法人税の申請書のひな型のような

解答用紙に数字を埋めていた

興味のあるものは、面白かったが

どちらかといえば、まったく関心の持てない分野の方が多く

なかなかつらいものはあった


だが

今やっている、スペイン語は

趣味の要素の方が大きい

つまり

たとえて言うならば

映画「釣りバカ日誌」の浜ちゃんに

釣り針の手入れのような、細かい仕事をしていて

つらくはないですか、と聞くようなもので

好きなことをしているのだから

ストレスには、なりようがない


それに

60歳からの勉強なので

真面目にはやっていない

と言っても、不真面目、というわけではない

いわば「非真面目」勉強法をやっている

と答えると

ぽかんとした顔をされたので

少し、説明を続けた


学校で習うような勉強は、真面目な勉強で

確かに、基礎文法や、単語暗記などは

真面目にやった方が身に付きやすい

ただ、私はこのジャンルも

市販の文法書ではなく

NHKラジオの講座を使っている

NHKはお堅いとはいえ

テキストを売らなくてはいけない、という

大人の事情もあるため

講座の内容は、実に凝っていて

面白い内容が多い

実際、現在放送中のラジオ講座は

日本人の主人公、エミが

スペインの歴史上の人物たちと出会う旅をする、という

内容になっていて

先月は、画家のベラスケスや、ピカソ

モデルになった、マルガリータ王女とのダイアログ

今月は、コロンブスに航海に誘われる、という

日本語できいただけでも、楽しそうな

テキストになっている


毎日30分のリスニングと、音読練習は

もっと楽しい

リスニングも、真面目な勉強なら

スペイン語で、ニュースあたりを聞くのだろうが

私は、アニメを見ている

日本でも、大人気の「SPY×FAMILY」

スペイン語版を、ネットで無料で見ることができる

私はこのコミックが大好きで

日本語でのアニメも見ているため

スペイン語は2割程度しかわからないが

内容は、大体つかめる

仕事から帰ってきて、夕食を済ませ

コーヒーを飲みながら、スペイン語版を見るのは

毎日の楽しみの一つだ


音読練習も

真面目な勉強なら

NHKのテキストを音読するのだろうが

私は、好きなアルゼンチン・タンゴの歌詞を

何度か素読し、

飽きてきたら、歌手の歌をかけて

一緒に歌っている

まだまだ、舌が回らず

一行飛ばしになったりしているのだが

好きな曲を、好きな歌手に合わせて歌っているのだ

つらいどころか、むしろ、楽しくてたまらない


何年もかけて、努力してきた試験に合格すると

虚脱状態になって

ひどい場合は、うつ病まで行くこともあるそうだが

私は、むしろ

今までずっと、ガマンしてきた趣味が

思いっきり楽しめる

無間地獄、というよりも、むしろ、無限極楽、という感じだ

この頃は、ネットが発達しているので

教材には困らない

本当に、いい時代になったものだと

しみじみ、ありがたく感じている


ちなみに

私が毎日歌詞を音読して

歌えるようになりたいと

汗を流して(?)いるのは、この曲

Por una cabeza

実は、競馬用語で「首の差一つ」という意味だ

もう少しで、手に入れられそうだった恋人を

まさに、「首の差一つ」で

失った男性の歌

破れた恋を競馬のレースに重ねて歌う

センスのいい、大人な歌詞で

アルゼンチン・タンゴにしては

けっこう、甘めの曲だと思う


歌っているのは、作曲者の

カルロス・ガルデル自身

この歌手は、私のお気に入りだ


生まれた場所も、正確な年齢すらも不明、という

なんとも神秘的な、歌手兼俳優なのだが

亡くなったのがなんと、1935年

第二次世界大戦の始まる、6年も前だ

(ちなみに、人気の絶頂期、飛行機事故であった)

