2024年9月30日月曜日

私から私へ・誕生日のイベントは5000円以内で温泉満喫

 今日は、職場の誕生日休暇をもらって

一日、お休みだ

なので、私の誕生日は、本当は昨日だったのだが

一日遅らせて、今日にすることにした


せっかくの誕生日

何かのイベントをしたい、と思った

何をすれば、一番楽しいだろうか

レストランに行くのも魅力的だ

年の数だけバラの花を買うのもゴージャスだ

デパートに出かけて

一番気に入ったセーターを買うのもいい

新しいウォーキングシューズも欲しい


だが、あれこれと考えた末に

徹底的に、リラックスできることにしようと思った

余計なイライラを全部振り捨てて

細かいことなど、どうでもいい、と

のんびりした気分になれて

健康にいいことはないだろうか


考えた末に、温泉が一番だと思いついた

広い露天風呂に、浮かぶくらいに

思いっきり体を伸ばして、つかりたい

誰にも気兼ねもせず、時計も外して

腹がすけば、食事にし

のどが渇けば、水を飲み

疲れたら、ごろりと横になって

読みかけの文庫本でも

うつらうつらしながら読む


予算の都合もある

この先、試験勉強にいくらかかるかわからない

その時になって、後悔しないように

予算は、5千円までだ


となると、温泉旅館は避けた方がいい

一泊してしまえば

どんなでも、一万円は超えるだろうし

足代もかからる

それに、旅館の食事は時間が決まっているので

そんなに好き放題、というわけにはいかない

特に、朝食は楽しみではあるのだが

朝、決まった時間に起きなくてはいけないのは

ちょっと、気にかかる


なので

今回は、思いっきりのワガママコース

日帰りの温泉施設に出かけることにした

私の住んでいる関東地方には

この種の施設が、かなりたくさんある

東京都内の天然温泉を探すだげでも

ざっと50件くらいはあるだろう


とはいえ、せっかくの誕生日イベントだ

銭湯スタイルや、スーパー銭湯スタイル

健康ランドは、ちょっと避けたい

バーデのような、水着エリアがあり

館内は素足で歩けるような

白木の二階建てで

大きめのレストランのあるところ

露天風呂は必須

そのほかにも、ジャグジーやサウナも欲しい


休憩所は、少し眠っても良いように

暗めの部屋があるところにしたい


と、いろいろ探し回った挙句

日帰り温泉の「庭の湯」に行ってきた

場所は豊島園の跡地

ハリーポッターの施設の、すぐ隣だ

新宿から大江戸線で、20分もかからないところにある

大規模天然温泉施設だ


入館料は、平日なりで割引があり

2700円だった

これで、丸一日遊べるのだから

リーズナブルな方だと思う


少し早めについたので

水着エリアでの、アクアビクスのレッスンも

受けることができた

これも、無料だ

水着エリアは、遊泳は禁止だが

プールのように歩くこともできるし

一人用のネックシャワーやら

フロートマッサージやら

ものすごい水圧で、凝っていた部分を

全部マッサージしてもらったようなものだ


その後、アロマサウナで少し汗を流してから

レストランに向かった

庭のみどりがよく見える

展望席に座って、優雅な昼食、のはずだったのだが

この「庭の湯」で唯一不満を言うとすれば

レストランだろう

正直、「何か労働争議でもやっているのか?」と

本気で思うようなレストランだった


異様なほど、「やる気」がないのだ

全員ではない

座席の案内をしてくれた店員さんは

とても感じがよく、笑顔がさわやかだった

だが

注文して出てきたカツ煮を見て

愕然とした

カツ煮といえば、カツを卵とじにする料理だが

この卵が、火がきちんと入っていないのだ

半熟、というのではない

卵の白身が、白くならずに

透明のままのところが残っている

黄身の部分も生だ

鉄の器に入り、鍋敷きの上にのせて

出てきていたので

恐る恐る、鉄の器にそっと触ってみたところ

冷めている

鍋敷きどころか、素手で触っても

なんともないくらいの温度だ

これは、間違いなく

レンジだか、オーブンだかで

温める時間を間違えたのだろう

そして

湯気一つ立てず、どう見ても生焼けのそれを

変だとも思わず、できました、と盆にのせ

運ぶ方も、妙だとも思わず、持ってきたのだろう


それに、もう一つ

運んできてくれるまでに、少し時間がかかったので

私の水のグラスはからになっていた

それでも、水のお代わりをくれなかった

なので、私から

水のお代わりをお願いします、といったところ

ほかの人に出す予定で持っていたらしい

水の入った新しいグラスを

無言のまま

ドン、と音を立てて私の机に置いて

そのまま、行ってしまった

前のグラスは、下げてくれなかった上に

しつこいようだが、繰り返すが

無言のまま、だ


いやはや、ここまでくると

世の中には、こういうこともあるのか

長生きはしてみるものだ、と

妙な感心をしてしまう

次は、もっと簡単な

冷奴と、チャーハンあたりを頼むことにしよう


とはいえ

温泉は、実によかった

少し、硫黄の匂いのする

透明ではあるが、茶褐色の

紅茶のような水質だ

筋肉痛にきく、とのことだが

私は、肩こりによくきいて

今は、自分に肩というものがあるのか、と

思うくらいに、首と肩が軽い

これは、オマケではあるが

肌もツルツルと、気持ちがよい


猫と私の夕食の時間には家に帰りつき

手製のローストビーフとサラダ

ブロッコリーとコーンのホットスムージーという

私好みのディナーで

誕生日を祝うこともできた


今年も、楽しく幕開けを迎えることができた

今年一年、毎日を大事に生きて

次の誕生日を迎えるときにも

楽しい一年だった、と言えるようにしたい






2024年9月29日日曜日

私から私へ・誕生日の贈り物

 本日、9月29日は、私の誕生日だ

どうやら、徳川慶喜と同じ日らしい

私の家は、徳川時代はかなり名のある

御直参の旗本だったそうで

菩提寺も、代々の将軍様と同じく

芝の増上寺だ

それだけに、子どものころから

「旗本のぶっちゃけトーク」のようなものを

ずっと聞かされ続けており

それによると、徳川の将軍様と認められるのは

14代の家茂様まで

15代の慶喜公は、将軍様どころか

「一橋の豚一」なのだそうだ

おかげで、学校できちんと

日本史を学ぶまで

本気で、徳川は14代で終わりだと信じていた


家庭の洗脳機能は、恐るべきものである


それはさておき

あまりありがたくない人と同じ日ではあるが


とにかく、めでたい

昨年も、インフルエンザもコロナも流行した

交通事故もあり、私の住んでいる関東では

地震が何度かあった

豪雨の時には、避難指定もうけた

愛猫は、窓のカギの開け方を覚えて

真夏の暑い時に、脱走したりもした


それでも

私も愛猫も、熱中症にもならず

交通事故も起こさず

学校の体育館に避難しなくとも

自宅で安全に過ごすことができ

息子夫婦も、孫も息災に生きている


なんとめでたい一年だったことだろう


仕事は、役職定年後も続けられ

額は減ったとはいえ、定収はあり

若い同僚と話す機会も増え

おすすめマンガまで、いろいろと教えてもらえた

……特に、今年の新人に教えてもらった

  「ヒストリエ」は実に面白い

  ネットカフェに通い詰めて

  もったいない、もったいないと思いながら

  どうしても、読む手が止まらずに

  既刊の全巻を一気読みしてしまった……


私の幸せは、私が決める

客観的には、誰も来ない誕生日は

寂しいものなのかもしれないが

私は、少なくとも

今は、ハイレベルで幸せだと思う


この幸せだった一年に感謝をささげ

来年こそは、ファイナンシャルプランナー1級に合格して

今年以上にレベルアップした幸せを

ゲットするぞ、と心に誓い

安く手に入れた、銀座の老舗コーヒー店の

ドリップコーヒーを淹れ

この日のために、デパートの北海道展で買い込んだ

六花亭のレーズンバターサンドをいただき

プレゼントを開けた


私から、私への、長寿の祝いだ

予算は5千円

毎月、千円ずつ貯金していた資金を原資に

選んだプレゼントは

ノンフライクッカーだ














これは、とても早く言うと

油を使わずに、揚げ物を作れる調理家電だ

下の小さな取っ手を引っ張ると

中に、かごが入っている

食材をかごにいれて

温度と時間をタイマーで設定すると

熱風がふきだして、表面がカリカリになる

まるで、油で揚げたようになるのだ


私は、揚げ物が大好きだ

ハンバーガー屋に行っても、ハンバーガーよりも

フライドポテトの方に、食欲がそそられる

コロッケ、とんかつ、春巻き、エビフライ、アジフライ

ハムカツ、ちくわの磯部上げ、揚げ出し豆腐、天ぷら

茄子の揚げびたし、かき揚げ、マイタケの天ぷら

それに、なんといってもドーナッツ

医師に、コレステロールと高脂血症を指摘されてから

全部、すっぱりとあきらめた

寿命か、とんかつかと言われて

とんかつを選べる人は、そう多くはあるまい

私も、その軟弱者の一人なのだが


この、ノンフライクッカーがあれば

あきらめていた全部を、もう一度好きに食べることができる

旧友に再会するような思い、とでもいおうか

特に、ちょうど今から

マイタケが美味になってくるころだ

今年は、マイタケの天ぷらを

好きなだけ食べられると思うと

あまりにも食いしん坊で恐縮なのだが

ずっと、ワクワクが止まらない


予算も、ちょうど5千円で足りた

ノンフライクッカーは、大きめのものだと

数万円くらいはするが

私は一人暮らしなので

私が食べる分だけ、フライができればいい

小さな、一人用ならば

5千円が相場のようだ


我ながら

新しいおもちゃをもらった子供の用で

少し気恥ずかしいのだが

明日から、あれこれと

テストを兼ねて、作ってみようと思っている

上手に作れるようになり

動画撮影の腕も上がったら

「ノンフライクッカーを使い倒す」という

動画シリーズを作って

ユーチューバーデビューでもしてみようか、などと

新しい夢も広がってくる


誕生日、万歳

「乾杯」という歌では、サビの部分で

「君に幸せあれ」とうたうが

今日、私の誕生日の祝いの席についているのは、私だけだ

なので、私が私を祝福する


新しい一年を迎える

私に幸せあれ!!


2024年9月28日土曜日

私の幸せは私が決める……当たり前の話だが

 明日は私の誕生日だ

何をしようか、いろいろ迷った結果

自分用にプレゼントを買い

日帰り温泉にでかけて

長寿を祝うことにした


という話を職場でしていたら

息子さんもお孫さんもおられるのに

遊びに行ったりしないんですか

せっかく休みがもらえるのに、と言われた

……私の職場は、妙にのんびりしたところがあり

  誕生日休暇というのをもらえる

  自分の誕生日に休みをもらっても良いし

  子供や孫の誕生日にもらってもよい

  土日と重なっているときは

  翌週の月曜日に振り替えもできる

  なので、かなりの割合で

  遠方に住んでいる子供の顔を

  見に行く人が多いのも事実ではあるのだが……


私は、特に考えなかった、と答えた

パソコンにスカイプを入れているので

話したいときにはいつでも、

無料の「テレビ電話」ができるようなものだから

特に、わざわざ出向いていこうという気にもならない

ファイナンシャルプランナー1級の試験にも

落ちてしまったことだし(まだ自己採点ではあるが)

