2024年8月8日木曜日

南海トラフ・賢く怖れる

 起きる、起きると言われていた

南海トラフ地震が、とうとう起きた

気象庁が、南海トラフの危険地域の地図を

ネットで公表している

宮崎で起きた地震は、震度6

津波もあったと報道されている


危険と言われたら、1週間をめどに

すぐに避難できるように、と通知が出ている


巨大地震の可能性があるが

2時間をめどに、少しずつ可能性は下がっていくそうだ


私の住んでいる関東地方は

南海トラフの範囲外なので

私自身の命の心配は、とりあえずはないとはいえ

明日の出勤には、不安が無いとは言えない


防災用の備蓄は、とりあえずは浴槽に

水はためてあるし

簡易トイレは1週間分

キャットフードも2キロ袋が一つ

水は2リットルが14本

レトルトのアルファ米は20個

缶詰が5・6個

まず、なんとか買い占めはしなくても

暮らしていけそうではあるが


枕元には、避難用品を置いておこうと思う

それに、今、私が寝ている部屋は

家の中で一番涼しい和室に

夏用の寝ゴザを敷いて、薄い布団にしているが

この部屋の、巨大な座机には、家具の固定をしていない

これが夜中に地震で飛び上がり

私の腹の上にでも落ちてきたら、と思うと

なんとも、ゾッとした

とりあえず、暑いことは暑いが

普段の寝室に戻ろうと思う


宮崎の方々

トラフの範囲に住んでおられる方々のことを思えば

甘えているとしか、言いようがないのだが

やはり、怖い

特に、私は阪神淡路大震災の経験者だ

家は京都だったが

玄関がひずんで

ドアが開けられなくなるくらいには揺れた

そのせいもあるのだろう

地震に対しては、無力感が先に立つ

手放しで、怖い


明日、仕事に出かけるのはイヤだ、と

なんとか休めないだろうか、と

パニクりかけて、ふと思った


まるで、子供みたいだ


ここは、アラカンの見せ場

年の項の発揮どころ

奥歯をかみしめてでも、落ち着こうと思った


困難は分割せよ、という

私は何が怖いのか、分割して考えてみた


備蓄は、ある

飢えや渇きを恐れているわけではない


ライトも、非常用のラジオもある

情報不足を恐れているわけではない


猫のフード

これは心配だ、特に我が愛猫は

自分ではフード袋が開けられないのだが

多めにフードを置いておくと

全部食べてしまって、食べ過ぎで戻したりする

おバカなところがある

これは、明日、自動給餌気を買って帰ろう

それまでに、地震にならなければよいが

もし起きたら、これも運命と割り切って

ひたすら、家路を歩くとしよう

どう悪くても、翌日までには着くだろうし

猫も、1日だけなら何とかなるだろう


家は鉄筋だ

倒壊でつぶされる可能性は低い


海からも川からも遠い

津波の危険はない


ここまで考えて

私が怖がっているのは

ただ単に、地面が揺れること

揺れることで、不測の事態が起きること

火災などの二次災害に巻き込まれて

不測の事態に陥ること

だと判明した


どちらも、「不測の事態」

つまり、思いもよらない事態、のことだ

ということは、いくら心配したところで

予測がつかないのだから、手が打てない

要は、心配するだけムダなこと、だ

それなら、精神衛生上も

心配しないに限る、と

無理にでも、割り切ることに決めた


ただ、火災で死亡するケースの多くが

酸素不足、あるいは、火災で発生した

有毒ガスを吸い込んだことで

やけどによるケースは少ない、と

読んだことがある

明日は、スーツのポケットに

スーパーでもらったビニール袋を

何枚か詰め込んで

万一の時には、空気を集めて

無事に息ができるように準備して

通勤することにした


賢く怖れる

できる限りの準備は整え

できないことは、その場になったら考えようと

きっぱり割り切る


常に沈着冷静には慣れないが

沈着冷静を心掛ける程度には

「大人」でいたいと思っている


ちなみに、下の地図は

気象庁の発表した、震度予測だ

無駄にパニックにならない

賢く怖れる

地図を見ながら、声に出して

何度も繰り返し、覚悟を育てているところだ








2024年8月7日水曜日

月11万で家計を黒字にする方法・家計簿のつけ方編

 昨日、私の家計は月11万で

余裕に黒字になる、と書いたところ

家計簿の区分の仕方が良くわからなかった

もっと詳しく教えてほしいという質問を

結構、たくさんいただいたので

今日は、それについてちょっと書いてみようと思う


私の家計簿はかなり単純だ

項目は、3ケしかない

① 生活費

② こづかい

③ 自己投資 だけだ


生活費は、生活に必要な金額すべて

こづかいは、文字通りのこづかいだ

自分の趣味や、遊び、外食など、いわば「ムダ使い」だ

自己投資は、将来のためになる出資

例えば、私の場合はNHKのスペイン語のテキスト

FP試験の参考書、受験料

もし、スポーツジムにでも行き始めたら

ジム代は、ここから出すことになるだろう


これを、収入に応じて

大体のパーセンテージに分ける

生活費は70%

こづかいは10%

自己投資は20%が標準的な目安だ


と、ここまで読んできて

ピンときた方もいるかもしれない

この方法は、30年ほど前に大ブームになった

ファイナンシャルプランナー、横山氏の

「横山式、消・浪・投」の貯金法を

私なりに、バージョンアップさせたものだ


生活費を細かく細分化しないのは

一つには、あまり細かすぎると、続かないからだ

だが、もっと大きな理由は

月に使う金額が一定しない項目が多く

家計簿での財産管理がしにくいと思ったからだ


たとえば

服、靴などの衣料費だが

服というものは、毎月定期的に買うものではない

特に、通勤用の靴などは

一度買えば、数年は履いているが

くたびれて、買い替えるとなると

万単位で飛んでいく

これは、少なくとも私はなかなか予算が組みにくかった

医療費もそうだ

予測のつかないときに、突然なるのが病気

となると、毎月予算を組んでおくよりも

毎月、必ず黒字を出して

万が一の時用の、プール貯金を作り

そこから払っていく方が良いように思えた


そして、あとはダイエットと同じだ

一月の目標を数字で決めて

使い過ぎたら、引き締める

ゆとりがあったら、プチ贅沢をして

満足出来たら、残りの額はプール貯金に回す