それが、21世紀の日本にいながら

オリジナルの音源で、いつでも聞ける

本当にいい時代になったものだと思う


カルロス・ガルデルの歌う

Por una cabeza  の動画を下に貼ってみた

切なく、甘く

ちょいワルなのに、ロマンチストで

なんとも言えぬ、伊達男ぶりだ

興味のある方も、ない方も、ぜひ一度聞いてみてほしい

絶対に、損はない……と思う



2024年11月20日水曜日

来年のための買い物

 紅白出場歌手が発表になったら

そろそろ、次の年の準備をする時期だ

今はまだ、持病の喘息の発作で

苦労しているところだが

これが少し収まって

家の中でバタバタ動けるようになったら

何をしようか、と、あれこれ考えていた


まず、今年の汚れを追い払うために

大掃除と、断捨離

少しは部屋の模様替えもしたい

冬休みに大掃除、では、

少し体力的にキツそうなので

今月からスタートして

曜日ごとに、掃除をする場所を決めて

全4回で掃除が終了するように

ともあれ、計画を立てておきたい


すると、必要なのは

窓磨き用クリーナー、トイレ用洗剤

ふろ場のタイルの目地の漂白剤

掃除機のパック


次に、カレンダーと手帳を買いに行きたい

カレンダーは、どんなものでも構わない

ただ、日付だけのものでは

少し寂しいので

これは、職場に出入りの業者さんが

持ってきてくれるものの中から

吊り下げタイプのものを

一つもらえれば十分だ


手帳は、私はかなり凝りまくる方だ

まず、予定を書き込めるように

一月のカレンダータイプのページがあること

一言日記が書けるように

一日ごとに区切られたページがあること

最後のページに、たっぷり余白があること

できれば、地下鉄の路線図が載っていること


一昔前までは

ミスドの福袋を買うとついてくる

スヌーピーの手帳が、一番使いやすかった

おまけに

この手帳には、ドーナツの割引券が付いていた

だが、現在は

ポケモンになっているうえに

手帳には、ドーナツの割引券がついていない

なのでやむなく、書店で買うことにしているのだが


書店に行くと、これがまた

種類が多すぎて、迷ってしまう

猫の写真がたくさんついている

思わず微笑んでしまうもの


お金のたまる、金運手帳、というような

タイトルのついているもの

中身をみてみると

毎月のアドバイスのようなものがついていて

手帳を使っているだけで

貯金へのモチベーションが上がるようになっている


人気の占い師さんの作ったもの

毎日スペイン語が学べる

スペイン語のことわざなどの載っているもの

もちろん、単にシンプルなものもある


ひどく、迷ってしまうのだが

ともあれ、前述の三条件を備えているものを

探してみようと思っている


私の手帳は、家計簿も兼ねていて

一年間を一緒に過ごす

相棒、兼、秘書、兼、管財人のような

大切な存在なので

手帳選びには、思わず気合が入ってしまう

近所の書店で買うのも、悪くはないのだが

この際、12月にある

文具のイベントに行って

そこで一冊、選んでこようかな、とも

思っている


入場料のかかる、本格的なイベントなのだが

行ったことのある知人によれば

とにかく、見たこともないほどの品ぞろえで

欲しいものは、日記帳から

シーリングワックスまで

何でもそろう、しかも、ほとんど見たこともないような

面白いデザインのものがそろっている、という


ううむ、好奇心マックスで刺激されているのだが

行きたい、とは思うのだが

そのイベントの名が

「文具女子博」

……行きにくい

  というよりも、恥ずかしいのが先に立つ

  もし行ってみて、私一人、会場で

  徹底的に浮きまくったら

  さすがに、私も買い物どころではなく

  あまりに居心地が悪くて、すぐに飛び出すのではないかと

  思っているのだが

  だが、それでも

  手帳は、見に行きたい……










行くべきか、行かざるべき、それが問題だ、と

病気で、時間をもて余した夜の

実に明るい悩み事だ

「文具女子博」行くか、行かないか

あと15日ほど

のんびりと悩み続けようかと思っている







2024年11月19日火曜日

シニアに生命保険は必要か

 昨日以来、喘息の発作が出ている

薬が効いているのと

昨日の、ガンと寒くなった一日と比べて

今日は二日目で

体へのショックが少し軽くなったおかげで

外出や出勤はできないが

安静もどき、くらいの感じで

ゆっくりしていれば

なんとか、生活はできている