来年の試験に向けて、リベンジ用の勉強にも忙しい

それに、わが愛猫を一人で放っておいて

息子のいる大阪まで旅行をする気にもなれない


なので、何の気なしに

ソロ活ですよ、一人暮らしなので、と答えたところ

思いもかけず

最大限に同情されてしまった


悪いことを聞いてしまって、ごめんなさいね、と

丁寧に謝られた挙句

お寂しいでしょうね

心細くありませんか

私にできることがあったら

なんでも、お声をかけてくださいね、と

実に、丁寧なごあいさつまで、いただいてしまった


こういうのを、若者言葉で

「胸がモニョモニョする」とか「モニョる」というらしい


このご婦人は、実に善意の方なのだ

私に対して、マウントを撮ろうという気など

さらさらない

まるで、一人暮らしで要介護のご老人に対するように

私を思いやってくれただけなのだ

悪意があるなら

皮肉の一つでも言い返してやったのだが

完全な善意に対しては、そうもいくまい

ただ、「そうじゃないんだけどな」

「わかってないな」と、ため息交じりに

言いたくなるような

妙な違和感と、疲れと、

言葉は通じているのに、意味の通じない

なんとも言えない、虚しさが

つのってくるのだ


だが

この善意が、全くもって、的外れなのだ


私は、息子とは血はつながっているものの

気も合わなければ、話も合わない

ついでに言えば、食べ物の好みも合わない

一緒にいたところで

何も話すことがなく

気まずい沈黙が漂っているだけだ

これなら、ツタヤでDVDでも借りてきて

大好きな、三谷幸喜の映画でも見ている方が

ずっと楽しいし、リフレッシュできる


温泉で、ゆっくりと体を伸ばし

ずっと前から読みたかった文庫本を1冊と

テキストだけをおともに

サウナだ、ウォータースライダーだ、ジャグジーだと

遊び倒した後で

温泉の庭をそぞろ歩き

レストランで、好物の十割そばを

天ざるでいただいたら

パーカウンターに行き

特性の、ノンアルコールカクテルも作ってもらおう

お土産は、そばかりんとうでどうだろうか、と

考えだけでも、脳内がアルファ派で

満たされるような思いがするのだが

どうやら、客観的にみると

敬老の日や、誕生日や、年末年始に

子どもが帰省しない、私の立場は

孤独で、みじめなもののようだ


実に、うっとおしい

「世間」と言っても、実態があるわけではない

伝統的に、そう思われてきた

現在も、そう思っている人が多い、という

単なる、多数派の意見に過ぎない

そして、多数派が必ずしも正しいわけではないのは

第二次世界大戦の

大政翼賛会を見れば、明らかだろう


集団で生活しているときには

波風を立てないために

集団の多数派の考え方に

「長いものには巻かれ」なくては

ならないこともあるのは、十分承知している


だが

集団生活を強制され

周りに合わせ、周りと同じでなくてはならなかった

小・中学校や、高校の時代は、もう終わったのだ

自分の頭で考え、自分の意志に従って

生きられる年齢

特に、役職定年になってからは

仕事の比重もどんどん少なくなり

その分だけ、自分の好きなように

生きることのできる、時間とエネルギーを

もらったようなものなのに

いまさら、「世間並みのこと」を追いかけて

疲労困憊するのは、まっぴらごめんなのだ


私が何をすれば、幸せになれるか

60年も生きてくれば

なんとか、わかってくる


私の幸せは、私が決める

世間の幸せと、私の幸せが同じではないからと言って

善意の圧力は、ご遠慮申し上げたい


この年になったら

自分が、機嫌よく過ごすため

幸せに生きていくために

すべての努力を注ぎ込みたいと思っている

それが、他人と同じだろうと、違っていようと

早い話が

「大きなお世話」なのだ


とりあえず、今日は一日

「私なりの幸せ」に過ごせた日だった

一日分の幸せに感謝しながら

猫と一緒に、眠るとしよう


では、おやすみなさい





2024年9月27日金曜日

だんだん面白くなってきた

 この頃、だんだん世の中が

面白くなってきた、という気がしている

星占いでは、今は「風の時代」という

大きな時代の転換点だというが

確かに、少し信じてしまいたくなるくらい

大きな地殻変動が起きている気がする


例えば

① 今日の自民党総裁選挙

  自民党内の大派閥からは徹底的に嫌われており

  「ありえないこと」と言われていた

  石破サンが勝ち抜き、次の総理になることが

  確実になった



② 「秋篠宮にDNA鑑定を求めます」という署名

  どんどん集まり

  私がこれを書いている現在では、8800件ほど

  期限は12月なので

  少なくとも、1万件は超えるだろう

  これは、おそらく、やらざるを得なくなるだろうが

  もし、DNA鑑定の結果

  血縁関係がなかったら、どうするのだろうか

  天皇の血縁でない宮家は、当然に廃宮だろうが

  それを知っていて、国民をだましていた人に対しても

  相当に厳しい処罰感情が吹き荒れそうだ


③ 兵庫県の斎藤知事

  辞職はせずに、制限時間の時間切れで

  知事の職を失い

  そのうえで、新しい知事候補として

  選挙に出るのだという

  これだけでも、恥知らずを通り越して

  人を二人、いじめ殺しておいて

  倫理観も何もあったもの手ではないと思うのだが

  来るたびに物をねだられた結果

  迷惑だから来ないでほしいと言った業者の人々

  車両侵入禁止の場所で車を止めたら

  キレた知事に怒鳴られた、県庁の人々

  ほかにもいろいろ

  ここまで県民に嫌われ

  さすがの維新も、推薦は出せないと言っている状況で

  さあ、何票取れるのか

  供託金没収になるか、ならないか

  興味しんしんで、見守らせてもらおうと思う


④ 統一教会への処遇はどうなるか

  立憲民主党の、新しい総裁となった野田サンは