いくつかアドバイスをすると

私の場合、保険は最小限に絞っている

医療保険と、葬儀代ピッタリの生命保険

なので、1月で3000円を切っている


私は家賃がないので、なんとかできているが

家賃のある場合は、11万では

かなり厳しいと思う

このケースでは

自己投資と小遣いを削るしかないだろう


外食は原則NGだ

どうしても食べたいときは

小遣いから払うようにする

生活費から払うのは

スーパーの惣菜まで

デパ地下の惣菜も、ゼイタクな嗜好品として

小遣いで支払うべきだろう


仕事には弁当を持っていく

というよりも

前の晩に夕食を多めに作って

冷蔵庫で保管して

朝、弁当箱に詰めるだけだ

ほんの数分で済むうえに

売っている弁当の倍くらい

生野菜を詰め込めるので

財布にも、体にも望ましい


冠婚葬祭費は削れないものもあるが

年賀状、お中元、お歳暮は

全部まとめて、60歳になったときに

「御挨拶じまい」をさせてもらった

特に、親戚関係のお中元とお歳暮は

高価なものをもらうと、ほぼ同額を

返さなくてはならず

現役時代も、地味に生活を圧迫した

これが無くなって、盆暮れは

完全に黒字化できている


11万には、11万の身の丈の暮らしがあり

20万には、20万の身の丈の暮らしがある

11万が、20万のまねをする必要はないし

まねできない生活はみじめ、というわけではない

そう、思っている


それで、楽しいのかと聞かれそうだが

たとえば

ハーゲンダッツのアイスクリームは確かに美味だが

私にとっては、この暑い時期には

ガリガリ君の方が、数段、美味に感じる

そういうことだ


人の好みは、値段にはよらない

この「ガリガリ君」に当たるものを

少しでも多く探そう

さあ、近所のスーパーを使って

私好みのものを見つける大冒険だ、

そう思うと、単調な日常生活も

少しワクワクしたりも

するというものだ


なので

私の小遣いの使い道は

完全に、私の好み、オーダーメイドとなっている

ちなみに

毎週金曜日のアフターファイブに

飲みに行く(コーヒーである、念のため)費用も

こづかいから出している


自己啓発費は、毎月余りがちだか

私の場合、ファイナンシャルプランナーの受験料が

バカにならないので

(二次試験だけで2万円する)

そのために、資金プールをしている

おかげで、高額な参考書なども

不自由せずに買うこともできている


私の家計管理術は

これに、スライド貯金を組み合わせたものだ

これも、おすすめの貯金法なので

いずれ、機会があれば、まとめてみたいと思っている





2024年8月6日火曜日

私の家計簿・1カ月11万で黒字にする法

 私の生活費は月11万だ

正直、給料はもう少しもらっている

だが、あえて11万でくらしている


理由は単純だ

私の厚生年金が11万だからだ

毎年、国から年金額を知らせてくれる

ハガキが届くので

将来の収入は、確実にわかる

月に11万は、なにがあろうと確実に手に入る

ありがたいと言えば、ありがたい


なので、とりあえず、今から年金額の11万で生活して

定年後のシミュレーションをしてみようと思った

仮に、赤字が出たとしても

給料をもらっている今なら、なんとかなる

これが、年金しかもらっていないとなると

貯金を崩さざるをを得なくなるが

それだけは、何としても避けたい


で、しばらく暮らしてみた結果だが

十分に、黒字が出ている

さすがに、35万円かかる歯の治療代だけは

別口にして、ボーナスで払ったが

それ以外は、ブチ贅沢をしても

一人暮らし、11万なら十分黒字だ


まず、光熱費とパソコン・スマホは

2万5千円以内に収める

格安スマホにしてから

かなり楽にはなっている


残額、8万5千円は

大きく、使い道によって

3個に分け、それぞれの額を割り振る

こづかいに1万1千円

自己投資に2万2千円

生活費に5万5千円


食費は自炊なので、3万円もかからない

レタスは半分なら100円もしないが

一度買えば、一週間は食べられる

毎朝の朝食のスムージーも

スムージーメーカーを千円くらいで買えば

バナナ、ヨーグルト、ミルク、ブルーベリーで

一杯の原価は100円くらいだろう

私の好きな肉は、鶏の胸肉

100グラム39円で売っている

毎日欠かさず食べている、大好物の豆腐は

1丁100円もしない、しかも半丁くらいしか食べないので

夕食のおかずは全部合わせて300円以下だろう


ときおりのブチ贅沢に

ノンアルコールカクテルをよく作る

だが、ノンアルコールのビールと

ジンジャエールなどを使うだけなので

見た目はゼイタクだが、原価は110円くらいだ


CDは、近所の図書館で借りることが多い

案外と「さばけた」図書館で

私の大好きな、中島みゆきと、美輪明宏のアルバムが

全部そろっているのがうれしい

クラシックはもちろんのこと

懐かしの「ジェットストリーム」までそろっている

これを借りてきて、パソコンに取り込めば

ちょっと、追いつかないくらいに

毎日毎日、自分好みの曲が聴ける


トドメに

今は、受験勉強で忙しく

仕事以外の時間は、すべて勉強に費やしている

土日は、図書館通いで勉強だ

おかげで、クーラー代もあまりかかっていない


こづかいで、自分用のブチギフトを

毎月ひとつ、買ってはいるが

予算は二千円くらい、と決めている

映画、カラオケ、喫茶店などにも

ちょくちょく行くが

1万円の予算なら、かなり遊んでも

半分以上黒字になることが多い

黒字は貯金しておいて

3万円をこえたら

小旅行に出かけることにしている


衣類は、肌着だけは新しく

さっぱりしたものを、多めに買っているが

それ以外は、ユニクロをはじめとする

「プチプラ」で着回しのできるもの

流行の無い、定番を中心に

増やし過ぎないように、クローゼットをチェックしながら

古いものを買い替える要領で購入している


と、なると

11万で、十分にブチ贅沢な暮らしができる

しかも

最低限、65歳までは仕事をするつもりなので

その分は、老後資金用に貯金もできる


私はかなりの楽天家なので

割り引いて聞いてほしいところはあるのだが

やはり、私のシニアライフは

かなり、ばら色度の高い生活になりそうな予感がしている







2024年8月4日日曜日

徹底解説・新NISAで老後資金は正しいのか?