こういう時は、やることがないので

いろいろと、考えてみる

ただ、考えるネタは要注意だ

妙に、落ち込みやすいことを考えると

気分がダウンしてしまい

余計、発作を悪化させる


こういう時は、単純に

今後のマネー計画などを練り直すのが

一番良いと思っている


で、今日は、

今後の保険のことなどを、いろいろと考えて過ごした


保険といえば、生命保険

自分が死んだときに、保険会社から

保険金が下りる、という

一番、典型的な保険なのだが


あれは、必要ない

バッサリとやめてしまうことにした


というのも

私が死んだときに保険金が下りるのだから

当然、私は使えない

使うのは、私の息子夫婦と、孫ということになる

費用は、私の葬儀代と、火葬代

ということになるのだが


私はそもそも、大掛かりな葬式は

やらなくていい、と思っている

家族だけで、ひっそりと送ってくれればいい

義理で仕方なくやってきて

プロ野球の話で盛り上がるような

儀礼的な葬儀はいらない

通夜も省略、戒名も不要、となると

大体の相場は、火葬代も含めて

だいたい、40万くらいだ

それなら、ちょっと色を付けて50万

懸賞付きの、定期預金に入れておけばいい

これだけは、手を付けずに

私の葬儀代にするように、と

遺言書を書いて、棚の奥にでも放り込んでおく


……コツは、定期預金、というところだ

  定期預金は、解約するには

  銀行に行って、手続きをしなくてはいけない

  当然、印鑑も必要だ

  つまり、銀行の窓口の人に

  顔を覚えられる可能性が高い

  というよりも、銀行の防犯カメラに

  はっきりと映されて、姿形が残される

  ついでに、通帳に指紋も残る

  つまり

  財産を全額、定期預金にしていれば

  それだけで、強盗よけになるのである……


私は、生命保険が必要なのは

まだ、教育費のかかる子供がいて

一家の稼ぎ手に死なれては

路頭に迷う、という時期限定だと思っている


子供が就職したら、生命保険はやめて

その分、シニアの生活防衛に回す

これでよいのではないか、と思っている




2024年11月18日月曜日

わかってはいたが、つらい

 私には、喘息の持病がある

子供のころから、毎年

春と秋、季節の変わり目には

ひどい目にあわされ続けてきた


喘息というのは、咳が止まらなくなるだけではない

気道が細くなるのだ


気道というのは、簡単に言えば、気管のことだ

これが、勝手に狭くなって

空気を通しにくくなってしまう

なので、非常に簡単にいうと

後ろから、生かさず殺さずの強さで

ずっと首を絞め続けられている

努力しなくては、息が吸えない状況

これが、年に数回ある


一時期は、大人になってからは

かなり症状も良くなっており

少し、ゼイゼイいうだけで

なんとかなった時期もあった

ところが

手の施しようもないほど悪化したのが

数年前からだ


喘息は、気温の急激な変化から

発作が起きる

少なくとも、私の場合はそうだ

一日で、気温が十度以上変化すると

もう、体がもたない

まるで悲鳴を上げるように、発作が始まる


今までは、一日で十度変化することなど

ほとんどなかったが

ここ数年、それがちらほらと現れはじめ

特に、おととし以降は

十度変化することなど

ごく普通に起きるようになってきた


昨日と今日、気温は十度以上

差がある

ただ、今回はまだましの方だった

天気予報が、ずっと言っていたので

今週は、有給休暇をあらかじめとっておき

先週のうちに、強めの薬を出してもらい

……副作用があるので

  できれば使いたくはないのだが

  首を絞められるような感覚よりは

  はるかにマシなので

  現在、この薬のお世話になっている……

養生中心、安静中心で

とにかく、この数日を乗り切ろうと思っている


発作が収まったら

薔薇園に遊びに行ったときに買い込んだ

ローズウォーター入りの、ローズサイダーを

キンキンに冷やして

ふろ上がりに、一気飲みしよう

……発作の最中は

  息を止めて何かを飲むことはできないので

  一気飲み、ラッパ飲みは

  私にとっては、健康の象徴だ……

隣町のラーメン屋に行って

アツアツを、ずるずるとすするのもいい

それから、愛猫と一緒に

くたびれ果てるまで

追いかけっこをして、遊ぼう


この頃は、コロナも収まっているので

電話一本かければ、救急車も来てくれる

だから、大丈夫だ

確かに、楽ではないが

ブログを書くだけの、気力も体力もある

だから

うん、きっと