  早速、石破サンに

  裏金と、統一教会をどうするのか

  論戦を挑む、と言っていたが

  これは、私も確かに気になっていた

  裏金議員は、もうお咎め無しで、

  これで終わらせてしまうのだろうか

  統一教会の解散命令も

  一時期、話題にのぼったものの

  結局、何もしないままで、うやむやにしてしまった

  自民党は、つい数日前も

  統一教会とのズブズブ写真と

  統一協表で、なんとか当選させてもらった議員の名前が

  新聞で公開されいたが

  この先、どうするつもりだろう

  党内で、特に国会議員の間で不人気な石破サンが

  これをやれば、必ず党内で

  足を引っ張られるだろうし

  やらなければ、やらないで

  今民からの期待や、人気を失うだろう

  早ければ今年中、と言われている選挙に

  どこまで影響してくるか

  これも、見ものだろう


➄ ニュースを見たときも、おや、と思ったのだが

  自民党の総裁に決まった後で

  石破サンが演説を終えた後

  壇上の自民党の政治家たちは

  義理かもしれないが、ちゃんと拍手はしていた

  だが、一人だけ、完全に無視、というか

  「こんな結果は気に入らない」という顔をしたまま

  拍手の一つもしなかった人がいた

  麻生太郎

  小学生ですか、と言いたくなるようなメンタリティーだ

  だが、この「小学生」が

  自民党内では、意外なほどに大きな力を持っている

  自民党内、どこまで荒れるか

  この「仁義なき戦い」も、なかなか面白そうだ











ここしばらく、新聞から目を離せない時期が

続いていきそうだ



2024年9月26日木曜日

9月29日は誕生日・何をしようか

 9月29日は、私の誕生日だ

父と一緒に暮らしていたときは

父が、私のためにケーキとプレゼントを

必ず用意してくれていたので

仕事から、大急ぎで帰ってきて

ゆっくりと、手製のディナーを食べて過ごしていた


だが、父を見送り

完全に一人暮らしになってからは

「自分で自分を祝う日」になっている


どうせなら、思いっきり

満足のいくことがしたい

いろいろあった、自分の一年を

「お疲れさまでした」とねぎらい

この先の一年間が、もっと幸せな年になりますように、と

自分を祝えるような

そして、何年か経った後でも

「自分の〇〇歳の誕生日は

 こんなことをした」と言えるような

思い出に残る日にしたい


そして、もう一つ重大なことは

あまり、予算をかけたくない


今年は、上野のレストランで食事をしてから

上野公園を少し散歩した後で

上野文化会館で、バレエの公演を見る予定だった

たまたま、私の一番好きな振付家

モーリス・ベジャールバレエ団が、来日していて

名作中の名作、と言われる

あの「ボレロ」を踊ってくれる


だが、このプランは中止することにした

理由は二点

ファイナンシャルプランナー1級の実技試験に

落ちてしまったこと(自己採点)

落ちてしまった、ということは

来年の2月に、もう一度、再チャレンジをすることになるわけだが

この受験料が、2万8千円する

今から、少しずつ貯金をしておかないと

受験料が払えない

なので

フレンチレストランのランチだの

バレエ公演だのと

言っている金銭的ゆとりがなくなったからだ


もう一つは、やはり、能登だ

地震で苦しんだ能登に、大雨の災害か重なった

集団避難の記事を読みながら

踊りを見たところで

それが、ベジャールの振り付けであっても

世界最高のダンサーの公演であっても

面白いわけがなかろう


とはいえ

やはり、誕生日だ

ゆっくり、ノンビリ、自分をいたわりたいことには

変わりはない


なので、あれこれ考えた末に

日帰り温泉に行くことにした

ありがたいことには、私の住んでいる関東圏には

日帰りできる温泉はたくさんある

むしろ、どれにしようか、迷ってしまうほどだ


できれば、少し華やかな方がいい

隣がすぐ、町になっているところよりも

こぎれいな庭があって

ぶらぶらと木立の中を歩けるような

のんきなところがいい


で、探してみたところ

二か所見つかった

どちらも、遊園地のそばにある温泉施設だ

どちらも、露天風呂とサウナ

レストランと簡単なバーも備えていて

お土産も充実している


一つは、旧豊島園の隣

今は、ハリー・ポッターのアトラクションの隣にある

日帰り温泉施設「庭の湯」

水着エリアがあり、エクササイズもできる

こちらの庭園は純和風

紅葉には少し早いが、ひなびた山奥の温泉のようで

なかなか、リラックスできそうだ











もう一つは、神奈川県

よみうりランドの隣にある

「花景の湯」

ここは、なんといっても露天風呂から見える景色が

実に素晴らしい

神奈川県らしく、遠くの山並みまでが

はるかかなたまで、一望できる

展望台のてっぺんで温泉につかっているようなものだ










しかも

このすぐ隣に、よみうりランドの作っている

花と緑のテーマパークのような公園がある

別料金ではあるのだが

カワウソなどの水槽まである、というので

水族館大好き人間の私にとっては

実に魅力的だ

それに、レストランはこちらの方が美味しそうだ

ミシュランで星をもらったレストランが「監修」に入っている


足代も、料金も、ほぼ同じだ

食事の価格を控えれば

まるいちにち遊んで、4000円もかからないだろう

誕生祝いのイベントとしては

なかなかリーズナブルだと思う


さて、どちらに行こうか

どららも魅力的なので、非常に迷うところだが

当日、朝、起きてみて

天気が晴れで、眺望が美しそうなら

「花景の湯」へ

薄曇りで、屋内で遊びたいなら

「庭の湯」に

行き当たりばったりで、決めようかと思っている




2024年9月25日水曜日

あきれた知事・兵庫県斎藤知事(Part2)