 昨日、「やっぱり危なかった新NISA」

という記事を書いたら

かなり多くの数の質問をいただいたので

お答えを兼ねて、新NISAについて

ちょっと、解説のようなものを書こうかと思った


NISAは新・旧どちらも

ファイナンシャルプランナー試験の重要な出題範囲で

現在、なんとか1級の学科試験を突破し

実技試験に向けて、悪戦苦闘している身としては

マネー雑誌プラスアルファくらいの知識は

あるのではないかと、うぬぼれている

少なくとも、間違ったことは書いていないだろうと思う


新NISAというのは

証券会社に『新NISA口座』を作り

その口座内で

株の売買をすれば

株で利益をあげたとしても

税金を免除してあげます、という制度にすぎない

なので、「NISA」という商品があるわけではない

あくまでも、株の売買だ

なので、新NISAをやっている、というより

「株をやっている

 税金は、新NISA制度で、節税をしている」というのが

正しい言い方だ


なのに、なぜそう言わないかというと

ここから先は、私の推測だが

「株をやりなさい」というと

「危険ではないか」というリアクションが

必ず起きるからだと思う

少なくとも、私の世代では

株価が狂乱状態で値上がりし

一夜のうちに暴落した

あの、バブル崩壊で

ひと財産をなくしてしまった人が

決して少なくないと思う

その人たちに、もう一度株をやらせるには

「株」という言葉を

カッコいいけれど、よくわからない横文字に置き換える

イメージ戦略が必要だったのだと思う


税金は、かなり安くなる

通常は、株のもうけに20。42%の

税金がかかってくる

これが、新NISAでは、ゼロになる


だが、うまい話には、必ず裏がある

新NISAもそうだ

通常の株の売買なら

株で損をした場合、ほかの税金をオマケしてもらえる

だが、新NISAを使っている人は

税金のオマケが、全くない

びた一文安くならないのだ

例えば

給料を年収350万もらっている人が

毎年、税金を30万収めているとする

仮に、新NISAで買った株が100万暴落し

赤字を出したとしても

この30万の税額は、びた一文安くならない

350万の年収で、株で100万損を出せば

実際は、250万で暮らさなくてはいけない

それだけでも、悲惨だというのに

250万の生活費の中から、30万の税金を払うことになる

これは、かなり苦しい


さらに

新NISAの中には、単なる株の売買部門に加えて

積み立て専門の部門もある

「積み立て投資枠」と呼ばれているものがそれだ

ここでは、株そのものを買うことはできない

ここで買えるのは、投資信託

つまり

要は、業者が株や債券を組み合わせて

アソートにした商品を

買いためていく、という部門だ

これは、果物を買う時を想像してもらえると

近いイメージができると思う

イチゴならイチゴだけを買いたい、というのが

株を買う時のパターン

果物屋さんがすでに

フルーツバスケットを作っていて

そのバスケットを買う、というのが

投資信託のパターンだ

その中の一種類、例えば、果物かごの中の

オレンジが気に入らない、パパイヤに変えてくれと

言っても、できないように

投資信託の中身を買えることはできない

全く別の投資信託を買うか、やめるかのどちらかだ


投資信託、つまり、株、定期貯金、債券などの

アソートパックでも

株が入っているものがほとんどだ

株が暴落すれば、投資信託も元本割れをする

確率が非常に高くなる


株の入っていないアソートパックを選ぶこともできる

だが、それだと定期貯金がメインのパックになるので

どうしても、利率が低くなる


しかも、投資信託は

証券会社がアソートパックを組み

専門家が運営するので、手数料がかかる

定期貯金をメインにした

安全、安心な投資信託では

この、手数料分の利益が出ないことがある


つまり、預けた元本が減ってしまう可能性が

どうしても付きまとう


これを、年を重ねて判断力の鈍ってきた

高齢者がやるのは、やはり、どうかと思う

私個人の意見としては

投資は、生き馬の目を抜くタイプの人が

売る、買う、損きりをする、待つ、の

正確で素早い判断のできる年齢の時に

やるものではないかと思っている


もう一つ

老後資金の特徴は

「絶対に、失敗ができない」ということだ

それもそうだろう

入居している施設の、毎月の入居費を

株で溶かしてしまったら

その次の月から、住む場所が無くなる


NISAを含めて

株に限らず、投資一般は

この、「溶かしてしまう危険性」がついて回る

安全と言われている、国債や社債でも

溶ける危険性はゼロではない

……なので、その国や会社が

  どれだけ危ないかを格付けする

  「格付け会社」というのがあるわけだ

  「格付け」というと、現代では

  お正月に、ガクトがやっている

  芸能人の格付けの方が有名だが

  本来は、「この会社や国に投資して

  お金が戻ってくるだろうか」を

  判断するためのものだ……


話をもとに戻すと

絶対に溶かしてはいけない老後資金と

溶ける危険性がついて回る投資とは

究極に、相性が悪いように思う

どうしてもやりたいときは、スッてしまっても困らない

いわば「遊び金」以上を使うのは

大変に危険なことだと思う


少なくとも、私は老後資金は

新NISAを使う気は全くないし

ファイナンシャルプランナーとして一番、

尊敬もし、ファンでもある

森永先生(「ザイム真理教」の著者)や

荻野先生(ワイドショーのコメンテーターで

    よく出ている、女性の眼鏡の先生)

お二人とも、現在の株式状況は

ゆがめられているので、手出しはしないと言っておられる

私一人の、臆病風、というわけでもなさそうだ


投資は、政府が強く勧めていた

確か、投資イン岸田、のような

妙なキャッチフレーズまで作り

「一億総株主」

「貯蓄から投資へ」

「投資で所得倍増」などと

派手なスローガンを掲げていた

……それでいて、暴落したら

  「投資は自己責任ですよ」(笑)