きっと、大丈夫だ








2024年11月17日日曜日

銀行から柿がひと箱、届いた話


今年も、もうそろそろ

届くころだと思っていた

銀行から、というか、正確には

信用金庫から、なのだが

柿がひと箱、とどいたところだ







タイミングよく、日曜の午前中

しかも、一つはちょうど食べごろになっていたので

昼食と夕食に半分ずつ

おいしくいただいた









柿は、皮をむいてそのまま食べても

なかなか美味だが

私は、甘さを控えめに

生クリームを泡立てて

8等分した柿を、さらに半分に横から切って

かき氷カップのような

ちょっと洒落たガラスの器に並べた上から

生クリームをどさりとかけた

「柿パフェ」にして食べるのが

一番好きだ

生クリームにとてもよくあって

柿とは到底思えない味わいになる


だが、柿の食べ方よりも先に

なぜ、銀行が私ごときに

こんなに立派な柿を送ってくるのか

その種明かしをした方がよさそうだ


もちろん、多額の預金を持つていたり

銀行の大株主だったりするわけではない

だが

毎月、11万で生活するシミュレーションをしているので

ボーナスは全く手つかず

給料も、11万をこえたぶんは

手を付けずに、預金に回している

その受け皿として、ちょっと変わった定期預金を選んでいる

というだけなのだ


その定期預金は

五年以内に、決まった額を積み立てて

100万円をめざそう、という預金で

題して「夢付き定期」

城南信用金庫で取り扱っている

これを契約すると

何か一つ、プレゼントを選ぶことができる

私の柿も、その一つだ


プレゼントは、6種類くらいあり

入会月によって、内容は毎月変わる

11月に入会すると、くだものなら

リンゴ、キウイ、

野菜なら

ジャガイモ、サツマイモ

ほかに、壺だし新茶、そば、梅干しなどから選べる


私が入会するのは、毎年12月だ

柿がプレゼントになるのは

12月だけ、ということに加えて

冬のボーナスを、まるまる預けてしまうので

都合が良いからだ


私は、株や投資信託など

投資系は一切やらず

銀行貯金一本なのだが

貯金の利子は、ひどく低い

だが、銀行もそのあたりは良く分かっていて

特別なプレゼントなどをつける

いわば、QOLをアップする預金を

作っている銀行が

特に、信用金庫には多いように思える


ほかにも、私はやってはいないが

宝くじを送ってもらえる口座

懸賞で宝塚の舞台観劇が当たる口座など

案外と、盛りだくさんだ


金利以外のお楽しみに興味のある方には

ぜひ、おすすめだ



2024年11月16日土曜日

兵庫県知事選・海外移住も本気で考えた方がいいかも

 いよいよ、明日に迫った

兵庫県知事選

この選挙戦を見ていて

場合によっては、今までの

「老後の生活の予定」をオールリセットして

本気で海外移住を

考えた方が良いような気がしてきた


この選挙は、異常だ

私は関東に住んでいて、兵庫県には

選挙権がないので

どの候補がいいと思う、というような

発言は避けようと思っているのだが

それとはまったく別のレベルで

「民主主義」が崩壊して「衆愚政治」になりかけている


選挙活動が、とにかく異様なのだ

最初は、兵庫県とは全く関係のない立花孝志が

デマを拡散して

選挙をひっかきまわしたことから始まった


前知事が、百条委員会でパワハラを認め

議員の全員一致で、失職

その大きな理由に

パワハラで、職員を二人も自死に追い込んだこと

業者におねだりをしたことなどが

あげられていた

業者は、おねだりをされたことを認め

業者から献上させた家具が、庁舎に備え付けられていた


それが、立花孝志が始めたのが

自死した職員さんへの個人攻撃

それが、内容がどんどん変わっていき

最初は、職員さんは不倫をしていた

次に、職員さんは不同意性交をした

……つまり、強姦魔だと言い出したわけだ……

それから、職員さんは犯罪者だといい

今は、職員さんはテロリストだと言っている

証拠があるのなら、まだいい

証拠がなくても、真実なら、まだいいだろう

だか、これが全くのデマだ

本人も、デマだと認めている

最初は、証拠はある

元副知事から、証拠を見せてもらったと

言っていたが

なんと、その元副知事が

それは嘘だ、私は立花氏とは会ったこともない、といい

立花孝志自身が、嘘でした、と白状した

嘘も方便だ、大目に見てくれ、というのだが

これは、公職選挙法違反にならないのか、と思う


強姦の話は、もっとひどい

犯罪の嫌疑があるなら