 多分

自民党総裁選の候補者の

顔と名前は知らない人でも

この知事の顔と名前を知らない大人は

今の日本では、ちょっとレアかもしれない


兵庫県の、斎藤元彦知事


今まで、いろいろな県や、中には都でも

ちょっと、困った知事はいた

だが、この人はタガが外れている

明かな悪事が多すぎて

もう、ブログでは書ききれないくらいになっているが


その中で、最大のものは

「公益通報保護法」によって

公益通報をした人は守らなくてはいけない

公益通報があった時は

決して探してはならない、と法律で決められている

にもかかわらず

警察でも捜索令状為しでやってはいけないような

人権侵害をしながら

強引に、通報者を探し

副知事や、県庁の自分の手下とグルになって

その人を徹底的にいたぶり

自殺に追い込んだ

つまり

法律違反の犯罪者である上に

人を一人、いじめ殺したこと


第二に、公金の違法支出の疑いがあること

野球のチームの優勝パレードに

クラウドファンドを考えたところまでは良いが

寄付が集まらなかったため

信用金庫に補助金という名目で

市の公金から多額の金を融資し

パレードへの寄付金として、キックパックさせたこと

これは、警察の入るべき案件だ

どう考えても、背任罪が成立するだろう

この件に関しても、自殺者が出ている

この知事がらみの死者は、はっきりしているだけでも

すでに2名だ


おねだりや、パワハラ

なくなった方への名誉棄損、侮辱行為は

この際、ちょっと脇に置いておく

刑法に違反し

明らかに手が後ろに回る、犯罪案件は

この二つだと思うからだ


議会では

事実を明らかにするための委員会

「百条委員会」が開かれた

知事はあれこれと言い逃れをしていたが

知事としての資質に欠けるのは明らかで

……私に言わせれば

  犯罪の嫌疑がある以上

  知事というよりも、一般市民としての資質に欠ける

  というべきだろうと思うのだが……

議会は全員一致で、知事に不信任案を提出した

つまり、議会から知事に

「あなたと一緒に県政はできません」という

三下り半を突き付けたわけだ


不信任案が成立したら

あとは、三下り半を突き付けられた知事が辞職するか

知事が、いや、自分は絶対に正しい、と思うなら

議会の方を解散させて

選挙で市民の意見を問うか

それか、何もせずにぐずぐずしていて

強引に退職させられるか

この三つしかない


たいていは、辞職する

それだけのことがあったから、不信任決議が

可決されているのだから

自分の非を認め、

謝罪しながら辞職するのがほとんどだ


それが

この、斎藤知事は

自分から声をかけて

あちこちのテレビ番組に出始めた

そこで、一貫して主張するのは

「自分は悪くない

 自殺した人が、悪い人だった」


それだけでも、開いた口がふさがらないのだが

その理由が

「自分の悪口を書いた人は

 クーデター、革命、という言葉を使っている

 危ない人だから

 こういう人を排除した、自分の判断は正しい」


これをそのまま放送したテレビ局もテレビ局だが

ここまでのウソを平気でつける

メンタリティーも、ちょっと普通ではなかろう

そもそも、そのクーデターだの

革命だのという言葉を使っていると

どうしてわかったのか


法律上許されていない、パソコンの強奪を行い

これまた、法律上許されていない

プライベートな文書をこじ開けて

読んで初めて見つけた言葉だろう


つまり

「危ない人」だと思ったから、調べたのではなく

法に反する手段で、相手の情報をあさっているうちに

たまたま見つけただけ、のはずだ

それを、強引に自分を正当化する理屈に持ってくるとは

いやはや、ここまでの人物も

ちょっと珍しいだろう


そのうえ

「クーデター」だの「革命」だのというのは

子どもでもわかる

完全に、もののたとえで

本気ではない


というのも

「クーデター」というのは

国家の指導者を、武力を用いて

非合法的に転覆させることをいう

日本史上では、2.26事件がこれにあたる


兵庫県が、日本国に対してクーデターを起こす?

ばかばかしい、の一言だ

独立運動でもするのか、と言いたくなる

そもそも、どんな武力を持っているというのだ

三島由紀夫のように

自衛隊にでも接触していたのなら、まだしも

濡れ衣を着せるにも、ほどがあるだろう


それに、「非合法」ですらない

不適格な知事をクビにするのは

参政権の一種

地方自治体の首長の任免権、として

憲法上も認められている

基本的人権の一つだ

地方自治法には、リコールの

手続きに関する規定まである

もし、これが「違法」な「クーデター」なら

かつて、名古屋市長をリコールしようとした

高須クリニック院長は

クーデター容疑で、刑務所にぶち込まなくてはならなくなる


なお

地方自治法と、首長(つまり、知事である)のリコールは

小学校6年生の社会科で習う範囲で

いわゆる、私立中学を受験する子供の

ほぼ全員が知っている

いい大人で、しかも政治家の斎藤知事が

これを知らないのなら

かなり恥ずかしい話になるだろう


斎藤知事は

それでもまだ、辞職はしていない

27日までには、考えを固めて、と言ってはいるが

何を、どう固めるのかは、まだ言う気はないらしい

ネット記事では、知事のやり直し選挙に出馬し

再選を狙っている、と書いているものもある


どんなあきれた言い訳をする気かは知らないが

ご遺族のこともある

二重、三重に人を傷つける言い訳は

避けてもらいたいものだと

こればかりは、切に願っている









2024年9月24日火曜日

簡単で美味・薬膳を取り入れたドリンク・「梅はちみつ」

この秋の私のお気に入りのテレビ番組に

NHK教育「趣味どきっ!」の

「体ととのう おうち薬膳」がある


もともと、自然派志向ではある

ハーブの香りを使った

アロマテラピーも大好きだ

猫がいるので、アロマキャンドルや

香り付きの室内スプレーは使えない

スパイスも、猫には厳しいので

スパイスカレーを作るときは、猫は

台所には立ち入り禁止にしているくらいだ


なので、猫のことを一切心配せずに

「自然の恵み」をいっぱいに受けられる

「薬膳」には、とても興味があった

だが、たいていの薬膳の材料は

朝鮮人参だの、クコの実だのと

漢方薬屋でしか、しかも、高い値段でしか

売っていないようなものばかりで

手が出せずにいた


それが、NHKの番組では

近くのコンビニや、スーパーですぐに手に入る素材で

しかも、簡単に作れるレシピを

紹介してくれている

さすが、国営放送だ

こういう番組は、どんどん放送してほしいものだ

昨年に放送されたものの再放送だそうだが

何も、新しければいいというものでもなかろう

良いものは、何年たってもよいし

役立つものは、何年たっても役に立つ

テキストも購入して

毎週月曜日の放送を楽しみに待っている


放送の中で、特に楽しいのは

本格的なレシピを二種類と、簡単なツボを紹介した後で

ほんの数分間

まるで、余った時間を消化ように紹介される

レシピとも言えないくらいの

お手軽レシピだ

簡単なおつまみや、ドリンクなどが多いのだが


「夏場の暑さで胃腸が弱った人向け」の

「胃腸をいたわるドリンク」が紹介されていた

あまりにも簡単だったうえに

材料は、全部、冷蔵庫の中にそろっていたので

少し涼しくなったこの機会に

ホットで作ってみることにした


その名も「梅はちみつドリンク」

材料は

 ① 梅干し1個

 ② 蜂蜜 大さじ半分

 ③ 水(私は熱湯にした)  230ml

          ……私のマグカップでは、四分の三くらいだ……


作り方は

 ① 梅干しから種を取り除き、簡単にほぐす

 ② 蜂蜜を混ぜる

 ③ 湯を注ぐ

 ④ 出来上がり


どんな味になるのだろう、と

恐る恐る飲んでみたところ

美味だ、しかも、びっくりするほどの美味だ


簡単にいうなら

昔、はやったキャンディーで

カンロの「小梅ちゃん」というのがあったのを

覚えておられるだろうか?

あれに、非常によく似ている

ただ、「小梅ちゃん」より

確実に美味だ

これは、私が漬物類が大好物で

特に、梅干しは減塩でもおいしく、すっぱすぎないものを

あれこれと試した挙句

ちょっと分不相応な値段の、それでも、飛び切り旨いものを

買っていることもあるとは思うが

それ以上に、蜂蜜の働きが大きいと思う

砂糖だと、純粋な甘みだけになってしまうところを

蜂蜜の、コクやクセが

かえって、味に深みや、奥行きを与えているように思う


これで、胃腸の働きを整えてくれるのなら

しばらくは、食後のコーヒーをやめて

「梅はちみつドリンク」にしてみようかと思っている

薬膳効果もある上に

蜂蜜の甘みのおかげで

デザートや甘いものがなくても

食事の締め、という感じになってくる

食後の満足度が、とても高い


簡単で、美味で、薬膳を取り入れ、体に良い

いいことづくめの「梅はちみつドリンク」

私のこの秋のイチオシだ

ぜひお試しあれ










2024年9月23日月曜日

「秋篠宮にDNA鑑定を」の署名がスタート!!