   では、あまりにも冷たいのではないか、という

   気もしているのだが……

なので

胡散臭い、と思っていた

そもそも、現在、政府が「高齢者の問題点」

として、指摘しているのが

「高齢者は貯金をため込んで、使わない」ことだ

60代以降の貯金額が巨額になっていて

散財をしないため、経済が回っていない、というのが

その言い分なのだが


私に言わせれば

老後には3000万円なくては破綻する、と

言っていたのは政府ではないか

年をとってからの貧困はつらいので

生活防衛のための資金を確保しているだけなのに

一体何を言っているのだ、と思うのだが


この先は、私の邪推だ

政府としては、高齢者の貯金を使わせる方法に

あれこれ頭をひねった末に

新NISAを作り出したのではないか

私は、岸田総理があまり好きではないこともある

「新NISA 政府の陰謀論」を唱えている

ただ、岸田総理が好きではないので

政府がやれ、と勧めたことは極力避ける、という

方向性で来たおかげで

今回の暴落でも、傷を負わずに済んでいる


以上、長々と書いてきたが

私の結論は

「老後資金を新NISAにするのは止めた方がいい」だ

ただ、あくまでもこれは私個人の結論なので

どうぞ、ご判断はご自身で、よく考えて

それからになさっていただきたいと思う

それにしても

あれだけ投資をあおっておいて

暴落したら、「投資は自己責任」では

あんまりではないか、とは思う

2000円を超える大暴落

せめて、上手な軟着陸をして欲しいと思っている







2024年8月3日土曜日

やっぱり危なかった新NISA

 私がとっているのは、朝日新聞だ

ここは、慰安婦の問題やら

秋篠宮家に妙に肩入れすることやら

言いたいことは、いろいろとあるのだが

私の叔父が勤めていたことと

連載小説が面白いことから

なんとなくやめられずにいる


今日の一面の見出しは

やはり、株価の急落だった

2000円以上の下落、正確には2216円という

約40年ぶりの大きな下げ幅で

史上でも二番目の額だという


とっさに

今年、新NISAをきっかけに

株を始めた、と言っていた知人、数名の顔が浮かんだ


私個人としては、やっぱり、という感想しかない

そもそも、今までの株高が異常だった

バブルの頃と比べても、明らかに経済状態は悪く

値段が上がる要素はなにも無いように思えた

それが、年始からすぐに

経営状況が良くない分野の株まで

全て上がっていった

新NISAで金融市場に入ってきた個人投資家の

影響だろうと言われるほどで

正直、これはちょっとアブナイ、と思っていた


知人たちからは、さんざん、頭が固いだの

新しいことにチャレンジできなくなるのは老害だ、だのと

からかわれはしたのだが

老後の資産を株には、特に、今の株には

つぎ込もうという気にはならなかった


そもそも、新NISAなどと、横文字を使っているから

なんとなく、安全で最先端のように見えるが

これは単に、株の売買のことだ

株の売買で儲けた利益にかかる税金を

オマケしてあげますよ、という制度にすぎない

そのうえ、これは一見、お得な制度に見えて

トンデモナイ裏がある

株で損をしたときの話だ


通常、本業でもうかっていても

株で赤字を出した場合は

国に収める税金は、株で損をした分だけ

オマケして、安くしてもらえる

これを、税法では「損益通算」という


新NISAでは、損益通算ができない

会社からの給料が300万なら、

300万のぶんのぜいきんを払わなくてはいけない

たとえ、新NISAで200万の損害をだしても

それはそれ、これはこれ、税金は税金だから

全額払ってくださいね、というシステムなのだ


それもあって、私は新ISAには手を出さなかった

それに、そもそも、今まで本格的にやっていた人は別として

「高齢者の財産運用には株はすすめるべきではない」

というのが、鉄則中の鉄則

どの程度の鉄則かというと

ファイナンシャルプランナー試験の

3級(一番下の級)で

出題されている程度の鉄則だ

その理由は

「投資に絶対安全、絶対確実なものは存在しない

 万一、損害が発生した時に

 役職定年などで、減給になっている可能性の高い高齢者には

 やり直しができず

 老後の資金計画に大きな影響を及ぼしかねない」からだ


それなのに、政府が先頭に立って

投資をあおっている

私は、岸田総理があまり好きではないので

とてつもなく、意地悪な見方をしてしまうのだが

実を言うと、この新NISAも

政府が高齢者のフトコロに手を突っ込んで

老後資金の貯金を狙いに来たように見えていた


とはいえ

2020円以上の株価下落ともなれば

投資家にも、企業にも、影響は大きい

思うことはいろいろあるにはあるが

少しでも無事な

緊急着陸になるよう、祈るばかりだ







2024年8月2日金曜日

パリ五輪・今度は性別騒動

 それにしても、今回の五輪は

本当に、あれこれとスポーツ以外の話題が

多い大会だと思うのだが


今度は、性別判断の問題まで出てきた

女子のボクシングで、XY染色体の選手が出場

相手の選手が、身の危険を感じて、試合を棄権

染色体がXYなら男ではないか

それはあまりにもひどいだろうと

大騒動になったようだ


まず、事実を確認しておくと

この選手は、いわゆるトランスジェンダーとは違う

性分化疾患で、生まれたときから外見は女性で

本人も自分を女性だと思い

周囲からも女性として育てられてきた


つまり

人体というのは、一番最初は全員が女性体で

作り出される

それが、成長していくとともに

Y染色体の中にある

いわば、「男性パーツ」が発動しはじめ

男性の体に変化していくわけなのだが

中には、Y染色体はあっても

何らかの理由で、「男性パーツ」が動き出さず

そのまま、女性の体で生まれてくる子がいる

これが、「性分化疾患」で

この選手の場合は、これに当たる


あまりにも強いので、染色体を調べてみたところ

XYという、男性型だったため

「貴方は男だから」と

女子ボクシングの世界選手権には参加を認められなかった

だが

オリンピックでは、性別の判断は

世界的な公的身分証明書である

パスポートの性別を使う、としているため

女子ボクシングの試合に出ることができた、というわけだ


これは、相当難しい問題だと思う

少なくとも、トランスジェンダーの元男性が

「心は女の子だから」と言って

女子の大会に出てくるのとは、全く違う

ずっと、女性として生きてきた選手が

いきなり、女性であることを否定されるというのも

かなり、残酷な話だと思う

自分の人生を、赤の他人からそっくりそのまま

否定されるようなもので

大変なショックだったことだろう


それだけではない

自分のせいでは無いことで、一方的に

努力を重ねてきたスポーツを禁じられ

試合に出ることさえできなくなる、

納得できないのも、よくわかる


だが、スポーツはどうしても体力や体格に恵まれた人が

とてつもなく有利になる

そうなると、男性の染色体を持っている選手が

女性の染色体の選手と戦う

特に、今回はボクシングである

いわば、殴り合いだ

これに参加しようというのは、やはり

平等に欠けるのではないか、と言いかけて

ふと、思いつき、調べてみた


この選手は、昔からそんなに圧倒的に強かったのだろうか

もし、登場した時から別格

考えられないほど強かった、というのなら

これは、Y染色体のおかげだろうが

もし、そうでなければ

選手個人の努力の方が大きいのではなかろうか、と

思ったからだ


調べた結果は、かなり意外だった

この選手は、東京五輪にも出場していた

成績は、五位

メダルにも手か届いていなかった

しかも、以前、この選手に勝ったことがあるのが

日本の選手なのだ

オマケに、テストロゲンというホルモンも

規定数量以内

となると、この選手の強さのかげには

染色体以上に、個人の努力かあるようにも思えるのだ


なので

少なくとも、もっと丁寧な分析が必要だし

単なる分析だけではなく

この選手と、それ以外にもたくさんいると思われる

性分化疾患の人達にも

配慮をした、「人にやさしい」結論であって欲しいと思う


なので、私の結論としては


オリンピックの適切な運営をする責任は

IOCにある

この選手の性別に関しては

現実に問題が起きており

ボクシング委員会は一つの結論を

出していたにも関わらず

ボクシング委員会の話を聞く場すら設けず

性別はパスポートによる、と

かなり荒っぽく、無茶苦茶な判断を下したIOCが

一番悪い


オリンピックの運営の責任があるにも関わらず

性別の競技に与える影響は

単なる競技の面だけではなく

対戦する選手の

「男と戦うのか」という不安や恐怖感などの

メンタル面もあると思う

十分な調査も、広い議論も必要だろう

そのうちの、何もしなかったIOCは

何らかの責任をとるべきだと思う


そこで

敗者復活戦の評価を格上げできないか、と思う