当然、警察が動くだろう

それが、その気配すらないことも

デマだから、なのだが

立花孝志が、亡くなった職員さんを

強姦魔だといった理由は

職員さんの顔が不細工だ

この顔では、不倫などできるわけがない

強姦したに違いない、という

めまいのしそうな理由だった


ほかにも

特定陣営の候補の支援者ばかりが

すでに7名

暴力行為で逮捕されている

普通の選挙では、選挙違反での逮捕はあっても

対立候補の支持者の首を絞めようとして

暴力沙汰で逮捕されるなど

聞いたこともない

それでいて、その候補は

暴力はやめましょう、と呼びかけるでもなく

知らん顔で、続けさせている


それに、私がどうしても引っかかるのは

野球のチームの優勝パレードに関して

地方銀行に補助金という名目で

公金を貸出し

寄付という名目でキックバックさせるという

違法な公金の扱いだ

私は、これが一番悪質な疑惑だと思う

職員さんが二人もなくなったのは、

確かに痛ましいことであり

それに関して、元凶から謝罪の一言もないのには

少し、思うところもないではないのだが

これは、あくまでも「民事」だ

牢屋に入るような性質のものではない

だが

公金の不正支出は「背任罪」という

犯罪の可能性が高い

事実、すでに刑事告発も受けている

場合によっては、牢屋に入ることになる事案だ

こちらの方こそ

釈明はないのか、と思うのだが

その候補と、支援者の話は

職員さんを非難するものばかりで

公金の話は、忘れたように一言も触れられない


自分の当選を目標にせず

他の候補を応援するために立候補する、というのも

実にひどいと思う

このやり口が通用するなら

今後、供託金を払える金持ちは

自分の応援のための候補をどんどん立候補させて

事実上、無制限の選挙を

金で買うことができるようになるからだ


さらに、特定の候補を

統一教会が支援している

今では、隠す気もなくなったらしく

統一教会が、堂々と公表している


デマと、暴力と、カルトと、死人に口なしの侮辱や名誉棄損

面白半分なのか、本当にデマを信じてのことなのかは

私にはわからないが

もし兵庫県の有権者の多数派がこの候補に投票し

この候補が勝ったら

あまり、考えたくないことが起きると思う


これで選挙に勝った、という実績ができれば

この方法が

「こうすれば選挙に勝てる」という

ロールモデルになるだろう

つまり

この方法が

「負けそうだった選挙に逆転勝利できた

 効果的な方法」として

ほかの選挙区に広まり

今後は、全国の選挙区で同じことが起きるだろう


私の選挙区でも

無責任なインフルエンサーが

特定個人を集中して個人攻撃をし

おかしいではないか、といえば殴りかかり

統一教会から人を送り込まれ

ネットではデマが拡散され

何が真実かわからないままに

選挙だけが行われ

結局、統一教会に都合のいい候補が

当選することになるのだろう


これが、日本の各選挙区で行われたら

統一教会に有利な政策ばかりが進んでいく

……現在も、その気配はかなり濃厚だろう

  その証拠に

  今年の秋に出す、と言っていた

  統一教会の解散命令はどうなった?

  今では、マスコミをはじめ、ほとんど誰も

  解散命令に触れることすら

  していないではないか?……

役立たずの『こども家庭庁」のような役所ばかりが

どんどん作られて

ろくな経済政策も取れなくなるだろうし

高齢化対策をまともにやってくれるとは思えない


と、なると

いざとなったら海外移住、は

一つの選択してして

最後の手段として

考えるくらいは、しておいた方が

よさそうな気がしてきた


ちなみに、これは完全に「たまたま」なのだが

私が今、勉強しているスペイン語には

DELEと言われる、スペイン政府による

スペイン語検定がある

この検定が、なんと、スペインに帰化するときの

条件の一つ、ともなっている

いままでは、ふぅん、そうなんだ、という程度の

興味でしかなかったのが

なんだか、妙な現実味を帯びてきている


ついでに、どうでもいいミニ情報だが

スペインでは、医療が完全に無料だ

年齢、性別など一切関係なく、無料なのである

なので

NHKスペイン語講座のアシスタントの先生は

日本に来て、一番驚いたこと、は

「お医者さんに行って、お金を払うこと」

「今でも、病院の支払機には慣れない」と言っていた

NHKの放送の、ミニトークコーナーで言っていたので

絶対に、嘘ではあるまい

となると、少し考え込みたくもなってくる


おあとがよろしいようで