 この頃、女性天皇を認めるかどうか

自民党や、立件民主党の総裁選まで巻き込んで

まさに、国民的な大議論になっているが


そもそも、秋篠宮は

実際に、天皇家の血を引いているのか

もっと露骨に言えば

「秋篠宮は、上皇の本当の子供なのか」という

疑惑がささやかれていた


これは、決して怪しい陰謀論などではなく

出所がはっきりしている

「明治天皇の玄孫」として

ワイドショーなどによく出演している

竹田恒泰が、ネットで視聴者の質問に答える企画をしていたとき

「秋篠宮はなぜ上皇に似ていないのか」と

視聴者の質問に対して

「それは当たり前です」と前置きして

秋篠宮は、

美智子上皇后の妹さんと

 その夫の安西氏との間に

 お生まれになったお子様だからです」と答えた

……ちなもに、この部分は

  いわば心臓部なので

  私は手を入れず、原文のまま引き写した……


Xでは、何度も引用され

本当だろうか、本当かもしれない、と

半分、都市伝説のように

言われ続けていたのだが


それがとうとう、ネット署名が始まった

VOICEという署名サイとで、タイトルは少し長いが

皇位継承に関する全ての議論の前に、

 殿下が本当に上皇様の実子であるか否かを

 証明するための

 DNA鑑定がなされることを

 要望致します。

という署名だ


確かに、武田恒泰という人物も

本当に、信用できるのかどうか

皇族でも、親王でも無いにも関わらず

台湾あたりの、海外に行くと

「親王」と呼ばせている

少なくとも、「親王様歓迎」と書かれた

看板の前に立っている写真が公開されたりは、している


だが、正直

血がつながっていない、と言われると

なんとなく、納得したくなるのもの事実だ


誰の目にも明らかだとは思うが

秋篠宮は

兄の天皇陛下と、あまりにも似ていない

顔かたちだけではない

天皇陛下が「自分たちは皇族だから」

「誰にも何も言われなくても

 自分で自分の身を律しないと」と

厳しい自己抑制をしておられるのに対して

秋篠宮は

「自分たちは皇族だから」の次に来るのが

「平民よりも尊い身分だ」とでも言いたげな

傲慢さが、透けて見えている

この、性格、気質を通り越して

精神性というのか、人としての格、というのか

この違いがあまりにも大きくて

とても、同じ兄弟とは思えないのだ


もちろん、外見も

秋篠宮は、上皇よりも

上皇号の妹の夫、つまり、一滴も血のつながっていないはずの

安西家の人々に、とてもよく似ている

ネットで出回っている

安西家のご長男の写真は

秋篠宮の写真と間違うほどにそっくりだ

現在の安西氏の写真は、秋篠宮家長女に

瓜二つというほど、よく似ている


だが、私が一番、おかしいと思ったのは

上皇后が、秋篠宮を妊娠中、9か月という

産み月にとられた、この写真だ













おなかの大きさのことは、あえて言うまい

だが

私の会社の同僚が産休を取る前は

どうしても、前にかがむことができず

コピー機の用紙が切れたときには

同じ部署の人が、代わってあげていたものだった

……私の勤め先は

  こういうところがフレンドリーで、実にいい

  のんびりしているだけだろうと

  よその部署からは、からかわれることも多いが

  和気あいあいとしていて、働きやすいので

  その点は、実にありがたいと思っている……


もっと気になるのは、この靴のかかとだ

ハイヒールを通り越して

かなり細いかかとになっている

……どうやら、「ピンヒール」というらしい……

これには、どうも引っかかる

妊娠中の女性が、こんな靴を履くだろうか

私の同僚は

妊娠の初期から、転んだら大変だから、と

ローファーという、女子高校生の履くような

かかとのない、ベッタンコの靴を履いていた

急に身長が低くなったので

みんなして、どうしたのか、と聞いたところ

おなかの赤ちゃんのために

ハイヒールをやめた、と言っていた

その話が印象的で、ずっと頭に残っていた

そして、産休に入る前には

滑った利したら大変だと、雨の日には

特に慎重に、ワークマンで買ったという

職人さん用の、滑り止めのしっかりした

短い、ゴム長靴をはいていた

おなかが大きくなり、足元が見えないからと

いつも、かなり用心していたので

部署全体で、気を使ったものだった


それが

妊娠9か月、産み月の妊婦が

ピンヒールなど、履くだろうか

母親が、おしゃれのためなら

転ぼうと何をしようと

おなかの子など、どうでもよいと思うほど

見栄っ張りなのか


ピンヒールの靴では、安定感がない

万が一のことを考えて、やめなさいと

アドバイスをするのが、おつきの女官の役目だろう

役目を放り出して、全く知らん顔をするほど

女官が異様に怠慢だったのか


あるいは

おなかに赤ちゃんなど

最初から、いなかったのか


さあ、この三つのうちの

一体どれだというのだろうか











最後のトドメが、この写真だ

生後6か月、葉山の御用邸に

行くときの写真だそうだ

生後6か月といえば、かなり重い

私の孫は、10キロあった

米の大袋と同じくらいの重さだ

それにしては、かなり軽そうに見える

まあ、母親が怪力なのかもしれないが


だが、一番不思議なのは、この赤ちゃんだ

秋篠宮を抱いているのだそうだが

……大変申し訳ないのだが

  私には、この赤ちゃんが

  赤ちゃん人形にしか見えないのだ……


なので

何を隠そう、私も署名を済ませてきた

署名先のリンクは

次のとおり

青い文字の部分を押せば

どこからでも、つながるようになっている


【署名サイトVoice】

皇位継承に関する全ての議論の前に、

殿下が本当に上皇様の実子であるか否かを証

明するためのDNA鑑定が

なされることを要望致します。 - 

オンライン署名&クラウドファンディング 

| Voice -日本の署名活動を変えるサイト

私が署名した時で

約7000人ほどの署名が集まっていた


中には、秋篠宮だけを

差別するのか、と反対する人もいるようだが


私個人としては

秋篠宮だけに限らない

国費で1億近い額をもらい

会計監査も入らない

理由は、天皇家の血筋、というだけなのだから

歳費を受け取る皇族は

全員が平等に

DNA鑑定を受けるような

システムを作ればよいと思う


それに

天皇陛下は、DNA鑑定を済ませているらしい、という

うわさもある

それならいっそ、噂を本当に

皇族全員が、きっちりとDNA鑑定を受けてくれる方が

私個人としては、ずっとすっきりする


それに、秋篠宮自身としても

このようなことで、妙にゴタゴタいわれるよりは

パッと鑑定を受けて

サッと疑惑を解明すればよいではないか、と思う

……ただし、全く忖度のきかないように

  権威ある、海外の研究所などで

  判定してもらってほしい、とは思うが……

それをやらなければ

今後、ますますこの手の騒ぎは

大きくなる一方だろうと思う


それにしても

ここまで、お騒がせ皇族も珍しいと思う

長男の成績も、週刊誌に「前代未聞」と書かれたが

このご一家も

「前代未聞」の皇族になるかもしれない

2024年9月22日日曜日

 年金支給開始80歳案、絶対反対!!