今回に限り

XY染色体の選手と戦って敗れた相手は

全員参加を認め

……通常は、三回戦まで勝ち残らないと

  敗者復活戦には出られない……

敗者復活戦の勝者は、

通常ば銅メダルしか与えられないが

金・銀・銅の全てのメダルを授与するように

してはどうかと思う


少なくとも、これは選手本人には何の責任もなく

問題なのは、IOCとバッハ会長なので

最低限、SNSで選手を誹謗・中傷したり

他の性同一性障害の人が

偏見の目で見られたりする事態には

ならないと良いと思う










2024年8月1日木曜日

毎月の楽しみ・プチギフト

 毎日の生活は

楽しぐ過ごせている方だと思う

役職定年になり、給料は減ったものの

その分、時間が出来て好きなことができる

やりたかったことにもあれこれチャレンジし

今回は、資格試験の勉強で

受験生気分まで、味わえている


となると、幸せの絶頂で

来る日も来る日も高笑い、と言いたいところだが

それでも、ゼイタクなもので

どこか、ダレてくるところがある

しかも

一人暮らしだと、どんなに頑張って

何かに成功したところで

褒めてくれる人がいるわけでも無い、となると

なんとなく、生活にハリが無くなってくる


そこで

毎月、小さなイベントをすることにした

題して「ブチギフト・デー」だ


実は、このアイデアは私が考えたのではなく

年若い女性の同僚が教えてくれたコミック

「メンタル強め美女 白川さん」に出ていた

アイデアなのではあるが


1000円から2000円くらいの予算で

毎月一つ、自分用のプチギフトを考え

決まった日に、ギフトを自分にプレゼントする

「今月も、よくやった」

「あの、やる気ゼロの日々を、良く乗り越えた」

「こんなにインフルが流行っていても

 健康に過ごせたあなたは偉い」

そう、心の中でいいながら

毎月、毎月、私にプレゼントを贈る

夕食も、ちょっとばかりごちそうにする

場合によっては、愛猫も

スペシャルご飯にして

一緒に祝う


実は、このところ大活躍している

スムージー作り機も

数か月前に、自分用のプチギフトにしたものだ

これは、我ながら大ヒットだった


今月は何にしようか、と迷った挙句

夏用の入浴剤と、石鹸のセットにした

石鹸、と言っても

花の香り、果物の香り、透明のもの、カービングの施されているもの

天然オリーブのもの、といろいろある

私は、少しばかり少女趣味ではあるが

アロマが大好きなのだが

あいにく、猫と一緒に暮らしているので

アロマは使うことができない

なので、その代わりもかねて

香料入りの石鹸を各種取り揃えて

気分に合わせて、あれこれ使っている

特に、夏場は汗をかきやすく

シャワーを使うことが多いので

石鹸の出番も増えてくる


入浴剤は、湯上りに汗をかかないように

さわやかなメントールのものにしている

これで、真夏の至福のバスタイムを楽しみ

湯上りには、野菜のスムージーを一気飲み


まさに、極楽だ

ちなみに、同じく大活躍するバスタオルは

先月のブチギフトにした

まさに、最高尽くしで

おかげさまで、毎晩快眠できている


自分の欲しいものなので

使っているのも楽しい、見ているだけでも楽しい

おまけに

何をプレゼントしようか、と考えるのも楽しいし

自分で自分をほめている間も、幸せだ


誕生日は、年に一度しか来ないが

ブチギフト・デーは月に一度来る

それに、ブチギフト・デーに称えられるように

少し、きっちりと暮らしてみようかな、と思うので

ますます、QOLが上がる、というものだ


もしよろしければ、ごいしっ所にいかがだろうか?



2024年7月30日火曜日

パリ五輪・阿部詩ギャン泣き、どう思う?

 もともとスポーツにはあまり興味はない

だが、七時のニュースなどの

スポーツコーナーで取り上げられる程度には

知っている


パリ五輪のニュースで

柔道の阿部詩選手の号泣画像を見た


事情をまとめると

柔道の二回戦で負けた阿部選手が

畳から降りた後

幼児が泣きわめくような勢いで

3分間にわたって泣き叫び続け

コーチがなだめてもどうにも止まらず

次の選手も入場できなくなり

試合の進行まで滞った、というのだ


これが、感動した、もらい泣きした、という意見と

みっともない、泣きすぎ、という意見と

賛否両論なのだそうだ

私としては

悔しいのは分かる

泣きたくなるのもわかる

だが、あの泣き方は、ちょっといただけないと思っている


勝負なのだから、勝つ人もいれば負ける人もいる

むしろ、五輪ならば

勝つ人はたった一人で、あとは全員負けだろう

阿部選手が勝った時にも

負けた選手はいたのだ

だが、試合の進行を止めるほど

泣き叫んだ選手はいなかったはずだ

阿部選手の負けた試合は

誤審でも何でもない、誰の目にも鮮やかな負け

相手の選手は、世界ランキング1位

つまり、阿部選手より強い選手だ

ならば、しかたが無かろう


それに、そもそも五輪というのは

世界中の人々が

同じルールの下で全力でスポーツを楽しみ

互いに友好と平和の礎としよう、という精神で

行われるスポーツ大会のはずだ

……すくなくとも、建前はそうだ

  私は、一時期、東京五輪のボランティアに応募していて

  (途中で辞退したが)

    研修で、この「オリンピック精神」を

  徹底的に叩き込まれたので

  この点だけは間違ってはいないと思う……

メダルを目標にしていたのは分かるが

どうにも、「オリンピック精神」に

ふさわしい行動には見えない


「礼」の点でも引っ掛かる

私には息子がおり、高校まで剣道をやっていた

その時の、道場の師範に叩き込まれたのが

剣道に限らず、茶道や華道でも

「道」とつくものは

単なるスポーツや技術とは違う

精神の鍛錬と、人格の修養を大切にしている

まず

「礼に始まり、礼に終わる」

道場の師匠にも、同輩にも、むろん、対戦相手にも

礼を失することは絶対にしてはならない

ということだった

その道場は、特に厳しかったのかもしれないが

公式試合などの、遠征に行くときでも

電車の座席には、絶対に座らせなかった

重い防具と竹刀を抱えて

君たちは、普通の人達より体を鍛えて、体力がある

だから、座席は他の人達に譲ってあげなさい、と言われ

邪魔にならないように、礼儀正しく

吊革につかまっていた


それと比べると

あのギャン泣きの間

離れたところで、退去しなさい、という

ジェスチャーをしていた係員に対しても

入場できなかった、次の試合の選手たちにも

勝った相手に対しても

礼を欠いていないかと思ってしまう


一生懸命、数年をかけて頑張ってきた、のは分かる

だが、そんな人は世の中には、ザラにいる

司法試験などは、10年かけて勉強し続けて

やっと合格した、という話をよく聞くが

だからと言って、合格発表の会場で

ギャン泣きしている人がいるとは、聞かない

それに、努力せずに五輪に出てきている選手など

一人もいないのではなかろうか


それに、私が一番、困ったな、と思ったのが

日本人のイメージダウンにつながらないか、ということだ


多くの日本通、と呼ばれる外国人

特に、南米系の人から良く言われるのは

小泉八雲の「日本人の面影」や、新渡戸稲造の「武士道」

に感動しました、という誉め言葉だ

特に、小泉八雲の「日本の面影」は

私の知人の外国人は全員が読んでいた


長いが、ちょっと引用してみる

引用部分は、わかりやすいように色を変えて

青にしている


日本人の微笑について


相手にとっていちばん気持ちの良い顔は

 微笑している顔である


 だから、両親や親類、先生や友人たち

 また自分を良かれと思ってくれる人たちに対しては

 いつもできるだけ

 気持ちのいい微笑みを向けるのが

 日本のしきたりである。

 そればかりでなく、広く世間に対しても、

 いつも元気そうな態度を見せ

 他人に愉快そうな印象を与えるのが

 生活の規範とされている


 たとえ心臓が破れそうになっていてさえ

 凛とした笑顔を崩さないことが

 日本人の社会的な義務なのである


 反対に、深刻だったり

 不幸そうに見えたりすることは

 無礼なことである


 好意を持ってくれる人々に

 心配をかけたり

 苦しみをもたらしたりするからである」


なんだか、引用していて冷や汗が

出そうになつてきた

しかも、まだ続きがある


「例えば、初産の子供を亡くした母親が

 葬式ではどんなに激しく泣くとしても

 微笑を浮かべて

 子供の死を報告するだろうと思われる


 しかし、この笑いは

 自己を押し殺しても礼節を守ろうとする

 ぎりぎりの表現なのである


 この笑いが意味しているのは

  ゛あなたさまにおかれては

   私どもに不幸な出来事が起こったと

   お思いになりましても

   どうぞ、お気を煩わせませんよう

   お願いいたします

   失礼も顧みず、このようなことを

   お伝えいたしますことを

   お許しください‘’

 という内容なのである」


ちょっと美しすぎるが

これが、外国の「知日派」の人達の

日本のイメージなのは事実だ

道理で、あのギャン泣きに

外国人らしいカメラマンが

興味津々で、何人も集まってきて

アップで撮っていたわけだと思う

今まで信じられていた凛々しい日本のイメージを

たった一人で

完全に打ち砕いてしまったかもしれない、となると

どうも、単純に共感など、できなくなってしまうのだ


泣くなとは言わない

大いに、悔しかったことだろう

だが、泣くなら人のいないところで

せめて、控室あたりで泣いて欲しかったものだと思っている






2024年7月29日月曜日

ファイナンシャルプランナー・勉強の合間の楽しみ

ファイナンシャルプランナー1級の1次試験を

合格点プラス1点というギリギリぶりで合格し

9月8日の二次試験に向けて

毎日、コツコツと学習を積み上げる毎日だが


さすがに、暑い

仕事から帰ってきて、いくらクーラーをつけても

ぐったりとしてしまって

なかなかテキストを開こう、という気にもならない

なんとなく、中だるみ状態なのだが


二次試験の受験料は、2万円だった

これを、泣く泣く支払ってきたばかりだ

2万円といえば、新幹線を使わなければ

自宅から熱海まで

足代を含めて往復し、会社の保養所で1泊できる

それだけの額を払っておいて

落ちました、というわけにはいかない

絶対に受かってやる、とは思うのだが

なかなか、テキストに手が伸びない


こういう時の、楽しいイメージトレーニング

早く言うと、「現実逃避の妄想」

私はたいてい

「合格した後に、何をしようか」と考える

遊びに行くプランは少し置いておき

資格を生かした、サイドビジネス

具体的には、有料メルマガやYou Tube の

動画配信をしよう

内容はどうしようか、とプランを練る


メルマガとYou Tube は別の方がいいだろう

メルマガは、月に二回、500円は高いかな、300円にしようかな

内容は、自分の関心に合わせて

「老後破産を防ぐ・おひとり様シニアのマネー計画」

月に二回だから、年で合計24回

絶対に欠かせないのが

「退職金の使い方」

「年金大調査」

「介護保険の利用方法」

「再就職の仕方」

「お金を使わず生活を楽しむ」

あたりだろうか


You Tube では、もっと幅広く

「誰でもできる貯金マニュアル」

「新NISA やる?やらない?」

「投資信託つて、何?」

等にしようか


あれこれ考えているうちに

頭の中の「エンジンがかかってくる」状態になってくる

だんだん、気持ちが温まってきて

さあ、やるぞ、と

高揚した気分で、テキストを開けるようになってくる


こうなったら、しめたものだ

ついでに、BGMはネットで見つけた

「ドラゴン桜」のテーマ

阿部寛扮する主人公が

生徒と一緒に東大を目指す物語

数年前のドラマだが、ストーリーが大好きだったのと

荘厳で、力強く、「アガル」音楽が

ココロの弱ったときにはピッタリなので

勉強の友として、愛用している


あと一カ月、頑張るぞ

ちなみに、テーマ曲自体は短いので

1時間に編集しなおしているのが、これだ

パワーをもらいたい方は、ぜひ聞いてみてほしい

実に、おすすめだ





2024年7月28日日曜日

蓮舫サンと「こまた」

 東京都知事選が終わって

早くも、三週間近くなるが

私は、今でもまだぐスグズと

蓮舫サンの率いる東京都が見たかったと

諦めきれずにいる


そもそも、ずっと昔から

蓮舫サンのファンなのだ

あまりにもミーハーで、少し恥ずかしいのだが

人生初、わざわざ銀座まで

街頭演説会にも出向いていった


といっても

たまたま、銀座に行く用事があったので

ついでに演説も聞いてきた、という方が

正確かもしれない

……ちょうど、コーヒーを切らしていたのだ

  私は、ドリップコーヒーは

  銀座にある、「澤井コーヒー」の

  福袋のものを飲む、と、ほぼ決めている

  別に、グルメを気取っているわけではない

  単純に、足代を出しても、なお安く

  それでいて、とても美味で

  驚くほど香りが高いのだ


  福袋は120袋くらいの、大容量だが

  私の職場は、クーラーの温度が非常に低く

  私はホットのドリップコーヒーを

  一日三杯くらい飲まないと

  凍死でもするのではないかと思うほど

  寒くて寒くてたまらなくなる

  なので、この大容量も

  二カ月くらいで、きれいに消費しきってしまう


  気になるお値段だが

  なんと、1杯分20円くらいだ

  これは、近所のスーパーで売っている

  ドトールのドリップの半額くらいだ


  それでいて、さすが銀座のコーヒー専門店

  私に言わせれば、

  スタバやターリーズよりは確実に美味だ

  それに何より、香りが高い

  飲み切らずに、少しマグカップに残したまま

  机の上に置いているだけで

  ささやかな「癒し」になるほど

  良い香りがしている


  どの銘柄も美味しいが

  特に、苦みの強いものは絶品のように思う

  私の一番の好みは「ビタークラシック」が

  ありがたいことに、一番よく福袋になりやすい銘柄だ……


コーヒー福袋のついでながら

演説は、いわゆる「かぶりつき」で聞いてきた

前から三番目くらいの場所だ


演説は、最初から最後まで全部

というよりも

蓮舫サンが登場する前の応援演説

……これが、豪華なことに立憲民主党の元代表

  枝野サンだったのだが……

ここから、通しで聞いてきた















職場の同僚に言わせると

蓮舫サンは、悪くはないけれど

攻撃的で、怖いから、「俺的にはパス」

なのだそうだが


実を言うと、私にはどこが怖いのか

全く、ピンとこない

怖いどころか

むしろ、小気味よくて痛快な話し方に

聞こえるのだ


この人は

思ったことを、はっきりという

意見を言う時には、白黒はっきりとつける

反論したいときには、感情的に相手を罵倒するのではなく

筋道をつけて、理路整然と話を進める

やはり、カッコいいなぁ、と

思ってしまう


大学時代に、一時ディベートにはまっていたことがある

ディベートの話し方には

一定のマニュアルがあるが

蓮舫サンの話し方は

まさに、これに当てはまる

「当てはまる」を通り越して

ディベートの教科書のサンプル、と

言っても良いくらいだ


私としては、むしろ「推し」に近いだうう

どうしてこんなに、バッシングされるのだろうと

ぼんやり考えていたら


なんだか、思い出してきた

考えてみれば

小学校くらいから、変にふにゃふにゃ、クネクネした

いわゆる「ぶりっ子」は好きではなかった

蔦か何か、つる性植物を見るようで

どこか、イライラした

同じ植物なら、ひまわりのような人のほうが好きだっが

当時から、妙な趣味といわれ

大学に入ってからは

春琴抄みたい(無礼な!!)とからかわれたものだった


フジテレビの女子アナ全盛のころも

安藤優子さんのニュースの方が好きだった

一時は、コロナの女王、岡田先生の解説も楽しみにしていた

ファイナンシャルプランナーの勉強を始めたのも

いい年をしてミーハーだが

森永先生と、荻野先生への

そこはかとない憧れも一因ではある

草笛光子サンは、主演の映画を見に行くほど好きだ

だが、もっと好きなのが岩下志麻サン

主演の「極道の妻たち」シリーズは全部見た

高校時代の一番の楽しみは

漢文の時間に、先生がきりりと教科書の

音読をしてくれるのを

聞いている時間だった

……史記の、項羽の死のあたりなど

  特に凛々しくて、大変に良かった……


蓮舫サンは政策も良かったし

演説会も熱気があった

政治家としても実に魅力的で

私はむしろ、応援したいんだがなぁ、と話すと

しばらく聞いていた同僚の1人が

二ヤリ、と笑うと

「うん、つまり

 小股の切れ上がった女性が好きなわけだ」と

勝手にまとめてきた


その「二ヤリ」があまりに「二ヤリ」だったので

セクハラじゃないのか、と言いかけて

素朴な疑問にぶち当たった

「小股の切れ上がった」という日本語は

この頃はあまり使われてはいないが

日本語としては、確かにある

だが

「小股」って、何だろうか


「股」なら、間違いなくセクハラなのだろうが

「小股」だから、股ではないだろう

脇の下が切れ上がっては腕が使いにくそうだ

指の股、という言葉はあるが

別に、指の間が切れ上がっても

単に指が長くなるだけだろう

では、「小股」とは……などと考えているうちに

昼休みが終わってしまった


だが、小股が何であれ

蓮舫サンの政策と演説は素晴らしかった

しばらく充電するかもしれない、とのことだが

充電が終わって、浮上するときに

どれだけ、パワーアップしているか

今から、楽しみになっている


 