やはり、言い出したかと思った


老齢年金の改悪案のうち

最悪のものが「支給年齢を遅くする」ことだ

これをやれば、間違いなく

日本経済がガタガタになるからだ


それでも、「自分は若者の見方だ」とでも

アピールしたかったのか

小泉新次郎クンが

支給開始を80歳にする、と

言い出し始めた


理由は、「人生100年時代だから」

「80歳まで、元気に働いている人がいるから」

その代表が、欽ちゃんなのだそうだが


噴飯物、とはこういうことを言うのだろう

言いたいことは、たくさんあるが

理由をざっとまとめると


① 日本の男性の平均寿命は81歳

  これは、文字どうりだ

  つまり

  日本の男性は、20代から年金分を

  差し引かれ続けて、なんと40年も

  取られるだけ取られて、もらえるのはたったの1年

  79歳までに死んでしまえば

  びた一文、かえって来ない


  これでは、取り立てられた分は

  絶対に元がとれない

  つまり、年金の「取られ損」「収め損」になるのは確実だ

  取り立てるだけ取り立てて

     たとえ生きていても

  その100分の1も還元しない

  死んでいれば、ゼロ

  たとえギャンブルでも、もう少し確率はいい

  確率だけの話をするなら

  年金資金など払わずに

  ラスベガスのカジノでルーレットにつぎ込む方が

  ずっと有利、ということになる

    

  これでは、年金資金ではなく

  名前を変えた税金だ


  少なくとも、支払い開始を80歳にするのなら

  年金に加入するかどうかを

  国民一人一人に選ばせる自由がなくてはおかしいと思う

  そして

  もし私が選べるなら

  私は全額、保険会社のやっている

  プライベートの年金保険に入金する

  支払い開始年齢は65歳にしてもらう

  80歳開始などという、割の悪い年金には

  絶対にはいらないだろう


  ちなみに、新次郎クンのお気に入りらしい

  「欽ちゃん」とずっとコンビを組んでいた

  「コント55号」のジロさんこと

  坂上二郎サンは60代で脳梗塞を起こし

  なくなったのは、76歳だった

  「欽ちゃん」だけは、シニアのかがみとほめたたえて

  「ジロさん」は年金のびた一文も払わずに

  完全無視

  そのうえ、もしご存命ならば

  老後破産にまで、追い込んだだろうと思われる、となれば

  コント55号を知っている世代の1人として

  どうにも、ひっかかる以上の思いがある


② 高齢者の約20パーセントと

  その子供世代、同じく約20パーセントが財政破綻を起こす


  20パーセントというのは

  80歳までに、認知症を発症する人の確率だ

  いくら体が丈夫でも

  認知症を発症しているシニアを

  わざわざ雇って、給料を払うような

  のんきな会社は、まずあるまい


  認知症を発症した高齢者には

  通常の生活費に加えて

  ケアの代金もかかる

  施設に入るなら、入居費用も、毎月の費用も掛かる

  現在は、施設の費用は、ほとんど自分の年金

  足りない分は貯金を崩す、という家計が多いが

  年金の給付がなければ

  完全に、自分の貯金を食いつぶしていかなくてはならない

  

  現在、政府は、老後に必要な額は3000万といつているが

  年金支給が遅くなる分、必要な貯金額は増える

  だいたい、5000万から6000万になるだろう

  これだけの貯金のできる人間が

  今の日本に、何人いるというのだ


  では、途中で貯金がなくなったらどうするか

  生活保護、という手もなくはない

  だが

  生活保護の申請があれば

  担当者は、まず子供の有無を調べてくる

  子供がいるとなれば、その子供が資産を持っていようと

  いなかろうと

  その子供たちの学資に追われていようと

  子供自身の奨学金を返している間であろうと

  子供が、自分の老後の資金を貯めている最中であろうと

  お構いなしに

  子供と同居して、金を払ってもらえ

  生活保護は認めない、と言ってくる


  こうなると、地獄なのは親自身よりも

  認知症の親を突然自宅に押し付けられた

  子供世代の方だろう


  施設に入れる費用がなければ、同居せざるを得ない

  認知症で、徘徊の症状の出ている高齢者なら

  家族は、ほとんど付きっ切りで見ていなくてはいけない

  もし、夫婦が共働きなら

  どちらかは、仕事を辞めざるを得ないだろう

  それでは、子どもの世代が老後の支度ができない


  つまり、上の代から下の代に

  貧困の連鎖がつながっていくのだ

  これを、「悪法」と言わずして何と言おう


③ 50代以上のほとんどが金を使わなくなり

  日本経済がさらに冷え込む


  現在の日本経済の問題点の一つに挙げられるのが

  高齢者が金を使わない、ということだ

  日本の個人消費のうち

  50パーセント以上が、65歳以上の高齢者の消費だ

  金融資産、つまり、貯金や株などの額も

  60歳代がピークで、一人当たり約1800万

  80歳代になっても、一人当たり約1500万を超えている

  ……ちなみに、これは総務省と内閣府が発表した

    統計資料を引用した

    初めて見たときは、私も目を疑ったが

    情報は間違いなく、確実だ……


これは、退職金も含めての額ではあるが

高齢者は、これをあまり使おうとしない

欲しいものがないわけでも

旅行に行きたくないわけでもない

単純に、これから介護に

いくらかかるかわからないので

怖くて使えないのだ


これが、50代の家族が

70代の親の面倒を見なくては

いけない可能性まで出てくるとなると


高齢者だけではない

中高年と言われる世代から

貯蓄に励まなくては、暮らしていけない


私は、個人的に一番気の毒なのは

現在、50代の世代ではないかと思っている

氷河期で、就職には苦労させられ

今までの世代なら、子どもの教育費と

家のローンさえ終われば

あとは、大きな支出はなかったのに

今、50代の世代以降の人々は

年金が80歳からになったばっかりに

自分たちの親のための貯金までしなくてはならなくなるのだから


それにしても

新次郎クンのお父さんは

「自民党をぶっ壊す」がキャッチフレーズで

実際は、日本の中流層をぶっ壊してくれたが

息子の新次郎クンは

「日本をぶっ壊す」つもりなのかと言いたくなる


できれば、どこかよそで

やってくれないものだろうか

例えば

M78星雲あたりで








  

  