2024年7月27日土曜日

パリオリンピック開会式・こういうのが見たかった

 私はスポーツには、あまり興味はない

オリンピックといわれても

正直、興味のないスポーツ中継が

テレビを占領するだけの話で

退屈なだけなのだが


開会式と、閉会式だけは、ちょっと楽しみだ

もともと、ダンスや絵が好きなので

国家が威信をかけたショー、となると

これは面白そう、とワクワクしてくる

その国のトップ演出家がプランを練り

その国の一番の「自慢」をふんだんに見せる、というのだから

たたでさえ楽しみなうえに

今回の開催都市は、パリだ

芸術の都、花の都が何を表現しようとしてくるのか

聖火台はどんなスタイルで、聖火はどうつけるのか

競技よりも、ずっと興味を持っていた


夜の1時からの放送は、さすがに見られないので

翌日、つまり、今日の昼からの再放送を

ゆっくりと見ることにした


いや、実に楽しかった

これほどの物を見せてくれるとは、想像もしなかった

さすが、としか言いようがない


今までの開会式では選手はスタジアム裏で待機

その間に、歌や踊りのパフォーマンスが繰り広げられるのだが

今回は、選手はセーヌ川を6キロの川下り

その先頭のギリシャ選手団が進んでいくにつれ

12の小さなショー、オリンピック委員会の言葉を借りれば「タブロー」が

行われていく


「スポーツマンシップ」のタブローでは

大道芸のような人が、大縄跳びや手具無しの新体操のような動き

これだけでもずっと見ていたいような

豪華なショーで、私はとても気に入ったのだが


圧巻は「liberte」自由、の章だった

マリー・アントワネットがフランス革命で捕えられ

処刑まで幽閉されていたコンシェルジュりの前を通ると

最初は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の一場面

それを、19世紀の画家、ドラクロワの描いた

「民衆を率いる自由の女神」を思わせる形にアレンジして見せる

そして、次は場面を切りかえ

コンシェルジュリの窓の奥にたたずむ

赤いドレスの女性が

切り落とされた自分の生首を抱えて

フランス革命当時の歌を一節歌うと

その続きを、メタルバンドがロックで演奏する

コンシェルジュリの中には、この女性が

窓ごとに1人ずつ立っており

曲が終わると、血しぶきを思わせる

赤いテープが大量に投げられ

赤い煙に覆われる









お見事、と思った

フランスの歴史は、確かにこうだと思ったからだ

「レ・ミゼラブル」はフランス革命の話ではなく

それから100年以上後の話で

「レ・ミゼラブル」で登場する革命は、歴史用語で言えば

「パリ・コミューン」

学生や若者を中心に起きた、世界初の共産主義革命だったが

たった一晩で、無残に失敗し

首謀者はもちろん、単なる参加者まで徹底的に弾圧され

同じフランス人に殺しつくされている

この、「皆殺し」は

ミュージカル「レ・ミゼラブル」の中でも

きちんと描かれている

それに、フランス革命の後に恐怖政治が続いたことも

かなり有名な話で

「ベルサイユのばら」で革命派のオスカルを描き

大ヒットを飛ばした宝塚でさえ

恐怖政治を率いた革命家

ロベスピエールの転落と

死刑執行までの物語を作り

上演しているほどだ

おそらく、恐怖政治まで含めて

フランス革命を全肯定する歴史家など

フランスの極右でも探さない限り

ちょっとお目にかかれないだろうと思う


自由を手に入れるには、命がけだった

それでも、世界に先駆けて、自由を求めた

世界に先駆けていたから、試行錯誤もあった

流さなくてもよい血まで、たくさん流した

それでも、自由を大切にしてきた

その、誇りのようなもの、犠牲に対する覚悟のようなもの

それを表すには、グロテスクなまでの血の表現は

どうしても、さけて通れなかったのだろう















それにしても、本当にマリー・アントワネットを収容した

コンシェルジュリ監獄が

今でもそのまま残っている、というのは

さすが、フランスの歴史と伝統の重み

純粋に、スゴイと思う


だが、つくづく

東京五輪で、こういうのが見たかった

独特な歴史と文化、旧文化と新文化の複雑なまじりあい

というなら

日本が一番ではないかと思う

それが、あの開会式を見たときには

本当に、恥ずかしかった

この国は、日本の文化はこんな程度だと

思っているのか、と思うと

なんとも、情けなくて

私のなけなしの愛国心が

みるみるうちに溶けて行った


最後に、ちょっとイヤミを言いたいのが

開会式の解説担当アナウンサーさん

もう少し勉強した方がいいと思う


というのも

ミュージカル・「レ・ミゼラブル」が写ったときに

話した解説が、全くのデタラメ

今はやりの言葉で言うと「嘘八百」だったからだ

「レ・ミゼラブル」の原作を読めとまでは言わないが

ミュージカルは、もう常識の範囲内だろう

舞台のDVD、CD、映画化もされ、ブルーレイまで出ている

お仕事のため

是非とも、一度見ておく方がいいと思う

特に、フランスの文化・歴史を題材にとる

オリンピックの開会式では

これに関連するショーが登場する可能性が高いことは

私にでも、予測できた

これを、ハッピーエンドの革命物語と紹介するとは

正直、上演権を持っている東宝から

怒鳴り込まれても、仕方がない立場だろうと思う


あと、コンシェルジュリ監獄が写ったときに

アナウンサーさんが一切解説が出来なかった

何の建物だか、わからなかったのも

かなり「残念」だった

ここは、日本のガイドブックにも載っている

かなり人気の高い観光名所だ

今回、選手のパレードがセーヌ川を船で下る、と聞けば

ノートㇽダム寺院と、コンシェルジュリ、パリ市警の脇を

通ることは、前からわかっているのだから

「地球の歩き方」でもパラパラと読んでおけば

良かったのに、と思う

この、「無解説」は、局としても

アナウンサー個人としても

赤っ恥の類のように思うのだ












2024年7月26日金曜日

銀座の隠れ家喫茶・ソフトクリームが絶品の店

 今日は金曜日なので

少しだけ、飲みに行く日だ

飲み、と言っても私はソバ―キュリアス

つまり、酒は飲めるけれど飲まない

酔う分の時間と予算は他のことに使う、という

ちょっとばかり気難しい?ライフスタイルなので

飲みに行くのは、たいていがコーヒーだ


今日は、出先から直帰になったので

帰り道のルートだった、銀座一丁目で途中下車にした

私に言わせれば

銀座は、このあたりが一番面白い

何と言っても、私の行きつけの喫茶コーナーが

すぐ近くにあるからだ


実は、隠れ家中の隠れ家なので

誰にも内緒にしておきたいのだが

ここだけの話

銀座一丁目の駅のすぐそばに

「ブールミッシュ」というケーキ屋がある

そこは、店の奥に

四席くらいの小さな喫茶コーナーがある

四席とはいえ、フランス風の猫足の

ちょっと気取ったテーブルと椅子のセット

席に座れば、ちゃんと氷水と、おしぼりも出てくる


ここでは、店舗で売っているケーキを注文して

その場で、コーヒーセットにしてもらって

食べて帰ることもできるが

それでは、あまり面白くない

それに、私はどちらかといえば

ケーキ類は買って帰って

家で、自分のティーセットを使って

ゆっくりと、好きな音楽をかけて

食べたいタイプだ

それに、コーヒー代も「銀座価格」で

なかなか、いいお値段だ

これなら、同じく銀座にあるコーヒー専門店

「澤井コーヒー」のテイクアウトコーヒーを買う方がいい

値段的にも半分以下のうえに

さすがは専門店のコーヒーで、実に美味だ


というわけで

私がブールミッシュでいつも頼むのは

ケーキではない

実は、ソフトクリームだ

ワッフルコーンで600円、

二年くらい前までは500円だったが

少しばかり値上がりしたようだ


ただ、これは実においしい

特に、バニラソフトは絶品だ

グランマルニエという、オレンジのリキュール入り

香りも高く、洋酒入りの分だけ、味わいも深い

さすがケーキ屋、と言いたくなるような

生クリームのようなまろやかさと豊かさがあるのに

口に入れると、すっと溶けて

しつこくならないのも、またいい


カップとコーンは選べるが

ここは、絶対にコーンを選ぶ方が良いだろう

このコーンが、また絶品だ

ソフトクリームのコーン、というよりは

甘さを極力控えて、その分だけ香ばしさを増した

薄焼きのワッフル、とでもいうべき印象だ

この店のコーンなら

雪印のスーパーカップのバニラを少し乗せただけでも

五・六個は、余裕で食べてしまえる、というより

むしろ、買って帰って家で食べたい、と思うくらいだ

……本当に、コーンだけでも売ってくれないかと

  いつも思っている

  買えませんか、と聞いてみようか、といつも迷うのだが

  値段表も出ていないものを

  買えるわけがないではないか、と

  自分で自分をなだめている

  声を大にして言いたいのだが

  これは、私が変人なわけでは、決してない

  そのくらい、このコーンが美味なのだ……


本来はバニラだけ

週末だけ、抹茶フレバーも出る

どちらも美味しい、となれば

選ぶものは一択、ミックスしかない













こんなにリーズナブルで

美味だというのに

私が通い詰めている間

一度も、満席だったことがない

銀座一丁目と言えば、確かに銀座の外れなので

そこまで来る人もいないのか

単に、知られていない、穴場なだけなのかはわからないが

全くもって、もったいない話である


今週も、美味しいものを楽しんで

一週間を〆られた

いろいろあったが、今週もいい一週間だった

……そう思わせるくらい、このソフトクリームは美味だ……

もしお読みの方

銀座に行かれる機会があれば

是非お試しあれ







2024年7月25日木曜日

対コロナ消毒薬を購入

 今日は、私の住んでいる関東地方は

比較的涼しかったので

……と言っても、36度が34度になったくらいの

  涼しさなのだが……

日が落ちてから、少し遠くまで買い出しに行った


買い物の内容は、対コロナグッズだ

 ①指先用・消毒用アルコール

   ……ちょうどなくなりかけていた

     念のために、3本ほど買い溜めしておく……


 ②液体せっけん・キレイキレイ

  ……プラスチック容器に四分の一くらいは

    まだ残ってはいるのだが

    使い切るのは、多分8月

    もっと暑く、というよりも、暑さのビークになっているのは

    間違いないと思われるので

    善は急げで、買いだめしておいた……


③冷感マスク

  ……普通のマスクはあまりにも蒸れる

    涼しくて、風通しの良いものが欲しくて

    品出しをしている店員さんに

    「冷感マスクありますか」と聞いたところ

    「えっ、霊感マスクですか?

     霊とかが見えるとか?」と聞き返された

    ウソのような本当の話である……


④飲むゼリー

  ……これは、以前コロナにかかった友人から

    教えてもらった情報だが

    元気な時は、つい、フルーツ入りだとか

    粒々なんとか、という

    おいしそうなゼリーを買ってしまいがちだが

    コロナになったときには

    粒々や、フルーツがのどに引っかかって

    完全にNGだそうである

    万一、コロナ用にと買い置きしているのが

    フルーツ味だったら

    朝食用にさっさと飲んで(?)しまって

    買うものは、何も入っていない

    単純な、プレーンがおすすめだそうだ


⑤のどヌールスプレー

  ……スプレータイプの、のど風邪の薬だが

    コロナの時にも、結構よくきくらしい

    治りはしないかもしれないが

    一吹きするだけで確実に

    のどの痛みが薄らいだ、と友人は言っていた

    なので

    これについては、医学的効用はよくわからない

    友人の思い込み、プラシーボ効果、ということもある

    とりあえず、私は買っておいたが

    お買いになる方は、どうぞ自己責任で……


結構な量の買い物で

格安ドラッグストアとはいえ

ひと財産、とんで行ってしまった


コロナは、いよいよ11波だそうだ

増加割合のグラフが、ほぼ垂直になっている

この頃のコロナは軽症化して、あまり死者は出ないそうだが

私は何を隠そう、ゼンソクの持病がある

つまり、俗にいう

「基礎疾患持ち」なのだ


しかも、一人暮らしだ

私がコロナにかかったら、看病してくれる人はいない


それどころか、私には愛猫がいる

猫には、一切の理屈が通用しない

私がコロナになろうと

毎朝五時には、朝ごはんはどうした、と

起こしに来るだろう

それだけではない

毎日ではないものの、時々、夜中に愛猫の目が覚めると

「遊ぼうよ」と起こしにくる

「寝てちゃつまんない」と、猫語で言っているのがわかるほどだ

「ネコが起きたら、一緒に起きて遊ぼう」

間違いなく、そう言っている

……それでいて、遊び疲れたら

  朝の七時くらいから熟睡し始めるのだが……


なので

私は、コロナがどんなに軽症になろうとも

マスクがどんなに暑苦しく

反マスク派には笑われようとも

絶対に、コロナになるわけにはいかない

愛猫の幸せを守るため、と思えば

火もまた涼し、猛暑もまた涼し、マスクもまた涼し、

の心意気で

この夏を健康に乗り切ろうと思っている