2024年9月21日土曜日

石川県・豪雨災害

 今日は、のんびりと

渋谷の製菓学校の

カフェレッスンに行ってきた話を

書こうと思っていた

生徒さんたちの考案したケーキは

まさに最先端、初めて食べるもので

ケーキのデザインセンスも

実に、若々しく、輝かしいものだった


だが、

お祝い気分は、あっという間にすっ飛んだ


石川県の、豪雨災害だ

今までにない豪雨になるらしい、とは

確かに昨日から報道されてはいた

だが

それが、これほどまでものになるとは


子供たちの施設も、障碍者や、高齢者の施設も

仮設住宅まで、床上浸水している

土砂崩れで、使えなくなったトンネルもある

死者、行方不明者も出ている


なぜ、石川県ばかりこんな目にあうのか

自然災害とはいえ、あまりに理不尽だ


今は、祈るよりほか、何もできない

明日か、明後日になったら

復興の募金が始まるだろう

私は、体力もない上に、高齢の身だ

ボランティアに出かけても

間違いなく、足手まといにしかならない

だが、義援金くらいなら出せる

丁度、月末が私の誕生日で

一番好きな、モーリス・ベジャールバレエ団が来日している

演目は、「ボレロ」ということだったので

チケット代用に、貯金をしていた


人が苦しんでいるときに

しかも、それを十分によく知っていたら

たとえ、それがどんな名手のパフォーマンスであったとしても

踊りなどを見て、面白かろうはずがない


正月に、ガタガタになった輪島塗の工房が

やっと、復旧のめどが立った、と

聞いた矢先のことだった

もう、言葉もない

できることは、義援金くらいしかないのだから

チケットの分くらいは、送ろうと思っている


それにしても

つい数日前に書いた内容と

同じことを繰り返して、申し訳ないのだが


自分たちのPR用にと

税金から3000万以上かけて

インスタ用のプロを雇おうとしたり

食器代に同じく税金から

300万を使おうとしている秋篠宮家だが

こんなくだらない無駄遣いは

全部中止して、被災地支援に回すべきだろう

そもしも、国民がこんなに苦しんでいるときに

知らん顔で、自分たちだけ贅沢をしたがるような宮家は

本当に、日本に必要なのかどうか

少しばかり、疑問の残るところでもある


それに

岸田総理は、退陣が決まっているせいか

本当に、まじめに災害予防の仕事をしていたのか

どう考えても、避難指示が遅すぎたように思う

こうなってくると

たとえ政治家が、どんなにボンクラぞろいでも

自然災害の兆候が表れれば

すぐに、たとえ勇み足と言われても

きっちりと、被害を少しでも少なくするために

政治家の指示がなくても

きっちりと、自動的に、防災の仕事をする役所が

どうしても必要なのではないか、と思う

なんの役にもたたない、子ども家庭庁など、とっとと廃止して

防災庁を作った方が良いと思う


ともあれ

これ以上の雨が降らないように

これ以上、石川県が苦しむことのないように

心底、祈っている

下の写真は、床上浸水した輪島の仮設住宅

明日、義援金の受付場所のアドレスがわかったら

リンクも貼ろうと思っている








2024年9月20日金曜日

三連休の予定・思いっきり楽しい節約志向

 明日から、三連休だ

先週の三連休は

まだ、ファイナンシャルプランナーに落ちた

ショックが残っていて

心底楽しめる、という状態ではなかった

それに、何より暑かった

うっかり外に出たら、熱中症になりそうで

遊びに行く気もしなかったのだが


明日からの三連休は

少し暑さも和らいで

秋らしい気候になるのだそうだ

なので

試験前から、ずっとインドアだった分

少しばかり、羽を伸ばして遊ぼうか、と

思っている


だが

何といっても、冬にはファイナンシャルプランナーの

試験のリベンジがある

この受験料が高い

今までは2万5千円だったのが

ついに値上がりして

2万8千円になった

今から、貯金しなくては受験料が払えない


そこで、節約しながらも

思いっきり楽しめる、連休プランを作ることにした


まず、初日

渋谷のスイーツカフェに行く

すでに予約済みだ

これが、かなりリーズナブルで

ウェルカムドリンクに、キッシュロレーヌのような軽食

ケーキは三種類の中から好きなものが選べ

コーヒーか、紅茶もついてくる

このセットで、1500円だ

渋谷の通常の店なら、コーヒーとケーキだけでも

もう少し取られるところもあるだろう


これが、リーズナブルなのには理由がある

実は

成果専門学校のカフェイベントなのだ

つまり、軽食やスイーツを作るのは

調理学校の生徒さんだ

プロの腕と比べると、どうしても未熟なところは

あるのだろうが

正直に言って

私の舌では、あまり区別がつかない

いつも、おいしくいただいている


しかも、スタート時間が12時だ

昼食代わりにしても、ちょうどよいボリュームだ

このイベントは、毎月1回開かれていて

試験前以外は、よく食べに行く

帰り道は、渋谷の図書館によって

雑誌あたりをぱらぱらと読んで

「大人の渋谷」を楽しんで帰ってこようと思う


二日目は、あいにく天気は悪そうだが

スポーツの秋を満喫しようと思っている


私の近所には

市民用のスポーツセンターがあり

屋内の温水プールと、マシン完備のジムがある

両方使っても、800円だ


温水プールは、夏休み中は子供が多くて

気が休まらないところもあったが

さすがに、九月になると

プールの利用者は、フィットネス目的の

大人がほとんどだ

私はあまりスポーツが得意ではないので

「泳ぐ」というより、大人の水遊びのようなものだが

のんびりと、ぽちゃぽちゃ、遊びがてら

少しばかり、脂肪も燃焼させようかと企んでいる


もう一つありがたいのが

ずっと故障中だった、市民センターの浴室が

修理を終了し

使えるようになったことだ

プールの塩素の水につかった後は

違う階の大浴室に行って

温泉気分(湯は温泉ではない、ただの沸かし水だ、念のため)で

リラックスして

湯上りには、腰に手をあてて

牛乳を、瓶で一気飲み、などしてみようかと思っている


三日目は、両親の墓参りだ

墓は、比較的近いところにある

半日かけて、墓の掃除をし

花束などもささげて

近況報告をしたら

隣町の、好みの和菓子屋まで出かけて

おはぎでも買ってこようかと思っている

父の好みは、こしあん

母の好みは、きな粉

私の好みは、粒あんと

菓子屋の店先で、一種類ずつ買うのが楽しみだった


あまりにも、ありきたりの日々で

幸せだとも思わなかったが

今になって思うと

かけがえのないほど、幸せな日々だったな、と

しみじみ思い出されてくる


何十年か経ってから

今のことを、同じように

「幸せだとも思わなかった

 もっと感謝して、大事に過ごせばよかった」などと

言い出さないように

この三連休を

いとおしんで、大事に、大事に過ごそうと思っている







2024年9月19日木曜日

「SHOGUN 将軍」エミー賞総なめを、手放しで喜べない理由

エミー賞というのは
アメリカの、テレビ版のアカデミー賞だ
うれしいことに
今年のエミー賞は
作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、と
主だった賞を、全部とったのが
「SHOGUN 将軍」

名前からもわかる通り
日本の時代劇だ
とても簡単に言うと
関ヶ原の合戦の物語だ
これを、三浦按針
つまり、日本にやってきたイギリス人の航海士の
視線から描いた物語だ

主演男優は真田広之
プロデューサーも兼ねている
今までの外国でつくられた作品にあった
「妙な日本」をなくしたい
本当の日本文化を伝えたい
そのために、20年近く前からアメリカにわたり
ずっとアメリカに拠点を置いて活動していた
それが、大輪の花を咲かせた

配信は、残念ながら
DISNEY プラス が独占していて
HULU やアマゾンプライムでは見ることができない
だが
広告だけで見るだけでも
画面は圧倒的にきれいで
日本刀、鎧、着物、それに、茶室の内部にいたるまで
大変に資金をかけて
丁寧に、正確に作っているのがよくわかる

真田広之サン、おめでとう
日本文化を広めてくれて、ありがとう
と、言って終わりにしたいところだが

私は、これには手放しで
喜べない思いがしている

理由はいくつかあるが
まず第一に
露骨に言って
原作がつまらない
正直なところ、関ヶ原に至る物語など
大河ドラマで、見飽きるほど見ている

関ヶ原ものの最高傑作は
司馬遼太郎の「関ケ原」だろう
王道の、家康中心の物語で
これ以上のものは、今まで一度も出なかったし
今後も、ありえないだろうと思う

同じ関ヶ原を扱って
面白い、と思われるには
今までと全く違った切り口が必要で
実際に、近年にヒットした作品
例えば「真田丸」の切り口は
特に、秀吉が甥の秀次に
切腹を命じたとされている事件では
まったく新しい学説を採用
実に深い説得力があった

「SHOGUN 将軍」には
この鋭さが見られない
異文化に巻き込まれた、外国人の
ある種の、物珍しさがメインになっている
これでは
珍しがられる日本人の立場としては
「このあたり、もっと面白い話なんだけれどなぁ」と
なんともいえない、寂しさが残ってしまう

次に、「SHOGUN  将軍」と比べて
日本のふがいなさが目立つからだ

具体的には
日本の時代劇は、予算がかかりすぎるから
撮影されなくなった、と言われているが
実のところ、もう、時代劇を撮れる
スタッフが、どんどん減っている

例えば
時代物のかつらは、例えば同じ江戸時代でも
前期と後期で、髷が違う
女性の髪形は、独身、既婚者
それに、作品によっては、おいらん、芸者
全部、形が違う
この、かつらの作り分けのできる職人さんが
日本にはもう、ほとんどいないのだそうだ

着物もそうだ
衣装に必要な着物の布地を作る工場が
とうとう、廃業したと、風のうわさで聞いた

だが、「SHOGUN  将軍」が
これほどみごとな、美術や衣装をそろえているとなると
ひょっとしたら
腕自慢のスタッフは、とうに日本に見切りをつけて
アメリカにわたってしまったのではないか、と
何とも、無残な想像をしたくなる

役者も、時代劇のできない人が増えている
これは、真田広之も受賞スピーチで
非常に遠回しに指摘していたが
……時代劇を、現代的に作りすぎている、というあの箇所だ……

以前の大河ドラマでも、唖然としたことがある
徳川家康を主人公にしていたのだが
主人公の家康以下、家臣や奥方が
皆、部屋で棒立ちになったまま
ぺちゃくちゃと、しゃべっているのだ
……なぜ、座らない?
  痩せても枯れても、自分の主人だというのに
  その前で、正座と礼もせずに
  呆然と突っ立っているなど
  無礼うちにされても、文句は言えまい……

あとからわかった
座る所作、座りながら話す所作が、できなかったのだ
つまり
時代劇の基本すらできていない役者を使ったために
そういう演出にせざるを得なかったようだ
あのドラマは、俳優や脚本だけではなく
美術や小道具まで最悪に近く
途中で見るのをやめてしまった

この頃では
戦国・江戸の話では
配役に歌舞伎関連の人がいるかどうかを調べて
いないときは、最初から見るのをやめている
幻滅したくないのだ

時代劇が全盛期だったころは
セリフ回し以前の演技、所作には非常に厳しかった
そのころを知っているだけに
余計、寂しくなってしまうのだ

たとえば

有名な話だが
黒沢明監督の名作「七人の侍」を撮った時の話
のちに名優となる、仲代達也が、まだ若かったところ
ほんの数分、画面に映るくらいのチョイ役中のチョイ役で
出演することになった
ところが、まだ演技に入っていない
道を歩いているだけのシーンで
黒沢明に怒鳴られた、という
当時、仲代達也は、文学座という劇団に入っていたが
黒沢明は
仲代達也を叱るのに、仲代達也を超えて
「この頃は文学座は歩き方も教えないのか!!」と
大劇団、文学座を引き合いに出して
怒鳴ったそうである

なるほど、と思った
武士というのは、腰に刀を差している
刀というのは、鉄の塊だ
早い話が、重い
その重いものを持ち歩いているのだから
とてもではないが、スタスタなどと歩けない
腰は低く、一歩一歩が
町人よりも、重くなってくる
また、だからこそ
映画「七人の侍」では、刀を差さない主人公
「菊千代」の躍動感が生きてくる

私が子供のころまでは確かにあった
日本映画の伝統のようなものが
あっさりと消えて
今は、海の向こうのアメリカにしか
残っていないのか、と思うと
「SHOGUN  将軍」のエミー賞は
快挙には違いないが
なんだか、複雑で
手放しでは喜べないような気がするのだ

ちなみに、映画「七人の侍」は
白黒ではあるけれど
今、見てもとても面白い
かつ丼の上にステーキを山盛りにのせたような
見るだけでも体力の必要な作品ではあるが
まだ見ていない、という方がおられたら
ぜひ、一見をおススメしたい
ツタヤに行けば、すぐに借りられると思う













2024年9月18日水曜日

動けば動くほど嫌われる・秋篠宮家

 秋篠宮家のスキャンダルは

長女の結婚を機に、ふたがはじけ飛んだように

かくしていたものが、どんどん出始めて

それにつれて、国民世論がどんどん厳しくなっていった


なので、手を打つことにしたらしい

宮内庁のインスタに

秋篠宮家をのせることに

したのか、強制的にさせたのか

そのための、専属のカメラマンなどを

新しく雇うことになり

その費用が、3200万だという


さらに、秋篠宮家の予算が発表になった

今度は、食器代として

300万が新たに計上されている


当然ながら

あっさりと、大炎上した

ちょっと考えてみればわかるだろう

まず、インスタの件だが

そもそも、宮内庁には広報担当官が

すでに10人もいる

その10人に、仕事をしてもらえばいいではないか

新しく、秋篠宮家専属を雇う必要など、ないだろう


さらに、予算の3200万は、税金だ

私の払った税金で、秋篠宮家個人のPRなどは

絶対にしてほしくない、と思う国民は

決して少なくないだろう

むしろ、どうして誰も予想せず

秋篠宮家に忠告もしなかったのか

私個人としては、そちらの方が不思議だ


私の個人的意見を言うならば

3200万も税金に余裕があるなら

能登の被災者の復興支援に使ってほしい

あるいは

全国の、貧困家庭を対象とした子供食堂に

均一に補助金として渡してほしい

給食が食べられない、長い夏休みの間でも

この資金があれば

子供たちに、毎日、冷奴を

週に一度くらいなら、スイカも

食べてもらうことができただろう


それに、3200万という額も

あまりに高額なのではないかと思う

インスタだの、ブログだのは

無料でも発信できることろが魅力

また

作りこみすぎない、素顔の生活が

見えるところが、面白いのに

プロが入ってしまっては、興ざめだ


しかも、この会社は電通だというウワサだ

電通、といえば

今までさんざんやってきたのは「中抜き」だ

これも、一体いくら中抜きされているやら

おまけに、

中抜きと、キックバックはペアのようなもので

今回も、どこかにキックバックされて

裏金を作っている可能性はある

なので

そんなワルイコトはしていませんよ、と

示すためにも

秋篠宮家に会計監査を入れた方が

いいのではないかと思っているのだが

いかがだろうか


食器に関しては、何をかいわんや、である

今まで使っていた食器が

一度に全部割れたわけでもあるまいし

そもそも、今までの食器だって

庶民が使うような、「お値段以上」の店のものではあるまい

かなりの高級品を使っていたのだろうから

この先も大事に使い続けていけばよいではないか


もし、どうしても気に入らない、というのなら

1憶5千万も貰っている

自分たち一家の費用から払えばよいのではないか

なにも、税金を使って予算をくんで

秋篠宮家とは比べ物にならないほど

ささやかな暮らしをしている国民に

買ってもらおうなどと

卑しいことを考えないで欲しいものだ


さらに

今朝、産経新聞が

秋篠宮家擁護の社説をのせた

それもまた、きれいに炎上した


ざっと内容をまとめておくと

秋篠宮家に対する批判を

事実無根のバッシング、と決めつけ

不敬で非礼な人間がいるのは残念だ、と嘆き

内閣や宮内庁は対策を強化しろ、と提言している


あきれて、開いた口がふさがらない

新聞社が、政府に「言論統制をしろ」とけしかけている

思わず、産経新聞は「表現の自由」という言葉を

知らないのだろうかと思った


それに、「不敬」という言葉の使い方も

どうしても引っかかる

皇室は、昭和天皇が「人間宣言」をしている

つまり、神の子孫などではなく

その辺の人間と全く同じ存在だと

天皇自らが、宣言したわけだ

歴史の教科書には、はっきりと

「大和の豪族」と書かれている

憲法上の位置づけは「国民の象徴」だ


それなら

悪いことをすれば、悪い

ずるいことをすれば、ずるい

そう、はっきりと言うことは

何ら問題はないと思う


それに、「不敬」を言うなら

皇室の名を使って、自分のフトコロにカネを集めようとする

「皇室利用」の方が、不敬だろうと思う

私が特に気になるのは

秋篠宮の妻の弟と、長女の夫だ

長女の夫の方は、はっきりと

皇室とのパイプを使って、顧客を集めるのが

一番期待されている仕事、と報道されている

むしろ、この方が皇室への「不敬」のように

思うのだが、どうだろうか


さらに

秋篠宮家への批判は、事実無根ではない

いまだに改修工事の終わらない

総額では、すでに60憶を超えたらしい

秋篠宮の「赤坂ベルサイユ」

……しかも、住んでいるのはたったの三人だけだ……


事務棟にするといって改修工事をした

旧秋篠宮邸

10億かけて改修したら、次女が占拠し続けている

……しかも、占拠を始めてから

  この次女は、一度も「皇室を出たい」と言わなくなった

  10億の豪邸は、よほど居心地が良いと見える……


長男は盗作した作文で賞をとり

それを口実に、皇室特権を使って

筑付に入学

盗作の指摘があっても

詫びもせず、賞を返そうともせず

なんの責任も取らなかった


まだまだあるが、少なくともこの三点は

間違いない、事実だとおもう

これを、事実無根のでっち上げのように言うのは

まるで、どこかの知事が

内部告発文書に、理不尽な怒りをぶつけて

嘘八百呼ばわりしたのと

似ているような気がする


秋篠宮家は、もう、何をやろうとも

動けば動くほど嫌われる、と思う

その理由は、完全に

身から出た錆、だろうと思うのだが

国民からの支持を得たいと思うなら

まず、無用な工事と

職員へのパワハラを一切やめて

会計監査をいれ、DNA鑑定を行い

天皇ご一家をお手本に

「控えめで、謙虚な暮らし」に

切り替えるしかないと思うのだが、いかがだろうか


ちなみに、下の写真の数字は

各人が1年に受け取る歳費の額だ

正直、これだけもらっていて

なぜ、もっともっとと、欲の皮を突っ張るような

真似をするのだろうと

これも、嫌みでもなんでもなく

本当に、不思議なご一家だと思う